JPH074162A - シャッタ、主にローラシャッタのための駆動装置 - Google Patents

シャッタ、主にローラシャッタのための駆動装置

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JPH074162A
JPH074162A JP15343491A JP15343491A JPH074162A JP H074162 A JPH074162 A JP H074162A JP 15343491 A JP15343491 A JP 15343491A JP 15343491 A JP15343491 A JP 15343491A JP H074162 A JPH074162 A JP H074162A
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    • E06B9/56Operating, guiding or securing devices or arrangements for roll-type closures; Spring drums; Tape drums; Counterweighting arrangements therefor
    • E06B9/80Safety measures against dropping or unauthorised opening; Braking or immobilising devices; Devices for limiting unrolling
    • E06B9/82Safety measures against dropping or unauthorised opening; Braking or immobilising devices; Devices for limiting unrolling automatic
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 シャッタを繰り出す索条が機械的妨害があっ
ても常に緊張を維持する。 【構成】 シャッタ10巻き上げのための巻付け軸11
と、該巻付け軸11とは反対側のシャッタ10自由端部
に結合する少なくとも一本の索条とを有し、該索条が少
なくとも一つの方向転換装置22、23を経由して巻付
けプーリ16へ導かれている形式のシャッタ、主にロー
ラシャッタのための駆動装置である。その場合巻付け軸
11及び巻付けプーリ16が少なくとも一つの駆動電動
機14により駆動される。駆動電動機14の安全遮断の
ために、索条17の緊張状態によって作動可能な安全制
御装置25が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシャッタ巻上げのための
巻付け軸と、該巻付け軸とは反対側のシャッタ自由端部
に結合する少なくとも一本の索条とを有し、該索条が少
なくとも一つの方向転換装置を経由して巻付けプーリへ
導かれており、その場合巻付け軸及び巻付けプーリが少
なくとも一つの駆動電動機により駆動されるようになっ
ている、シャッタ、主にローラシャッタのための駆動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ローラシャッタ等のための今日最も普及
している駆動装置では、巻き上げ箱がウインドウやドア
等の上端部に位置し、その場合ローラシャッタは電動機
にて巻き上げられ、繰り出される。繰り出し時には重力
が加えられる。それ以外の駆動装置としては、例えば巻
き上げ箱がウインドウの下方に設けられている場合や、
ウインドウその他の開口部が水平に設けられている場合
で、巻付け軸からローラシャッタを繰り出す際には、シ
ャッタの自由端部に固着された索条が電動機で巻付けプ
ーリへ巻き付けられる。逆方向、即ちローラシャッタの
巻き付け時には索条が同様に巻付けプーリから繰り出さ
れる。このような駆動装置の多くは巻付けプーリが巻付
け軸の横に軸方向に配置され、その場合巻付け軸と巻付
けプーリは、通常巻付け軸の内部に設けられている一つ
の駆動電動機によって、共に駆動される。ローラシャッ
タの繰り出し速度と索条の巻き付け速度とは、互いに異
なる巻き付け直径により実質的に常に相異しているの
で、巻付け軸の動きとシャッタの動きとが互いに阻害し
あわず且つ索条が切れたり緩んだりしないように、処置
を講じなければならない。そのために索条をしなやかに
形成したり柔軟なテンション装置を装備することが考え
られ、或いは巻付け軸と巻付けプーリとの係合に摺接又
は摩擦クラッチ及び/又はフリーホイールが使われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの種の
駆動装置では、ローラシャッタが機械的な影響又は例え
ば氷結により動かなくなり、適切な切り換え信号があっ
ても巻き上げできない、という事態が生じる恐れがあ
る。それでもなお索条は巻付けプーリから繰り出され、
ローラシャッタ装置内に連続的に散らばる。よって索条
張力がなくなり、索条が方向転換プーリ又は巻付けプー
リから外れ、もつれる恐れがある。従ってローラシャッ
タの機械的な障害の除去した後に、更にローラシャッタ
全体を開けて、索条を元通り正しい位置にもどさなけれ
ばならない。また逆に稀にではあるが、主にローラシャ
ッタの繰り出し時に巻付けプーリが動かなくなり、索条
が巻き付けられなくなるという事態も生じる。これによ
り同じ様な結果となる。
【0004】従って本発明は上述した問題点を解決する
ためになされたものであり、ローラシャッタを繰り出す
索条が機械的妨害があっても常に緊張を維持するよう
な、シャッタ、主にローラシャッタのための駆動装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、シャッタ巻き
上げのための巻付け軸と、該巻付け軸とは反対側のシャ
ッタ自由端部に結合する少なくとも一本の索条とを有
し、該索条が少なくとも一つの方向転換装置を経由して
巻付けプーリへ導かれており、その場合巻付け軸及び巻
付けプーリが少なくとも一つの駆動電動機により駆動さ
れる、シャッタ、主にローラシャッタのための駆動装置
であって、駆動電動機の安全遮断のために、索条の緊張
により作動可能な安全制御装置を有することを要旨とす
る。
【0006】また、安全制御装置が緊張状態の索条によ
り変位する作動体を有し、該作動体が変位していない状
態では、制御体が駆動電動機の電動機電流の遮断スイッ
チ位置となり、また変位した状態では反位のスイッチ位
置となる。さらに、作動体の変位が復帰バネの力に逆ら
って実行され、弛緩状態の索条の場合、作動体が制御体
へ弾性支持される。
【0007】そして、作動体が索条の通るための通孔を
備えたクラッチ装置を有する。さらに、クラッチ装置が
U字形に形成されている。また、作動体が案内管内でピ
ストン状に摺動できるように形成されている。そして、
復帰バネが作動体の止まり穴内に設けられており且つ案
内管に結合した支持体へ支持される。
【0008】さらに、支持体がネジ又はボルトとして形
成されていることと、作動体が二つの縦溝を有し、該縦
溝を横方向へ貫いて支持体が延在している。また、制御
体がオープナー・スイッチとして形成されている。そし
て、追加の安全制御装置が電動機式駆動要素のコントロ
ールのため、主にシャッタ繰り出し時の巻付けプーリの
ために設けられている。
【0009】また、追加の安全制御装置として、巻付け
プーリのための駆動電動機へ定着された結合部材が固定
した定着場所にて回動可能に支持されており、その場合
両回転方向の運動に逆らう働きをする定置の支持部材が
各々装備されており、該支持部材の少なくとも一つが弾
性部材として形成されており、該弾性部材が結合部材を
他の支持部材へ弾性支持させることと、結合部材の回動
運動を検知する電気式制御体が装備されている。
【0010】さらに、結合部材の要素又は位置が両支持
部材の間に位置し、該支持部材の一つが弾性部材とし
て、他方が制御体として形成されている。そして、駆動
電動機が少なくとも部分的に巻付け軸内部に位置し、該
巻付け軸とその端側に位置する同一回動軸を共有する巻
付けプーリとを両回転方向へ駆動し、その場合シャッタ
又は索条が互いに逆の巻き付け方向となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1の全体図において、ローラシャ
ッタ10は巻付けプーリ11へ巻き付け可能に配設され
ている。巻付け軸11は巻き上げ箱12内に位置し、そ
の巻き上げ箱12はウインドウ、ドア、遮蔽装置、ゲー
ト等の上端部又は下端部に配設可能である。巻き上げ箱
12の配置に応じ、ローラシャッタ10の両運動方向の
動きに対し、重力は妨げになったり、助けとなったり、
又は無関係というように作用をする。図1に示した構成
の場合、概略を示したウインドウ13の下端部にローラ
シャッタ12が位置する。左側から巻付け軸11の内部
空間へ駆動電動機14が嵌入し、その駆動電動機14は
図示しない方式で巻付け軸11を駆動するように結合さ
れている。またその駆動電動機14は、巻付けプーリ1
6も駆動できるように、巻付けプーリ16へも結合され
ている。駆動電動機14の固定部は取付け装置15を介
して巻き上げ箱12へ定着されている。巻き上げ箱12
の右側面の軸受軸18は、回動可能な巻付けプーリ16
乃至巻付け軸12の支持として使役される。
【0012】ローラシャッタ10案内のための両サイド
の中空状細路19が、巻き上げ箱12から延出してい
る。その中空状細路19は上部で連続した中空状細路2
0を介して互いに連通している。その中空状細路20
は、例えば中空状細路19がウインドウ枠等へ螺着可能
なので、省略してもよい。
【0013】索条17は、ローラシャッタ10の自由端
部の中程の取着位置21から、ローラシャッタ10の運
動方向に平行に上方へ延びており、中空状細路20内部
の方向転換プーリ22を経由して、右方向へ方向転換さ
れ、更に右の中空状細路19の上部にある第二方向転換
プーリ23を経由してまた下方へ戻り転換し、巻付けプ
ーリ16へつながる。その場合巻付けプーリ16の索条
の巻き付け方向は、巻付け軸11のローラシャッタ10
の巻き付け方向と反対方向である。
【0014】なお図示した索条案内の代わりに、他の索
条案内も可能である。例えば二本の索条を中空状細路1
9内にて遮蔽して導き、ローラシャッタ10の両脇上端
部で結合させ、更に巻付けプーリ16へ戻されることも
可能である。またローラシャッタの両脇上端部に方向転
換プーリを配設して、一本の索条を遮蔽して導くことも
可能である。
【0015】索条17は常に緊張して導かれなければな
らない。巻付け軸11へ巻き付けられたローラシャッタ
10と巻付けプーリ16へ巻き付けられた索条17との
直径が、巻き付け動作乃至繰り出し動作で各々互いに逆
変化するので、索条17を緊張保持するために、対策を
講ずる必要がある。そのために索条17をしなやかな索
条として形成したり、柔軟なテンション装置により初張
力をかけたり、又は駆動電動機14と巻付け軸11及び
/又は巻付けプーリ16の間に摩擦クラッチ、フライホ
イール装置等の媒体を設けることが可能である。これら
公知の装置は図面の単純化のために図示されていない。
【0016】索条17の緊張状態をコントロールするた
め、安全制御装置25が巻付けプーリ16の横の巻き上
げ箱12に取着されている。その安全制御装置25は図
2、3に拡大図示されている。安全制御装置25は、実
質的に案内管26から成り、その内部で円筒形の作動体
27がピストン状に摺動可能である。作動体27は止ま
り穴28を有し、また面壁の互いに対向する位置に縦溝
29を有する。支持ネジ30は、案内管26を横方向へ
貫いて延在し、且つナット31により巻き上げ箱12の
面壁へ固着されている。その場合支持ネジ30は、作動
体27の縦溝29を貫いて延在しており、それにより軸
方向へは摺動可能であるが、回動不可能になっている。
止まり穴28内のコイルバネ32は、支持ネジ30に支
持され、それにより作動体27を下方のオープナー・ス
イッチとして形成された電気スイッチ33へ押圧する。
作動体27の上端部には、索条17のためのU字形クラ
ッチ装置34が取着されており、そのU字形クラッチ装
置34はそこから勾配をもって巻き上げ箱内部へ伸長し
ており、その場合索条17はU字形通孔を通って延びて
いる。
【0017】緊張した索条17により作動体27は、コ
イルバネ32の力に逆らって上方へ電気スイッチ33か
ら離間される。それによりその電機スイッチ33は電気
的に閉じた状態になり、駆動電動機14の駆動を可能に
する。索条張力が弱まると、即ち、例えばローラシャッ
タ10の巻き上げ行程時にそのローラシャッタ10が動
かなくなると、巻付け軸11はそれ以上回転できない
が、巻付けプーリ16は継続して索条17を繰り出すの
で、コイルバネ32は作動体27を電気スイッチ33へ
押圧して、その電気スイッチ33を開くことになる。そ
れにより駆動電動機14への電流は遮断され、駆動電動
機14は遮断される。
【0018】なお電気スイッチ33はクローザー・スイ
ッチとして形成されていてもよく、その場合例えば駆動
電動機14のための図示しない制御エレクトロニクスの
制御コマンドの対応した逆転が実行可能である。同じく
また電気スイッチ33は作動体27の他端部へ配設する
ことも可能で、その場合作動体27は索条の緊張した状
態で電気スイッチ33へ押圧される。緊張が弱まると、
作動体27は電気スイッチ33から離間し、駆動電動機
遮断のための制御コマンドを発する。その場合弾性クラ
ッチ装置は索条へ向けて設けることが可能である。
【0019】また安全制御装置25は、索条の通る別の
位置、主に方向転換プーリ50の付近に配設することも
可能である。図4には、図1の巻き上げ箱12の左端面
の駆動電動機14の取付け装置15が詳細に図示されて
いる。ベースプレート35は固定し且つ巻き上げ箱12
の端面と回動不可能に結合されている。そのベースプレ
ート35から駆動電動機14の軸方向へ延出した中空軸
36には、平らな板金部品として形成された結合部材3
7が回動可能に支持されている。その結合部材37に
は、破線で示された駆動電動機14がフランジ形に取着
されている。制御体38は結合部材37へ固着してお
り、主に一体形成されているか、溶接されているか、又
は螺着されている。制御体38の回動路に接して、調節
ネジ43がベースプレート35の支持体42の対応する
ネジ穴に螺入されており、そのベースプレート35の自
由端部は、コイルバネ44を介して制御体38へ弾性当
接している。それにより制御体38は、コイルバネ44
から見た場合制御体38の反対側に位置する電気スイッ
チ45へ弾性押圧される。
【0020】例えば巻付け軸11から繰り出されるべき
ローラシャッタ10が動かなくなったり氷結などが生じ
た場合、索条17は巻付けプーリ16へ巻き付けられな
くなる。それによりその巻付けプーリ16へ作用する駆
動電動機14は、逆トルクを結合部材37へかけ、それ
により結合部材37はコイルバネ44の力に逆らって調
節ネジ43へ向けて回動される。その際に制御体38
は、電気スイッチ45から離間し制御行程を作動させ、
その制御行程により駆動電動機14が遮断される。この
場合のトルクは調節ネジ43によって調節可能である。
【0021】図4に図示した装置は、巻き上げ装置が動
かなくなった場合に電動機により発生される過剰なトル
クに対する補足の安全装置として使用される。この安全
制御装置は両回転方向へ作用する。安全制御装置25及
び場合により図4の安全制御装置は、索条を介してロー
ラシャッタが繰り出されるあらゆる巻き上げ駆動に適し
ている。その場合巻付け軸11と巻付けプーリ16に対
し一つの駆動電動機14を具備しているのか、それらが
独自の駆動電動機により駆動されるのかは、問題ではな
い。また(しなやかな又は柔軟に初張力のかけられた索
条の使用で)回動しない結合が巻付け軸11と巻付けプ
ーリ16との間に存在するか、又は摩擦クラッチ及び/
又はフライホイール装置を介した可変クラッチが存在し
ているかも、問題ではない。決定的なことは索条17が
運転中常にピンと張られていて、索条17の緊張が故障
により又は最終止まり位置へ達した際に緩むと、確実な
制御装置25により遮断が成されることである。また図
4の安全制御装置は、電動機14が許容量以上に高いト
ルクを生じさせた場合、それが巻付けプーリ16か巻付
け軸11かにかかわらず、安全制御を行う。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のシャッ
タのための駆動装置は、原因の如何を問わず索条の緊張
状態の緩みを即座に検知できる。また駆動電動機が自動
遮断を行うので、索条の緊張状態を維持することができ
る。従って、例えば氷結したローラシャッタを巻き上げ
ようとする際に安全遮断が実行されるので、索条をもと
にもどすためにローラシャッタ装置を開ける必要は全く
ない。また、ローラシャッタが終端位置に達すると、索
条の緊張が無くなり安全制御装置による遮断が行われる
ことになるので、巻き上げ時にはその安全制御装置が同
時にリミットスイッチとして働く。更にその安全制御装
置は、索条の切断時又は索条両端の支点から外れた際に
も働く。
【0023】従属項に記載の処置により請求項1に記載
の駆動装置の効果的な展開および改良が可能である。例
えば、より簡単な構造にするには安全制御装置の作動体
を緊張した索条によって変位させる形とする。作動体が
変位していない状態では駆動電動機の電流を遮断するス
イッチ位置を維持し、変位した状態では反位のスイッチ
位置となる。その場合作動体の変位は復帰バネの力に逆
らってなされるのが特長で、索条が弛緩すると、作動体
は制御体へ弾性支持され、それにより遮断を可能にす
る。索条により作動体を変位させるため、作動体は索条
の通る通孔を具備したクラッチ装置を有する。その場合
クラッチ装置はU字形に形成されているのが特長で、索
条はU字部を容易に滑動して通り、その索条によって作
動体を変位させる。作動体は、作動体が支持管内でピス
トン状に摺動可能に形成されていることにより変位させ
ることができる。その場合復帰バネは作動体の止まり穴
内に設けられており、支持管へ結合した支持体に支持さ
れており、その支持体はネジ又はボルトとして形成可能
である。その場合作動体内の二つの縦長穴は、横向きに
延在した支持体との相対変位を可能にし、同時に作動体
とクラッチ装置の回動を防止している。
【0024】更なる使用安全性の向上のために、シャッ
タ繰り出し行程時の巻付けプーリの電動機式駆動要素を
コントロールするための更に補足的な安全装置を装備す
ることが可能である。ローラシャッタが繰り出し行程時
に例えば氷結して動かなくなれば、動かない索条に拘持
された巻付けプーリへ全電動機トルクが作用することに
なり、電動機の故障又は索条の切断を生じることがあ
る。これに対し追加の安全制御装置は、巻き上げプーリ
の駆動電動機へ定着された結合部材が定着場所に回動可
能に支持されていて、また両回転方向の運動に逆らう動
きをする定置の支持部材が各々装備されていて、また支
持部材の少なくとも一つが弾性部材として形成されてい
て、その弾性部材が結合部材を他の支持部材へ弾性支持
させ、また結合部材の回動運動を検知する電気式制御体
が装備されている。その場合結合部材の位置又は要素は
両支持部材間に配設されていて、その支持部材の一つが
弾性部材であり、他方が制御体を有するのが特長であ
る。バネの力に逆らって結合部材が回動され、それによ
り電気式制御体が作動され且つ駆動電動機が遮断され、
その結合部材のトルクはバネの調節によって調節可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッタ装置の模式全体図である。
【図2】本発明の実施例の安全制御装置の垂直断面図で
ある。
【図3】図2に示した安全制御装置の上面図である。
【図4】トルクを制御する追加の安全制御装置である。
【符号の説明】
10 シャッタ 11 巻付け軸 14 駆動電動機 16 巻付けプーリ 17 索条 25 安全制御装置

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッタ巻き上げのための巻付け軸と、
    該巻付け軸とは反対側のシャッタ自由端部に結合する少
    なくとも一本の索条とを有し、該索条が少なくとも一つ
    の方向転換装置を経由して巻付けプーリへ導かれてお
    り、その場合巻付け軸及び巻付けプーリが少なくとも一
    つの駆動電動機により駆動される、シャッタ、主にロー
    ラシャッタのための駆動装置であって、駆動電動機(1
    4)の安全遮断のために、索条(17)の緊張により作
    動可能な安全制御装置(25)を有することを特徴とす
    る駆動装置。
  2. 【請求項2】 安全制御装置(25)が緊張状態の索条
    により変位する作動体(27)を有し、該作動体(2
    7)が変位していない状態では、制御体(33)が駆動
    電動機(14)の電動機電流の遮断スイッチ位置とな
    り、また変位した状態では反位のスイッチ位置となるこ
    とを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  3. 【請求項3】 作動体(27)の変位が復帰バネ(3
    2)の力に逆らって実行され、弛緩状態の索条の場合、
    作動体(27)が制御体(33)へ弾性支持されること
    を特徴とする請求項2記載の駆動装置。
  4. 【請求項4】 作動体(27)が索条(17)の通るた
    めの通孔を備えたクラッチ装置(34)を有することを
    特徴とする請求項2又は3記載の駆動装置。
  5. 【請求項5】 クラッチ装置(34)がU字形に形成さ
    れていることを特徴とする請求項4記載の駆動装置。
  6. 【請求項6】 作動体(27)が案内管(26)内でピ
    ストン状に摺動できるように形成されていることを特徴
    とする請求項2〜5の一つに記載の駆動装置。
  7. 【請求項7】 復帰バネ(32)が作動体(27)の止
    まり穴(28)内に設けられており且つ案内管(26)
    に結合した支持体(30)へ支持されることを特徴とす
    る請求項6記載の駆動装置。
  8. 【請求項8】 支持体(30)がネジ又はボルトとして
    形成されていることと、作動体(27)が二つの縦溝
    (29)を有し、該縦溝(29)を横方向へ貫いて支持
    体(30)が延在していることを特徴とする請求項7記
    載の駆動装置。
  9. 【請求項9】 制御体(33)がオープナー・スイッチ
    として形成されていることを特徴とする請求項2〜8の
    一つに記載の駆動装置。
  10. 【請求項10】 追加の安全制御装置(37〜45)が
    電動機式駆動要素のコントロールのため、主にシャッタ
    (10)繰り出し時の巻付けプーリ(16)のために設
    けられていることを特徴とする請求項1乃至9の一つに
    記載の駆動装置。
  11. 【請求項11】 追加の安全制御装置として、巻付けプ
    ーリ(16)のための駆動電動機(14)へ定着された
    結合部材(37、38)が固定した定着場所(35)に
    て回動可能に支持されており、その場合両回転方向の運
    動に逆らう働きをする定置の支持部材(44、45)が
    各々装備されており、該支持部材(44、45)の少な
    くとも一つが弾性部材として形成されており、該弾性部
    材が結合部材(37、38)を他の支持部材(45)へ
    弾性支持させることと、結合部材の回動運動を検知する
    電気式制御体が装備されていることを特徴とする請求項
    10記載の駆動装置。
  12. 【請求項12】 結合部材(37、38)の要素(3
    8)又は位置が両支持部材(44、45)の間に位置
    し、該支持部材(44、45)の一つが弾性部材とし
    て、他方が制御体として形成されていることを特徴とす
    る請求項11記載の駆動装置。
  13. 【請求項13】 駆動電動機(14)が少なくとも部分
    的に巻付け軸(11)内部に位置し、該巻付け軸(1
    1)とその端側に位置する同一回動軸を共有する巻付け
    プーリ(16)とを両回転方向へ駆動し、その場合シャ
    ッタ(10)又は索条(17)が互いに逆の巻き付け方
    向となることを特徴とする請求項1乃至12の一つに記
    載の駆動装置。
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