JPS6021422B2 - テ−プカセツトアダプタ - Google Patents

テ−プカセツトアダプタ

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JPS6021422B2
JPS6021422B2 JP9784979A JP9784979A JPS6021422B2 JP S6021422 B2 JPS6021422 B2 JP S6021422B2 JP 9784979 A JP9784979 A JP 9784979A JP 9784979 A JP9784979 A JP 9784979A JP S6021422 B2 JPS6021422 B2 JP S6021422B2
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JP
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tape
tape cassette
reel
reels
cassette adapter
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JP9784979A
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成人 芝池
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS6021422B2 publication Critical patent/JPS6021422B2/ja
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【発明の詳細な説明】 本発明は主にVTR用のテープカセットを装着するテー
プカセットアダプタに関するものである。
VTRにおいては長時間記録と小型軽量化という相客れ
難い二つの方向が望まれているが、この二点を同時に満
足する手段の一つとして、巻敬・供尊溝両リールの鞠問
距離が等しい複数の大小テープカセットを利用し、その
4・さし、テープカセットにおいて両リールとテープ最
前面との距離を拡大することによって、長時間記録再生
可能なVTR本体に本来の長時間用大型テープカセット
だけでなく小型軽量なるテープカセットも装着可能にし
、VTRの多様化を図ることが考えられる。
そこで本発明は、前記の小型テープカセットを長時間用
のVTRにて使用する際に利用され、該テープカセット
を装着して両リールとテープ最前面との距離を拡大せし
め、本釆の大型テープカセットを装着する際と全く同機
にして使用できる状態にし、さらに該4・型テープカセ
ットを本来の大きさに戻す際には、上記距離縮小分のテ
ープのたるみをリールに巻き取らしめることによって、
小型としての使用にも支障のない状態に復元することを
可能とするテープカセットアダプタを提供するものであ
り、以下その一実施例を図面に基づいて説明する。まず
本発明にかかるテープカセットアダブタに装着して使用
すべきテープカセットについて説明する。
第1図はその概略を示す外観斜視図であり、テープカセ
ットの錘体は、本体上部1と本体下部2とから成る本体
と、テープTを引き出す為前面が開放され、前記本体上
部1および本体下部2との間で摺敷するべきガイド部4
a,4bを有する前部3と、前記前面を覆うべく前記前
部3に支持され、閉方向(図の矢印A方向)に弾性偏俺
された前面蓋5とから成っている。図では前面蓋5が最
大限開いた状態を示しており、関口部が存在する為テー
プTが麓呈している。テープTは後述する巻取りール6
及び供聯合リール7に巻回されるものであるが、該両リ
ール6,7は本体上部1と本体下部2との中に収納され
ている。70bは前部3の左右両側の対称的位置に設け
られた凹部であり、前部3を前に引き出した際後述する
沼勤板97の爪部98bと係合し、前部3を元に戻す際
に前記摺動板97を供に移動せしめるものである(凹部
70aは前記凹部70bと対称位置にあるが第1図には
図示されていない)。また、71bは後述のテープカセ
ットアダプタに装着した際に、後述の押えピン90bに
よって押圧され、その中心位置が押えピン90bより少
許上にあるため、常に下方に力を受けることになる円錐
形凹部であり、左右対称位置に同じ凹部71aがあるが
図示されていない。第2図は隆体内部の詳細を示す為本
体上部1を取り去り、前部3を少許引き出した状態を示
している。
第2図において8a,8bは本体下部2に設けられて前
部3のガイド部4a,4bを案内するガイド溝である。
同様な溝が本体上部1にも設けられているがここでは図
示されていない。9aはテープカセットを所定の位置に
装着する際、外部部材と鉄合して位置決めと成す位置決
め穴、9bは位置決め穴9aと同様の前記位置決め穴で
あり、この位置決め穴9bには、本体上部1及び本体下
部2と、前部3とのロック解除及び離脱防止機能を有す
る破線で表わされた矩形状の部分と円柱状の部分より成
るロックピン10が緩挿される(この機能については詳
しく後述する)。
11a,libはテープガイドとなる本体下部2に槌設
され本体上部1で位置決めされたガイドピン、12はV
TR本体のローディング用テープ引き出しポストの挿入
されるべき関口部である。本体上部Iにはこの部分に夫
板が設けられている。13〜15は本体上部1と本体下
部2とを固着する為の螺孔であり、本体上部1に設けら
れた穴を貫通するネジを用いて本体上部1と本体下部2
とを固着する。
図で斜線を施した16〜22は本体上部1との当俵面で
あり、これら当後面16〜22はすべて同−平面上に位
直している。この当俵面17〜19及び21,22は巻
取りール6及び供給リール7の位直を規制し、当俵面1
6,17でガイド溝8aを、また当援面20,19でガ
イド簿8bをそれぞれ形成し、当接面17,21でテ−
プ引出口23aを、当後面19,21で同じくテープ引
出口23bをそれぞれ形成するものである。テープTは
一点鎖線で示されるように、供聯合リール7からガイド
ピン11aを通過し、前部3内のテープガイド軸24a
,24btさらにガイドビン11bを経由して巻取りー
ル6に巻き取られる。前記テープガイド軸24a,24
bについては詳しく後述する。巻取りール6及び供給リ
ール7は供に同じ構造をしており、本体上部1に付着さ
れた二点鎖線で示す板状弾性部材25によって本体下部
2に押圧されている。26a,26bはテープカセット
をVTR本体に装着した際VTR本体のリール台及びリ
ール駆動軸と鮫合する競合部、27a,27bは上フラ
ンジ、28a,28bは下フランジ、そして29a,2
9bは下フランジ外周部に設けられた凹凸歯である。
この凸凹歯29a,29bはリールロック30a,30
bと係合して、巻取りール6が時計廻りに、また供給リ
ール7が反時計廻りに回転するのを阻止し、テープTの
たるみを防ぐ。なおロック解除にあたっては、テープカ
セットをVTR本体もしくはテープカセットアダブタに
装着することによって、VTR本体もしくはテープカセ
ットアグプタに設けられたロック解除部材が破線で示さ
れた穴31内に下方から挿入される。前記ロック解除部
材は本体下部2の底面に設けられた突出部32a,32
bにより軸支されたレバー33を上方に押し上げ、議し
バー33の、押し上げられる部分と直角方向(図では上
方)に伸びた部分が回敷してリールロック30a,30
bとともに図において左方へと押圧する。そのためリー
ルロック30a,30bは夫々軸34a,34bを支点
として、ピン35a,35bとの間に擦りコイルバネ3
6a,36bを介しながら、リールロック30aは時計
方向に、またリールロック30bは反時計方向にそれぞ
れ回敷し、前記両リール6,7のロックが解除され自由
に回転し得る状態になる。テープカセットをVTR本体
もしくはテープカセットアダプタから離脱せしめると、
前記ロック解除部材が穴31外に抜け出し、上記撲りコ
イルバネ36a,36bの復元力によってリールロック
30aは反時計廻りに、またリールロック30bは時計
廻りにそれぞれ回動してリール6,7の凹凸歯29a,
29bと係合し再びロックされるものである。第2図に
は図示されていないが、両リール6,7には、第3図に
示すように、下フランジ28a,28bの下に突出歯車
T2a,72bが設けられている(図は巻取りール6を
示す)。
該突出歯車72a,72bは後述するテープカセットア
ダブタのラック板AI29a及びラック板B129bの
歯車130a.130bとそれぞれ係合し、ラック板A
I29aおよびラック板B129bの動きにともなって
巻取りール6を第2図において反時計廻りに、また供給
リール7を時計廻りにそれぞれ回転させ、テープTを巻
きとる作用を為すものである。この突出歯車72a,7
2bは、前記板状弾性部材25によって両リール6,7
が本体下部に押圧されているため、VTR本体のリール
台及びリール駆動髄が挿入されるべき穴から蓮体外へ少
許突出している。しかしVTR本体に装着する際は、下
方より前記リール台によって押圧され少許上方へ移動し
て蟹体内に収納されるものであり、装着時に支障はない
。第4図によって前部3及び前面蓋5の形状、構成につ
いて説明する。
前部3は前述の如く、テープTを引き出す為に前面が開
放され、又下面も関口部が設けられている。左右にはガ
イド部4a,4bがあり、少くとも該ガイド部4a,4
bの一方には前記ロックピン10と係合するL字形穴3
7が設けられている。このガイド部4a,4bと前記本
体上部1及び本体下部2に設けられたガイド溝8a,8
b間での摺動において、本テープカセットの特徴である
テープ最前面と両リール6,7との距離の変更を可能な
らしめ、ガイド部4a,4bとガイド溝8a,8bとの
鉄合状態によって摺動方向以外の偏移を抑えるものであ
る。ガイドを保持する上部38には前面蓋5の開閉時に
おける逃げとして39の如き頃斜面、そしてテープガイ
ド軸24a,24bを接着保持する穴40a,40bが
設けられており、−前記テープガイド鼠24a,24b
は夫々穴40a,40bから挿入されテープガイドポス
ト41a’41bら回敷自在に保持し、位鷹決め穴42
a,42bに到る。この位置決め穴42a,42bは、
上部38より連続し内側に張り出した底部43a,43
bに設けられている。第5図A,Bによってその構成を
詳しく説明する。
第5図Aにおいてテープガイド軸24aは頭部44と胴
部45とから成り、穴40aも前記頭部44に蓬大部4
6が、また前記腕部45に径小部47が鼓合するように
二段になっている。テープガィド軸24aを第5図Aに
示す位置より穴40aに挿入し、テープガイドポスト4
1aを回動自在に保持する為、このテープガイドポスト
41aの穴46を貫通させ、さらにテープガイド軸24
aの下総部を位置決め穴42aに挿入すると、前記頭部
44の下面が穴40aの径大部46の底肇面49に当綾
した状態で止まる。この底壁面49に接着剤を塗布する
ことによってテ−プガィド軸24aを穴40aに接着保
持する。その状態を示したのが第5図Bであり、この構
成は前記テーブガィド軸24b、穴40b、位置決め穴
42b、テープガイドポスト41bにおいても全く同様
である。再び第4図において、前部3のガイド部4bと
同平面である両5川ま前記前面蓋5との摺動面であり、
該面50より少許凹んだ平面51には螺孔52がある。
面50上を摺動する前蓋5の左突出部53bには、前面
蓋5を回動自在とするカラー54に鉄合する穴55があ
り、ネジ56は前記カラー54を介し、前面蓋5の左突
出部53bの穴55を貫通し、前記螺孔52に螺按され
る。上記面5cより少許突出した面73は本体上部1、
本体下部2並びに前面蓋5の左右外形面と同平面であり
、その右下隅には凹部70bが設けられている。該凹部
70bは、本テープカセットをテープカセットアダプタ
に装着して前部3を引き出した際、テープカセットアダ
プタの摺動板97の爪部98bと係合し、前部3を元に
戻すことによって摺敷板97を前部3と同方向に移動せ
しめるものである。この凹部70bは前部3の下面まで
連続する為、本テープカセットをテープカセットアダプ
タより離脱せしめる際には本テープカセットを上方に移
動させることによって、前記爪部98bは凹部70b内
を下方に移動し、離間する(凹部70bと左右において
対称位置にある凹部70aについても上記と同様である
がここでは図示されていない)。次に前面蓋5の右突出
部53aの詳細を第6図によって説明すると、右突出部
53aには内側に突き出た鞠状突起57があり、さらに
小突起58が鞠状突起57の先端から少許のところに下
向きに突出している。
操りコイルバネ59の一端部60はカギ状に形成されて
おり、この一端部60が前記軸状突起57の先端近くに
設けられた小突起58に係合する状態で軸状突起57に
綾鼓される。そしてこの軸状突起57の先端部分が前部
3に設けられた穴62に鉄合することにより、前面蓋5
は前部3に回動自在に保持される。この時、前記操りコ
イルバネ59の池端部61が前部3の外側の張出部63
によって下方向へ偏橋される。すなわち前面蓋5は常に
閉方向に弾性的に付勢されるものである。第4図におい
て、前面蓋5の左側にある凹部64は前面蓋5開閉用の
VTR本体側部材と前面蓋5との係合部であり、前部3
における該当箇所には適当な逃げ部65を設けている。
前述の、位置決め穴9bに緩挿され本体上部1及び本体
下部2と前部3とのロック及び離脱防止を目的とするロ
ックピン10、そして前部3のガイド部4bに設けられ
たL字形穴37の機能について第7図および第8図によ
って説明する。
第7図はロックピン10の形状を実線で表わし、一点鎖
線で表わされたL字形穴37との係合状況を示す(図は
ロックされた状態である)。ロックピソ10は矩形部7
4と円柱部75より成り、矩形部74の一部がL字形穴
37に係合している。又円柱部75は上記位置決め穴9
bに緩欲され上下方向に沼勤可能であり、弾性部部材6
8により下方向に付勢されている。本体上部1には矩形
部74及び弾性部材68を収納し、且つ矩形部74が上
下方向に摺動可能である矩形凹部69が設けられている
。又L字形穴37は下方向に幅広になった固定部66及
び摺動部67より成るものである。第8図Aは第7図と
同様に。ック状態を示し、68が前記弾性部材(以下バ
ネと称す)、69が本体上部1に設けられた矩形凹部で
ある。図のように本テープカセットをVTR本体もしく
はテープカセットアダプタに装着する前は、ロックピン
10はバネ68によって下方向に押圧され、ロックピン
10の矩形部74の一部がL字形穴37の固定部66に
鉄合し、前部3のガイド部4bをロックする。この時固
定部66の下面は本体下部2の前記当接面19と同じ高
さであり、ロックピン10の矩形部74の下面は全面で
バネ68の押圧力を受けている。本テープカセットをV
TR本体もしくはテープカセットアダプタに装着すると
、すなわち図に矢印B方向にテープカセットを移動させ
ることによって、第8図BのようにVTR本体もしくは
テープカセットアダプタに設けられた位魔決め都村Pが
前記位置決め穴9bに挿入される。位贋決め都村Pはロ
ックピン10をテープカセット内において上方に押し上
げ、ロックピン10の矩形部74が前記L字形教六・3
7の固定部66から摺動部67へと移動し、ガイド部4
bのロックが解除される。この状態で前部3はL字形穴
37の摺動部67にロックピン10の矩形部74を介し
ながら図において左右方向に摺動可能であり、そのスト
ロークSは沼動部67の大きさによって決定される。引
き出した前部3を元にもどしテープカセットをVTR本
体もしくはテープカセットアダプタより離脱せしめると
、再びバネ68の押圧力によりロックピン10‘ま下方
向へ移動しその矩形部74がL字形穴37の固定部66
に鉄合してロックされる。なお本テープカセットを前部
3を引き出さずに使用できる場合は、VTR本体の位贋
決め部村Pの高さを低くしておけばよい。以上の構成を
有することにより、本発明にかかるテープカセットアダ
プタに装着する上記テープカセットは、巻取・供給両リ
ール6,7を収納する本体上部1および本体下部2と、
テープ引き出し口を有する前部3及びそれを覆う前面蓋
5とを、ガイド溝8a,8bを案内として左右・上下方
向に偏移することなく前後にのみ摺敷分離することが可
能であり、両リール6,7の軸とテープTの最前面との
距離を変えることができるものである。
それによって小型軽量化をを目指した上記テープカセッ
トは、両リ−ル6,7の軸間距離が等しい大型テープカ
セットとの互換性を持っていることになる。さらにVT
R本体もしくはテープカセットアダプタに装着すること
によって初めてロックが解除されて分離が可能となり、
且つ各部の離脱をも防ぐ機能を内蔵している為取り扱い
上もきわめて安全である。その上騰造も非常に簡素であ
るから生産性が良く工業的価値が大であり、強度も十分
に余裕を見ることができる。次に本発明にかかるテープ
カセットアダプタの一実施例を説明する。
第9図はテープカセットアダプタ80及び該テープカセ
ットアダプタ80に装着される上記穣成のテープカセッ
トの外観斜視図である。テープカセットアダプタ8川ま
、上記テープカセットを装着するカセット受部81を有
し、その長手方向の大きさは上記テープカセットの長手
方向に等しく、それと垂直なる方向については上記テー
プカセットを前述の如く前後に引き伸ばして使用する際
の大きさに等しい。また外形としては、テープカセット
アダプタ80を装着するVTR本体に本来装着されるべ
き大型テープカセットと同形同大である(細部にあたっ
ては異なる点もあり、それについては後述する)。前記
カット受部81はコの字型をした枠体82及びテープカ
セットの底面を支える支持板83から成り、底板84を
以てテープカセットアダブタ80の底面となす。第10
図はテープカセットアダプタ30を構成する各部品の分
解斜視図を示す。
82は前記枠体でありコの字型をしている。
図のように中空であり、又下面もないが以下説明の箇所
においてのみ中実である。85〜88は本テープカセッ
トとして組み立てる為の螺孔を示す。
該螺孔85〜88は枠体82の下面四隅より上方を向い
て螺設されている。89a,89bは上記テープカセッ
ト装着時に、テープカセット左右両面に設けられた円錐
形凹部71a,71bに鉄合し、該円錐形凹部71a,
71bの中心より少許下を押圧するため常に下方に力が
加わるように為された押えピン90a,90bの綾挿さ
れる穴である。
該穴89a,89bには、前記押えピン90a,90b
をカセット受部81方向に押圧するバネ91a,91b
が穣挿され、さらに外形面側から止めネジ92a.92
bが螺鼓される。前記押えピン90a,90bは図に示
すごとく平たい頭部93a,93bを有しており、前記
穴89a,89bの径大部と経4・部との境界の環状面
94a,94bに当俵し、カセット受部81方向への規
制を受ける。前記押えビン90a,90bは前詑止めね
じ92a,92bによって外形面方向に規制された前記
バネ91a,91bの復元力によって常にある力をもっ
て前記環状面94a,94bに当接しており、その先端
は上記テープカセットの円錐形凹部71a,71bの深
さよりわずかに突出している。すなわちテープカセット
の装着により前記押えピン90a,90bは少許外形面
方向へ移動し、前記バネ91a,91bが偏碕され、テ
ープカセットを押圧するものである。95a,95bは
、テープカセットの厚みに等しい枠体82の先端部であ
り、他の部分よりも厚みが薄くなっている。
この先端部95a,95bは、テープカセットの前部3
を引き出したり戻したりする際、あるいはテープカセッ
トの装着、離脱の際に、利用者が操作しやすい様に、厚
みがテープカセットのほぼ半分となっている。96a,
96bはカセット受部81の左右前部に設けられた溝で
ある(96bは図示しない)。
該溝96a,96bには摺動板97の爪部98a,98
bが係合し、この摺動板97は総96a,96bを案内
として前後に摺動する。前記螺孔85〜88、および押
えピン90a,90bの挿入される穴89a,89bの
各部分は図に示す如く中実なる部分である。その他の各
部は全て中空であることが該枠体82の特徴である。支
持板83はカセット受部81の下面を為すもので、テ‐
‐プカセット装着時に、テープカセットを下面より支持
する薄い板である。
大きさは底板84と全く等しく、外形も同じである。9
9a,99bは上記テープカセットの両リール6,7に
設けられた突出歯車72a,72bが挿入され、VTR
本体に装着した際にはVTR本体のリール台及びリール
駆動軸が挿入される為の逃げ穴である。
100はVTR装着時に本来の大型テープカセットのリ
ールロック解除ピンが挿入される逃げ穴であり、前記リ
ールロック解除ピンはテープカセットアダプタ8川こ対
しては何ら意味を持たない。
147はVTR本体のローデイング用テープ引き出し用
ポストが挿入される凹部である。
101〜103は支持板83に槌設されたピンであり、
101はテープカセットの本体下部2に設けられた位置
決め穴9aに挿入される位置決め用のピン、102は同
じく位置決め穴9bに挿入されて位置決めとなり、且つ
上記テープカセット内のロックビン10を上方に押し上
げてテープカセットの分離防止を解除する働きを有する
ピンである。
又103は前記本体下部2に設けられた穴31に挿入さ
れ、前記レバー33を上方に押し上げてリールロック3
0a,30bを解除するりールロック解除用のピンであ
る。104〜107は前記枠体82に設けられた螺孔8
5〜88と対応する位置にある穴である。
108a,108bはガイド簿、109a,109bは
逃げ溝である。
109a,109bのL字形になった太い部分には本来
の大型カセット及び上記テープカセットの位置決めとな
るVTR本体側の位置決めピンが挿入されるものである
110a,110bは切り起し部であり、穴111a.
111bがそれぞれ穿設されている。
84は底板で、112は前記支持板83との当援面であ
り、突出部113〜115も同様に支持板83に当接し
、夫々前記ピン101〜103に荷重がかかるのを下方
より支える役目をする。
148は摺動板97及びラック板AI29a、ラック板
B129bの摺動する凹部である。
116〜119は前記枠体82を支持板83を介して底
板84と固着する為の皿穴であり、この固着は皿ネジ1
20〜123を以て下方より為す。
124a,124bはVTR本体のリール台及びリール
駆動軸の挿入される逃げ穴、125は前記大型テープカ
セット用リールロック解除ピンの挿入される逃げ穴であ
り、149は支持板83の凹部147と同様に、VTR
本体のローディング用テープ引き出しポストが挿入され
る凹部である。
126a,126bは本テープカセット及び大型テープ
カセットの位置決めとなるピンが挿入される位置決め穴
である。
g7は摺動板であり、爪部98a,98bを持つ両側の
腕部127a,127bと、それらを結ぶ中央部128
とから成っている。
ラック板AI29aは歯部130aを、またラック板8
129bは歯部130bをそれぞれ有しており、摺動板
97、ラック板AI29a、ラック板B129b及び引
張バネ131〜134に関しては第11図および第12
図にて詳しく説明する。第11図は支持板83、底板8
4、摺動板97、ラック板AI29a、およびラック板
B129bの関係を説明するために、枠体82を取り去
り、さらに左半面は支持板83及び引張りバネ133,
134をも取り去った状態を示している。
主に図の左半分を用いて説明するが構成は全く左右対象
である。摺動板97及びラック板B129bは共に底板
84の当接面112以外の凹んだ部分148に図のよう
な状態で並直されていて、該凹部148を底板84と支
持板83とに上下を規制されて摺鰯可能であり、夫々底
板84の突出部114,115の逃げ部136b,13
6が設けられている(ラック板AI29aには逃げ部1
35aが設けられているが図示されていない。以下図示
なき部分は説明を省略する)。摺動板97の中央部12
8には、VTR本体のリール台及びリール駆動軸、並び
にテープカセットの突出歯車72bが挿入された際の逃
げ部137bが設けられている。左側の腕部127bは
ラック板B129bの上に乗っており、先端には前記枠
体82の溝96bを通ってカセット受部へ張り出した爪
部98bを有している。摺動板97は弾性部材により構
成され、腕部127a,127bは共に内側に弾性偏俺
されているものであり、前記枠体82の中空部にあるた
め、常に該枠体82の内面をカセット受部81方向に押
圧した状態になっており、同時に摺敷万向の規制を為し
ている。この腕部127bにはさらに2つの切り起こし
部138b,139bがあり、夫々に穴140b,14
1bが穿設されている。前記切り起こし部138b,1
39bより一段低い場所に穴のない切り起こし部142
bがある。ラック板Bにも切り起こし部143b,14
4b,145bがあり、この切り起こし部143b,1
44bは縦に並んでおり、前記支持板83のガイド溝1
08b内を摺動し、ラック板B129bの摺動方向を規
制する。もう一つの切り起こし部145bは前記切り起
こし部142bと当綾しており、穴146bが穿設され
ている。図の右半分に示すように、沼動板97の右側(
左側も同様)の腕部127aは、支持板83の前記逃げ
溝109aを通して支持板83上に出ており、各切り起
こし部138a,139a,I42aも同様である。前
記引張りバネ131は前記支持板83の切り起こし部1
10aの穴111aと摺敷坂97の右側の腕部127a
に設けられた切り起こし部138aの穴140aとで鶏
止されており、摺動板97を同様な引張バネ133とで
図の上方向に付勢している。前記引張バネ132はラッ
ク板AI29aの切り起こし部145aの穴146aと
前記右側の腕部127aの切り起こし部139aの穴1
41aとで係止され、摺動板97とラック板AI29a
とを弾性的に連結している(引張バネ134も同様であ
る)。第12図によってテープカセットをテープカセッ
トアダブタ80に装着して使用した際の動作を説明する
まずテープカセットを装着し、その前部3を前方へ引き
出すまでは常に第12図Aの状態である。すなわち引張
バネ131,133により摺動板97が前方に付勢され
逃げ部136が突出部115に当接して止つており、ラ
ック板AI29aおよびラック板B129bは前記切り
起こし部145a,145bと切り起こし部142a,
142bとの綾当によって摺動板97とともに前方にあ
り、その歯部130a,130bはテープカセットアダ
プタ80内に挿入されているテープカセットの突出歯車
72a,72bとは係合していない。前記前部3を前方
へ引き出すと摺動板97の爪部98a,98bがカセッ
ト受部81に突出している為、前記前部3により、前記
腕部127aは右に、また前記腕部127bは左にそれ
ぞれわん曲し、やがて前部3に設けられた凹部70a,
70bに係合して、第12図Aに示す状態に戻る。この
時摺動板97は前方に付勢されているため前記前部3を
も前方に付勢し、又前述の如くロックピン10の作用に
よって該前部3のストロークSが規制されているため結
果的にロックされた状態になり、テープカセットを分離
しても安定な状態で保持するものである。次に前記前部
3を元に戻す時は、前部3の凹部70a,70bに係合
して摺動板97が供に図において下方に移動する。
同時にラック板AI29a、およびラック板B129b
も引張バネ133,134により摺動板97と同方向に
移動し、第12図B‘こ示す如くその歯部130a.1
30bが、夫々前記突出歯車72a,72bに孫合し、
テープカセットのリール6,7をテープT巻取方向に回
転させ、テープTのたるみを巻き取る。しかしテープT
のたるみ分量より巻き取る量を多く詔贋十してあるため
、ラック板129a.129bの歯部130a,130
bと突出歯車72a,72bとが係合するまでにたるん
だ分量も含めて巻き取ってしまった後は、摺動板97の
移動量よりラック板129a,129bの移動量が少〈
なる必要が生じる。今、引張バネ132,134の弾性
により、摺動板97を移動させても、テープTのたるみ
分を巻き取るだけしかラック板129a,129bが移
動しない状態を示したのがC図である。すなわち、ラッ
ク板AI29aおよびラック板B129bによって両リ
ール6,7が互いに逆方向に回敷し、テープTのたるみ
が巻き取られてテープTの張力が所定の値に達すると、
このテープTの張力によりラック板AI29aおよびラ
ック板B129bは引張バネ132,134の弾性力に
抗して摺鰯板97と共に移動しなくなる。このようにし
てテープTに異常なテンションを与える事なく、テープ
Tのたるみ量のみを巻き取り、前記前部3を元に戻し終
って、テープカセットをテープカセットアダプタ30よ
り離脱せしめれば、前記爪部988a,98bが前部3
の凹部70a.70bより離間し、引張バネ131,こ
33の復元力により再び第12図Aの状態に戻るのであ
る。以上説明したように、本発明にかかるテープカセッ
トアダプ外こよれば、リール回動手段を設けたので、前
部を引き出した状態から元の状態に戻すだけで自動的に
テープのたるみをリールに巻き取らせることができる。
またロック解除手段を設けたので、テープカセットを装
着するだけでロックが解除され、前部を引き出すことが
可能となる。また構成が簡単であり、厚さも4・型テー
プカセットとほとんど変らず、互換性を持つ大型テープ
カセットについても無用な大型化を防ぐことができる。
また小型テープカセットに互換性を与えることができる
ので、VTRの多様化を推進し、大型長時間記録再生用
VTRと小型軽量のVTRとの活用範囲を相乗的に拡大
せしめる効果を有する。図面の価単な説明 図面は本発明の一実施例を示し、第1図はテープカセツ
トの外観を示す斜視図、第2図はテープカセットの内部
を示す平面図、第3図はリールを説明する縦断正面図、
第4図は前部及び前面蓋の詳細を示す斜視図、第5図A
,Bはテープガイド軸の取付状態を説明する断面図、第
6図は前面蓋の取付状態を説明する斜視図、第7図およ
び第8図A,Bはそれぞれロックピンとその動作状況を
示す斜視図および縦断面図、第9図はテープカセット及
びテープカセットアダプタの外観を示す斜視図、第10
図はテープカセットアダブタを分解した状態を示す斜視
図、第1 1図は摺敷板、ラック板および引張バネを示
す平面図、第12図は摺鰯板およびラック板の動作を説
明する平面図である。
1…・・・本体上部、2・・・・・・本体下部、3・・
・・・・前部、5・・…・前面蓋、6・・・・・・巻取
りール、7・・・・・・供給リール、10……ロックピ
ン、24a,24b……テープガイド鱗、37……L字
形穴、41a,41b……テープガイドポスト、97…
…摺鰯板、129a・・・・・・ラック板A、129b
・・・・・・フック板B、132,134……引張バネ
繁′図‐ 第3図 第4図 豹2図 繁タ図 翁ク図 第ア図 鰭ク図 繁デ図 9;/ク図 翁//図 繁′2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 テープが巻回された巻取リールと供給リールを収納
    する本体および前記テープを架張するガイド部材を有し
    かつ前記本体に案内されて前記ガイド部材により架張さ
    れたテープと前記両リールとの間の距離が変動する方向
    に移動可能な前部から成る筐体と、前記前部の移動を阻
    止するロツク手段とを有するテープカセツトを装着する
    テープカセツトアダプタであつて、前記ロツク手段を解
    除するロツク解除手段と、前記前部を前記距離が縮小す
    る方向に移動させた時に、この移動により生じるテープ
    のたるみをなくすべく前記両リール回動させるリール回
    動手段とを備えたことを特徴とするテープカセツトアダ
    プタ。 2 リール回動手段は、ガイド部材により架張されたテ
    ープと両リールとの間の距離を拡大せしめた状態で前部
    に係合しかつ前記距離を縮小する際には前記前部と共に
    移動する摺動板と、該摺動板に弾性部材を介して連結さ
    れかつ前記距離を縮小する際に前記両リールに係合して
    前記距離の縮小によるテープのたるみがなくなるように
    前記両リールを回動させるラツク板とから成り、テープ
    の張力が所定の値に達した後は前記摺動板と前記ラツク
    板とが前記弾性部材の弾性力に抗して相対移動し、テー
    プに一定以上の張力が加わらないように構成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のテープカ
    セツトアダプタ。 3 ロツク解除手段は、テープカセツトを装着する際の
    位置決めを行なう位置決め部材によつて構成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のテープカ
    セツトアダプタ。
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JPS6132282A (ja) * 1984-07-24 1986-02-14 Sony Corp テ−プカセツトシリ−ズ
JPH0221476A (ja) * 1989-05-30 1990-01-24 Victor Co Of Japan Ltd ビデオ・カセット用アダプタ
TW375735B (en) * 1995-09-28 1999-12-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Cassette adapter and magnetic record player

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