JPS60212420A - トリフェニルアミン構造を繰返し単位としてなる重合体 - Google Patents
トリフェニルアミン構造を繰返し単位としてなる重合体Info
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- JPS60212420A JPS60212420A JP59068986A JP6898684A JPS60212420A JP S60212420 A JPS60212420 A JP S60212420A JP 59068986 A JP59068986 A JP 59068986A JP 6898684 A JP6898684 A JP 6898684A JP S60212420 A JPS60212420 A JP S60212420A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の関連する技術分野
本発明は4 、4’ 、 4’ −トリフェニルアミン
構造単位を有する新規な重合体に関するものである。
構造単位を有する新規な重合体に関するものである。
発明の開示
本発明はトリフェニルアミンが電子受容体と安定な錯体
を形成することを確め、幾多の研究の結果得らねたもの
で、高分子導電性材料および電極材料として優ねた4
、 4’ 、 4’ −トリフェニルアミン構造の繰返
し単位を有する新規な重合体(ポリ(,4,4’、4’
−トリフェニルアミン])である0 で表わされる4 、 4’ 、 4’ −)リフェニル
アミンm造を繰返し単位として有する高分子化合物であ
る。
を形成することを確め、幾多の研究の結果得らねたもの
で、高分子導電性材料および電極材料として優ねた4
、 4’ 、 4’ −トリフェニルアミン構造の繰返
し単位を有する新規な重合体(ポリ(,4,4’、4’
−トリフェニルアミン])である0 で表わされる4 、 4’ 、 4’ −)リフェニル
アミンm造を繰返し単位として有する高分子化合物であ
る。
上記構造単位を有する本発明の重合体は従来知られてい
ない新規な高分子化合物であり、こねは次に示す化学反
応式によって作ることができる:2K + Mg0l、
→Kg + 51 KO/ (1)(式中、X−ハpゲ
ン原子) ポリ(4,4’、4’−)リフユgvγミン】上記反応
式(11は活性なマグネシウムの作り方として一般に知
られている反応であり、上記反応式(2)および(8)
はグリニャル試験を中間状部とした重合反応により行う
ことができる(山本氏はか[Bull、 Ohem、
800. Japan J 51 、2091+197
81、および特公昭5B−46268号公報)。これら
の反応はハロゲンの置換位置において結合を生ずる重合
反応として知られている。
ない新規な高分子化合物であり、こねは次に示す化学反
応式によって作ることができる:2K + Mg0l、
→Kg + 51 KO/ (1)(式中、X−ハpゲ
ン原子) ポリ(4,4’、4’−)リフユgvγミン】上記反応
式(11は活性なマグネシウムの作り方として一般に知
られている反応であり、上記反応式(2)および(8)
はグリニャル試験を中間状部とした重合反応により行う
ことができる(山本氏はか[Bull、 Ohem、
800. Japan J 51 、2091+197
81、および特公昭5B−46268号公報)。これら
の反応はハロゲンの置換位置において結合を生ずる重合
反応として知られている。
なお、上記反応式(2)の右辺は一方のみがグリニャル
試薬となった中間状態を記述したが、マグネシウムとの
当量が保たわていれは他の中間状態にすることができる
。
試薬となった中間状態を記述したが、マグネシウムとの
当量が保たわていれは他の中間状態にすることができる
。
本発明の新規な重合体を得るのに用いる単量体としては
、例えば4 、4’ 、 4’ −)リブロモトフェニ
ルアミン、4 、4’ 、 4’ −トリクロロトリフ
ェニルアミンの如き4 、4’ 、 4’ −トリハロ
ゲントリフェニルアミンを挙げることができる。
、例えば4 、4’ 、 4’ −)リブロモトフェニ
ルアミン、4 、4’ 、 4’ −トリクロロトリフ
ェニルアミンの如き4 、4’ 、 4’ −トリハロ
ゲントリフェニルアミンを挙げることができる。
上記反応に用いる溶媒としては、例えばテトラヒドロフ
ラン、ジエチルエーテル、ジブチルエーテルの如きエー
テル系溶媒を挙けることができ、また触媒としては、例
えばジクロ0(212″−ビピリジン)ニッケル、ジク
ロルニッケル、ジブロモニッケル、ジブ四モビス(トリ
フェニルホスフィン)ニッケル、1.5−シクロオクタ
ジエンビス(トリフェニルホスフィン)ニッケル等を挙
ケることができる。
ラン、ジエチルエーテル、ジブチルエーテルの如きエー
テル系溶媒を挙けることができ、また触媒としては、例
えばジクロ0(212″−ビピリジン)ニッケル、ジク
ロルニッケル、ジブロモニッケル、ジブ四モビス(トリ
フェニルホスフィン)ニッケル、1.5−シクロオクタ
ジエンビス(トリフェニルホスフィン)ニッケル等を挙
ケることができる。
上述する新規な重合体はドーパントをドーピングするこ
とによって窒素原子が正電荷を帯び安定な状態になると
共に、導電性が高められ、特に電極材料とする場合には
酸化還元の繰返しに対して安定し、電極性能の低下を防
ぐことができる高分子材料を作ることができる。
とによって窒素原子が正電荷を帯び安定な状態になると
共に、導電性が高められ、特に電極材料とする場合には
酸化還元の繰返しに対して安定し、電極性能の低下を防
ぐことができる高分子材料を作ることができる。
本発明の重合体を高分子導電性材料として用いる場合に
ドーピングするのに使用するドーパントとしでは、例え
けヨウ雰、臭紫、ヨウ化臭素の如きハロゲン化合物;五
フッ化ヒ素、五塩化リン。
ドーピングするのに使用するドーパントとしでは、例え
けヨウ雰、臭紫、ヨウ化臭素の如きハロゲン化合物;五
フッ化ヒ素、五塩化リン。
五フッ化リン、五フッ化アンチモン、四フッ化珪素、塩
化アルミニウム、臭化アルミニウム、フッ化アルミニウ
ム、塩化第2鉄の如き金属ハpゲン化物;硫酸、硝酸、
フルオロ硫酸の如きプロトン酸;二酸化イオウ、二酸化
窒素、ジフルオロスルホニルパーオキシドの如き酸化剤
;およびテトラシアノキノジメタン、テトラシアノエチ
レンの如き有機物を挙げることができ、また電極材料と
して用いる場合には、例えば過塩素酸リチウム、ホウフ
ッ化リチウム等の有機電解質に用いる溶質を挙げること
ができる。
化アルミニウム、臭化アルミニウム、フッ化アルミニウ
ム、塩化第2鉄の如き金属ハpゲン化物;硫酸、硝酸、
フルオロ硫酸の如きプロトン酸;二酸化イオウ、二酸化
窒素、ジフルオロスルホニルパーオキシドの如き酸化剤
;およびテトラシアノキノジメタン、テトラシアノエチ
レンの如き有機物を挙げることができ、また電極材料と
して用いる場合には、例えば過塩素酸リチウム、ホウフ
ッ化リチウム等の有機電解質に用いる溶質を挙げること
ができる。
また、wLi化学的にドーピングするドーパントとして
は、例えばPF、i 、 5bFi 、 AsF6の如
きVa族元素のハロゲン化物アニオン; BF;の如き
Ia族元素のハロゲン化物アニオン; I−(Iil+
Br−+at−の如キハロゲンアニオン;およびat
O;の如き過塩素酸アニオンの如き陰イオン等を挙げる
ことができる。
は、例えばPF、i 、 5bFi 、 AsF6の如
きVa族元素のハロゲン化物アニオン; BF;の如き
Ia族元素のハロゲン化物アニオン; I−(Iil+
Br−+at−の如キハロゲンアニオン;およびat
O;の如き過塩素酸アニオンの如き陰イオン等を挙げる
ことができる。
なお本発明の重合体は末端基の水素の一部をハロゲンで
置換したものも含まれる。こねは前述の(8)式におい
て、例えば4..4’、4’−)リプロモトリフェニル
アミンの反応に関与しなかった臭素が一部そのまま残る
ことがある。このように一部にハロゲンが水素と置換し
ているような構造も本発明に含まれる。
置換したものも含まれる。こねは前述の(8)式におい
て、例えば4..4’、4’−)リプロモトリフェニル
アミンの反応に関与しなかった臭素が一部そのまま残る
ことがある。このように一部にハロゲンが水素と置換し
ているような構造も本発明に含まれる。
次に、本発明を実施例について説明する。
実施例1
金属カリウム0.8 g(0,0!2グラム原子量)、
塩化マグネシウム0.959 (0,01モル)、テト
ラヒドロフラン50−を100@/容積のフラスコ中窒
素雰囲気下で攪拌しながら加熱還流して反応させた。約
1時間後、黒色の粉末を生じ、金、属マグネシウムの生
成を確めた。
塩化マグネシウム0.959 (0,01モル)、テト
ラヒドロフラン50−を100@/容積のフラスコ中窒
素雰囲気下で攪拌しながら加熱還流して反応させた。約
1時間後、黒色の粉末を生じ、金、属マグネシウムの生
成を確めた。
次いで、この反応生成物に4.4′、4′−トリブロモ
トリフェニルアミン8.29 (0,067モル)を添
加し、攪拌しながら加熱還流した。約1時間後、金属マ
グネシウムが消費しつくされたことを確めた。
トリフェニルアミン8.29 (0,067モル)を添
加し、攪拌しながら加熱還流した。約1時間後、金属マ
グネシウムが消費しつくされたことを確めた。
次いで、この反応物に触媒としてジクロロビス(2,2
’−ビピリジン)ニッケルlG’9を添加し、攪拌し、
加熱還流することにより重合反応が円滑に開始し、黄褐
色の重合体が沈殿した。重合反応を約2時間にわたり行
い、生成した沈殿物を塩酸酸性エタノール中に注ぎ、1
時間にわたり撹拌した後p過した。フィルター上におい
てエタノールで十分に洗浄した後、ソックスレー抽出器
により熱エタノールで12時間にわたり抽出し、不純物
を除失し、乾燥後収11.99の目的の重合体(ポリ(
4,4’、4’−)リフェニルアミン)を得た。
’−ビピリジン)ニッケルlG’9を添加し、攪拌し、
加熱還流することにより重合反応が円滑に開始し、黄褐
色の重合体が沈殿した。重合反応を約2時間にわたり行
い、生成した沈殿物を塩酸酸性エタノール中に注ぎ、1
時間にわたり撹拌した後p過した。フィルター上におい
てエタノールで十分に洗浄した後、ソックスレー抽出器
により熱エタノールで12時間にわたり抽出し、不純物
を除失し、乾燥後収11.99の目的の重合体(ポリ(
4,4’、4’−)リフェニルアミン)を得た。
かようにして得た重合体は黄色の粉末で、空気中で2ケ
月間放置しても何んらの変化がみられず棲めて安定であ
った。また、この重合体の熱重量分析を行い、その結果
を第1および2図に示す。
月間放置しても何んらの変化がみられず棲めて安定であ
った。また、この重合体の熱重量分析を行い、その結果
を第1および2図に示す。
これらの図から、重合体は800℃まで減量することな
く、極めて高い熱安定性であり、また窒素雰囲気中70
0℃の高温でも約70%の残存重量を示していることが
わかる。
く、極めて高い熱安定性であり、また窒素雰囲気中70
0℃の高温でも約70%の残存重量を示していることが
わかる。
また、得られた重合体についての赤外スペクトル分析を
行い、測定した赤外吸収スペクトルを第8図に示す。こ
の第8図から1270Cm”” 11810em 11
480ef11 および1590el11−11 にトリフェニルアミン構造に基づく強いピークを有し、
またs s o cm−”付近にパラ置換ベンゼンの吸
収を有することがわかる。この事は、重合体が規則正し
い繰返し単位から構成され、前記式lの構造を有するこ
とを証明するものである。
行い、測定した赤外吸収スペクトルを第8図に示す。こ
の第8図から1270Cm”” 11810em 11
480ef11 および1590el11−11 にトリフェニルアミン構造に基づく強いピークを有し、
またs s o cm−”付近にパラ置換ベンゼンの吸
収を有することがわかる。この事は、重合体が規則正し
い繰返し単位から構成され、前記式lの構造を有するこ
とを証明するものである。
また、重合体の元素分析を行いこの結果は次の通りであ
る: 重合体の兄貴分析値: 炭票 71.5%、 水素 4.8% 窒IF 4.4%、ハロゲン 15.7%この分析値よ
り 0 : H: N : Br −18: IL9 :
0.95 : O,!+9であり理論値0□8H□、N
に近い値であった。Hについての余分の0.9およびB
rの0.59は末端基の分と思われる。分子量について
は、本発明の重合体が通常の溶媒に溶けないため測定不
能であった〇しかし、他の類似の物質の反応およびHお
よびBrの微から判断してトリフェニルアミンが10〜
15重合しているものと思われる。
る: 重合体の兄貴分析値: 炭票 71.5%、 水素 4.8% 窒IF 4.4%、ハロゲン 15.7%この分析値よ
り 0 : H: N : Br −18: IL9 :
0.95 : O,!+9であり理論値0□8H□、N
に近い値であった。Hについての余分の0.9およびB
rの0.59は末端基の分と思われる。分子量について
は、本発明の重合体が通常の溶媒に溶けないため測定不
能であった〇しかし、他の類似の物質の反応およびHお
よびBrの微から判断してトリフェニルアミンが10〜
15重合しているものと思われる。
実施例S(空気不存在下での電導度測定)実施例1で得
た重合体について赤外分光光度計用の錠剤成形機により
gi−cm−”の圧力にて圧縮成形したものを切り出し
、両端に導電性接着剤(商品名「エレク)0ダツク」米
国マチソン社製)を用いて白金線を付け、電導度測定用
の試験片を製作した〇 この試験片の常温における電導度は1.8 X 10−
’s −cm−1の絶縁体であった。この試験片を空気
の不存在で常温におけるヨウ素飽和蒸気に曝した場合に
、18後0−B S−cm−”、1週間後に0.88−
cm という高い電導度を示した。また、色は黒色に変
化した。
た重合体について赤外分光光度計用の錠剤成形機により
gi−cm−”の圧力にて圧縮成形したものを切り出し
、両端に導電性接着剤(商品名「エレク)0ダツク」米
国マチソン社製)を用いて白金線を付け、電導度測定用
の試験片を製作した〇 この試験片の常温における電導度は1.8 X 10−
’s −cm−1の絶縁体であった。この試験片を空気
の不存在で常温におけるヨウ素飽和蒸気に曝した場合に
、18後0−B S−cm−”、1週間後に0.88−
cm という高い電導度を示した。また、色は黒色に変
化した。
実施例8(空気中での電導度測定)
実施例2において電導度を測定した後、試験片を空気中
に取出し、常温においてヨウ素を脱ドーピングした場合
、空気中に出した直後において0.88−Cm (1)
@導度を示した。
に取出し、常温においてヨウ素を脱ドーピングした場合
、空気中に出した直後において0.88−Cm (1)
@導度を示した。
ヨウ素の脱着と共に、電導度は低下するが1週間後でO
J 54cm % 40日後でQ、Q (l 5−cs
という高い電導度を保持していた。
J 54cm % 40日後でQ、Q (l 5−cs
という高い電導度を保持していた。
更に、試験片を空気の存在でヨウ票飽和蒸気圧中で再度
ドーピングを行った所・24時間後に0−68−em−
1の亀導度となり、48時間後にQ、Q g−em−”
の導電度に回復した。この事から、高い電導度が空気中
で安定に維持されると共に、不可逆的な電導度の低下を
生じないことがわかる。
ドーピングを行った所・24時間後に0−68−em−
1の亀導度となり、48時間後にQ、Q g−em−”
の導電度に回復した。この事から、高い電導度が空気中
で安定に維持されると共に、不可逆的な電導度の低下を
生じないことがわかる。
従来の高分子導電性材料としてはポリアセチレンなどが
高電導度であるが、ドーパントとして有毒な18FIi
を用いていたり、あるいは空気と接触すると酸化され電
導度が著しく低下するという問題点があった。また、ポ
リパラフェニレンなども良い導電性を示すが、やはり大
気中に出すと大気中の水分により水素が付加されてしま
い電導度が著しく低下するという問題点があった。しか
も、これらの物質は酸化あるいは水素が付加されると容
易には元の状態に戻さないという欠点があった。
高電導度であるが、ドーパントとして有毒な18FIi
を用いていたり、あるいは空気と接触すると酸化され電
導度が著しく低下するという問題点があった。また、ポ
リパラフェニレンなども良い導電性を示すが、やはり大
気中に出すと大気中の水分により水素が付加されてしま
い電導度が著しく低下するという問題点があった。しか
も、これらの物質は酸化あるいは水素が付加されると容
易には元の状態に戻さないという欠点があった。
しかし、本発明の新規な重合体は空気中でも安定であり
、かつ電導度が高いという良好な性質を示した。
、かつ電導度が高いという良好な性質を示した。
実施側番
白金線の先端に微量の導電性接着剤(商品名「エレクト
ロダック」米国マチソン社製)を塗布し、極〈微量の上
記実施例1で得たボ’) (4、4’ 。
ロダック」米国マチソン社製)を塗布し、極〈微量の上
記実施例1で得たボ’) (4、4’ 。
4′−トリフェニルアミン]重合体の粉末を接着して測
定用電極を製作した。
定用電極を製作した。
次いで、溶媒としてプロピレンカーボネートおよび溶質
として過塩素酸リチウムを用いて1モル/lの電解液を
作り、白金線を対極とし、Ag/Ago/vl極を参照
電極として上記測定用W、極の酸化還元電位を窒素雰囲
気中で測定した。電圧の掃引速度は20mV/秒にした
。この結果を第4図に示す。本発明の重合体の酸化還元
電位は約0.98Vであった。
として過塩素酸リチウムを用いて1モル/lの電解液を
作り、白金線を対極とし、Ag/Ago/vl極を参照
電極として上記測定用W、極の酸化還元電位を窒素雰囲
気中で測定した。電圧の掃引速度は20mV/秒にした
。この結果を第4図に示す。本発明の重合体の酸化還元
電位は約0.98Vであった。
第4図から、酸化還元N1位の測定を200回以上繰返
しても結果に殆んど変化がなく、本発明の重合体から作
った電極は酸化還元の繰返しに対して極めて安定である
ことがわかる。
しても結果に殆んど変化がなく、本発明の重合体から作
った電極は酸化還元の繰返しに対して極めて安定である
ことがわかる。
更に、本発明の重合体を主成分として加圧成形により、
または接着剤を用いて任意の形状に形成した成形体を電
極として用いることができた。この場合、上記接着剤以
外に、例えけポリ四フッ化エチレン、ポリフッ化ビニリ
デン、ポリエチレン等を同様に用いることができた。ま
た、上記電解液以外に、例えば溶媒としてテトラヒドロ
フラン。
または接着剤を用いて任意の形状に形成した成形体を電
極として用いることができた。この場合、上記接着剤以
外に、例えけポリ四フッ化エチレン、ポリフッ化ビニリ
デン、ポリエチレン等を同様に用いることができた。ま
た、上記電解液以外に、例えば溶媒としてテトラヒドロ
フラン。
γ−ブチルラクトン等の有機溶媒に溶質としてホウフッ
化リチウム等に溶解した有機電解質を用いることができ
た。
化リチウム等に溶解した有機電解質を用いることができ
た。
実施例5
実施例4において窒素雰囲気中で測定した後、空気中に
取出したt&を用いて引き続いて酸化還元電位の測定を
行った。電圧の掃引速度は20 mV/秒にした。この
結果を第5図に示す。
取出したt&を用いて引き続いて酸化還元電位の測定を
行った。電圧の掃引速度は20 mV/秒にした。この
結果を第5図に示す。
この測定において数時間にわたり空気中に曝され、電解
液中にl?素や水分が溶は込んでも、第5図から明らか
なように酸化還元の繰返しに対して極めて安定であるこ
とがわかる。
液中にl?素や水分が溶は込んでも、第5図から明らか
なように酸化還元の繰返しに対して極めて安定であるこ
とがわかる。
本発明の重合体は繰返し単位当りの分子量が242で、
ヨウ素をドーピングすることにより繰返し単位社当りの
反応量はjloo%となり、g当りの電気1は 00 となり、従来よく研究されているポリアセチレンt&よ
り1g当りの反応電気量は1.8倍となった。
ヨウ素をドーピングすることにより繰返し単位社当りの
反応量はjloo%となり、g当りの電気1は 00 となり、従来よく研究されているポリアセチレンt&よ
り1g当りの反応電気量は1.8倍となった。
発明の効果
上述するように、本発明においては前記式■の4 、4
’ 、 4’ −トリフェニルアミン構造単位を有する
新規重合体およびこれにドーピングした新規材料を得た
ことにより、高い導電性を安定状態で維持でき、かつ酸
化、還元の繰返しでも性能変化のない優れた高分子導筒
、性および11&材料を得ることができた。
’ 、 4’ −トリフェニルアミン構造単位を有する
新規重合体およびこれにドーピングした新規材料を得た
ことにより、高い導電性を安定状態で維持でき、かつ酸
化、還元の繰返しでも性能変化のない優れた高分子導筒
、性および11&材料を得ることができた。
IFEillは本発明の新規重合体の空気中での熱重量
分析の結果を示すグラフ、 第2図は本発明の重合体の窒素雰囲気中での熱重量分析
の結果を示すグラフ、 第8図は本発明の重合体の赤外M吸収スペクトルを示す
グラフ、 第4図は本発明の重合体の窒素雰囲気中での酸化還元の
結果を示すグラフ、および 第5図は本発明の重合体の空気中での酸化還元の結果を
示すグラフである。 特許出願人 日産自動車株式会社
分析の結果を示すグラフ、 第2図は本発明の重合体の窒素雰囲気中での熱重量分析
の結果を示すグラフ、 第8図は本発明の重合体の赤外M吸収スペクトルを示す
グラフ、 第4図は本発明の重合体の窒素雰囲気中での酸化還元の
結果を示すグラフ、および 第5図は本発明の重合体の空気中での酸化還元の結果を
示すグラフである。 特許出願人 日産自動車株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次式I: で表わさねる4 、4’ + 4’ −)リフェニルア
ミン構造を繰返し単位として有する重合体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59068986A JPS60212420A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | トリフェニルアミン構造を繰返し単位としてなる重合体 |
US06/719,461 US4565860A (en) | 1984-04-09 | 1985-04-03 | Polymer of triphenylamine |
DE19853512476 DE3512476A1 (de) | 1984-04-09 | 1985-04-04 | Triphenylamin-polymer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59068986A JPS60212420A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | トリフェニルアミン構造を繰返し単位としてなる重合体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60212420A true JPS60212420A (ja) | 1985-10-24 |
JPH0333726B2 JPH0333726B2 (ja) | 1991-05-20 |
Family
ID=13389491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59068986A Granted JPS60212420A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | トリフェニルアミン構造を繰返し単位としてなる重合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60212420A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018079262A1 (ja) * | 2016-10-24 | 2018-05-03 | Jsr株式会社 | 重合体、電極、蓄電デバイス及び重合体の製造方法 |
-
1984
- 1984-04-09 JP JP59068986A patent/JPS60212420A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018079262A1 (ja) * | 2016-10-24 | 2018-05-03 | Jsr株式会社 | 重合体、電極、蓄電デバイス及び重合体の製造方法 |
JPWO2018079262A1 (ja) * | 2016-10-24 | 2019-09-12 | Jsr株式会社 | 重合体、電極、蓄電デバイス及び重合体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0333726B2 (ja) | 1991-05-20 |
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