JPS6022586Y2 - 電圧制御リアクトルの鉄心 - Google Patents

電圧制御リアクトルの鉄心

Info

Publication number
JPS6022586Y2
JPS6022586Y2 JP13865780U JP13865780U JPS6022586Y2 JP S6022586 Y2 JPS6022586 Y2 JP S6022586Y2 JP 13865780 U JP13865780 U JP 13865780U JP 13865780 U JP13865780 U JP 13865780U JP S6022586 Y2 JPS6022586 Y2 JP S6022586Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
voltage control
iron core
control reactor
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13865780U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5761817U (ja
Inventor
晴美 深山
昭 石元
Original Assignee
富士電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士電機株式会社 filed Critical 富士電機株式会社
Priority to JP13865780U priority Critical patent/JPS6022586Y2/ja
Publication of JPS5761817U publication Critical patent/JPS5761817U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6022586Y2 publication Critical patent/JPS6022586Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は導体貫通形の電圧制御リアクトルの鉄心形状に
関する。
整流器用変圧器においては出力電圧の平滑な調整を図る
ために、直流側回路に電圧制御リアクトルを挿入し、こ
れを変圧器タンク内に内蔵する。
第1図は電圧制御リアクトルを備えた三相全波整流装置
の結線図例で変圧器1の各相二次巻線2はu、 v、
wおよびx、 y、 z端子3を介して導出され、それ
ぞれ整流アーム4を介して直流側のPおよびN端子に導
かれ、また該P、N端子間には負荷5が接続される。
そして端子3と巻線2の端部との間の二次導体6にはそ
れぞれ電圧制御リアクトル7が挿入されている。
該リアクトルは鉄心7aよりなる閉磁路に前記二次導体
6を貫通させ、また鉄心7aに鎖交するように巻き付け
られた調整巻線7bによって構成され制御電源より予め
加えられた直流励磁に応じて転流を遅らせることによっ
て直流電圧を制御するものである。
以上の構成において、変圧器を小形、安価にするために
電圧制御リアクトル7の鉄心7aは小形、安価に製作し
うろことが望まれる。
従来の電圧制御リアクトルの鉄心は第2図21で示すよ
うに環状に構成されていたため全体としての占積率が悪
く、変圧器タンクが大きくなる欠点があった。
そして電流が比較的小さく、鉄心21の内部を貫通する
二次導体6が円形の場合lまとも角、電流が大きくなり
、その冷却の点から二次導体6が平角線となる場合は鉄
心21の内径が大きくなり一層占積率が悪くなった。
これらの欠点を改良するため、電圧制御リアクトルの鉄
心をその内部を貫通する二次導体に合わせて第3図の3
1のように細長く構成することが提案されている。
しかし周知のようにけい素鋼板にはリン酸塩処理等によ
ってその表面に絶縁皮膜を生成させているためそのはく
離を恐れて鋼板の曲げ半farが規定されている。
従ってこの規定を守る限り電圧制御リアクトルの鉄心3
1を大幅に縮少することば相離であった。
本考案はこの点に鑑みなされたもので、電圧制御リアク
トル鉄心を可及的に小さくして占積率よく、小形、安価
な変圧器を提供することを目的とする。
この目的は本考案の構成によれば、鋼板たとえば帯状け
い素鋼板がその周囲に巻回される縦長の空間の横幅を空
間の縦中央部において最大とし、かつ空間の縦方向両端
部の曲り部の外側では鋼板を前記規定された半径より小
さくてもよい任意の半径で曲げ、かつ該曲り部外側の鋼
板間には間隔を保持しまた空間縦中央部では鋼板を互に
当接して巻回し、縦方向外側の鋼板の外面が互にほぼ平
行な平面を形成するように構成することにより遠戚され
る。
第4図は本考案実施例の電圧制御リアクトルの鉄心41
を示し、鋼板例えば帯状けい素鋼板42を縦長の空間4
3をもって巻回したものである。
該空間はその中を貫通する二次導体6とは必要最小絶縁
距離を保ち得るように選定されている。
そしてけい素鋼板42は内部空間43の縦の中央部の横
幅が最大なAでかつ縦方向両端部が任意の半径rで巻回
され、該曲り部の鋼板間には間隔片44が挿入されて間
隔が保持され、また縦の中央部では鋼板が互に当接され
る。
前記半径rはけい素鋼板42の許容曲げ半径より小さく
てもよい。
また間隔片44は鉄心製作時高温にさらされることがな
い場合は絶縁フィルムを、また例えば700℃以上の焼
鈍をする場合はマイカまたは前記温度に耐えられる金属
薄板を使用する。
あるいはまた前記温度で気化するものでもよい。
前記中央部の最大幅Aは前記間隔片44の厚さをt1鋼
板42の巻回数をnとすればA=2 (r十(n−1)
t)とすることによって鉄心縦方向外側の鋼板の外面が
互にほぼ平行な幅Wとすることができる。
以上のように構成した鉄心41は間隔片として金属を使
用した場合は焼鈍後間隔片44を除き、そのま)鉄心全
体を接着用エポキシ樹脂液等の中に浸漬して固結させる
焼鈍の有無については電圧制御リアクトルの所要性能に
より定まる。
なお間隔片44を鋼板の焼鈍温度で気化する材料により
作製腰焼鈍後生ずる空隙に樹脂を含浸してもよい。
以上のように構成することにより、r半径曲り部のけい
素鋼板絶縁被膜がはく離しても該部に挿入された絶縁フ
ィルム又は含浸したエポキシ樹脂等により鋼板間の間隔
従って絶縁が保たれるから何らの差し支えがない。
また鉄心41の空間縦中央部の空間横幅が最大部分に調
整巻線を巻回すればよいので該巻線のために鉄心を大き
くする必要はなく、また鉄心外周部の幅が一様に構成さ
れ外形も必要最小限にとどめることができる。
尚上記説明においては内部空間がほぼ長円状の鉄心につ
いて述べたが本考案はこれにとどまらず空間部の形状が
第5図に示すようにほぼ矩形状の鉄心51にもそのま)
適用することができる。
以上の説明で明らかなように、鋼板例えば帯状けい素鋼
板を縦長の空間の周囲に巻回した鉄心で、前記空間縦中
央部の横幅を最大とし、空間の縦方向両端部の曲り部外
側の鋼板間には間隔を保持し、空間縦中央部では鋼板を
互に当接して巻回し、空間の縦方向の外側では鉄心の外
面にほぼ平行な平面を形成させることにより、空間縦力
向両端部曲り部のけい素鋼板の絶縁被膜がはく離しても
差し支えなく必要最小限の大きさの貫通形電圧制御リア
クトルの鉄心を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は全波整流三相変圧器の結線図、第2図および第
3図は従来の電圧制御リアクトル鉄心の平面図、第4図
は本考案実施例の拡大平面図、第5図は本考案による他
の実施例の平面図である。 41.51:電圧制御リアクトルの鉄心、42:けい素
鋼板、43:空間、44:間隔片、A:空間縦中央部の
幅、W:空間横幅方向鉄心外周間の幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦長の空間の周囲に帯状鋼板が巻回されたものにおいて
    、該空間の横幅は縦中央部において最も大きく、かつ該
    空間の縦方向両端部の曲り部外側の鋼板間には間隔が保
    持され、縦方向外側の鋼板の外面が互にほぼ平行な平面
    に形成されたことを特徴とする電圧制御リアクトルの鉄
    心。
JP13865780U 1980-09-29 1980-09-29 電圧制御リアクトルの鉄心 Expired JPS6022586Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13865780U JPS6022586Y2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29 電圧制御リアクトルの鉄心

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13865780U JPS6022586Y2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29 電圧制御リアクトルの鉄心

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5761817U JPS5761817U (ja) 1982-04-13
JPS6022586Y2 true JPS6022586Y2 (ja) 1985-07-05

Family

ID=29498672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13865780U Expired JPS6022586Y2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29 電圧制御リアクトルの鉄心

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6022586Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5761817U (ja) 1982-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2998583A (en) Electrical apparatus and electromagnetic coils and method of making the same
US4651412A (en) Electric transformer and method for the manufacture of the transformer
US5202664A (en) Three phase transformer with frame shaped winding assemblies
DE3566321D1 (en) Transformer and method of producing it
JPS6022586Y2 (ja) 電圧制御リアクトルの鉄心
JP2004207700A (ja) 電子部品およびその製造方法
US4859978A (en) High-voltage windings for shell-form power transformers
JPH05275255A (ja) 磁気特性の優れたトランスの製造方法
JPH0236254Y2 (ja)
JP3192946B2 (ja) 電力変換装置用空芯リアクトル
JPS63293906A (ja) 磁性帯状導体
JPS6215803A (ja) 超電導コイル
JPS5874025A (ja) 誘導機器用鉄心
KR101938479B1 (ko) 적층형 경량 리액터 장치 및 그 제조 방법
JPS6012256Y2 (ja) 電気機器
JPH03147303A (ja) アルミコイルとdcモーターとトランス及びチョークコイル
JPS61150206A (ja) 静止誘導電器
JPS63211711A (ja) 高周波変圧器
SU1617474A1 (ru) Пространственный магнитопровод дл трехфазного трансформатора
JPH0684655A (ja) 高周波用巻鉄心及び該巻鉄心を用いた高周波用誘導電気機器
JPS61198611A (ja) 非晶質合金薄帯鉄心による変圧器の製造方法
JPH04293211A (ja) 平面トランス
JPS63259991A (ja) 誘導加熱調理器
JPS6133618Y2 (ja)
JPH01161704A (ja) 電子レンジ用昇圧トランス