JPS60218340A - ホスフインオキサイドによるアルコールの抽出 - Google Patents

ホスフインオキサイドによるアルコールの抽出

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JPS60218340A
JPS60218340A JP60064064A JP6406485A JPS60218340A JP S60218340 A JPS60218340 A JP S60218340A JP 60064064 A JP60064064 A JP 60064064A JP 6406485 A JP6406485 A JP 6406485A JP S60218340 A JPS60218340 A JP S60218340A
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oxide
phosphine
oxyto
carbon atoms
tri
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ジヨン・ハーベイ・ブライト
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American Cyanamid Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/74Separation; Purification; Use of additives, e.g. for stabilisation
    • C07C29/76Separation; Purification; Use of additives, e.g. for stabilisation by physical treatment
    • C07C29/86Separation; Purification; Use of additives, e.g. for stabilisation by physical treatment by liquid-liquid treatment

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、低級アルコールの、その水溶液からの抽出法
に関する。
低級アルコール特にエタノールを、その水溶液特に希薄
な溶液から抽出するアルコールの回収は、近年重要性が
増している。
J、W、ロツディ−(Roddy)、インド・エング・
ケム・プロセス・デスーデブ(Ind、 Eng、 C
hem。
Process Des、Dev、)、1981,20
,104〜108は、オクタン価を改善するためにガソ
リンの添加剤としてアルコールを使用すること及びその
供給を拡大することの興味が増大していると述べている
。特にこの目的に対するエタノールの使用は、重要性が
増してきた。しかしながらエタノールを回収するための
現在の方法は、エタノールを蒸留によって水から回収す
る必要があるために、費用及び消費エネルギーと関連し
て高いものにつくことがわかった。多くのエタノールを
含有する湾流はエタノール濃度に関して非常に希薄であ
るから、蒸留はあまりにも費用がかかる。蒸留費と回収
エタノール葉間のバランスは約15〜25%のエタノー
ル水性濃度に集中していることがわかっている。ロツデ
ィーはエタノールのその水溶液からの抽出のために種々
の燐溶媒例えばトリイソブチルホスフェート、トリス(
2−メチルブチル)ホスフェート、トリーn−ブチルホ
スフェート、トリス−2−エチルへキシルホスフェート
及びシアミルアミルホスホネートを用いることを議論し
ている。これらの溶媒及び、他の関連するものは、機能
的であるけれどその望ましくない水溶性と加水分解不安
定性が故に初めに信じられているほど効果的でないこと
がわかった。
米国特許第4,346,241号は、液体の2級アミン
及び芳香族環式アミン例えばキノリン、4−n−プロピ
ルピリジンを用いることによってアルコールを水溶液か
ら抽出する方法に関するものである。これらの抽出剤は
、比較的水溶性であるけれど、蒸留温度において不安定
なために必要とされるほど効率のよいエタノールの抽出
剤ではない。
アミンは蒸留中に着色した種に分解し、それ故にこれら
の条件下には使用できず且つ回収できない。
C,L、マンソン(Mun s on )ら、インド・
エング・ケム・プロセス・デス・デブ、1984.23
.109〜115はエタノールの水溶液からの抽出に影
響する因子を更に検討した。しかしながら、従来の研究
で開示されている抽出剤だけが記述されている。
他のエタノールに対する抽出剤、例えばフルオルカーボ
ン(米国特許第4.260.826号)及びフタル酸ジ
ブチル(サイエンス(Science)、10月5日、
1979)も研究された。ハロゲン化炭化水素例えばp
reon 11はこれを蒸発させ且つ再凝縮させねばな
らず、従って費用がかかるから実際的でなく、一方フタ
ル酸ジブチルはエタノールの蒸留温度において加水分解
する。
ナショナル・テクニカル・インフォーメーション−サー
ビス(National Technical Inf
o−rmation 5ervice)、ニーsxスー
プパートメン1;tブ嗜:l?−ス(U、S、 Dep
artmentof Commerce)、5285ポ
ートーロイヤル・ロード(Port Royal Ro
od)、スプIJ 7グフイールF (8pr ing
f ie ld)、パ(Va、)22151から入手で
きるニー・ニス・デパートメント・オプ・エナジー・ア
ンダー・コントラクト・チーイー−エイ・シー:t−6
−76・アールエルオー・1830 (U、 S、 D
epartment of Energyunder 
Contract DE−A C06−76RLO18
30)に対する報告において、バラチル・メモリアル・
インステイテユート(BattelleMemoria
l In5titute)、 1981年9月、パシフ
ィック・ノースウェスト・ラボラトリ−(Pacifi
c Northwest Laboratory) (
il)エヌ・イー・ベル(N、 E、B e l 1 
) は、酢酸及びプロピオン酸に富むバイオマス・ガス
化排水を抽出処理するために、それぞれ10:90の割
合のトリーn−オクチルホスフィンオキシト(TOPO
)がメチル・インブチルケトン又はケロセン、及び他の
溶媒中で使用できることを開示している。この排水はエ
タノールも含有する。検討した溶媒の 12つ、即ちn
−ブタノール及びメチルイソブチルケトンがエタノール
を抽出するために示されている。しかしながら、この報
告はTOPOに基づく検討した材料によってエタノール
又はいずれか他のアルコールを抽出することに関しては
言及していない。
それ故に、アルコールを水溶液から抽出することに関し
て多くの研究が継続中であり、また現在未解決のこれら
の系の欠点の多くが見服されるならば、長い間然ぜられ
てきた必要性が満足される、ということが理解できる。
今回、低級アルコールが種々のホスフィンオキシトを含
んでなる抽出剤を用いることによりその水溶液から抽出
でき、これによって従来から公知の他の抽出剤に付随す
る難点が回避できるという・ことが発見された。本発明
のホスフィンオキシトは水に不溶性であり、従って抽出
物から容易に分離される。それらは単独で、互いに組合
せて、希釈剤と組合せて或いは固体担体上において非常
に効果的である。この効果は、種々の塩を、抽出される
溶液に添加することによって更に高められる。
本明細書に記述される本発明によれば、水溶液中に存在
する低級アルコールはより濃縮された形で水溶液から回
収される。本方法は、炭素数2〜4のアルコールを含有
し且つ有機酸を実質的に含有しない水溶液を、十分な量
の式 〔式中、各Rはそれぞれ炭素数4〜18のアルキル基、
炭素数6〜8のシクロアルキル基、炭素数7〜12のア
ラルキル基、又it−炭素数8〜15のアルキル置換ア
ラルキル基であり、但し該アルキル置換基は炭素数的1
〜8を有し、また該ホスフィンオキシト中の全炭素数は
少くとも16である〕のホスフィンオキシトと接触させ
ることを含んでなる。次いで抽出された溶液をボスフィ
ンオキシド化合物から分離する。
本発明の方法は、アルコール例えばエタノール、プロパ
ツール、イソブタノール、n−1を−又はイソブタノー
ル、エチレングリコール、プロビレ とグリコール、ブチレングリコールなどを、発酵で生成
する溶液、即ち発酵液から回収する際に特に有利である
;しかしながらいずれか他の工程から得られるアルコー
ル流、例えば水、溶媒流及びアルコール飲料例えばビー
ル、ワインなども同様に処理しうる。最も好適なものは
、アルコール含量が水溶液の全重量に基づいて約15重
量%より多くないアルコール流である。ここで使用され
るホスフィンオキシトは酢酸のような有機酸に対して公
知の抽出剤でもあるから、不発明で処理される水性アル
コール溶液はそのような酸を実質的に含有していてはな
らない。ここに「実質的に含有しない」とはアルコール
に対する酸の重量比が0.1以下であることを意味する
本発明で使用され且つ上述の構造式の範囲に含まれるホ
スフィンオキシトの例は、トリーn−ヘキシルホスフィ
ンオキシト、トリーローオクチルホスフィンオキシト、
トリス(2,4,4−1−リメチルペンチル)ホスフィ
ンオキシト、トリシクロヘキシルホスフィンオキシド、
トリーn−ドデシルホスフィンオキシド、トリーn−オ
クタデシルホスフィンオキシト、トリス(2−エチルヘ
キシル)ホスフィンオキシト、ジーn−へキシル−2,
4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキシト、オク
チルジイソブチルホスフィンオキシト、ビス(2−フェ
ネチル)−n−オクチルボスフィンオキシド、ジ−n−
ヘキシルイソブチルボスフィンオキシド、オクチルジイ
ソブチルホスフィンオキシト、トリベンジルホスフィン
オキシド、トリス(p−エチルベンジル)ホスフィンオ
キシト、ジーn−へキシルベンジルホスフィンオキシド
などを含む。好適なオキシドは1−1−オクチルホスフ
ィンオキシト(TOPO)及びトリーn−ヘキシルホス
フィンオキシト(THPO)である。更に好適なものは
、それぞれ75 : 25〜25ニア5の範囲の比のT
OPO及びTHPOの混合物である。
上述のホスフィンオキシトは、単独で、即ちそのま\で
或いは希釈剤中の溶液として使用しつる。
希釈剤は約100℃以上、好ましくは約110℃以上の
沸点を有する有機物質のいずれかを含む。
好適な希釈剤の群は芳香族希釈剤であり、その例はエフ
77 (Exxon) 100.98容量%C0化合物
、エクソン150、約70容量チのCtO及びC11化
合物を含む97容量%芳香族炭化水素(両方ともエクソ
ン・コープ(Corp、)から販売)、カーマク(Ke
rmac) 470 B (トライアングル・インダス
トリーズ(Triangle Industries)
)、17容量チの芳香族、34容量チのパラフィン及び
49容量チのナフタレンを含む炭化水素混合物、及びナ
ルキレ”J (Nalkylene) s s o (
コノコ(Conoco) )、C10”CI4側鎖を含
むアルキルベンゼン、を含む。
水性アルコール溶液は、希釈剤を用いる場合にはホスフ
ィンオキシト溶液と、パラ式又は連続向流式により液−
液抽出で接触せしめられる。水性(A)相と有機(0)
相との比は、アルコールを溶液から最も効率良く除去で
きるように選択される。
ホスフィンオキシトはそのままニート(neat)で或
いは固体担体又は支持体に担持させて使用してもよい。
普通担体は不活性であるが、本発明の範囲を外れること
なく、化学的に活性な担体を用いることも許容できる。
本発明のホスフィンオキシト抽出物に対する固体物質又
は担体は、好ましくは水に不溶な吸着剤であり、珪藻土
、シリカ、広い孔性の炭素など、或いは多孔性ビーズ形
の架橋重合体物質を含むが、コレニ限定されない。スチ
レン及びジビニルベンゼンから合成の多孔性で架橋した
共重合体は、通常使用される支持体物質である。他の普
通に使用される支持体は、例えばジビニルベンゼンで架
橋したポリアクリレート及びポリメタクレートである。
これらの支持体それ自体は一般に厳密でなく、特別な用
途に適用しつる通常の担体は同業者によれば簡単な実験
で容易に決定することができる。
エクソン・リサーチ・アンド・エンジニアリング−カン
パニー (Exxon Re5earch andEn
gineering Company)のポック(Bo
ck )、バリント(Valint)及びヘイワース(
Hayworth)によって記述されている液膜抽出及
びモレクロン・リサーチ・コーボレーシEl :/ (
MoleculonResearch Corpora
tion)のオーバーメイヤ−(Obermayer)
、ニコルズ(Nichols)、アレ:/(Alien
)及びキャC1:/ (Caron) によって記述さ
れている如き選択的担持膜抽出も使用しつる。
多くのモノビニル化合物(単量体)は、本発明で有用な
重合体支持体の製造に単独で又は組合せて使用すること
ができる。それらは、スチレン、メチルスチレン、アク
リル酸、メタクリル酸、Lクリロニトリル、ビニルアニ
ソール、ビニルナフタレン;アクリル及びメタクリル酸
エステル、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、エチル
、ヘキシル、シクロヘキシル、ベンジル、フェニル、エ
トキシメチル、プロポキシメチル、プロポキシプロビル
、エトキシフェニル、エトキシベンジル、轡エトキシシ
クロヘキシル、メトキシシクロヘキシルアクリート及び
メタクリレート;アルキルフェニルアクリレート及びメ
タクリレート;エチレン、プロピレン、インブチレン、
ジイソブチレン;塩化ビニル;酢酸ビニル、塩化ビニリ
デンなどを含むが、これに限定されるものではない。多
エチレン性不飽和単量体例えばブタジェン、イソプレン
、クロロプレンも、それがあたかも1つの2重結合だけ
を含むように挙動するならば適当である。
架橋剤として機能する適当なポリビニル化合物は、ジビ
ニルベンゼン、ジビニルピリジン、ジビニルトルエン、
ジビニルナフタレン、ジアリルフタレート、ジビニルキ
シレン、ジビニルエチルベンゼン、ジビニルスルホン、
グリコール、グリセリン及びペンタエリスリトールのポ
リビニル又はポリアリルエーテル、ジビニルケトン、ジ
ビニルスルフィド、アリルアクリレート、ジアリルマレ
エート、ジアリルフマレート、ジアリルサクシネート、
ジアリルカーボネート、ジアリルマロネート、ジアリル
オキザレート、ジアリルアジペート、ジアリルセバケー
ト、ジビニルセバケート、ジアリルシリケート、トリア
リルホスフェ−)、N、N’−メチレンジアクリルアミ
ド、 N、N/ −メチレンジメタクリルアミド、 N
、N/−エチレンジアクリルアミド、トリビニルベンゼ
ン、トリビニルナフタレンなどを含むが、これに限定さ
れるものではない。ポリビニル化合物の使用量は広い範
囲内で変えることができる。しかしながら一般にポリビ
ニル化合物は、単量体の全重量に基づいて約5〜70重
量%、好ましくは8〜60重量−の範囲の量で使用され
る。
ことができる。通常の及び適用しうる技術は、溶媒の助
けを借りた含浸による又はカプセル化による、或いは抽
出剤の単量体混合物への添加、重合触媒の添加、次いで
得られる混合物又は単量体溶液の抽出剤の存在下におけ
る常法での重合による、方法を含むが、これに限定され
るものではない。
この技術による抽出剤のカプセル化法はクロベル(Kr
obel)ら、米国特許第3,960,762号に記述
されている。
上述の重合架橋した多孔性重合体に加えて、本発明は重
合体主鎖に直接結合したホスフィンオキシト官能基を含
有する架橋した多孔性共重合体を重合体支持体物質とし
て利用してもよい。そのような重合体の例は、スチレン
、クロルメチルスチレン及ヒジビニルベンゼンの共重合
体又はP−クロルメチルスチレン及びジビニルベンゼン
の共重合体である。なおこの場合には、クロルメチル基
が2級ホスフィンオキシト例えばジオクチルホスフィン
オキシトと反応せしめられる;参照、例えばボロー(B
olleau)らのヨーロッパ特許願第0031761
号。同様の重合体は、マツクキンリー(McKinle
y)らの米国特許第3.708.462号に記述されて
いる。
他に、ある種の結晶性ホスフィンオキシト例えばトリベ
ンジルホスフィンオキシドを、単独で或いはアルコール
抽出のための担体としての不活性な固体物質と混合して
使用してもよい。即ち抽出すべきアルコールを含有する
溶液を、固体ホスフィンオキシトとスラリーにし、或い
は固体ホスフィンオキシト又はそれと不活性な固体物質
との混合物を充填したカラム中を通過させてもよい。
含浸又はカプセル化により、或いはホスフィ:オキシド
基を含む重合体の使用により、或いは結晶性ホスフィン
オキシトだけを用いることにより担体中又は上^、導入
されるホスフィンオキシトの量は、アルコールをそれを
含む溶液から抽出するのに十分なホスフィンオキシトが
存在するならば広い範囲に亘って変えることができる。
通常、抽出効率の必要性は用いるホスフィンオキシト抽
出剤の量を決定し、これらの量は同業者には簡単な実験
で容易に決定することができる。
抽出は水性アルコール供給物の温度付近で或いliアー
・−m−抽出剤混合物の沸点に近い温度で行なうことが
できる。昇温度は使用できるが、エネルギー人力を必要
とし、従って室温での抽出が好適である。
本方決の更なる特徴は、アルカリ又はアルカリ土類金属
を、水性アルコール溶液の全量に基づいて約2〜約45
重量%、好ましくは約5〜約25饅の範囲の量で、水性
アルコール溶液に或いはホスフィンオキシト抽出物と一
緒に添加することである。そのような塩の有圧は抽出さ
れるアルコールの量を増大させ、抽出されたアルコール
−水中のアルコール濃度を増加させる。適当な塩はナト
リウム、カリウム、リチウム、マグネシウム、カルシウ
ム、バリウムなどのハロゲン化物、炭酸塩1、燐酸塩、
硫酸塩などを含む。好適な塩はすI−IJクム、カリウ
ム及びマグネシウムの塩である。最も好適な塩は塩化す
I−IJウムである。
次の実施例は例示の目的だけで示される。これは特許請
求の範囲に示すことを除いて本発明を限とする。
実施例1 適当な反応容器に、エタノールの10重量%水溶液及び
ホスフィンオキシトの希溶液を仕込んだ。
容器を閉じ、内容物を25℃で15分間攪拌した。
結果を下表1に示す。
実施例2 抽出剤がTHPO及びTOPOの65/35 混合物で
あり、A10が0.2であり、そして表面活性剤250
部/lを用いるという以外実施例1の方法に従い、一連
の希釈剤を比較した。水性エタノール溶液は8重量%で
あった。結果を第■表に示す。
第■表 抽出された 抽出されたエタン 実験 希釈剤 エタノール −ル/水中のエタa デカ
ン 60 42 b エクソン/150 62 44 Cナルキレン550 59 45 d カーマク470B 59 43 長 実施例3 水性エタノール溶液の濃度が3.1重量%であり、抽出
剤がT)IPO及びTOPO70/30混合物であり、
希釈剤がエクソン150であり、そしてA10が0.8
である以外実施例1の方法に従った。
結果を第■表に示す。
第■表 実験 抽出剤濃度 抽出された 抽出されたエタ部/l
 エタノール ノール−水中の 重量% エタノール 重量% a 870(−’−−ト) 52 14b 700 5
3 16 C5004022 d 300 34 31 e 170 27 45 f エクソン150のみ 6 一 実施例4 実験a % fの仕込み、物中のエタノールの濃度が8
重量%であり、また実験g−,−1のそれが9重量%で
あり、そしていくつかの実験に塩(NaC1)を添加す
るという以外実施例3の方法に従った。第■表は結果を
報告する。
第■表 実験 塩 抽出剤濃度 抽出された 抽出された二重量
% 部/l エタノール タノールー水重量% 中のエ
タノ− ル 重量% a0250 35 70 b 0500 47 24 c 0 870に−ト) 49 40 d 10 250 39 76 e 10 500 60 57 f 10 870に−ト) 61 42g 20 25
0 52 85 h20500 70 72 ffi 20 870に−ト) 71 61実施例5 実施例1の方法に従い、THP026重に%、ジーn−
へキシル−n−オクチルホスフィンオキシト42重it
%、n−ヘキシル−ジ−n−オクチルホスフィンオキシ
ト24重量%及びTOPO8重量%を含んでなる液体ホ
スフィンオキシト混合物、及びエクソン150を用いて
、エタノール2.95重量%を含む市販のビールを抽出
した。
TOPO単独でも使用した。結果を第7表に示す。
第V表 抽出された 抽出された 実験 A10 エタノール エタノール P、00モル
/重量−−水中のエ エタノールモ タノール ル 重量% * a 1 45 試験せず 3.9 b10.5 54 24 4.5 C1,17−0,6 *=希釈剤なし l=エクソノン50中抽出剤500部/12=ヘプタン
中TOP0150部/を 実験aに対する分離速度は非常に遅く、実験すに対する
それは遅く、また実験Cに対するそれは速かった。実験
a及びbはある限られた第3相を示し、一方実験Cは僅
かに第3相を示したに過ぎなかった。実験aは無色で、
実験すは明るいこはく色で、また実験Cは濁ったこはく
色であった。
実施例6 実施例1の方法に従い、2.8重量%の水性エタノール
水溶液を、エク゛ノン150中実施例5の抽出剤を種々
の濃度で用いて抽出した。結果を第■表に示す。
第■表 −度 重蓋チ エタノール a 1.4 s’yoに−ト)2916b 1.3 8
00 32 16 C1,06423925 d O,85003622 e O,64003929 f 0.4 250 43 32 g O,21254665 h O,2希釈剤のみ 7 一 実施例7 実施例1の方法に従い、1.4重量%の水性ブタノール
溶液を、THPO8,5重量%、ジーn−へキシル−〇
−オクチルホスフィンオキシト33重量%s”−ヘキシ
−ジーn−オクチルホスフィンオキシト41重量%、T
OPO18重量%の混合物で抽出した。結果を第四衣に
示す。
第四衣 抽出された 抽出されたブタノール− 実験 A10 ブタノール 水中のブタノールa O,
2993,8 b O,5978,3 C1,09319 d 2.0 88 29 6 5.0 69 49 f 10.0 68 63 g 20.0 3972 h 50.0 21 77 実施例8 珪藻±(D、B、)又はポリスチレン(p、s、 )を
抽出剤のへ牛サン溶液に添加してスラリーとし、次いで
これを攪拌し且つ加熱してヘキサンを蒸発させた。得ら
れた支持体抽出剤を14.5X100〜300uのカラ
ムに充填し、水性エタノール溶液に対して使用した。結
果を第■表に示す。
第薗表 重量% 供給物/流出物 タノー b D、E、TOPO−502,482,1619d 
D、E、 do−209,75,9938e P、S、
do−209,77,6421”= TOPo 27〜
25重i% + THPo 73〜72重爺% 実施例9 米国特許第4.346.241号の2種のキノリン化合
物及び実施例5の抽出剤を用いることにより、3夏量チ
水性エタノール浴液?1−21〜23℃及びA10 1
.Qで抽出した。結果を第■表に示す。
第■表 a 実施例5 42 16 b キノリン 40 7 0キノリン 実施例1O〜16 実施例5の方法に従い、次の種々の抽出剤を用いて水性
エタノール溶液を処理した。各々の場合、エタノールの
抽出は良好であった。
実施例1O−トリス(2,4,4−)リメチルペンチル
)ホスフィンオキシト j 実施例11−トリシクロヘキシルホスフインオキレド 実施例12−1リーn−ドデ゛シルホスフィンオキシト 実m例13−トリス(2−エチルヘキシル)ホスフィン
オキシト 実施例14−n−ヘキシル−ビス(2,4,4−トリメ
チルペンチル)ホスフィンオ キシト 実施例15−1−リベンジルホスフィンオキシド実施例
16−ビス(2−フェネチル)n−オクチルホスフィン
オキシト 実施例17〜19 実施例4の塩化す) IJウムの代りに、17)硫酸ナ
トリウム、18)塩化カルシウム、及び19)炭酸カリ
ウム、を用いても効率に関して実施例4に示したものと
同様の抽出が達成された。
特許出願人 アメリカン・サイアナミド・カンパニー代
理人弁理士小田島 平 告−図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炭素数2〜4のアルコールを含有し且つ有機酸を実
    質的に含有しない水溶液を、十分な量の式 〔式中、各Rはそれぞれ炭素数4〜18のアルキル基、
    炭素数6〜8のシクロアルキル基、炭素数7〜12のア
    ラルキル基、又は炭素数8〜15のアルキル置換アラル
    キル基であり、但し該アルキル置換基は炭素数的1〜8
    を有し、また該ホスフィンオキシト中の全炭素数は少く
    とも16である〕のホスフィンオキシトと接触させて該
    アルコールを抽出し、そして抽出された溶液を該ホスフ
    ィンオキシト化合物から分離することを含んでなる、低
    級アルコールをその水溶液から濃縮形で回収する方法。 2 該水溶液が約15重量%より多くないアルコールを
    含有する特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、該ホスフィンオキシトがトリーn−オクチルホスフ
    ィンオキシトである特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、該ホスフィンオキシトがトリーn−ヘキシルホスフ
    ィンオキシトである特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、該ホスフィンオキシトがトリーn−オクチルホスフ
    ィンオキシト及びトリーn−へキシルホスフィンオキシ
    トの混合物である特許請求の範囲第1項記載の方法。 6、該ホスフィンオキシトとの接触前又は中に、アルカ
    リ又はアルカリ土類金塊塩を該水溶液に添加することを
    含んでなる特許請求の範囲第1項記載の方法。 7、該水性アルコール溶液が発酵の生成物である特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 8、該水性アルコール溶液がビールである特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 9、該ホスフィンオキシトをそれに対する希釈剤と一緒
    に使用する特許請求の範囲第1項記載の方法。 10、該ホスフィンオキシトをそれに対する固体の支持
    体上で用いる特許請求の範囲第1項記載の方法。 11、該ホスフィンオキシトがトリーn−オクチルホス
    フィンオキシト、トリーn−ヘキシルホスフィンオキシ
    ト、ジ−n−オクチルへキシルホスフィンオキシト及び
    ジーn−へキシルオクチルホスフィンオキシトの混合物
    である特許請求の範囲第1項記載の方法。 12、該ホスフィンオキシトがニートな液体である特許
    請求の範囲第1項記載の方法。
JP60064064A 1984-04-02 1985-03-29 ホスフインオキサイドによるアルコールの抽出 Pending JPS60218340A (ja)

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