JPS6350382Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6350382Y2
JPS6350382Y2 JP2007383U JP2007383U JPS6350382Y2 JP S6350382 Y2 JPS6350382 Y2 JP S6350382Y2 JP 2007383 U JP2007383 U JP 2007383U JP 2007383 U JP2007383 U JP 2007383U JP S6350382 Y2 JPS6350382 Y2 JP S6350382Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
long screw
slat
closing device
shutter opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2007383U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59126094U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2007383U priority Critical patent/JPS59126094U/ja
Publication of JPS59126094U publication Critical patent/JPS59126094U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6350382Y2 publication Critical patent/JPS6350382Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シヤツターの開閉装置に関するもの
で簡便にシヤツターの昇降動を制御することを目
的としたものである。
従来は、シヤツターの開閉はスラツト巻取り軸
にスプロケツトを付設し、該スプロケツトに直
接、動力源からの回転動を伝えて、スラツトの巻
取り、巻外しを行なう構成のものが大部分であつ
た。
しかしながら、この構成はシヤツター昇降動の
際のスラツト移動スピードの制御が容易に行なえ
ないという欠点があつた。
このため、電気的に制御回路を付加したり、複
雑な制御のための機械装置を付加したりすること
が行なわれているが、いずれもコスト高を招いた
り、構成が複雑化することによるトラブル発生を
招き易いという問題があつた。
本考案は、簡素な機械的装置により上記問題点
を解決せんとするもので、以下図面に従い実施例
を説明する。
本考案は、スラツト巻取り軸14の近辺にモー
ター6により駆動するドライブプリー1をステー
7,8の間に挟持されるごとく配設し、ドライブ
プリー1の中心軸上のネジ切り加工した穴20に
はスラツト巻取り軸14に平行な長ネジ10を貫
設し、該長ネジ10の一方端には任意数の移動プ
リー2を抱持するプリーケース16を付設し、長
ネジ10とプリーケース16の延長上でかつスラ
ツト巻取り軸端下に適宜数のステーシヨンプリー
3を抱持するプリーケース18を配設し、該プリ
ーケース18上方にスラツト巻取り軸端に付設さ
れたワイヤロープ巻取りプリー4を配設し、移動
プリー2とステイシヨンプリー3及びステイシヨ
ンプリー3とワイヤロープ巻取りプリー4にかけ
てはワイヤロープ13を張設し、スラツト巻取り
軸14を正逆方向に自在に回転させ得るように構
成したことを要旨とする。
動作を説明すると、モーター6が稼動すること
によりベルト5を介してドライブプリー1にその
動力が伝えられる。ドライブプリー1の回転動と
共に穴20の中で長ネジ10が回転させられる。
この回転は、穴20の雌ネジにより長ネジ10の
雄ネジが強制的に作動させられることによるもの
である。
長ネジ10は、自転することなく左右動するわ
けであるが、スラツト15の上昇動のためには向
つて右方向へ、下降動のためには左方向へ移動さ
せればよい。
長ネジ10は自転しない構成となつてはいる
が、なおドライブプリー1との共回り動を抑止す
るために、長ネジ10胴部を一部削落するか切欠
いて胴部断面を三日月形或いは三味胴形等にすれ
ばよい。つまり、こうした構成によりドライブプ
リー1の穴20との接触面積が減少し、共回り動
する方向に加わる力より噛合するネジ溝により左
右方向動する力の方が勝るようになるからであ
る。
なお、長ネジ10の表面には雄ネジが形成さ
れ、ドライブプリー1の穴20内面には雌ネジが
形成されていると共に長ネジ10端部はプリーケ
ース16にナツト17などにより固定されている
ので、この構成により既に共回りさせずに長ネジ
10を左右方向へ移動させる構成がとられてい
る。
実際にドライブプリー1が回転動する際は、左
右方向へ荷重がかかる状態となるが、第2図に示
すごとくドライブプリー1の右側にステー8との
接触を避けるためのワツシヤー19を配設し、左
側たるプリーケース16側にスラストベアリング
9を配設するとステー7との接触が避けられる。
特に左側には荷重が集中するのでスラストベアリ
ング9のような回転機能を有するものを介在させ
ることが効果的である。
長ネジ10が左右動することに伴ないプリーケ
ース16が左右動する。長ネジ10とプリーケー
ス16が左右動する速度は、モーター6からの動
力の強さの程度と長ネジ10表面の雄ネジのビツ
チにより異なるが、長ネジ10の動きはモーター
6からの動力を確実に制御させる効果がある。
更に移動プリー2、ステイシヨンプリー3、ワ
イヤロープ巻取りプリー4にはワイヤロープ13
が張設されており、ワイヤロープ巻取りプリー4
にワイヤロープ13が巻取られたり、解かれてい
くことにより、スラツト巻取り軸14が回転して
スラツト15を巻取り或いは巻外していくのであ
る。
この場合、移動プリー2は任意数、ステイシヨ
ンプリー3はそれに応じた適宜数が配設されてお
り、ワイヤロープ13は各プリーを経由して迂回
するごとく張設されるので、ワイヤロープ13の
動きは緩慢なものとなりワイヤロープ巻取り軸プ
リー4の回転動を制御することとなる。
プリーの構成は、動力源たるモーターの力の程
度、シヤツターの大きさ、重量、シヤツターの使
用場所等に応じて適宜配設していけばよいが、移
動プリー2を2個、ステイシヨンプリー3を3個
とする構成は汎用性があると共にワイヤロープ1
3の動作を円滑に行なわしめるためには効果的で
あることが判明した。
このようにして、スラツト巻取り軸14へのス
ラツト15の巻取り或いは巻外しが適当な速度に
制御されながら行なえることとなつた。特にシヤ
ツターを閉じる場合、つまり下降動させる場合は
スラツト15の自重により下降速度に加速度がか
かる状態となるが、この場合でも効果的に速度が
制御されることとなるのである。
なお、ステー7,8の適宜個所に巻上時リミツ
トスイツチ11、巻外し時リミツトスイツチ12
を付設することによりモーター6の駆動を適宜制
御することができることとなろう。
以上のごとく本考案によれば簡素な構成であり
ながら確実にスラツトの巻取り、巻外しの際の速
度を制御することができ、スラツトの損傷を防止
し、しかも安全にシヤツターの昇降動を実現でき
るシヤツター開閉装置を提供できることとなつ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかる装置全体の斜視図。
第2図は、ドライブプリー付近の側面図。 図中1:ドライブプリー、2:移動プリー、
3:ステイシヨンプリー、4:ワイヤロープ巻取
りプリー、5:ベルト、6:モーター、7:ステ
ー、8:ステー、9:スラストベアリング、1
0:長ネジ、11:巻上時リミツトスイツチ、1
2:巻外し時リミツトスイツチ、13:ワイヤロ
ープ、14:スラツト巻取り軸、15:スラツ
ト、16:プリーケース、17:ナツト、18:
プリーケース、19:ワツシヤー、20:穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) スラツト巻取り軸の近辺にモーターにより駆
    動するドライブプリーをステーの間に挟持され
    るごとく配設し、ドライブプリーの中心軸上の
    ネジ切り加工した穴にはスラツト巻取り軸に平
    行な長ネジを貫設し、該長ネジの一方端には任
    意数の移動プリーを抱持するプリーケースを付
    設し、長ネジとプリーケースの延長上でかつス
    ラツト巻取り軸端下に適宜数のステーシヨンプ
    リーを抱持するプリーケースを配設し、該プリ
    ーケース上方にスラツト巻取り軸端に付設され
    たワイヤロープ巻取りプリーを配設し、移動プ
    リーとステイシヨンプリー及びステイシヨンプ
    リーとワイヤロープ巻取りプリーにかけてはワ
    イヤロープを張設し、スラツト巻取り軸を正逆
    方向に自在に回転させ得るように構成したこと
    を特徴とするシヤツター開閉装置。 (2) ドライブプリーへの長ネジの貫設個所におい
    て、長ネジ胴部を雄ネジ形成しかつ軸方向に一
    部削落するか切欠くと共にドライブプリーの穴
    を雌ネジ形成したことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のシヤツター開閉装
    置。 (3) ドライブプリーをステーの間に配設するに当
    り、適宜個所にスラストベアリングを配設した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のシヤツター開閉装置。 (4) 移動プリーを2個、ステイシヨンプリーを3
    個配設したことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のシヤツター開閉装置。
JP2007383U 1983-02-16 1983-02-16 シヤツタ−開閉装置 Granted JPS59126094U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007383U JPS59126094U (ja) 1983-02-16 1983-02-16 シヤツタ−開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007383U JPS59126094U (ja) 1983-02-16 1983-02-16 シヤツタ−開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59126094U JPS59126094U (ja) 1984-08-24
JPS6350382Y2 true JPS6350382Y2 (ja) 1988-12-23

Family

ID=30151207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007383U Granted JPS59126094U (ja) 1983-02-16 1983-02-16 シヤツタ−開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59126094U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5587037B2 (ja) * 2010-05-31 2014-09-10 ナビオ株式会社 巻取装置及びスクリーン装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59126094U (ja) 1984-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1099521C (zh) 一种供电操纵窗户遮蔽装置用的操纵装置
CN208150479U (zh) 一种降噪型工业机械手出料装置
JPS6350382Y2 (ja)
JPS59230942A (ja) 天幕駆動装置
JPS6335990A (ja) 建物用窓
CN113863837B (zh) 叶片驱动装置及带有叶片驱动装置的内置百叶中空玻璃
JP3146406B2 (ja) パネル体の開閉装置
CN211444593U (zh) 一种船用缆绳的卷绳装置
JPH0756301Y2 (ja) エンドレスウインチ
JPH11289882A (ja) 栽培用ハウスの被覆シート開閉装置
JPS6341428Y2 (ja)
JP2699833B2 (ja) 引き上げ式シャッター装置
CN210439940U (zh) 遮阳帘用卷绳器装置
CN220247968U (zh) 一种用于窗帘收线器分段控制的切换机构
CN220551046U (zh) 一种窗帘收线器
JPS5935504Y2 (ja) 昇降機
CN111648318B (zh) 一种应用于自排闸的固定卷扬式启闭机
CN2141235Y (zh) 卷帘装置
JPH0750556Y2 (ja) スクリーンの巻取り機構
JPH0853266A (ja) 巻心にロープを巻きかつ解くための装置
KR960006683Y1 (ko) 온실 및 산업용 건축물의 천장·측창 개폐장치
JPH0811887B2 (ja) 水門扉用巻上機
CN2203572Y (zh) 窗帘开合器
JP2588147B2 (ja) 扉の自動開閉装置
KR200268628Y1 (ko) 엘리베이터 도어 개폐장치