JPS60214881A - 微生物増殖用栄養培地 - Google Patents

微生物増殖用栄養培地

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JPS60214881A
JPS60214881A JP60034259A JP3425985A JPS60214881A JP S60214881 A JPS60214881 A JP S60214881A JP 60034259 A JP60034259 A JP 60034259A JP 3425985 A JP3425985 A JP 3425985A JP S60214881 A JPS60214881 A JP S60214881A
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    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
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    • C12N9/78Hydrolases (3) acting on carbon to nitrogen bonds other than peptide bonds (3.5)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、クレアチニンイミノヒドロラーゼを生産する
好気性土壌微生物の増殖のための改善された水性栄養培
地に関する。
クレアチニンイミノヒドロラーゼはクレアチニンをアン
モニアに加水分解する酵素である。従って、クレアチニ
ン含有水性液を本酵素と接触させてアンモニア全発生さ
せ、発生アンモニアの水準を検出することにより液中の
クレアチニンの存在及び/又は濃度を測定することがで
きる。従って本酵素は臨床研究室に於て重要な役割を果
すものであり、生物学的液体中のクレアチニン定量用診
断試薬として使用れる。
クレアチニンイミノヒドロラーゼ、或いはクレアチニン
デシミダーゼ(desirrbitiase)と称式れ
るものは各種微生物から得られている。例えばJ。
Szulmajster、J、Bacteriolol
、 75 : 633(1958)及びEiochim
 Bioph’ls Acta、30:154(195
8)には、嫌気性ダラム陽性微生物りロストリジウムパ
ラブトリフイカム(C1os−tridium par
aputrificum)から得たクレアチニンイミノ
ヒドロラーゼの調製について記載されている。クロスト
リジウムパラプトリフイカム微生物の増殖方法も記載さ
れている。しかしながら、これらの文献は嫌気性ダラム
陽性倣生物に限定されており、開示されている微生物増
殖用の醗酵法は長時間を要するものである。更に増殖し
た微生物細胞の量及びそれから抽出される酵素収量は比
較的少量である。
米国特許第4,087,329号及び第4,134,7
93号には、ブレビバクテリウム(Breυibac−
1erium)、コリネバクテリウム(Coryheb
ac−terium)、シュードモナス(Ps eud
omonas )及びアルスロバクタ−(Arthro
bacterjf4の微生物を含む数種の好気性微生物
源の一種からのクレアチニンデンミダーゼの生産につい
て記載されている。
これらの特許には前記諸属微生物の培養に使用可能な栄
費培地の記載があり、この栄養培地の配合を広範に変え
得ること及乙l多数の特記でれた炭素及び窒素源のいく
つか、並びに無機成分及びクレアチニンインデューサー
を含む他の任意の栄養を含むことが可能であることが述
べられている。
クレアチニンイミノヒドロラーゼを生産する好気性土壌
微生物の増殖及び該微生物からのクレアチニンイミノヒ
ドロラーゼ収量増加のための改善方法及び水性栄養培地
は、明らかに利点を付加するものである。
本発明は、好気条件下で好気性土壌微生物を成育し、そ
れからクレアチニンイミノヒドロラーゼ酵素組成を得る
ための水性栄養培地に関するものである。
本発明は、一実施態様として、pH5,0乃至10.0
の好気条件下でクレア′テニン含有水性保存培地に保存
きれた好気性土壌微生物からクレアチニンイミノヒドロ
ラーゼを生産するための醗酵方法に関する。本醗酵方法
は下記工程からなる。
a)微生物の新鮮な試料を保存培地からpH5,0乃至
10.0の微生物増殖培地に移して微生物を増殖させ、
微生物増殖培地が、実質的にクレアチニンを含まず、植
物蛋白加水分解物又は非にブンン件の乳蛋白加水分解物
を含む栄養を含有し、好気条件下で微生物増殖に有効な
水性栄養培地からなること、 b)工程<a>て得られた増殖微生物を含有する微生物
増殖培地を、p115.0乃至10.0の範囲の生産培
地に移して好気条件下で微生物を発生させ、その微生物
中てクレアチニンイミノヒドロラービ生産を誘導するこ
と、 C)工程Cb)て生産された微生物からクレアチニンイ
ミノヒドロラーゼを抽出すること、 工程Cb)記載の生産培地は、下記のものを含有する水
性栄養培地からなる。
1)グルコース、又はアミノ基非含有の有機酸であるア
ミノ酸前駆物質、又はグルコースとアミノ酸前駆物質の
混合物を含有する炭素源、II)クレアチニン及び好1
しくは植物蛋白加水分解物、又は非ペプシン性乳蛋白加
水分屑物、又は植物蛋白加水分解物と非ペプシン性乳蛋
白加水分屑物の混合物も含有する窒素源、 1ii) 微量栄養分及び vi)緩衝剤。
好適実施態様とし゛て、ATCC31546等の好気性
土壌微生物からウレアーゼ(Uγea、se)を含まぬ
クレアチニンイミノヒドロラーゼを生産するのに有用な
、本発明の改善された水性栄養培地が知見されたのであ
る。1ウレアーゼを含まぬ”なる用語は、酵素が生産さ
れる微生物細胞から抽出及び分離されたままの粗な未精
製形態でウレアーゼ作用を実質的に示づめことである。
ウレアーゼ作用測定の代表的検定は、後述工程5の゛”
GDII”検定法を用いて行うことが可能であり、該法
にて尿素をクレアチニンに置き換えるのである。
ATCC31546にて同定する微生物は、この命名を
the American T’/pg Cu1tur
e Co11−ection (米国20852、メリ
ーランド州ロックビル)への寄託に基き受けたものであ
る。本微生物は仮にフラボバクテリウムC1;’laυ
obacte−rium)属に帰属はれており、種名フ
ィラメントサム(filomentosum)が与えら
れている。本発明はATCC31546以外のクレアテ
ニンイミノヒトミラーゼ生産性好気土壌微生物にも使用
可能である。例えば本発明は、米国特許第4.087.
329号及び第4,134,793号に記載の属の好気
性土壌微生物からクレアチニンイミノヒドロラーゼを生
産することにも好都合に使用できる。
前記醗酵方法は微生物の良好な増殖を促進するものであ
り、酵素の収量を顕著に改善するものである。これらの
非常に有利な諸結果は、本方法に於て、実質的にクレア
チニンを含まず、植物蛋白加水分解物又は非ペプシン性
乳蛋白加水分解物からなる栄養を特徴とする特定の微生
物増殖培地中にて微生物を増殖し、次にクレアチニンを
含む明確に定義された炭素源及び窒素源を特徴上する生
産培地にて酵素形成を誘導することにより、期せずして
達成されたものである。
一好適実施態様として、少くとも1種の”直接”アミノ
酸前駆物質(以下にて定義)を含有する改善された水性
栄養培地は本発明の生産培地として使用可能であり、培
地リットル当り500単位以上のクレアチニンイミノヒ
ドロラーゼと云つ高収量を与える。改善された水性栄養
物がグルコースと直接アミノ酸前駆物質の少くとも1種
を含有する特に好適な実施態様に於ては、本発明はリッ
トル当り650単位以上の高生産収量のクレアチニンイ
ミノヒドロラーゼをもたらすものである。
生産培地 前記(1)〜(1v)の成分を有する水性栄養培地から
なる生産培地の配合に関し、従来の微生物用各種炭素源
を検討した。米国特許第4,087,329号及び同第
4,134,793号にて確認された従来炭素源の大多
数のものは、ATCC31546等好気性微生物からの
クレアチニンイミノヒドラーゼの生産にほとんど無効で
あった。例えばグリセリン、スクロース、酢酸、アスパ
ラギン酸、グルタミン酸及びクリシン等の炭素源は、少
量のクレアチニンイミノヒドロラーゼしが産出しない微
生物細胞を生産する。本発明の方法にほとんど価値がな
いとした前記炭素源のあるものは、微生物細胞の成育に
は良好であるが、生成微生物は所望のクレアチニンイミ
ノヒドロラーゼ酵素をほとんど産出しないのである。
1用であると知見された炭素源には、グルコース及びア
ミノ基非含有有機酸であるアミノ酸前駆物質が含1れる
。゛アミノ酸前駆物質”は、本明細書では、アミノ酸の
°°直接”前駆物質及び゛°間接”前駆物質の双方を示
す。直接前駆物質とはアミノ酸から一段階の代謝反応を
省略した物質であり、間接前駆物質はアミノ酸の形成に
二代謝反応段階を必要とする。例えばフマル酸は単一反
応段階にて代謝的にアス・々ラギン酸に転化し得る故°
“面接“アミノ酸前駆物質であり、一方乳酸は先ず代謝
的にピルビン酸(直接アミノ酸前駆物質)に転化せねば
ならず、次にそれがアラニンに代謝転化され得る故”間
接”アミノ酸前駆物質である。
本発明に於ては、間接アミノ酸前駆物質よりも直接アミ
ノ酸前駆物質が好適である。
生産培地の水性栄養培地に使用するアミノ酸前駆物質は
、アミノ基非含有有機酸として更に特徴つけられる。面
接アミノ酸前駆物質として好適な有機酸の一部金例示す
れば、フマル酸、α−ケトグルタル酸及びピルビン酸が
含まれる。間接アミノ酸前駆物質として有用な有機酸の
一部の例示としては、リンゴ酸、乳酸、クエン酸及びコ
ハク酸が含1れる。
炭素源として用いるグルコース又は前記アミノ酸前駆物
質の量は種々変え得るものである。有用な量は、水性栄
養培地1リットル当り1.0乃至20.0グラムの範囲
、好ましくは5.0乃至10.0グラム/リツトルであ
ることが知見されている。
特に好適な本発明の実施態様に於ては、生産培地はグル
コース及び7以上のアミノ酸前駆物質を有する炭素源を
含有する。本実施態様は微生物からのクレアチニンイミ
ノヒドロラーゼ酵素の収量を実質的に増加きせ得るもの
である。本実施態様に於て、グルコ一ス及び前記アミノ
酸前駆物質の全量を前記の5.0乃至10.0g/Mの
範囲内にし、グルコース対アミノ酸前駆物質の重量比を
1:10乃至1:1の範囲にするこ七ができる。
生産培地の水性栄養培地に用いる窒素源としては、クレ
アチニンだけでよい。しかしながら、生産培地として使
用可能な好適栄養培地は、クレアチニンと植物蛋白加水
分解物又は非ペプシン性乳蛋白加水分解物の双方を含有
する。本好適実施態様に使用可能な植物蛋白加水分解物
及び非ペプシン性乳蛋白加水分解物には、トリプトン(
tryptone :米国ニューシャーシー州ユニオン
のに’raftc。
Corporation社5cheffield Ch
ernical Divi−slonの商品名By−8
o”/ 等の大豆蛋白加水分解物)、l・リプトンカゼ
イン加水分解物(米国メリーランド州コソチイスビルの
Bioquest(BBL)社製のTr’/ptica
se@ Peptone等)及びプロテアーゼカゼイン
加水分解物がある。ペプシン性乳蛋白加水分解物、即ち
にプシンにより加水分解された乳蛋白は、一般に微生物
細胞の成長の速度が遅く、且つ、微生物酵素の生産速度
が遅い。
クレアチニン量は、生産培地として用いた水性栄養培地
のリットル当り、0.5乃至20.0グラムの範囲であ
り、4.0乃至12.0グラム/リットル当り、0.5
乃至20.0グラムの範囲であり4.0乃至12.0グ
ラム/リツトルが好適である。植物蛋白加水分解物及び
/又は非ペプシン性乳蛋白加水分解物は1.0乃至10
.0グラム/リツトルの範囲であり、1.0乃至5.0
グラム/リツトルが好ましい。
生産培地である水性培地に含有される微量栄養分には水
溶性無機塩が含まれる。酵母抽出物が存在してもよい。
これら微量栄養分は、微生物の細胞を促進し微生物の酵
素産出の増加を促進するのに有効な量が少量添加される
。酵母抽出物の有用量は培地1リットル当り0.1グラ
ム乃至2グラムの範囲であり、0.5乃至1.5グラム
/リツトルが好適である。ビタミン類も任意微量栄養分
として存在きせてもよい。
微量栄養分として存在し得る水溶性無機塩には、リン、
マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛、ナトリウムの水
溶性塩及び他の水溶性塩が含壕れ、それらの陽イオン成
分は元素の周期律表の第3及び第4周期から選択される
ことが好ましい。微量栄養分として数種の無機塩の混合
物が存在することも好ましい。特に有用であると判明し
た無機塩混合物の一つは、下記組成の0.1NIiC1
水溶液であり、各表記成分の濃度は水溶液1リツトル中
に存在する量である。
ugso、・71120 12.2 gCaCTo ・
2H200,076、li’Fe SO2・71120
2.8 f/MnSO4・H2O1,7g Zn5O<・7112Q O806fjNaCIJ O
16g NaMoO,・211200.1g 生産培地である水性栄養培地は緩衝剤も含有する。緩衝
剤はリン酸塩緩衝剤のごとくリン含有緩衝剤であること
が好ましい。もつとも他の緩衝剤も使用可能である。本
好適ケースの場合、緩衝剤は緩衝剤としての作用の他に
、微生物の微量リン源としての働きもする。好適リン酸
塩緩衝剤はリン酸水素二カリウム、K2HP Q、であ
り、存在量は3.0乃至10.0グラム/リツトルの範
囲、好ましくは3.0乃至6.0グラム/リツトルであ
る。
生産培地である水性栄養培地のpHは5.0乃至10.
0の範囲をとることができ、6.0乃至7,5が好まし
い。培養液のpHは、KOH又はNaOH。
好ましくはNαOH等の塩基を添加することにより、容
易に前記範囲内の調節を行うことができる。続いて前記
緩衝剤を存在させることにより、pHをこの範囲に維持
するのである。
生産培地に、当業者には周知の他の任意成分を含有させ
ることもできる。大規模醗酵器にて微生物を成育する場
合しばしば発泡が生ずるので、発泡調節剤を培地中に含
有させてもよい。斯る発泡調節剤の一つは、Po1yq
lycol P−2000(米国ミシガン州ミドランド
のDow Chemica1社の商品名)のようなポリ
グリコールである。この発泡調節剤は一般に0.5グラ
ム/リツトルまでの量で使用されるが、更に少い量例え
ば0.1グラム/リツトルでも一般に発泡調節を行うの
に十分なことが判明している。他の発泡調節剤も使用可
能であり、主な選択基準は、発泡調節の濃度水準で微生
物増殖及び酵素合成を阻害しない或いは最小の影響しか
与えないことである。
酵素生産のための醗酵方法 前記生産培地は、ATCC31546のような好気性土
壌微生物からクレアチニンイミノヒドロラーゼを大規模
生産するのに好適な醗酵方法の最終工程に使用すると有
利である。
本醗酵方法は、前記生産培地の場合と類似のpH条件及
び好気東件下に保存培地にて増殖せしめた微生物試料を
用いるものである。従って塩基好ましくはNa01i又
はKOH(もつとも他の塩基も使用可能である)を添加
することにより、pHを5.0−10.0、好ましくは
6.0−7.5に調節する。保存培地の温度は15乃至
42℃の範囲、好ましくは25乃至30℃である。
保存培地は、クレアチニンからなる窒素源、好1しくは
アミノ基非宮有有機酸である前記アミノ酸前駆物質の1
種以上を含む炭素源、1種以上の水溶性無機塩及び任意
成分として酵母抽出物のような微量栄養分、及び緩衝剤
を含有する水性培地である。所望ならば他の通常の培養
物質、例えば寒天等を存在させてもよい。
特に有用であると判明した保存培地は下記組成のもので
ある。
寒天 20.0g フマル酸(炭素源) 10.0g クレアチニン(窒素源) 5.0g 緩衝剤に2HPO4C無水物) 5.051酵母抽出物
 1.0g 塩溶液 10.0+nA 蒸留水 800.0m1 NaOHでpHを6.7に調節し、蒸留水で容量を1リ
ツトルにする。
塩溶液は0.1 Nl1C1水溶液で下記組成を有し、
各表記成分の濃度は塩溶液1リツトル中に存在する量で
ある。
M g S O4・7H2012,:IC(LC12’
 2H200−076jjF e SCh ・7H20
2,8EIM n S O4・& OL 7 g ZnSO+ ’ 7&OO−067i NaC6O,6g # aM o O< ・21120 0−1 g醗酵方
法は、微生物の新鮮な試料を保存培地から微生物増殖培
地に移して微生物を成育する工程<a+て始する。微生
物の”新鮮な試料”なる用語は、保存培地に25℃にて
比較的短期間の24乃至72時間、好ましくは約48時
間培養−保存したものを意味する。それより長時間保存
・培養した微生物試料は、新鮮な微生物試料よりも有用
性に於て劣ることが判明している。
微生物の新鮮な試料を必要時に即時供給するため、微生
物を凍結乾燥粉末として4乃至25℃の範囲の温度にて
貯蔵し、細胞増殖過程を中断させることも可能である。
前記保存培地の凍結乾燥粉末から、必要時に時を隔てて
新しい培養を開始することができる。このようにして醗
5’ff (a)工程の微生物増殖培地に移すための新
鮮な微生物試料を絶え間なく供給することが可能である
別法として、液体望素中にて凍結貯蔵することにより新
鮮な微生物試料乏供給することも可能である。
醗酵過程の(α)工程中の微生物増殖培地の組成は、重
要なものではあるが、広範に変えることが可能である。
一般に微生物増殖培地は、微生物の細胞増殖が最大且つ
Cb)及び(C)工程の酵素生産が良好な収量となるよ
う選択される。このことは、ある種の通常の非特定栄養
培地を工程(α)の微生物増殖培地として、使用するこ
とにより達成される。(もつともCb)工程の生産培地
には、明確に定義された炭素源と特定の窒素源が使用さ
れる。)工程(CL)並びに工程(b)の使用によりも
たらされた有益な結果は予期されたものでなく、まして
や予見できるものではなかった。即ち当業者と云えども
、非構成的に酵素を生産する微生物(即ち所望酵素の基
質又は基質同族体を含有する培養液中での成長により、
その内部で所望酵素の生産をする微生物)が、醗酵過程
を通じて、特定配合の明確に定義された栄養培地を使用
することなく、酵素を最適収量にて生産するであろうと
予見することは不可能だったであろう。従って、ATC
C31546等の好気性土壌微生物に関する本醗酵方法
が、保存培地と生産培地の双方に於ける栄養としてクレ
アチニンを使用し、工程(a2)の微生物成育培養液に
クレアチニンを使用せずして改善された結果をもたらす
ことは予期せず%l見はれたことである。
前記の特性は有利なことである。これは、通常“襟合°
゛培地と称されるある種の非特定の商業的に入手可能な
予備・配合栄養培地から微生物増殖培地を配合すること
を可能とする。この”複合”培地は、通常、植物、牛乳
、肉又は魚の栄養源から得られる微生物栄養の複合混合
物を含むため、そのように命名されたものである。従っ
てこの培地は典型的には窒素源として植物、牛乳、魚又
は肉の蛋白質を含有し、且つ、各種の他の無機塩及び栄
養源から抽出されたビタミン栄養を含有する。
この複合培養液には、糖質等の補足的炭素源並び。
に他の補足的ビタミン及び鉱物栄養が存在してもよい。
本発明の微生物増殖培地として良好な結果をもたらすこ
の複合培地は、植物又は牛乳の栄養源からもたらされた
ものであり、植物蛋白加水分解物又は非ペプシン性乳蛋
白加水分解物を含有している。
従って、この微生物増殖培地の主要な特性は、実質的に
クレアチニンを含有せず、植物蛋白加水分解物及び/又
は非ペプシン性乳蛋白加水分解物を含む栄養を含有する
ことである。
微生物増殖培地の7)H条件は保存培地のそれと同様で
ある。別の緩衝剤又は別の塩基を使用することなく、非
特定栄養培地を使用することにより、所望の7)H範囲
を得ることができる。例えば前記の複合培地の場合、該
複合培地の製造時にしばしば緩衝剤を培地中に添加して
好適pH範囲の6.0乃至7.0に維持しているのであ
る。
増殖培地中での微生物の温度条件は変化させ得るもので
ある。一般に工程(a)に於ける増殖培地ての細胞増殖
には20°乃至37℃の範囲の温度が良好であり、25
°乃至30℃が好適である。
醗酵過程の(a)工程にて微生物増殖培地に移される微
生物試料は、この増殖培地内に於て、微生物細胞が溶菌
(1ysis即ち破裂)することなく細胞増殖が最大と
なるのに有効な期間培養はれる。この時間は培地の組成
並びに増殖培地に移これた細胞数により変り得るもので
ある。i・リプーノイブロス(Tr’jp−8o’/ 
Brot、h:米国ロードアイランド州フィスケビルの
5cott Labora、tories製)等の値物
蛋白加水分M物から構成される好適微生物増殖培養物の
場合、25mt!の微生物増殖培地を官有するフラスコ
に微生物試料を接種したときの期間は約5乃至11時間
てあり、7−9時間が好適である。
工程(Q、)では、微生物の細胞増殖を最大にするのに
十分な酸素を供給する必要がある。最適酸素量の決定は
、ある所与容量の微生物増殖培地に関し、数点の空気酸
素流量と(培地の)撹拌速度にて細胞増殖を監視し、細
胞増殖が最大となる点以上の?ν気流速と撹拌速度を選
択することにより、容易に可能である。
工程(a5)で微生物が成長ケ終えた後、増殖細胞を含
む微生物増殖培地全工程(b)にて生産培地に移す。
]二程(b)に於て、増殖細胞を含む全微生物増殖培地
を生産培地に移すことができる。この微生物増殖培地(
即ち微生物増殖培地及びその中に含有される増殖細胞)
は生産培地への接種物となる。
生産培地を醗酵器に収納する。斯る醗酵器の容量は少と
とも25リツトルであり、代表的には150リツトル乃
至200,000リツトルである。
最終生産醗酵器の大きさに応じて工程(α)で発生した
増殖細胞を含有する微生物増殖培地の調製を数段階で行
い、最終生産醗酵器用接種物として役立つ十分量の微生
物増殖培地を得ることができる。
例えは最終生産醗酵器の容量が約150リツトルのとき
、工程((L)を二段階行うのが有利である。
各段階で微生物増殖培地中の微生物細胞増殖を最大にし
、生産培養物(培地と増殖細胞の双方を含有)を工程(
(L)の次の段階の接種物として新たな、一般により犬
なる微生物増殖培地バッチに導入使用するのである。
最終生産規模醗酵器が150リツトルより犬なる場合、
工程(α)を二段階以上にて行い工程Cb)の最終生産
規模醗酵器への導入に十分量の微生物増殖培養物を得る
ことができる。代表的には、工程(a)の最終段階で生
産した微生物増殖培養物の容量と工程(b)で用いる生
産培地の容量の比は、1:50乃全l;5の範囲内であ
る。
本発明の醗酵過程て用いる生産培地の組成は、本明細書
の°゛生産培地”の節で記載した通りである。同様に生
産培地の微生物の培養時に維持される7]/−/条件も
“生産培地”の節にて記載したものと同一である。微生
物による酵素生産を最大に維持するための十分な酸素も
重要である。これは、所与容量の生産培地に関して、酸
素又は空気流量並びに培地の撹拌速度が工程Cb)の範
囲で変化するとき、工程(C)にて抽出はれる酵素の量
がどう変化するかを監視することにより容易に決定でき
る。
次に、生産される酵素量が最大になる点板上の酸素又は
空気速度及び撹拌速度を選択するのである。
]二工程b))の微生物培養時間は、生産培地の特定組
成、酸素輸送速度、温度その他の条件に応じて変化する
。150リツトル生産規模醗酵器の場合の代表的培養時
間は、10乃至14時間の範囲内である。
前記のごとく挑発泡剤を生産培地に添加することは可能
であり、あるいはそれらを多段醗酵過程の比較的早い段
階で微生物増殖培地に添加することもできる。
本発明醗酵方法の生産培地中で成育させたATCC31
546等好気性土壌微生物を一般に妥当な温度範囲にて
成育し、クレアチニンイミノヒドロラーゼ酵素を良好な
収量にて生産することが可能である。20°乃至37℃
の範囲の温度にて良好な結果を得ることができる。25
°乃至30℃の温度だと最良の結果が達成された。
工程(b)の完了に引続き、所望のウレアーゼ非含有ク
レアチニンイミノヒドロラーゼ酵素を微生物細胞から抽
出する。これは、細胞を音波、粉砕等で砕〈従来法によ
り行うことができ、所望酵素を培地から、有機溶剤によ
る分別沈澱その他の酵素分離常法及び精製技術により分
離するのである。
以下の実施例制限的なものでなく、本発明を更に説明す
るためのものである。実施例では以下の物質または材料
を用いた。
物質: 1、微生物−好気性士御微生物Ai’CC3L5462
、培地Δ61 餠天 20.0g/l フマルIfl(炭素源) to、og/lクレアチニジ
(望素源) s、og/1K211PO4(無水物) 
5.0g/11酵tU抽出物 1.0g/l 変性塩M液C10,0m/( 蒸留水 soo、o罰 K O11てpHを6.7に調節し、蒸留水で本培地を
lリットルにした。
質性塩溶液Cの組成 M (7SO4・71120 12.2g/lGQ、C
12・21120 0.076 jj/11FeSO4
−711202,8g/I M n5o4・1i2C) L7 F! / (IZル
SO4・7H20o、u 6 g/INa、C1,0−
6g/l At aM o O4・2H200−1g/ 110、
1 N11(#て1リツトルにした。
3、培地/162 寒天を加えなかった以外は培地/+61と=」−x+q
 r戊。
4、培地/163 リットル当りポリグリコール0.1g(米1匍ミンガン
州ミドランドのDow Chemica1社製品Po1
y qlycal P −2000) を力1]えた以
外(ま培地A62と同一組成。
5、培地扁4−培養物純度試験用培地 ダルコース 10.Oソ/l 酵母抽出物 100g/l リン酸カリウム(二塩基性) LOg711m溶液A 
−12,0ml/ 12 塩溶W A −22,0ml/ 1 寒天 20.0g/II p1ノを7.OK調節し、蒸留水で1リツト/しにした
塩溶MA−1: Mg5O+ ” 7H20100,0g/ 12F’e
 SO+ ’ 7H2010,0、!li’ / lM
nSO4・N20 1.Og / ItNaM o Q
4 ・2H200,5ji / 10.1 # l1C
1で1リツトルにした。
塩溶液A−2: CaCTo 10.Og/ ll 蒸留水’ 1.0/にする。
6、薬品:酵母はディフコ ラボラド17一ズ社(J)
ifco Laboratories米国ミシガン州デ
トロイト)の製品;寒天はメドックス ケミカル社(M
ttdox Chemicαl カナダ国オンタリオ州
オツタワ)製;L−グルタミンデヒドロゲナーゼ、トリ
ス(ヒドロキシメチル)アミノメタン緩衝剤、+ (1
ris)、N、N−ビス(2−ヒドロキシエチル)グリ
シン(bitine)、卵白リゾチーム、ニコチナミド
アデニンジヌクレオチドリン販塩の還元形(NADPI
i)、リボヌクレアーゼ及び牛のすい臓からのデオキシ
リボヌクレアーゼはシグマケミカルズ社(5iqt間C
hemicα18米国ミズーリ州セントルイス)製。イ
ーストマンオーガニツクケミカルズ社(Eastman
υrganic Cんemicals米国ニューヨ米国
ニューヨークーロチェスター薬品の供給元であり、他の
薬品はすべて分析級の市1N品であった。
本例に於ては以下の操作を用いた。
操作 1、培養物の維持・保存 微生物ATCC31546培養物をトリブーソイプロス
中で30℃10時間増殖させて保存した。
次に細胞を無菌状態で分離し、無菌の10%グリセリン
水溶液中にアレン(A11en)の塩溶液(Allen
、M、B、、Archive of Mikrobio
logy。
第32巻第270−277頁(1959年)で再懸濁し
た。0.5−2.Ornlの少量の本培養物を無菌のガ
ラスアンプルに加え、密封後液体窒素中に貯蔵した。微
生物試料が要るときはアンプル甲の培養物を解かして内
容物を無菌状態でトリブーツイブロスに移し、3叫で1
0時間成育させた。本培養物をループ一杯、無菌状態で
培地層1の斜面に移し30℃で培養した。
2、小規模酵素生産 手順1に前記のように培養物を培地/I61斜面上て2
日間成育させ新鮮試料を得た。この斜面から培養物をル
ープ一杯、本発明にて使用する型の微生物増殖培地25
ml(250m/のエルレンマイヤーフラスコに収容)
に接種した。使用した微生物増殖培地はトリブーツイブ
ロスからなるものであった。培養物をエルレンマイヤー
フラスコに接種後、該フラス=+を200rprn、3
0℃にて8時間振とうすると細胞は良好に増殖し微生物
細胞の崩壊は起らなかった。その後フラスコ内容物試料
の培養物純度を顕微鏡で検査し、次に冷凍遠心分離器に
て15.UOOXgで無菌的に遠心分離して細胞とトリ
ブーソイ プロスを分離した。トリブーソイ プロスを
含む上澄液を捨て、沈澱微生物細胞を含む固体物質を遠
心分離前に存在した量の無菌蒸留水中に再懸濁させた。
次にこの懸濁物2mlを、生産培養液25 mg金含有
250m1エルレンマイヤーフラスコの接種物として使
用し、微生物による酵素生産を促進した。この生産培養
物の特定組成は下記諸例に記載のように変化させた。し
かし各ケース共、微生物を2mlの接種物としていつた
んそれぞれの生産培地含有フラスコに移したあとは、み
な30℃、20 Orpmで10時間フラスコを振とう
した。そのあと培養物試料を取り出して稀釈し、乾燥細
胞の重量を測定した。更に、該培養物の一部分2.5d
を冷凍遠心分離にて15,000xgで遠心分離して細
胞と生産培地を分離した。
生産培地を含む上澄液は廃棄した。沈澱細胞を下記操作
4のごとく粉砕して下記操作5記載のごとく酵素活性を
検定した。
3、大規模酵素生産 方法2と同一の工程を経たあと、ATCC31546培
養物を培地/16.1叫面にて2日間増殖した新鮮試料
を微生物増殖培地25mJ(250mA!エルレンマイ
ヤーフラスコ中に収容)に移した。微生物増殖培地は操
作2記載のものと同一であった。
微生物増殖培地中での接種物増殖の第一段階は、該フラ
スコを20Orpm、25℃にて12時間振とうするこ
とにより行った。そのあとフラスコ内容物試料の培養物
純度を顕微鏡で検査した。次に微生物増殖培地中での接
種物増殖の第二段階に於て、第一段階培養物を含む2個
の250m1エルレンマイヤーフラスコの内容物を無菌
状態で14リツトルの醗酵器に移した。該醗酵器は操作
2記載の組成及び001重量%のポリグリコールP−2
000を有する無菌の微生物増殖培地10リツトルを含
有したものである。接種物成育の第二段階に於て、14
リツトル醗酵器を、温度25℃に維持しなから1300
γpmで12時間撹拌した。
この間醗酵器に5.5リットル/分の空気流を通して適
当な酸素供給を継続した。こうして150リツトル醗酵
器用の接種物として十分量の細胞が得られた。14リツ
トル醗酵器の内容物を無菌的に150 !J−ットル醗
酵器に移した。該醗酵器には予め以下の語例に記載する
夫々の組成の無菌生産培地1001を仕込んでおいた。
その後150リツトル醗酵器の内容物250 rpmで
12時間撹拌した。この間46リツトル/分の空気流全
醗酵器に通し、溶解酸素濃度及びpHを12時間連続し
て監視した。1時間毎に醗酵器から試料を抜き取り乾燥
細胞重量を測定した。更に1時間毎に醗i器から一部分
2.5mlを抜き取り、操作2記載のごとく処理して細
胞を分離した。次に細胞を粉砕し操作4及び5記載のご
とく検定した。
4、細胞粉砕 前記操作2及び3と以下の語例に於て細胞粉砕を行った
。0.05M)リス(ヒドロキシメチル)アミノメタン
(tris)の緩衝剤、pH8,5及び10−”A/(
エチレンジニトリロ)、四酢酸二カリウム塩CK、ED
TA) の溶液1.4プに、酵素溶液0.2d及び細胞
懸濁物0.4mlを添加した。前記酵素溶液は脱イオン
水1ml当りリゾチーム2.5〜、牛すい臓のデオキシ
リボヌクレアーゼ1m&及び牛すい臓のりボヌクレアー
ゼ1mgを含有するものであった。細胞懸濁物の量は最
終光学密度が約1.0になるよう調節し、tris緩衝
液で最終容量を2.0Tnlにした。該懸濁物を水浴中
37℃で20分間振とうした。冷凍遠心分離器にて27
,0OOX、!9で遠心して細胞デブリス(debri
s)を除去し、上澄液の酵素活性検定を下記操作5記載
のごとく行った。
5、クレアチニン イミノヒドロラーゼの検定語例記載
のクレアチニンイミノヒドロラーゼ活性を測定するため
、L−グルタミンデヒドロゲナーゼ、” GDIi”検
定法を用いた。GDIi検定法では、以下のとと<Gl
)H−触媒反応にNADPHにコチナミドーアデニンジ
ヌクレオチドリン酸塩)k用いて、クレアチニンイミノ
ヒドロラーゼ酵素組成物の活性を表わすクレアチニンか
らのアンモニア生産を測定する。クレアチニンをクレア
チニンイミノヒドロラーゼ試料の未知作用を介してアン
モニアに加水分解し、触媒のGDHの存在下にアンモニ
アをα−ケトグルタル酸試薬と反応はぜてグルタミン酸
を生産する。GDHを触媒とする後者の反応はNADP
H酸化反応(N’ADPH→NADP)を用いるもので
あり、340 nmでのNADPH吸収ピークの消失が
検定を監視する光学検出手段となる。すなわちNADP
H消失速度がグルタミン酸生産速度を与え、これがアン
モニア生産速度を与える。GDH検定法で使用する反応
混合物は、全容量1ミリリツトル中にpH7,6の0.
1M AI、#−ビス(2−ヒドロキシルエチル)グリ
シン−KOH緩衝溶液、(エチレンジニトリロ)四酢酸
二ナトリウム塩(#(L2 EDTA) 0.4mg、
α−ケトグルタル酸1.6■、NADPH0,24■、
GDH(アンモニア非含有)15単位及びクリアチニ7
4.52In9を含むものであった。GDH活性の一単
位とは、pH7,6及び37℃に於て1分間にα−ケト
グルタル酸1μモルをグルタミン酸塩に還元する触媒作
用の酵素量と定義されるものである。反応は、前記反応
混合物が37℃で平衡に達した後所望クレアチニンイミ
ノヒドロラーゼ酵素組成物の少量試料(約2−10ミI
J単位)を添加することにより、該反応混合物内で始ま
る。
クレアチニンイミノヒドロラーゼ活性ハ、スQトロホト
メーターで340 nm (NADPHの340nmに
於ける分子消失係数は6.22 X 103)に於ける
NADPHの消失速度を測定して計算される。
酵素活性の一単位とは、前記GDH検定反応条件下で、
1分間にクレアチニン1μモルがアンモニア1μ 定義されるものである。
実施例1 微生物増殖培地 本実施例は、本発明の醗酵方法に有用な微生物増殖培地
を決定するための試験結果を報するものである。本実施
て用いる方法では第1表に示すように各種微生物増殖培
地及び生産培地として前記の培地/I62を使用する。
培地/I62は植物蛋白加水分解物又は非被プシン件の
牛乳蛋白加水分解を含まず、本発明の改善された水性栄
養培地ではない。
本実施例で用いる方法の操作は以下の通りである。
試験すべき培地を各25rnl含むフラスコに、培地Δ
61斜面にて30℃18時間成長させた培養物をループ
一杯接種した。各フラスコの細胞成長を測定し、培地リ
ットル当りの乾燥細胞重量として第1表に記した。第1
表の第−欄に示すように、培養物はトリブーソイブロス
、マイクロ イノキュラム ブロスCMicro In
oculwm Broth)及び培地/162中で良好
に増殖した。次に生産培地として培地A6225m1%
−含むフラスコに、試験する各微生物増殖培地の懸濁物
2wLlを接種した。第1表−に示すように、トリブー
ソイ ブロス及びマイクロ イノキュラム ブロスから
得た培養物接種のフラスコのものが、生産培地中の増殖
が良好であり酵素生産が優れていた。培地涜2の培養物
接種のフラスコのものは細胞増殖は良好であったが、酵
素生産の水準は高くなかった。サブラウド デキストラ
ーゼ ブロス(Sabowraud Dextrose
Broth)及びニュートリエンス ブロス(Nutr
i−erbt Broth)で接種したフラスコのもの
の結果は悪かった。サブラウドデキストラーゼ ブロス
は細胞増殖が不良で酵素生産はほとんどなく、ニュート
リエンドブロスでは若干酵素は生産はれたが細胞増殖が
不良であった。
第 1 実施例2゜ 炭素源の効果 小規模酵素生産用の前記操作2を用い、操作2の生産培
地として使用する水性栄養培地用として最適の炭素源を
きめるため、酸、アルコール及び糖質を含む数種の化合
物の試験を行った。本実施例にて試験した各水性栄養培
地は、炭素源を以下の第り表で示す特定化合物に置き換
えた以外は前記培地、462と同一であった。これらの
水性栄誉培地は植物蛋白加水分解物又は非ペプンン性カ
ゼイン蛋白加水分解物を含有せず、本発明の改善された
水性栄誉培地ではない。゛各炭素源の最適濃度を決定す
るため、第■表に示す夫々の炭素源に関し一連の水性培
地の試験を行った。最適濃度は、最高のクレアチニンイ
ミノヒドロラーゼ活性を与える濃度とした。試験する各
炭素源の一連の培地を、炭素源として1.0重量%のフ
マル酸を含有する対照培地と比較した。即ち第■表にて
試験した各炭素源の乾燥細胞重量及びクレアチニンイミ
ノヒドロラーゼ活性を、対照フマル酸に対する相p百μ
率として測定した。第■表に示すように、グリセリン、
スクロース、酢酸及びグリシンは培養物増殖を支援せぬ
が、或いは検出可能量の酵素を生産しなかった。アスパ
ラギン酸及びグルタミン酸の場合、培養物の増殖は良好
であったが、酵素合成は制限された。前記炭素源とは対
照的に、炭素源としてグルコース又は間接アミノ酸前駆
物質例えば乳酸、リンゴ酸、クエン酸、又はコハク酸を
用いた培地では、微生物増殖及び酵素生産は許容可能水
準であった。第■表に更に示すように、面接アミノ酸前
駆物質であるピルビン酸は、微生物の増殖は幾分低かっ
たが、酵素生産を良好に支援した。第■表で用いた直接
アミノ酸前駆物負で且つ対照物質であるフマル酸に於て
も酵素生理並びに微生物増殖は良好であった。α−ケト
グルタル酸は微生物の増殖も良好であり且つ対照物質の
2倍以上の酵素を生産し、最高の結果をもたらした。
これらの結果は、グルコース及び間接アミノ酸前駆物質
が炭素源として有用であること、一方フマル酸、α−ケ
トグルタル酸及びピルビン酸等の直接アミノ酸m1駆物
質は更に良好な炭素源であり、とくにα−ケトグルタル
酸は例外的な結果を与えることを示している。
第■表 炭素源の効果 フマル酸a 1.0 100 100 グルコ=ス 1.0 72 51 グリセリン Q、5 18 マ スクロース 0.5 16 − 西′1酸 Q、l 16 − 乳酸 0.5 83 8 ピルビン酸 0.5 71 105 クエン酸 1.0 76 71 コハク酸 1.0 60 49 リンコゝを駿 1.0 74 100 α−ケトグルタル酸 1.0 104 205アスパラ
ギ/酸 1.0 96 − グルタミン酸 1.0 117 − ブラニン 1.0 64 35 グリシン 0.5 7 − 一:クレアチニンイミノヒドロラーゼ検定の検定限界の
20単位/リットル未満 α:対照物質としてフマル酸(1,ON)を使用実施例
a フマル酸とクレアチニンの効果 小規模酵素生産用前記操作2を用し・た生産培地である
水性栄養培地中で、フマル酸(炭素源)とクレアチニン
(窒素源)の濃度試験を行った。これらの水性栄養培地
は植物蛋白加水分解物又は非ペプシン性牛乳カゼイン加
水分解物を含有しておらず、本発明の改良された水性栄
養培地ではな℃・。
フマル酸とクレアチニンの濃度を下記箱■表記載のごと
く同時に変え、それ以外は前記培地腐2と同一の水性培
地を用いて試験をした。第111表は炭素源としてのフ
マル酸の最適濃度が1.5%であり、クレアチニンの最
適濃度が帆5%であることを示している。試験した他の
組合せはすべて細胞増殖、酵素収量共に低かった。
第111表 フマル酸とクレアチニンの効果 1.0 3.41 160 a:クレアチニンイミノヒドロラーゼ検定の検出限界の
10単位/リットル未満 実施例4゜ 追加窒素源の効果 前記実施例2及び3の各々に於て、操作2の小規模酵素
生産方法の生産培地で使用した窒素源(まクレアチニン
のみであった。本実施例に於ては、植物蛋白分解物の)
・イーソイ(Hy−8oy、米国ニューシャーシm−ユ
ニオンのシェフイールドケミカル(Scheffiel
d Chemical )社製の大豆蛋白加水分解物の
商品名)及び非ペプシン性牛乳蛋白加水分解物のトリブ
チカーゼペプトン(Trypt♂c−ase■Pept
one 、米国MD−3ツケイスビルのビオケスト(B
ioquest ; BEL )社製のトリプシン性カ
ゼイン加水分解物)を生産培地に追加使用し、操作2記
載の小規模酵素生産方法で評価した。追加窒素源の効果
は下記用■表記載の濃度水準にて測定した。これらの水
性栄養培地は本発明の改善された水性栄養培地である。
生産培地の残りの成分は培地/162と同一であった。
第1V表に示すように、ハイーソイの場合、濃度水準約
0.5重量%にて最良の結果が得られ、トリブチカーゼ
ペプトンの場合濃度水準0.1重量光にて最良の結果が
得られた。ハイソイ及びトリブチカーゼペプトンを夫々
0.5及び0.1重量S以上の水準で使用することは可
能であるが、これらの高水準では酵素の生産抑制が始っ
た。
第1V表 追加窒素源の効果 ;1111a −100100 ハイ−ソイ 0.1 114 104 0.5 108 120 1.0 128 −75 0.5 106 59 1.0 102 35 a 対照物−培地/162にて成育させた培養物実施例
& 炭素源組合わせの効果 本実施例では、グルコースとアミノ酸前駆物質の双方か
ら構成される組合わせ炭素源の微生物成長及び酵ズ生産
に及ぼす効果を測定検討した。本実施例の試験は、操作
2の小規模酵素生産方法及び操作30大規模酵素生産方
法の双方を用いて行なった。以下の第7表に示した濃度
のグルコースを添加した以外は各ケース共その最終生産
培養液の組成は培地/I62と同一であった。第v表の
結果の示すところ、グルコースを添加したグルコースと
アミノ酸前駆物質の組合せ炭素源に於ては、微生物の増
殖は僅かにすぎなかったが酵素生産増加は顕著であった
第7表 組合わせ炭素源の効果−グルコース 0.0a/162 3.29 101 1001、OA
2 3.31 136 1350.0cLA3 3.6
1 538 1001、OA3 3.92 720 1
34α:対照物−培地7g62で成育した培養物実施例
G 大規模酵素生産に於ける培地変性の結果本実施例では実
施例2−5記載生産培地の変性の組合せ効果を、操作3
記載の大規模酵素生産方法を用いて検討した。対照生産
培地は培地/162であった。本実施例の残りの試験で
は第■表記載のように培地/162の変性を行った。実
施例2−5にて議論しなかった第V1表の変性は、培地
廓2のKOHをHa(jHで置換したことのみであった
。そうすると酵素生産が改善可能なことが判明したので
行ったのである。第■表中培地B、C及びDはすべて本
発明で使用する型の改善された水性栄養培地であり、対
照培地Aと比較して酵素活性水準の改善が顕著であり、
一方対照培地Aは前記培地/f62と同一であった。特
に追加窒素源並びに組合わせ炭素源を含有する培地C及
びDの酵素生産の増加は顕著であった。本実施例の大規
模生産方法を行っている間、150 リットル醗酵器中
の醗酵過程の動力学を培地E、C及びDの各々について
観察した。培地Bでは微生物の増殖はほとんど即刻開始
して指数的に増加し、約10時間で一定値38i/11
に達した。培地Bの酵素生産は4時間遅れで始寸り、増
殖度とほぼ平行して指数的に増加し、約10時間抜最大
酵素生産水準に達した。
培地Cの微生物増殖は最初の3時間指数的に増加し、約
10時間で一定値4 g/13に達した。培地Cの酵素
生産は醗酵開始後約4.5時間で始まり、増殖に平行し
て大よそ指数的に増加した。培地Cの最大酵素生産水準
は約11−13時間で得られ、その後は活性が低下し始
めた。培地りの微生物増殖は最初の4時間指数的に増加
し、その後約4g/lで一定になった。培地りの酵素生
産は約5時間後に始まり、これも成長と平行して大よそ
指数的に増加し、約11−13時間後に最大酵素生産水
準に達した。
第V1表 大規模酵素生産に及ぼす培地変性の効果A u、l1L
a 295 100 1.0% タル酸 α:対照物−培地A6.2にて増殖させた培養物実施例
7 本発明の水性栄養培地にて成育した好気性土壌微生物が
クレアチニンヒドロラーゼ酵素の収量を増加させること
を示すため、二種の好気性クレアチニンイミノヒドロラ
ーゼ生産微生物、即ちブレビバクテリウム シバリカタ
ム(Brevibacte−rium divaric
atum) ATCC14020(米国特許第4,08
7,329号及び同第4,134,793号参照)とウ
レアーゼを含有せぬクレアチニンイミノヒドロラーゼを
生産する微生物ATCC31546(操作1に前記)を
二種の水性栄養培地で増殖させた。特に、これら二種の
微生物の各々を、米国特許第4,087,329号実施
例1記載(本明細書の第■表に記載)組成の対照培地の
同量中にて増殖させた。これらの培養の操作は米国特許
第4,087,329号実施例6記載の操作(本明細書
第■表に記載)と同一であった。その後二種の各微生物
細胞を冷凍遠心分離器にて1500Xp15分間遠心し
て収得した。50rnl醗酵肉汁から得た細胞ペレット
をpH7,5の0.1MIJン酸カリウム緩衝液LOm
l中に再懸濁させ、微生物細胞内で生産された酵素を抽
出するため該懸濁物を5分間音波処理した。冷凍遠心分
離器にて27000xgt5分間遠心して細胞デブリス
を除去した。次に、二種の微生物の夫々から得られた未
精製酵素含有の組上澄液を、操作5記載のごとく検定し
てクレアチニンイミノヒドロラーゼ活性を測定し、各微
生物に於けるクレアチニンイミノヒドロラーゼの収量を
定置的に評価した。そのあと前記微生物の各々について
前記の操作を繰り返した。但しこのときの各微生物の増
殖は実施例6の培地りと同一組成の本発明の改良された
水性栄養培地の同一量中にて行なった。培地りにて増殖
させた二種の微生物から得られたクレアチニンイミノヒ
ドロラーゼ収量即ちクレアチニンイミノヒドロラーゼ活
性を、前記と同一の方法にて定量した。結果を下記第7
表に示す。第7表に示すように、各二種の微生物により
生産されたクレアチニンイミノヒドロラーゼの収量は、
本発明の改良された栄養培地中にて微生物を増殖させる
ことにより、著るしく増加したのである。
第■表 対照培地 リットル当り グルコース 20.0 g タレアチニン塩酸塩 5.0g K2HPO41,0、@ MQSO,・7H200,5i KC10,5g 酵母抽出物 1.09 pHを7.5に調節して蒸留水にて1リツトルにした。
第1表 培養条件 条件 内 容 温度 30℃ 撹拌速度 200 rpm 時間 24時間 第7表 クレアチニンイミノヒドロラーゼの収量ATCC140
20第v1表の対照培地 100ATCC14020実
施例6の培地D 358ATCC31546第■1表の
対照培地 100.47’CC31546実施例6の培
地D 300纂 第1表の対照培地にて増殖させた各微
生物から得られたクレアチニンイミノヒドロラーゼ活性
水準の絶対値を100とした。次に実施例6の培地りに
て増殖させた各微生物から得られた未精製上澄液のクレ
アチニンイミノヒドロラーゼ活性水準を、第■表対照培
地に対する相対6分率として第7表に表わした。
特許出願人 イーストマン・コダック・カンパニー(外
2名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 栄養培地が7)II 5.0乃至10.0の範囲にあり
    、ル グルコース及び/又はアミノ基非含有の有機酸で
    あるアミノ酸前駆物質を含有する炭素源、B、1)クレ
    アチニン及び 2)植物蛋白加水分解物及び/又は非ペプトン性乳蛋白
    加水分解物、 を含有する窒素源、 C0微量栄養分;及び り、緩衝剤、 を含有することを特徴とする、好気条件下にてクレアチ
    ニンイミノヒドロラーゼを生産する好気性土壌微生物を
    成育するための水性栄養培地。
JP60034259A 1979-11-05 1985-02-22 微生物増殖用栄養培地 Granted JPS60214881A (ja)

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JPS5675096A (en) 1981-06-20
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