JPS60215639A - シクロアルカノン及びシクロアルカノ−ルの製造方法 - Google Patents

シクロアルカノン及びシクロアルカノ−ルの製造方法

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JPS60215639A
JPS60215639A JP59074763A JP7476384A JPS60215639A JP S60215639 A JPS60215639 A JP S60215639A JP 59074763 A JP59074763 A JP 59074763A JP 7476384 A JP7476384 A JP 7476384A JP S60215639 A JPS60215639 A JP S60215639A
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Japan
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cobalt
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hydroperoxide
cycloalkanol
cycloalkyl
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JP59074763A
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Teruo Matsuda
松田 照夫
Kiyomi Sakai
坂井 喜代己
Kenji Takahashi
謙二 高橋
Tadao Sato
忠雄 佐藤
Akira Yashima
八島 彬
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は不均一系固体触媒の作用によりシクロアルキル
ヒドロペルオキシドを分解してシクロアルカノン及びシ
クロアルカノールを製造する方法に関する。
シクロアルカンの分子状酸素による酸化反応は一般には
自動酸化反応に属し、シクロアルカンと分子状酸素から
シクロアルキルヒドロペルオキシドが生成する段階と、
このシクロアルキルヒドロペルオキシドが分解してシク
ロアルカノンおよびシクロアルカノールを生成する段階
とからなる。前段反応は比較的収率よく進行する反応で
あるが、後段反応は系内に存在する触媒によりシクロア
ルキルヒドロペルオキシドの分解挙動が大いに異なる。
シクロアルキルヒドロペルオキシドを分解する不均一触
媒はすでに報告されている。例えば米国特許第2851
496号には酸化コバルト等を触媒とするシクロヘキシ
ルヒドロペルオキシドの分解が記載されている。しかし
、分解したシクロへキシルヒドロペルオキシドに対する
生成したシクロヘキサノン及びシクロヘキサノールの選
択率は104%では未だ十分ではない。
また特公昭58−51934には酸化クロムラ触媒トス
るシクロへキシルヒドロペルオキシドの分解が、特開昭
58−219182にはゼオライトに担持した酸化コバ
ルトを触媒トスるシクロへキシルヒドロペルオキシドの
分解が報告されている。しかし分解率力≦、それぞれ3
3%、74%といずれも低し)。
本発明filはシクロアルキルヒドロペルA−キシドを
分解してシクロアルカノン及びシクロアルカノールを製
造する方法におし)で、シクロアルキルヒドロペルオキ
シドの分解速度力(大きり、シクロアルカノン及びシク
ロアルカノールの選択率を高くする方法につし)で鋭意
検討した結果、本発明に達した。
すなわち本発明は、シクロアルキルヒドロペルオキシド
を分解してシクロアルカノン及びシクロアルカノールを
製造するにあたり、還元コバルトを使用してシクロアル
キルヒドロペルオキシドを分解することを特徴とするシ
クロアルカノン及びシクロアルカノールの製造方法であ
る。
本発明の方法で用いるシクロアルキルヒドロペルオキシ
ドは5〜12個の炭素原子を含むシクロアルキルヒドロ
ペルオキシドであり、シクロペンチルヒドロペルオキシ
ド、シクロヘキシルヒドロペルオキシド、シクロオクチ
ルヒドロペルオキシド、シクロドデシルヒドロペルオキ
シドなどがあるが、工業的にはシクロヘキシルヒドロペ
ルオキシドが特に重要である。
本発明の方法で用いる還元コバルトはコノマルトの化合
物、中でも酸化コバルト又はコ/<ルト塩類を還元する
ことによって得られる。
コバルト塩類は、例えば硝酸コバルト、硫酸コバルト、
炭酸コバルト、塩化コバルト、臭化コバルトなどの無機
酸塩、ギ酸コノクルト、シュウ酸コバルトなどの有機酸
塩、コバルトカルボニル、コバルトアセチルアセトナー
トなどの錯体及び水酸化コバルトがある。
還元する方法には溶融塩や水溶液の電解法、炭素などに
よる固体還元法、水素、−酸化炭素、メタノール、ホル
マリン、ギ酸などによるがス還元法などがある。好まし
くは水素による還元法である。
還元方法は既知であるが、例えば「触媒学会編;触媒工
学講μm410元素別触媒便覧p525−528地人ψ
)館(1967)18.5.1還元コバルト触媒」に記
載の方法を用いることができる。
本発明の方法による触媒は担体に担持してもまたは担持
しなくてもよい。適当な担体材料としてはシリカ、アl
レミナ、シリカ・アルミナ、ゼオライト、炭素などが防
用できる。
特にシリカが好ましい。
本触媒にはコバルト以外に他の金属を含有させてもよい
。fllxの金属の例としては、v。
Cr、Mo、JMn、Fe、Ni 、Cu、Znが挙げ
ラレル。
シクロアルキルヒドロペルオキシドの分解は通常、適当
な1容煤を用いた溶液中で行なわれる。溶媒としてはへ
キサン、オクタンのようなアルカン、シクロペンクン、
シクロヘキサンのようなシクロアルカン、ベンゼンのよ
うな芳香族炭化水素などが適当であるが、特に好マしく
はシクロアルキルヒドロペルオキシドに対応するシクロ
アルカンである。
このような溶液は、単+j!lk Lだシクロアルキル
ヒドロペルオキシドを溶媒に溶かしてもよいが、シクロ
アルカンの酸化反応液をそのまま用いるか、適当な濃度
に希釈またはa@したものを用いるのが好ましい。
本発明の方法で用いるシクロアルキルヒドロペルオキシ
ドの濃度はQ、 1−10重量%、好ましくは0.5〜
5屯量%である。
本発明の方法で用いる反応温度は0〜200℃を用い得
るが特に80〜150℃が好ましい。反応圧力は0〜2
0 Kq/・・4Gの範囲である。
本発明の方法により、シクロアルキルヒドロペルオキシ
ドの分解率が大きく、しかも分解したシクロアルキルヒ
ドロペルオキシドに高シて高い選択率でシクロアルカモ
ノ咬びシクロアルカノールが得られる。
本発明の方法をより具体的に詳述するために以下に実施
例を挙げて説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。なお、説明の中で用いる分H1i率、冨よ
ひ収率は次式を用いて、汗臭した値である。
シクロアルギルヒドロペルオキシドの測定:Journ
al of tneAmerican Chemica
l 5ociety。
68.1482(41)’I)age1482−143
3[Iodometric Determinatio
nof Peroxygen in Organic−
、ompounds J 通 称 ゞ ヨードメトリー′により」す定した。
実施例1 a)触媒の装造 C0(NO3)2・61■2029シ′を参留水501
に溶かした。この溶液に担体として、粉砕しIこシリカ
(シリカゲルB1 [1化精工+Ia)501を加えた
。−昼夜室温で放置した後、電気炉(東洋科学産業■、
 N B −4型)を用いて100〜120℃で水を蒸
発させた。
ざらに300℃で3時間焼成した。(以下、これを触妓
■と称す。)その触媒を石英管に入れ、′屯気管状畑で
350℃に加熱しながら100 ml /minのH2
気び:を中で5峙間還元した。(以下、これを触媒■と
称す)(b) シクロへキシルヒドロペルオキシドの分
解 内容債500 dのがラス製オートクレーブにシクロへ
キシルヒドロベルオキシト0.52、シクロヘキサン5
0グ、触媒110.051を仕込む。次いでオートクレ
ーブ内の気田部を窒素置換した後、攪拌しながら140
℃で10分間分解反応を行った。反応後、オートクレー
ブから反応液を取り出し、この反応液をがスクロマトグ
ラフィーおよびヨードメトリーにより分析した。その結
果はシクロヘキシルヒドロペルオキシドの分解率92%
、シクロヘキサノン及びシクロヘキサノールの選択率1
10%であった。
比較例1 実施例1の方法において、触媒■の代わりに、還元して
いない触媒IO,05rを仕込んだ他は全く同様に操作
を行った。その結果はシクロへキシルヒドロペルオキシ
ドの分解率7%、シクロヘキサノン及びシクロヘキサノ
ールの選択率105%であった。
実施例2.3および比較例2.3 実施例1および比較例1において担体を1べき換えた以
外は全(同様に操作を行った。
その結果を表1に示す。
実施例4〜12 実施例1においてCo (NOR)2・6H2o 2’
91と共lこさらに金属化合物を3f加えて触媒を製造
した他は全く同様に操作を行った。
結果を表2に示す。
表 2 〃5 Cr(NO3)298 110 u 6 (NH4)6+V1o、02498 111〃
75(NH4)20・12WO393113u8Mn(
NOl)292114 、/9 Fe(NO3)398 110〃10 N1(
NQI)2 98 112” 11 Cu(NO,)、
、−921’lln 12 Zn(NOR)2 ’ 9
2 112比較例4 持分58−51934実施例■と同様にして酸化クロム
(I′lI)を3時間空気流中で30θ℃)こ加熱した
。実施例1(bitこおいて触媒Hの代わりにが1記処
理を行った酸化クロムo、 i s rを用いた池は全
く同様に操作を行った。その結果は分解$12%、選択
率99%であった

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (11シクロアルキルヒドロペルオキシドを分解してシ
    クロアルカノン及びシクロアルカノールを製造するにあ
    たり、還元コバルトを使用してシクロアルキルヒドロペ
    ルオキシドを分解することを特徴とするシクロアルカノ
    ン及びシクロアルカノールの製造方法。
JP59074763A 1984-04-12 1984-04-12 シクロアルカノン及びシクロアルカノ−ルの製造方法 Granted JPS60215639A (ja)

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JPH043368B2 JPH043368B2 (ja) 1992-01-23

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