JP3808613B2 - 水洗便器用薬剤供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水洗便器用薬剤供給装置に関し、特に、洗浄水供給装置から水洗便器に洗浄水が供給される度に該水洗便器に消毒、消臭、洗浄等を目的とした必要量の薬剤を自動的に供給する水洗便器用薬剤供給装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、水洗便器に洗浄水を供給する洗浄水供給管と組み合わせて使用され、水洗便器に洗浄水が流れる度に該水洗便器に消毒、消臭、洗浄等を目的とした必要量の薬剤を自動的に供給する水洗便器用薬剤供給装置が知られている(特公昭49−21541号公報及び特開平8−311957号公報等参照)。
【0003】
この水洗便器用薬剤供給装置にあっては、図8に示すように、水洗便器13に洗浄水を給水する洗浄水供給管14から連通管15を介して本体ケース10内に、水の流入・排出管部20に設けられたフロート付きの弁装置の作用で一定量ずつの水を取り込む。
【0004】
そして、薬剤供給手段から供給される薬剤、例えば、本体ケース10内に配設された倒立薬剤瓶の海綿体の如き浸出性瓶栓から浸出する薬剤を前記本体ケース10内に取り込まれた水により希釈して薬剤水溶液とし、洗浄水供給管14内の内圧減少に伴って、この薬剤希釈水溶液をフロート付きの弁装置を設けた弁室および連通管15を介して再び洗浄水供給管14内に排水して、水洗便器13内へと排流するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した薬剤供給装置においては、連通管15によって、洗浄水供給管14から本体ケース10内への水の取り込み(給水)と、本体ケース10内から洗浄水供給管15への水の排出(排水)とが行われる。
【0006】
従って、この連通管15の管径によって、給水圧と排水圧が決定される。
このため、本体ケース10内から洗浄水供給管14への水の排出、即ち、薬剤の水洗便器13内への供給をスムーズに行うべく、連通管15の管径を大きくすると、洗浄水供給管14から本体ケース10内への水の取り込み(給水)の勢いが増し過ぎ、本体ケース10内に水が取り込まれ過ぎる虞がある。
【0007】
逆に、洗浄水供給管14から本体ケース10内への水の取り込み(給水)の勢いを抑えるべく、連通管15の管径を小さくすると、今度は本体ケース10内から洗浄水供給管14への水の排出、即ち、薬剤の水洗便器13内への供給がスムーズに行えなくなる。
【0008】
そこで、本発明は上記に鑑みてなされたものであり、薬剤供給手段から供給される薬剤を、洗浄水供給管から本体ケース内に給水された水により希釈して薬剤水溶液とし、この薬剤希釈水溶液を再び洗浄水供給管内に排水して、水洗便器内へと排流するように構成された水洗便器用薬剤供給装置であって、給水圧を排水圧よりも減圧させることにより、給水圧と排水圧を夫々適正化して、給水と排水とを共にスムーズに行うようにした水洗便器用薬剤供給装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明の水洗便器用薬剤供給装置は、水洗便器に洗浄水を供給する洗浄水供給管から連通管を介して本体ケース内に弁装置の作用で一定量ずつの水を取り込み、薬剤供給手段から供給される薬剤を前記本体ケース内に取り込まれた水により希釈して薬剤水溶液とし、前記洗浄水供給管内の内圧減少に伴って、該薬剤水溶液を前記弁装置を設けた弁室および連通管を介して再び洗浄水供給管内に排水して、水洗便器内へと排流するように構成された水洗便器用薬剤供給装置において、
前記連通管の途中に、弁体が該連通管内を流通する水圧にてスライド可能に収納される弁体収納部を介装して連通し、洗浄水供給管側の連通管の弁体収納部内への開口部を所定の大径寸法に形成すると共に、本体ケース側の連通管の弁体収納部内への開口部を所定の小径寸法に形成する一方、
前記弁体を、洗浄水供給管から連通管を介した本体ケース内への給水時に、本体ケース側の連通管の弁体収納部内への開口部端面に圧接して該開口部の一部を閉塞し他部を開放し、本体ケース内から連通管を介した洗浄水供給管への排水時に、洗浄水供給管側の連通管の弁体収納部内への開口部端面に圧接して該開口部の一部を閉塞し他部を開放する形状に形成し、
前記異なる径の開口部端面への弁体の圧接動作によって、給水時の連通管における開放通路断面積を、排水時の連通管における開放通路断面積よりも小にして給水圧を排水圧よりも減圧するようにした。
【0010】
この場合、前記弁体を、開口部端面に圧接されたときに、該開口部の一部を閉塞する略円板形状であって、該略円板の周部の少なくとも一部に、開口部の他部を開放する切欠部を設けた形状に形成するのが好ましく、特に、前記切欠部を略円板の周部の等間隔に離間した4箇所に略円弧状に形成して、中央部から4つの羽根部が放射状に伸びた略十字形状に形成するのがより好ましい。
【0011】
又、本体ケース側の連通管の管径が大きい場合には、該連通管の弁体収納部内への開口部内周面に嵌入固定され、該開口部径を所定の小径寸法に変換する管径変換用のアダプタを設けることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。
図1及び図2において、水洗便器用薬剤供給装置は、本体ケース10と、弁体11と、弁座12と、薬剤供給手段と、を含んで構成される。
【0013】
前記本体ケース10底部には、水洗便器13に図示しない洗浄水供給装置からの洗浄水を供給する洗浄水供給管14の途中に連通管15を介して連通される水の流入・排出管部16が備えられている。
【0014】
前記弁体11は、水の流入・排出管部16内に設けられ、本体ケース10内に上・下動自由に配設されたフロート17に弁軸18を介して連結されて、該フロート17と一体的に動作する。
前記弁座12は、フロート17の上動時に弁体11と圧接して前記水の流入・排出管部16を閉塞する。
【0015】
一方、本体ケース10内には、水容器19が配設され、この水容器19内側の一側部には、図示しない仕切り部材により仕切られた部分が設けられており、この部分には、前記薬剤供給手段として、海綿体の如き浸出性瓶栓が下向きとなるように倒立して配設された、内部に液状薬剤を充填してなる薬剤瓶(図示せず)がセットされている。
【0016】
かかる構成において、洗浄水供給管14に洗浄水が供給されると、この洗浄水は洗浄水供給管14を介して水洗便器13内に供給される。又、洗浄水供給管14を流れる洗浄水の一部は連通管15を介して水の流入・排出管部16内に流入し、未だ弁体11が弁座12に圧接せず、開放されている水の流入・排出管部16を通過して流れ、水の流入・排出管部16上端部から本体ケース10内に流入する。フロート17は、本体ケース10内に水が流入すると上動し、本体ケース10内と水の流入・排出管部16内に水が満たされた状態で、最上部まで上動し、弁体11が弁座12に圧接して、水の流入・排出管部16を閉塞する。この状態では、本体ケース10内への水の流入がストップし、依然として供給される洗浄水の水圧が弁体11に印加されるため、弁体11が弁座12に圧接して、水の流入・排出管部16を閉塞した状態が保持される。
【0017】
洗浄水の供給が終わり近くになって、洗浄水の水圧が低下すると、洗浄水の水圧が弁体11に印加されなくなるため、弁体11が弁座12から離れ、水の流入・排出管部16が開放される。
【0018】
このように、水の流入・排出管部16が開放されると、本体ケース10内の水と液状薬剤との混合液は、水の流入・排出管部16及び連通管15を介して洗浄水供給管14に至り、該洗浄水供給管14から水洗便器13内側に流下する。
ここで、洗浄水供給装置からの洗浄水供給管14は、カップリング20を介して、水洗便器13側の洗浄水供給管14に連結される。
【0019】
前記連通管15は、洗浄水供給管14側の所定の小径寸法の連通管21Aと所定の大径寸法の弁体収納部21Bとを一体形成した管体21と、本体ケース10側の連通管22とから構成される。
【0020】
図3に示すように、前記管体21の連通管21Aの先端部には切欠部21aが形成されると共に、基端部の外周面にはおねじ部21bが形成される。又、弁体収納部21Bの開口部内周面にはめねじ部21cが形成される。
【0021】
かかる管体21の洗浄水供給管14側の連通管21Aは、その先端部が前記カップリング20の周部の取付孔20aにねじ嵌合されて取り付けられ、先端部がカップリング20内部に突入される。この場合、先端部の切欠部21aが上向きに位置するように位置設定される。
【0022】
一方、本体ケース10側の連通管22は、その先端部が前記管体21の弁体収納部21Bの開口部内周面に形成されためねじ部21cにねじ嵌合されて取り付けられる。
【0023】
ここで、上述したように、洗浄水供給管14側の連通管21Aの弁体収納部21B内への開口部Aは所定の大径寸法に形成されると共に、本体ケース10側の連通管22の弁体収納部21B内への開口部(後述のアダプタ23の開口部B)は所定の小径寸法に形成される。
【0024】
そして、この実施形態のように、本体ケース10側の連通管22の管径が大きい場合には、管径変換用のアダプタ23を使用する。
図4は、この管径変換用のアダプタ23の詳細を示しており、アダプタ23は、先端部外周にフランジ部23aを有する短い管部材から構成される。
【0025】
かかるアダプタ23は、図4に示すように、本体ケース10側の連通管22の弁体収納部21B内への開口部内周面に嵌入固定される。
従って、本体ケース10側の連通管22の弁体収納部21Bへの開口部径は、アダプタ23によって、所定の小径寸法に変換される。
【0026】
ここで、連通管21Aの弁体収納部21B内への開口部Aの内径D(図3参照)は、例えば6mmの内径に形成されると共に、連通管22の弁体収納部21B内への開口部(アダプタ23の開口部B)の内径d(図4参照)は、例えば4mmの内径に形成される。
尚、本体ケース10側の連通管22の管径が予め小さく形成されている場合には、管径変換用のアダプタ23の使用は不要である。
【0027】
一方、弁体収納部21B内に収納される弁体24は、図5に示すように、略円板形状であって、該略円板の周部の少なくとも一部に切欠部24Aを設けた形状に形成される。
この場合、前記弁体24は、前記切欠部24Aが略円板の周部の等間隔に離間した4箇所に略円弧状に形成され、中央部から4つの羽根部24Bが放射状に伸びた略十字形状に形成される。
【0028】
従って、弁体24は、前述した洗浄水供給管14側の連通管21Aの弁体収納部21B内への開口部A端面或いは本体ケース10側の連通管22の弁体収納部21B内への開口部(アダプタ23の開口部B)端面に圧接されたときに、該開口部A,Bの一部(略中央部)を閉塞し、切欠部24Aによって開口部A,Bの他部(略周部)を開放するようになっている(図6参照)。
【0029】
この場合、連通管21Aの弁体収納部21B内への開口部Aは例えば6mmの内径に形成されると共に、連通管22の弁体収納部21B内への開口部(アダプタ23の開口部B)は例えば4mmの内径に形成されているため、連通管15における給水時の開放通路断面積は、排水時の開放通路断面積よりも小となる。
【0030】
かかる構成において、前記弁体24は、洗浄水供給管14から連通管15を介した本体ケース10内への給水時に、連通管22の弁体収納部21B内への開口部B端面に圧接して該開口部Bの一部を閉塞し他部を開放する。又、本体ケース10内から連通管15を介した洗浄水供給管14への排水時に、連通管21Aの弁体収納部21B内への開口部A端面に圧接して該開口部Aの一部を閉塞し他部を開放する。
【0031】
そして、弁体24によって、連通管15における給水時の開放通路断面積は、排水時の開放通路断面積よりも小となる結果、給水圧を排水圧よりも減圧することができ、本体ケース10内から洗浄水供給管14への水の排出、即ち、薬剤の便器13内への供給をスムーズに行いつつ、洗浄水供給管14から本体ケース10内への水の取り込み(給水)の勢いを抑えることが可能となり、本体ケース10内に水が取り込まれ過ぎる虞がなくなる。
【0032】
尚、上記の実施形態においては、弁体24は、切欠部24Aが略円板の周部の等間隔に離間した4箇所に略円弧状に形成され、中央部から4つの羽根部24Bが放射状に伸びた略十字形状に形成したが、これに限らず、要は、洗浄水供給管14から連通管15を介した本体ケース10内への給水時に、本体ケース10側の連通管22の弁体収納部21B内への開口部端面に圧接して該開口部の一部を閉塞し他部を開放し、本体ケース10内から連通管15を介した洗浄水供給管14への排水時に、洗浄水供給管14側の連通管21Aの弁体収納部21B内への開口部端面に圧接して該開口部の一部を閉塞し他部を開放する形状に形成すれば良く、種々の形状が考えられる。
【0033】
例えば、弁体を、切欠部が略円板の周部の等間隔に離間した3箇所に略円弧状に形成され、中央部から3つの羽根部が放射状に伸びた形状に形成しても良いし、図7に示すように、弁体34を、略円板形状であって、該略円板の略半分の領域に、略半円状の切欠部34Aを設けた形状に形成しても良く、いずれの場合にも、連通管15における給水時の開放通路断面積を排水時の開放通路断面積よりも小とする。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の水洗便器用薬剤供給装置によれば、薬剤供給手段から供給される薬剤を、給水管からケース内に給水された水により希釈して薬剤水溶液とし、この薬剤希釈水溶液を再び給水管内に排水して、便器内へと排流するように構成された水洗便器用薬剤供給装置において、連通管の途中に該連通管内を流通する水圧にてスライド可能な弁体を介装し、弁体によって、排水時の給水時とで連通管における水の通路断面積を変化させることによって、給水圧を排水圧よりも減圧させるようにしたから、薬剤の便器内への供給をスムーズに行いつつ、給水管からケース内への水の取り込み(給水)の勢いを抑えることが可能となり、ケース内に水が取り込まれ過ぎる虞がなくなる。
【0035】
又、弁体を、円板形状であって、該略円板の周部の少なくとも一部に、開口部の他部を開放する切欠部を設けた形状、特に、前記切欠部が略円板の周部の等間隔に離間した4箇所に略円弧状に形成され、中央部から4つの羽根部が放射状に伸びた略十字形状に形成することが好ましく、これにより、弁体によって、排水時の給水時とで連通管における水の通路断面積を変化させる作用を、水の流れを阻害することなく奏させることができる。
【0036】
更に、本体ケース側の連通管の弁体収納部内への開口部内周面に嵌入固定され、該開口部径を所定の小径寸法に変換する管径変換用のアダプタを設ければ、本体ケース側の連通管の管径が大きい場合に、これを所定の小径寸法に容易に変換することができ、既設の連通管にも容易に本発明を適用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に係る水洗便器用薬剤供給装置の一実施形態を示す正面図である。
【図2】 図2は、図1のA−A矢視断面図である。
【図3】 図3は、同上の実施形態における管体の構成を示す正面断面図である。
【図4】 図4は、同上の実施形態における管径変換用のアダプタの構成を示す正面断面図である。
【図5】 図5は、同上の実施形態における弁体の構成を示す図で、(A)は正面図、(B)は(A)中B−B矢視断面図である。
【図6】 図6は、弁体の作用を説明する正面図で、(A)は排水時、(B)は給水時の通路面積を示している。
【図7】 弁体の他の実施形態を示す正面図である。
【図8】 従来の水洗便器用薬剤供給装置の一例を示す正面図である。
【符号の説明】
10 本体ケース
11 弁体
12 弁座
13 水洗便器
14 洗浄水供給管
15 連通管
16 水の流入・排出管部
17 フロート
21 管体
21A 連通管
21B 弁体収納部
22 連通管
24 弁体
24A 切欠部
34 弁体

Claims (4)

  1. 水洗便器に洗浄水を供給する洗浄水供給管から連通管を介して本体ケース内に弁装置の作用で一定量ずつの水を取り込み、薬剤供給手段から供給される薬剤を前記本体ケース内に取り込まれた水により希釈して薬剤水溶液とし、前記洗浄水供給管内の内圧減少に伴って、該薬剤水溶液を前記弁装置を設けた弁室および連通管を介して再び洗浄水供給管内に排水して、水洗便器内へと排流するように構成された水洗便器用薬剤供給装置において、
    前記連通管の途中に、弁体が該連通管内を流通する水圧にてスライド可能に収納される弁体収納部を介装して連通し、洗浄水供給管側の連通管の弁体収納部内への開口部を所定の大径寸法に形成すると共に、本体ケース側の連通管の弁体収納部内への開口部を所定の小径寸法に形成する一方、
    前記弁体を、洗浄水供給管から連通管を介した本体ケース内への給水時に、本体ケース側の連通管の弁体収納部内への開口部端面に圧接して該開口部の一部を閉塞し他部を開放し、本体ケース内から連通管を介した洗浄水供給管への排水時に、洗浄水供給管側の連通管の弁体収納部内への開口部端面に圧接して該開口部の一部を閉塞し他部を開放する形状に形成し、
    前記異なる径の開口部端面への弁体の圧接動作によって、給水時の連通管における開放通路断面積を、排水時の連通管における開放通路断面積よりも小にして給水圧を排水圧よりも減圧するようにしたことを特徴とする水洗便器用薬剤供給装置。
  2. 前記弁体は、開口部端面に圧接されたときに、該開口部の一部を閉塞する略円板形状であって、該略円板の周部の少なくとも一部に、開口部の他部を開放する切欠部を設けた形状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の水洗便器用薬剤供給装置。
  3. 前記弁体は、前記切欠部が略円板の周部の等間隔に離間した4箇所に略円弧状に形成され、中央部から4つの羽根部が放射状に伸びた略十字形状に形成されたことを特徴とする請求項2記載の水洗便器用薬剤供給装置。
  4. 前記本体ケース側の連通管の弁体収納部内への開口部内周面に嵌入固定され、該開口部径を所定の小径寸法に変換する管径変換用のアダプタを設けたことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の水洗便器用薬剤供給装置。
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