JPS6021020B2 - 自動ロ−ル圧延加工機のワ−ク供給装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野） 本発明は、スプーン、ナイフ、フオーク等の地抜材の自
動ロール圧延加工機のワーク供艶者装置に関するもので
ある。

〔従釆の技術〕

従来この種の先行公知技術としては特公昭４６−斑７松
号、実関昭弘一１２斑略号公報等が挙げられる。

この従来構造のものは、ワークをチャックで保持し、チ
ャックを前進、往穣動、後退、房機動のほぼ四角形軌跡
運動させ、その運動の往横勤途中にワークを圧延ロール
間に通し、該ワークを取出すようにしたもので、この場
合そのワークをチャックに供給する構造にあっては、チ
ャックの側方位直にワークを積重ねて贋き、上記四角形
軌跡運動するチャックをその運動中の受取位置にて停止
させ、最下段のワークを供繋篭部村の突出し動作又は吸
着移送動作で、停止しているチャックに供聯合するよう
に構成されている。

ここでほぼ四角形軌跡連動するチャックをその受取位直
で停止させるのは、供聯合部材の供給位置とチャックの
受取位置とを合致させるためで、チャックの運動中にワ
ークを供甥給するのは困難であるという理由からである
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記チャックの四角形軌跡運動をヮ‐ク
供給ごとに停止させることは、作業の高速化に反し、作
業能率の低下が、生じ、さらには機構面、制御面で複雑
化が生じるという不都合な面を有している。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明はこれらの不都合を解消することを目的とするも
ので、その要旨は、スプーン、ナイフ、フオーク等地抜
材のワークを供給ベースの供給部材で１枚宛分離し、該
供給部村の供謙合動作でワークをチャックに供輪篇し、
該チャックを前進、往横動、後退、戻横動のほぼ四角形
軌跡運動させ、該運動の往機動途中に該ワークを圧延ロ
ール間に通し、該ワークを取出すようにした自動ロール
圧延加工機において、上記供Ｖ給ベースを往房機動自在
に設け、核供給ベースに上記供給部材を供離合動作自在
に設け、前記チャックの四角形軌跡運動によって往房横
敷する移動部材を設け、少なくとも上記餅総合部材の餅
聯合動作時には該移動部材と供聯合ベースとが一定間隔
を保持して共勤するように構成したことを特徴とする自
動ロール圧延加工機のワーク供繋費装置にある。

〔作 用〕

供野合ベースと移動部材とは、少なくとも供尊台部材の
供Ｖ給動作時には一定の間隔を保持しつつ一緒に共鰯し
、よって僕９蛤ベースと移動部村とは相対的に静止の状
態となり、その状態で供ｖ給部村はワークを確実にチャ
ックに供給し、ワーク供給時においても上記チャックの
運動を停止させることがなく、チャックは連続運動する
。

〔実施例〕

第１図乃至第７図は本発明の好適な実施例を示したもの
で、１は聯合であって、その上部には図示省略の運動機
構によって平面内において前進、往機動、後退、房構動
のほぼ四角形軌跡運動する移動ベース２が設けられ、そ
の移動ベース２上にチャック３がその長手方向軸線を中
心に反転回動自在に取付けられ、この場合、チャック３
はチャック用シリンダ４の作動で先端部が枢着ピン５を
中心に開閉動作し、その互いの開動作によってワーク６
を挟着するようにし、かつ、図示省略のチャック３の反
転回動麹にピニオン７を取付け、聯合１の後部に進退用
シリンダ８により前後敷するラック９を設け、よってチ
ャック３はほぼ四角形軌跡運動すると共にワーク６の挟
着、解放動作をし、かつ、ラック９を前進させると房横
勤時にそれにピニオン７が噛合し、反転動作をなす。

また、機台１の前部には取付片１０が設けられ、取付片
１０間に２本の穣ガイド軸１１が平面内に平行に横談さ
れ、横ガイド軸１１には移動部材１２が往戻機動自在に
架設され、移動部材１２の上部には轍止部１３が形成さ
れ、鞠止部１３に２本の前後ガイド鼠１４がチャック３
に向けて固定突談され、前記移動ベース２に軸受部１５
が形成され、軸受部１５に前記前後ガイド鞠１４を渚勤
自在に頁挿し、横ガイド軸１１及び前後ガイド軸１４の
作用で、移動ベース２のほぼ四角形軌跡運動によって移
動部材１２は往戻横動し、すなわち、移動ベース２の往
機動時には移動部材１２は往機敷し、後退時には移動部
材１２は停止し、戻機動時には移動部材１２は房横動し
、前進時には移動部村１２は停止し、よって結果として
往戻機動を一定周期で繰返すことになる。また、聯合１
の側方には供給機台１６が設けられ、供給聯合１６に軸
受板１７を取付け、軸受板１７に２本の機動ガイド軸１
８を平行に横設し、横勤ガイド藤１８にスライドブロッ
ク１９を往戻機動自在に架設し、スライドブロック１９
の上面に供給ベース２０を取付け、スラィドブｏック１
９の前側面に連続板２１を取付け、連結板２１のチャッ
ク３と反対側面に連結片２２を形成し、供給機台１６の
下面に追従用シリンダ２３を取付け、そのロッド２４を
連結片２２に取付け、追従用シリンダ２３の引動作で餅
皮合ベース２０がチャック３側に往機動するように構成
されている。

また、供給ベース２０上に軸受体２５を形成し、軸受体
２５間にスプラィン軸２６を回転自在かつ摺鰯自在に横
設し、供隷溝ベース２０上に供Ｖ給用シリンダ２７を取
付け、スプラィン軸２６の後端部にスプラィン軸２６の
回転を許容しかつスプラィン軸２６の鞠方向の移動を規
制された連結板２８を取付け、連続板２８に供給用シリ
ンダ２７のロッド２９を連結し、スプライン軸２６の中
程にスプライン軸２６の摺動を許容しかつスプラィン軸
２６に回り止めされた作動アーム３０を取付け、作動ア
ーム３０に図示省略の作動機構を連結し、スプライン軸
２６の前端部に供給アーム３１を固定し、供給アーム３
１に真空パッド３２を有する供給部村３３を取付けて構
成している。また、機台１と供Ｖ給機台１６との間に図
示省略のエスケープ機構を有するシュート３４を配設し
、シュート３４に吊下整列させたワーク６を前方から１
枚宛エスケープ機構、分離杵３５、供給アーム３１の協
働作用で分離するようにしている。また、前記供給ベー
ス２０と一体的な前記連結板２１に間隔保持部材３６の
一方端部を固定突設し、間隔保持部材３６の長さを所定
寸法１に形成し、間隔保持部材３６の他方端部に前記移
動部村１２の下面に固定した当擬被−３７に当駿するよ
うに構成している。

また機台１の前方にはロール圧延機３８を対設し、それ
には上下に対向する圧延ロール３９が備えられ、互いに
異万向の送り回転する圧延ロール３９間にワーク６を通
すと、圧延ロール３９間の圧濃作用でワーク６は圧延さ
れる。

本実施例は上記構成であるから、第１，２図の位置での
説明図たる第４図を原位置とすると、この原位置では圧
延前のワーク６をチャック３が挟持し、供給前のワーク
を供給部村３３の真空パッド３２が保持し、チャック３
は前進、往機動、後退、戻機動のほぼ四角形軌跡運動の
うち、左前隅位直ａに位置している。

よって、原位置からチャック３が往横敷するとその途中
でチャック３に侠持されたワーク６は圧延ロール３９間
に通され、ワーク６は圧延加工され、圧延時位贋Ｒ又は
その近傍位贋でチャック３は解放され、その圧延後のワ
ーク６は自重によって取出落下し、第５図の如く右前隅
位贋ｂに到達する。

この場合において、原位直たる左前隅位直ａからチャッ
ク３が往機動を開始すると同時に追従用シリンダ２３が
作動して供給ベース２０は往横敷し、供ｖ給ベース２０
と一体的な間隔保持部村３６の他方端部は移動部材１２
と一体的な当接板３７に押圧当俵これ、よって供艶舎ベ
ース２０と移動部材１２とは一定間隔を保持しつつ一緒
に往機動する。

そしてチャック３が右前隅位置ｂから右後隅位置ｃへと
後退し、このとき移動部材１２及び供野合ベース２０共
に一定間隔を保持したまま停止する。

この、チャック３が解放動作してワーク６を離し、解放
状態のまま右前隅位置ｂから右後隅位贋ｃへと後退運動
する間に、供Ｖ給用シリンダ２７が作動し、スプラィン
軸２６を介して供給部材３３は往横鰯し、供総合部材３
３に保持されたワーク６はチャック３が右後隅位置ｃに
到達したとき第３，６図の如く、チャック３の解放部に
挿入される。

そして、チャック３は右後隅位置ｃから左後隅位置ｄへ
と戻横鰯し、このとき、停止していた移動部材１２は房
横勤し、移動部材１２が房横敷すると当援板３７は間隔
保持部村３６を押返し、この場合追従用シリンダ２３の
引側ボートは大気関放され、かつ押側ボートも大気開放
され、この結果、供聯合ベース２０は移動部村１２と一
定の間隔を保持しつつ一緒に房横鰯し、この房機動時に
チャック３は閉口動作し、ワーク６を秋持し、チャック
３がワーク６を挟持すると供Ｖ給用シリング２７が後退
動作し、スプラィン軸２６を介してワ−ク６の無い供給
部材３３は後退し、供聯合部材３３の供繋台部材３３の
供給動作は完了し、チャック３は第７図の如く左後隅位
置ｄに到達する。

そして、チャック３は左後隅位置ｄから左前隅位置ａ、
すなわち源位置へと前進し、このとき移動部材１２及び
供繋篭ベース２０共に一定間隔を保持したまま停止する
。

そして、供尊台部材３３は原位鷹で停止し、圧延前のワ
ーク６を挟持したチャック３は往聯動し、ワーク６は圧
延加工され、ワーク６を離さずに後退し、後、戻横勤し
、このとき進退用シリング８の作動でラック９は前進し
、ピニオン７がラック９に噛合してチャック３は反転し
、後、前進し、原位直に到る。

このチャック３が運動している間に、エスケープ機構及
び供給アーム３１の揺動動作等によって供給部材３３は
ワーク６を保持する。

ここで再び前記の如く、チャック３が往機動を開始する
と同時に供給ベース２０は往横勤し、同作動をなす。

このため、ワーク６は２回圧延加工される。

したがって、ワーク６の供総合部村３３によるチャック
３への供給動作は、供給ベース２０と移動部村１２との
間隔が一定に保持された状態で行うことができ、すなわ
ち、供給ベース２０と移動部材１２とを相対的静止の状
態にでき、チャック３の往戻機動は一緒に一体的になさ
れ、よってたとえば戻限位置の供Ｖ給部材３３とチャッ
ク３との間隔はチャック３の運動中にあっても一定に保
持され、かつチャック３の運動中にあっても往限位直た
る供給限位置とチャック３の挟持位置とを確実に合致で
き、このため、チャック３の前記ほぼ四角形軌跡運動を
ワーク供孫合時においても一旦停止させることなく連続
的に運動させることができ、作業能率の向上が可能とな
る。尚、本実施例においては、ワークを２回圧延する場
合について説明したが複数回なすこともある。

〔発明の効果〕

本発明は上述の如く、ワーク供Ｖ給時にあってもチャッ
クの運動を停止させることなく、確実にワークをチャッ
クに供Ｖ給でき、よってチャックを連続運動させること
ができ、作業能率の向上を図ることができ、かつ停留運
動に伴う機構面、制御面での複雑化が回避できる。

以上、所期の目的を充分達成することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は全体平
面図、第２図はその側面図、第３図はその部分平面図、
第４，５，６，７図は動作説明斜視図である。 ３・・・・・・チャック、６・・・・・・ワーク、１２
・・・…移動部材、２０・・・…供給ベース、３３・・
・・・・供給部材、３９・・・・・・圧延ロール。 第３図 第４図 第５図 図 雛 図 Ｎ 船 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ スプーン、ナイフ、フオーク等地抜材のワークを供
   給ベースの供給部材で１枚宛分離し、該供給部材の供給
   動作でワークをチヤツクに供給し、該チヤツクを前進、
   往横動、後退、戻横動のほぼ四角形軌跡運動させ、該運
   動の往横動途中に該ワークを圧延ロール間に通し、該ワ
   ークを取出すようにした自動ロール圧延加工機において
   、上記供給ベースを往戻横動自在に設け、該供給ベース
   に上記供給部材を供給動作自在に設け、前記チヤツクの
   四角形軌跡運動によつて往戻横動する移動部材を設け、
   少なくとも上記供給動作時には該移動部材と供給ベース
   とが一定間隔を保持して共動するように構成したことを
   特徴とする自動ロール圧延加工機のワーク供給装置。