JPS60218602A - 偏光フイルム - Google Patents
偏光フイルムInfo
- Publication number
- JPS60218602A JPS60218602A JP7488984A JP7488984A JPS60218602A JP S60218602 A JPS60218602 A JP S60218602A JP 7488984 A JP7488984 A JP 7488984A JP 7488984 A JP7488984 A JP 7488984A JP S60218602 A JPS60218602 A JP S60218602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polarizing
- parts
- residual
- polyester
- liquid crystal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/30—Polarising elements
- G02B5/3016—Polarising elements involving passive liquid crystal elements
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な偏光フィルムに関する。
偏光フィルムは主に液晶表示素子の一要素として広く用
いられており、最近、車載用、コンピュータ、−用、産
業用機器へと用途が拡大するにともない、偏光フィルム
にも苛酷な耐久性が要求されるようになってきた。従っ
て現在、従来より用いられてきたポリビニルアルコール
樹脂を基材とする偏光フィルムに代り、耐湿熱性にすぐ
れた疎水柾樹脂を基材とした偏光フィルムの開発が行な
われているが、偏光要素である二色性色素との親和性に
乏しく、また、固体状態で延伸加工による配向処理を行
なうためその配向度の向上には限度があり、充分実用可
能な偏光フィルムが得られていないのが現状である。
いられており、最近、車載用、コンピュータ、−用、産
業用機器へと用途が拡大するにともない、偏光フィルム
にも苛酷な耐久性が要求されるようになってきた。従っ
て現在、従来より用いられてきたポリビニルアルコール
樹脂を基材とする偏光フィルムに代り、耐湿熱性にすぐ
れた疎水柾樹脂を基材とした偏光フィルムの開発が行な
われているが、偏光要素である二色性色素との親和性に
乏しく、また、固体状態で延伸加工による配向処理を行
なうためその配向度の向上には限度があり、充分実用可
能な偏光フィルムが得られていないのが現状である。
一方、カラー液晶表示素子として、低分子液晶に二色性
色素を添加し、電界効果を利用して配向を制御する表示
技術(G−H方式)が開発されているか、この低分子液
晶系をそのまま固体フィルム状に加工することは困難で
ある。また、ある種の高分子化合物の溶竺あるいは融液
が液晶となることも知られており、これを溶液あるいは
溶融紡糸あるいは製膜等により加工して高弾性を有する
繊維、フィルムとする技術も知られている。しかしなが
ら、これらの液晶性ポリマーを基材として偏光機能と、
いう光学的性質を有するフィルムを製造する技術は未だ
知られていない。
色素を添加し、電界効果を利用して配向を制御する表示
技術(G−H方式)が開発されているか、この低分子液
晶系をそのまま固体フィルム状に加工することは困難で
ある。また、ある種の高分子化合物の溶竺あるいは融液
が液晶となることも知られており、これを溶液あるいは
溶融紡糸あるいは製膜等により加工して高弾性を有する
繊維、フィルムとする技術も知られている。しかしなが
ら、これらの液晶性ポリマーを基材として偏光機能と、
いう光学的性質を有するフィルムを製造する技術は未だ
知られていない。
本発明者らは、上記の背景に鑑みて液晶性高分子化合物
を基材ポリマーとし、光二色性有機色素を偏光素子とす
れば偏光フィルムとなりうろことを見い出し、更に検討
を行い、本発明を完成するに至った。
を基材ポリマーとし、光二色性有機色素を偏光素子とす
れば偏光フィルムとなりうろことを見い出し、更に検討
を行い、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は液晶性高分子化合物と光二色性有機色素
からなる偏光フィルムである。
からなる偏光フィルムである。
本発明でいう液晶性高分子化合物とは、溶液あるいは融
液状態で光学的異方性を示す液晶相を形成する化合物を
意味する。これを識別するには溶液状態(Lyot r
opic液晶)あるいは溶融状態(Thermotro
pic液晶)において、偏光顕微鏡ヲ用い直交ニコル下
で観察した時、複屈折率により生ずる各種の光学模様の
観察によって可能である。
液状態で光学的異方性を示す液晶相を形成する化合物を
意味する。これを識別するには溶液状態(Lyot r
opic液晶)あるいは溶融状態(Thermotro
pic液晶)において、偏光顕微鏡ヲ用い直交ニコル下
で観察した時、複屈折率により生ずる各種の光学模様の
観察によって可能である。
液晶の柳類としては、ネマチック型、スメクティック型
、コレステリンク型等いずれでもよいが、中でもネマチ
ック型のものが好ましい。
、コレステリンク型等いずれでもよいが、中でもネマチ
ック型のものが好ましい。
液晶性高分子化合物となりうるものは種々のポリマーか
ら見い出しうるが特に剛直な分子鎖を有するポリマー、
例えばベンゼン環、ナフタレン環等がエステル基、アミ
ド基、メチン基、アゾ基等によって結合したホモ又はコ
ポリマーが一般的に知られている。中でも、全芳香族ポ
リエステル(たとえば、特開昭49−72393号、特
開昭50−158695号、特開昭55−123425
号)あるいは全芳香族ポリアミド(たとえば、特公昭4
7−2489号、特開昭47−39458号)が量適で
ある。
ら見い出しうるが特に剛直な分子鎖を有するポリマー、
例えばベンゼン環、ナフタレン環等がエステル基、アミ
ド基、メチン基、アゾ基等によって結合したホモ又はコ
ポリマーが一般的に知られている。中でも、全芳香族ポ
リエステル(たとえば、特開昭49−72393号、特
開昭50−158695号、特開昭55−123425
号)あるいは全芳香族ポリアミド(たとえば、特公昭4
7−2489号、特開昭47−39458号)が量適で
ある。
本発明で用いる光二色性有機色素とは、その分子構造に
おいて、ある一方向とそれに垂直な方向における直線偏
光吸収性が異る性質を示す色素を意味し、通常の有機染
料および顔料の中から選択することができる。これらの
うちで、前記液晶性高分子化合物に溶解可能なものが望
ましく高分子鎖とともに配向制御できるものがなお好ま
しい。
おいて、ある一方向とそれに垂直な方向における直線偏
光吸収性が異る性質を示す色素を意味し、通常の有機染
料および顔料の中から選択することができる。これらの
うちで、前記液晶性高分子化合物に溶解可能なものが望
ましく高分子鎖とともに配向制御できるものがなお好ま
しい。
本発明の偏光フィルムの製造方法を例示するならば、ポ
リ−p−フェニレン、テレフタルアミドの濃硫酸溶液の
ような溶液状態あるいは全芳香族ポリエステル樹脂等の
加熱溶融状態にある液晶性高分子化合物に光二色性有機
色素を0.01〜10重量%、好ましくは005〜3重
量%の範囲で最終偏光フィルムの着色度に応じて添加し
、剪断力あるいは電、磁気的外力を加えながら溶液凝固
、溶媒除去あるいは冷却固化する等の公知の溶媒キャス
ト法あるいは溶融製膜法により、一方向に二色性染料分
子が配向した偏光フィルムが得られる。更に好ましくは
、製膜後、通常の引張あるいはロール圧延法等の公知の
方法によりフィルムの流れ方向あるいはそれと垂直方向
に延伸して偏光性能あるいは機械的強度の向上を図るこ
とができる。
リ−p−フェニレン、テレフタルアミドの濃硫酸溶液の
ような溶液状態あるいは全芳香族ポリエステル樹脂等の
加熱溶融状態にある液晶性高分子化合物に光二色性有機
色素を0.01〜10重量%、好ましくは005〜3重
量%の範囲で最終偏光フィルムの着色度に応じて添加し
、剪断力あるいは電、磁気的外力を加えながら溶液凝固
、溶媒除去あるいは冷却固化する等の公知の溶媒キャス
ト法あるいは溶融製膜法により、一方向に二色性染料分
子が配向した偏光フィルムが得られる。更に好ましくは
、製膜後、通常の引張あるいはロール圧延法等の公知の
方法によりフィルムの流れ方向あるいはそれと垂直方向
に延伸して偏光性能あるいは機械的強度の向上を図るこ
とができる。
本発明の偏光フィルムの厚みは通常1〜1000t1r
n、好ましくは10〜300μmぐらいであり、必要に
応じて他の樹脂フィルムを積層する。
n、好ましくは10〜300μmぐらいであり、必要に
応じて他の樹脂フィルムを積層する。
本発明の偏光フィルムは実用可能な偏光性能を有してお
り、液晶表示製造の偏光板として使用できる他側光機能
を利用した光学用途に有用なものである。
り、液晶表示製造の偏光板として使用できる他側光機能
を利用した光学用途に有用なものである。
本発明を実施例をもって更に説明する。なお、実施例に
おいて1部」とあるのはすべて重量部を示す。
おいて1部」とあるのはすべて重量部を示す。
実施例1
p−オキシ安息香酸フェニル165部、イソフタル酸ジ
フェニル100部、ハイドロキノン40部を酢酸第一ス
ズ081部の存在下で常圧下290℃において3時間溶
融重合し、更に減圧下(約20mHt’ )320℃で
1時間重合を行い、次いで反応生成物を取り出し粉砕し
た後、減圧下(0,5wHf ) 240℃で6時間固
相重合を行って、p−オキシ安息香酸残基/イソフタル
酸残基/ハイドロキノン残基=70155/35 (モ
ル比)の全芳香族ポリエステルを得た。これを加熱セル
を用いて溶融状態とし、直交二フルにある偏光顕微鏡で
観察したところ、ウロコ状の模様が観察され、液晶状態
にあることを確認した。
フェニル100部、ハイドロキノン40部を酢酸第一ス
ズ081部の存在下で常圧下290℃において3時間溶
融重合し、更に減圧下(約20mHt’ )320℃で
1時間重合を行い、次いで反応生成物を取り出し粉砕し
た後、減圧下(0,5wHf ) 240℃で6時間固
相重合を行って、p−オキシ安息香酸残基/イソフタル
酸残基/ハイドロキノン残基=70155/35 (モ
ル比)の全芳香族ポリエステルを得た。これを加熱セル
を用いて溶融状態とし、直交二フルにある偏光顕微鏡で
観察したところ、ウロコ状の模様が観察され、液晶状態
にあることを確認した。
この液晶性全芳香族ポリエステル100部に対し二色性
染料である”Mikcton Po1yester B
lue TGSF”(三井東圧化学■製)0.2部ケ均
−混合し、Tダイ(リップ巾;1.Oau+)を備えた
押出機を用いて360℃で溶融押出しし、キャスティン
グロールで溶融樹脂に流れ方向の剪断力を加えながら製
膜した。
染料である”Mikcton Po1yester B
lue TGSF”(三井東圧化学■製)0.2部ケ均
−混合し、Tダイ(リップ巾;1.Oau+)を備えた
押出機を用いて360℃で溶融押出しし、キャスティン
グロールで溶融樹脂に流れ方向の剪断力を加えながら製
膜した。
更に、得られたフィルム(厚み約1oo11m)をロー
ル引張延伸法により200℃で2倍縦延伸(流れ方向)
を行った後、280℃で1秒間アニール処理を行った。
ル引張延伸法により200℃で2倍縦延伸(流れ方向)
を行った後、280℃で1秒間アニール処理を行った。
得られたフィルム(約50μm)を2枚サンプリングし
重ね合せて相対角度を変えてみたところ、青色濃度が濃
くなったり薄くなったりする角1f(fiぼ直交する)
があり偏光性が認められた。
重ね合せて相対角度を変えてみたところ、青色濃度が濃
くなったり薄くなったりする角1f(fiぼ直交する)
があり偏光性が認められた。
特許出願人
三井東圧化学株式会社
Claims (1)
- 液晶性高分子化合物と光二色、性有機色素からなること
を特徴とする偏光フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7488984A JPS60218602A (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 偏光フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7488984A JPS60218602A (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 偏光フイルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60218602A true JPS60218602A (ja) | 1985-11-01 |
Family
ID=13560385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7488984A Pending JPS60218602A (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 偏光フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60218602A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63195602A (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-12 | Mitsubishi Kasei Corp | 偏光フイルム |
WO1997023790A1 (en) * | 1995-12-14 | 1997-07-03 | Hoechst Celanese Corporation | Polarizer films comprising wholly aromatic liquid crystalline polymers and dichroic dyes |
-
1984
- 1984-04-16 JP JP7488984A patent/JPS60218602A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63195602A (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-12 | Mitsubishi Kasei Corp | 偏光フイルム |
WO1997023790A1 (en) * | 1995-12-14 | 1997-07-03 | Hoechst Celanese Corporation | Polarizer films comprising wholly aromatic liquid crystalline polymers and dichroic dyes |
US5738803A (en) * | 1995-12-14 | 1998-04-14 | Hoechst Celanese Corp | Polarizer films comprising wholly aromatic liquid crystalline polymers and dichroic dyes |
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