JPS60217980A - 魚類,海獣類用水槽 - Google Patents

魚類,海獣類用水槽

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JPS60217980A
JPS60217980A JP59069109A JP6910984A JPS60217980A JP S60217980 A JPS60217980 A JP S60217980A JP 59069109 A JP59069109 A JP 59069109A JP 6910984 A JP6910984 A JP 6910984A JP S60217980 A JPS60217980 A JP S60217980A
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JP
Japan
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silicone
aquarium
silicone rubber
cushion layer
rubber foam
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JP59069109A
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広之 内田
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DuPont Toray Specialty Materials KK
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Toray Silicone Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、魚や海獣類を飼育又は運搬するために使用す
る水槽に関するものである。
〔従来技術〕
特に大型の魚や海獣類を飼育、或いは長距離輸送するた
めの水槽では、その中の魚等が内壁面に衝突して怪我を
したり、死亡したりすることがある。このような事故を
防止するために、水槽内壁面にウレタンフオーム等のク
ッション材を貼着することが考えられる。
ところが、ウレタンフオームのクッション材は耐候性が
十分でないため、屋外水槽に使用する場合には早期に劣
化してしまう欠点がある。
また、ウレタンフオームのクッション材は、氷のはる零
度以下の低温では硬化し、その弾力性を低下するという
性質があるため、白熊、ペンギン、アザラシ、さけ、ま
す等のように低温飼育する必要のある動物に対しては、
その保護機能を失ってしまう。また、藻、フジッボ、貝
類が付着した場合には、それらをクッション材から除去
することが雌しく、その除去時にクッション材表面まで
も剥離損傷してしまう欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、どのような気候或いは温度に晒されて
も長期間にわたり良好な弾力性(クッション性)を維持
することができるクッション層を有し、かつそのクッシ
ョン層に藻、フジッボ、貝類が付着しても、クッション
層を損傷することなく簡単に除去することができる水槽
を提供することにある。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するための本発明の水槽は、1’[面に
シリコーンゴムフオームのクッション層を貼着したこと
を特徴とするものである。
上記クッション層は、予めシリコーンゴムフオームを板
状に成形した成形体を、水槽内壁面に対し適当な接着剤
、好ましくはシリコーン系接着剤を介して接着して形成
してもよく、或いは室温硬化性の液状シリコーンゴムフ
オームをその水槽内壁面に直接吹付は又は塗布すること
により形成してもよい。このクッション層を内壁面に対
し貼着する場合は、その貼着力を高めるため、必要に応
じてシリコーン系または非シリコーン系のプライマーを
予め施すようにするとよい。
また、上記クンジョン層の表面には、さらにシリコーン
系コーテイング材により被覆することが好ましく、この
ようなシリコーン系コーテイング材被覆によりシリコー
ンゴムフオームの表面は強化され、かつ内部への水の浸
入を防止するため、より高いクッション性(弾力性)及
びシール性を与えることができる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を図に示す実施例により説明する。
第1図は大型の魚及び海獣類を飼育するための水槽を示
し、その水槽1は、本体がコンクリート2の壁面で形成
され、がっその壁面表面を樹脂層3で覆われている。こ
の水槽1の壁面の一部には、外側から水槽内部が覗ける
ようにした透明ガラス又は透明プラスチックからなる覗
き窓4が設けられている。
第2図に示すように、上記水槽1の内壁面を形成する樹
脂N3の表面には、上記覗き窓4の部分を除き、予めシ
リコーンゴムフオーム(スポンジ状発泡体)から板状に
成形した複数枚のクッションN5が接着剤6を介して貼
着され、またこれら板状クッション層5,5の間の目地
には、シリコーンシーリング材7が充填されている。上
記接着剤6としては、好ましくはシリコーン系接着剤を
使用し、また接着前に必要に応じてシリコーン系樹脂ま
たはエポキシ樹脂等の非シリコーン系樹脂のプライマー
を予め施すことが、その接着効果を高める上で好ましい
上記クッションN5の表面には、目地のシリコーンシー
リング材7の表面を含めて、さらにシリコーン系コーテ
イング材8が吹付は又は塗布により被覆されている。こ
のシリコーン系コーテイング材8の被膜は、シリコーン
ゴムフオームのクッション層5の表面を保護すると共に
、クッション層5内部への水の浸入を防止し、高い弾力
性を維持させるようにする。
また、水槽1内のコーナでは、第3図の横断面図に示す
ように、そのコーナにモルタル9が充填され、曲面を形
成する面取りが行われている。このモルタル9の面取り
表面には、シリコーン系接着剤6を介して曲面を有する
板状クッション層5が貼着されている。この曲面の板状
クッション層5を貼着するときは、予めモルタル9の表
面にシリコーンプライマーを施してから貼着することが
望ましい。
上述したシリコーンゴムフオームの板状成形体は、例え
ば次のようにして製造することができる。両末端シラノ
ール基封鎖ジオルガノポリシロキサン(例えば、両末端
シラノール基封鎖ジメチルポリシロキサン)、オルガノ
ハイドロポリシロキサン(例えば、メチルハイドロジエ
ンポリシロキサン)、白金化合物触媒(例えば、塩化白
金M)、充埋剤(例えば、シリカフィラ−)を主剤とす
る液状室温硬化性組成物か、または、上記組成物に、さ
らに両末端ビニル基封鎖ジオルガノポリシロキサン(例
えば、両末端ビニル基封鎖ジメチルポリシロキサン)、
上記白金化合物触媒の代りに錫化合物触媒(例えば、ジ
ブチル錫ラウレート)を使用した同様の組成物のうちの
いずれかを、深さ0.5〜5cmの型枠内に流し込み、
3〜20分間放置したのち、その型枠から取り出すこと
により製造することができる。
また、上記シリコーンゴムフオームの板状成形体は、ジ
オルガノポリシロキサン生ゴム(例えば、ジメチルポリ
シロキサン生ゴム、メチルビニルポリシロキサン生ゴム
)、充填剤(例えば、シリカフィラー)、有機過酸化物
(2,4ジクロルベンゾイルパーオキサイド)1発泡剤
(例えば、アゾビスイソブチロニトリル)を主剤とする
熱硬化性シリコーンゴム組成物をよく混練し、金型に入
れて100〜200℃で5〜15分間プレス加硫したの
ち、その金型から取り出すことによっても製造すること
ができる。
上記シリコーン系コーテイング材としては、液状かつ常
温硬化性のものが好ましく、例えば脱アルコール、脱オ
キシム、脱酢酸、脱アセトンまたは脱ヒドロキシルアミ
ン型の縮合反応硬化性のシリコーンゴム組成物またはシ
リコーンレジン組成物、脱水縮合反応硬化性のシリコー
ンゴムラテックス組成物、付加反応硬化性のシリコーン
ゴム組成物またはシリコーンレジン組成物、上記シリコ
ーンゴム組成物またはシリコーンレジン組成物を有機溶
剤に溶解分散させたもの等が例示される。
また、上述したプライマーのうち、シリコーン性プライ
マーとしては、シリコーン・アクリル系プライマー、シ
リコーン・エポキシ系プライマーなどが、また非シリコ
ーン系プライマーとしては、エポキシレジン系プライマ
ー等が好適である。
また、上述したシリコーン系接着剤としては上記シリコ
ーン系コーテイング材と同様のものが好適である。
なお、上記説明の実施例では、クッション層5として板
状成形体を使用したが、この成形体に代えて、室温硬化
性の液状シリコーンゴムフオームを水槽内壁面に直接吹
付は又は塗布することにより形成してもよい。このよう
に室温硬化性の液状シリコーンゴムフオームの吹付は又
は塗布する場合、上記同様に必要に応じて予めプライマ
ーの吹付は又は塗布を行ってもよい。
上述した水槽1によると、内壁面に貼着したクッション
N5が耐候性の高い特性を有するシリコーンゴムフオー
ムであるため、屋外に設置した場合であっても早期に劣
化することがない。
したがって、紫外線等の日光に晒され、高い耐候性が必
要とされるイルカ、小型クジラ、エイ。
マンボウなどを飼育する屋外水槽として好適である。
また、シリコーンゴムフオームは一50℃〜200°C
の耐熱、耐寒性を有し、高温又は低温であっても高い弾
力性を保持するため、上記水槽1を特に低温飼育の必要
なさけ、ます等の魚、白熊、ペンギン、アザラシ等の水
槽として好適であり、零度以下で使用しても優れたクッ
ション性の保護機能を発揮することができる。
また、シリコーンゴムフオームのクッション層5は高い
伸縮性を有するため、水槽本体2に発生するヘアークラ
ックなどにもよく追従し、そのクランクからの漏水を防
止するため、高いシール効果を発揮することができる。
この効果は、上記実施例のように、クッションN5の表
面にシリコーン系コーテイング材8を被覆した場合に一
層すぐれたものになる。
また、シリコーンゴムフオームのクッション層5は、高
い離型性を有しているため、藻、フジッボ、貝類等が付
着しても、そのクッションN5を損傷することなく容易
に除去することができる。特に、上記実施例のように、
クッション層5の表面にシリコーン系コーテイング材8
を被覆した場合には、その効果は一層すぐれたものにな
る。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明の水槽は、内壁面にシリコーン
ゴムフオームのクッション層を貼着した構成にしたので
、そのクッション層は耐寒。
耐熱性並びに耐候性にすぐれ、気候や温度の如何を問わ
ず長期間にわたり良好な弾力性(クッション性)を保持
することができる。特に、紫外線等に対する耐久性が大
きいため、日光に晒され、耐候性を必要とされるイルカ
、小型クジラ、エイ、マンボウ等を飼育する屋外水槽と
して好適であり、また氷のはる零度以下の温度でも高い
弾力性を維持するため、白熊、ペンギン。
アザラシ、さけ、ます等の低温飼育用の水槽としても、
すぐれた保護機能を発揮することができる。また、クッ
ション層は、それ自身が高い離型性を有するため、藻、
フジッボ、貝類が付着しても、そのクッション層を損傷
することなく簡単に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による水槽の縦断面図、第2図
は第1図のn−n矢視図、第3図は同水槽のコーナ部分
の横断面図である。 1・・・水槽、 2・・・本体、 5・・・クッション
層、6・・・接着剤、 8・・・シリコーン系コーテイ
ング材。 代理人 弁理士 小 川 信 − 弁理士 野 口 賢 照 弁理士 斎 下 和 彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 +1) 内壁面にシリコーンゴムフオームのクッション
    層を貼着したことを特徴とする水槽。 (2) シリコーンゴムフオームのクッション層の表面
    に、さらにシリコーン系コーテイング材の被膜を形成し
    た特許請求の範囲第1項記載の水槽。 (3) シリコーンゴムフオームのクッション層が、予
    めシリコーンゴムフオームから成形した板状の成形体で
    あり、その板状成形体が接着剤を介して内壁面に貼着さ
    れている特許請求の範囲第1項又は第2項記載の水槽。 (4) シリコーンゴムフオームのクッション層が室温
    硬化性シリコーンゴムフオームを内壁面に吹付は又は塗
    布されて形成されてなる特許請求の範囲第1項又は第2
    項記載の水槽。
JP59069109A 1984-04-09 1984-04-09 魚類,海獣類用水槽 Granted JPS60217980A (ja)

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JP59069109A JPS60217980A (ja) 1984-04-09 1984-04-09 魚類,海獣類用水槽

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JP59069109A JPS60217980A (ja) 1984-04-09 1984-04-09 魚類,海獣類用水槽

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JPS60217980A true JPS60217980A (ja) 1985-10-31
JPH0254052B2 JPH0254052B2 (ja) 1990-11-20

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ID=13393131

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JP59069109A Granted JPS60217980A (ja) 1984-04-09 1984-04-09 魚類,海獣類用水槽

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS471292U (ja) * 1971-01-11 1972-08-12
JPS546739A (en) * 1977-06-16 1979-01-19 Ibm True number*complement drive circuit

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS471292U (ja) * 1971-01-11 1972-08-12
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