JPH0750556Y2 - スクリーンの巻取り機構 - Google Patents
スクリーンの巻取り機構Info
- Publication number
- JPH0750556Y2 JPH0750556Y2 JP1988015707U JP1570788U JPH0750556Y2 JP H0750556 Y2 JPH0750556 Y2 JP H0750556Y2 JP 1988015707 U JP1988015707 U JP 1988015707U JP 1570788 U JP1570788 U JP 1570788U JP H0750556 Y2 JPH0750556 Y2 JP H0750556Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- winding
- winding shaft
- roller
- skirting board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はモータによって開閉されるスクリーンの巻取り
機構に係り、特に簡単な機構でスクリーンの張力を一定
に保つことのできるスクリーンの巻取り機構に関する。
機構に係り、特に簡単な機構でスクリーンの張力を一定
に保つことのできるスクリーンの巻取り機構に関する。
(従来の技術) モータによってスクリーンを開閉させる電動式のスクリ
ーンの巻取り機構は、従来は第5図及び第6図に示すよ
うに構成されていた。図において、スクリーン1の上端
は水平方向に設けられた巾木2に固定されており、この
巾木2の両端は垂直方向に立設された左右一対のガイド
レール3,4によって摺動自在に案内されている。またス
クリーン1の下端は図示せぬ構造物に回転自在に支持さ
れた巻取軸5に巻回されており、この巻取軸5は第1の
モータ6によって回転駆動される。前記巾木2の両端近
傍にはそれぞれ駆動部材であるベルト7,8の一端が固定
されており、これらのベルト7,8はそれぞれ前記構造物
の上部に回転自在に設けられた一対のガイドローラ9,10
を経て下方に垂下され、下端は巻取りドラム11に巻回さ
れている。この巻取ドラム11は前記構造物に回転自在に
支持されており、第2のモータ12によって回転駆動され
る。
ーンの巻取り機構は、従来は第5図及び第6図に示すよ
うに構成されていた。図において、スクリーン1の上端
は水平方向に設けられた巾木2に固定されており、この
巾木2の両端は垂直方向に立設された左右一対のガイド
レール3,4によって摺動自在に案内されている。またス
クリーン1の下端は図示せぬ構造物に回転自在に支持さ
れた巻取軸5に巻回されており、この巻取軸5は第1の
モータ6によって回転駆動される。前記巾木2の両端近
傍にはそれぞれ駆動部材であるベルト7,8の一端が固定
されており、これらのベルト7,8はそれぞれ前記構造物
の上部に回転自在に設けられた一対のガイドローラ9,10
を経て下方に垂下され、下端は巻取りドラム11に巻回さ
れている。この巻取ドラム11は前記構造物に回転自在に
支持されており、第2のモータ12によって回転駆動され
る。
上記のように構成された従来のスクリーンの巻取り機構
において、スクリーン1を閉めるときは第2のモータ12
を回転させて、ベルト7,8を巻取りドラム11に巻き取
り、巾木2に固定されたスクリーン1を上昇させる。逆
にスクリーン1を開くときは第1のモータ6を回転させ
てスクリーン1を巻取軸5に巻き取る。これらの場合ス
クリーン1には一定の張力をかけてたるみや極端な緊張
が発生しないようにする必要がある。このため従来は2
台のモータ6,12のうち送り出し側のモータに電気的また
は機械的に軽い制動をかけながら自由回転させ、巻き取
り側のモータを駆動させて強制的に巻き取るようにして
いた。
において、スクリーン1を閉めるときは第2のモータ12
を回転させて、ベルト7,8を巻取りドラム11に巻き取
り、巾木2に固定されたスクリーン1を上昇させる。逆
にスクリーン1を開くときは第1のモータ6を回転させ
てスクリーン1を巻取軸5に巻き取る。これらの場合ス
クリーン1には一定の張力をかけてたるみや極端な緊張
が発生しないようにする必要がある。このため従来は2
台のモータ6,12のうち送り出し側のモータに電気的また
は機械的に軽い制動をかけながら自由回転させ、巻き取
り側のモータを駆動させて強制的に巻き取るようにして
いた。
または第7図及び第8図に示すように、巻取軸5及び巻
取ドラム11のそれぞれの軸の一端にトルクリミッタを備
えたクラッチ13,14を連結し、これらのクラッチ13,14を
介して1台のモータ15により前記巻取軸5及び巻取りド
ラム11を同時に回転駆動させていた。この場合は送り出
し側のクラッチをトルクリミッタに連結し、巻き取り側
のクラッチをトルクリミッタから離して直接モータ15の
駆動軸に連結するようにして、前述した第1の従来例と
同様に軽い制動をかけながら強制的に巻き取るようにし
ていた。
取ドラム11のそれぞれの軸の一端にトルクリミッタを備
えたクラッチ13,14を連結し、これらのクラッチ13,14を
介して1台のモータ15により前記巻取軸5及び巻取りド
ラム11を同時に回転駆動させていた。この場合は送り出
し側のクラッチをトルクリミッタに連結し、巻き取り側
のクラッチをトルクリミッタから離して直接モータ15の
駆動軸に連結するようにして、前述した第1の従来例と
同様に軽い制動をかけながら強制的に巻き取るようにし
ていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記のような従来のスクリーンの巻取り機
構の電気的制動手段によると、制動力の制御が困難であ
り、比較的小さな制動力しか得られないため、軽量の布
製のスクリーンに対してしか使用できなかった。また機
械的制動手段によると頻繁にブレーキの調整や摩耗部品
の保守が必要となり、そのための工数及びコストが増大
するという問題があった。
構の電気的制動手段によると、制動力の制御が困難であ
り、比較的小さな制動力しか得られないため、軽量の布
製のスクリーンに対してしか使用できなかった。また機
械的制動手段によると頻繁にブレーキの調整や摩耗部品
の保守が必要となり、そのための工数及びコストが増大
するという問題があった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単な
機構で常にスクリーンの張力を一定に保つことのできる
スクリーンの巻取り機構を提供することを目的とする。
機構で常にスクリーンの張力を一定に保つことのできる
スクリーンの巻取り機構を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 次に、上記の目的を達成するための手段を、実施例に対
応する図面を参照して説明する。
応する図面を参照して説明する。
第1図及び第2図の第1の実施例を参照して本願の請求
項1の考案を説明する。
項1の考案を説明する。
本願の請求項1の考案は、、左右一対のガイドレール
3、4に両端がそれぞれ移動可能に案内された巾木2
と、該巾木2に上端が固定され他端が駆動源15によって
回転駆動される巻取軸5に巻回される縦方向に張設され
たスクリーン1と、前記巾木2に一端が連結され他端が
駆動源15によって回転駆動される巻取りドラム11に巻回
される駆動部材7、8と、よりなるスクリーンの巻取り
機構において、前記スクリーン1の巻取側の一端近傍を
前記巻取軸5の位置よりも下方に湾曲させるとともに、
該巻取軸5よりも下方における前記スクリーン1の湾曲
部1aの上面に該スクリーン1に一定の張力を付加するロ
ーラ16を載置させるようにして昇降自在に装着したこと
を特徴とするスクリーンの巻取り機構である。
3、4に両端がそれぞれ移動可能に案内された巾木2
と、該巾木2に上端が固定され他端が駆動源15によって
回転駆動される巻取軸5に巻回される縦方向に張設され
たスクリーン1と、前記巾木2に一端が連結され他端が
駆動源15によって回転駆動される巻取りドラム11に巻回
される駆動部材7、8と、よりなるスクリーンの巻取り
機構において、前記スクリーン1の巻取側の一端近傍を
前記巻取軸5の位置よりも下方に湾曲させるとともに、
該巻取軸5よりも下方における前記スクリーン1の湾曲
部1aの上面に該スクリーン1に一定の張力を付加するロ
ーラ16を載置させるようにして昇降自在に装着したこと
を特徴とするスクリーンの巻取り機構である。
次に、第3図及び第4図の第2の実施例を参照して本願
の請求項2の考案を説明する。
の請求項2の考案を説明する。
本願の請求項2の考案は、左右一対のガイドレールに両
端がそれぞれ移動可能に案内された巾木2と、該巾木2
に一端が固定され他端が駆動源によって回転駆動される
巻取軸5に巻回される横方向に張設されたスクリーン1
と、前記巾木2に一端が連結され他端が駆動源によって
回転駆動される巻取りドラム11に巻回される駆動部材
7、8と、よりなるスクリーンの巻取り機構において、
前記巻取軸5の近傍におけるスクリーン1の下面に該巻
取軸5と平行にガイドローラ30を設け、該スクリーン1
の巻取側の端部と前記ガイドローラ30の間の部分を前記
巻取軸5の位置よりも下方に湾曲させるとともに、該巻
取軸5よりも下方における前記スクリーン1の湾曲部1a
の上面に該スクリーン1に一定の張力を付加するローラ
16を載置させるようにして昇降自在に装着したことを特
徴とするスクリーンの巻取り機構である。
端がそれぞれ移動可能に案内された巾木2と、該巾木2
に一端が固定され他端が駆動源によって回転駆動される
巻取軸5に巻回される横方向に張設されたスクリーン1
と、前記巾木2に一端が連結され他端が駆動源によって
回転駆動される巻取りドラム11に巻回される駆動部材
7、8と、よりなるスクリーンの巻取り機構において、
前記巻取軸5の近傍におけるスクリーン1の下面に該巻
取軸5と平行にガイドローラ30を設け、該スクリーン1
の巻取側の端部と前記ガイドローラ30の間の部分を前記
巻取軸5の位置よりも下方に湾曲させるとともに、該巻
取軸5よりも下方における前記スクリーン1の湾曲部1a
の上面に該スクリーン1に一定の張力を付加するローラ
16を載置させるようにして昇降自在に装着したことを特
徴とするスクリーンの巻取り機構である。
(作用) 上記の構成によると、巻取軸5及び巻取ドラム11にそれ
ぞれ巻回されたスクリーン1及び駆動手段7,8の巻取径
が変化し、一方巻取軸5及び巻取ドラム11が一定の回転
速度で回転するために発生するそれぞれの周速が変化し
ても、スクリーン1の湾曲部1aに装着されたローラ16が
昇降することによってその変化量を吸収することができ
る。従ってローラ16の重量を適正に設定することによ
り、スクリーン1及び駆動手段7,8に常に一定の張力を
与えることができ、それぞれにたるみや異常な緊張が発
生することを防止できる。
ぞれ巻回されたスクリーン1及び駆動手段7,8の巻取径
が変化し、一方巻取軸5及び巻取ドラム11が一定の回転
速度で回転するために発生するそれぞれの周速が変化し
ても、スクリーン1の湾曲部1aに装着されたローラ16が
昇降することによってその変化量を吸収することができ
る。従ってローラ16の重量を適正に設定することによ
り、スクリーン1及び駆動手段7,8に常に一定の張力を
与えることができ、それぞれにたるみや異常な緊張が発
生することを防止できる。
(実施例) 以下、本考案に係るスクリーンの巻取り機構の一実施例
を図面を参照して説明する。
を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図に本考案の一実施例を示す。図におい
て、第5図に示す従来例と同一または同等部分には同一
符号を付して示し、説明を省略する。
て、第5図に示す従来例と同一または同等部分には同一
符号を付して示し、説明を省略する。
本実施例の特徴はスクリーン1の巻取軸5の近傍の一部
をループ状として湾曲部1aを形成し、この湾曲部1aにロ
ーラ16を装着したことにある。このローラ16の両端に設
けられた軸17,18は図示せぬ構造物に固定された左右一
対のガイドレール19,20にそれぞれ昇降及び回転自在に
案内されている。またガイドレール19の上,下端近傍の
所定の位置には、前記軸17の変位のそれぞれ上下限を検
出するリミットスイッチ21,22が設けられている。さら
に巻取軸5及び巻取ドラム11は、それぞれプーリ23,24
を介して同一モータ15により回転駆動される。他の構成
は第5図に示す従来例と同様である。
をループ状として湾曲部1aを形成し、この湾曲部1aにロ
ーラ16を装着したことにある。このローラ16の両端に設
けられた軸17,18は図示せぬ構造物に固定された左右一
対のガイドレール19,20にそれぞれ昇降及び回転自在に
案内されている。またガイドレール19の上,下端近傍の
所定の位置には、前記軸17の変位のそれぞれ上下限を検
出するリミットスイッチ21,22が設けられている。さら
に巻取軸5及び巻取ドラム11は、それぞれプーリ23,24
を介して同一モータ15により回転駆動される。他の構成
は第5図に示す従来例と同様である。
次に本実施例の作用を説明する。モータ15を駆動させて
巻取軸5及び巻取ドラム11をそれぞれ矢印A方向に回転
させ、スクリーン1を巻き取ってスクリーン1を開くと
き、巻取軸5に巻き取られたスクリーン1の巻取径は次
第に大きくなる。従ってモータ15の回転速度が一定のと
き周速は次第に速くなり、スクリーン1の移動速度は増
大する。一方巻取ドラムに巻回されたベルト7,8の巻取
径は次第に小さくなり周速も次第に遅くなる。この結果
スクリーン1の巻取部からベルト7,8の巻取部までの長
さは次第に短くなり、その分だけローラ16は上昇する。
すなわち巻取軸5と巻取ドラム11との周速の変化はロー
ラ16の移動によって吸収され、スクリーン1及びベルト
7,8にはローラ16の重量に等しい一定の張力が常に加わ
っている。また正常運転時のこのローラ16の移動範囲を
前もって求めておき、その位置にリミットスクリーン2
1,22を取り付けておけば、スクリーン1の移動時に障害
物によって移動が阻止されたときなどに発生する異常緊
張または異常たるみを検出することができ、直ちにモー
タ15の回転を停止して安全を図ることができる。なおス
クリーン1を開くときも同様である。
巻取軸5及び巻取ドラム11をそれぞれ矢印A方向に回転
させ、スクリーン1を巻き取ってスクリーン1を開くと
き、巻取軸5に巻き取られたスクリーン1の巻取径は次
第に大きくなる。従ってモータ15の回転速度が一定のと
き周速は次第に速くなり、スクリーン1の移動速度は増
大する。一方巻取ドラムに巻回されたベルト7,8の巻取
径は次第に小さくなり周速も次第に遅くなる。この結果
スクリーン1の巻取部からベルト7,8の巻取部までの長
さは次第に短くなり、その分だけローラ16は上昇する。
すなわち巻取軸5と巻取ドラム11との周速の変化はロー
ラ16の移動によって吸収され、スクリーン1及びベルト
7,8にはローラ16の重量に等しい一定の張力が常に加わ
っている。また正常運転時のこのローラ16の移動範囲を
前もって求めておき、その位置にリミットスクリーン2
1,22を取り付けておけば、スクリーン1の移動時に障害
物によって移動が阻止されたときなどに発生する異常緊
張または異常たるみを検出することができ、直ちにモー
タ15の回転を停止して安全を図ることができる。なおス
クリーン1を開くときも同様である。
本実施例によれば、トルクリミッタやクラッチなどを必
要とせず、ローラ16を設けるだけの簡単な機構でスクリ
ーン1及びベルト7,8の張力を一定に保つことができ、
設備コスト、保守の工数及びコストを低減することがで
きる。しかもローラ16の重量を適正に設定することによ
り、広い範囲の重量のスクリーン1の張力調整ができ、
またリミットスクリーン21,22を設けることにより異常
緊張や異常たるみの発生を検出して、容易に安全を図る
こともできる。
要とせず、ローラ16を設けるだけの簡単な機構でスクリ
ーン1及びベルト7,8の張力を一定に保つことができ、
設備コスト、保守の工数及びコストを低減することがで
きる。しかもローラ16の重量を適正に設定することによ
り、広い範囲の重量のスクリーン1の張力調整ができ、
またリミットスクリーン21,22を設けることにより異常
緊張や異常たるみの発生を検出して、容易に安全を図る
こともできる。
上記実施例ではスクリーン1が上下方向に移動する場合
について説明したが、第3図及び第4図に示す第2の実
施例に示すように、スクリーン1が水平方向または傾斜
方向に移動する場合にも同様に応用することができる。
この第2の実施例では、巻取軸5の近傍におけるスクリ
ーン1の下面に該巻取軸5と平行にガイドローラ30を設
け、該スクリーン1の巻取側の端部と前記ガイドローラ
30の間の部分を前記巻取軸5の位置よりも下方に湾曲さ
せるとともに、該巻取軸5よりも下方における前記スク
リーン1の湾曲部1aの上面に該スクリーン1に一定の張
力を付加するローラ16を載置させるようにして昇降自在
に装着してある。また第4図に示すようにガイドローラ
9,10を省略して直接ベルト7,8を巻取ドラム11に巻き取
ってもよい。またモータ15を2台としてそれぞれ巻取軸
5及び巻取ドラム11を駆動してもよい。さらに駆動部材
としてベルト7,8の代りにワイヤを用いてもよく、さら
にリミットスイッチ21,22は省略してもよい。またロー
ラ16を別に設けたスプリングにより引張って張力を与え
るようにしてもよい。
について説明したが、第3図及び第4図に示す第2の実
施例に示すように、スクリーン1が水平方向または傾斜
方向に移動する場合にも同様に応用することができる。
この第2の実施例では、巻取軸5の近傍におけるスクリ
ーン1の下面に該巻取軸5と平行にガイドローラ30を設
け、該スクリーン1の巻取側の端部と前記ガイドローラ
30の間の部分を前記巻取軸5の位置よりも下方に湾曲さ
せるとともに、該巻取軸5よりも下方における前記スク
リーン1の湾曲部1aの上面に該スクリーン1に一定の張
力を付加するローラ16を載置させるようにして昇降自在
に装着してある。また第4図に示すようにガイドローラ
9,10を省略して直接ベルト7,8を巻取ドラム11に巻き取
ってもよい。またモータ15を2台としてそれぞれ巻取軸
5及び巻取ドラム11を駆動してもよい。さらに駆動部材
としてベルト7,8の代りにワイヤを用いてもよく、さら
にリミットスイッチ21,22は省略してもよい。またロー
ラ16を別に設けたスプリングにより引張って張力を与え
るようにしてもよい。
(考案の効果) 上述したように、本考案に係るスクリーンの巻取り機構
によれば、スクリーンの巻取軸端側の部分を下方に湾曲
させてこの湾曲部の上面にローラを載置させるようにし
て昇降自在に装着し、このローラによってスクリーン及
び駆動部材に一定の張力を与えるようにしたので、簡単
な機構で巻取径の変化に関係なく常にスクリーンが一定
の力で引張られ、異常な緊張やたるみの発生を防止する
ことができる。また、長年の使用によっても、スクリー
ン及び駆動部材に一定の張力を与える装置としての上記
ローラに疲労等の生じる恐れがなく、故障が少なく保守
が容易である。
によれば、スクリーンの巻取軸端側の部分を下方に湾曲
させてこの湾曲部の上面にローラを載置させるようにし
て昇降自在に装着し、このローラによってスクリーン及
び駆動部材に一定の張力を与えるようにしたので、簡単
な機構で巻取径の変化に関係なく常にスクリーンが一定
の力で引張られ、異常な緊張やたるみの発生を防止する
ことができる。また、長年の使用によっても、スクリー
ン及び駆動部材に一定の張力を与える装置としての上記
ローラに疲労等の生じる恐れがなく、故障が少なく保守
が容易である。
第1図は本考案に係るスクリーンの巻取り機構の一実施
例の概略構成を示す正面図、第2図は第1図の側面図、
第3図及び第4図はそれぞれ本考案の他の実施例を示す
側面図、第5図及び第7図はそれぞれ従来のスクリーン
の巻取り機構の概略構成を示す正面図、第6図及び第8
図はそれぞれ第5図及び第7図の側面図である。 1……スクリーン、1a……湾曲部、2……巾木、3,4…
…ガイドレール、5……巻取軸、7,8……ベルト(駆動
部材)、11……巻取ドラム、15……モータ(駆動源)、
16……ローラ。
例の概略構成を示す正面図、第2図は第1図の側面図、
第3図及び第4図はそれぞれ本考案の他の実施例を示す
側面図、第5図及び第7図はそれぞれ従来のスクリーン
の巻取り機構の概略構成を示す正面図、第6図及び第8
図はそれぞれ第5図及び第7図の側面図である。 1……スクリーン、1a……湾曲部、2……巾木、3,4…
…ガイドレール、5……巻取軸、7,8……ベルト(駆動
部材)、11……巻取ドラム、15……モータ(駆動源)、
16……ローラ。
Claims (2)
- 【請求項1】左右一対のガイドレールに両端がそれぞれ
移動可能に案内された巾木と、該巾木に上端が固定され
他端が駆動源によって回転駆動される巻取軸に巻回され
る縦方向に張設されたスクリーンと、前記巾木に一端が
連結され他端が駆動源によって回転駆動される巻取りド
ラムに巻回される駆動部材と、よりなるスクリーンの巻
取り機構において、前記スクリーンの巻取側の一端近傍
を前記巻取軸の位置よりも下方に湾曲させるとともに、
該巻取軸よりも下方における前記スクリーンの湾曲部の
上面に該スクリーンに一定の張力を付加するローラを載
置させるようにして昇降自在に装着したことを特徴とす
るスクリーンの巻取り機構。 - 【請求項2】左右一対のガイドレールに両端がそれぞれ
移動可能に案内された巾木と、該巾木に一端が固定され
他端が駆動源によって回転駆動される巻取軸に巻回され
る横方向に張設されたスクリーンと、前記巾木に一端が
連結され他端が駆動源によって回転駆動される巻取りド
ラムに巻回される駆動部材と、よりなるスクリーンの巻
取り機構において、前記巻取軸の近傍におけるスクリー
ンの下面に該巻取軸と平行にガイドローラを設け、該ス
クリーンの巻取側の端部と前記ガイドローラの間の部分
を前記巻取軸の位置よりも下方に湾曲させるとともに、
該巻取軸よりも下方における前記スクリーンの湾曲部の
上面に該スクリーンに一定の張力を付加するローラを載
置させるようにして昇降自在に装着したことを特徴とす
るスクリーンの巻取り機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988015707U JPH0750556Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | スクリーンの巻取り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988015707U JPH0750556Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | スクリーンの巻取り機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01119793U JPH01119793U (ja) | 1989-08-14 |
JPH0750556Y2 true JPH0750556Y2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=31227985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988015707U Expired - Lifetime JPH0750556Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | スクリーンの巻取り機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0750556Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2578008B2 (ja) * | 1990-03-22 | 1997-02-05 | 三和シヤッター工業株式会社 | 電動シャッター装置 |
JP5494211B2 (ja) * | 2010-05-13 | 2014-05-14 | セイコーエプソン株式会社 | スクリーン装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446064Y2 (ja) * | 1985-09-30 | 1992-10-29 | ||
JPS6288090U (ja) * | 1985-11-22 | 1987-06-05 |
-
1988
- 1988-02-10 JP JP1988015707U patent/JPH0750556Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01119793U (ja) | 1989-08-14 |
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