JPS60227864A - カラ−ラインにおける焼付炉の加熱方法 - Google Patents
カラ−ラインにおける焼付炉の加熱方法Info
- Publication number
- JPS60227864A JPS60227864A JP8282784A JP8282784A JPS60227864A JP S60227864 A JPS60227864 A JP S60227864A JP 8282784 A JP8282784 A JP 8282784A JP 8282784 A JP8282784 A JP 8282784A JP S60227864 A JPS60227864 A JP S60227864A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- baking furnace
- gas
- heating
- color line
- solvent
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は連続式カラーラインにおける塗装ストリップの
焼付炉の加熱方法に関する。
焼付炉の加熱方法に関する。
従来連続式カラーラインにおける塗装ストリップの焼付
炉の加熱方法は、250〜350℃の熱風を塗装ストリ
ップ表面に吹付けて行なう熱風循環方式が主流を占めて
いる。
炉の加熱方法は、250〜350℃の熱風を塗装ストリ
ップ表面に吹付けて行なう熱風循環方式が主流を占めて
いる。
塗装焼付中に発生する溶剤の処理方法としては次の(1
)〜(4)の方法がある。
)〜(4)の方法がある。
(1) イナートエヤ一方式
発生した溶剤を、助燃バーナーで700℃〜800℃に
加熱して燃焼させ、この高温燃焼ガスの一部を250℃
〜650℃に水冷またはエヤー希釈して、ス) IJツ
ブの加熱用に循環使用する方法0 (2) 白金触媒による方法 白金触媒を用いて、発生溶剤を助燃バーナーによシロ5
0℃〜400℃に加熱し、白金触媒層に通しここで溶剤
を燃焼させて、その燃焼ガスをストリップ加熱用に使用
する方法。
加熱して燃焼させ、この高温燃焼ガスの一部を250℃
〜650℃に水冷またはエヤー希釈して、ス) IJツ
ブの加熱用に循環使用する方法0 (2) 白金触媒による方法 白金触媒を用いて、発生溶剤を助燃バーナーによシロ5
0℃〜400℃に加熱し、白金触媒層に通しここで溶剤
を燃焼させて、その燃焼ガスをストリップ加熱用に使用
する方法。
(3) 直接燃焼方法
公害対策の為に、発生溶剤をバーナーで1000℃前後
で燃焼させて燃焼排ガスを排熱ボイラーを通して排熱を
回収する方法。
で燃焼させて燃焼排ガスを排熱ボイラーを通して排熱を
回収する方法。
(4)大気放散する方法
以上の従来の溶剤処理方法において
先ず(1)のイナートエヤ方式の場合
(イ)発生溶剤の熱量が有効に利用出来ない。
(ロ)溶剤ガスを700℃〜800℃で燃焼する為、助
燃バーナーの容量が非常に大きくなり燃料使用量が多い
。
燃バーナーの容量が非常に大きくなり燃料使用量が多い
。
(ハ)溶剤燃焼ガスを水冷、またはエヤ希釈している為
、エネルギーのロスが多い。
、エネルギーのロスが多い。
(ロ)設備の耐熱性向上等で設備費が非常に高い。
次に(2)の白金触媒による方法の場合(イ) 白金は
触媒毒による性能の劣化がちシ使用塗料に制限がある。
触媒毒による性能の劣化がちシ使用塗料に制限がある。
(ロ) 触媒毒防止対策として前処理剤等を使用するが
圧損の上昇、および設備費が増加する。
圧損の上昇、および設備費が増加する。
(ハ) 白金は非常に高価である。
に) メンテナンスが困難である。
また(3)の直接燃焼方法の場合
(イ)焼付炉に燃焼ガスをリターンさせない為、溶剤発
生量に応じた希釈エヤーを焼付炉に侵入させる必要があ
ね、エネルギー原単位が非常に高くなる。
生量に応じた希釈エヤーを焼付炉に侵入させる必要があ
ね、エネルギー原単位が非常に高くなる。
(ロ)溶剤燃焼炉および排熱ボイラー等の設備費が高い
。
。
最後に(4)の大気放散する方法の場合は(イ) エネ
ルギー原単位が最低である。
ルギー原単位が最低である。
(ロ) 公害対策上問題がある。
等、従来技術には種々の問題点があシ、より経済的にか
つ公害対策上問題の少ない焼付炉の加熱方法が要望され
ていた。
つ公害対策上問題の少ない焼付炉の加熱方法が要望され
ていた。
本発明は、斜上の要望に応えるために連続式カラーライ
ンにおける、塗料焼付中に発生する溶剤を低温で燃焼さ
せ、その燃焼ガスを焼付炉の熱源とし、省エネルギー化
ならびに無公害な焼付炉の加熱方法を提供することを目
的とする。
ンにおける、塗料焼付中に発生する溶剤を低温で燃焼さ
せ、その燃焼ガスを焼付炉の熱源とし、省エネルギー化
ならびに無公害な焼付炉の加熱方法を提供することを目
的とする。
本発明は前述の従来技術の問題点を解決するためになさ
れたものであり連続カラーラインにおける焼付炉の廃ガ
スを鉄鉱石触媒を用いて溶剤を、250℃の低温で燃焼
させ、その燃焼ガスを焼付炉に戻し、カドリップ加熱用
に有効に利用するものであシ、その要旨はカラーライン
における塗装ス) IJツブの焼付炉において発生する
溶剤を鉄鉱石触媒を用いて燃焼せしめ、該燃焼ガスを前
記焼付炉に戻しストリップの加熱に循環利用することを
特徴とするカラーラインにおける焼付炉の加熱方法であ
り更に燃焼ガスの一部を温水ボイラーを通し温水を回収
することをも特徴とするものである。
れたものであり連続カラーラインにおける焼付炉の廃ガ
スを鉄鉱石触媒を用いて溶剤を、250℃の低温で燃焼
させ、その燃焼ガスを焼付炉に戻し、カドリップ加熱用
に有効に利用するものであシ、その要旨はカラーライン
における塗装ス) IJツブの焼付炉において発生する
溶剤を鉄鉱石触媒を用いて燃焼せしめ、該燃焼ガスを前
記焼付炉に戻しストリップの加熱に循環利用することを
特徴とするカラーラインにおける焼付炉の加熱方法であ
り更に燃焼ガスの一部を温水ボイラーを通し温水を回収
することをも特徴とするものである。
次に本発明の実施例を図に基いて説明する。
第1図は本発明による焼付炉の加熱方法を説明するため
の工程図である。先ず発生溶剤の燃焼方法は塗装ス)
IJツブ1は、炉内で加熱され溶剤を発生する。この溶
剤は排気ブロアー2で吸引されガス昇熱室乙に入如、こ
こで溶剤ガス温度を250℃近辺に制御する為、温度計
4によりガス加熱用バーナーの燃焼量をコントロールす
る。但し通常操業においては、溶剤ガス温度は250℃
以上である為、加熱バーナーは、はとんど消火状態にあ
る。ガス昇熱室を出た溶剤ガスは、鉄鉱石触媒5を充填
した室にムシ、ここで溶剤を燃焼させる。溶剤燃焼後の
ガス温度は、溶剤の含有量によって異なるが、350℃
〜450℃である。
の工程図である。先ず発生溶剤の燃焼方法は塗装ス)
IJツブ1は、炉内で加熱され溶剤を発生する。この溶
剤は排気ブロアー2で吸引されガス昇熱室乙に入如、こ
こで溶剤ガス温度を250℃近辺に制御する為、温度計
4によりガス加熱用バーナーの燃焼量をコントロールす
る。但し通常操業においては、溶剤ガス温度は250℃
以上である為、加熱バーナーは、はとんど消火状態にあ
る。ガス昇熱室を出た溶剤ガスは、鉄鉱石触媒5を充填
した室にムシ、ここで溶剤を燃焼させる。溶剤燃焼後の
ガス温度は、溶剤の含有量によって異なるが、350℃
〜450℃である。
次に鉄鉱石触媒を充填した室を出たガスは、ダンパー6
.6′によシ温水ボイラー7に行くガスと、焼付炉に戻
るガスとに分配される。焼付炉に戻るガスは、ガス温コ
ントロール室8に入りここでガス温を650℃の一定値
に制御される。ガス温は、常に650℃以上ある為、ガ
ス温度計9と希釈ブロアー10によシ350℃の一定値
にコントロールされる。ガス温コントロール室を出たガ
スはそのまま焼付炉に入シス) IJツブ加熱用に利用
される。ストリップの加熱温度のコントロールは、炉内
ガス循環ファン11.’11’の回転数制御により行な
われる。また、焼付炉の入口、出口には外気が侵入しな
いように12.12’のシールファンが設置される。
.6′によシ温水ボイラー7に行くガスと、焼付炉に戻
るガスとに分配される。焼付炉に戻るガスは、ガス温コ
ントロール室8に入りここでガス温を650℃の一定値
に制御される。ガス温は、常に650℃以上ある為、ガ
ス温度計9と希釈ブロアー10によシ350℃の一定値
にコントロールされる。ガス温コントロール室を出たガ
スはそのまま焼付炉に入シス) IJツブ加熱用に利用
される。ストリップの加熱温度のコントロールは、炉内
ガス循環ファン11.’11’の回転数制御により行な
われる。また、焼付炉の入口、出口には外気が侵入しな
いように12.12’のシールファンが設置される。
斜上の本発明による焼付炉の加熱方法は、(1)通常操
業においては、ガス加熱バーナーをほとんど使用しない
為、エネルギー原単位は従来炉の1/2以下となる。
業においては、ガス加熱バーナーをほとんど使用しない
為、エネルギー原単位は従来炉の1/2以下となる。
(2)装置の温度もMax 450℃程度であシ余シ耐
熱性を考慮する必要がなく安価である。
熱性を考慮する必要がなく安価である。
(3) 触媒は鉄鉱石であり、ランニングコストも安い
。
。
(4) 焼付炉の公害対策も解決出来る。
等種々の効果を有し、省エネルギ化ならびに無公害な連
続式カラーラインにおける焼付炉の加熱方法である。
続式カラーラインにおける焼付炉の加熱方法である。
・・・塗装ストリップ、6・・・ガス昇熱室、5・・・
鉄鉱石触媒、6 、6”・・・ダンバー、7・・・温水
ボイラー、8・・・ガス温コントロール室、10・・・
希釈ブロアー、11 、11’・・・炉内ガス循環ファ
ン、12・・・入口クールファン、12′・・・出口シ
ールファン。
鉄鉱石触媒、6 、6”・・・ダンバー、7・・・温水
ボイラー、8・・・ガス温コントロール室、10・・・
希釈ブロアー、11 、11’・・・炉内ガス循環ファ
ン、12・・・入口クールファン、12′・・・出口シ
ールファン。
代理人弁理士 木 村 三 朗
Claims (2)
- (1) カラーラインにおける塗装ストリップの焼付炉
において、発生する溶剤を鉄鉱石触媒を用いて燃焼せし
め、該燃焼ガスを前記焼付炉に戻しストリップの加熱に
循環利用することを特徴とするカラーラインにおける焼
付炉の加熱方法。 - (2) 前記燃焼ガスの一部を温水ボイラーを通し、温
水を回収し、放散することを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載のカラーラインにおける焼付炉の加熱方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8282784A JPH0247948B2 (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | Karaarainniokeruyakitsukeronokanetsuhoho |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8282784A JPH0247948B2 (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | Karaarainniokeruyakitsukeronokanetsuhoho |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60227864A true JPS60227864A (ja) | 1985-11-13 |
JPH0247948B2 JPH0247948B2 (ja) | 1990-10-23 |
Family
ID=13785227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8282784A Expired - Lifetime JPH0247948B2 (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | Karaarainniokeruyakitsukeronokanetsuhoho |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0247948B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012220539A (ja) * | 2011-04-04 | 2012-11-12 | Asahi Kasei E-Materials Corp | 排熱ボイラー設備付きドライフィルム製造装置 |
-
1984
- 1984-04-26 JP JP8282784A patent/JPH0247948B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012220539A (ja) * | 2011-04-04 | 2012-11-12 | Asahi Kasei E-Materials Corp | 排熱ボイラー設備付きドライフィルム製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0247948B2 (ja) | 1990-10-23 |
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