JPS6022201Y2 - 自動ドア等の開閉装置 - Google Patents

自動ドア等の開閉装置

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Publication number
JPS6022201Y2
JPS6022201Y2 JP1304880U JP1304880U JPS6022201Y2 JP S6022201 Y2 JPS6022201 Y2 JP S6022201Y2 JP 1304880 U JP1304880 U JP 1304880U JP 1304880 U JP1304880 U JP 1304880U JP S6022201 Y2 JPS6022201 Y2 JP S6022201Y2
Authority
JP
Japan
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opening
door
rotation
threaded
motor
Prior art date
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Application number
JP1304880U
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English (en)
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JPS56114265U (ja
Inventor
純一 郷
Original Assignee
第一技建株式会社
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Publication date
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Priority to JP1304880U priority Critical patent/JPS6022201Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動ドア、カーテン等を開閉すための開閉装置
に関するものである。
自動ドアの開閉装置としては従来第1図に示すように一
対のスプロケットホイール1間に掛けた無端状のチェー
ン2によって一対のドア3を吊下げ支持し、両ドア3を
同時に反対方向へ移動させてこれを開閉するようにした
ものがある。
ところが、この形式の開閉装置においてはチェーン2を
無端状に巻いているためにその上下幅方向に占めるスペ
ースが大きくなるは゛かりかスプロケットホイール1が
必要となり、結局開閉装置全体が大型になるという問題
があった。
本考案の目的は前記のような欠陥を解消しドア等を開閉
するための装置の占めるスペースを小さくすることがで
き、しかも特にドアの開成途中においてこのドアに障害
物が当たったときドアの移動を簡単に停止させることが
できる自動ドア等の開閉装置を提供することにある。
以下本考案を具体化した一実施例を第2図について説明
すると、11は出入口の上部に水平状に設けたガイドレ
ール、12.13は同レール11によって吊下げ支持し
た一対のドアであって、それぞれの上面に一対のアーム
舅4を突設し各アーム14上端のローラ15を前記ガイ
ドレール11上に転動可能に接触させている。
従って、各ドア12.13はガイドレール12.13に
沿って水平移動可能となっている。
16はガイドレール11とドア12,13との間におい
て水平状に設けたネジ杆であって、中央を境にして一方
を右ネジ部17とし他方を左ネジ部18としている。
両ネジはいずれも転造ネジである。
19.20は各ネジ部17.18を螺入し得るように各
ドア12.13の中央部(又は側部)上に固着した雌ネ
ジ体であって、ネジ杆16の回転によりドア12.13
とともに同時に反対方向へ移動される。
21はネジ杆16の一端にワンウェイクラッチ22を介
して直結したギアドモータであって正逆転可能となって
いる。
ワンウェイクラッチ22はギアドモータ21の正転時、
すなわち同モータ21がネジ杆16を介してドア12.
13を開ける方向へ回転するときに係合されてつながり
、モータ21の逆転時すなわちドア12.13を閉じる
ときには切れるように作用する。
なお、ネジ杆16の逆転中において、その回転数がギア
ドモータ21の逆転回転数より多くなった場合には、ギ
アドモータ21がネジ杆16との間の相対関係において
は正転されることになるので、この場合にも前記のワン
ウェイクラッチ22はつながる。
23はネジ杆11の他端に取付けた巻きバネであって、
前記ギアドモータ21によるネジ杆16の正転時にお°
いて逆転方向への回転力を蓄勢されるようになっている
この巻きバネ23はネジ杆16上に多数回巻かれており
、その一端は保護パイプ26に係着され他端はネジ杆1
6上に係着されている。
又、巻きバネ23はネジ杆16に対しギアドモータ21
の回転力が伝達されないとき、すなわち前記ワンウェイ
クラッチ22の非係合時において、ネジ杆16逆転駆動
するように作用する。
24は両ドア12.13の開放位置におけるそれらの雌
ネジ体19.20と対応して設けた一対のリミットスイ
ッチであって、両ドア12.13の開放を検出してギア
ドモータ21の回転を停止させこれによってドア12.
13の移動を停止させ得るようになっている。
なお、この両ドア12.13の移動停止位置におけるこ
れらの雌ネジ体19.20の位置より外側では前記ネジ
杆16にネジが刻設されていない。
次に、上記のように構成して開閉装置の作用、効果につ
いて説明する。
第2図に示すような一対のドア12.13を閉じた状態
においてこれを開放するにはギアドモータ21を正転さ
せる。
すると、ワンウェイクラッチ22を介してネジ杆16も
正転され、これによって左右各ネジ部17.18上の雌
ネジ体19゜20が同時に互いに離間する方向(矢印方
向)へ移動される。
このため、両雌ネジ体19.20に連結されガイドレー
ル11によって吊下げ支持された一対のドア12,13
は各ローラ15がガイドレール11上を転動すことによ
り開けられる。
なお、ネジ杆16の正転時にはその一端に取付けられた
巻きバネ23が巻かれネジ杆16を逆転するための回転
力が蓄勢される。
一対のドア12.13が完全に開けられると、各ドア1
2.13の雌ネジ19.20によって一対のリミットス
イッチ24が作動されギアドモータ21の回転及びネジ
杆16の回転が停止される。
従って、各ドア12.13の移動も停止されるのでこれ
らはそれ以上大きく開けられることはない。
なお、リミットスイッチ24の故障等によりドア12.
13の開放時にギアドモータ21の回転が停止されずネ
ジ杆16が正転され続けた場合には、各ドア12.13
の雌ネジ体19.20がネジ杆16上において各ネジ部
17.18の端部まで移動した後、同ネジ部17.18
からその外側へ外れる。
従って、両ドア12.13の移動が停止されドア開閉装
置の破壊が防止される。
両ドア12.13が開放されその移動が停止されると、
その後、リミットスイッチ24に連動するタイマの作用
あるいは人の通過を感知する別のスイッチの作用により
ギアドモータ21が逆転に切替えられる。
逆転時にはワンウェイクラッチ22の作用によりモータ
21の回転ネジ杆16に伝達されず、ネジ杆16は前記
巻きバネ23に蓄勢された回転力により逆転駆動される
なお、ネジ杆16の逆転中これとは別にギアドモータ2
1も逆転駆動され続ける。
ネジ杆16が逆転されると、各ネジ部17,18上の雌
ネジ体19.20が前記とは逆に互いに接近する方向へ
移動され一対のドア12.13が閉じられる。
このようにドア12.13は巻きバネ23の回転力によ
って閉じられるので、ドア12.1が閉まる途中におい
て両ドア12.13間に人や物が挾み込まれたときには
ドア12.13の移動は無理なく簡単に停止されるので
、ドア12.13の間に挾まった人がけがをするような
ことがなく、又挾まった物によってドアの開閉装置が故
障するようなこともない。
前記のようにしてドア12.13が閉じられるとき、巻
きバネ23によるネジ杆16の回転数がギアドモータ2
1の回転数より多くなろうとした場合には、同ギアドモ
ータ21がネジ杆16との間の相対関係においては正転
されることになるのでワンウェイクラッチ22がつなが
る。
同クラッチ22がつながるとギアドモータ21がネジ杆
16の過回転を規制するブレーキとなって作用するので
、同ネジ杆16はモータ21の回転数以上に速く回転さ
れることはない。
さらに、前記のようにドア12,13の閉成に巻きバネ
23を使用すれば、その一般的なバネ特性のために閉成
動作の開始時にはドア12.13が速い速度で移動され
、閉成動作終了間際にはドア12.13がゆっくりと移
動される。
このため閉じられた両ドア12.13は互いに勢いよく
ぶつかり合うようなことはなく、静かに閉じられる。
前記実施例では巻きバネ23の巻き数を多くしたのでそ
の巻き径を小さくすることができ、しかもネジ杆16の
回転によって逆転力が蓄勢されたときその巻き数の増化
量が少なくて済む。
従って、巻きバネ23によるネジ杆16に対する回転力
は回転始めから回転終わりまでほぼ一定となり回転力の
ムラがなくなる。
なお、前記実施例においてドア12.13上の雌ネジ体
19.20をネジ杆16の中央寄り位置に設けた場合に
は、ドア12.13開放時において各酸ネジ19,20
がネジ杆16上においてその端部よりかなり内側方位置
までしか移動しないため左右の各ネジ部17.18の長
さを短くすることができる。
前記実施例においてはネジ杆16に左右両ネジ部17.
18を形成して一対のドア12.13を同時に移動させ
るようにしたが、ネジ杆16のネジ部は一方だけとじ一
枚のドアを開閉するようにしてもよい。
又、前記実施例の巻きバネ23は第3図に示すようにバ
ネ25に変更してもよく、又ギアドモータ21は普通の
モータと複数個のギアあるいはプーリからなる減速装置
との組合せに変更してもよい。
雌ネジ体19.20は第4図に示すようにそれぞれ上下
一対の雌ネジ部材27.28によって構威し、これらの
−側部を蝶番29によって開閉可能に連結するとともに
他側部をボルト30とナツト31によって互いに固定し
、下部の雌ネジ部材28にのみネジ杆16と螺合する酸
ネジを刻設するようにしてもよい。
このようにすれば、下部雌ネジ部材28を二点鎖線で示
すように下方へ開くことによって螺合を解除し、雌ネジ
体19.20をネジ杆16上においてこれを回転させる
ことなく自由に移動させることができるので、ネジ杆1
6上における雌ネジ体19.20の位置決めを容易に行
なうことができるものとなる。
前記実施例では本考案を自動ドアの開閉装置に具体化し
たが、本考案はカーテン、ブラインド等の開閉装置に応
用することもできる。
以上詳述したように本考案は正逆転可能なモータの正転
によって正転駆動されモータの逆転時にはクラッチの作
用によってその回転が伝達されないようになっているネ
ジ杆と同ネジ打上に螺合されてドア、カーテン、ブライ
ンド等を横移動可能とし、かつネジ杆の正転によって前
記のドア等を開ける方向へ移動される雌ネジ体と、ネジ
杆の正転によるドア等の開放時においてネジ杆を逆転さ
せる方向への回転力又はドアを閉じる方向への引張り力
を蓄勢され、ネジ杆に対しモータの回転力が伝達されな
いとき、すなわち前記クラッチの非保合時においてドア
を閉じるように動作するスプリングとからなり、ドア等
を開閉するための駆動装置のスペースを縮小することが
でき、しかも特にドアの閉成途中においてドアに障害物
が当たったときにはドアの移動を停止させることができ
、かつこの停止によってドア等の駆動装置が故障するこ
とがない等の効果を奏するので自動ドア等の開閉装置と
して産業利用上好ましい考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動ドア開閉装置を示す路体正面図、第
2図は本考案を具体化した自動ドア開閉装置の路体正面
図、第3図は本考案の別例を示す路体正面図、第4図は
雌ネジ体の別例を示す拡大側面図である。 ネジ杆・・・・・・16、右ネジ部・・・・・・17、
左ネジ部・・・・・・18、ギアドモータ・・・・・・
21、ワンウェイクラッチ・・・・・・22、巻きバネ
・・・・・・23、雌ネジ体・・・・・・19,20、
ドア・・・・・・12,13、引張りバネ・・・・・・
25゜

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 正逆転可能なモータの正転によって正転駆動されモ
    ータの逆転時にはクラッチの作用によってその回転が伝
    達されないようになっているネジ杆と、同ネジ打上に螺
    合されてドア、カーテン、ブラインド等を横移動可能と
    し、かつネジ杆の正転によって前記のドア等を開ける方
    向へ移動される雌ネジ体と、ネジ杆の正転によるドア等
    の開放時においてネジ杆を逆転させる方向への回転力又
    はドアを閉じる方向への引張り力を蓄勢され、ネジ杆に
    対しモータの回転力が伝達されないとき、すなわち前記
    クラッチの非保合時においてドアを閉じるように動作す
    るスプリングとからなるこを特徴とする自動ドア等の開
    閉装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項においてスプリング
    はネジ打上の一部に取付けられ、ネジ杆の正転時におい
    てその逆転方向への回転力を蓄勢されネジ杆に対しモー
    タの回転力が伝達されないときに同ネジ杆を逆転駆動す
    るようになっている巻きバネであることを特徴とする自
    動ドア等の開閉装置。 3 実用新案登録請求の範囲第1項においてクラッチは
    ネジ杆の逆転中における過回転時にその回転を逆転中の
    モータに伝えこれによって制動されネジ杆の過回転を防
    止するようになっているワンウェイクラッチであること
    を特徴とする自動ドア等の開閉装置。 4 実用新案登録請求の範囲第1項においてネジ杆は右
    ネジと左ネジ部とを有してその一端はクラッチを介して
    モータに接続されており、雌ネジ体はネジ杆の左右各ネ
    ジ部上に螺合されてネジ杆の回転により互いに反対の方
    向へ同時に移動し得るようになっていることを特徴とす
    る自動ドア等の開閉装置。
JP1304880U 1980-02-05 1980-02-05 自動ドア等の開閉装置 Expired JPS6022201Y2 (ja)

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JPS56114265U JPS56114265U (ja) 1981-09-02
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