JPS60228036A - 工業用ロボツトにおける締結具締付装置の支持装置 - Google Patents

工業用ロボツトにおける締結具締付装置の支持装置

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JPS60228036A
JPS60228036A JP8362784A JP8362784A JPS60228036A JP S60228036 A JPS60228036 A JP S60228036A JP 8362784 A JP8362784 A JP 8362784A JP 8362784 A JP8362784 A JP 8362784A JP S60228036 A JPS60228036 A JP S60228036A
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strut
nut
hole
tightening device
movable plate
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Application number
JP8362784A
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English (en)
Inventor
Kengo Kitamura
北村 謙吾
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P19/00Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
    • B23P19/10Aligning parts to be fitted together

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の技術分野 本発明は、工業用ロボットにおける締結具締付装置の支
持装置に係り、特に、被組付部品を回転させてこれを本
体に組付けるようにした締結具締付装置の支持装置に関
する。
(2)先行技術とその問題点 一般に、自動車の組立ライン等において、例えば、車両
部品 (被組付部品)としてのストラット型フロントサ
スペンションのストラットアッシー (以下、ストラン
ドという)は、ライン上の車体(本体)に締結具を介し
て組付けられるようになっている。そして、本件出願人
は先に、上記締結具の締付けを自動化するシステムを提
案しており、更に、これに有効な締結具締付装置を提案
している(例えば特願昭57−183980号、特願昭
57−230299号)。
第1図は上記先行例において開示したシステムを示す説
明図である。第1図において、車体Bは、コンベア1上
に載置されて移動しストラット組付位置に達したとき位
置決めされるようになっており、前記コンベア1に近接
した作業場にはストラットP搬送用の一力のけポットR
aとナツト締付装置N搬送用の他方のロポッ)Rhとが
設置されており、一方のロポッ)RaにはストラットP
を把持する把持ハンドHが取付けられると共に、他方の
ロボットRhにはナツト締付装置Nを支持する支持装置
Sが取付けられていて、夫々のロポッ)Ra、Rbのテ
ィーチング情報に基づいてストツクhp及びナツト締付
装置Nは、ストランドPの車体取付面 (ストラフトタ
ワー2の上面)に対応した位置に位置決めされるように
なっている。そして、上記ストラットPは、ストラット
タワ−2上面の挿通孔3にアッパケース4を嵌合させる
と共に、ストラットタワ−2上面のボルト挿通孔5に前
記アッパケース4に立設された組付ポルト8を貫通させ
且つこの組付ポルト8にナツト7を締付けることにより
、車体Bに組付けられるようになっている。尚、第1図
中、8は組付けるストツク)Pを仮保持するための仮置
台、9はナツト締付装置Nにナツト7を供給するナツト
供給装置である。
このシステムに適用される先行例におけるナツト締付装
置にの支持装置Sは、例えば、第1図及び第2図に示す
ように、ロポフトRhノ多関節アームlOに固定される
平板状のベースプレート11と、このベースプレート1
1に設けられストラットPの車体取付面(ストラフトタ
ワー2の上面)と平行な平面において浮動可能に支持さ
れる可動プレー)12と、この可動プレート12を任意
の位置で固定するロック部材13と、上記可動プレート
を浮動支持する浮動機構18と、上記可動プレート12
に設けられ上記把持ハンドHで把持されたストツク)P
のアッパケース4の係合孔15に係合する係合部材!6
と、上記可動プレート】2に進退可能に設けられストラ
ットタワ−2上面の挿通孔3に自己求心的に係合するガ
イド部材17と、このガイド部材17を所定の後退位置
において保持する保持機構Spとから成り、上記可動プ
レート12上にナツト締付装置Nとしてのナツトランナ
75が取付けられている。
また、L記システムにおいて、上記ストツク)Pを把持
する把持ハンドHは、第2図に示すように、ロボッ)R
aのアームに浮動可能に支持されるハンド本体101と
このハンド本体101に設けられ上記ストツク)Pの軸
部PSを把持するクランパ部103とから構成され、上
記クランパ部103は上記ハンド本体101に対してス
プリング102,104に付勢されて上下方向に進退動
可能になっている。
この支持装置Sによれば、先ず、第1図及び第2図に示
すように、ロポッ)Raは、ティーチング情報に基づい
て仮置台8上のストツク)Pを把持ハンドHを介して把
持し、ストラットタワー2の下方位置に搬送して停止す
る一方、ロポッ)Rbは、同じくティーチング情報に基
づいてナツト締付装置Nをストラットタワー2の上方位
置に搬送して停止する。
この状態から、ロボットRa、Rhは夫々上昇及び下降
作動して、第2図に示すように、ストツクLPのアッパ
ケース4の係合孔15に係合部材16を嵌合させる。
次に、支持装置Sの浮動機構18のロック状態が解除さ
れ、可動プレート12はベースプレート見に対して浮動
支持されることになる。この状態において、ロボットR
bが下降すると、第3図に示すように、スプリング54
により下方に押圧されるガイド部材17が自己求心的に
移動しなから挿通孔3に嵌合する。この結果、車体B、
ストラットP及びナツト締付装置Nの三者の相対位置関
係が定まる。
この後、ロック部材13が作動して上記可動プレート!
2はベースプレート11に対し′て固定されると同時に
、保持機構Spのロックピン47が後退して上記ガイド
部材17のスプリング54による付勢が解除される。そ
して、ロボットRaが上昇して、第4図及び第5図(a
)に示すように、アッパケース4の組付ポルト6が把持
ハンドHのスプリング102 、104力によって押圧
された状態でストラットタワー2の上部下面に当接する
。更に、第5図(aOb)に示すように、ロボットRa
のアームが回転し、組付ポルト6がポルト挿通孔5の位
置に合致したとき、上記把持ハンドHのスプリング10
2゜104の付勢力によってポルト挿通孔5に没入する
。この場合、上記組付ポルト6をポルト挿通孔5に直接
挿入することも可能であるが、一般にストラットPはア
ッパケース4とこれを支持する軸部PSとから成り、両
者は軸受を介して連結されるものであり、把持ハンドH
は上記軸部PSを把持するものであることから、軸部P
Sに対するアッパケース4の位置決め精度を搬送、組付
過程において維持しにくく、ポルト挿通孔5への組付ポ
ルト6の挿入が不確実になる。そのため先行例において
は、仮置台8において予め軸部PSに対するアッパケー
ス4の位置決めを行ってから把持ハンドHで把持するが
、更に、組付ポルト6をポルト挿通孔5に挿入する際に
も調整を行って確実に組付ポルト6がポルト挿通孔5を
貫通するようにしているものである。具体的に、例えば
、仮置台8において組付ポルト6の位相をポルト挿通孔
5から2°の角度だけずらした状態で把持ハンドHがス
トラットPを把持するようにし、次に、第5図(a)(
b)に示すように、ストラットタワー2において、ロボ
ットアームを4°回転させ、上記組付ポルト6がポルト
挿通孔5を通過したときに該ポルト挿通孔5に没入する
というものである。そのため、この例ではアッパケース
4の軸部PSに対する設定誤差を±2°まで吸収できる
。尚、この場合、ストラフ)Pは組付ポルト6とポルト
挿通孔5との位相差が2゜より多く回転することになる
が、組付ポルト6がポルト挿通孔5を貫通した後はスト
ラットPのアッパケース4の回転が拘束されることにな
るので、ストランドPの軸部PSのみが空回りすること
になる。
そして、組伺ポルト6がポルト挿通孔5を貫通した状態
で、第6図に示すように′、ナラi・ランナ75が作動
して、ソケット7Bに装着されたナツト7が上記組゛付
ポルト6にネジ込まれ、」1記ストラットPはストラッ
トタワー2に固定される。
然しながら、上述した先行技術にあっては、第7図に示
すように、ストラットPのアッパケース4と軸部PSと
の間に介装される軸受が摺動抵抗の小さい、例えば、こ
ろがり軸受SBであるような場合には、組付ポルト8を
ポルト挿通孔5に貫通させようとする際、ロボットRa
のアームの回転によりストラットPの軸部PSは回転す
るが、組付ポルト6はストランドタワー2の下面に押圧
されたまま静止状態になることがあり、上記組付ポルト
8がポルト挿通孔5に貫通しないという事態を生ずると
いう問題がある。また、第8図に示すように、例えば、
ディスクブレーキのロータ105やトランスバースリン
ク106が予め装着されたストラットPを把持する把持
ハンドH1にあっては、上記付属物105 、108や
取付スペースの関係上、ストラットPの軸線Y1とロボ
ットアームの軸線Y2とを同一軸線上に設定できない場
合があり、このような把持ハンド)114こあっては、
ロボットアームを回転させても、組付ポルト6がストラ
フ)Pの軸線Y1を中心に回転しないので、該組付ポル
ト6をボルト挿通孔孔5に合致させることができないと
いう問題もある。
(4)発明の目的 本発明は以上の問題点に鑑み為されたものであって、そ
の目的とするところは、被組付部品に設けられた締結具
を被組付部品を組付ける本体の取付位置に確実に適合さ
せることにある。特に被組付部品の締結具の取付部位が
、被組付部品の把持ハンドによっては把持されず、被組
付部品の軸心に対して回転するような場合において、把
持ハンドを回転させることなく支持装置の回転機構によ
り上記締結具の取付部位を回転させて上記締結具を上記
本体の取付位置に適合させ、もって、E把取付部位が空
回りすることなく、確実に締結具を本体に位置合せでき
るようにすると共に、把持ハンドの回転軸と被組付部品
との軸心が偏心しているような場合にも、確実に締結具
と本体との取付位置を一致させるようにすることにある
(5)発明の構成 そして、本発明の要旨とするところは、ロボットに固定
されるベース部材と、上記ベース部材に浮動可能に支持
され且つ締結具締付装置が固定される可動部材と、可動
部材を前記ベース部材に固定、解除するロック手段と、
上記可動部材に設けられ、可動部材固定時において前記
締結具締付装置を被組付部品と予め位置決めする係合部
材と、上記可動部材に進退可能に設けられ、可動部材浮
動時において前記被組付部品を組付ける本体の位置決め
部に自己求心的に係合して被組付部品と本体とを位置決
めするガイド部材と、上記係合部材を回転させて被組付
部品に設けられた締結具を上記本体の取付位置に適合せ
しめる回転機構とを備えてなる工業用ロボットにおける
締結具締付装置の支持装置にある。
(6)発明の実施例 以下、添付図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な
説明する。
車両部品としてのストラットと締結具締付装置としての
ナツト締付装置との位置決めを自動化するシステムは、
第1図において先行例で示したものと略同様である。
この実施例において、ナツト締付装置Nの支持装置Sは
、第8図乃至第13図に示すように、ロポッ)Rhの多
関節アーム10に固定される平板状のベースプレー)1
1と、このベースプレー)11に設けられストラフ)P
の車体取付面 (ストラットタワー2の上面)と平行な
平面において浮動可能に支持される可動プレート12と
、この可動プレート12を任意の位置で固定するロック
部材13と、上記可動プレート12の浮動量を設定する
浮動量設定機構14と、上記可動プレー)12に設けら
れ上記把持ハンドHで把持されたストラットPの7ツパ
ケース4の係合孔95に係合する保合部材96と、上記
可動プレート12に進退可能に設けられストラットタワ
−2上面の位置決め孔3に自己求心的に係合するガイド
部材87と、このガイド部材97を所定の後辺位置にお
いて保持する保持機構Spと、上記ガイド部材87を介
して上記係合部材86を回転させる回転機構8oとから
成り、上記可動プレー)121にナツト締付装置Nが取
付けられている。
上記ベースプレートIfの下面には、第10図に示すよ
うに、ロポッ)Rhのアーム1oに連結する取付ブラケ
ッ)18が取付けられており、ベースプレー)11の上
面にはフローティング機構19を介して可動プレート1
2が取付けられている。このフローティング機構18は
、第10図、第12図及び第13図に示すように、可動
プレート+2を四点支持するものであって、各フローテ
ィング機構18の具体的構成は、ベースプレートllの
孔部にベアリング2oを介して嵌挿される回転シャフト
21と、この回転シャフト21の先端に連結固定される
ケース体22と。
このケース体22内をベースプレートllと平行な平面
において摺動する摺動シャフト23と。
この摺動シャフト23の先端に一端が連結固定され且つ
他端が可動プレート12の孔部にベアリング24を介し
て嵌挿される連結シャフト25とで構成されており、上
記可動プレート12は、ベースプレー)11と平行な位
置関係を保ちながら任意の方向に移動し得るようになっ
ている。そして、符号23aはコイルばねであって、ナ
ツト締付装置Nを傾斜させても、ある程度自己調芯作用
を行うものであり、可動プレート12上の重心を考慮し
てそれぞれ力が調整されている。
又、上記ロック部材13は、第1θ図及び第12図に示
すように、ベースプレー)11と可動プレート12との
間において一対配設されており、ベースプレート11に
取付ブラケット2Bを介して固定され且つ可動プレート
12側に向かって突出作動するピストンロッド2?aを
備えたエアシリンダ27と、このエアシリンダ27のピ
ストンロッド27a先端に保持ブラケット28を介して
脱着可能に取付けられ且つゴム、ウレタン等の弾性体で
円盤状に成形されたブレーキシュー28と、このブレー
キシュー29に対向した可動プレート12のベースプレ
ートll側面に取付けられ表面がローシー2ト加工等に
より細かい凹凸部に形成されている摩擦プレート30と
から成るものである。そして、上記エアシリンダ27の
ピストンロッド27aが後退作動しているときには、上
記ブレーキシュー28は摩擦プレート30から離間配置
されていて、可動プレート12はベースプレー)11に
対して固定されていないのに対して、エアシリンダ27
のピストンロッド27aが突出作動するときには、上記
ブレーキシュー28が摩擦プレート30に圧接され1両
者の間の摩擦力により可動プレート12はベースプレー
ト11に対して固定されるようになっている。また、上
記ロック部材13の近傍に位置するベースプレート11
の両側上面には、一対のス) −7/%ブラケット31
が取付けられており、このストッパブラケット31は、
断面略コ字状に形成されていて、可動プレー)12の両
側上面を抱き込むように配置されている。そして、上記
ストッパブラケット31の上側突出片31a内面と可動
プレート12の上面との間には0.51mm程度の隙間
Cが形成されており、この隙間Cは、フローティング機
構18を構成する部材の摺動部分におけるカタに伴って
可動プレー)12の配設位置が若干ずれたとじ”てもス
トツノくブラケット31と可動プレート12との非当接
の状態に保つためのものであって、これにより可動プレ
ート12を常時浮動可能な状態に保つようにしている。
モして又、上記ロック部材13により可動プレート12
がベースプレート11に対して固定されるときには、可
動プレー)12はブレーキシュー29により上方に突き
上げられることになるが、可動プレート12の上方への
移動はストツパブラケッ)31によって規制されること
になるため、可動プレー)12が部分的に大きな反り変
形を起こすことはなく、上記フローティング機構18へ
の応力集中を回避するようにしている。
更に、上記ベースプレート11と可動プレート12との
間には浮動量設定機構14が設けられており、この浮動
量設定機構14は、第12図に示すように、可動プレー
ト12の略中央前後にベースプレー)11側に向って拡
開する一対のロケート孔32を開設すると共に、ベース
プレート11の略中央前後には上記ロケート孔32に嵌
合するロケートピン33を進退可能に取付けてなるもの
である。即ち、上記ベースプレート11の中央部にはブ
ラケット34を介してエアシリンダ35が上下方向でピ
ストンロッド35aを進退移動させるように取付けられ
ており、このピストンロッド35aにはアダプタ36を
介して支持プレート37が前後方向に延びて取付けられ
ていて、この支持プレート37に前記ロケートピン33
が固定されている。そして、上記アダプタ36はエアシ
リンダ35に固定した略円筒状のガイドブラケット38
内に摺動可能に嵌合し、しかも支持プレート37の前後
に固定した回り止めプレート39はカイトブラケット3
8の前後を切削してなる平面状の当接面38aに常時当
接しているので、支持プレート37は回転することなく
進退移動することになり、ロケートピン33はロケート
孔32に対応した位置において進退移動可能に位置決め
されている。モして又、上記ロケートピン33は、ロケ
ート孔32に嵌合子る円錐台部とこの円錐台部の上面に
突設された円柱部とで構成されており、エアシリンダ3
5のピストンロッド35aが突出作動したときにはロケ
ートピン33の円錐台部がロケート孔32に密嵌し、可
動プレート12はベースプレー)11に対して常態位置
に保持される一方、エアシリンダ35のピストンロッド
35aが後退移動したときにはロケートピン33の円柱
部がロケート孔32に遊嵌し、ロケートピン33とロケ
ート孔32との間の隙間内において可動プレート12の
フローティング量が設定されるようになっている。尚、
上記支持プレート37には可動プレート12に当接する
アジャストポルト40が設けられており、ロケートピン
33の位置調整が行われるようになっている。
更に、上記ガイド部材87は、第1θ図に示すように、
上下方向に延びるシャフト41と、このシャフト41の
下端に取付けられ且つストラットタワー2の位置決め孔
3に嵌合する逆円錐台状のガイドテーパ部42aを備え
たガイド42とで構成されており、上記シャツ)41は
、可動プレー)12に開設された孔部43に嵌通配置さ
れると共に、上記孔部43縁に取付けた筒状のガイド取
付ブラケット44内にブ・ンシュ45を介して摺動自在
に且つ回転可能に保持されている。そして、上記ガイド
取付ブラケント44の上方には上記シャフト41の挿通
孔46aを有する浮動部材46が配置されており、上記
シャフト41は、上記挿通孔4111aを回転可能に貫
通しその上端に取付けたストップワッシャ51を浮動部
材46の挿通孔48a縁に係止させて取付けられている
。そして又、上記ガイド取付ブラケット44の周壁には
断面逆り字状のスプリング押えブラケット53が浮動部
材46の上下動を確保しながら浮動部材46の上方を覆
うように取付けられており、このスプリング押えブラケ
ット53と浮動部材4Bとの間にスプリング54が介装
されていると共に、上記シャツ)41の軸線上に位置す
るスプリング押えブラケット53の横壁にはシャフト4
1の挿通孔53aが開設されている。また、上記浮動部
材48は、ガイド部材97を所定の後退位置に保持する
保持機構SPが設けられており、この保持機構Spは、
浮動部材46に取付けられたエアシリンダ49と、この
エアシリンダ48のピストンロッド49aに固定され浮
動部材4θの挿通孔48aと直交して穿設した孔部4E
ib内にブツシュ48を介して進退可能に配置されたロ
ックピン47とで構成されており、ピストンロッド49
a後退作動時にはロックピン47が後退してロックピン
47がシャツ)41から離れるので、ガイド部材87は
浮動部材46に対して相対移動できるようになっている
一方、ピストンロッド49a突出作動時にはロックピン
47がシャフト41に圧接されることから、上記ロック
ピン47とシャフト41との間の摩擦抵抗によって上記
ガイド部材87は所定の後退位置において保持されるよ
うになっている。そして、上記ガイド部材97が進出位
置にある場合において、上記ロックピン47に対応した
シャフト41部分にはロック孔50が穿設されており、
このロック孔50に上記ロックピン47が嵌合すると、
シャフト41が浮動部材48に完全に固定されるように
なっている。尚、上記浮動部材48は、スプリング押え
ブラケット53の縦壁面に浮動部材48の一側面を当接
させることにより回り止めされている。
又、上記ガイド42には、第9図及び第10図に示すよ
うに、下方に開口した中空部42bが形成されており、
この中空部42b内には先端に逆六角錐台状の係合テー
パ部96aを有する係合部材86がガイド部材97と同
軸に組込まれており、この係合チー/<部98aはこの
外形と同様に六角形状に開設されたストラッ)Pの保合
孔85へ嵌り込むようになっている。また、この係合部
材86は、その上端に設けたストップワッシャ5Bを中
空部42b内の段部42cに係止させて上下方向に進退
可能に設けられていて、ガイド42の中空部42b内壁
との間にスプリング57を介装することにより常時下方
に向かつて付勢されていると共に、係合部材98の軸部
96bはガイド42の摺動孔42dによって回り止めさ
れている。そして、上記係合部材86の係合テーパ部9
8aは上記ガイド42より常時下方に突出した位置に配
置されている。
また、この実施例において、回転装置80は第9図乃至
第11図に示すようにエアシリンダ81とレバー82と
で構成される。エアシリンダ81は可動プレート12の
延設部12bに配設されており、該延設部12bは上記
ガイド取付ブラケット44が取付けられている側の可動
プレー)12の一部を延長したものであり、この先端部
に上記エアシリンダ81の基端部がピン83により軸支
されている。また、上記レバー82の一端は上記エアシ
リンダ81のピストンロッド84先端のクレビス85に
クレビスピン86で軸支される一方、その他端に挿通孔
82aが開設され、該挿通孔82aには上記ガイド部材
87のシャツ)41が回り止めされ且つ摺動可能に貫通
配置されている。尚、符号41c+は回り止め用の面取
り部である。また、上記レバー82の中間部には支持ピ
ン87が立設されており、該支持ピン87は上記延設部
+2bの基部に開設された円弧状の長孔88に貫通配置
されると共に、該支持ピン87の先端部に形成されたネ
ジ部にワッシャ88を介してナツト80がネジ込まれて
、該レバー82は該ナツト90により上記延設部12b
の基部に支えられている。そして、上記エアシリンダ8
1のピストンロッド84の進退動によって上記レバー8
2が上記長孔88の円弧長の範囲で揺動し、上記シャフ
ト41が一定角度回動するようになっている。
又、この実施例において、上記ナツト締付装置Nは、第
1θ図及び第11図に示すように、車体ボルト挿通孔5
に対応して設けられていて、固定式ナツトランナ58と
一対の可動式ナツトランナ59.59 とで構成されて
おり、固定式ナツトランナ58は保持ブラケット80を
介して可動プレート12に直接固定される一方、可動式
ナツトランナ511,511は前記固定式ナツトランナ
5日に対して前後方向に対称配置され、可動プレー)1
2の左右方向に摺動する摺動プレート81上に保持ブラ
ケット62を介して固定されている。尚、前記摺動プレ
ート61のスライド機構63は、可動プレー)12上に
固定されたインナケース83aと、このインナケース8
3aに摺動可能に嵌合し且っ摺動プレート81に固定さ
れたアウタケースB3bとから成る。そして、上記摺動
プレー)81は、可動プレート12に取付ブラケット6
4を介して取付けたエアシリンダ65のピストンロッド
115aに連結され、ピストンロッド1l15aの進退
移動に応じて左右方向に摺動するようになっている一方
、摺動プレート61の下面に固定したストッパプレート
8Bを保持ブラケット6oに設けたアジャストボルト8
7に当接させることにより、摺動プレー)81の停止位
置が規制されている。このため、摺動プレート1111
の停止位置に応じて可動式ナツトランナ58の配設位置
が変化することになり、車種により異なるナツトの締付
位置の変化に対応できるようになっている。即ち、車体
のボルト挿通孔5が三ケ所である車種については、可動
式ナツトランナ59.59を第10図及び第11図に示
すように、配設すればよく、又、車体のボルト挿通孔5
が二ケ所であるような車種については、可動式ナツトラ
ンナ58,5θを第10図及び第11図において右方へ
移動させて配設し、可動式ナツトランナ511.511
1のみを用いてナツトの締付けを行えばよいのである。
又、上記固定式及び可動式ナツトランナ58、5111
の回転軸には、第10図に示すように、ジヨイントB8
が固定されており、このジせイントロ8の孔部には連結
シャツ)70が上下方向に摺動可能で且つ回り止めされ
た状態で取付けられている。そして、上記連結シャフト
7゜の下部にはナツト保持ソケッ)71が嵌装されてお
り、このソケッ)71内には喰わえこんだナツトにm接
する板バネ72が設けられている。そして又、上記ジヨ
イント68の下面と連結シャツ)70に設けたフランジ
70aとの間にはスプリング73が介装されており、連
結シャフト7θが常時下方に向かつて付勢されている。
尚、上記ストツク)Pを把持する把持ハンドHは、第2
図で示したものと同様に構成され、ストツク)Pの車体
取付面と平行な平面においてストツク)Pを浮動可能に
支持するようになっており、図示外のロック部材により
ストラットPを固定支持できるようになっている。また
、ストラットPの組付ポルト6は上記アッパケース4の
係合孔85に対して一定の位置関係を有して係合孔85
の周囲に立設されている。
従って、この実施例に係る工業用ロボットにおけるナツ
ト締付装置の支持装置によれば、以下のような作用によ
って車体に対するストラットPとナツト締付装置Nとの
位置決めが自動的に行われる。
先ず、第1図及び第14図に示すように、ロポッ)Ra
は、ティーチング情報に基づいて仮置台8)、のストラ
ットρの軸部Psを把持ハンドHを介して把持する。こ
の場合、把持ハンドHとストラットPとの位置関係は組
付ポルト6の位相がポルト挿通孔5から角度2°だけず
れた状態になるような関係になっている。そして、第1
4図に示すように、該ロポッ)Raは上記ストラットP
をストラットタワー2の下方位置に搬送して停止する一
方、ロボットRbは、同じくティーチング情報に基づい
てナツト締付装置Nをストラットタワー2の上方位置に
搬送して停止する。この段階においては、図示外の制御
装置からの車種選択指令信号によって可動式ナツトラン
ナ59.5111が適宜移動して車種に応じた位置に配
置されており、又、第12図に示すエアシリンダ35の
ピストンロッド35aが突出作動してロケートピン33
がロケート孔32に密嵌し、ナツト締付装置Nがロボッ
トRhに対する常態位置に位置決めされており、更に、
第10図に示すエアシリンダ48のピストンロッド49
aが突出作動してロックピン47がロック孔50に嵌合
し、浮動部材46がガイド部材97に固定されており、
更に又、ナツト締付装置Nのソケッ)71にはナツト7
が保持され、また、回転装置80のピストンロフト84
は後退作動している。尚、ストツク)Pは前記把持ハン
ドHに固定されている。この状態において、ストラット
Pとナツト締付装置Nとは、ロボットRa 、 Rhの
動作精度に基づいて相対応する位置に夫々配置されてい
るが、車体Bの停止位置精度はロポッtl?a、Rhの
動作精度に比べて低いので、ストラットPの位置決め孔
挿通孔3はストツク)P及びナツト締付装置Nの位置に
対して一般に前後方向にずれている。
この状態から、ロポッ)Rhは、第14図及び第15図
に示すように、ナツト締付装置Nを下降させ、ガイド部
材97のガイドテーパ部42aが位置決め孔3縁のフラ
ンジ3aに接近した位置で停止する一方、ロポッ)Ra
はストラットPを所定位置まで上昇させる。このとき、
支持装置Sの係合部材86は、車体の位置決め孔3を通
過した位置にあり、ストラットPのアッパケース4の係
合孔95に前記係合部材86の係合テーパ部116aが
嵌合し、係合部材86はスプリング57に抗してやや上
方に押し上げられている。この場合、上記係合テーパ部
9Ela及び係合孔85は夫々六角形状をしており、両
者98a、95は回り止めされた状態で係合することに
なる。そして、このときの組付ポルト8の位置はポルト
挿通孔5に対して例えば、26ずれた状態に設定される
。また、ストラットPが仮置台8からストラットタワー
2の下方位置へ搬送される途中において、仮に上記アッ
パケース4がストラットPの軸部Psに対して僅かに回
動するようなことがあっても、上記スプリング57によ
り上記係合孔95に上記テーパ部98aが押圧されるの
で、上記係合孔95は上記テーパ部Haに自己求心的に
係合するようになっている。これにより、ストラットp
とナツト締付装置Nとの相対的位置関係が定まる。
この後、車体B、ストラフ)P及びナツト締付装置Nの
王者の位置決めが行われる。この工程においては、先ず
、図示外の制御装置から発せられるストラットPと係合
部材96との係合完了信号により、支持装置Sの浮動量
設定機構14のロック状態が解除される。即ち、エアシ
リンダ35のピストンロッド35aが後退作動してロケ
ートピン33が第12図に示す位置から後退することに
なり、ロケート孔32にはロケートピン33の円柱部が
遊嵌した状態になることから、可動プレー)+2は、ロ
ケートピン33とロケート孔32との隙間範囲において
第1θ図及び第13図に示すフローティング機構18に
より面方向に浮動支持されることになる。この場合、ス
トラットPも把持ハンドIにより浮動支持されることに
なる。この状態において、第15図及び第16図に示す
ように、ロボットRhがナツト締付装置Nを下降させる
と、これに伴ってガイド部材97も下降していき、ガイ
ド42のガイドテーパ部42aが車体の位置決め孔3縁
のフランジ3aに当接する。この状態から更にガイド部
材97が下降していくと、このガイド部材97は上記フ
ランジ3aから反力を受けることになるが、浮動部材4
8がガイド部材87に固定されていることから、スプリ
ング54の作用が浮動部材46を介してガイド部材97
に伝わり、ガイド部材87は下方に向けて付勢されるこ
とになる。このため、ガイド42のガイドテーパ部42
aが前記フランジ3aに摺接することになり、前記ガイ
ド42は、第18図工点鎖線で示す状態から実線で示す
状態へ、自己求心的に移動しながら位置決め孔3に嵌合
し、この状態でロポッ)Rhは停止する。この間、ガイ
ド取付ブラケット44を介してガイド部材87を支持す
る可動プレート12には、前記ガイド42の自己求心運
動の方向と同一の方向に力が働くことになるが、可動プ
レート12はフローティング機構19によりベースプレ
ートllに浮動支持されているので、可動プレート12
は各コイルバネ23aを圧縮あるいは伸長しつつガイド
8oの移動に追従して移動することになる。一方、ガイ
ド42の自己求心運動に伴って係合部材86も移動する
ことになるが、この保合部材86はスプリング57の作
用によってストラフ)Pに押し付けられており、しかも
ストラットρは浮動支持されているので、ストラットP
は係合部材18の移動に追従して移動する。この結果、
車体B、ストラフ)P及びナツト締付装置Nの王者の相
対位置関係が定まり、ナツト締付装置Nを構成するナツ
トランナ58.59の各ソケット71は、ストラットタ
ワー2の各ポルト挿通孔5に対応し且つストラットタワ
−2上面に近接した位置に配置される。この後、ロボッ
)Rhが停止した信号を受けて、制御装置からロック部
材13の作動指令信号が発せられ、この指令信号により
ロック部材13がロック作動する。このとき、第10r
gJに示すエアシリンダ27のピストンロッド27δが
突出作動してブレーキシュー28が摩擦プレー)3(l
に圧接され、可動プレー)12はベースプレー)11に
対して固定される。これにより、ナツト締付装置Nは車
体Bに対して完全に位置決めされ、一方、ストラットP
は保合部材86を介した状態で車体Bに対して位置決め
されるのである。これと同時に、付勢解除指令、即ちス
プリング54によるガイド部材87への付勢を解除する
という指令が発せられると、第16図に仮想線で示すよ
うに、エアシリンダ48のピストンロッド411aが後
退作動してロックピン47がロック孔50から離脱して
、これに伴って浮動部材46はスプリング54によって
下方に押され、ガイド取付ブラケット44の上面に当接
する。このとき、上記浮動部材46はガイド部材97に
対して相対移動可能になっているので、スプリング54
の付勢力はガイド部材87には伝達されないことになる
この作業が完了すると、ロポッ)Raは、第17図に示
すように、ストラットPを所定位置まで上昇させていく
。このとき、先ず、係合部材98がスプリング57の付
勢力に抗して押し上げられ、次いで、係合部材96とガ
イド部材87とが一体となって押し上げられ、シャフト
41が上昇する。このとき、該シャフト41にはスプリ
ング54による付勢力が作用していないので、シャフト
41の上昇に伴ってスプリング54が撓み変形すること
はなく、可動プレート12にスプリング54の撓み変形
による無理な力が加わることはない。このため、可動プ
レート12が部分的に反り変形してフローティング機構
18に応力集中を生じさせるというような事態が生ずる
懸念も全くない。そして、第17図及び第18図に示す
ようにストラフ)Pの各組付ポルト6が車体のポルト挿
通孔5に対して2″の角度0分だけ位相をずらしたもの
に設定されているので、上記組付ポルト6はストラット
タワ−2上部下面に当接し、更に、把持ハンドHのスプ
リング162,104 (図示せず)の付勢力によって
上記下面に押圧される。この後、組付ポルト8の位置合
せが行われる。これは回転機構80のエアシリンダ81
が作動してピストンロッド84の突出によるレバー82
の揺動により、ガイド部材87のシャフト41を回動さ
せるというものである。このとき、係合部材98は上記
ガイド部材87に対して回り止めされた状態でこれに組
付けられているので、該係合部材98も共に回動すると
同時に、該保合部材86と上記アッパケース4の係合孔
85とが回り止めされた状態で係合しているので、該ア
ッパケース4も回動することになる。この場合、第18
図及び第18図に示すように、上記レバー82の揺動範
囲を延設部12bの長孔88で調節し、上記シャフト4
1の回転角を2″になるよう設定しておけば、上記レバ
ー82の支持ピン87が上記長孔88の端部に至った時
、上記組付ポルト8がボルト挿通孔5に合致し、これに
没入することになっている。このため、第14図に示す
ように、ストラフ)Pの軸受がころがり軸受sbであっ
ても、またこれ如何にかかわらず確実に組付ポルト6は
ポルト挿通孔5を貫通する。
また、ト述した係合テーパ部98aと係合孔85とが完
全に嵌合しない状態で取付ポルト6がストラy)タワー
2の下面に当接する事態や、係合孔85と係合部材86
との位相が60°ずれて両者i5,9+(が嵌合する事
態、更に、係合孔85と組付ポルト6との相対位置精度
がくるっている事態等を懸念する場合には、上記長孔8
8の円弧長を長く形成してシャフト41の回転角度を大
きく設定すればよい。例えば、その回転角度を70@に
設定すればどのような場合にも確実に組付ポルト6はポ
ルト挿通孔5に没入することになる。この場合、上記最
初に挙げた事態にあっては、先に係合部96だけが回動
して係合テーパ部11Baが係合孔95に嵌合し、次に
保合部86とアッパケース4とが一体となって回動する
ことになる。更に、この場合、シャツ)41が70°回
転する間に上記組付ポルト6はポルト挿通孔5に没入す
るが、該没入時点で組付ポルト6がポルト挿通孔5縁に
当接するのでアッパケース4の回転は停止し、上記レバ
ー82の支持ピン87が長孔88の端部に至る前にピス
トンロッド84も停止することになる。
この状態において、ボルト挿通孔5を貫通した組付ポル
ト6は、第20図に示すように、ナツトランナ58.5
9の各ソケット71に喰わえ込まれたナツト7の下面に
当接し、このソケット71をスプリング73の付勢力に
抗して上方に押し上げる。そして、各ソケット71が上
方へ所定量押し上げられると、図示外のリミットスイッ
チ等が働き、制御装置からの指令信号によってナツト締
付装置Nが作動する。この結果、第20図に示すように
、各ナツトランナ58.59の回転軸が回転し、ソケッ
ト71内のナツト7が組付ポルト6に締付けられ、ナフ
ト7の締付けが規定トルり以上になったときナツト締刊
判定装置(図示せず)によりナツトランナ58.58の
回転軸の回転が停止する。このとき、組付ポルト8は、
ナツト7の締付けに伴って上方へ引き上げられていくの
で、ナツト7の締付けが規定トルクに達したとき、スト
ラットPは車体の所定位置に確実に組付けられることに
なる。
そして、制御装置からのナツト締付完了信号が発せられ
ると、ロック部材13がアンロック作動し、第1θ図に
示すように、エアシリンダ27のピストンロッド27a
が後退作動してブレーキシュー28が摩擦プレート30
から離れ可動プレート12が浮動状態に戻り、また、こ
の実施例においては、ロック部材13のアンロック作動
と同時に、ガイド部材97の保持指令が発せられ、第2
1図に示すように、保持機構spを構成するエアシリン
ダ48のピストンロッド49aが突出作動し、ロックピ
ン47がガイド部材17のシャフト41に圧接された後
、ロポ−/ )Rhは、第21図に示すように、ナツト
締付装置Nを上昇させ、元位置に復帰する。
尚、ガイド部材87はストラットPの上昇ストローク分
だけ上昇した位置において保持され、その分、可動プレ
ート12の下方に突出するガイド部材97及び係合部材
86の突出寸法が短くなり、ナツトランナ58.59の
ソケット71下面と上記係合部材8Bの下面とが略一致
した状態となっているので、ストラットPが車体Bに組
付けられた状態において、ストラットPの7ツパケース
4がストラットタワー2の−L面から突出し、フードと
の間の高さスペースが狭められたとしても、ロボットR
hによりナツト締付装置Nを元位置に復帰させる際にナ
ツト締付装置Nあるいは支持装置Sがフードや車体に干
渉するという虞れは全くない。
また、ナツト締付装置Nを元位置に復帰させるのと同時
に、把持ハンド■によるストラットPの把持状態が解除
された後、ロポッ)Raは、組付けたストラットPと干
渉しないように把持ハンドHを後退させ、元位置に復帰
する。
そして、各ロポッ) Ra、Rhが元位置に復帰すると
、例えば、エアシリンダ81のピストンロッド84が後
退作動して係合部材8Bも所定位置に復帰し、更に、エ
アシリンダ48のピストンロッド49aが後退作動し、
ロックピン47がシャツ)41から離れると同時に、ガ
イド部材87が自重により下方に降下して所定位置に復
帰し、この段階において次の工程に備える。
尚、上記実施例において、ロック手段13、フローティ
ング機構18、ガイド部材97及び保持機構Spの具体
的構成は適宜設計変更して差支えない。又、上記係合部
材86は六角形状をしており、ストツク)Pの同じく六
角形状の保合孔35に係合するようになっているが、必
ずしもこれに限定されるものではなく、多角形状に形成
してもよいし、また、例えば、ストツク)Pのアッパケ
ース4に保合凸部を設 1ける一方、保合部材86の先
端には前記係合凸部が係合する係合凹部を設けこれらを
多角形状にする等、適宜設計変更できることは勿論であ
る。更に、上記実施例において、回転機構はエアシリン
ダ81とレバー82とで係合部材86を回転させるよう
にしているが、必ずしもこれに限定されるものではなく
、適宜設計変更して差支えない。また、モータ等を利用
して回転させるようにしてもよい。更にまた、上記スト
ツク)Pは把持ハンドHを介して浮動可能に支持されて
いるが、必ずしもこれに限定されるものではなく、車体
取付面と平行な平面において移動できるように支持され
ていればどのような支持手段を用いてもよい。
又、上記実施例では、車両部品としてストラットPを例
に挙げて説明しているが、その他の車両部品を始め任意
の被組付部品の組付けについて本発明を適用できること
は勿論である。
7)発明の詳細 な説明してきたように、本発明に係る工業用ロボットに
おける締結具締付装置の支持装置によれば、本体と締結
具締付装置との相対位置関係がくるっているとしても、
ロボットを制御することなく、本体に締結具締付装置を
確実に位置決めすることができ、しがも被組付部品の本
体への位置決めをも併せて行える6更に被組付部品に設
けられた締結具を本体の取付位置に確実に適合させるこ
とができ、被組付部品が本体に取り付かないという重態
を防止できる。特に被組付部品の締結具の取付部位が、
被組付部品の把持ハンドによっては把持されず、被組付
部品の軸心に対して回転するような場合には、把持ハン
ドを回転させることなく、支持装置の回転機構により上
記締結具の取付部位を回転させて上記締結具を上記本体
の取付位置に適合させることができるので、上記取付部
位が空回りすることはなく、確実に位置合せをすること
ができると共に、この場合において、把持ハンドの回転
軸と被組付部品との軸心が遍心しているような場合にも
、確実に締結具と本体との取付位置を一致させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両部品(ストラット)の組付工程システムを
示す説明図、第2図は先行例に係る締付具(ナツト)締
付装置を支持する支持装置の一例をその作用と共に示す
断面図、第3図及び第4図はその作用を示す要部断面図
、第5図は先行例における締結具の位置合せの状態を示
す説明図、第6図は先行例の作用を示す要部断面図、第
7図はストラットの構造を示す断面図、第8図は特殊な
ストラットを把持ハンドにより把持した状態を示す説明
図、第3図は本発明に係る締結具(ナツト)締付装置を
支持する支持装置の一実施例を示す斜視図、第10図は
その一部破断正面図、第11図はその平面図、第12図
はその一部破断左側面図、第13図は第10図中順−店
線一部切欠断面図、第14図は車両部品組付前における
車体、車両部品及び締結具締付装置の相対位置関係を示
す断面図、第15図及び第16図は車両部品と締結具締
付装置との位置決め状態を示す要部断面説明図、第17
図は車両部品の締結具が車両に当接した状態を示す要部
断面説明図、第18図及び第18図は車体の取付位置と
車両部品の締結具との位置合せの状態を示す要部平面説
明図、第20図は車両部品組付時における状態を示す要
部断面図、第21図は車両部品組付時了時の状態を示す
要部断面図である。 B・・・車体 N・・・ナツト締付装置(締結具締付装置)P・・・ス
トラット (被組付部品) Ra、Rh・・・ロボット S・・・支持装置 Sp・・・保持機構 3・・・挿通孔 5・・・ボルト挿通孔 6・・・組付ボルト 7・・・ナツト (締結具) 11・・・ベースプレート(ベース[t)12・・・可
動プレート (可動部材)13・・・ロック部材 (ロ
ック手段)14・・・浮動量設定機構 1B、H・・・保合部材 17.9?・・・ガイド部材 18・・・フローティンク機構 80・・・回転機構 第3図 第4図 第51I (ol 第5111 (b) +輌−−−−−−I 第6図 第7図 第8図 第15図 第16図 第17図 第18図 3 第19図 3 第20図 へI

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロボットに固定されるベース部材と、上記ベース部材に
    浮動可能に支持され且つ締結具締付装置が固定される可
    動部材と、可動部材を前記ベース部材に固定、解除する
    ロック手段と、L配回動部材に設けられ、可動部材固定
    時において前記締結具締付装置を被組付部品と予め位置
    決めする係合部材と、上記可動部材に進退可能に設けら
    れ、可動部材浮動時において前記被組付部品を組付ける
    本体の位置決め部に自己求心的に係合して被組付部品と
    本体とを位置決めするガイド部材と、上記係合部材を回
    転させて被組付部品に設けられた締結具を一上記本体の
    取付位置に適合せしめる回転機構とを備えてなる工業用
    ロボットにおける締結具締付装置の支持装置。
JP8362784A 1984-04-27 1984-04-27 工業用ロボツトにおける締結具締付装置の支持装置 Pending JPS60228036A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105290758A (zh) * 2015-11-10 2016-02-03 湖北机电院装备制造有限责任公司 一种汽车后桥减震弹簧自动压装设备
CN111408801A (zh) * 2020-05-12 2020-07-14 安川首钢机器人有限公司 一种浮动装件装置及方法
CN115383428A (zh) * 2022-09-30 2022-11-25 无锡沃格自动化科技股份有限公司 一种浮动式串杆上料组件及上料方法

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