JPS60219024A

JPS60219024A - 金型

Info

Publication number: JPS60219024A
Application number: JP7544784A
Authority: JP
Inventors: Ichiro Nishikawa; 一郎西川; Masaichi Shiraiwa; 白岩　政一
Original assignee: Showa Electric Wire and Cable Co
Current assignee: SWCC Corp
Priority date: 1984-04-13
Filing date: 1984-04-13
Publication date: 1985-11-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野１本発明は熱硬化性樹脂射出成形用の金型に係る。

［発明の技術背景とその問題点］従来の熱硬化性樹脂射出成形用の金型では、成形品の金
型からの取外しには押出ピンを使用し、成形品をキャビ
ティから押出して取外すようにしている。押出ピンは、
原理的に成形品軸長より長いものが必要であり、従って
成形品が長尺の中空円筒状をなす場合には、長大な押出
しビンが必要となり、金型全体が大となる欠点があった
。また、金型が大型化し、金型のコストが犬となる欠点
があった。

また、金型が大型化するためその取扱いおよび射出成型
作業が困難となる欠点があった。

［発明の目的］本発明は上記の事情に基きなされたもので成型の軸長よ
り大きな軸長の押出ピンを使用することなく成形品の取
出しを行うことができる金型を得ることにを目的として
いる。

［発明の概要］本発明の金型は、射出成形機に連通づる台形断面の凹部
をそなえた型本体を有する固定型と、スライドこま支持
板上に可摺動に支持され前記凹入部に嵌入する二分割構
成で各分割片が協働して前２固定型から垂下した中子と
共に成型用の空間を形成するスライドこまと、スライド
こま支持板に垂直な方向にガイドにより可摺動に支持さ
れた押出ビン支持板に固着され、スライドこま支持板を
貫通し先端のテーパ部をスライドこまに設けたテーパ孔
に係合させた押出ビンとを有する可動型とを含むことを
特徴とする。

［発明の実施例］第１図は本発明の一実施例の固定型を除去して示す平面
図、第２図、第３図は前記実施例の固定型をつけたまま
の状態の第１図１−Ｉ線、■−■線における断面図であ
る。

前記実施例の構成は第２図、第３図によく現れている。

第２図、第３図に示すように、金型は固定型１と可動型
２とによって構成されている。固定型１は、長方形の基
板３と、この基板に固着され基板長手方向に垂直な断面
が台形状の凹入部４ａを有する型本体４と、基板３の中
心を貫通し門人部４ａ底面に向って拡間するテーパ孔を
有する湯口５を有する。

可動型２は、基板６と、基板６上面のガイド７内で可摺
動の押出ビン支持板８に支持され、ガイド７上面に取付
けたスライドこま支持板９を貫通する先端にテーパを有
する押出ビン１０と、凹入部４ａｋ：嵌入する断面形状
で長手方向中心線において二分割構成とされたスライド
こま１１とを有する。なお、スライドこま１１は、押出
ビン１０の先端のテーパに合せたテーパのテーパーパ孔
１２が分割線に中心を合致させて設けである。

スライドこま１１の上面には、第１図に示すように湯口
５の直下に円形凹部１３が設けてあり、また分割線に中
心を合致させて４箇の円形貫通孔１４が設けてあり、２
箇の円形貫通孔１４の中間には第２の円形凹部１５が設
けてあり、これら第２の円形凹部１５と各円形貫通孔１
４はゲート１６で、また円形凹部１３とは溝１７でそれ
ぞれ連通されている。

また、基板２には、各円形貫通孔１４に対応する位置に
それらと同心的に円柱状中子１８が固着されている。さ
らに、スライドこま支持板８に【ま、中子先端を係合さ
せる凹部１９が設けられている。

なお、可動型２の基板６には押出ビン１０に対向する位
置に透孔２０が設けられている。

本発明の金型は、第２図、第３図に示したように、スラ
イドこま１１を型本体４の凹入部４ａに係合させ、押出
しビン１０をスライドこま１１に係合させた状態で射出
成形を行う。図示しない射出成形機から射出された樹脂
は、湯口５から型内に入り、溝１３、ゲート１６を経て
、円形貫通孔１４と中子１８により形成された環状断面
の空間に入り、中空円筒体を形成する。

成形を終って、製品を取出す際は、可動型２を固定型１
から引抜く。すると、製品は中子より付着面積が大きく
付着力が大きなスライドこま１１に付着したままともに
移動し、中子から引抜かれる。適当な距離移動した位置
で押出ビン支持板８は、図示しないストッパにつき当り
、停止する。

可動型２はさらに移動されるので、押出しビン支持板従
って押出ビン１０はスライドこま支持板９上面から突出
することとなり、その先端のテーパ部はテーパ孔１２と
協働してスライドこま１１．１１間を押し開く。ここで
製品を取出すことができる。

上記のように、本発明の金型においては、押出ビンの長
さは製品の軸長と無関係に定められるので、軸長の長い
製品を成型する金型であっても、大型化することはない
。

［発明の効果］本発明の金型は、小型に構成し得るのでコストを低くで
きるばかりでなく、取扱いが容易であり、射出成型も作
業性良く行うことができる。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明一実施例の一部を除去して示す平面図、
第２図、第３図は■−■線、ＩＩＩ−ＩＩＩ線における
全体の断面図である。１・・・固定型　２・・・可動型　４・・・型本体４ａ
・・・凹入部　５・・・湯口　７・・・ガイド８・・・
押出ビン支持板９・・・スライドこま支持板　１０・・・押出ビン１１
・・・スライドこま　１２・・・テーパ穴出願代理人　
弁理士　菊　池　五　部間　山　１）　明　化１鴇昭ＧＯ−２１９０２４（Ｓ）図面の、浄書（内容に変更なし）嬉７図第２図第３図昭和５９年特ｙ［願力７５４４７号２０発明の名称金型３、補正をりる者事件どの関係　特許出願人川崎市川崎区小田栄２丁目１番１号昭和電線電纜株式会社代表者　告　雄　稔　彦４、代理人５、補正命令の日付　昭和５９年７月３１日６、補正の
対象　図面７、補正の内容　別紙の通り図面を補正、１へる。

Claims

【特許請求の範囲】

射出成形機に連通ずる台形断面の凹部をそなえた型本体
を有する固定型と、スライドこま支持板上に可摺動に支
持され前記凹入部に嵌入する二分割構成で各分割片が協
働して前記固定型から垂下した中子と共に成型用の空間
を形成するスライドこまと、スライドこま支持板に垂直
な方向にガイドにより可摺動に支持された押出ビン支持
板に固着され、スライドこま支持板を貫通し先端のテー
パ部をスライドこまに設けたテーパ孔に係合させた押出
ピンとを有する可動型とを含むことを特徴とする金型。