JPS60211138A - ばね力調節可能なガスばね - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ばね力調節可能なガスばねに関す・　る。ガ
スばねは例えば、いわゆるポーが−（竹馬状のものにば
ねをつけたホッピング用遊び道具）に使用されている。

このようなポーゴーにおいては、ガスばねのばね力を使
用者の体重及び熟練度に合わせる必要がある。本発明に
ょればこのようなガスばねのばね力を変えるための手段
が提供されている。

先行の技術 ガスばねの、外方向のスラスト力を調節するためには、
ドイツ連邦共和国特許第１２６４８７９号明細書によれ
ば、ガスばねの作業室を、らせん状の圧縮はねのばね力
に抗して外方向に所定の作業行程だけ移動すると大気に
接続することが知られている。このような形式でガスば
ねの外方向のウスラスト力を減少させることができる。

このドイツ連邦共和国特許明細書によればさらに、ガス
ばねの外方向のスラスト力を増大させるために、高圧ガ
スの充てんされたガス溜めをガスばねの空洞内に配置す
ることができ、しかもこのガス溜めをガス交換弁を介し
てがスばねの作業室に接続できることが記載されている
。この交換弁はノランジャの一部、すなわち作業ピスト
ンロッドに接続された作業ピストンによって作動せしめ
られる。しかしながらこの公知の手段においては、ガス
ばねの外方向のスラスト力の変化は作業ピストンの特別
な位置においてのみ可能であるという欠点がある。

さらに、ドイツ連邦共和国特許第ｉ　２８２３６４号明
細書によれば、ガスばねを所望の外方向のスラスト力が
得られるように調節するために、高圧下にある圧力溜め
を設けることが知られている。この圧力溜めは一方では
、ピストン運動によって第１の交換弁を介して作業室に
接続可能であるので、弁が、内方向に移動する作業ピス
トンによって押し開けられると、圧力媒体は圧力溜めか
ら作業室へ流入し、その結果、外方向のスラスト力は増
大する。第２の交換弁は作業ピストンのピストンミツド
側でポンプ室を圧力溜めに接続するので、ピストンロッ
ドがほぼ完全に伸び切った位置に来た時に、ピストンロ
ッドをさらに外方向へ移動させると圧力媒体はばね力に
抗してポンプ室から圧力溜めへ吸い込まれ、その結果、
ガスばねの外方向のスラスト力は減少される。しかしな
がらこの公知例においては、作業ピストンロッド内に非
常に深く押し込まれるか又はこの作業ピストンロッド用
ド非常に遠くに引き出されるガスばねの不都合な操作に
よって、外方向のスラスト力の意図しない変化を惹起す
るという欠点がある。

ばね力調節可能なガスばねを前記ポーイーに設けること
はドイツ連邦共和国特許出願公開筒２７０４１７０号明
細書によシ公知である。この公知例においてはガスばね
の作業シリンダ内に交換弁が設けられている。この交換
弁は作業室内の圧力を導出させるか又は吸い出すように
なっている。このような構造においては、圧力の導出は
確実かつ精確には行なわれず、圧力を増大させるために
は別個のポンプが必要である。まだこのような構造のガ
スばねにおいては、支持圧を所望の値に精確に調整する
ことは困難であって、非常に熟練した操作を必要とする
。

発明の解決しようとする課題 そこで本発明の課題は、前記公知例におけるような欠点
を避けることができ、しかも外方向のスラスト力を困難
なく所望の値に精確に調節できるような、ばね力調節可
能なガスばねを提供することである。また本発明による
ガスばねは組み立てが簡単で、ビストンストロークが完
全に使用された時でも高い作動確実性を保証できるもの
でなければならない。

課題を解決するための手段 この課題を解決した本発明によれば、ガスばねが、軸線
を備え空洞を形成する作業シリンダを有している。また
この空洞の内側及び外側に延びこの空洞内で第１の作業
室を形成し、かっこの空洞の内側及び外側で前記作業シ
リンダに関連して軸方向で可動なシランジャ部材が設け
られている。前記第１の作業室内にガスが充てんされて
いて、このガス圧が、前記作業シリンダに対する前記シ
ランジャ部材の軸方向位置に応じて変化するようになっ
ている。この第１の作業室内に充てんされたガスの量を
選択的に増大又は減少させるためのガス交換手段が設け
られている。このガス交換手段は、前記作業シリンダに
関連して固定されたガス交換室と、このガス交換室と前
記第１の作業室との間に延びる交換通路と、前記交換通
路内に設けられた交換弁と、前記プランジャ部材とは別
個の交換操作部材とから成っている。

作用 以上のようにガス交換弁を配置しこれを作動させること
によって、全ビストンストロークにわたってガスばねの
高い作動確実性が保証される。それというのは、作業ピ
ストンロンドが過度に内側又は外側に運動する際に外方
向のスラスト力が不都合に変化することがないからであ
る。ガスばね自体は組み立てが非常に簡単で所望のガス
圧に容易に調節できる。ばねカの変化は別個のエアポン
プなしで行なうことができる実施態様 本発明の実施態様によれば、シランジャ部材は、前記作
業シリンダの一端部に隣接する、ピストンロッド用のガ
イド及びシール部材によってシールガイドされた作業ピ
ストンロンドと、この作業ピストンロンドの内側端部に
設けられた作業ピストンとから成っている。この作業ピ
ストンは前記第１の作業室（８）の一端部を形成してい
る。また、前記作業ピストンと前記ピストンロッド用の
ガイド及びシール部材との間の軸方向で前記作業忙スト
ンロッドの周囲に第２の作業室が形成されている。

さらに、前記第１の作業室と第２の作業室との間に逆止
弁の形状の作業ピストン弁部材が設けられている。この
作業ピストン弁部材は、前記第２の作業室内のガス圧を
越える、前記第１の作業室内のガス圧に応じて閉じられ
るようになっている。

このような構造によればガスばねの作動確実性はよシ高
められる。それというのは、ガイド及びシール部材が設
けられておシ、これによってガスばね操作中に作業ピス
トンと作業シリンダとの間のわずかな漏れによってガス
の損失を招くことがなく、ひいては支持力を維持するこ
とができる。これは特に、作業ピストンと作業シリンダ
との間におけるすべての漏れが、作業ピストンロンドの
外側運動時に作業ピストン弁部材を通じて第２の作業室
から第１の作業室へ戻されることによって得られる。

さらに本発明の別の実施態様によれば、ガス交換室は、
第１の作業室に隣接する最も内側の位置と、この第１の
作業室から離れた最も外側の位置との間で可動なポンプ
ピストンを有している。このポンプピストンが前記ガス
交換室内で前記交換弁に隣接するポンプ室を形成してい
る。このポンプピストンに、このポンプピストンが外方
向へ移動する際に前記ポンプ室に空気を吸い込ませかつ
内方向へ移動する際に前記ポンプ室を閉鎖するための吸
込弁が設けられている。前記交換弁は、逆止弁として構
成されていて、前記第１の作業室内の圧力が前記ポンプ
室内の圧力を越えるとこれに応じて閉鎖せしめられ、こ
れに対してポンプ室内の圧力が第１の作業室内の圧力を
越えるとこれに応じて開放せしめられる。前記ポンプピ
ストンには、前記ガス交換室の外側でポンプ操作部材と
弁作動ピンとが設けられている。この弁作動ピンは、前
記ポンプピストンがその最も内側位置に又はこの最も内
側位置に隣接する位置にある時に前記交換ヰを開放する
ようになっている。前記ポンプピストンは、前記ポンプ
室を大気に接続するためＤ手動操作可能な安全弁手段よ
シ成っている。

これによって非常にコンパクトな構造が得られる。ポン
プ室は作業シリンダの一方の終端壁に固定されたポンプ
シリンダ内に形成されている本発明のさらに別の実施態
様によれば、前記安全弁手段は安全弁部材を有していて
、この安全弁部材が、前記ポンプピストンに関連して前
記ガス交換弁を作動する弁作動ピンと共に運動するよう
にこの作動ピンに接続されている。前記安全弁部材は、
操作部材によって第１の閉鎖位置から開放位置を経て第
２の閉鎖位置へ手動操作可能であって、しかも前記第１
の閉鎖位置へ向かって負荷されている。前記安全弁部材
が前記第２の閉鎖位置を占めた時に、前記操作ぎンは前
記交換弁を開放するようになっている。

このような構造によって、一方ではガスばねかもガスの
一部を容易に導出することができ、他方では圧力媒体を
確実かつ精確に第１の作業室へ送ることができる。

さらに本発明の別の実施態様によれば、ガス交換室はガ
ス溜めである。

本発明によるガスばねは例えばポーゴーに容易に組み込
むことができる。また、ガスばねがポーゴー内でその操
作位置を保っている間、ガス交換は容易に行なうことが
できる。

実施例 次に図面に示しだ実施例について本発明の構成を具体的
に説明する。

第１図に示した、ばね力調節可能なガスばねは作業シリ
ンダ１を有している。この作業シリンダ１はその一端部
が終端壁２で閉じられていて、他端部がピストンロッド
用のガイド及びシール部材６，７を有している。作業シ
リンダ１の内壁に沿って潜動する作業ピストンは、ガイ
、ド及びシール部材６，７を通って延びる作業ピストン
に接続されている。作業ピストン４は作業シリンダ１内
の空洞を第１の作業室８と第２の作業室９とに仕切って
いる。これら２つの作業室８，９にはガスが満たされて
いる。ガス交換室１０は、作業シリンダ１の外側で、端
壁２に接続されたポンプシリンダ１１内に配置されてい
る。ポンプピストン１２はガス交換室１０内に設けられ
ていてこのガス交換室１ｏ内でポンプ室１０ａを規定し
ている。ポンプピストン１２はポンプピストンロッド１
３に固定されている。このポンプピストンロッド１３は
筒状であってポンプ操作部材１３ａを有している。ポン
プピストン１２は吸込弁１２ａを備えている。ポンプピ
ストンロッド１３の内部には安全弁操作部材１５ａを備
えた操作ロッド１５が配置されている。操作ロッド１５
はその下側端部で延長部又は弁作動ピン１６を備えてい
る。さらに、操作ロッド１５は直径の小さい区分１７を
有しておシ、この直径の小さい区分１７は、ポンプピス
トンロッド１３の端面とポンプピストン１２との間に緊
締されたシールリング１８と協働する。直径の小さい区
分１７とシールリング１８とは安全弁を形成している。

第１の作業室８は、端壁２内に配置された制限弁又は逆
止弁１４を貫通するポンプ室１０ａに接続可能である。

作業ピストンロッド３が作業シリンダ１の内側へ向かっ
てしゆう動すると、作業ピストン４の溝内に軸方向可動
に配置されたピストンリング５はピストン円板５ａに突
き当シ、その結果、第１の作業室８を第２の作業室９に
対してシールしつつ仕切る。作業ピストンロッド３が作
業シリンダ１から外へ引き出されると、作業ピストン弁
部材を形成するピストンリング５は〈ストン部材５ｂに
突き当シ、作業室８と９との間のガス通路を通じさせる
。その結果、第２の作業室９内にガス圧が形成され、し
かも作業ピストンロッド３が外側へ移動するので、圧縮
されだガスクッションが形成され、ピストンロッド３の
外方Ωかう運動が減衰される。

第１図に示したガスばねの支持力を増大させる必要があ
る場合、これはポンプピストン１２のポンプ運動に王っ
て得られる。ポンプピストンロッド１３を、押し込むこ
とによって、ポンプピストン１２は下方へ移動する。ポ
ンプ室１０ａは吸込弁１２ａによって大気に対してシー
ルされている。ポンプ室１０ａ内に第１の作業室８内の
圧力に比較して過圧が形成されると、逆止弁１４として
構成された交換弁は開放し、空気がポンプ室１０ａから
第１の作業室８に流入する。このポンプ運動は、作業ピ
ストンロッド３の所望の支持力が樽られる程度に第１の
作業室８内の圧力が上昇するまで続けられる。

作業ピストンロッド３の支持力を減少させたい場合は、
操作ロッド１５をポンプピストンロッド１３内で軸方向
で下方に移動させ、直径の小さい区分１７が、その第１
′の閉鎖位置（絹１図参照）から開放位置を経てレー、
ルリング１８の向こう側の第２の閉・鎖位置へ達する。

これはポンプピストン１２の、支持部材（図示せず）に
よってあらかじめ規定された位置で行なわれる。この位
置で逆止弁１４は操作ロッド１５の弁作動ピン１６によ
ってブツシュされるので、ガスは第１の作業室８からガ
ス交換室１０へ流入する。さて、操作ロッド１５が解除
されると、この操作ロッド１５は戻しばね１．５ｂ及び
ガスばねのばね力に基づいて第１の閉鎖位置へ戻され、
直径の小さい区分１７はシールリング１８を通過する。

その結果、ポンプ室１０ａ内に充てんされたガスはポン
プピストンロッド１３に形成された孔を通って大気に逃
がされる。これによって、第１の作業室８内の圧縮ガス
の一部を逃がすことができる。これはぎストンロッドの
所望の外方向スラスト力が得られるまで続けられる。

第２図に示した、ばね力調節可能なガスばねの変化界施
例においては、交換室１１９は作業シリンダ１０１内に
配置されておシ、この交換室１１９は大気に接続されて
いない。この交換室１１９は、波形部分１２２を用いて
作業シリンダ１０１内に固定された仕切りピストン１２
１によって第１の作業室１０８に対して仕切られている
。操作ピン１１５を備えた交換弁１２０の弁体は仕切シ
ーストン１２１内に設けられていて交換通路１２３で開
閉可能である。この場合、操作ピン１１５は端壁１０２
を貫通する仕切シピストンロツド１２４（管状ガイド部
材）の孔内で軸方向で移動可能であって、仕切シぎスト
ン１２１に接続されていて大気に対してシールされてい
る。この変化実施例において得られる最大支持圧は第１
の作業室１０８内に充てんされたガス圧によって規定さ
れる。この最大支持圧は、作業ピストン１０４が最も外
側に位置する時に交換弁１２０が開放され次いで交換弁
１２０が閉鎖されると得られる。作業ぎストンロツＰ１
０３の支持圧を低くする必要がある場合は、交換弁１２
０を操作ピン１１５によって開放する。この際に交換室
１１９は交換通路１２３を介して第１の作業室１０８に
接続されていて、作業ピストンロッド１０３は作業シリ
ンダ１０１内に押し込まれるので、充てん媒体は第１の
作業室１０８から交換室１１９に押しやられ、その結果
、交換通路１２３は再び閉じられる。このように、作業
室１０８から交換室１１９ヘガスを押しやることによっ
て、作業室１０８，１０９内の平均圧は低くなシ、その
結果ピストンロッドに低い支持圧が作用する。

第６図の変化実施例の、第２図と異なる主な点は、仕切
シピストン２２１が、この仕切シピストン２２１に接続
された仕切シピストンロツド２２４によって作業シリン
ダ２０１内に軸方向移動可能に配置されている点にある
。仕切りピストンロッド２２４はその上端部で、主にね
じ山２２５よシ成る固定装置を有している。このねじ山
２２５は端壁２０２の対応するねじ山に係合する。仕切
シピストン２２１の所望の位置が得られると、この位置
は止めナツト２２Ｇによって確保される。調節可能な仕
切Ｂｅストン２２１は第１の作業室２０８の容積を変え
、これに応じて交換室２１９の容積を増減させることが
できる。この手段は、さらにその他の圧力調整の可能性
を提供する。− 第４図には、本発明による、ばね力調節可能なガスばね
をポーゴー（竹馬状のものにばねをつけたホッピング用
遊び道具）２７に設けた実施例が示されている。このポ
ーゴー２７は管部２８を有しておシ、この管部２８内に
、第１図に示したガスばねの作業シリンダ１が固定され
ている。ポーゴ＋−２７の管部２８の一端部に取っ手２
９が設けられていて、これに対して足踏み板３０は下端
部に固定されている。ガスばねのピストンロッド３はポ
ーゴー２７の管部２８の下端部から突き出ていて、その
自由端部で弾性的なスリップ防止クッション３１を備え
ている。ピストン円板ｖ３を保護するために、ベローズ
状折シたたみ部材３２がクッション３１と管部２８の下
端部との間に配置されている。ポンプ操作部材１３ａＫ
接続された作動レバー３４を操作部材１５ａに接続され
た作動レバー３５とは管部２８に設けられた孔３３を貫
通して外部に案内されている。特にこのようなポーゴー
においては、ガスばねの支持力を使用者の゛体重に容易
に合わせることができるようにする必要がある。これは
第１図の実施例に示した形式で作動レバー３４．３５に
よって得られる。

本発明は図示の実施例のみに限定されるものではない。

また、特許請求の範囲に記載した符号は理解を助けるた
めだけのものであって、これに限られるものではない。

効果 以上のように本発明によれば、組み立てが簡単で所望の
ガス圧に容易に調節できるガスばねが得られ、しかもこ
のガスはねは全ビストンストロークにわたって確実に作
動する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例による、ばね圧調節可能な
ガスばねの部分的な長手方向断面図、第１ａ図は第１図
の１部の拡大図、第２図は第２実施例によるガスはねの
部分的な長手方向断面図、第６図は第６実施例によるガ
スばねの部分的な長手方向断面図、第４図は本発明にょ
るばね圧調節可能なガスばねを有するポーゴーの側面図
である。 １・・・作業シリンダ、２・・・端壁、３・・・作業ピ
ストンロッド、４・・・作業ヒストン、５・・・ピスト
ンリング、５ａ・・・ピストン円板、５ｂ・・・ピスト
ン部材、６，７・・・ガイド及びシール部材、８・・・
第１の作業室、９・・・第２の作業室、１ｏ・・・ガス
交換室、１０ａ・・・ポンプ室、１１・・・ポンプシリ
ンダ、１２・・・ポンプピストン、１２ａ・・・吸込弁
、１３・・・ポンプピストンロッド、１３ａ・・・ポン
プ操作部材、１４・・・逆止弁、１５・・・操作ロッド
、１５ａ・・・操作部材、１５ｂ・・・戻しばね、１Ｇ
・・・弁作動ピン、１７・・・区分、１８・・・シール
リング、２７・・・ポーゴー、２８・・・管部、２９・
・・取っ手、３０・・・足踏み板、３１・・・クッショ
ン、３２・・・ベローズ状折りたたみ部材、３３・・・
孔、３４゜３５・・・作動レバー、１ｏ１・・・作業シ
リンダ、１０２・・・端壁、１０３・・・作業ピストン
ロンド、１０４・・・作業ピストン、１０８・・・第１
の作業室、１０９・・・第２の作業室、１１５・・・操
作ピン、１１９・・・交換室、１２０・・・交換弁、１
２１・・・仕切シピストン、１２２・・・波形部分、１
２３・・・交換通路、１２４・・・仕切りピストンロン
ド、２０１・・・作業シリンダ、２０２・・・端壁、２
０８・・・第１の作業室、２・１９・・・交換室、２２
１・・・仕切りピストン、２２４・・・仕切シピストン
ロツド、２２５・・・ねじ山、２２６・・・止めナット
第１頁の続き ［相］発　明　者　ヴイリー・シエーファ　トイ−ニト ソ連邦共和国コープレンツ・カイザー−オットーーシラ
ーセ　５０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　ばね力調節可能なガスばねにおいて、軸線を有し
   空洞を形成する作業シリンダ（１）が設けられており、
   前記空洞の内側及び外側に延びこの空洞内で第１の作業
   室（８）を形成しかつ、前記空洞の内側及び外側で前記
   作業シリンダ（１）に関連して軸方向で可動なシランジ
   ャ部材が設けられておシ、前記第１の作業室（８）内に
   ガスが充てんされていて、このガスの圧力が、前記作業
   シリンダ（１）に対する前記プランジャ部材の軸方向位
   置に応じて変化するようになっておシ、この第１の作業
   室（８）内に充てんされたガスの量を選択的に増大又は
   減少させるだめのガス交換手段が設けられており、該ガ
   ス交換手段が、前記作業シリンダ（１）に関連して固定
   されたガス交換室（１０）と、このガス交換室（１０）
   と前記第１の作業室（８）との間に延びる交換通路と、
   該交換通路内に設けられた交換弁（１４）と、前記シラ
   ンジャ部材とは別個の交換操作部材とから成っているこ
   とを特徴とする、ばね力調節可能なガスばね。 ２、前記シランジャ部材が、前記作業シリンダ（１）の
   一端部に隣接する、ピストンロッド用のガイド及びシー
   ル部材（６，７）によってシールガイドされた作業ピス
   トンロッド（３）と、この作業ピストンロッド（３）の
   内側端部に設けられた作業ピストン（４）とから成って
   おシ、該作業ピストン（４）が前記第１の作業室（８）
   の一端部を形成していて、この作業ピストン（４）と前
   記ピストンロッド用のガイド及びシール部材（６；７）
   との間の軸方向で前記作業ぎストンロッド（３）の周囲
   に第２の作業室（９）が形成されている、特許請求の範
   囲第１項記載のガスばね６、前記第１の作業室（８）と
   第２の作業室（９）との間に逆止弁の形状の作業ピスト
   ン弁部材（５）が設けられており、該作業ピストン弁部
   材（５）が、前記第２の作業室（９）内のガス圧を越え
   る、前記第１の作業室（８）内のガス圧に応じて閉じら
   れるようになっている、特許請求の範囲第２項記載のが
   スばね。 ４、　前記作業ピストン弁部材（５）が、前記作業シリ
   ンダ（１）に関連した前記作業ピストンロンド（３）の
   外側への運動に応じて開放される形式で、この作業ピス
   トンロンド（３）の軸方向運動に応答する、特許請求の
   範囲第６項記載のガスばね。 ５、　前記ガス交換室（１０）が、前記第１の作業室（
   ８）の軸方向に隣接して、この第１の作業室（８）に対
   して軸方向で整列されている、特許請求の範囲第１項か
   ら第４項までのいずれか１項記載のガスばね。 ６、　前記ガス交換室（１０）が、前記第１の作業室（
   ８）に隣接する最も内側の位置と、この第１の作業室（
   ８）から離れた最も外側の位置との間で可動なポンプピ
   ストン（１２）を有しており、該ポンプピストン（１２
   ）が前記ガス交換室（１０）内で前記交換弁（１４）に
   隣接するポンプ室（１（ｌａ）を形成しており、該ポン
   プピストン（１２）に、このポンプピストン（１２）が
   外方向へ移動する際に前記ポンプ室（１０ａ）に空気を
   吸い込ませかつ内方向へ移動する際に前記ポンプ室（１
   ０ａ）を閉鎖するための吸込弁（１２ａ）が設けられて
   おシ、前記交換弁（１４）が、逆止弁として構成されて
   いて、前記第１の作業室（８）内の圧力が前記ポンプ室
   （１０ａ）内の圧力を越えるとこれに応じて閉鎖せしめ
   られ、これに一対してポンプ室（１０ａ）内の圧力が第
   １の作業室（８）内の圧力を越えるとこれに応じて開放
   せしめられるようになっておシ、前記ポンプピストン（
   １２）に、前記ガス交換室（１０）の外側でポンプ操作
   部材（１３ａ）及び弁作動ピン（１６）が設けられてお
   シ、該弁作動ピン（１６）は、前記ポンプピストン（１
   ２）がその最も内側位置に又はこの最も内側位置に隣接
   する位置にある時に前記交換弁（１４）を開放するよう
   になっており、前記ポンプピストン（１２）が、前記ポ
   ンプ室（１０ａ）を大気に接続するだめの手動操作可能
   な安全弁手段（１γ、１８）よシ成っている、特許請求
   の範囲第１項から第５項までのいずれか１項記載のガス
   はね。 Ｚ　前記ポンプ室（ＩＱａ）が、前記作業シリンダ（１
   ）の一方の端壁（２）に固定されたポンプシリンダ（１
   １）内に形成されている、特許請求の範囲第６項記載の
   ガスばね。 ８、前記安全弁手段（，１７，１，８）が安全弁部材（
   １Ｔ）を有していて、該安全弁部材（１７）が、前記ポ
   ンプピストン（１２）に関連して前記ガス交換弁を作動
   する弁作動ピン（１６）と共に運動するようにこの弁作
   動ピン（１６）に接続されておシ、前記安全弁部材（１
   ７）が、操作部材（１５ａ）によって第１の閉鎖位置か
   ら開放位置を経て第２の閉鎖位置へ手動操作可能であっ
   て、しかも前記第１の閉鎖位置へ向かって負荷されてお
   り、前記ポンプピストン（１２）が前記交換弁（１４）
   に隣接する位置を占めかつ前記安全弁部材（１７）が前
   記第２の閉鎖位置を占めた時に、前記弁作動ピン（１６
   ）が前記交換弁（１４）を開放するようになっている、
   特許請求の範囲第６項又は第７項記載のガスばね。 ９　前記ポンプピストン（１２）がその最も外側の位置
   に向かって負荷されている、特許請求の範囲第６項から
   第８項までのいずれか１項記載のガスばね。 １０、前記ガス交換室（１１９）が大気に対して仕切ら
   れたガス溜めである、特許請求の範囲第１項から第５項
   までのいずれか１項記載のガスばね。 １１、前記ガス交換室（１１９）が空洞内に形成されて
   いて、仕切シピストン（１２１）によつて前記第１の作
   業室（１０８）に対して仕切られておシ、前記交換通路
   ＜１２３）が前記仕切シピストン（１２１）を貫通して
   延びていて、前記交換弁（１２０）が前記仕切シピスト
   ン（１２’　１　）隣接して配置されている、特許請求
   の範囲第１１項記載のガスばね。 １２、前記交換弁（１２０）が、前記仕切）ピストン（
   １２１）と、この仕切シピストン（１２１）から離れた
   側の、前記交換室（１１９）の端壁（１０２）との間に
   設けられた前記ガス交換室（１１９）に沿って延びる管
   状ガイド部材（１２４）内でガイドされた操作ピン（１
   １５）によって作動される、特許請求の範囲第１１項記
   載のガスばね。 １６、前記管状ガイド部材（２２４）が前記仕切９ピス
   トン（２，２１）に固定されていて、前記第１の作業室
   （２０８）と前記ガス交換室（２１９）との間の容積率
   を変えるために、前記端壁（２０２）に関連して調節可
   能である、特許請求の範囲第１２項記載のガスばね。 １４　前記ガスばねがポーゴー（２７）内に設けられて
   いる、特許請求の範囲第１項から第１６項までのいずれ
   か１項記載のガスばね。 １５、前記ガスばねが前記ポーゴー（２７）の管部（２
   ８）を越えて延びるピストンロッド（３）を有している
   、特許請求の範囲第１４項記載のガスばね。 １６６　前記ポーゴー（２７）が、ガス交換手段の少な
   くとも１つの作動部材（３４，３５）用の通路を形成す
   る少なくとも１つの凹部（３３）を備えている、特許請
   求の範囲第１４項又は第１５項記載のガスばね。