JPS6021069B2 - 定電力駆動回路 - Google Patents

定電力駆動回路

Info

Publication number
JPS6021069B2
JPS6021069B2 JP10439977A JP10439977A JPS6021069B2 JP S6021069 B2 JPS6021069 B2 JP S6021069B2 JP 10439977 A JP10439977 A JP 10439977A JP 10439977 A JP10439977 A JP 10439977A JP S6021069 B2 JPS6021069 B2 JP S6021069B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal
pen
thermal pen
heating resistor
drive circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10439977A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5437764A (en
Inventor
博 相部
明 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GURAFUTETSUKU KK
Original Assignee
GURAFUTETSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GURAFUTETSUKU KK filed Critical GURAFUTETSUKU KK
Priority to JP10439977A priority Critical patent/JPS6021069B2/ja
Publication of JPS5437764A publication Critical patent/JPS5437764A/ja
Publication of JPS6021069B2 publication Critical patent/JPS6021069B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Recording Measured Values (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感熱式記録器における熱ペンの駆動回路に関す
る。
一般に、このような感熱式記録器においては感熱記録紙
上に発色記録するため、熱ペンに電力を供給しなければ
ならない。
このように熱ペンに電力を供孫合する駆動回路として、
従来2つの方式が利用されていた。
すなわち、第1の方式としては第1図に示す定電圧駆動
回路であり、第2の方式としては第2図に示す定電流駆
動回路である。
第1図、第2図において、Eiは熱ペンの加熱信号であ
って、例えば熱ペンと感V熱記録紙との相対速度信号あ
るいは熱ペンの温度制御信号である。
11は演算増幅器、12,13,14,16は固定抵抗
、15は熱ペンの発熱抵抗体である。
第1図に示した定電圧駆動回路について説明する。熱ペ
ンの加熱信号Eiを例えば相対速度信号とすると、この
定電圧駆動回路は前記の相対速度信号に比例する電圧を
熱ペンの発熱低抗体15に印加する。
熱ペンの発熱抵抗体15はこれにより、相対速度信号に
比例した電圧により発熱し、感熱記録紙上に発色記録す
る。従って、この場合熱ペンの発熱抵抗体15に供聯合
される電流が一定であれば発熱抵抗体15に供給される
電力は相対速度信号に比例したものとなり、熱ペンと感
熱記録紙との相対速度が広範に変化した場合でも均一な
記録が得られる。しかしながら、熱ペンの発熱抵抗体1
5はそれ自身、発熱熱することによりその抵抗値を変化
する。また、熱ペンの製造上のバラッキにより、発熱抵
抗体15の抵抗値はひとつひとつの熱ペンによって異な
る。このような、熱ペンの発熱抵抗体15の抵抗値の変
化は第1図に示す定電圧駆動回路では電流の変化となっ
て表れる。
この電流の変化は熱ペンの発熱抵抗体15に供v給する
電力を変化する。従って相対速度に比例した電力が供給
できず均一な記緑が得られない。第2図に示す定電流駆
動回路においては熱ペンの発熱抵抗体15には加熱信号
12に比例した電流が流れる。
従って熱ペンの発熱抵抗体15の両端の電圧が一定であ
れば発熱抵抗体15に供給される電力は加熱信号Eiに
比例したものとなる。しかしながら、熱ペンの発熱抵抗
体15の抵抗値は前述した理由により変化する。この変
化は熱ペンの発熱抵抗体15に供孫合される電力を変化
する。従って均一な記録は得られない。このように、従
釆の熱ペンの駆動回路においては、それ自身の発熱およ
び熱ペンの製造上のバラッキ等による熱ペンの発熱抵抗
体15の変化のため、熱ペンの発熱抵抗体15に供給さ
れる電力に悪影響が及ぼされる。
本発明はこのような欠点を除去するためになされたもの
である。
この目的を達成するため、本発明においては熱ペンの発
熱抵抗体の抵抗値変化にはほとんど無関係で、熱ペンの
加熱信号に関係する電力を供給するための定電力駆動回
路を提供するものである。
以下、本発明の一実施例を参照して詳細に説明する。第
3図は、本発明に関わる定電力駆動回路の一実施例を示
す構成説明図である。
第3図において、11は演算増幅器、12は直列抵抗、
13は基準抵抗で、この回路の倍率決定に関係する。
14は熱ペンの発熱抵抗体15に印加される電圧を演算
増幅器11にフィードバックすることに関係する直列抵
抗、15は熱ペンの発熱抵抗体、16は熱ペンの発熱抵
抗体15に流れる電流を演算増幅器11にフィードバッ
クすることに関係する直列抵抗、17は電流検出抵抗で
ある。
今、熱ペンの加熱信号Eiを一定とするとき1、熱ペン
の消費電力Wpは熱ペンの発熱抵抗体の抵抗値Rpの関
数であり、従ってWp=f(Rp)とおける。
このグラフは第4図のようになる。第4図より、熱ペン
の消費電力Wpは熱ペンの発熱抵抗体15の抵抗値Rp
がk,のとき最大値をとり、k2のとき変曲点をもつ。
この抵抗値k,,k2は第3図の固定抵抗14,16,
17によって決まる。
熱ペンの発熱抵抗体15の抵抗値Rpが変化すれば熱ペ
ンの消費電力Wpは変化するが熱ペンの発熱抵抗体15
の抵抗値Rpの大幅な変化に対して消費電力Wpがほと
んど変化しない領域が存在すること以下に示す。いま、
第5図のように熱ペンの発熱抵抗体15の抵抗値Rpの
初期値をRoとし、Roからの変化分を△Roとする。
Rp=RoのときWp=f(Ro)己Wo,Rp=Ro
+△Roのとき、Wp=f(Ro+△Ro)三Wo+△
Woとおき、熱ペンの発熱抵抗体15の抵抗値Rpの変
化率を△Ro/Ro三×、熱ペンの消費電力Wpの変化
率を△Wo/Wo…Yとおく。
熱ペンの消費電力Wpの変化率Yは、熱ペンの発熱抵抗
体15の抵抗値Rpの変化率×の関数であるからY三g
(×)とおくと、このグラフは第6図のように、熱ペン
の発熱抵抗体15の抵抗値Rpの初期値Roの状態によ
り3つに分かれる。
すなわち、第6図aはRo>k,のときbはRo=k,
のとき、cはRoくk,のときである。ここでk,は第
4図で示した熱ペンの消費電力Wpが最大になるときの
熱ペンの発熱抵抗体の抵抗値である。熱ペンの発熱抵抗
体15の抵抗値Rpが、初期値Roから△Roだけ変化
してもRpは必ず正の値をとるから、oくRo+△Ro
である。従って、実用上の熱ペンの抵抗の変化率Xは△
Ro/Roであるから−1<×の範囲について考えれば
よい。第6図の3つのグラフの中で−1<Xにおいて、
熱ペンの消費電力Wpの変化率Yが最も小さい場合は、
第6図のbであることがわかる。即ち、熱ペンの発熱抵
抗体15の抵抗値Rpの初期値Roを第4図に示すK,
に選ぶとき、熱ペンの発熱抵抗体15の抵抗値Rpが大
きく変化しても、熱ペンの消費電力Wpの変化はきわめ
て小さい。このことを言い換えれば、熱ペンの発熱抵抗
体15の初期値Roを例えば2000とし、第3図に示
す定電力駆動回路において、第4図に示されるK,の値
が2000となるように直列抵抗14,16,17を調
整して回路定数をあらかじめ調整しておけば熱ペンの発
熱抵抗体15の抵抗値RpがRp>○の範囲で変化して
も消費電力Wpの変化は第6図bに示すように極めて小
さくなる。
以上は本発明に係る第3図の回路が定電力駆動回路とし
て働くことを理論の上から説明したが、実際に第3図の
回路を動作させ実測してみると非常によい結果が得られ
た。即ち、熱ペンとしての発熱抵抗体の抵抗値は約20
00に作られているので、第4図の回路を使って熱ペン
の発熱抵抗体15の抵抗値Rpが約1500、約200
0、約2500のときの熱ペンの消費電力を測定した。
約2000のときの熱ペンの消費電力を基準にすると、
抵抗値が約±25%変化しても消費電力の変化は約一2
%以下であった。以上は、本発明に係わる定電力駆動回
路の熱ペンの加熱信号Eiを一定とし、熱ペンの発熱抵
抗体15の抵抗値のみ変化するものと仮定した場合につ
いて述べた。
これは、感熱記録器において熱ペンと感熱記録紙との間
の相対速度が一定の時に発色濃度、記録線幅が均一にな
ることを示している。しかし、幅広い周波数応答性を有
する熱ペンと超低速から高速まで送りスピードが変化す
る感熱記録紙とを有する感熱式記録器においては、熱ペ
ンの加熱信号Ejを相対速度信号に応じて変化させる必
要がある。
熱ペンの加熱信号Eiをこれら熱ペンと感熱記録紙との
相対速度変化に応じた信号とすれば、これらの相対速度
が大幅に変化したとしても感熱記緑紙の発色濃度および
記録線幅は発熱抵抗体の抵抗値変化に影響されない。
以上、説明したように本発明に係わる定電力駆動回路に
よれば熱ペンの加熱信号に関係し、熱ペンの発熱抵抗体
の抵抗値のバラッキや発熱温度による抵抗値変化にほと
んど関係しない電力を熱ペンの発熱抵抗体に供給するの
で、発色濃度および記録線幅を一定に保ち、また熱暴走
から熱ペンを保護する等大きな効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の熱ペンの駆動回路で、第1
図は定電圧駆動回路、第2図は定電流駆動回路を示して
いる。 第3図は本発明の一実施例である定電力駆動回路、第4
図は熱ペンの抵抗とその電力との関係図、第5図は熱ペ
ンの抵抗変化分と熱ペンの消費電力の変化分の定義を示
す図、第6図は熱ペンの抵抗の変化率と熱ペンの消費電
力の変化率との関係図である。11…・・・演算増幅器
、12,13,14,16,17・・・固定抵抗、15
・・・・・・熱ペンの発熱抵抗体。 菊t図 努づ函 第3図 繁4函 笑う図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 熱ペンの加熱信号を入力とし、所定の倍率で増幅し
    て、熱ペンの発熱抵抗体に出力する演算増幅器と、前記
    熱ペンの発熱抵抗体に印加される電圧を前記演算増幅器
    にフイードバツクするフイードバツク手段と、前記熱ペ
    ンの発熱抵抗体に流れる電流を前記演算増幅器にフイー
    ドバツクするフイードバツク手段とを有し、熱ペンの発
    熱抵抗体それ自身の熱的作用による抵抗値変化には無関
    係な電力を供給することを特徴とする感熱記録器の定電
    力駆動回路。
JP10439977A 1977-08-31 1977-08-31 定電力駆動回路 Expired JPS6021069B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10439977A JPS6021069B2 (ja) 1977-08-31 1977-08-31 定電力駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10439977A JPS6021069B2 (ja) 1977-08-31 1977-08-31 定電力駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5437764A JPS5437764A (en) 1979-03-20
JPS6021069B2 true JPS6021069B2 (ja) 1985-05-25

Family

ID=14379638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10439977A Expired JPS6021069B2 (ja) 1977-08-31 1977-08-31 定電力駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6021069B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03110265U (ja) * 1990-02-28 1991-11-12

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057170A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Hirata Neji Kk 屋根材などの締結用ネジ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03110265U (ja) * 1990-02-28 1991-11-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5437764A (en) 1979-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69732750T2 (de) Magnetoresistiver Fühler mit elektronischer Vormagnetisierung
JPS61270173A (ja) プリント・エネルギを一定に維持するクロ−ズド・ル−プ感熱プリンタ
DE3218263A1 (de) Farbtemperatur-steuereinrichtung fuer einen farbstrahldrucker
JPH06105176B2 (ja) 熱式空気流量計
JP2002365114A (ja) 熱式流量検出装置
JPS6021069B2 (ja) 定電力駆動回路
JPS58201681A (ja) サ−マルヘツド制御装置
JPH06198943A (ja) サーマルヘッド
JPS59207270A (ja) サ−マルヘツド
JPH06127009A (ja) サーマルヘッド印字濃度制御装置
JPS58136463A (ja) 感熱記録装置
JPS5821588B2 (ja) インクジエツトキロクソウチ
JPH0654252B2 (ja) スイッチング制御形熱式流量センサ
JPS6362752A (ja) 感熱転写プリンタ
US4237467A (en) Thermal writing device for recording apparatus
JPH02299865A (ja) プリンタ
JPH1019622A (ja) 感熱式流量センサ及びその駆動回路
JPH0832455B2 (ja) 感熱記録装置における記録パルス幅制御装置
JPS60242372A (ja) 熱式風速計
JPS58201113A (ja) 可動体位置決めサ−ボシステム
KR20000011708A (ko) 자기정보판독장치
JPH0349002A (ja) リード回路の利得制御方式
JPS604079A (ja) サ−マルプリンタ
JPS6223393A (ja) ステツピングモ−タ駆動装置
JPS5812726B2 (ja) マグネツトクドウホウシキ