JPS60229403A - 電気回路 - Google Patents

電気回路

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JPS60229403A
JPS60229403A JP59084019A JP8401984A JPS60229403A JP S60229403 A JPS60229403 A JP S60229403A JP 59084019 A JP59084019 A JP 59084019A JP 8401984 A JP8401984 A JP 8401984A JP S60229403 A JPS60229403 A JP S60229403A
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line
circuit
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resonator
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JP59084019A
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English (en)
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Kazutami Kawamoto
和民 川本
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Hitachi Denshi KK
Hitachi Ltd
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Hitachi Denshi KK
Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P5/00Coupling devices of the waveguide type
    • H01P5/08Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices

Landscapes

  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
  • Waveguides (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は誘電体基板の両主平面にわたって回路を形成し
た電気回路に係り、特に両主平面の回路間を両主平面の
マイクロストリップ線路と共平面線路間の分布結合によ
り電気的に接続した電気回路に関するものである。
〔発明の背景〕
近年、微細化技術の進展により半導体集積回路の集積度
が向上し、多機能の回路が1チツプ上で構成されるよう
にAってきた。これを反映して種々のモジュールないし
電子装置の小形化が進んでいる。半導体集積回路他を誘
電体基板上に搭載して特定の機能を持つ電気回路を構成
Ltモジュールレベルにおいては、多層配線技術を用い
て小形化を図ったり、比較的低周波の信号を扱う場合に
は誘電体基板の両主平面に回路を形成し、両回路間をス
ルホールにより電気的に接続して小形化が行なわれる場
合もある。
比較的低周波の電気回路では、集中定数素子を用いて集
中定数回路として回路設計が行なわれる。ところで高速
のパルス信号を扱う場合や、マイクロ波帯以上の高周波
回路では、素子や配線を分布定数的に考察する必要があ
り、低周波回路に比較して回路設計に格別の配慮が要求
される。
例えば、スルホールを用いて基板の両主平面の回路を電
気的に接続するという点に関しては高周波回路において
は通常スルホール部においてもインピーダンスを整合さ
せる必要がある。
このため高周波回路においては、基板の両主平面に回路
を形成することは一般には行なわれていない。比較的高
周波の信号を扱う電気回路において回路の小形化を達成
する方法としては、その表面に印刷法や蒸着法で回路パ
ターンを形成し、必要により部品を搭載する回路基体と
しての誘電体基板に誘電率の大きいセラミック基板を使
用する方法が採られる傾向にある。すなわち、比誘電率
がgrの基板を用いた場合、比誘電率εrと基板の厚み
hおよび線路幅Wで決まる実効比誘電率t−εeffと
すれば、波長が真空中での波長の1 /V7ii7にな
るという波長短縮効果を利用して回路の小形化が図られ
ている。しかし、この波長短縮効果は、上記したように
実効誘電率の平方根で効くため、回路の小形化には比較
的大きな誘電率を有するセラミック基板が必要である。
例えば、通常の純度のアルミナセラミクスの比誘電率は
9〜10であり、このアルミナセラミクスに対して波長
ヲ1/2ζけるためには、比誘電率がす1は40の高誘
電率セラミック基板を用いる必要がある。さらに波長上
172にするには、比誘を率がほぼ140の高誘電率セ
ラミクスが必要となる。ところで、Ul(F帯以上の高
周波帯の電気回路では、良好な電気特性全実現するため
誘電体基板に対1.でも低拶失性が要求される。
しかし、一般には誘電率が高くなればセラミクスの損失
は増大し、誘電損失角の正接tanδくo、oolを満
たすセラミクスの比誘電率はたかだか100程度である
。このため高誘電率基板を使用し、波長短縮効果を利用
して回路を小形化することには限界がある。この小形化
の限界を克服して高周波回路の大幅な小形化を°達成す
る一方法は、低周波回路において公知である基板の両生
平面に回路を形成することである。しかしこの場合にお
いて高誘電率セラミック基板を用いることは、高誘電率
セラミクスが一般にもろくスルホールの形成が困難で、
スルホールを用いて基板両主平面に回路を一体に形成す
ることは困難である。このためスルホールを用いること
なく基板の両生平面ζこ回路を一体に形成しよって回路
の小形化を達成するには、従来技術にない新規な両生平
面の回路を電気的に接続する技術が要求される。
基板の両生平面にわたって高周波回路を形成した公知例
は[Ronde Jにより提案された方向性結合器があ
る。これは原理的にはマイクロストリップ線路とスロッ
ト線路間の分布結合を利用した方向性結合器で、マイク
ロストリップ線路だけを用いて1/4波長分布結合形方
向性結合器を密結合化することは一般に困難であるが、
この欠点を解決し密結合を実現したものである。
この例のように、基板の両生平面にわたって回路を形成
すると小形化の点で効果が大きいばかりでなく、回路機
能の向上、ないし新機能の実現が可能なものの、同構成
は受動回路であり、回路素子は接続されていない。そし
てスロット線路はスロット部近傍に電磁界のエネルギー
を集中させて信号の伝搬を行なうものであり、その線路
構造上回路素子を線路に並列接続することに適している
が、直列接続は実際上不可能である。このためスロット
線路を用いては任意の回路素子を接続、ないし搭載した
基板の両生平面にわたる電気回路を実現することは極め
て困難である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、前記した従来技術の問題点に鑑みてな
され、誘電体基板の両生平面にわたって回路を形成して
それらを接続し、小形化ないし回路機能の向上を図った
電気回路を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の特徴は、回路基板の第1の主平面のマイクロス
トリップ線路と第2の主平面に形成した共平面線路との
間の分布結合により基板両主平面の回路間を電気的に接
続した点にある。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を図面を用いて説明する0第1図は
本発明の要部であるマイクロストリップ線路と共平面線
路(コプレーナ線路)との結合部を示す部分断面図で、
誘電体基板1の第1の主平面に線路部2と第2の主平面
の接地層部5よりなるマイクロストリップ線路を、第2
の主平面にマイクロストリップ線路と共通の接地層部3
とスリット4および線路部5よりカる共平面線路を形成
している。
なお、第1図においては、マイクロストリップ線路と共
平面線路が互いに平行に結合している場合の断面図を示
したものであるが、結合の形状は、平行に限定される本
のではなく、例えば互いに直交してもよい。
第1図に示すように基板1の両生平面のマイクロストリ
ップ線路と共平面線路とを結合させた場合、その結合特
性は基板1の誘電率εと板厚りや両線路部2.5の線路
幅W、Wlおよびスリット4の幅りにより変化する。ま
た結合線路としての線路特性は両線路部を終端する終端
条件によっても変化する。基板両面のマイクロストリッ
プ線路と共平面線路の分布結合に関する結合特性を理論
的および実験的に検討した結果明らかになった点の一例
を以下に示す。
すなわち、第1図におけるマイクロストリップ線路およ
び共平面線路の線路部(共振部)25を第2図および第
3図において模式的に示せば、共平面線路の一端の終端
条件により、その他端正こ接続した負荷インピーダンス
8(50Ω)への供給電力に関して定義した結合度S2
1およびSa>は、概略第4図および第5図に示す特性
となる。なお、第2図、第3図において、6は信号源、
7は信号源インピーダンス、9はマイクロストリップ線
路終端のキャパシタ(集中静電容量)である。また、!
は両線踏部2,5の結合長である。
さらに第4図、第5図における実線の曲線1゜は共平面
線路の一端を接地した場合の結合線の結合特性を示し、
11は共平面線路の一端を開放した結合線線路の結合特
性を示す。また、横軸βは位相定数であり、縦軸のSl
、S2はそれぞれ電力比で、次式により表わされる。
S1=101og l P2/PI ISz=101o
g I Ps/Ps 1第4図、第5図に示すようにマ
イクロストリップ線路と共平面線路の結合線路の特性の
一例を上記したが、本実施例は検討の結果間らかになっ
た結合線路の上記のような特性を利用したものである。
以下本発明の実施例をさらに具体的に説明する。第6図
は第1の発明における第1の実施例を示すもので、高周
波回路における基本回路素子である共振器を構成したも
のである。マイク路により入出力線路12. L5を形
成している。このような回路素子を用いれば種々の機能
を有する回路が実現できる。
例えば第7図は、第1の発明1こおける第2の実施例を
示すもので、共平面線路とマイクロストリップ線路共振
器により構成したバンドパスフィルタを示すものである
。すなわち、12.13は誘電体基板の第2の主平面に
形成し九人力線および出力線であり、14.15は第1
の主平面に形成した両端開放の互いに略平行のマイクロ
ストリップ線路共振器である。この二つの共振器は通過
帯周波数のほぼ1/2波長相当の長さを有し、おのおの
その一端は共平面線路と結合している。
このような構成のフィルタにおいて、大刀線路12に入
力された信号は大刀線路12と第1の共振器14の結合
により第1の共振器14に到達し、第1の共振器14の
共援特性により選択通過した信号は第1および第2の共
振器14.15の間の結合により第2の共振器15に到
達して第2の共振器15でさらに選択を受ける。すなわ
ち、第1および詔2の共振器で信号が選択を受け、これ
を通過した信号が第2の共振器15と出力線15との間
の結合により出力線15より出力される。このような構
成のフィルタにおいては第8図に示すような特性が得ら
れた。第8図において縦軸(ATT)は減衰度、横軸は
周波数(f)を表わしている。また同図においてfoは
通過周波数の中心を表わしたものであり、さらに同図よ
りfOの近傍にトラップが形成されているのがわかる。
このトラップは第7図における共平面線路による人出力
線路12.13間の結合によりできたもので、入出力線
路12.15間の結合を調整することによりトラップを
調整でき、通過帯域外の減衰を大きくとることができる
。また、この構成のフィルタにおいては入力線12もし
くは出力線15と共振器14もしくは15との間の結合
を密結合にすることが重要であるが、共平面線路とマイ
クロス) IJツブ線路の結合を利用して比較的容易に
密結合が実現できた。
以上の実施例においては、基板の一方の主平面において
信号の入出力が行なわれるが、機能的には基板の両生平
面に形成された回路バタンの間の両生平面にわたる作用
から一つの回路機能が生じたものである。
第9図は第2の発明における実施例で、基板の第1の主
平面にマイクロストリップ線路2を用いてF’ M変調
回路を形成し、その出力を基板の第2の主平面の共平面
線路線路部5より外部に取り出すように構成したもので
ある。第9図では高周波部のみを示してバイアス回路等
は省略している。
第10図は、第5の発明の実施例を示す発振器の回路図
で、高周波部のみを簡略に示している。
本発明は基板の両生平面に回路を形成することで発振器
を小形化することを主たる目的にしたものであるが、こ
の目的のためさらに基板として高誘電率セラミック基板
を用いる。すなわちマイクロストリップ線路共振器を用
いたUHF帯や数GHz程度のマイクロ波帯の発振器で
は、発振器の面積に対して共振器の占める面積が大きく
、このため高誘電率基板の波長短縮効果を利用してマイ
クロストリップ線路共振器2自体も小形化しておく。こ
の基板については発振スペクトルの純度他の理由からt
anδの小さい低損失性が要求されることは言うまでも
ない。
この、場合、一般に高誘電率セラミクスはもろくスルホ
ールの形成が困難で、このため同実施例の構成のように
してスルホールを設けることなく発振出力を基板の第2
の主平面に形成した増幅器16に伝達する。この第10
図の回路図におけるa −a’部分の断面図1第11図
に示す。第2の主平面において、第1の主平面に形成し
たマイクロストリップ線路共振器2に対向する位置1ζ
共平面線路の線路部5が設けてあり、この両者の結合全
通して発振出力金共平面線路線路部5fこ直列に接続し
た増幅器16に伝達する構成としである。この増幅器は
、発振器の負荷の変動が発振出力の変動となる、負荷の
発振器への影響を軽減するために設けた緩衝増幅器であ
る。
上記のように同実施例の発振器においては基板にスルホ
ールを設けることなく第1の主平面に形成した発振器で
発生した発振出力を第2の主平面に形成した増幅器16
に伝達できる。この場合直流成分の伝達は必要ないが、
直流的にも接続する必要のある回路に対してスルホール
の形成を水弟3の発明および第1.第2の発明は排除す
るものでは々い。直流的にも接続する場合にはスルホー
ルの形成が可能な基板を用いてスルホールを設け、本発
明の構成における分布結合に直流的な結合を付加すれば
よい。また実施例を示す第10図においては発振回路と
して変形コルピッツ発振回路を用いたが、本発明がこの
回路形式に限定されるものでないことは言うまでもない
なお、第11図において、17.17’はトランジスタ
、18はキャパシタ、19はチップ抵抗、20は導体配
線、21はこれらの構成部品を収納するシールドケース
である。同構成tこおける機能説明は後述する。
次に第4の発明の実施例について述べる。まず第12図
に例示したようなキャパシタ9で終端した1/4波長の
マイクロストリップ線路2の共振器においては、b−b
’から右側を見たインビーブ/7.2は と表わせることが周知の事it用いて計算することによ
り確かめられる。従ってこの共振器のインダクタンスし
は となる。ここでZoけマイクロストリップ線路2の特性
インピーダンスであり、γは伝搬定数である。
なお、ωは角周波数、CT7はキャパシタ9の容量、l
は線路2の長さを示す。よって、b−b’から左側を見
たインピーダンスの虚数部を=1/ωCT(CTは等価
容量)とすれば、第12図で示した発振器の発振周波数
fは f =1/2πj「G であることがわかる。以上述べたことがら、部品特性の
ばらつき、すなわち千ヤパゾタの容量値のばらつき等に
よる発振周波数fの変動に対しては、マイクロストリッ
プ線路共蚤器2のインダクタンスを調整することが発振
周波数調整の有効な手段であることが理解できる。上記
目的のためにはマイクロス) IJツブ線路共振器2の
特性インピーダンスZo f WA 整すればよい。こ
のマイクロストリップ線路2の特性インピーダンスZo
は大、板1の板厚りおよび線路幅Wの関数であるから、
hまたはWt変えることにより特性インピーダンスZO
を変えることができる。しかし基板1の板写ht回路パ
ターンを形成し部品搭載仮に変更することは不可能に近
い。一方線路幅Wを変えれば第2の主平面にマイクロス
トリップ線路共振器2に対向する位置に設けた共平面線
路の線路部5との結合度を変化させるため、線路幅Wを
調整して発振周波数fを調整する方法は妥当でない。従
って本発明は、以下に述べるように、マイクロストリッ
プ線路共振器2と共平面線路5の結合度を変えることな
くマイクロストリップ線路2の特性インピーダンスZo
を調整し、それによって発振周波数fft調整する手段
を、まず第1の実施例をもって説明する。
第12図(および第10図)におけるa −B’部の断
面を示す第11図において、基板1に導体ノくターンを
印刷法もしくは蒸着法で形成する。このときマイクロス
トリップ線路共振器2は、その特性インピーダンスが部
品の特性にばらつきがないとする場合の値に対し若干低
インピーダンスになるよう、線路幅Wおよび共平面線路
における線路部5と接地層3との間のスリット4の幅り
等を決め、これを形成しておく。抵抗体は印刷法もしく
は蒸着法で形成するか、チップ抵抗を用い基板1に搭載
する。キャパシタ18け−等の部品も搭載して発振器を
構成する。
上記のようIこ構成した発振器の発振周波数を測定し、
所望の周波数に対するずれに応じ、第15図に例示する
ような共平面線路の線路部5と接地層部31に1第14
図に例示するようにレーザもしくはサンドブラスト等を
用いてトリミング部22の部分を削り取る。これにより
、マイクロストリップ線路共振器2の特性インピーダン
スZoがトリミング部22の削り取り量に応じて高くな
り、所望のインピーダンスにトリミングすることができ
る。このとき、共平面線路の線路部5の長さl】が長く
なりマイクロストリップ線路共振器2との結合度が変化
するが、これに対しては、線路部5の線路幅W1の長さ
11が常に一定になるよう第14図に示すごとくその他
端を緩衝増幅器16との接続を保持してその線路幅W1
を減少させるようにトリミング部22′の部分をトリミ
ングすればよい。これによりマイクロストリップ線路共
振器2の特性インピーダンスZoはさらに高くなるが、
これを見込んでトリミング部22.22’のトリミング
を行なう。このようなトリミング法により、マイクロス
トリップ線路共振器2と共平面線路5の結合度を変える
ことなく、マイクロストリップ線路共振器2の特性イン
ピーダンスZoを調整し、よって発振周波数fを調整す
ることができる。
次に第15図は本発明の第2の実施例を示すものである
。第14図の第1の実施例は第12図に示す集中静電容
量9で終端し九共振器の場合の発振周波数の調整方法で
あったのに対し、本実施例は分布結合により形成される
分布静電容量9′で終端したマイクロストリップ線路共
振器2を有する発振器の場合の発振周波数の調整方法に
関する。第15図に示すようにマイクロストリップ線路
共振器2の一端に同一主平面において接地層23を近接
して設け、マイクロストリップ線路共振器2と接地層2
5間のギャップを広げるよう接地層25のトリミング部
24の部分を削ν取り分布静電容量9′を小さくする方
向にトリミングして発振周波数fを調整する。
さらに第16図は本発明の第3の実施例を示すものであ
る。第1および第2の実施例がキャパシタ9.9′で容
量終端した1/4波長マイクロストリツプ線路共振器2
全用いた発振器の場合の発振周波数の調整方法であった
のに対し、本実施例は一端を接地した1/4波長マイク
ロス) IJツブ線路共振器2を用いた発振器の場合の
発振周波数の調整方法に関する。この場合は第17図に
示すようにマイクロストリップ線路共振器2の長さを長
くするように、レーザもしくはサンドブラスト等を用い
て接地1125のトリミング部260部分をトリミング
することにより発振周波数fを調整するものである。な
お以上の実施例では1/4波長マイクロストリツプ線路
共振器を有する発振器の発振周波数の調整方法について
述べたが、本発明は1/4波長マイクロストリツプ線路
共振器を有する発振器の発振周波数の調整方法に限定さ
れるものではない。小型化の点で一般に1/4波長マイ
クロストリップ線路共振器が使用されるが、1/2波長
マイクロストリツプ線路共振器が用いられることもあり
、この場合tこおいても第1の実施例で示した方法によ
り発振周波数の調整が可能であることは言うまでもない
。以上のようにして各実施例によれば、マイクロストリ
ップ線路共振器を有し基板の両主平面に回路を形成して
小形化した発振器において、基板の両主平面を接続する
マイクロストリップ線路と共平面線路の結合度を変える
ことなく、それぞれパターンの部分削除によりマイクロ
ストリップ線路共振器の特性インピーダンスないしはこ
の共振器の長さまたは分布静電容量等を調整して発振器
の発振周波数を調整できる0 〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明によれば基板の両生面にわた
って回路を形成することにより、片側の主平面に形成し
た回路だけでは実現が比較的困難な特性や機能が容易に
実現できる。また基板にスルホールの形成が可能か否か
にかかわらず、基板の両主平面に回路を形成してこの両
主平面の回路間を電気的に接続することができ回路の大
幅な小形化が達成できる。さらにマイクロストリッて線
路共振器を有する発振器において、マイクロストリップ
線路共振器と共平面線路の結合により発振出方を第2の
主平面に形成した回路に伝達でき、この結合の特性を変
えることなく発振周波数も調整できる等の利点並びに効
果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図は本発明の詳細な説明するだめの図であって、第
1図は基板の第1の主平面に形成したマイクロストリッ
プ線路と第2の主平面の共平面線路との結合部を示す部
分断面図、第2図および第3図はマイクロストリップ線
路と共平面線路の結合状態を示す模式図、第4図および
第5図は第2図および第5図に示す結合線路の結合特性
図、第6図は第1の発明の第1の実施例を示す平面図、
第7図は第1の発明の第2の実施例を示すバンドパスフ
ィルタの平面図、第8図は第7図に示すバンドパスフィ
ルタの特性図、第9図は第2の発明の実施例を示すF’
M変調器の高周波部の簡略化した回路図、第10図は第
5の発明の実施例を示す発揚器の高周波部の簡略化した
回路図、第11図は第10図および第12図のa −a
’部の断面図、第12図は第4の発明の実施例を示す発
振器の高周波部の簡略化した回路図、第15図は第12
図の共平面線路部分を例示する部分平面図、11g14
図は第4の発明による発振器の第1の実施例を示す第1
5図のトリミング後の部分平面図、第15図は第4の発
明による発振器の$2の実施例を示すトリミング後のマ
イクロス) IJツブ線路部分の部分平面図、第16図
は第4の発明による発振器の第5の実施例における部分
回路構成を示す部分回路図、第17図は第4の発明によ
る発振器のiR3の実施例を示すトリミング後のマイク
ロストリップ線路部分の部分平面図である。 1・・・誘電体セラミクスの回路基板 2・・・マイク
ロストリップ線路(共振器) 3・・・線路の接地層部
 4・・・共平面線路のスリット部5・・・共平面線路
の線路部 6・・・信号源 7・・・信号源インピーダ
ンス 8・・負荷インピーダンス 9・・・マイフロス
トリラグ線路終端キャパシタ(集中静電容量) 1o、
1o’・・・共平面線路の一端を接地した場合の結合線
の結合特性11.11’・・・共平面線路の一端t−開
放した結合線線路の結合特性 12・・・共振器および
バンドパスフィルタにおける共平面線路の入力線路15
・・・共振器およびバンドパスフィルタにおける共平面
線路の出力線路 14・・・バンドパスフィルタの第1
のマイクロストリップ線路共振器 15・・・バンドパ
スフィルタの第2のマイクロス)IJツブ線路共振器 
16・・・増幅器 17゜17′ ・・・トランジスタ
 18・・・キャパシタ 19・・・チップ抵抗 20
・・・導体配線 21・・・シールドケース 22 、
22’・・・トリミング部 25・・・マイクロストリ
ップ線路と同一平面にある接地層24・・・トリミング
部 25・・・接地層 26・・・トリきング部 1+1!21 箋 2 邑 第4図 z 5 回 覧ら配 鬼 13 15i1 す @幅i 1ら l I4 (ト) 1 増幅性 1ら 第 15 記 4. 昆 IG日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)回路基板の第1の主平面にマイクロストリップ線
    路を形成すると共に、前記回路基板の第2の主平面に形
    成した前記マイクロストリップ線路の接地層におけるマ
    イクロストリップ線路に対向する接地層部分に、スリッ
    トと線路部を設けて共平面線路を形成し、前記マイクロ
    ストリップ線路との間の電気的結合をとり、前記回路基
    板の第1と第2の両生平面にわたって受動ないし能動回
    路を形成してなる電気回路。 (お 信号伝送路としてマイクロストリップ線路を用い
    て回路基板の第1の主平面に電気回路を形成すると共に
    、回路基板の第2の主平面の接地層における前記マイク
    ロストリップ線路に対向する接地層部分にスリットと線
    路部を設けて共平面線路を形成し、前記第1の主平面に
    形成した電気回路の出力を、第2の主平面の共平面線路
    により第2の主平面に形成した電気回路に対して電気的
    に接続し、回路基板両面を利用して回路構成したことを
    特徴とする電気回路。 (3) マイクロストリップ線路構造の共振器を有する
    発振回路を回路基板の第1の主平面に形成tすると共I
    こ、前記回路基板の第2の主平面に形成した前記共振器
    の接地層における前記共振器に対向する接地層部分にス
    リットと線路部を設けて共平面線路を形成し、前記共振
    器との間の電気的接続をとり、前記発振回路の出力信号
    を第2の主平面の前記共平面線路より外部に取り出せる
    ようにすると共に、第2の主平面に形成した電気回路に
    接続できるように構成したことを特徴とする電気回路0
    (4)前記第1および第2の主平面の前記マイクロスト
    リップ線路共振器と共平面線路との間の結合度を変える
    ことなく発振周波数を調整できる手段を有してなること
    を特徴とする特許請求の範囲第6項記載の電気回路。 (5)前記共平面線路の線路部と接地層部を接続するこ
    とによりその一端を接地した共平面線路により第2の主
    平面の電気回路に出力信号を接続する構成の発振器であ
    って、前記共平面線路線路部と接地層部の接続部を部分
    削除しj・つこの削除量に毘じて前記共平面線路の線路
    部の他端を他回路素子との接続を保持し該線路幅を減少
    させるように削除して、前記削除前の線路幅を保持する
    共平面線路の線路部の長さを一定に保ちながら削除する
    発振周波数を調整する手段を有して成ることを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項記載の電気回路。 (6)前記発振周波数を調整する手段は、共振器と接地
    層との間隔を広げるよう前記接地層を部分削除すること
    によって調整される特許請求の範囲第5項に記載の電気
    回路。 (7)前記発振周波数を調整する手段は、接地層を部分
    的に削除して共振器の長さを長くすることによって調整
    される特許請求の範囲第5項に記載の電気回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63268297A (ja) * 1987-04-24 1988-11-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波回路
JPH01162002A (ja) * 1987-12-18 1989-06-26 Nec Corp マイクロ波半導体装置

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