JPS60215366A - 防黴防菌布 - Google Patents

防黴防菌布

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JPS60215366A
JPS60215366A JP7005684A JP7005684A JPS60215366A JP S60215366 A JPS60215366 A JP S60215366A JP 7005684 A JP7005684 A JP 7005684A JP 7005684 A JP7005684 A JP 7005684A JP S60215366 A JPS60215366 A JP S60215366A
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JP
Japan
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mold
bacteria
paint
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present
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JP7005684A
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井上 鐵彦
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、防黴防菌布に関する。
本発明は、 (1) 木綿、麻、スフ、パルプなど、好ましくは吸湿
性を有する繊維性基材の片側に、ポリエチレン、ポリ塩
化ビニール、ポリエステルなど防水性を有するプラスチ
ック・フィルムをラミネートする。次いで繊維性基材の
残る片側に、カビ、バクテリアなどの発育を防止し、あ
るいはカビ、バクテリアなどを殺菌する機能を有する薬
剤を混入した液状塗料を、同塗料の硬化膜が多くのピン
ホールを有する形状とすべく塗装する。上記の製造工程
により得られる、吸湿性、防水性を有する防黴防菌布。
(2)上記製造工程において、繊維性基材の片側にプラ
スチック・フィルムをラミネートせず、繊維性基材単体
に上記の塗装をする。したがって、防水性を有しないか
わりに、通気性を有する防黴防菌布 を提供する。
従来、使用中の品物、あるいは保存中の品物をカビ、バ
クテリアなどの繁殖からまもることは非常に困難であっ
た。たとえば、使用中の品物の一例としては、長期療養
中の寝たきシ老人の寝具(シーツなど)は、著しい悪臭
を発し、これを防止することは極めて困難であった。こ
のような場合の悪臭の原因は、寝具(シーツなど)に著
しい数のカビ、バクテリアなどが繁殖するためにおこる
ものである。そこで殺菌剤などをスプレーすることによ
シ、カビ、バクテリアなどを制御し、もって一時的に悪
臭をしずめることはできる。しかし数日たつと、ふたた
び敏しい悪臭がするようになる。また、保存中の品物の
一例としては、季節のすぎた衣服などをしまっておいて
、これを使用する季節になってとり出してみると、衣服
の表面にカビがはえていることがめずらしくない。これ
ら二つの事例は、従来性、別個の問題と考えられがちで
あったが、カビ、バクテリアなどの発育を防止あるいは
殺菌する技術からすれば、同一の問題である。
本発明の目的は、本発明製品の、液状塗料塗布面をもっ
て、使用中の品物、あるいは保存中の品物をつつんだシ
、品物の表面に置いたり、貼ったシすることによシ、品
物に繁殖するカビ、バクテリアなどを防止、あるいは殺
菌し、よって、カビ、バクテリアなどが繁殖することに
よって発生する悪臭を防止し、さらに使用中の品物ある
いは保存中の品物の周辺の湿気を吸湿することによって
、その使用状態、保存状態を良好ならしめることにある
。さらに本発明の目的は、その一形態において、外部か
らの水濡れを防止し、また他の一形態において、外部と
の通気性を持たしめることによって、使用中の品物ある
いは保存中の品物の状態を良好ならしめることにある。
−例として、長期療養中の寝たきシ老人の寝具(シーツ
など)の下に本発明製品を敷くことによシ、寝具(シー
ツなどンに繁殖するカビ、バクテリアなどを制御し、そ
の結果、悪臭を防止することができる。かつ、老人の発
汗を吸湿する。また、本発明製品が防水性を有する形態
をとらしむることによって、老人が放尿した場合、尿が
さらに他の部分(敷ふとんなど)へしみこんでゆくこと
を防止することができる。他の一例として、季節をすぎ
た衣服などをしまっておく際、本発明製品の液状塗料塗
布面紮もって、同衣服などをつつむことによシ、同衣服
などをカビなどからまもることかできる。
また、同衣服などを収納する構造物(タンスなど)に、
何かの欠かんがあシ、同構造物がすぐれた吸湿性を有し
ない場合も、本発明製品の有する吸湿性によってこれを
おぎなうことができる。また、本発明製品が通気性を有
する形態をとらしむることによって、保存中の衣服など
がムしたシすることを防止できる。
本発明は、上記のように極めて多岐にわたる用途におい
て、簡単な作業で、カビ、バクテリアなどの繁殖から品
物をまもることのできる製品を提供するにある。
以下、図面を参照しながら、本発明製品を説明する。
本発明において使用する木綿、麻、スフ、パルプなど好
ましくは吸湿性を有する繊維性基材1の形状としては、
不織布、織布、紙などである。厚みとしては、約20〜
s、oooミクロン程度が好ましい。これよシ薄いと製
造が困難で高価となシ、吸湿性も低下し、好ましくない
。また、これよシ厚くても、おシたたみなどの際の取扱
いが困難で、重く、かつ不経済で好ましくない。
本発明において使用するポリエチレン、ポリ塩化ビニー
ル、ポリエステルなど、防水性を有するプラスチック・
フィルム2の厚みとしては、約20〜200ミクロン程
度が好ましい。これよシ薄いと高価となシ、おpたたみ
などの際の取扱いをくシかえしている間に、破れたシし
て元号な防水性を期待できない場合がある。これよシ厚
くても不経済で、特に得るものはない。
プラスチック・フィルム2としては、繊維性基材1の片
側に防水性を与えるだけでよいものである(第1図)。
また、同プラスチック・フィルムを裏造する際、同フィ
ルムの中にカビ、バクテリアなどの発育を防止し、ある
いはカビ、バクテリアなどを殺菌する機能を有する薬剤
を混入して、同フィルムに防黴防菌機能を与えるとさら
に好ましい。
なお、本発明の他の形態においては、プラスチック・フ
ィルムは使用しない。この場合、本発明輿品は防水性を
有しない。そのかわシ、通気性を有するものとなる(第
2図)。
繊維性基材1とプラスチック・フィルム2をラミネート
する技術は、既存のものでよい。すなわち、熱圧着によ
るラミネートとか、接着剤によるラミネートなどである
本発明において使用する、カビ、バクテリアなどの発育
を防止し、あるいはカビ、ノくクチリアなどを殺菌する
機能を有する薬剤3としては、効力の優秀性、その持続
性、人間への安全性、塗料との親和性などの点で、たと
えば下記の薬品(商品名)などが特に好ましい。形状は
いずれも白色粉末である。
サイアペンダゾール・・・・・・・・・米国メルク社製
プレベントール・・・・・・・・・・・・・・・西独バ
イエル社製ノブコサイド・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・米国サンノプコ社製デュロテツクス・・
・・・・・・・・・・・・・米国ペントロン社製本発明
において使用する液状塗料4としては、硬化後の塗膜が
柔軟なものが好ましい。本発明製品を使用するにあたシ
、おりまげ、引張りなどさまざまの物理的な力が働くた
めである。硬化塗膜が柔軟であることによって、本発明
製品は繊維性基材1、プラスチック・フィルム2と同様
の柔軟性をもつことができる。具体的な例としては、フ
タル酸塗料、゛ウレタン系塗料などの中に好ましいもの
を選択することができる。
塩化ビニール系塗料なども、適切な可塑剤を混入するこ
とにより、硬化塗膜に柔軟性を与えることができる。従
ってこのような塗料も好ましい。
たたし、本発明において使用する繊維性基材が引張り力
に強いものを使用しくイ)、かつ、本発明製品のピンホ
ールが極めて多数ある場合(ロ)、本発明で使用する液
状塗料は、硬化塗膜が柔軟である必要はない。この場せ
、たとえば、多数の固くて小きい木製の球を、前後左右
に糸でつらぬいて、木製の球の連続面をつくったとき、
この面は、物をつつんだシする屈曲に充分耐えられる。
(ジュズが屈曲する原理である。)従って、上記(イ)
(ロ)の条件が満たされる場合は、硬化塗膜の柔軟さに
こだわらないで、さらにすぐれた塗料を選ぶことができ
る。たとえば、エポキシ塗料、アクリル塗料などである
本発明において使用する塗料4と、本発明において使用
する、カビ、バクテリアなどの発育を防止し、あるいは
カビ、バクテリアなどを殺菌する機能を有する薬剤3の
混入方法は、塗料に顔料を混入する技術を使用すること
によシ、困難はない。即ち、薬剤3を、塗料4の中に混
入し、充分にかくはんすることにより分散せしめる。上
記薬剤などは、水やアルコール、浴剤に若干(0,1〜
2.000 P、P、m、程度) 溶解する。
そこで、あらかじめ水やアルコール、溶剤の中に薬剤t
l−浴解1分散させたものを、さらに塗料の中に混入し
てかくはんする、などの技術も好ましい。
薬剤3と塗料4の混入比率としては、0.1〜30パ一
セント程度が好ましい。これよシ混入比率が少いと薬剤
が効力を発揮しないことがある。また、これよシ混入比
率が多い場合、特に不都合はないが、高価になり、スプ
レーによる塗布技術が目づまシしやすくなる、などの不
都合を生じることもある。
本発明において使用する塗料4の塗布方法としては、同
塗料の硬化膜が多くのピンホール5を有する形状となす
ことが必要である。ピンホール50部分では繊維性基材
1が露出しており、為に本発明製品は吸湿性を有するも
のとなる。
液状塗料の硬化膜が多くのピンホールを有する塗装方法
としては、塗料4の中に、シリコン、発泡剤など(図示
せず)を混入してスプレーすると好ましい。また、スプ
レー機具のノズル先端ケ工夫することも好ましい。−ま
た、繊維性基材の次面に、極めて多数の穴のあいたプレ
ートを置き、この上から、スプレー、ローラーコーティ
ング、はけ塗りなどの饋装を竹い、のちに同グレート金
と9除くと、穴のおいてない部分は塗装がされず、ピン
ホールとなる。このような方法による塗装も好ましい。
また、ピンホール部分にカビやバクテリアなどが繁殖す
る可能性を防止する方法としてはく一般には、このよう
な東件下でピンホールにカビ、バクテリアなどが繁殖す
ることは希である)、薬剤3を混入した塗料4を、繊維
性基材1に塗布する前か後に、薬剤3を、水や、アルコ
ール、溶剤に溶解、分散せしめ、これを繊維性基材の部
分に塗布する。塗布後、水やアルコール、溶剤は蒸発し
、薬剤3のみが繊維性基材1の繊維の間などに残留する
。こうすることによって、ピンホール部分にカビやバク
テリアなピンホール5の形状としては、極めて小さいも
のが、極めて多数あることが好ましい。
本発明製品の使用方法を説明する。長期療養中の寝たき
シ老人の寝具(シーツなど)に使用する場合や、季節を
すぎた衣服などを収納する場合に関しては既述したので
省略する。本発明製品を一棟の壁装材として、たとえば
おし入れの内壁や、収納用構造物(タンスなど)の内壁
に貼9つける。(本発明製品がプラスチック・フィルム
を有する形態の場合は、プラスチック・フィルム側に接
着剤を塗布して貼シつける。)こうすることにより、お
し入れや、タンスなどに吸湿性、防黴防菌性を与えるこ
とができる。
結露しやすい壁面などに貼ることによシ、結露を防止す
る一助となシ、かつ防黴防菌性を与えることができる。
通気性を有する形態の本発明製品をもってマスクをつく
ると、空中浮遊内が著しく多い呈内などで呼吸をする人
の健康によい。
本発明製品の効果を説明する。
従来、使用中の品物あるいは保存中の品物を、カビ、バ
クテリアなどの繁殖からまもることは非常に困難でめっ
た。塗装でこれを行うと吸湿性を失ったp1工事が素人
には困難であった。
また、保存する衣服などに塗装することは無意味である
。スプレーで殺菌する方法は、持続性がなく、シばしば
これをくシ返すわずられしさがあった。また、スプレー
で遷れては困るもの(保存用の録音テープ、写眞スライ
ドなど)にはスプレーすることができず、塗装すること
も不1丁能であった。このように、極めて広範囲の品物
をカビ、バクテリアなどの繁殖からまもるには、極めて
多岐にわたる方法が必要であった。
本発明製品は、これで品物をつつんだシ、品物の上や下
に置いたシ、貼りつけたりするなど簡単な作条で、品物
をカビ、バクテリアなどからまもることができる。即ち
、本発明は、極めて多岐にわたる用途において、素人に
も簡単な作条で、カビ、バクテリアなどの繁殖から品物
をまもることかできる製品を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は不発明の一つの形態の断面図で防水性を有する
タイプである。 第2図は、本発明の他の一つの形態の断面図で、通気性
を有するタイプである。 1・・・・・・・・・・・・繊維性基材2・・・・・・
・・・・・・プラスチック・フィルム3・・・・・・・
・・・・・カビ、バクテリアなどの発育をおさえ、ある
いはカビ、バクテリアなど を殺菌する機能を有する薬剤 4・・・・・・・・・・・・液状塗料 5・・・・・・・・・・・・ピンホール31・・・・・
・・・・ピンホール部分に、水や、アルコール、溶剤に
溶解、分散させて塗布さ れた、カビ、バクテリアなどの発育 をおさえ、あるいは、カビ、バクテ リアなどを殺菌する機能を有する薬 剤。(水やアルコール、溶剤は蒸発 して消失している。) 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 木綿、麻、スフ、パルプなど、好ましくは吸湿
    性を有する繊維性基材の片側に、ポリエチレン、ポリ塩
    化ビニール、ポリエステルなど防水性を有するプラスチ
    ック・フィルムをラミネートする。次いで繊維性基材の
    残る片側に、カビ、バクテリアなどの発育を防止し、あ
    るいはカビ、バクテリアなどを殺菌する機能を有する薬
    剤を混入した液状塗料を、同塗料の硬化膜が多くのピン
    ホールを有する形状とすべく塗装する。上記の製造工程
    によシ得られる、吸湿性、防水性を有する防黴防菌布。
  2. (2)上記製造工程において、繊維性基材の片側にプラ
    スチック・フィルムを2ミネートせず、繊維性基材単体
    に上記の塗装をする。したがって、防水性を有しないか
    わりに、通気性を有する特許請求の範囲第1項記載の防
    黴防菌布。
JP7005684A 1984-04-10 1984-04-10 防黴防菌布 Pending JPS60215366A (ja)

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