JPS6021045B2 - ポリウレタンフオ−ム等を芯材とする複合板の製造方法 - Google Patents
ポリウレタンフオ−ム等を芯材とする複合板の製造方法Info
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- JPS6021045B2 JPS6021045B2 JP52116293A JP11629377A JPS6021045B2 JP S6021045 B2 JPS6021045 B2 JP S6021045B2 JP 52116293 A JP52116293 A JP 52116293A JP 11629377 A JP11629377 A JP 11629377A JP S6021045 B2 JPS6021045 B2 JP S6021045B2
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Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属簿板を凹状に形成し、その凹状部にポリウ
レタンフオーム等の断熱材兼芯材を充填した複合板の製
造方法に関するものである。
レタンフオーム等の断熱材兼芯材を充填した複合板の製
造方法に関するものである。
さらに詳しくは、独立気泡発泡組織の断熱材兼芯材の組
織の薄金属板側、もしくは裏面材側をある厚さに百つて
連通気泡発泡組織に変性させることによって複合板の寸
法変化を抑制して複合板のイQ艦面の変形、複合板の離
脱を防止することを目的とするポリウレタンフオーム等
を芯村とする複合板の製造方法に係る。一般に金属薄板
を化粧材とし、その裏面にポリウレタンフオーム等を充
填したサンドイッチパネルは経時的に化粧材の表面が外
方に突出(山状化)する現象が多く見られる。
織の薄金属板側、もしくは裏面材側をある厚さに百つて
連通気泡発泡組織に変性させることによって複合板の寸
法変化を抑制して複合板のイQ艦面の変形、複合板の離
脱を防止することを目的とするポリウレタンフオーム等
を芯村とする複合板の製造方法に係る。一般に金属薄板
を化粧材とし、その裏面にポリウレタンフオーム等を充
填したサンドイッチパネルは経時的に化粧材の表面が外
方に突出(山状化)する現象が多く見られる。
これは物理的な要因と化学的な要因によるものと推測さ
れる。すなわち、上記物理的要因としては、発泡剤の温
度による膨脹、気泡生成時の方向性、製造時の内部ひず
み、ポリマー結合度合等が相乗的に付加されて変形する
と考えられている。また、化学的な要因としてはポリウ
レタンフオームを一例にとると、ポリオールとポリィソ
シアネートの反応において通常90%〜95%が反応し
、残り約5〜10%の未反応ィソシアネートがポリウレ
タンフオーム内に存在する。この禾反応ポリィソシアネ
ートが空気中の水蒸気、水等と次第に反応し、炭酸ガス
を放出して発泡組織を膨脹させると考えられている。こ
のような原因によって複合板の外観となる化粧面部が施
工時と異なり、山状に隆起する欠点があった。その結果
、GX日斑面となる外観が経時的に変形する。@複合板
を使用した壁体の複合板間の連結部が離脱するなどの不
都合があった。本発明はこのような欠点を除去するため
、断熱材兼芯村の変形に大きく影響する複合板中央部の
発泡組織を中心に独立気泡発泡組織を運適化、所謂蓮通
気泡発泡組織に形成し、断熱材兼芯村の寸法変化による
金属薄板への影響を抑制して化粧面の外観を損なうこと
なく、かつ、連結部における離脱を防止しうる複合板を
製造する方法を提供するものである。
れる。すなわち、上記物理的要因としては、発泡剤の温
度による膨脹、気泡生成時の方向性、製造時の内部ひず
み、ポリマー結合度合等が相乗的に付加されて変形する
と考えられている。また、化学的な要因としてはポリウ
レタンフオームを一例にとると、ポリオールとポリィソ
シアネートの反応において通常90%〜95%が反応し
、残り約5〜10%の未反応ィソシアネートがポリウレ
タンフオーム内に存在する。この禾反応ポリィソシアネ
ートが空気中の水蒸気、水等と次第に反応し、炭酸ガス
を放出して発泡組織を膨脹させると考えられている。こ
のような原因によって複合板の外観となる化粧面部が施
工時と異なり、山状に隆起する欠点があった。その結果
、GX日斑面となる外観が経時的に変形する。@複合板
を使用した壁体の複合板間の連結部が離脱するなどの不
都合があった。本発明はこのような欠点を除去するため
、断熱材兼芯村の変形に大きく影響する複合板中央部の
発泡組織を中心に独立気泡発泡組織を運適化、所謂蓮通
気泡発泡組織に形成し、断熱材兼芯村の寸法変化による
金属薄板への影響を抑制して化粧面の外観を損なうこと
なく、かつ、連結部における離脱を防止しうる複合板を
製造する方法を提供するものである。
以下に、図面を用いて本発明に係るポリウレタンフオー
ム等を芯材とする複合板の製造方法について詳細に説明
する。
ム等を芯材とする複合板の製造方法について詳細に説明
する。
すなわち、第1図は本発明に係る製造方法によって製造
した複合板を示す縦断面図である。図において、1は金
属薄板で凹、部2と雄型連結部3と雌型連結部4を形成
したものである。5は断熱材兼芯材、6は独立気泡組織
の形成を抑制する抑制剤(以下、単に抑制剤という)、
7はシート状物である。
した複合板を示す縦断面図である。図において、1は金
属薄板で凹、部2と雄型連結部3と雌型連結部4を形成
したものである。5は断熱材兼芯材、6は独立気泡組織
の形成を抑制する抑制剤(以下、単に抑制剤という)、
7はシート状物である。
さらに説明すると、金属薄板1としてはカラー鉄板、鋼
板、アルミニウム板、その他の表面処理鋼板であり、板
厚は約2肋以下、例えば0.27脇、0.35肌程度の
ものである。断熱材兼芯材5としてはポリウレタンフオ
ーム、ポリイソシアヌレートフオーム、フェノールフオ
ーム、ェポキシフオーム、等の1種からなり、かつ、独
立気泡発泡組織を形成するフオ−ムである。また、抑制
剤6としてはパラフィン樹脂、シリコン、炭酸塩、水等
の1種からなるものであり、主に断熱材兼芯材の原料が
反応、発泡時にその反応、発泡を阻害して本来は独立気
泡発泡組織を形成する反応系を運通気泡発泡組織に変化
するためのものである。さらに説明すると、断熱材兼芯
材原料が反応、発泡する際に発泡剤の気化タイミングと
反応物の粘度をマッチさせることによって所定の発泡倍
率に発泡する諸元に配合しているのであるが、この反応
系の途中に部分的に粘度と発泡剤の気化のタイミングを
狂わせたり、さらに添加した物質と原料の1成分とが反
応して別のガス、例えばポリイソシアネートと水の反応
によって炭酸ガスを放出させ、本来の発泡圧にこの気体
を付加することによって独立気泡の発泡組織を破壊して
蓮通化するものである。その添加方法としては断熱材兼
芯材の原料が吐出される前の金属薄板1の凹部の底面、
または上記原料が反応途中の時に第2図a,bに示すよ
うな分布で抑制剤6を添加するものである。すなわち、
a図は抑制剤6を金属薄板1の幅方向において、その中
心から左右方向へ大→小へ直線的に減少するように添加
する場合、b図はこれを曲線的に添加する場合である。
また、抑制剤6の添加時期は断熱材兼芯材5の原料がゲ
ルタィム状態でラィズタィムに到達する前であり、図示
しないスプレーガン、または吐出口から第2図a,bに
示すような割合で分布するものである。さらに、抑制剤
6の添加量は上記原料の反応系、添加時期のタイミング
等によって種々異なるが、第1図においてハッチングで
示す部分の発泡組織を運遍気泡化するには断熱材兼芯材
5の原料10の重量部に対して1の重量部位である。勿
論、蓬通気泡発泡組織部は独立気泡発泡組織に比べて強
度が低いため、最大でも上記原料10匹重量部に対して
5の重量部位である。次に本発明に係る複合板の製造方
法について説明すると、第3図において30は搬送手段
、31は断熱材兼芯材供給機、32,32′は抑制剤散
布機、33はキュァオープンである。特に上記散布機3
2,32′はその吐出口が第2図a、もしくはbに示す
ような分布にほぼ抑制剤を塗布できる機構のものである
。また、キュァオーブンは約4ぴ0〜100qoに温度
コントロールできるものであり、例えばスチールベルト
34,35によって形成される移動する型36を形成す
るものである。また、上記抑制剤6の添加量は断熱材兼
芯材5の厚さ原料によって種々異なるが、蓮通気泡組織
を有する部分が前記金属薄板1を変形させないように吸
収しうる領域の深さである。そこで、いま搬送手段30
、およびキュアオーブン33が約30の/minの速度
で回転しており、断熱材兼芯材供V給機31からポリオ
ールとポリィソシアネートが100:100で、かつ、
発泡剤としてフレオン11を用いたポリウレタンフオー
ム用原料が初速度4肌/minの速度で水平方向に噴射
されている。
板、アルミニウム板、その他の表面処理鋼板であり、板
厚は約2肋以下、例えば0.27脇、0.35肌程度の
ものである。断熱材兼芯材5としてはポリウレタンフオ
ーム、ポリイソシアヌレートフオーム、フェノールフオ
ーム、ェポキシフオーム、等の1種からなり、かつ、独
立気泡発泡組織を形成するフオ−ムである。また、抑制
剤6としてはパラフィン樹脂、シリコン、炭酸塩、水等
の1種からなるものであり、主に断熱材兼芯材の原料が
反応、発泡時にその反応、発泡を阻害して本来は独立気
泡発泡組織を形成する反応系を運通気泡発泡組織に変化
するためのものである。さらに説明すると、断熱材兼芯
材原料が反応、発泡する際に発泡剤の気化タイミングと
反応物の粘度をマッチさせることによって所定の発泡倍
率に発泡する諸元に配合しているのであるが、この反応
系の途中に部分的に粘度と発泡剤の気化のタイミングを
狂わせたり、さらに添加した物質と原料の1成分とが反
応して別のガス、例えばポリイソシアネートと水の反応
によって炭酸ガスを放出させ、本来の発泡圧にこの気体
を付加することによって独立気泡の発泡組織を破壊して
蓮通化するものである。その添加方法としては断熱材兼
芯材の原料が吐出される前の金属薄板1の凹部の底面、
または上記原料が反応途中の時に第2図a,bに示すよ
うな分布で抑制剤6を添加するものである。すなわち、
a図は抑制剤6を金属薄板1の幅方向において、その中
心から左右方向へ大→小へ直線的に減少するように添加
する場合、b図はこれを曲線的に添加する場合である。
また、抑制剤6の添加時期は断熱材兼芯材5の原料がゲ
ルタィム状態でラィズタィムに到達する前であり、図示
しないスプレーガン、または吐出口から第2図a,bに
示すような割合で分布するものである。さらに、抑制剤
6の添加量は上記原料の反応系、添加時期のタイミング
等によって種々異なるが、第1図においてハッチングで
示す部分の発泡組織を運遍気泡化するには断熱材兼芯材
5の原料10の重量部に対して1の重量部位である。勿
論、蓬通気泡発泡組織部は独立気泡発泡組織に比べて強
度が低いため、最大でも上記原料10匹重量部に対して
5の重量部位である。次に本発明に係る複合板の製造方
法について説明すると、第3図において30は搬送手段
、31は断熱材兼芯材供給機、32,32′は抑制剤散
布機、33はキュァオープンである。特に上記散布機3
2,32′はその吐出口が第2図a、もしくはbに示す
ような分布にほぼ抑制剤を塗布できる機構のものである
。また、キュァオーブンは約4ぴ0〜100qoに温度
コントロールできるものであり、例えばスチールベルト
34,35によって形成される移動する型36を形成す
るものである。また、上記抑制剤6の添加量は断熱材兼
芯材5の厚さ原料によって種々異なるが、蓮通気泡組織
を有する部分が前記金属薄板1を変形させないように吸
収しうる領域の深さである。そこで、いま搬送手段30
、およびキュアオーブン33が約30の/minの速度
で回転しており、断熱材兼芯材供V給機31からポリオ
ールとポリィソシアネートが100:100で、かつ、
発泡剤としてフレオン11を用いたポリウレタンフオー
ム用原料が初速度4肌/minの速度で水平方向に噴射
されている。
また、散布機32からは水が第2図aにおける1のパタ
ーンで、しかも上記原料がクリームからゲルタイムに変
る時期に上方から添加されていると仮定する。凹状部を
上方に向けて搬送手段30から送出された金属薄板1に
対し、ポリウレタンフオーム原料Pを平均的に吐出する
。この吐出された原料がクリームからゲル、すなわち、
発泡開始の時期に水をスプレーガンで散布する。その後
に裏面材7を積層する。これをキュアオーブン33に送
出し、養生せしめて約80〜90%以上の反応を完結す
るようにしてその出口から複合パネルとして送出される
。この複合板の発泡組織は製造後3日後に切断して、観
察してみると、第1図においてハッチングで示す部分の
独立気泡組織の約40〜50%位が蓮通気泡発泡組織と
なっていた。この複合板を約70〜80q0の雰囲気に
約10日間放置した。その際、イQ妊材の化粧面の外観
の変形は幾分あったが、外観を損なうような現象は見ら
れなかった。また、散布機32をポリウレタンフオーム
源料吐出の前に設置した場合は第1図に示すハッチング
が逆の面に形成される。以上説明したのは本発明に係る
ポリウレタンフオーム等を芯材とする複合板の製造方法
の一実施例にすぎず、パーラィト粒、棚砂等をフオーム
に添加して物理的に蓮通化した発泡組織を形成すること
もできる。
ーンで、しかも上記原料がクリームからゲルタイムに変
る時期に上方から添加されていると仮定する。凹状部を
上方に向けて搬送手段30から送出された金属薄板1に
対し、ポリウレタンフオーム原料Pを平均的に吐出する
。この吐出された原料がクリームからゲル、すなわち、
発泡開始の時期に水をスプレーガンで散布する。その後
に裏面材7を積層する。これをキュアオーブン33に送
出し、養生せしめて約80〜90%以上の反応を完結す
るようにしてその出口から複合パネルとして送出される
。この複合板の発泡組織は製造後3日後に切断して、観
察してみると、第1図においてハッチングで示す部分の
独立気泡組織の約40〜50%位が蓮通気泡発泡組織と
なっていた。この複合板を約70〜80q0の雰囲気に
約10日間放置した。その際、イQ妊材の化粧面の外観
の変形は幾分あったが、外観を損なうような現象は見ら
れなかった。また、散布機32をポリウレタンフオーム
源料吐出の前に設置した場合は第1図に示すハッチング
が逆の面に形成される。以上説明したのは本発明に係る
ポリウレタンフオーム等を芯材とする複合板の製造方法
の一実施例にすぎず、パーラィト粒、棚砂等をフオーム
に添加して物理的に蓮通化した発泡組織を形成すること
もできる。
特にパーラィト粒のように中空粒の場合は中空に存在す
る空気がポリウレタンフオーム等の発泡時の温度によっ
て上昇せしめられ、フオーム形成途中においてパーラィ
ト粒から飛び出し、結果的に独立気泡の発泡組織を蓬通
化することも一部可能である。上述したように本発明に
係るポリウレタンフオーム等を芯村とする複合板の製造
方法によれば、断熱材兼芯村製造時にその発泡組織を故
意に荒らす、所謂運通発泡組織とすることによって単一
の独立気泡発泡組織の場合に生ずる寸法変化を抑制して
、複合板の経時変化を見掛け上無視しうるようにした特
徴がある。
る空気がポリウレタンフオーム等の発泡時の温度によっ
て上昇せしめられ、フオーム形成途中においてパーラィ
ト粒から飛び出し、結果的に独立気泡の発泡組織を蓬通
化することも一部可能である。上述したように本発明に
係るポリウレタンフオーム等を芯村とする複合板の製造
方法によれば、断熱材兼芯村製造時にその発泡組織を故
意に荒らす、所謂運通発泡組織とすることによって単一
の独立気泡発泡組織の場合に生ずる寸法変化を抑制して
、複合板の経時変化を見掛け上無視しうるようにした特
徴がある。
また、芯材の一部分の組織のみを蓮通気泡化発泡組織に
するため複合板自体の機械強度、断熱性等の物性をほと
んど損なうことないこ製造できる特徴がある。さらに、
芯材の変形によって複合板連結部が連結部から離脱する
ことがない複合板を製造できる副次的効果もある。
するため複合板自体の機械強度、断熱性等の物性をほと
んど損なうことないこ製造できる特徴がある。さらに、
芯材の変形によって複合板連結部が連結部から離脱する
ことがない複合板を製造できる副次的効果もある。
第1図は本発明に係るポリウレタンフオーム等を芯村と
する複合板の製造方法によって形成された複合板の一実
施例を示す縦断面図、第2図a,bは独立気泡阻止剤の
分布状態を示す説明図、第3図は本発明に係る製造方法
を示す説明図である。 1・・・・・・金属簿板、2・・・・・・凹状、6・・
・・・・独立気泡組織の形成を抑制する抑制剤、31・
・・・・・芯材供給機、33……キュアオーブン。 オー図 オ2鶴 ガ3図
する複合板の製造方法によって形成された複合板の一実
施例を示す縦断面図、第2図a,bは独立気泡阻止剤の
分布状態を示す説明図、第3図は本発明に係る製造方法
を示す説明図である。 1・・・・・・金属簿板、2・・・・・・凹状、6・・
・・・・独立気泡組織の形成を抑制する抑制剤、31・
・・・・・芯材供給機、33……キュアオーブン。 オー図 オ2鶴 ガ3図
Claims (1)
- 1 金属薄板を凹状に形成し、該凹状空間に独立気泡の
発泡組織を形成するポリウレタンフオーム等原料を吐出
せしめ、該原料が反応、発泡途中の発泡面上に裏面材を
積層すると共に、前記原料の発泡硬化によつて一体化し
て複合板を製造するに当り、独立気泡発泡組織の形成を
低減する抑制剤を凹状中央から両端に近づくに従つて大
量から小量へと曲線、もしくは直線的な密度で、かつ、
金属薄板の裏面、あるいは発泡途中の原料面上に添加し
たことを特徴とするポリウレタンフオーム等を芯材とす
る複合板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52116293A JPS6021045B2 (ja) | 1977-09-27 | 1977-09-27 | ポリウレタンフオ−ム等を芯材とする複合板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52116293A JPS6021045B2 (ja) | 1977-09-27 | 1977-09-27 | ポリウレタンフオ−ム等を芯材とする複合板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5450072A JPS5450072A (en) | 1979-04-19 |
JPS6021045B2 true JPS6021045B2 (ja) | 1985-05-25 |
Family
ID=14683441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52116293A Expired JPS6021045B2 (ja) | 1977-09-27 | 1977-09-27 | ポリウレタンフオ−ム等を芯材とする複合板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021045B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111373190B (zh) * | 2017-12-22 | 2021-11-19 | 松下知识产权经营株式会社 | 具有真空隔热件的隔热结构体、以及使用该隔热结构体的家电制品、住宅墙壁和运输设备 |
-
1977
- 1977-09-27 JP JP52116293A patent/JPS6021045B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5450072A (en) | 1979-04-19 |
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