JPS6023020A - 合成樹脂加工機の、合成樹脂残さいの付着する部分を掃除するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、合成樹脂加工機の、合成樹脂洩さいの付着す
る部分を掃除するための装置であって、該部分を受容す
る気密に閉鎖可能な容器より成っていて、該容器が加熱
装置を備えており、該加熱装置が、流動性の熱伝達媒体
を、掃除しようとする前記部分に付着した合成樹脂の溶
融温度を越える温度に加熱する形式のものに関する。

このような形式の装置は、ドイツ連邦共和国特許出願公
開第３１４６４７８号明細書により公知である。この公
知の装置においては容器は林状に形成されていて気密に
閉鎖可能な蓋を備えている。掃除しようとする部分はま
ずケージ内に挿入され、次いで容器内に入れられる。し
かしながらこのような形式のものでは、掃除しようとす
る部分の形状及び容積に応じて流動性の熱伝達媒体を容
器内に補充するか、又は場合によっては余剰の熱伝達媒
体を吸い上げる必要があり、これが欠点になっている。

さらに、公知の装置は、例えば押し出しスクリューなど
の特にかさ高の部分を掃除するには適していない。それ
というのはこのような場合、装置を相応に深く構成する
必要があり、上方から装入を行なうのが困難であって、
充てんしようとする量が多量であるために熱伝達媒体に
非常に大きい加熱効率及び長い冷却時間を必要とするか
らである。

本発明の課題は、合成樹脂の付着したかさ高の金属部分
をも楽に迅速にかつ経済的に掃除することができるよう
な、始めに述べた形式の装置を提供することである。

この課題を解決した本発明は、容器が水平な回転軸を中
心にして、横になっている装入位置と縦になっている作
業位置との間で傾倒可能であって、装入位置で前記容器
の下方に熱伝達媒体のためのタンクが配置されており、
前記容器が作業位置に傾倒させられた時に熱伝達媒体が
容器内に流入し、該容器が装入位置に傾倒させられた時
に熱伝達媒体が前記タンクに戻し案内されるように、前
記タンクが前記容器に接続されている。

このように構成、したことによって、容器の形状及び容
積を、掃除しようとする最も大きい部分の形状及び容積
に適応させることができ、掃除しようとする部分の挿入
及び引き抜き作業が楽にできるような状態に容器を保つ
ことができ、タンクに、常に再利用される熱伝達媒体の
所定の最大量を満たすことができる。この熱伝達媒体は
作業位置で容器に自動的に流入し、掃除過程後に容器が
装入位置に戻し旋回させられた時に再びタンクに流入す
るようになっている。

本発明の有利な１実施態様によれば、タンクと容器との
接続部が、容器内の熱伝達媒体の最大量てん位置の上方
に位置している。このように構成したことによって、作
業位置で容器内の熱伝達媒体のレベルの上方に充てん状
態に応じて種々異なる圧力下にある空気クッションが形
成されるのは避けられる。またこれと同時にりンクを容
器への接続部に対して次のように配置することによって
、つまり、タンクと容器との接続部が作業位置でタンク
の最深部範囲に位置するように配置することによって、
及び前記接続部が十分な横断面を有していることによっ
て、流入して来る熱伝達媒体によって容器から押しやら
れた空気がタンクに移行するようになっている。

有利には、容器とタンクとの間にフィルタが配置されて
おり、合成樹脂洩さいが熱伝達媒体よりも比重が軽量で
ある限りは、剥離され集められた合成樹脂洩さいが前記
フィルタに集められるか、又はタンクに戻し案内される
際に前記熱伝達媒体によって連行される。

掃除しようとする部分の容積とは無関係に、充てん状態
を常に一定に保つために、有利には、容器内の、熱伝達
媒体の最大光てん位置の高さにオーバーフローが配置さ
れている。

該オーバーフローが、前記容器を、この容器の装入位置
でこの容器の上方に位置しかつこの容器の軸線を通る鉛
直平面とほぼ同一平面に軸線の配置されたオーバーフロ
ー管に有利な形式で接続するようになっているので、こ
のオーバーフロー管は、前記容器がその装入位置にもた
らされた時に常に完全に排出されるようになっている。

本発明による掃除原理の利点は、合成樹脂が分解されな
いので毒性ガス又はその他の、環境を汚染するガスが発
生せず、装置を不動に配置する必要がなくまた装置を相
応の排出装置に接続する必要もないという点にある。し
かしながら、掃除しようとする生成物と共に、ぶつの場
合熱伝達媒体の６５０℃を越えない温度で分解される材
料が容器内に達する場合を考慮して、本発明の実施態様
によれば、容器の最大光てん位置の上方に、この容器を
活性炭フィルタを介して雰囲気に接続する管スリーブが
分岐している。

また、容器の最大光てん位置の上方に、超過圧防止装置
と、保護ガス取入口に接続するための別の管スリーブと
が設けられている。

周期時間を始線するために、容器は有利には冷却装置６
備えている。

本発明による装置の最も有利な使用領域は押し出しスク
リューの掃除である。容器が管状に構成されていて、掃
除しようとする部分を端面側から装入できるようになっ
ていれば、押し出しスクリューの掃除は特に楽に迅速に
かつエネルギを節約して行なうことができる。

次に図面に示した実施例について本発明の構成を具体的
に説明する。

第１図で装入位置が示されている本発明による装置は管
状の容器１を有している。この容器１は、その右側の端
面側で気密に閉鎖するフラップ２を備えていてこの容器
１内にはケージ３が配置されている。このケージ３内に
は、付着した合成樹脂洩さいを掃除しようとするための
部分として例えば押し出しスクリューのスクリュー４が
入れられている。

有利にはステンレス鋼より成る、容器１のジャケットは
加熱器５によって取り囲まれている。この容器内には冷
却器６が設けられていて、この冷却器６の冷却水取入ロ
アと冷却水排出口８は外部に導かれている。

容器１は耐熱性の材料９内に埋め込まれていて、この材
料９は、溝鋼板ケーシング１０内に取りつけられた装置
の残りの部分をも取り囲んでいる。

フィルタ１２を有する管スリーブ１１を介して、容器１
はタンク１３に接続されており、このタンク１３は図示
の装入位置では温度の十分に安定した熱伝達媒体を有し
ている。この熱伝達媒体は充てんスリーブ１４を介して
充てんされるようになっていて、排出スリーブ１５を介
して排出されるようになっている。しかしながらこの排
出作業は一般的には必要ではない。それというのは、掃
除は化学的な方法ではなく物理的な方法で行なわれるか
らである。すなわち、前記部分に付着した合成樹脂は溶
融されて、次いで個有の重量に基づいて、作業位置に存
在する容器１内で堆積されるか、又は底部に沈殿する。

熱伝達媒体は、スクリュー４を掃除するのに必要な、容
器１の容積に相当する量だけタンク１３に充てんされる
。

この装置は、第２図及び第６図に述べられている形式で
第１図の平面に対して直角な軸線を中心にして、図示の
装入位置から定置の作業位置へ旋回させられる。タンク
１３から容器内に流入する熱伝達媒体の最大光てん高さ
がオーバーフロー１６によって規定される。このオーバ
ーフロー１６は、装入位置で完全に排出させるために、
水平位置に対してやや傾斜して延びる管状のオーバーフ
ロー管１７内に開口し、及び超過圧防止装置としての破
裂円板１９によって閉じられた安全装置として作用する
管１８内に開口している。別の管スリーブ２０を介して
一方では保護ガス取入口２１に接続され、他方では自由
雰囲気に開］コする活性炭フィルタ２２に接続された接
続部が形成されている。

第２図、第６図には、第１図による装置の側面図及び正
面図が示されている。この装置はそのほぼ重心点に固定
された回転軸２３．２４（第６図参照）を介して台車２
５に懸架されている。この台車２５は回転軸２３．２４
のための軸受２６，２７を有している。旋回駆動装置と
しては、伝動装置２９を介して回転軸２３に接続された
モータ２８が用いられている。台車２５はさらに配電盤
格納箱３ｏと保護ガスフランジ３１とを有している。冷
却水接続部及び保護ガス接続部への管継手並びに、電気
式加熱器、モータ２８及び例えば温度センサ、終端スイ
ッチ等の補助装置への接続ケーブルは図示されていない
。本装置の作業位置は第２図で１点鎖線で示されている
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による装置の主な部分の縦断面図、第２
図は第１図による装置を台車に取りつけた状態を示した
側面図、第６図は第２図の正面図である。 １・・・容器、２・・・フラップ、３・・・ケージ、４
・・スクリュー、５・・・加熱器、６・・・冷却器、７
・・・冷却水取入（」、８・・冷却水排出口、９・・・
材料、１０・・・溝鋼板ケーシング、１１・・・管スＩ
Ｊ−）、１２・・・フィルタ、１３・・タンク、１４・
・充てんスリーブ、１５・・・排出スリーブ、１６　・
オーバーフロー、１７・・・オーバーフロー管、１８・
・・管、１９・・破裂円板、２０・・管スリーブ、２１
・・保護がス取入１１．２２・活性炭フィルタ、２３゜
２４・・・回転軸、２５・・・台車、２６．２７・・・
軸受、２８・・・モータ、２９・・・伝動装置、３０・
・・配電盤格納箱、３１・・・保護がスフランジー１（ ２２２１ ＦＩＯ，３ 手続補正帯（方式） １、事件の表示　昭オｌｌｌ５９年特許願第４９４２８
号２、発明の名称 合成樹脂加工機の、合成樹脂洩さいの付着する部分を掃
除するだめの装置 ３、補正をする者 ４、代理人 ６・補正の対象

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　合成樹脂加工機の、合成樹脂洩さいの付着する部
   分を掃除するための装置であって、該部分を受容する気
   密に閉鎖可能な容器より成っていて、該容器が加熱装置
   を備えており、該加熱装置が、流動性の熱伝達媒体を、
   掃除しようとする前記部分に付着した合成樹脂の溶融温
   度を越える温度に加熱する形式のものにおいて、前記容
   器（１）が、水平な回転軸（２３，２４）を中心にして
   、横になっている装入位置と縦になっている作業位置と
   の間で傾倒可能であって、装入位置で前記容器（１）の
   下方に熱伝達媒体のだめのタンク（１３）が配置されて
   おり、前記容器（１）が作業位置に傾倒させられた時に
   熱伝達媒体が容器（１）内に流入し、該容器（１）が装
   入位置に傾倒させられた時に熱伝達媒体が前記タンク（
   １３）に戻し案内されるように、前記タンク（１３）が
   前記容器（１）に接続されていることを特徴とする、合
   成樹脂加工機の、合成樹脂洩さいの付着する部分を掃除
   するための装置。 ２、前記タンク（１３）と前記容器（１）との接続部が
   、容器（１）内の熱伝達媒体の最大光てん位置の上方に
   位置する、特許請求の範囲第１項記載の装置。 ６、　前記容器（１）とタンク（１３）との間の接続部
   内にフィルタ（１２）が配置されている、特許請求の範
   囲第２項記載の装置。 ４、前記容器（１）内の、熱伝達媒体の最大光てん位置
   の高さにオーバーフロー（１６）が配置されている、特
   許請求の範囲第１項〜第６項のいずれか１項記載の装置
   。 ５、前記オーバーフロー（１６）が、前記容器（１）を
   、この容器（１）の装入位置でこの容器（１）の上方に
   位置しかっこの容器（１）の軸線を通る鉛直平面とほぼ
   同一平面上に軸線の配置されたオーバーフロー管（１７
   ）に接続している、特許請求の範囲第４項記載の装置。 ６、前記容器（１）の最大量てん位置の上方に、この容
   器（１）を活性炭フィルタ（２２）を介して雰囲気に接
   続する管スリーブ（２０）が分岐している、特許請求の
   範囲第１項〜第５項のいずれか１項記載の装置。 Ｚ　前記容器（１）が、その最大量てん位置の上方で超
   過圧防止装置（１９）及び保護ガス取入Ｄ　（２１’）
   に接続されている、特許請求の範囲第１項〜第６項のい
   ずれか１項記載の装置。 ８　前記容器（１）が冷却装置（６，７，８）を備えて
   いる、特許請求の範囲第１項〜第７項のいずれか１項記
   載の装置。 ９　前記容器（１）が管状に構成されていて、掃除しよ
   うとする部分を端面側から装入できるようになっている
   、特許請求の範囲第１項〜第８項のいずれか１項記載の
   装置。