JPS602297Y2 - 器筐内格納型便器における洗浄水流出安全装置 - Google Patents
器筐内格納型便器における洗浄水流出安全装置Info
- Publication number
- JPS602297Y2 JPS602297Y2 JP13043879U JP13043879U JPS602297Y2 JP S602297 Y2 JPS602297 Y2 JP S602297Y2 JP 13043879 U JP13043879 U JP 13043879U JP 13043879 U JP13043879 U JP 13043879U JP S602297 Y2 JPS602297 Y2 JP S602297Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- cleaning nozzle
- toilet
- cleaning
- safety device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は器筐内格納型便器における洗浄水流出安全装置に
関し、更に詳しくは外型を洗面化粧台等の所定の機能を
有する所定形状となした器筐内の格納部に、便器を引出
し使用、押込み格納可能に設け、該便器を格納完了状態
下においてのみ格納部内所定位置に設けた洗浄ノズルか
らの洗浄水流出によって洗浄し得るようになした装置に
おいて、便器の未格納状態Ｆにおける洗浄水の流出を完
全に防止し得るように構成したものである。
関し、更に詳しくは外型を洗面化粧台等の所定の機能を
有する所定形状となした器筐内の格納部に、便器を引出
し使用、押込み格納可能に設け、該便器を格納完了状態
下においてのみ格納部内所定位置に設けた洗浄ノズルか
らの洗浄水流出によって洗浄し得るようになした装置に
おいて、便器の未格納状態Ｆにおける洗浄水の流出を完
全に防止し得るように構成したものである。
此種器筐内格納型便器における便器洗浄構造は、器筐内
適所に設けた洗浄水タンクと格納部に設けた洗浄ノズル
を連結する洗浄パイプに設けたバルブを操作して便器洗
浄を行うように構成され、用便使用後の便器を格納部分
に押込み格納し、格納完了を確認してからバルブを操作
して便器洗浄を行うものであるが、便器を引出して用便
使用時に取扱いミスでバルブを操作すれば洗浄水が器筐
外へ噴出して用便者にかかる危険が残されていた。
適所に設けた洗浄水タンクと格納部に設けた洗浄ノズル
を連結する洗浄パイプに設けたバルブを操作して便器洗
浄を行うように構成され、用便使用後の便器を格納部分
に押込み格納し、格納完了を確認してからバルブを操作
して便器洗浄を行うものであるが、便器を引出して用便
使用時に取扱いミスでバルブを操作すれば洗浄水が器筐
外へ噴出して用便者にかかる危険が残されていた。
本案は上記のような欠点を一掃すべく考案したもので、
その要旨とするところは複雑な構成を用いることなく洗
浄ノズルに安全機構を付設するだけで所期の目的を達威
し得るようになした点にある。
その要旨とするところは複雑な構成を用いることなく洗
浄ノズルに安全機構を付設するだけで所期の目的を達威
し得るようになした点にある。
以下添附図面にて本案を詳説すれば、器筐Ａ内の格納部
１の隔壁２に、上段されるタンク（図示せず）に連通連
結された洗浄パイプ３を管口４を格納部１に臨ませて配
管設置し、該パイプ３の管口４に洗浄ノズル５を一定距
離出没可能に嵌合するとともに該パイプ３内に洗浄ノズ
ル５方向への水流を断続可能にする弁体６を設けて構成
される。
１の隔壁２に、上段されるタンク（図示せず）に連通連
結された洗浄パイプ３を管口４を格納部１に臨ませて配
管設置し、該パイプ３の管口４に洗浄ノズル５を一定距
離出没可能に嵌合するとともに該パイプ３内に洗浄ノズ
ル５方向への水流を断続可能にする弁体６を設けて構成
される。
即ち図面に示すように先端に吐水ロアを形威し外周所定
位置に鍔８を形威した洗浄ノズル５をパイプ３の管口４
に挿入設置し、該パイプ３の内部所定位置には弁体６を
収納可能な遊び空間３ａを形威し、その管口寄り部に弁
体６の端部を枢軸６によって回動可能に枢着して該弁体
６でもって洗浄ノズル５の流入口１′を閉鎖可能となし
ている。
位置に鍔８を形威した洗浄ノズル５をパイプ３の管口４
に挿入設置し、該パイプ３の内部所定位置には弁体６を
収納可能な遊び空間３ａを形威し、その管口寄り部に弁
体６の端部を枢軸６によって回動可能に枢着して該弁体
６でもって洗浄ノズル５の流入口１′を閉鎖可能となし
ている。
而して洗浄ノズル５は、鍔８とパイプ３の管口４との間
に圧縮コイルバネ９を設けて常時突出方向へ付勢される
と共に鍔８に付設したガイド１０を隔壁２及びパイプと
一体の固定鍔３′に摺動可能に貫通突出させその突出先
端部に掛止部１０′を形威し且つガイド１０の所定位置
にストッパー１１を固設して、このストッパー１１を！
鍔３′にて当止め可能となすことによってガイド１０の
摺動長さの規制、即ち、洗浄ノズル５の管口４からの突
出長さを制御し得るように構成している。
に圧縮コイルバネ９を設けて常時突出方向へ付勢される
と共に鍔８に付設したガイド１０を隔壁２及びパイプと
一体の固定鍔３′に摺動可能に貫通突出させその突出先
端部に掛止部１０′を形威し且つガイド１０の所定位置
にストッパー１１を固設して、このストッパー１１を！
鍔３′にて当止め可能となすことによってガイド１０の
摺動長さの規制、即ち、洗浄ノズル５の管口４からの突
出長さを制御し得るように構成している。
尚図中１２はシール又はバッキング等の水封部材である
。
。
以上の構成からなる本案装置の作動を説明すれば、第１
図に示すように便器１３が格納完了状態であれば洗浄ノ
ズル５は、その鍔８が便座１４の表面によって押圧され
てバネ９の弾力に抗してパイプ３の奥部へ侵入し、これ
によって弁体６を押して枢軸６′を中心に回動させて図
示のようにパイプ３の遊び空間３ａ内に収納させること
によって該洗浄ノズル５の流入ロア′を開放して、器筐
Ａの所定位置に設けた洗浄水流出制御機構の洗浄バルブ
（図示せず）を操作すれば何時でも便器洗浄を行い得る
状態となる。
図に示すように便器１３が格納完了状態であれば洗浄ノ
ズル５は、その鍔８が便座１４の表面によって押圧され
てバネ９の弾力に抗してパイプ３の奥部へ侵入し、これ
によって弁体６を押して枢軸６′を中心に回動させて図
示のようにパイプ３の遊び空間３ａ内に収納させること
によって該洗浄ノズル５の流入ロア′を開放して、器筐
Ａの所定位置に設けた洗浄水流出制御機構の洗浄バルブ
（図示せず）を操作すれば何時でも便器洗浄を行い得る
状態となる。
一方第２図に示すように便器１３を格納部１から引出し
て使用する場合には洗浄ノズル５は圧縮コイルバネ９の
弾力によってガイド１０に設けたストッパー１１が固定
鍔３′に当止めされるまで突出される。
て使用する場合には洗浄ノズル５は圧縮コイルバネ９の
弾力によってガイド１０に設けたストッパー１１が固定
鍔３′に当止めされるまで突出される。
従って前記弁体６は自重と水圧とによって図示の如く洗
浄ノズル５の流入ロア′を閉鎖して、この状態下におい
て万一取扱いミスから洗浄バルブ（図示せず）を操作し
ても洗浄水は弁体６によって吐出ロアからの流出を完全
に阻止されるのである。
浄ノズル５の流入ロア′を閉鎖して、この状態下におい
て万一取扱いミスから洗浄バルブ（図示せず）を操作し
ても洗浄水は弁体６によって吐出ロアからの流出を完全
に阻止されるのである。
以上のようになる本案の洗浄水流出安全装置は、洗浄ノ
ズル５及びパイプ３の管口４に僅かの構成変更を加える
だけで、便器使用時に万一操作ミスで洗浄バルブを操作
しても洗浄ノズル５の吐水ロアからの噴水、流水を完全
に防止でき、しかも洗浄バルブとタンク内の流出バルブ
（共に図示せず）等からなる洗浄水流出制御機構に安全
機構を介在設置する構成に比べて構成、組立てが簡単で
あるだけでなく作動確実となる。
ズル５及びパイプ３の管口４に僅かの構成変更を加える
だけで、便器使用時に万一操作ミスで洗浄バルブを操作
しても洗浄ノズル５の吐水ロアからの噴水、流水を完全
に防止でき、しかも洗浄バルブとタンク内の流出バルブ
（共に図示せず）等からなる洗浄水流出制御機構に安全
機構を介在設置する構成に比べて構成、組立てが簡単で
あるだけでなく作動確実となる。
又洗浄ノズル５に一体付設したガイド１０はパイプ３内
におる該洗浄ノズル５の回転を防止できるだけでなく、
当該ガイド１０の掛止部１０’を、洗浄水タンク内の流
出制御バルブ、該バルブに連係される垂杆、その他の部
材から戒る洗浄水流出制御機構に連係させると、便器の
格納完了と同時に該機構が作動し洗浄バルブを操作する
ことなく便器洗浄を行うことができる。
におる該洗浄ノズル５の回転を防止できるだけでなく、
当該ガイド１０の掛止部１０’を、洗浄水タンク内の流
出制御バルブ、該バルブに連係される垂杆、その他の部
材から戒る洗浄水流出制御機構に連係させると、便器の
格納完了と同時に該機構が作動し洗浄バルブを操作する
ことなく便器洗浄を行うことができる。
第１図は本案の実施例を示し便器格納状態の要部縦断面
図、第２図は同じく便器の引出し状態の要部縦断面図で
ある。 Ａ・・・・・・器筐、１・・・・・・格納部、２・・・
・・・隔壁、３・・・・・・パイプ、４・・・・・・管
口、５・・・・・・洗浄ノズル、６・・・・・・弁体、
７・・・・・・吐出口、８・・・・・・鍔、９・・・・
・・圧縮コイルバネ、１０・・・・・・ガイド、１１・
・・・・・ストッパー、１２・・・・・・水封部材、１
３・・・・・・便器、１４・・・・・・便座。
図、第２図は同じく便器の引出し状態の要部縦断面図で
ある。 Ａ・・・・・・器筐、１・・・・・・格納部、２・・・
・・・隔壁、３・・・・・・パイプ、４・・・・・・管
口、５・・・・・・洗浄ノズル、６・・・・・・弁体、
７・・・・・・吐出口、８・・・・・・鍔、９・・・・
・・圧縮コイルバネ、１０・・・・・・ガイド、１１・
・・・・・ストッパー、１２・・・・・・水封部材、１
３・・・・・・便器、１４・・・・・・便座。
Claims (1)
- 器筐の便器格納部内に洗浄パイプ３の流出側管口４を突
出させて設け、格納完了状態の便器１３を当止めする鍔
８を有する洗浄ノズル５を上記管口４に嵌挿し、パイプ
３内には管口４からの洗浄ノズル５の突出時に該ノズル
の流入口１′を閉鎖し、洗浄ノズル５のパイプ内への侵
入時には該ノズルの流入ロア′を開放状態となし得る弁
体６を設けてなる器筐内格納型便器における洗浄水流出
安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13043879U JPS602297Y2 (ja) | 1979-09-19 | 1979-09-19 | 器筐内格納型便器における洗浄水流出安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13043879U JPS602297Y2 (ja) | 1979-09-19 | 1979-09-19 | 器筐内格納型便器における洗浄水流出安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5646687U JPS5646687U (ja) | 1981-04-25 |
| JPS602297Y2 true JPS602297Y2 (ja) | 1985-01-22 |
Family
ID=29362138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13043879U Expired JPS602297Y2 (ja) | 1979-09-19 | 1979-09-19 | 器筐内格納型便器における洗浄水流出安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602297Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-19 JP JP13043879U patent/JPS602297Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5646687U (ja) | 1981-04-25 |
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