JPS6021565B2 - 殺虫組成物 - Google Patents
殺虫組成物Info
- Publication number
- JPS6021565B2 JPS6021565B2 JP16075078A JP16075078A JPS6021565B2 JP S6021565 B2 JPS6021565 B2 JP S6021565B2 JP 16075078 A JP16075078 A JP 16075078A JP 16075078 A JP16075078 A JP 16075078A JP S6021565 B2 JPS6021565 B2 JP S6021565B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- compound
- rice
- general formula
- lower alkyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式(1)
(式中、nは1または2を示し、Xは水素原子、ハロゲ
ン原子、低級アルキル基または低級アルコシ基を示すが
、nが2のときXはハロゲン原子と低級アルキル基との
組合せ、低級アルキル基同志の組合せまたはハロゲン原
子同志の組合せを示し、RI及びR2は、同じかまたは
異なって、低級アルキル基またはアリル基を示す)で表
わされる化合物若しくはその塩をジィソフ。
ン原子、低級アルキル基または低級アルコシ基を示すが
、nが2のときXはハロゲン原子と低級アルキル基との
組合せ、低級アルキル基同志の組合せまたはハロゲン原
子同志の組合せを示し、RI及びR2は、同じかまたは
異なって、低級アルキル基またはアリル基を示す)で表
わされる化合物若しくはその塩をジィソフ。
ロピル1・3−ジチオランー2一イリデンーマロネート
(以下イソプロチオランという)と混合してなることを
特徴とする殺虫組成物に関する。ィソプロチオラソは殺
菌剤としてまた殺虫剤としても公知である。一般式(1
)で表わされる化合物は殺虫活性を有する新しい骨格の
化合物である。
(以下イソプロチオランという)と混合してなることを
特徴とする殺虫組成物に関する。ィソプロチオラソは殺
菌剤としてまた殺虫剤としても公知である。一般式(1
)で表わされる化合物は殺虫活性を有する新しい骨格の
化合物である。
本発明者等は今般、一般式(1)で表わされる化合物ま
たはその塩をィソプロチオランと混合使用すれば、殺虫
作用が著しく増強するという予想外の知見を得た。
たはその塩をィソプロチオランと混合使用すれば、殺虫
作用が著しく増強するという予想外の知見を得た。
殊に、本発明によれば稲の重要害虫として知られるウン
カ及びョコバィ類に対して著しくは増強された殺虫活性
が得られ、従って殊にウンカ、ョコバィ類の防除のため
の殺虫組成物として本発明組成物は有用である。上記一
般式(1)で表わされる化合物は、N−フエニル−Nー
クロルメチルカー/ぐモイルクロラィドを薄換するチオ
ゥレァと反応させることにより容易に合成することがで
きる。
カ及びョコバィ類に対して著しくは増強された殺虫活性
が得られ、従って殊にウンカ、ョコバィ類の防除のため
の殺虫組成物として本発明組成物は有用である。上記一
般式(1)で表わされる化合物は、N−フエニル−Nー
クロルメチルカー/ぐモイルクロラィドを薄換するチオ
ゥレァと反応させることにより容易に合成することがで
きる。
これを図式的に示せば次のようである:即ち、カルバモ
イルクロライド類をチオウレア類と加熱下適当な溶媒中
で反応させれば、チアジアジン誘導体は塩酸塩の形で得
られる。
イルクロライド類をチオウレア類と加熱下適当な溶媒中
で反応させれば、チアジアジン誘導体は塩酸塩の形で得
られる。
このものは適当な塩基で処理すれば遊離のチアジアジン
誘導体を与える。一方、カルバモィルクロラィド類を適
当な脱塩酸剤の存在下、適当な溶媒中で反応させれば遊
離のチァジアジン譲導体が得られる。遊離のチアジアジ
ン誘導体は、所望により、塩を形成可能の酸で処理して
塩とすることも可能でこの種酸としては例えばHC1、
HBr、日2S04、&P04、HN03、CH3CO
O日、HCOOH、安息香酸、ベンゼンスルホン酸等を
示すことができる。代表的な塩は塩酸塩である。一般式
(1)で表わされる化合物の代表例を示せば次のようで
ある。
誘導体を与える。一方、カルバモィルクロラィド類を適
当な脱塩酸剤の存在下、適当な溶媒中で反応させれば遊
離のチァジアジン譲導体が得られる。遊離のチアジアジ
ン誘導体は、所望により、塩を形成可能の酸で処理して
塩とすることも可能でこの種酸としては例えばHC1、
HBr、日2S04、&P04、HN03、CH3CO
O日、HCOOH、安息香酸、ベンゼンスルホン酸等を
示すことができる。代表的な塩は塩酸塩である。一般式
(1)で表わされる化合物の代表例を示せば次のようで
ある。
本発明に於いて各有効成分は農薬製剤上の常法により、
使用に都合のよい剤型に調製される。
使用に都合のよい剤型に調製される。
そのような製剤は殊にウンカ及びョコバィ類(例えばヒ
メトビウン力、トビイロウン力、セジロウンカ、ッマグ
ロョコバィ等)の防除のために通常用いられる方法によ
り使用される。従って、有効成分化合物は、これを不滴
性担体(液体、固体を含む)、その他適宜の補助剤と共
に混合して例えば粉剤、粒剤、水和剤、乳剤、油剤、錠
剤、等の形に調製し、稲の茎葵部、土壌、田水、港減水
にそのまま、または水等で適量に希釈して適用すればよ
い。また、越冬虫防除のためにその生息地域に適用する
のもよい。本発明によれば、ウンカ、ョコバィ類を効果
的に防除することが出来るが、なかでも、一般式(1)
の化合物のうち前掲例示化合物NO.3、4、5、6、
9、12、1ふ17、1&1玖 22、24 25、2
0 27、28、30 31、32、35 36 37
、3i 39、41、434445及び47の2甥蚤化
合物の使用は特に好ましい結果が得られるので、都合が
よい。
メトビウン力、トビイロウン力、セジロウンカ、ッマグ
ロョコバィ等)の防除のために通常用いられる方法によ
り使用される。従って、有効成分化合物は、これを不滴
性担体(液体、固体を含む)、その他適宜の補助剤と共
に混合して例えば粉剤、粒剤、水和剤、乳剤、油剤、錠
剤、等の形に調製し、稲の茎葵部、土壌、田水、港減水
にそのまま、または水等で適量に希釈して適用すればよ
い。また、越冬虫防除のためにその生息地域に適用する
のもよい。本発明によれば、ウンカ、ョコバィ類を効果
的に防除することが出来るが、なかでも、一般式(1)
の化合物のうち前掲例示化合物NO.3、4、5、6、
9、12、1ふ17、1&1玖 22、24 25、2
0 27、28、30 31、32、35 36 37
、3i 39、41、434445及び47の2甥蚤化
合物の使用は特に好ましい結果が得られるので、都合が
よい。
試験例 1ポット植えした5〜6葉期の水稲に対し供試
葉剤(水和剤)の所定濃度希釈液をスプレーガンで充分
に散布し、風乾直後及び7日後に稲茎を10〜12伽の
長さに切り取り、稲茎の下部を水を含ませた脱脂綿で包
み、ガラス円筒(直径4.5弧×高さ14弧)内に入れ
た。
葉剤(水和剤)の所定濃度希釈液をスプレーガンで充分
に散布し、風乾直後及び7日後に稲茎を10〜12伽の
長さに切り取り、稲茎の下部を水を含ませた脱脂綿で包
み、ガラス円筒(直径4.5弧×高さ14弧)内に入れ
た。
次ぎにガラス円筒内の稲茎にトビィロウンカ、ツマグロ
ョコバィ及びヒメトビウンカの5令初期幼虫を入れ5日
後の死亡率を調査した。結果を表−1、表−2に示す(
表−2の試験では供謎害虫からヒメトビウンカをはずし
た)。表−1表−2 試験例 2 河内長野市天野町で6月20日に水稲(品種金南風)を
稚苗機械移植した水田に、8月1日供試薬剤(粒剤)を
10アール当り4k9の割合で水面施用し、およそ10
日毎にトピィロウンカについて見取法にて生存虫数を観
察調査した。
ョコバィ及びヒメトビウンカの5令初期幼虫を入れ5日
後の死亡率を調査した。結果を表−1、表−2に示す(
表−2の試験では供謎害虫からヒメトビウンカをはずし
た)。表−1表−2 試験例 2 河内長野市天野町で6月20日に水稲(品種金南風)を
稚苗機械移植した水田に、8月1日供試薬剤(粒剤)を
10アール当り4k9の割合で水面施用し、およそ10
日毎にトピィロウンカについて見取法にて生存虫数を観
察調査した。
表−3
次ぎに本発明の実施例の若千を示すが、本発明がこれら
のみに限定されるものではない。
のみに限定されるものではない。
尚、化合物に付した番号は前掲例示化合物のそれに対応
するものとし、「部」は重量部を示すものとする。実施
例 1 イソプロチオラン 12都化合
物4 1部ポリビニルァ
ルコール(結合剤) 2部クレー粉末(迫体)
85部を均一に混合粉砕し、適
量の水を加えて縞練し造粒機により粒茎0.6〜0.物
舷の粒剤とし乾燥して製品とする。
するものとし、「部」は重量部を示すものとする。実施
例 1 イソプロチオラン 12都化合
物4 1部ポリビニルァ
ルコール(結合剤) 2部クレー粉末(迫体)
85部を均一に混合粉砕し、適
量の水を加えて縞練し造粒機により粒茎0.6〜0.物
舷の粒剤とし乾燥して製品とする。
実施例 2
イソプロチオラン 4礎都化
合物25 雌部けいそ
う土(担体) 44部ポリビニル
アルコール(分散安定剤) 2部ポリオキシエチレ
ンアルキルフエニルエーテルとアルキルベンゼンスルホ
ン酸塩の混合物(界面活性剤)
4部を均一に混合粉砕して水和剤とする。
合物25 雌部けいそ
う土(担体) 44部ポリビニル
アルコール(分散安定剤) 2部ポリオキシエチレ
ンアルキルフエニルエーテルとアルキルベンゼンスルホ
ン酸塩の混合物(界面活性剤)
4部を均一に混合粉砕して水和剤とする。
実施例 3 0.郷化合
物28ィソブロチオラン 2.
5部クレー 97.
礎部を均一に混合粉砕して粉剤とする。
物28ィソブロチオラン 2.
5部クレー 97.
礎部を均一に混合粉砕して粉剤とする。
実施例 4 1郷化合物
44イソプロチオラン 岬部
シクロヘキサノン及びメチルナフタレン(溶剤)42部
ポリオキシエチレンアルキルフエニルヱーテルとアルキ
ルベソゼンスルホン酸塩の混合物 8部以上を均一に
混合溶解させて乳剤とする。
44イソプロチオラン 岬部
シクロヘキサノン及びメチルナフタレン(溶剤)42部
ポリオキシエチレンアルキルフエニルヱーテルとアルキ
ルベソゼンスルホン酸塩の混合物 8部以上を均一に
混合溶解させて乳剤とする。
合成例
2−t−ブチルイミノー3−イソプロピルー5ーフエニ
ルーテトラヒドロー1・3・5−チアジアジン−4−オ
ン(化合物4)NークロロメチルーNーフエニルカルバ
モイルクロライド2.1夕(0.01モル)と1ーイソ
プロピル−3−t−ブチルチオウレア1.7夕(0.0
1モル)とを加えアセトン50の‘及びジメチルホルム
アミド10Mの混液に溶かし室温で健投下に30%W/
W)KOH水溶液4の‘を加え5時間瀦拝する。
ルーテトラヒドロー1・3・5−チアジアジン−4−オ
ン(化合物4)NークロロメチルーNーフエニルカルバ
モイルクロライド2.1夕(0.01モル)と1ーイソ
プロピル−3−t−ブチルチオウレア1.7夕(0.0
1モル)とを加えアセトン50の‘及びジメチルホルム
アミド10Mの混液に溶かし室温で健投下に30%W/
W)KOH水溶液4の‘を加え5時間瀦拝する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、nは1または2を示し、Xは水素原子、ハロゲ
ン原子、低級アルキル基または低級アルコキシ基を示す
が、nが2のときXはハロゲン原子と低級アルキル基と
の組合せ、低級アルキル基同志の組合せまたはハロゲン
原子同志の組合せを示し、R^1及びR^2は、同じか
または異なって、低級アルキル基またはアリル基を示す
)で表わされる化合物若しくはその塩をジイソプロピル
1・3−ジオチラン−2−イリデン−マロネートと混合
してなることを特徴とする殺虫組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16075078A JPS6021565B2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | 殺虫組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16075078A JPS6021565B2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | 殺虫組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5585505A JPS5585505A (en) | 1980-06-27 |
JPS6021565B2 true JPS6021565B2 (ja) | 1985-05-28 |
Family
ID=15721641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16075078A Expired JPS6021565B2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | 殺虫組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021565B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8844663B2 (en) | 2011-10-04 | 2014-09-30 | Hyundai Motor Company | Twin engine for improving fuel efficiency and method of operating engine using the same |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57169407A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-19 | Nippon Nohyaku Co Ltd | Insecticidal and miticidal composition |
JPS57169405A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-19 | Nippon Nohyaku Co Ltd | Insecticidal composition |
JPS58113110A (ja) * | 1981-12-26 | 1983-07-05 | Nissan Chem Ind Ltd | 殺虫殺菌組成物 |
-
1978
- 1978-12-22 JP JP16075078A patent/JPS6021565B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8844663B2 (en) | 2011-10-04 | 2014-09-30 | Hyundai Motor Company | Twin engine for improving fuel efficiency and method of operating engine using the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5585505A (en) | 1980-06-27 |
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