JPS6021214Y2 - 加圧式板成形機 - Google Patents
加圧式板成形機Info
- Publication number
- JPS6021214Y2 JPS6021214Y2 JP17260680U JP17260680U JPS6021214Y2 JP S6021214 Y2 JPS6021214 Y2 JP S6021214Y2 JP 17260680 U JP17260680 U JP 17260680U JP 17260680 U JP17260680 U JP 17260680U JP S6021214 Y2 JPS6021214 Y2 JP S6021214Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- synthetic resin
- resin sheet
- chamber
- plate forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、合成樹脂シートを圧縮空気と真空圧の圧力差
によって成形する加圧式板成形機に関するものである。
によって成形する加圧式板成形機に関するものである。
加圧式板成形機として、たとえば、第1図ないし第4図
に示すものが知られている。
に示すものが知られている。
すなわち、加圧式板成形機は、下部構造体Aと上部構造
体Bおよびその両者を結合する結合体Cとから戒る。
体Bおよびその両者を結合する結合体Cとから戒る。
そして、下部構造体Aは、複数のエアシリンダ1に支持
されれ、かつ、吸排気口にパイプ2を接続したチャンバ
3と、このチャンバ、3に固定された油圧シリンダ4に
支持された成形製5を備え、この成形製5には排気用の
穴6が形成されている。
されれ、かつ、吸排気口にパイプ2を接続したチャンバ
3と、このチャンバ、3に固定された油圧シリンダ4に
支持された成形製5を備え、この成形製5には排気用の
穴6が形成されている。
また、上部構造体Bは、複数のエアシリンダ7に支持さ
れたプレート8と、このプレート8の下面に突出する加
圧チャンバ9と、前記プレート8に固定されたエアシリ
ンダ10に支持されたアシストプラグ11を備え、前記
プレート8には、チャンバ9内に圧縮空気を供給するた
めの供給口が形成され、この供給口にはパイプ12が接
続されている。
れたプレート8と、このプレート8の下面に突出する加
圧チャンバ9と、前記プレート8に固定されたエアシリ
ンダ10に支持されたアシストプラグ11を備え、前記
プレート8には、チャンバ9内に圧縮空気を供給するた
めの供給口が形成され、この供給口にはパイプ12が接
続されている。
また、結合体Cは、前記チャンバ3に回動自在に支持さ
れたフィンガ13と、このフィンガ13を回動させるエ
アシリンダ14および、前記プレート8にフィンガ13
と対向するように配置された結合部材15とにより構成
されている。
れたフィンガ13と、このフィンガ13を回動させるエ
アシリンダ14および、前記プレート8にフィンガ13
と対向するように配置された結合部材15とにより構成
されている。
そして、合成樹脂シートaは、クランプ枠16により支
持されている。
持されている。
このような構成で、所定の温度に加熱された合成樹脂シ
ートaを保持したクランプ枠16を、チャンバ3に気密
固定したのち、第2図に示すように、エアシリンダ7に
より上部構造体Bを下降させ、結合部材15をフィンガ
13と係合させ、エアシリンダ14によってフィンガ1
3を回動させて、フィンガ13で結合部材15を握み、
下部構造体Aと上部構造体Bを結合すると同時に、パイ
プ3からチャンバ3内に低圧の圧縮空気を供給する。
ートaを保持したクランプ枠16を、チャンバ3に気密
固定したのち、第2図に示すように、エアシリンダ7に
より上部構造体Bを下降させ、結合部材15をフィンガ
13と係合させ、エアシリンダ14によってフィンガ1
3を回動させて、フィンガ13で結合部材15を握み、
下部構造体Aと上部構造体Bを結合すると同時に、パイ
プ3からチャンバ3内に低圧の圧縮空気を供給する。
すると、合成樹脂シートaは、上部構造体Bに向けて膨
張し、予張される。
張し、予張される。
次に、油圧シリンダ4を作動させ、成形製5を加圧チャ
ンバ9に向けて上昇させ、第3図に示すように成形製5
と加圧チャンバ9で合成樹脂シートaを挾持すると共に
、パイプ3を真空発生源に接続してチャンバ5内に真空
圧を供給すると同時に、パイプ12から高圧の圧縮空気
を加圧チャンバ9内に供給する。
ンバ9に向けて上昇させ、第3図に示すように成形製5
と加圧チャンバ9で合成樹脂シートaを挾持すると共に
、パイプ3を真空発生源に接続してチャンバ5内に真空
圧を供給すると同時に、パイプ12から高圧の圧縮空気
を加圧チャンバ9内に供給する。
さらに、エアシリンダ8を作動させて、アシストプラグ
11を下降させ、合成樹脂シートaの中央部を成形型5
に押付ける。
11を下降させ、合成樹脂シートaの中央部を成形型5
に押付ける。
このとき、合成樹脂シー)aと成形型5の間に介在する
空気は、成形型5に形成された穴6からチャンバ3に向
けて排気される。
空気は、成形型5に形成された穴6からチャンバ3に向
けて排気される。
したがって、合成樹脂シートaは、加圧チャンバ9に供
給された圧縮空気とチャンバ3に供給された真空圧とに
よって、成形型5にならうように成形され、成形品すが
作られる。
給された圧縮空気とチャンバ3に供給された真空圧とに
よって、成形型5にならうように成形され、成形品すが
作られる。
成形が終ると、第4図に示すようにパイプ3が真空発生
源から大気圧に切替られ、同時に、同時に、油圧シリン
ダ4とエアシリンダ10が作動して、成形型5とアシス
トプラグ11が成形品すから離れる。
源から大気圧に切替られ、同時に、同時に、油圧シリン
ダ4とエアシリンダ10が作動して、成形型5とアシス
トプラグ11が成形品すから離れる。
さらに、エアシリンダ14が作動して、フィンガ13を
回動させ、結合部材15を開放したのち、エアシリンダ
2,6が作動して、下部構造体Aと上部構造体Bを復帰
させ、成形品すを取出す。
回動させ、結合部材15を開放したのち、エアシリンダ
2,6が作動して、下部構造体Aと上部構造体Bを復帰
させ、成形品すを取出す。
上述のような構成であるから、チャンバ3および加圧チ
ャンバ9に供給される圧縮空気は全て大気中に放出され
る。
ャンバ9に供給される圧縮空気は全て大気中に放出され
る。
このため、圧縮空気が大気中に放出される時、極めて大
きな騒音が発生する。
きな騒音が発生する。
また、成形品すが大きくなると、チャンバ3と加圧チャ
ンバ9も大きくなり、大量の圧縮空気が必要となるため
、圧縮空気を作るためのエネルギのむだも多くなるなど
の欠点がある。
ンバ9も大きくなり、大量の圧縮空気が必要となるため
、圧縮空気を作るためのエネルギのむだも多くなるなど
の欠点がある。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、圧
縮空気の消費量を減すと共に、成形時間の短縮を可能に
する加圧式板成形機を提供するにある。
縮空気の消費量を減すと共に、成形時間の短縮を可能に
する加圧式板成形機を提供するにある。
上記目的を遠戚するため、本考案において成形型の外周
に支持部材を設け、この支持部材の上方にクランプ枠を
載置固定する載置台を設け、支持部材と載置台の間を蛇
腹で気密結合したことを特徴とする。
に支持部材を設け、この支持部材の上方にクランプ枠を
載置固定する載置台を設け、支持部材と載置台の間を蛇
腹で気密結合したことを特徴とする。
以下本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
第5図および第6図は、本考案の一実施例を示すもので
、同図において、第1図と同じものは同じ符号を付けて
示しである。
、同図において、第1図と同じものは同じ符号を付けて
示しである。
成形型5の外周には、外枠20が成形型5との間に空気
の通路21となる間隔において一体に固定されている。
の通路21となる間隔において一体に固定されている。
前記外枠20の外周には、支持部材22が設けられ、こ
の支持部材22にシリンダ1が固定されている。
の支持部材22にシリンダ1が固定されている。
前記シリンダ1のロッドの先端には、合成樹脂シートa
を保持したクランプ枠16を気密シール用のゴム枠25
を介して載置する載置台23が固定され、かつ、この載
置台23にフィン力13とエアシリンダ14が配置され
ている。
を保持したクランプ枠16を気密シール用のゴム枠25
を介して載置する載置台23が固定され、かつ、この載
置台23にフィン力13とエアシリンダ14が配置され
ている。
前記支持部材22と載置台23の間には、前後成形型5
の開口部の外周を囲むように蛇腹24が取付けられ、外
枠20、支持部材22、蛇腹24、載置台23、ゴム枠
25、クランプ枠16および合成樹脂シートaによって
囲まれる気密空間を形成するようになっている。
の開口部の外周を囲むように蛇腹24が取付けられ、外
枠20、支持部材22、蛇腹24、載置台23、ゴム枠
25、クランプ枠16および合成樹脂シートaによって
囲まれる気密空間を形成するようになっている。
そして支持部材22には、前記気密空間に向けて開口す
る圧縮空気供給用のパイプ26が接続されている。
る圧縮空気供給用のパイプ26が接続されている。
上記の構成において、所要の温度に加熱された合成樹脂
シートaを、クランプ枠16で保持し成形型5とチャン
バ9の間に移送しクランプ枠16をゴム枠25上に載置
固定する。
シートaを、クランプ枠16で保持し成形型5とチャン
バ9の間に移送しクランプ枠16をゴム枠25上に載置
固定する。
ついで、パイプ26から圧縮空気を供給する。
すると、合成樹脂シートaは、第6図に示すように膨ら
み予張される。
み予張される。
このとき、載置台23も上昇し、蛇腹24が伸ばされる
。
。
同時にエアシリンダ7が作動してプレート8を下降させ
、結合部材15の下端をフィンガ13の間に挿入すると
、エアシリンダ14が作動して、フィンガ13により結
合部材15を掴む。
、結合部材15の下端をフィンガ13の間に挿入すると
、エアシリンダ14が作動して、フィンガ13により結
合部材15を掴む。
この状態で、パイプ26からの圧縮空気の供給を止め、
油圧シリンダ4を作動させて成形型5を所定の高さまで
上昇させたのち、エアシリンダ7の作動により、プレー
ト8を下降させ、チャンバ9と成形型5の間で合成樹脂
シートaを挾持し、さらに、エアシリンダ10を作動さ
せ、アシストプラグ11を下降させて、合成樹脂シート
aを成形型内に押込んで成形する。
油圧シリンダ4を作動させて成形型5を所定の高さまで
上昇させたのち、エアシリンダ7の作動により、プレー
ト8を下降させ、チャンバ9と成形型5の間で合成樹脂
シートaを挾持し、さらに、エアシリンダ10を作動さ
せ、アシストプラグ11を下降させて、合成樹脂シート
aを成形型内に押込んで成形する。
このとき、パイプ2を図示しない真空供給源に接続して
成形型5内を真空にすると共に、パイプ12から所定の
圧縮空気を供給して合成樹脂シートaの加圧を行なう。
成形型5内を真空にすると共に、パイプ12から所定の
圧縮空気を供給して合成樹脂シートaの加圧を行なう。
成形後、パイプ2とパイプ12を大気に連通させると共
に、エアシリンダ?、10.14を作動させて、アシス
トプラグ11、チャンバ9および結合部材15を上昇さ
せる。
に、エアシリンダ?、10.14を作動させて、アシス
トプラグ11、チャンバ9および結合部材15を上昇さ
せる。
同時に、エアシリン5ダ1と油圧シリンダ4を作動させ
、成形型5を下降させると共に、成形型に対し載置台2
3を上昇させ、成形品を成形型より取り出す。
、成形型5を下降させると共に、成形型に対し載置台2
3を上昇させ、成形品を成形型より取り出す。
上記の操作によって合成樹脂シートの成形が行なわれる
が、合成樹脂シートの予張に使用する圧縮空気の量は、
従来に比べ1ハ程度に減することができる。
が、合成樹脂シートの予張に使用する圧縮空気の量は、
従来に比べ1ハ程度に減することができる。
したがって、圧縮空気の供給時間も短縮することができ
る。
る。
また、エアシリンダ1で押上げる重量を軽くすることが
できる。
できる。
以上述べた如く、本考案によれば、成形製の外周に支持
部材を設け、この支持部材の上方にクランプ枠を載置固
定する載置台を設け、支持部材と載置台の間を蛇腹で気
密結合し、成形製、支持部材、蛇腹、載置台、クランプ
枠および合成樹脂シートによって気密空間を形威し、こ
の気密空間内に圧縮空気を供給して合成樹脂シートの予
張を行なうようにしたので、圧縮空気の供給、排気量を
従来の1へ程度に減すことができ、消費エネルギーを大
巾に低減することができる。
部材を設け、この支持部材の上方にクランプ枠を載置固
定する載置台を設け、支持部材と載置台の間を蛇腹で気
密結合し、成形製、支持部材、蛇腹、載置台、クランプ
枠および合成樹脂シートによって気密空間を形威し、こ
の気密空間内に圧縮空気を供給して合成樹脂シートの予
張を行なうようにしたので、圧縮空気の供給、排気量を
従来の1へ程度に減すことができ、消費エネルギーを大
巾に低減することができる。
また、成形時間を従来の1n以下に短縮することができ
、作業性を大巾に向上させることができるなどの効果が
ある。
、作業性を大巾に向上させることができるなどの効果が
ある。
第1図ないし第4図は従来の加圧式板成形機における成
形過程を示す図で、第1図は成形部、第2図は合成樹脂
シートの予張状態、第3図は成形状態、第4図は成形品
を取出した状態を示す。 第5図は本考案による加圧式板成形機における成形部の
状態を示す正面断面図、第6図は合成樹脂シートの予張
状態を示す正面断面図である。 5・・・・・・成形製、20・・・・・・外枠、22・
・・・・・支持部材、23・・・・・・載置台、24・
・・・・・蛇腹。
形過程を示す図で、第1図は成形部、第2図は合成樹脂
シートの予張状態、第3図は成形状態、第4図は成形品
を取出した状態を示す。 第5図は本考案による加圧式板成形機における成形部の
状態を示す正面断面図、第6図は合成樹脂シートの予張
状態を示す正面断面図である。 5・・・・・・成形製、20・・・・・・外枠、22・
・・・・・支持部材、23・・・・・・載置台、24・
・・・・・蛇腹。
Claims (1)
- チャンバと成形製の間に、所定の温度に加熱され、かつ
クランプ枠に保持された合成樹脂シート挾持したのち、
成形製に真空圧を供給し、チャンバに圧縮空気を供給す
ると共に、アシストプラグで合成樹脂を成形製に押付け
て成形を行なうようにした加圧式板成形機において、成
形製の外周に支持部材を設け、この支持部材の上方に合
成樹脂シートを保持したクランプ枠を載置固定する載置
台を設け、前記支持部材と載置台との間を蛇腹で気密結
合したことを特徴とする加圧式板成形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17260680U JPS6021214Y2 (ja) | 1980-12-03 | 1980-12-03 | 加圧式板成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17260680U JPS6021214Y2 (ja) | 1980-12-03 | 1980-12-03 | 加圧式板成形機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5795906U JPS5795906U (ja) | 1982-06-12 |
JPS6021214Y2 true JPS6021214Y2 (ja) | 1985-06-25 |
Family
ID=29530899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17260680U Expired JPS6021214Y2 (ja) | 1980-12-03 | 1980-12-03 | 加圧式板成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021214Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6550267B2 (ja) * | 2015-05-27 | 2019-07-24 | ナビタス株式会社 | 絵付け装置、絵付け方法 |
-
1980
- 1980-12-03 JP JP17260680U patent/JPS6021214Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5795906U (ja) | 1982-06-12 |
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