JPS60226701A - 電気機器キヤビネツト用引出し形パネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本願発明は、フレームとこのフレームに連結された前部
壁面とからなる電気機器キャビネット用引出し形バネ／
ｌ／に関し、特に前部壁面は第１の連結手段を備え、少
なくとも７つのパネル板は第２の連結手段を有し、上記
第１の連結手段に対して連結したパネル板を取外すこと
ができる電気機器キャビネット用引出し形パネルに関す
る。

〔従来技術と問題点〕

一般に、電気機器用キャビネットは１またはそれ以上の
引出し形パネルから構成され、各引出し形パネルは例え
ばプリント回路板からなる様々な電気回路を収容するこ
とができる。上記引出し形パネルは、基本的には１つの
フレームから構成され、また前面の一部は／またはそれ
以上のパネル板によって閉塞されている。このパネル板
は電気回路や構成部品を保持したり上記引出し形パネル
を閉塞する機能を有し、また上記引出し形パネルの前部
壁面の一部を構成するものである。

ネル板から構成され、このパネル板の数は上記引出し形
パネル内に収容され機能する電気回路の数によるもので
ある。また、通常具なった様々な型の引出し形パネルの
ために上記前部壁面を形成するパネル板の形状や配置は
変えられるものである。

フレームにねじ手段によりパネル板が連結された引出し
形パネルが知られている。このパネル板の連結は、例え
ばねじのような安価な手段により得られる。しかしなが
ら、各パネル板にはフレームに連結するためのねじがそ
れぞれ設けられているので、引出し形パネルの組立て作
業に長時間を要した。そしてこの組立て作業はまた工具
の使用を必要とするものである。

また英国特許第１３０３；’１１３号に開示されている
他の公知の引出し形パネルは、本願の特許請求の範囲第
１項の前段に記載された先行技術と一致するものである
。すなわち、パネル板は引出し形パネルの前部壁面に沿
って並んで配置され、またフレームに保持された部材に
接合するものであり、パネル板の位置および連結はスラ
イドできる掛は金とノくネル板相互の結合により行なわ
れる。

このような引出し形パネルでは、各パネル板の取付けは
十分安全でなくまたしっかりとしていない。さらに、パ
ネル板の連結作業はねじ手段および工具の使用を要しな
いが、上記前部壁面の両面で連結作業を行なわなければ
ならず、例えば前部壁面の背面部分にパネル板を固定し
なければならない。

〔発明の目的及び効果〕 本願発明は、上述のような欠点により影響を受けること
のない引出し形パネルの前部壁面を組立てるための装置
を提供することを目的としている。

本願発明は、パネル板を有する電気機器キャビネット用
引出し形パネルがもつ問題を解決するものであり、基本
的配置は従来と同じくするが本願発明は簡単、迅速かつ
安全な方法で組立てられるものである。

この装置によれば次のような主な効果が得られる。すな
わち、引出し形パネルの前部壁面の組立て作業は簡単な
位置決めと手でパネル板を押すことにより行なわれ、ま
た作業は引出し形パネルの一方の側面から行なわれかつ
いかなる工具も必要としないものである。

本願発明が提供する主な利点は、同じ連結手段を用いて
電気機器キャビネット用引出し形パネルの前部壁面を様
々な配置にできる可能性が大きいことにあり、また上記
様々な配置から独立している各パネルの連結の信頼性お
よび安定性があることにある。

もう７つの追加的利点は、異なった大きさのパネル板を
使えることにあり、これはフレームに固着された連結手
段の配置に依存するものである。

〔実施例〕

第１図、第一図および第３図に示すように、電気機器キ
ャビネット用引出し形パネルはフレーム構造部材ｌを有
するフレーム部から構成され、上記部材／には取手り、
マを形成したλつの把手台コ、３が固着されている。上
記引出し形パネルの前部壁面は主パネル板ｔから形成さ
れ、米国特許第１１２７９／：１１号で明らかなように
主パネル板６は部材７．　ｆｆによって把手台コ、３に
取外し可能に保持されている。

主パネル板６は、はぼ長四角形の２つの開口部？、１０
を形成し、この第１の開口部デは第１図に図示されたよ
うに符号／／で示された機器を収容している。幅がそれ
ぞれ違う付加パネル板／２．　／３゜／４’、　／！；
、　／６．　／７が、上記前部壁面の開口部ＩＯを閉塞
するように並んで配置される。

上記主パネル板６と付加パネル板ｌユ乃至／７どの連結
は、第２図、第３図および第９図によりよく示されるよ
うに支持手段と係止手段を備えた連結手段により得られ
る。特に、付加パネル板／２〜１７は弾性連結部材／ｌ
、　／９を含む第１の連結手段により保持され、上記弾
性連結部材はほぼ細長い形状を有し主パネル板乙の長手
方向に沿ってねじＪ。

２／により上記主パネル板乙に螺着されている。

上記弾性連結部材／ｇ、　／？は合成樹脂材料（熱可塑
性）で作られ、弾性連結部材／９を拡大して示した第ダ
図に見られるように、部材＃：、　／？は特別な形状を
有している。

握持面を形成するＬ字形に形成された把持部材ｎは、開
口部分８で分けられた弾性支持部材−弘により基部３に
弾性結合されている。上記弾性連結部材／ｇ、　／？の
基部３は、ねじに、　！／により上記開口部ＩＯの上下
縁部に沿って上記主パネル板乙に保持されている。

付加パネル板７２〜／７は把持部材二と基部刃との間に
固定され、特に第一の連結手段は上記パネル板／コ〜／
７により形成される適当な係止部：ｌＡを含んでおり（
第２図）、上記第一の連結手段と部材／ｑの各部の弾力
ある動きにより付加パネル板／コ〜／７が固定される。

上記付加パネル板／コ〜／７の形状は、特にパネル板１
２について第２図および第３図により明確に示されてい
る。

付加パネル板／コは、はぼ平らで長四角な表面部コアと
この表面部コアの全周にわたって伸展する湾曲した７ラ
ンク部ｉｇより形成され、上記表面部コアはフランジ部
コに対してほぼ垂直になっている。上記フランジ部コの
上下部分の縁部は前述の係止部コロをなす形状に形成さ
れ、との係止部コロは前記弾性連結部材／ざ、／９と係
合するように用いられる。

さらに詳しくいえば、上記係止部は前記開口部ＩＯを通
して接続することのできるＬ字形に形成された把持部材
二の握持面またはその部分と係合するようにされる。

したがって、前記主パネル板６への付加パネル板１２〜
／７の組立て作業は付加パネル板７２〜／７に単純な前
方押圧力を加えることにより達成され、この前方押圧力
は上部および下部係止部品と弾性部材／Ｉ！；、　／９
との間の弾力ある咬み合いをもたらす。

したがって、上記組立作業すなわち電気機器キャビネッ
ト用引出し形パネルの前部壁面を取り付ける作業は、上
記連結を外側より行なうことができるので、工具の使用
あるいはキャビネット内の部品への接続の準備等のいか
なる必要もなく簡単かつ迅速に行なえることが明白であ
る。

さらに、前記同一の主パネル板６とこの主パネル板乙に
形成された開口部ＩＯ内に並んで挿入される幅の異なる
前記同一の取外しパネル板／コ〜／’）とを使って上記
前部壁面の異なった配置を得ることができることが明ら
かであり、連結は上記同一の弾性連結部材／ｇ、　／９
を通じて得ることができる。

またさらに、上記種々の付加パネル板１２〜１７は互い
に独立して上記弾性連結部材／ｇ、　／９に固定される
。そのため、一つのパネル板を一時的に取外せることは
、他のパネル板の安全な固定に影響を及ぼさない。

第Ｓ図は本願発明によって提案された追加的可能性を示
すものである。

幅と高さが両方とも互いに異なる付加パネル板が、例え
ば第１図に示される同一の主パネル板乙に連結され、上
記主パネル板乙により形成される開口部１０を閉塞して
いる。特に、第１図の付加パネル板／２〜／７と同じ高
さを持つ長四角形の付加パネル板！！、　Ａ；３．　Ｐ
Ｉに加えて、高さが縮少した、すなわち半分の高さであ
る長四角形の付加パネル板５３〜６．２があり、この付
加パネル板ＳＳ〜６ユは２列に亘って配置される。

付加パネル板Ｓ！〜６２は、前述の弾性連結部材／ｇ。

／９と細長い弾性連結部材Ａｌｌとを用いて組立てられ
、この連結部材６グはねじＡｊ、　４４により上記部材
／ざ。

／りに平行でかつ両部材より等距離に上記主パネル板６
と支持パネル板６３とに固着される。支持パネル板Ａ３
は付加パネル板見、　ｋ、３．　！；Ｑと同じ高さを有
しており、付加パネル板３２〜ｋｌＩと同じ方法で主パ
ネル板乙に連結されているが上記部材６ケを支持するだ
けのものである。弾性連結部材評の形状は、はぼ弾性連
結部材／？に似た２つの鏡のような部材の接合によって
得られ、これらの部材の基部２３は相互に接触している
。

このように、弾性連結部材評の上縁部は付加パネル板ｊ
ｊ−，ｔざにより形成される面と共働し、また部材６ダ
の下縁部は付加パネル板５９〜６２により形成される面
と共働する。

したがって、支持パネル板を備え後から加えた弾性連結
部材を適当に配置することにより、相異なる高さの付加
パネル板を使いまた上記同じ主パネル板を再び用いて引
出し形パネルの前部壁面を組み立てることも可能である
。勿論、後から加えた弾性連結部材を複数備えることＫ
より上記複数の付加パネル板またはこれらのいくつかを
コ列以上に配設することも可能である。

本願発明は、１つしか付加パネル板を有しない引出し形
パネルにも適用される。この場合、部材７、ざは取除く
ことができ、また２つの弾性連結部材は把持台コ、３ま
たは把持台λ、３に取付けられたロッドに直接固着する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本願発明による電気機器キャビネット用引出し
形パネルを示した斜視図、第一図は第１図の■−■線に
沿った引出し形パネルの一部断面図、第３図は第２図の
Ｉ−１線方向に沿って見た引出し形パネルの一部断面図
、第７図は弾性連結部材を拡大して示した斜視図、第Ｓ
図は本願発明の他の実施例を示した正面図である。 ハ・・フレーム構造部材、４・・・主パネル板、１０・
・・開口部、ノコ〜／７．見〜Ａ２・・・取外しパネル
板、／ざ。 ／？、　４１Ｉ・・・弾性連結部材、ｎ・・・把持部材
、ｎ・・・基部、コロ・・・係止部材、コク・・・表面
部、−ｇ・・・フランジ部、６３・・・支持パネル板。 出願人代理人　猪　股　清 １−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　フレーム部（／−Ｓ）とこのフレーム部（７〜Ｓ）
   に連結された前部壁面（６〜／９．越〜６コ）とから構
   成され、この前部壁面は第１の連結手段（／＆、／９）
   と少なくとも１つの付加パネル板（／コ〜／７．Ｓコ〜
   ６２）を備え、この付加パネル板は上記第１の連結手段
   （ｔｇ、ｔｑ）にパネル板（ｌコ〜／７．　！２〜６２
   ）を取外しできるように連結する第一の連結手段（２６
   ）を備える電気機器キャビネット用引出し形パネルにお
   いて、上記第１および第２の連結手段（７ｇ、　／９．
   ２６）は弾性連結部材（ＩＩＩ、／９）と係止部材（２
   ６）とを有し、この弾性連結部材（１ｇ、／）と係止部
   材（コロ）は引出し形パネルの外側より付加パネル板（
   ／コ〜／７．見〜６コ）に加えられる前方押圧力により
   咬み合い動作して相互に連結されることを特徴とする電
   気機器キャビネット用引出し形パネル。 二上記前部壁面（６〜／９．　！２〜６：ｌ）は複数の
   パネル板（６，ｌコ〜／７．　！ｆ、１〜６コ）から構
   成され、このパネル板は上記フレーム部（／〜りに固着
   されるとともに開口部（１０）を形成する主パネル板（
   ６）と、上記開口部（１０）に配置される少なくとも７
   つの付加パネル板とから成り、上記弾性連結部材（ｔｇ
   、ｔｑ）は少なくとも一部が上記主パネル板（６）に固
   着され、また上記係止部材（２６）は少なくとも一部が
   上記少なくとも１つの付加パネル板（／Ｊ〜／７．見〜
   Ａ２）見回Ａ２れ、この付加パネル板（／Ｊ〜ｉｔ、ｓ
   ｔ〜Ａ２）が上記主パネル板（６）に取外しできるよう
   に連結されていることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項に記載の電気機器キャビネット用引出し形パネル。 ３上記弾性連結部材は上記主パネル板（６）に固着され
   た２つの細長く形成された平行な部材（ｔｇ、／ｅｔ）
   から成り、この部材は上記開口部（１０）を通して接続
   することのできる把持部材（Ｓ、２）を形成し、上記係
   止部材（コロ）は上記付加パネル板（／コ〜／７．　見
   〜６コ）の対向する縁部に少なくとも２つの係止部材（
   易）が配設されていることを特徴とする特許請求の範囲
   第一項に記載の電気機器キャビネット用引出し形パネル
   。 侶上記付加パネル板（／コ〜／７．見〜６．２）はほぼ
   平らな表面部と上記係止部材（コロ）が形成されている
   少なくともλつの湾曲したフランジ部とを備えているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第３項に記載の電気機器
   キャビネット用引出し形パネル。 Ｓ上記弾性連結部材は２つの細長く形成された平行な部
   材（ｌざ、／９）がら成り、この部材は上記主パネル板
   （６）に固着された基部（刀）とこの基部（３）に弾性
   結合された把持部材（Ｕ）とを備え、上記束なくとも／
   っの付加パネル板（１２〜／７．　！ｆ２〜Ａコ）Ｋ設
   けられた弾性係止部材（ム）と係合するようにされるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第一項に記載の電気機器
   キャビネット用引出し形パネル。 ム上記前部壁面（６〜／？、　ｊｔλ〜６コ）は上記フ
   レーム部（／−３；）Ｋ固着され１つの開口部（１０）
   が形成された主パネル板（６）と、上記開口部（１０）
   に配設された複数の付加パネル板（ｌ−１〜／７．　ｊ
   Ｊ〜６コ）とから成り、上記開口部に設けられた弾性連
   結部材（／Ｅ、／９）はλつの細長（形成された平行な
   部材（ｔｔ、ｔｑ）を有し、この部材は上記主パネル板
   （６）に固着された基部（２Ｊ）とこの基部（３）に弾
   性結合された把持部材＜Ｗ＞とを備え、上記付加パネル
   板（ｌＸ−／７．　ｊコ〜ｔコ）に設けられた弾性係止
   部材（コロ）と係合することを特徴とする特許請求の範
   囲第１項に記載の電気機器キャビネット用引出し形パネ
   ル。 り上記細長く形成された平行な部材（／＆、／９）は合
   成樹脂材料から形成され、上記基部（２Ｊ）はねじ手段
   （Ｊ、コ／）により上記主パネル板（６）に固着されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第６項に記載の電
   気機器キャビネット用引出１．形パネル。 Ｓ上記弾性連結部材（／ｌｒ、　／？、　４４０は上記
   主パネル板（６）に固着された第３の細長く形成された
   弾性連結部材（ｂｌｌ）を有し、この弾性連結部材は上
   記細長（形成された平行な部材（７ｇ。 ／９）間に平行に配設され、上記付加パネル板（／コ〜
   ／７．見〜４．７）の少なくともλつが一列に亘って連
   結されることを特徴とする特許請求の範囲第６項または
   第７項に記載の電気機器キャビネット用引出し形パネル
   。 ９上記付加パネル板（／コ〜／７．　！；２〜Ａ、？）
   は、少な（とも７つの支持パネル板（６３）を有し、こ
   の支持パネル板は上記２つの細長（形成された平行な部
   材（／ざ、／？）に連結され上記第３の細長く形成され
   た部材（ｔ、ｌＩ）を支持することを特徴とする特許請
   求の範囲第３項に記載の電気機器キャビネット用引出し
   形パネル。 ＩＯ上記前部壁面（６〜／？、　ｊコル６り）は、上記
   フレーム部（／−３）に固着されほぼ長四角形の開口部
   （１０）を備えたほぼ長四角形の主パネル板（６）と、
   上記開口部（１０）を閉塞するほぼ長四角形の複数の付
   加パネル板（ｌλ〜／７．　！２〜６３）とから成り、
   上記付加パネル板（７２〜／７゜Ｑ〜６３）はそれぞれ
   平らな表面部（２７）とその周縁部に湾曲したフランジ
   部（，１ｇ）とを有し、このフランジ部は上部および下
   部線部に少なくとも一つの上記係止部材（易）を備え、
   上記弾性連結部材はλつの細長く形成された平行な部材
   （７ｇ、／９）を有し、この部材は上記開口部（１０）
   の上部および下部側面に接して上記主パネル板（６）に
   固着された基部（２３）とこの基部（ｎ）に弾性連結さ
   れ上記係止部材（ム）を係合するほぼＬ字形に形成され
   た把持部材（，２，２）とを有し、これにより上記付加
   パネル板（／コ〜／７．　見〜６３）は別々に主パネル
   板（６）に係合することができることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項に記載の電気機器キャビネット用引出
   し形パネル。