JPS6022565B2 - 絶縁スペ−サ - Google Patents
絶縁スペ−サInfo
- Publication number
- JPS6022565B2 JPS6022565B2 JP463579A JP463579A JPS6022565B2 JP S6022565 B2 JPS6022565 B2 JP S6022565B2 JP 463579 A JP463579 A JP 463579A JP 463579 A JP463579 A JP 463579A JP S6022565 B2 JPS6022565 B2 JP S6022565B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- curved surface
- protrusion
- center
- metal flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は高電圧電気機器に使用される接地シールドを
兼ねた金属フランジ付の絶縁スベーサに関するものであ
る。
兼ねた金属フランジ付の絶縁スベーサに関するものであ
る。
この種の従来の金属フランジ付の絶縁スベーサではガス
や油のりークを防止するため、あるいはシース電流を流
すために利用されるのが王であって、高電圧用の絶縁ス
ベーサ等における接地側電位煩度の平滑化(電界緩和)
を目的とするものではなく、その埋込部の形状には充分
なる検討がなされていない。
や油のりークを防止するため、あるいはシース電流を流
すために利用されるのが王であって、高電圧用の絶縁ス
ベーサ等における接地側電位煩度の平滑化(電界緩和)
を目的とするものではなく、その埋込部の形状には充分
なる検討がなされていない。
例えば、特公昭51−391y旨‘こおけるように金属
フランジに弾性層及び離型剤層を設け、さらにその上に
導電性ペイントを塗布して導電層を形成したものを予め
製作しておき、導体とともに金型を装着してェポキシ樹
脂を性型したものでは、その工程は非常に複雑である。
フランジに弾性層及び離型剤層を設け、さらにその上に
導電性ペイントを塗布して導電層を形成したものを予め
製作しておき、導体とともに金型を装着してェポキシ樹
脂を性型したものでは、その工程は非常に複雑である。
また、導電層をクッション層と離型剤層の上に塗布処理
する事や、弾性層及び離型剤層を貫通して、導電層と金
属フランジを電気的に一体化する上で困難を伴う。又、
金型子熱等のために高温に加熱するとクッション層の大
きな膨張のため導電層に多数の亀裂を生じ均一な導電層
を得る事は困難となるので、接地側における部分放電を
防止するのが困難であるという欠点があった。侍公昭5
0−4278号によるものはブツシングの接地側金属フ
ランジの製造法の改良に関するもので、金属フランジに
ゴムシートをかぶせる方法に比べ、半導電性ゴムの塗布
による作業の方が成形性及び生産性の面で一段と進歩し
た方法である。
する事や、弾性層及び離型剤層を貫通して、導電層と金
属フランジを電気的に一体化する上で困難を伴う。又、
金型子熱等のために高温に加熱するとクッション層の大
きな膨張のため導電層に多数の亀裂を生じ均一な導電層
を得る事は困難となるので、接地側における部分放電を
防止するのが困難であるという欠点があった。侍公昭5
0−4278号によるものはブツシングの接地側金属フ
ランジの製造法の改良に関するもので、金属フランジに
ゴムシートをかぶせる方法に比べ、半導電性ゴムの塗布
による作業の方が成形性及び生産性の面で一段と進歩し
た方法である。
すなわち、フランジの注型樹脂中への埋込部の形状に関
し、大きな空耳両部を構成しておき、空耳同部にも樹脂
が入って樹脂の膨張・収縮分でガスや油の漏れを防止す
るようにしているが、部分的に極めて大きな応力集中部
が存在するため、径の大きい製品ではクラツクを発生す
るおそれがある。また、接地側の電界緩和に関して不明
な点が残されている等の欠点があった。この発明は上記
欠点を解消するためになされたもので、金属フランジの
形状を改善することによって、接地側電位煩度の集中を
さけ、さらに、部分放電、ガス漏れしあるいはクラック
等の防止を図った絶縁スべ−サを提供する。
し、大きな空耳両部を構成しておき、空耳同部にも樹脂
が入って樹脂の膨張・収縮分でガスや油の漏れを防止す
るようにしているが、部分的に極めて大きな応力集中部
が存在するため、径の大きい製品ではクラツクを発生す
るおそれがある。また、接地側の電界緩和に関して不明
な点が残されている等の欠点があった。この発明は上記
欠点を解消するためになされたもので、金属フランジの
形状を改善することによって、接地側電位煩度の集中を
さけ、さらに、部分放電、ガス漏れしあるいはクラック
等の防止を図った絶縁スべ−サを提供する。
以下、図において説明する。
第1図及び第2図において、1は貫通穴laを有し上記
貫通穴laの内側に沿って所定の曲面に形成された突起
部lbを有する金属フランジで、取付穴lc及びパツキ
ン挿入用の溝ld? leが設けられている。なお、上
記突起部lbは上記貫通穴laの中心に向って3〜30
oの角度で拡開したテーパ部と、その先端が貫通穴亀a
の中心側に突状の曲面部で形成され、テーパ部と曲面部
とは予め電界計算によって求められた形状の大きな曲面
で結ばれるようになされている。2は上記貫通穴laの
内側と上記突起部lbとを所定の厚さで覆った導電性の
ゴムで、例えばカーボン入り塩素化ブチルゴム等が使用
される。
貫通穴laの内側に沿って所定の曲面に形成された突起
部lbを有する金属フランジで、取付穴lc及びパツキ
ン挿入用の溝ld? leが設けられている。なお、上
記突起部lbは上記貫通穴laの中心に向って3〜30
oの角度で拡開したテーパ部と、その先端が貫通穴亀a
の中心側に突状の曲面部で形成され、テーパ部と曲面部
とは予め電界計算によって求められた形状の大きな曲面
で結ばれるようになされている。2は上記貫通穴laの
内側と上記突起部lbとを所定の厚さで覆った導電性の
ゴムで、例えばカーボン入り塩素化ブチルゴム等が使用
される。
3は上記貫通穴laの内側と上記突起部lbとを上記ゴ
ム2を介して覆い上記貫通穴蔓aを閉塞したェポキシ樹
脂体、4は上記憶「 富d,leに挿入された01」ン
グ、5は上記樹脂体3を貫通した中心導体「 6,7は
上記中心導体5等の電気機器を収容し絶縁流体が充損れ
た容器である。
ム2を介して覆い上記貫通穴蔓aを閉塞したェポキシ樹
脂体、4は上記憶「 富d,leに挿入された01」ン
グ、5は上記樹脂体3を貫通した中心導体「 6,7は
上記中心導体5等の電気機器を収容し絶縁流体が充損れ
た容器である。
つぎに作用について説明する第2図において、従来の絶
縁スベーサでは、一般的にはフランジ部も全て注型樹脂
のみで製作される場合が多いが、この場合接地側電位の
緩和が必要となれば、別にリング状の導電物を埋込む処
理が必要となる。
縁スベーサでは、一般的にはフランジ部も全て注型樹脂
のみで製作される場合が多いが、この場合接地側電位の
緩和が必要となれば、別にリング状の導電物を埋込む処
理が必要となる。
この発明は樹脂体3と金属フランジ亀との膨張係数の差
を有効に利用しようとするものである。即ち、金属フラ
ンジ1及び中心導体5を金型に装着して金型にェポキシ
樹脂からなる樹脂体3が注型される。この後、約100
〜150ooの高温で硬化反応が進められ、硬化完了後
に金型より離型され、室温まで放冷される。金属フラン
ジ1にアルミニウムを用いれば、その膨張係数は23×
10‐5であるのに対し、シリカやアルミナを充填した
ェポキシ樹脂組成物の膨張係数は約30×10‐6程度
の値であるので、室温まで冷却される過程で樹脂体3が
中心導体5へ向かって収縮する際、突起部lbには3〜
300のテーパがつけるれているため、この部分で強力
な押しつけ力が作用することになる。この部分には予め
弾性体である導電性ゴム2が塗布されており、あたかも
パッキンを介して押さえつけられているような結果とな
るため「クッション効果による内部応力の緩和と、ガス
の気密効果が期待される。弾性体としてのカーボン入り
塩素化ブチルゴムは金属との接着が悪いのに対し、有機
物同志であるェポキシ樹脂との接着は非常によいので「
この部分において、部分放電を生ずる事はない。次に
金属フランジ1の突起部lbは電界計算によって求めら
れた曲面を形成して樹脂体3の中に樫込まれているため
、接地側の電位煩度は大きく緩和され、総合的にみて非
常に縮小化された絶縁スベーサを製造する事が可能とな
る。この発明は単相の絶縁スベーサに限らず、三相−指
形の絶縁スベーサ、油中で使用される導体貫通形の仕切
板あるいはブッシング類のフランジ等への適用も可能で
ある。
を有効に利用しようとするものである。即ち、金属フラ
ンジ1及び中心導体5を金型に装着して金型にェポキシ
樹脂からなる樹脂体3が注型される。この後、約100
〜150ooの高温で硬化反応が進められ、硬化完了後
に金型より離型され、室温まで放冷される。金属フラン
ジ1にアルミニウムを用いれば、その膨張係数は23×
10‐5であるのに対し、シリカやアルミナを充填した
ェポキシ樹脂組成物の膨張係数は約30×10‐6程度
の値であるので、室温まで冷却される過程で樹脂体3が
中心導体5へ向かって収縮する際、突起部lbには3〜
300のテーパがつけるれているため、この部分で強力
な押しつけ力が作用することになる。この部分には予め
弾性体である導電性ゴム2が塗布されており、あたかも
パッキンを介して押さえつけられているような結果とな
るため「クッション効果による内部応力の緩和と、ガス
の気密効果が期待される。弾性体としてのカーボン入り
塩素化ブチルゴムは金属との接着が悪いのに対し、有機
物同志であるェポキシ樹脂との接着は非常によいので「
この部分において、部分放電を生ずる事はない。次に
金属フランジ1の突起部lbは電界計算によって求めら
れた曲面を形成して樹脂体3の中に樫込まれているため
、接地側の電位煩度は大きく緩和され、総合的にみて非
常に縮小化された絶縁スベーサを製造する事が可能とな
る。この発明は単相の絶縁スベーサに限らず、三相−指
形の絶縁スベーサ、油中で使用される導体貫通形の仕切
板あるいはブッシング類のフランジ等への適用も可能で
ある。
この発明によると、樹脂体で覆われた金属フランジの突
起部を樹脂体で閉塞された貫通穴の中心に向って所定の
角度のテーパで拡関させて、その先端を貫通穴の中心側
に突状の曲面で形成し、テーパ部と曲面部とを所定の形
状の曲面で結ぶことによって、樹脂体が冷却されるとき
収縮されゴムを介して突起部に押つけ力が作用するので
、ゴムの弾性力による内部応力の緩和と、密封効果が期
待される。
起部を樹脂体で閉塞された貫通穴の中心に向って所定の
角度のテーパで拡関させて、その先端を貫通穴の中心側
に突状の曲面で形成し、テーパ部と曲面部とを所定の形
状の曲面で結ぶことによって、樹脂体が冷却されるとき
収縮されゴムを介して突起部に押つけ力が作用するので
、ゴムの弾性力による内部応力の緩和と、密封効果が期
待される。
第1図はこの発明の一実施例を示す正面図、第2図は第
1図の要部断面の拡大を示す断面図である。 図において、1は金属フランジ、laは貫通穴、lbは
突起部、2はゴム、3は樹脂体である。なお、各図中同
一符号は同一又は相当部分を示す。 第1図 第2図
1図の要部断面の拡大を示す断面図である。 図において、1は金属フランジ、laは貫通穴、lbは
突起部、2はゴム、3は樹脂体である。なお、各図中同
一符号は同一又は相当部分を示す。 第1図 第2図
Claims (1)
- 1 金属フランジの貫通穴の中心側に向かつて形成され
た突起部の先端を上記貫通穴の中心側に突状の曲面部で
形成し、上記突起部を樹脂体で覆つて上記貫通穴を閉塞
して、上記突起部と上記樹脂体との間に半導電性のゴム
を介在させたものにおいて、上記突起部は上記貫通穴の
中心側に向かつて拡開したテーパ部と、先端が上記貫通
穴の中心側に突状の第1の曲面部と、上記テーパ部と上
記第1の曲面部とを結ぶ電界計算から決定された第2の
曲面部とで形成されていることを特徴とする絶縁スペー
サ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP463579A JPS6022565B2 (ja) | 1979-01-17 | 1979-01-17 | 絶縁スペ−サ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP463579A JPS6022565B2 (ja) | 1979-01-17 | 1979-01-17 | 絶縁スペ−サ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5597117A JPS5597117A (en) | 1980-07-24 |
JPS6022565B2 true JPS6022565B2 (ja) | 1985-06-03 |
Family
ID=11589456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP463579A Expired JPS6022565B2 (ja) | 1979-01-17 | 1979-01-17 | 絶縁スペ−サ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6022565B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0535233Y2 (ja) * | 1990-06-19 | 1993-09-07 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5946704A (ja) * | 1982-09-10 | 1984-03-16 | 株式会社日立製作所 | 超電導導体 |
JPS60124219U (ja) * | 1984-01-25 | 1985-08-21 | 株式会社 富士電機総合研究所 | ガス絶縁電器の絶縁スペ−サ |
-
1979
- 1979-01-17 JP JP463579A patent/JPS6022565B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0535233Y2 (ja) * | 1990-06-19 | 1993-09-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5597117A (en) | 1980-07-24 |
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