JPS6022657Y2 - 直結増幅器の外乱防止回路 - Google Patents

直結増幅器の外乱防止回路

Info

Publication number
JPS6022657Y2
JPS6022657Y2 JP18826583U JP18826583U JPS6022657Y2 JP S6022657 Y2 JPS6022657 Y2 JP S6022657Y2 JP 18826583 U JP18826583 U JP 18826583U JP 18826583 U JP18826583 U JP 18826583U JP S6022657 Y2 JPS6022657 Y2 JP S6022657Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
direct
coupled amplifier
input
voltage
source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18826583U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59159013U (ja
Inventor
久雄 中根
芳洋 岡野
Original Assignee
横河電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 横河電機株式会社 filed Critical 横河電機株式会社
Priority to JP18826583U priority Critical patent/JPS6022657Y2/ja
Publication of JPS59159013U publication Critical patent/JPS59159013U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6022657Y2 publication Critical patent/JPS6022657Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、計測器の入力回路部の直結増幅器に前置する
MOSFETを使用した外乱防止回路に関するものであ
り、特に電源のオン又はオフ時に入力回路部で発生する
過渡電流が信号源に外乱として流入するのを防止するこ
とを特徴とするものである。
従来より、計測器の入力回路部の直結増幅器は、安定動
作時においては高入力抵抗かつ低バイアス電流で信号源
へ外乱を実質上与えないように構成されているが、計測
器の電源のオン又はオフ時には過渡的に外部つまり信号
源に電流を流し外乱を与え、また電源がオフになってい
る状態においては入力回路の入力抵抗が極端に低下し信
号源に外乱を与えるという欠点があった。
本考案は、このような欠点を除去し、MOSFETを応
用した簡単な構成により計測器の電源のオン又はオフ時
における過渡電流の外乱流出をなくし信号源への外乱を
防ぐと共に、電源がオフの状態においては入力回路が高
入力抵抗となるような直結増幅器の外乱防止回路を実現
しようとするものである。
以下図面を用いて本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案に係る直結増幅器の外乱防止回路の一実
施例を示す電気的接続図である。
第1図において、1は直結増幅器で、実施例においては
説明を簡潔にするために1個の増幅器AMPで示しであ
る。
増幅器AMPには正及び負の電源V十、 V−が与えら
れている。
2はゲート電圧を印加しない限りドレイン・ソース間に
伝導のみられないエンハンスメント型のPチャネルMO
3FETで、そのソースS1は増幅器AMPの入力端に
、サブストレートSUB□は抵抗R□を介して正電源V
+に、ゲートG1は抵抗R2を介してコモンラインに接
続すれると共にツェナーダイオ−h’ZDを介して負電
源■−に、また、ドレインD工は一方の入力端子INl
にそれぞれ接続されている。
他方の入力端子rN2はコモンラインに接続され、入力
端子IN1゜IN2間には信号源(図示せず)より負電
圧信号が与えられる。
このように構成された本考案の回路の動作を次に説明す
る。
(1) 電源投入前 FET2のドレイン・ソース間はオフ状態にあり、入力
端子IN、、 IN2よりみた入力回路は高抵抗になっ
ている。
なお、FET2はPチャネル型のものであるので、入力
端子IN1.I′N2に与えられる負電圧入力に対して
はFET2の耐圧の許す限り高入力抵抗を示すが、正電
圧入力に対しては、ドレインサブストレート間が順方向
ダイオード接続になっているため、このダイオードの抵
抗と抵抗R1で定まる入力抵抗を示す。
ただし、正の入力電圧つまりドレインD1の電圧がピン
チ・オフ電圧を越えたときはFET 2はオン状態にな
り入力抵抗が低下する。
すなわち、負電圧入力及びピンチ・オフ電圧より小さい
正電圧入力に対してはFET 2はオフ状態となり高入
力抵抗を示す。
(2) 電源オンの時の過渡動作 電源を投入すると増幅器AMPはその入力端より外部に
過渡的に電流を流出する。
この場合、ツェナーダイオードZDによりFET2のゲ
ート電圧の立ち上がりが遅れ、FET 2のドレイン・
ソース間がオンになるタイミングが遅れる。
したがって過渡電流が発生するときはFET2はオフ状
態にあってこの過渡電流の外部流出を阻止することがで
きる。
ただし、この場合の電源は過渡電流の発生のタイミング
に比べて適度に遅い立ち上がり特性を有するものである
(3) 電源投入後の動作 FET2のゲートG1には充分高い電圧が与えられ、ま
たサブストレートSUB、も高電位になっておりサブス
トレートを通じてのリークはなく、FET2のドレイン
・ソース間はオン状態となって入力電圧が増幅器AMP
に入力される。
(4)電源オフ時の過渡動作 電源をオフにすると電源電圧は緩やかに低下する。
このときツェナーダイオードZDは充分な効果があり、
増幅器AMPが不安定になって外部へ過渡電流を流出す
る以前にFET 2をオフ状態にすることができる。
したがって、このときに発生する過渡電流は信号源に流
入しないようになっている。
以上のように、本考案の直結増幅器の外乱防止回路は、
MOSFETを応用した簡単な構成で、電源のオン又は
オフ時における過渡電流の外部流出をなくし信号源への
外乱を防ぐと共に、電源がオフ状態にあるときは高入力
抵抗を示すものである。
第2図に示すものは、本考案を応用し両極性の電圧入力
に対して好適な直結増幅器の外乱防止回路の一実施例を
示す電気的接続図である。
第2図において、第1図と同等部分には同一符号を付し
その説明を省略する。
3はNチャネルのMOSFETで、そのドレインD2は
FET2のソースS1に接続され、ソースS2は増幅器
AMPの入力端に接続されている。
またそのサブストレートSOB 2は抵抗R3を介して
負電源■−に接続され、またゲートG2は抵抗R6を介
して正電源■+に接続されると共にコンデンサC2を介
してコモンラインに接続されている。
なお、FET 2のゲートG1は、抵抗R1とコンデン
サC1の並列回路を介して負電源■−に接続されている
このような構成においては、電源投入前において両極性
の電圧入力に対し少なくともいずれかのFETがオフ状
態になる。
また、電源投入後においては2個のFET2. 3がオ
ン状態になる。
また、電源投入時には、電源の立ち上がりが速い場合で
あっても抵稙B5及びコンデンサC2よりなる遅相回路
によって、増幅器AMPが充分安定した後FET3がオ
ン状態になる。
また電源オフ時には、抵抗R2と抵抗R1及びコンデン
サC1の進相回路により増幅器AMPより過渡電流が発
生する前にFET2がオフ状態になる。
このようにして、電源のオン又はオフ時には過渡電流の
外部流出を防止すると共に、電源オフのときには高入力
抵抗を有することができる。
なお、片極性の電圧入力に対しては、FET 2及び3
を入力電圧に対応してNチャネル又はPチャネルのいず
れか一方のFETに統一してもよい。
また、実施例においてはFET2のゲートG1を進相駆
動しFET 3のゲートG2を遅相駆動するようにした
が、負電源の立ち上がり、立ち下がりのバランスによっ
ては進相、遅相駆動を逆にしてもよい。
つまり、立ち上がりの速い電源で駆動するゲートには進
相回路を付加し、立ち上がりの遅い電源で駆動するゲー
トには遅相回路を付加することが望ましい。
以上説明したように、第2図に示す直結増幅器の外乱防
止回路によれば、2個のMOSFETを使用しこのFE
Tの各ゲートを進相回路及び遅相回路を介して電源によ
り駆動することにより、電源のオン又はオフ時に直結増
幅器に発生する過渡電流の外部への流出を防止し信号源
への外乱を防ぐことができ、また電源がオフ状態にある
ときは高入力抵抗を示すことができ、実用に供してその
効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る直結増幅器の外乱防止回路の一実
施例を示す電気的接続図、第2図は本考案を応用した両
極性電圧入力に好適な直結増幅器の外乱防止回路の一実
施例を示す電気的接続図である。 1・・・・・・直結増幅器、2・・・・・・Pチャネル
MO3FET、3・・・・・・NチャネルMO3FET
XZD・・・・・・ツェナーダイオード、R1? R2
1R3= R4= R5・・・・・・抵抗、C1,C2
・・・・・・コンデンサ、■+・・・・・・正電源、■
−・・・・・・負電源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 信号源より入力信号が与えられ正負電源で駆動される直
    結増幅器の入力部に前置され、そのソースが直結増幅器
    の入力端に接続されると共に、そのゲートがコモンライ
    ンに接続され、更にそのドレイン側に信号源の低圧側の
    電圧が印加されるエンハンスメント型のMOSFETと
    、このFETのゲートと前記電源の負電源側との間に接
    続されるツェナーダイオードを具備し、前記正負電源が
    オフ状態の時にはFETのソース・ドレイン間がオフ状
    態となって信号源に対して高インピーダンスを示し、ま
    た前記電源のオンまたはオフ時にはその電源の電圧の大
    きさに関連して前記FETがオンまたはオフ状態となり
    直結増幅器より発生する過渡電流が信号源へ流出しない
    ように構成したことを特徴とする直結増幅器の外乱防止
    回路。
JP18826583U 1983-12-06 1983-12-06 直結増幅器の外乱防止回路 Expired JPS6022657Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18826583U JPS6022657Y2 (ja) 1983-12-06 1983-12-06 直結増幅器の外乱防止回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18826583U JPS6022657Y2 (ja) 1983-12-06 1983-12-06 直結増幅器の外乱防止回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59159013U JPS59159013U (ja) 1984-10-25
JPS6022657Y2 true JPS6022657Y2 (ja) 1985-07-05

Family

ID=30406187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18826583U Expired JPS6022657Y2 (ja) 1983-12-06 1983-12-06 直結増幅器の外乱防止回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6022657Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59159013U (ja) 1984-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960706714A (ko) 고 차동 임피던스 및 저 일반 모드 임피던스를 갖는 차동 증폭기(differential amplifier with high differential and low common mode impedance)
US5608344A (en) Comparator circuit with hysteresis
KR920001828A (ko) 적분 회로
KR920015551A (ko) 기판 전위 검출 회로를 가진 반도체 집적회로 장치
US4717847A (en) TTL compatible CMOS input buffer
GB2198005A (en) Series-connected fet voltage equalisation
KR860007783A (ko) 개선된 출력특성을 갖는 비교기 회로
KR940020669A (ko) 바이어스 회로(bias circuit)
JPS6022657Y2 (ja) 直結増幅器の外乱防止回路
US5519357A (en) Biasing arrangement for a quasi-complementary output stage
KR960027255A (ko) 시퀀스 제어회로를 구비한 연산증폭기
KR880001100A (ko) 캐스케이드 회로를 갖는 증폭기
JP3025921B2 (ja) パワーオンリセット回路
JPH03131916A (ja) 定電圧回路
JP3438878B2 (ja) 定電流回路
JPH01154620A (ja) 半導体集積回路
JP3031090B2 (ja) 出力ポート回路
JPS60217709A (ja) 演算増幅回路
KR950034972A (ko) 전압 조정기
RU1830181C (ru) Усилитель напр жени
JPH05259856A (ja) Mos電界効果トランジスタ
JPS644695B2 (ja)
JPH04257906A (ja) 定電流回路
JP2976439B2 (ja) 多利得増幅器
JPS62230219A (ja) 小振幅信号出力回路