JPS6021489Y2 - 気化器の高度補正装置 - Google Patents

気化器の高度補正装置

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Publication number
JPS6021489Y2
JPS6021489Y2 JP8359378U JP8359378U JPS6021489Y2 JP S6021489 Y2 JPS6021489 Y2 JP S6021489Y2 JP 8359378 U JP8359378 U JP 8359378U JP 8359378 U JP8359378 U JP 8359378U JP S6021489 Y2 JPS6021489 Y2 JP S6021489Y2
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JP
Japan
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passage
pin
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fuel
main
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Expired
Application number
JP8359378U
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English (en)
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JPS551913U (ja
Inventor
秋雄 佐々木
Original Assignee
三国工業株式会社
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Publication date
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  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、高度補正装置を付けた気化器において、前
記装置が破損などによりその機能を失ったときに、自動
的に燃料供給が過少にならないようにした構成を提案す
るものである。
従来、この補正装置により燃料量を調整する場合には、
高地になると混合気の過濃を防止するため、燃料供給を
少なくするようにしていた。
従って、補正装置のベローズが破損すると内部に収納し
たスプリングによりベローズが伸張し燃料供給を少なく
する方へ固定され、その状態で車が高地から平地に移っ
た場合、混合気が過薄になり機関焼付などのトラブルが
発生し、走行不能などの事態が生じる。
この考案は前記の問題点に鑑み、ベローズが破損した場
合には、常に平地走行に不具合を生じない燃料供給を可
能にし、このような不測のトラブルに対応できるように
したものである。
以下図面により本考案の実施例を説明する。
第１図は本考案の要部を示した断面図、第２図はその作
動状態を示した断面図で、１はフロート、２はフロート
室、３はフロート室ケース、４は定地用メーンジェット
、５は圧力感知ベローズ、６は支持軸、７はＯリング、
８は支持軸を固定し、ベローズを収納する室の蓋、９は
圧力作動ピン、１０はテーパ一部、１１は先端部で軸穴
１２との周囲間隙を燃料が流れるようにしである。
１３は主燃料通路、１４は燃料流入穴 １５はフロート
室の燃料を導入する穴で、ベローズの周囲を燃料で充満
し、ベローズの共振を防止し、性能の安定、耐久性の向
上をはかっている。
１６は弁、１７はＯリング、１８はスプリング、１９は
燃料流入孔、である。
尚、弁１６はピン９と同軸上で対向して配置されている
が、同軸上になくてもベローズの動きを受けて開閉でき
るように例えばレバーなどを介して作動させるようにし
てもよい。
以上の構成の下にその作用を説明する。
第１図は平地走行状態を示し燃料はフロート室から流入
穴１４を通り、ピン９の先端部１１の軸穴１２との間隙
を通り、主燃料通路１３に入る。
そして平地用メーンジェット４で計量されて、機関へ供
給される。
高地の場合はベローズ５は伸張しピン９が押し出され、
１０のテーパ一部、で燃料を減少させる。
そしてこの場合の燃料量はメーンジェット４で規制され
る量よりも少ない高地に適したものと設定され、混合気
の過濃を防止している。
尚、高地用の燃料量の調整は図のものに限らず、例えば
、テーパ一部をなくし流入穴１４をピン９の側面で制限
するようにしてもよい。
ベローズが破損するとベローズ内に収納された図示しな
いスプリングによりベローズは大きく伸び第２図に示す
如く、ピン９も大きく押し出されて、テーパ一部１０、
はそのシート部に密着し、流入穴１４も閉じる。
しかし、ピン９の先端部１１はそれに対向して配置され
ている弁１６の端面に接触し、この弁のスプリング１８
に抗して弁を開くので、燃料は流入穴１９を通り、図示
の如く、主燃料通路１３に入る。
そしてこの量はメーンジェット４で計量される量よりも
同じ位かこれよりも大きく設定されているので、この場
合にはメーンジェット４で計量された平地用の燃料かは
Ｓ゛供給れるのである。
このようにベローズ破損が生じた場合には、少なく共、
高地の燃料量よりも多い燃料供給が行なわれるので、機
関の焼付などのトラブルの発生を防止し、車輛の走行を
継続させることができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の実施例を示す断面図、第２図はその作
動を示す断面図である。 １・・・・・・フロート、４・・・・・・メーンジェッ
ト、５・・・・・・ベローズ、１３・・・・・・主燃料
通路、１６・・・・・・弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メーンジェット４を有する主燃料通路１３とフロート室
    ２とを流入穴１４を介して連通ずる通路に、圧力感知用
    ベローズ５によって動かされ該通路を流れる流体の流量
    を高地の場合には減少させ、平地の場合には増大させる
    ように制御するピン９を配置し、更に、ピン９によって
    流量が制御される通路とは別に、主燃料通路１３とフロ
    ート室２とを流入穴１９を介して連通ずる通路を設け、
    該通路内に弁１６を配置し、弁１６は、スプリング１８
    により常時前記通路を閉じるように付勢されると共に、
    圧力感知用ベローズ５の破損によるピン９の過大ストロ
    ークの場合にのみ、ピン９の先端部１１と直接又は間接
    的に接触し、スプリング１８の付勢ば抗してその通路を
    開き、流入孔１９を介してメーンジェット４で計量され
    る流量以上の流体を、主燃料通路１３に供給せしめるこ
    とを特徴とする気化器の高度補正装置。
JP8359378U 1978-06-20 1978-06-20 気化器の高度補正装置 Expired JPS6021489Y2 (ja)

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JP8359378U JPS6021489Y2 (ja) 1978-06-20 1978-06-20 気化器の高度補正装置

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JP8359378U JPS6021489Y2 (ja) 1978-06-20 1978-06-20 気化器の高度補正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS551913U JPS551913U (ja) 1980-01-08
JPS6021489Y2 true JPS6021489Y2 (ja) 1985-06-26

Family

ID=29005524

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JP8359378U Expired JPS6021489Y2 (ja) 1978-06-20 1978-06-20 気化器の高度補正装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753388U (ja) * 1980-09-10 1982-03-27
JPS57101083U (ja) * 1980-12-15 1982-06-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS551913U (ja) 1980-01-08

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