JPS60224649A - 6−メチル−2,3,4−トリメトキシフエノ−ルの製造方法 - Google Patents
6−メチル−2,3,4−トリメトキシフエノ−ルの製造方法Info
- Publication number
- JPS60224649A JPS60224649A JP59082723A JP8272384A JPS60224649A JP S60224649 A JPS60224649 A JP S60224649A JP 59082723 A JP59082723 A JP 59082723A JP 8272384 A JP8272384 A JP 8272384A JP S60224649 A JPS60224649 A JP S60224649A
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- Japan
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- methyl
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- reaction
- oxidizing
- acid
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、6−メチル−2,8,4−トリメトキシフェ
ノールの製造法に関する。
ノールの製造法に関する。
従来より、6−メチル−2,8,4−トリ。
メトキシフェノールの製造法としては、たとアミン水溶
液を作用させて6−[N、N−ジメチルジチオカルバモ
イル〕メチル−2,8゜4−)−リメトキシフェノール
を得、次いでこれを還元する方法(特公昭49−489
87号公報)が知られている。
液を作用させて6−[N、N−ジメチルジチオカルバモ
イル〕メチル−2,8゜4−)−リメトキシフェノール
を得、次いでこれを還元する方法(特公昭49−489
87号公報)が知られている。
しかし、この方法では還元収率が低いのみならず、多種
の反応試剤を必要とするなど実用的製造法として必ずし
も満足すべきものではない。
の反応試剤を必要とするなど実用的製造法として必ずし
も満足すべきものではない。
このようなことから、本発明者らは工業的に入手容易で
安価な化合物を原料とし、好収率で6−メチル−2,8
,4−トリメトキシフェノールを製造すべく検討の結果
、工業的に安価に入手し得る8、4.6−トリメトキシ
トルエンからガラターマンのアルデヒド合成法、リーマ
ーチイーマン反応あるいはビルスマイヤー反応等により
容易に製造できる2−メチル−4,5,6−トリメトキ
シベンツアルデヒドを、特定条件下で酸化することによ
り好収率で目的物が得られることを見出し、本発明に至
った。
安価な化合物を原料とし、好収率で6−メチル−2,8
,4−トリメトキシフェノールを製造すべく検討の結果
、工業的に安価に入手し得る8、4.6−トリメトキシ
トルエンからガラターマンのアルデヒド合成法、リーマ
ーチイーマン反応あるいはビルスマイヤー反応等により
容易に製造できる2−メチル−4,5,6−トリメトキ
シベンツアルデヒドを、特定条件下で酸化することによ
り好収率で目的物が得られることを見出し、本発明に至
った。
すなわち本発明は、2−メチル−4,5゜6−トリメト
キシベンツアルデヒドを酸性条件下で過酸化水素を作用
させて酸化することを特徴とする6−メチル−2,8,
4−トリメトキシフェノールの製造法を提供するもので
ある。
キシベンツアルデヒドを酸性条件下で過酸化水素を作用
させて酸化することを特徴とする6−メチル−2,8,
4−トリメトキシフェノールの製造法を提供するもので
ある。
本発明の方法において、酸化剤としては過酸化水素が使
用されるが、その使用量は通常原料である2−メチル−
4、5、6−トリメトキシベンツアルデヒドに対して1
〜20モル倍、好ましくは1〜lOモル倍である。
用されるが、その使用量は通常原料である2−メチル−
4、5、6−トリメトキシベンツアルデヒドに対して1
〜20モル倍、好ましくは1〜lOモル倍である。
また、該過酸化水素は通常水溶液として使用されるが、
その濃度は特に制限されない。
その濃度は特に制限されない。
この反応は酸性条件下で実施されるが、そのために使用
される酸触媒としては、たとえば硫酸、塩酸、リン酸等
の鉱酸、リンモリブテン酸等の金属酸が挙げられ、その
使用量は特に制限されないが通常原料化合物に対して0
.01〜2重量倍、好ましくは0.05〜1重量倍であ
る。
される酸触媒としては、たとえば硫酸、塩酸、リン酸等
の鉱酸、リンモリブテン酸等の金属酸が挙げられ、その
使用量は特に制限されないが通常原料化合物に対して0
.01〜2重量倍、好ましくは0.05〜1重量倍であ
る。
反応溶媒としては、たとえばメタノール、エタノール、
ジオキサン、アセトン等の通常使用される有機溶媒が用
いられ、その使用量についても特に制限はないが、一般
には原料化合物に対して0.6〜200重量倍、好まし
くは1〜100重量倍、より好ましくは2〜50重景倍
重量る。
ジオキサン、アセトン等の通常使用される有機溶媒が用
いられ、その使用量についても特に制限はないが、一般
には原料化合物に対して0.6〜200重量倍、好まし
くは1〜100重量倍、より好ましくは2〜50重景倍
重量る。
反応は、一般に一1θ〜80℃の範囲で実施される。
かかる反応において、反応の終点はsi層クロマトグラ
フあるいはGLCで原料化合物が応じて反応溶媒を一部
または全部留去したのち水を加え、適当な抽出溶媒、た
とえばベンゼン、トルエン、塩化メチレン、エーテル等
により抽出処理を行い、有機層を水洗、乾燥後、溶媒を
留去することにより、目的物である6−メチル−2,8
,4−トリメトキシフェノールを得ることができる。
フあるいはGLCで原料化合物が応じて反応溶媒を一部
または全部留去したのち水を加え、適当な抽出溶媒、た
とえばベンゼン、トルエン、塩化メチレン、エーテル等
により抽出処理を行い、有機層を水洗、乾燥後、溶媒を
留去することにより、目的物である6−メチル−2,8
,4−トリメトキシフェノールを得ることができる。
かくして、本発明の方法に従えば、工業的に入手容易な
2−メチル−4,5,6−トリメトキシベンズアルデヒ
ドを原料として容易1こ好収率で6−メチル−2,3,
4−)リメトキシフェノールを製造することかできる。
2−メチル−4,5,6−トリメトキシベンズアルデヒ
ドを原料として容易1こ好収率で6−メチル−2,3,
4−)リメトキシフェノールを製造することかできる。
以下実権例多ζ誹り本発明を説明する。
莢社例1
2−メチル−4,5,6−1−リメトキシベンツアルデ
ヒド101をメタノール100t/に溶解し、次に98
%硫酸11を加え、攪拌しなから室温下にて85−過酸
化水素71を10分間で滴下する。室温下でさらに1時
間反応させる。反応終了稜8%苛性ソーダ水溶液で中和
し、溶媒を減圧下に留去したのちトルエン400−お町
び水20−を加え、抽出処理する。分液水層はトルエン
100tntを加えて再抽出処理する。トルエン層を合
わせ、水で洗浄しTコ後、無水硫酸ナトリウムで乾燥す
る。トルエンを減圧下に餉去して油状物を得fこ。この
油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーlこより
展開し、溶媒を減圧下に蒸発させて6−メチル−2,8
,4−1リメトキシフエノールの結晶8.58 Fを得
る。
ヒド101をメタノール100t/に溶解し、次に98
%硫酸11を加え、攪拌しなから室温下にて85−過酸
化水素71を10分間で滴下する。室温下でさらに1時
間反応させる。反応終了稜8%苛性ソーダ水溶液で中和
し、溶媒を減圧下に留去したのちトルエン400−お町
び水20−を加え、抽出処理する。分液水層はトルエン
100tntを加えて再抽出処理する。トルエン層を合
わせ、水で洗浄しTコ後、無水硫酸ナトリウムで乾燥す
る。トルエンを減圧下に餉去して油状物を得fこ。この
油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーlこより
展開し、溶媒を減圧下に蒸発させて6−メチル−2,8
,4−1リメトキシフエノールの結晶8.58 Fを得
る。
収率 91.0%
m、I) 85〜37℃
元素分析値 (Cl0L11404 )Cチ H%
計算値 60.60 7.0
Claims (1)
- 2−メチル−4,b、s−トリメトキシベンツアルテヒ
ドを酸性条件下で過酸化水素を作用させて酸化すること
を特徴とする6−メチル−2、8、4−1−リメトキシ
フェノールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59082723A JPS60224649A (ja) | 1984-04-23 | 1984-04-23 | 6−メチル−2,3,4−トリメトキシフエノ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59082723A JPS60224649A (ja) | 1984-04-23 | 1984-04-23 | 6−メチル−2,3,4−トリメトキシフエノ−ルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60224649A true JPS60224649A (ja) | 1985-11-09 |
Family
ID=13782328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59082723A Pending JPS60224649A (ja) | 1984-04-23 | 1984-04-23 | 6−メチル−2,3,4−トリメトキシフエノ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60224649A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017101020A (ja) * | 2015-11-25 | 2017-06-08 | 宇部興産株式会社 | 高純度フェノール化合物の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5967237A (ja) * | 1982-10-08 | 1984-04-16 | Nippon Peroxide Co Ltd | 2−メチル−4,5,6−トリアルコキシフエノ−ルの製造法 |
-
1984
- 1984-04-23 JP JP59082723A patent/JPS60224649A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5967237A (ja) * | 1982-10-08 | 1984-04-16 | Nippon Peroxide Co Ltd | 2−メチル−4,5,6−トリアルコキシフエノ−ルの製造法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017101020A (ja) * | 2015-11-25 | 2017-06-08 | 宇部興産株式会社 | 高純度フェノール化合物の製造方法 |
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