JPS6133618Y2 - - Google Patents

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JPS6133618Y2
JPS6133618Y2 JP12723581U JP12723581U JPS6133618Y2 JP S6133618 Y2 JPS6133618 Y2 JP S6133618Y2 JP 12723581 U JP12723581 U JP 12723581U JP 12723581 U JP12723581 U JP 12723581U JP S6133618 Y2 JPS6133618 Y2 JP S6133618Y2
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JP
Japan
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core
iron core
transformer
punching
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JP12723581U
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JPS5832625U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、硅素鋼板などを打抜いて作成した素
鉄心を積層した鉄心を用いる変成器に関する。
最近の大衆向け機器の形態は小型化の方向に進
んでおり、更に薄型化がデザイン的にも好まれる
傾向にある。したがつて、機器内の部品の小型
化、特に電源トランスの薄型化が望まれている。
従来、電源トランスとしては、E型鉄心とI型
鉄心を用いるEI型トランスが一般的であり、特
殊な方式としてトロイダル・トランスやカツトコ
ア・トランス等があるか、工数によるコスト上昇
及び材料費によるコスト上昇がある。したがつ
て、量産されているのはノーロス・タイプ(無損
失打抜き型)のEI型トランスが大半である。
そこで、最近では、EI型トランスを薄型化す
るのにE及びI型鉄心の積層方向を大きくとつ
て、これに対応しているのが現状である。すなわ
ち、第1図に示すようにE型鉄心1及びI型鉄心
2の積層(又は積層)方向lを大きくしている
が、そうすると、第2図に示すようにコイル3の
実効長が長くなつて銅損が多くなり、発熱が大き
くなると共に負荷によるレギユレーシヨン(電圧
変動率)が悪化する。また、磁路の抵抗が大きく
漏洩磁束が大きくある欠点がある。
第3図は第2図のA−A線に沿う断面図である
が、図から分かるように窓面積がコイル3の通る
幅として小さいので、変形のEI型を使用する場
合がある。しかし、そうすると、ノーロス・タイ
プでなくなり打抜きの際ロスが生じ、コスト上昇
につながる。ほかに、1枚の細長い鉄心をO字状
に巻いたO型鉄心とI型鉄心を用いるOI型トラ
ンスもあるが、O型鉄心とI型鉄心と接合する面
を鏡面仕上げする必要があり、コストが大幅に上
昇する。
本考案は、なかに穴のあいた長方形の□型鉄心
とI型鉄心を用いることにより、ノーロス・タイ
プで薄型にも拘らず上述の欠点がない変成器を提
供しようとするものである。以下、図面により本
考案を具体的に説明する。
第4図は、本考案変成器に用いる素鉄心の打抜
きパタンの1例を示す平面図である。図におい
て、4はロールされた硅素鋼板で、矢印はそのロ
ール方向を示す。5は打抜き後なかに穴があく長
方形の□型素鉄心、6,7はI型素鉄心である。
□型素鉄心5及びI型素鉄心6,7はロールされ
た硅素鋼板4を打抜いて連続的に作りうるので、
製造に際し材料の損失がなくノーロス化が可能で
ある。
第5図は、上記の素鉄心を用いた鉄心の例を示
す斜視図である。図において、8は□型素鉄心5
を積層した□型鉄心であり、9はI型素鉄心6,
7を積層したI型鉄心である。図に示すように、
I型鉄心9の積層方向を□型鉄心8の積層方向と
平行にして固定する。また、コイルはI型鉄心9
の周りに巻回する。
第6図は、第5図の鉄心を用いた変成器の上面
図である。実際に変成器を組立てるには、先にI
型鉄心9にコイル10を巻回した後2つの□型鉄
心8の間に挿入し、I型鉄心9を□型鉄心8で挾
み図示しないボルト等により締付けて固定する。
第7図は、第6図のB−B線に沿う断面図であ
る。この図から判るように、このように構成した
変成器は、I型鉄心9の積層方向に対してコイル
10のループが小さいので、コイル10の線の長
さが短くてすみ基本的に銅損が小さくなる。した
がつて、負荷によるレギユレーシヨンが良く、発
熱も小さくなる。また、構造が基本的に薄型であ
るから、従来のEI型に比し薄型化が極めて容易
である。更に、磁気回路が□型鉄心8とI型鉄心
9の接合面を除いてループに切れ目がなく、磁路
抵抗が小さく漏洩磁束も少ない。また、組立て工
数が大幅に減少し、特に図示のように□型鉄心8
とI型鉄心9を接合する場合は、接合面を鏡面仕
上げする必要がなくなる。そして、打抜きによる
材料のロスがないから、工数の減少と相まつてコ
ストの低下が可能である。
以上説明したとおり、本考案によれば、従来の
EI型トランスのようにノーロス・タイプで量産
性があり、従来の薄型化されたEI型トランスの
ような欠点を生じることなく薄型化が可能な変成
器を安価に提供することができる。
なお、本考案は、上述の実施例に限らず、実用
新案登録請求の範囲に記載した考案の要旨を逸脱
しない範囲内において種々の変形、変更をしうる
ものである。例えば、□型素鉄心及びI型素鉄心
は、第4図の打抜きパタンに限ることなく第8図
のようなパタンにより打抜いて作ることもでき
る。第8図においては、11が□型素鉄心、1
2,13がI型素鉄心となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の薄型化されたEI型鉄心を示す
斜視図、第2図は第1図の鉄心を用いた変成器の
上面図、第3図は第2図のA−A線に沿う断面
図、第4図は本考案に用いる素鉄心の打抜きパタ
ンの例を示す平面図、第5図は第4図の素鉄心を
用いた鉄心の例を示す斜視図、第6図は第5図の
鉄心を用いた変成器の上面図、第7図は第6図の
B−B線に沿う断面図、第8図は本考案に用いる
素鉄心の他の打抜きパタンの例を示す平面図であ
る。 4……硅素鋼板、5,11……□型素鉄心、
6,7,12,13……I型素鉄心、8……□型
鉄心、9……I型鉄心、10……コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 硅素鋼板などの材料を無損失で打抜いて形成し
    た複数の□型素鉄心及びI型素鉄心を積層して□
    型鉄心及びI型鉄心とし、コイルを巻回したI型
    鉄心を2つの□型鉄心の間に挟んで固定したこと
    を特徴とする変成器。
JP12723581U 1981-08-27 1981-08-27 変成器 Granted JPS5832625U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12723581U JPS5832625U (ja) 1981-08-27 1981-08-27 変成器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12723581U JPS5832625U (ja) 1981-08-27 1981-08-27 変成器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5832625U JPS5832625U (ja) 1983-03-03
JPS6133618Y2 true JPS6133618Y2 (ja) 1986-10-01

Family

ID=29920974

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JP12723581U Granted JPS5832625U (ja) 1981-08-27 1981-08-27 変成器

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JPS5832625U (ja) 1983-03-03

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