JPS60209963A - テ−プカセツト自動供給選択再生装置 - Google Patents

テ−プカセツト自動供給選択再生装置

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JPS60209963A
JPS60209963A JP6615884A JP6615884A JPS60209963A JP S60209963 A JPS60209963 A JP S60209963A JP 6615884 A JP6615884 A JP 6615884A JP 6615884 A JP6615884 A JP 6615884A JP S60209963 A JPS60209963 A JP S60209963A
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JP
Japan
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tape cassette
vtr
playback
tape
shelf
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Application number
JP6615884A
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English (en)
Inventor
Isao Tamaki
玉木 功
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテープカセット自動供給選択再生装置に関する
背景技術とその問題点 本出願人は先に、以下に説明するテープカセット自動供
給選択再生装置を提案した。この装置の概要は次の通り
である。複数の棚を備える棚装置を設け、この複数の棚
に、映像信号の記録されたテープカセットを収納する。
このテープカセットの背面には、テープ記録内容に関連
した識別データを示すバーコードが付されている。そし
て、この棚装置に収納されているテープカセットを、エ
レベータによって複数のVTRに運搬して装填し、又、
このVT’Rより取出されたテープカセットをエレベー
タによって棚装置に運搬してその棚に戻すようにしてい
る。このエレベータには、棚装置に収納されたテープカ
セットのバーコードを読み取る手段が設けられている。
そし°ζ、複数のV T” Rからの再生信号は、選択
送出手段によって選択送出される。
更に、マイクロコンピュータが設けられ、上述の棚装置
、複数のVTR,エレベータ、選択送出手段等に連結さ
れている。又、棚装置に収納されているテープカセット
のバーコードから読み取られた識別データは、マイクロ
コンピュータの記憶手段に記憶される。そして、マイク
ロコンピュータは、複数のVTR、エレベータ、選択送
出手段等を制御して、棚装置に収納されているテープカ
セットの記録内容を、送出リストに基づい°ζ所定の順
序で再生送出させる。
発明の目的 本発明は、複数の棚を備える棚装置と、複数の再生装置
と、棚装置及び複数の再生装置間に於けるテープカセッ
トの受渡しを行なう昇降運搬手段と、昇降運搬手段に設
けられ、テープカセットの記録内容の識別データを読取
る自動読取り手段と、複数の再生装置からの再生信号を
選択送出する選択送出手段と、複数の再生装置、昇降運
搬手段及び選択送出手段を制御すると共に、自動読取手
段によって読取られた識別データを取込むメイン制御手
段とを有するテープカセット自動供給選択再生装置に於
いて、昇降運搬手段の故障にも拘わらず、テープカセッ
トの再生装置による再生及び選択送出を可能にするもの
を提案しようとするものである。
発明の概要 本発明は、複数の棚を備える棚装置と、複数の再生装置
と、棚装置及び複数の再生装置間に於けるテープカセッ
トの受渡しを行なう昇降ii搬平手段、昇降運搬手段に
設けられ、テープカセットの記録内容の識別データを読
取る自動読取り手段と、複数の再生装置からの再生信号
を選択送出する選択送出手段と、複数の再生装置、昇降
運搬手段及び選択送出手段を制御すると共に、自動読取
手段によりて読取られた識別データを取込むメイン制御
手段とを有するテープカセット自動供給選択再生装置に
於いて、上記識別データを読取る手動読取り手段を設け
、該手動読取り手段によって読取られた上記識別データ
を上記メイン制御手段によって取込むようにしたことを
特徴とするものである。
かかる本発明によれば、複数の棚を備える棚装置と、複
数の再生装置と、棚装置及び複数の再生装置間に於ける
テープカセットの受渡しを行なう昇降運搬手段と、昇降
運搬手段に設けられ、テープカセットの記録内容の識別
データを読取る自動読取り手段と、複数の再生装置から
の再生信号を選択送出する選択送出手段と、複数の再生
装置、昇降運搬手段及び選択送出手段を制御すると共に
、自動読取手段によって読取られた識別データを取込む
メイン制御手段とを有するテープカセット自動供給選択
再生装置に於いて、昇降運搬手段の故障にも拘わらず、
テープカセットの再生装置による再生及び選択送出を可
能にするものを得ることができる。
実施例 以下に図面を参照して、本発明の一実施例を詳細に説明
する。第1図はテープカセット自動供給選択再生機Mを
全体として示す、尚、第1図では、1台のテープカセッ
ト自動供給選択再生機Mについて説明するが、実際の使
用に当っては、1台のテープカセット自動供給選択再生
機Mを使用する場合の他、同一構成の複数台のテープカ
セット自動供給選択再生機Mを使用し、これらを共通の
マイクロコンピュータ(後述)にて制御して、選択的あ
るいは交換的に使用する。
第1図に於いて、ti>は棚装置を示し、(11)〜(
in)はその複数、例えば40段の棚である。
(2)は昇降運搬手段としてのエレベータで、昇降駆動
手段(4)によって駆動制御され”ζ、ガイド(3)に
沿って昇降せしめられる。このエレベータ(2)には2
つの棚(5)、(6)が設けられ、そのうちの上の棚(
5)は棚(11)〜(1n)からのテープカセット(7
)(第2図)を受け取り、それを元の棚に戻すか、又は
例えば4台(DVTR(81((8z ) 〜(84)
)に渡すための棚であり、下の棚(6)はV T R+
8>より受け取ったテープカセット(7)を棚(11)
〜(in)のいずれかに戻すための棚である。(9)、
Qlはエレベータ(1)の上下の棚+5)、 +6)の
テープカセット(7)を夫々移動させるための゛1クチ
ュエータ(図示せず)を駆動するモーフである。
又、(12)は、上の棚(5)に設けられ、第2図に示
す如きテープカセット(7)の例えば背面に付されたテ
ープ記録内容に関連した識別データを示すバーコード(
11)を検知する検知手段としての光検知器である。こ
の光検知器(12)よりの検知信号はA/Dコンバータ
(13)を介してマイクロコンピュータ(14)に供給
される。(14M)、(14K>は夫々マイクロコンピ
ュータ(14)に接続されたモニタ受像機及び有線又は
無線遠隔制御器を可とする補助制御器(キーボードを備
える)である。
又、棚(lx)〜(In)の各側面にはLED等の表示
器(15) ((15z ) 〜(15n ) )が付
されており、この表示器(15)はマイクロコンピュー
タ(14)に接続され、その棚に収納されたテープカセ
ット(7)のバーコード(11)が正しく睨み取られた
とき、その棚に対応する表示器が点燈状態になるように
なされている。
テープカセット(7)に付されたバーコード(11)に
よる識別データの内容としては、例えば第3図に示す如
く最初の1キヤラクタ分のテープカセットの用途を示す
モード識別番号as3キャラクタ分の送出番号(ストー
リ番号)b、14キャラクタ分のテープ記録内容のタイ
トルC%Bキャラクタ分のテープ再生スタート時刻(時
、分、秒及びフレーム(1/30秒))d、6キヤラク
タ分のテープ再生時間(時間、分、秒及びフレーム)e
及び1キヤラクタ分のチェックサムgから構成されてい
る。lキャラクタ分のバーコードのパターンには種々の
方式があるが、本例では例えば第4図Aに示す如く2オ
ブ5 (2of 5)のインターリーブ方式が採用され
ている。即ち、幅が1の黒バー3本と、幅が3の黒バー
2本とから1キヤラクタ分のバーコードが構成され、こ
の黒バーの幅の合計は9になるようになされている。そ
し”ζ、これらバーの間隔によってもバーコードが構成
され、幅が1の自バー3本と、幅が3の自バー2本とか
ら、もう1つの1キヤラクタ分のバーコードが構成され
る。
次にバーコードの銃取りの仕方について説明する。例え
ば黒バーから成るバーコードを検出することを考える。
第1図の検知手段(12)によって検知されたバーコー
ド検知信号は、第4図Bに示すごとき黒バーの幅に応じ
て周期の異なる正弦波となる。これを波形整形すること
により、第4図Cに示すごとく各黒バーに対応した時間
幅を有する識別データ信号が得られる。第1番目〜第5
番目の黒バーのデータのパルス幅を夫々L1+j3+t
S + j T + tllとし、その間の白バーのデ
ータのパルス幅をt2.L41 L6+ t@とする。
かくすると1キヤラクタのバーコード信号が再生された
とき、その各パルス幅jl+ L3+ ts+ jT+
t9を合計し、これを9で割ると共に、それを1.5倍
したスレッシュホールド値を得、これを各黒バーに応じ
たデータのパルス幅と比較することにより、バーコード
の黒バーの太さの大小が検出されて、1キヤラクタ分の
バーコードが読取られる。これは自バーについても同様
である。
先ず、棚(11)〜(1n)に、ある単位放送時間内に
必要な1個乃至複数個(n個以下)のテープカセット(
7)を、人間の手を用いて収納する。
そして、各欄に収納されている総べてのテープカセット
(7)のバーコード(11)を読取ってマイクロコンピ
ュータ(14)に記憶させる。これについて、第5図を
参照して説明するに、この第5図は、このバーコード(
11)の読取りのためのマイクロコンピュータ(14)
の機能をブロック化して示したものである。エレベータ
(2)には上述した検知手段(12)及びA/D変換器
(13)が設けられており、A/D変換器(13)に検
知手段(12)の検知出力が供給されてデジタル化され
る。そして、このデジタル化検知信号は時間幅検出手段
(16)に供給されて、そのデジタル化検知信号が充分
周波数の商いクロック信号の発生器(17)よりのその
クロック信号によって計数されて、その時間幅が検出さ
れる。そして、スレシュホールド算出手段(18)にお
いて上述したスレシュホールド値が算出される。そして
、時間幅検出手段(16)の出力が比較手段(19)に
供給されて、スレシュホールド算出手段(18)よりの
スレシュホールド値と比較され、黒バー(又は自バー)
の太さに基づくデータが検出される。この比較手段(1
9)の出力はデータの時間幅大小コード変換手段(20
)に供給され、その出力は更に2オブ5コ一ド変換手段
(21)に供給され、その出力は更にアスキーコード変
換手段(22)に供給され、その出力が更にデータ作成
手段(23)に供給される。データ作成手段(23)よ
り得られたバーコードデータはメイン制御手段(24)
に供給される。尚、このメイン制御手段(24)には記
憶手段(25)が設けられている。
メイン制御手段(24)から、表示器(15)の表示を
制御する表示制御手段(26)、エレベータ(2)の上
段のテープカセットを移動させるためのアクチュエータ
(図示ゼず)を制御するアクチュエータ制御手段(27
) 、昇降駆動手段(4)を介してエレベータ(2)を
制御するエレベータ制御手段(28)及び後述する検知
手段(12)の角度を可変する検知手段(12)の駆動
手段(プランジャ) (34)を制御する検知手段の駆
動制御手段(29)に、夫々制御信号が供給される。
尚、表示制御手段(26)は表示器(15) ((15
1)〜(15n))を制御して、テープカセット(7)
のエレベータ(2)の上の棚(5)に於ける往復移動時
において、バーコード(11)が確実に読み取られたと
き、対応する表示器(15) ((15z ) 〜(1
5n ) )が点燈せしめられる。アクチュエータ制御
手段(27)は、エレベータ(2)の上の棚のアクチュ
エータを駆動するモータ(9)を制御する。
第6図は、上述したテープカセット(7)のバーコード
(11)を検知手段(12)によって往復検知したとき
に、バーコード(11)が正しく検知されなかったとき
は、検知手It(12)の角度を変えてバーコード(1
1)の幅方向の検知位置を可変する検知手段(12)の
駆動手段を示し、(7a)はテープカセット(7)のカ
セット匣体の背面、(11’)はバーコード(11)の
ラベルで、その背面(7a)に貼付されている。検知手
段(12)は保持具(30)に取り付けられ、中心軸(
31)の回りに回動自在となされている。そして、この
保持具(30)からはレバー(32)が延在して設けら
れ、これはスプリング(33)によって時計方向に回動
偏倚せしめられている。他方、(34)はプランジャを
示し、當懇においてはプランジャ(34)が付勢されず
、レバー(32)がプランジャ(34)の非付勢状態に
おいてスプリング(33)によって引張られることによ
り検知手段(12)が破線の位置にある。プランジャ(
34)が制御手段(29)の制御出力によって付勢され
ると、プランジャ(34)の作動子が図において右方に
移動し、スプリング(33)の弾性力に抗してレバー(
32)が反時計方向に回動し、実線に示す如き位置に検
知手段(12)が来る。かくして、バーコード(11)
の幅方向の異なる位置で、そのバーコード(11)の検
知を行うことができる。
次に第5図に示したコンピュータ(14)の機能を第7
図のフローチャートをも参照して説明する。
エレベータ(2)は第1図に図示のように、その上の棚
(5)が、棚装置(1)の例えば棚(14)に収納され
ているテープカセットを受け渡しし得る位置にある。制
御手段(27)によりモータ(9)が制御されてアクチ
ュエータ(図示せず)が駆動されると、棚(14)に収
納されているテープカセット(7)(図示せず)がエレ
ベータ(2)の上の棚(5)に移動する。
このときバーコード検知手段(12)によって、バーコ
ード(11)が読取られる。このバーコード検知手段(
12)の検知出力、即ちA/D変換器(13)よりのデ
ジタル化検知出力はデータ幅検出手段(16)に供給さ
れてそのデータ幅が検出され、その検出出力が幅比較手
段(19)に供給されて、スレシュボールド算出手段(
18)によって算出されたスレシュホールド値と比較さ
れる。そして、幅比較手段(19)の出力は、データ幅
コード変換手段(20)−2オブ5コ一ド変換手段(2
1)、アスキーコード変換手段(22)を通じてデータ
作成手段(23)に供給されて、バーコードデータが作
成される。また、アクチュエータの駆動によって、テー
プカセット(7)がエレベータ(2)の上の棚(5)か
ら元の棚(14)へ戻る時点において、再度バーコード
(11)が読取られ、往きと同様な信号処理が行なわれ
る。そして、メイン制御手段(24)において、バーコ
ード(11)を往復読取したか否かが判別され、往復読
取されたことが判明すれば、今度はそのバーコードデー
タの往復読取りによってバーコードデータが確実に読取
られたか否かが判別される。
そして、バーコードデータが正しく読取られなかったこ
とが判明したときは、第6図に示した如く検知手段の駆
動制御手段(29)を制御して、検知手段(12)の角
度を変え、再びテープカセ・ノド(7)を棚(14)か
らエレベータ(2)の上の棚(5)に移し、またそれを
元の棚口」)に戻すことによって、バーコード(11)
をその幅方向において異なる位置で上述と同様に往復読
取りを行なう。
しかして、バーコードが正しいデータとして読取られた
ことが判明したときは、そのテープカセット(7)の収
納されていた棚(14)の表示器(154)を点燈状態
にし、エレベータ制御駆動手段(4)を制御してエレベ
ータ(2)を始動させ、エレベータ(2)を上昇または
下降させて、次の棚でエレベータを停止せしめる。そし
て上述と同様の動作を行う。
又、バーコードが正しく読取られたら、その棚の番号と
共にテープカセット(7)のバーコードの内容を記憶手
段(25)に記憶せしめると共に、モニタ受像機(14
M)の画面上に表示せしめる。これを繰り返すことによ
り、棚(11)〜(1n)に収納された総べてのテープ
カセット(7)のテープ記録内容に関連した識別データ
を読取り、これを棚の番号と共に記憶手段(25)に記
憶し、且つモニタ受像機(14M)の画面上に表示する
ことができる。
次に、第1図のテープカセット自動供給選択再生機Mに
於ける、VTR(81)〜(84)からの再生映像信号
の選択送出手段(40)について、第8図を参照して説
明する。VTR(81)〜(84)よりの再生映像信号
は選択手段(第1図のマイクロコンピュータ(14)に
よっ゛ζ制御される) (41)により選択されて出力
端子(42^)〜(42D)のいずれかに別個に供給さ
れる。出力端子(42八)〜(420)よりのチャンネ
ルA−Dの映像信号は第1図のマイクロコンピュータ(
14)によって制御される切換手段(特殊効果発生装置
を内蔵している> (43)によって切換えられて、選
択された1つのVTRからの再生映像信号が出力端子(
43’)に出力され、放送装置(図示せず)に供給され
る。
次に、VTRからの再生映像信号の選択送出の仕方につ
いて説明する。先ず、送出リストを作成する。これは、
第1図のマイクロコンピュータ(14)を用いて作成し
ても良いし、別途作成しても良い。この送出リストは紙
に印刷される。そして、この送出リストはマイクロコン
ピュータ(14)(第1図)の記憶手段(25)に記憶
されると共に、それが読出されてモニタ受像機(14M
) (第1図)の画面に映出される。
送出リストの項目としては、例えば■送出番号、■モー
ド識別番号、■タイトル、■テープ再生スタート時刻(
時、分、秒)、■テープ再生時間(時間、分、秒)、■
テープ再生積算時間(時間、分、秒)、■テープカセッ
ト自動供給選択再生機(番号等で示され、1台の場合は
この項目を省略することができる)、■棚(棚(11)
〜(1n)に対応した番号)、■チャンネル(A−Dの
いずh7!l’) 、@lVTR(VTR(8s ) 
〜(84)に対応した番号1〜4のいずれか)等である
。尚、項目の順序は任意である。
送出リストの項目■〜[相]のうち、当初例えば項目■
〜■の欄(■を除く他の項目の一部は省略可)をデータ
で埋めておき、その余の項目の欄は、テープカセット(
7)のバーコード(11)から読取られたデータ及び他
の項目のデータを考慮して得たデータにて埋める。
尚、送出リストの項目■〜[相]のうち、当初項目■の
欄をデータで埋めておき、その余の項目の欄は、テープ
カセット(7)のバーコード(11)から読取られたデ
ータ及び他の項目のデータを考慮して得たデータにて埋
めることもできる。
上述の各送出番号の間に、スタジオ内の被写体(例えば
アナランサ、出演者等の姿、図表パネル等)の画像、実
況(中継)画像等の放映中の如き、再生送出の空白期間
が設けられる場合がある。この空白期間は、例えば項目
■の送出番号の欄に例えばrBREAK J又はrBK
Jと表示され、項目■のタイトルの欄にその内容(タイ
トル)が表示される。そして、送出番号間に空白期間が
挿入されると、その度にチャンネルが順次変化し、これ
によりVTRも切換るようにしておく。かくすると、時
間が零又は微少時間の空白期間(切換り期間)を送出番
号間に挿入することにより、フェードイン、フェードア
ウト等の特殊効果の発生が可能となる。尚、テープ再生
積算時間中には、この空白期間の時間をも算入する。
例えばある時間帯のニュース、ニュースショー、広告等
の放映に、このテープカセット自動供給選択再生機Mを
使用する場合に、必要なテープカセット(7)の個数が
1台のテープカセット自動供給選択再生機Mの棚(11
)〜(in)の個数を越える場合は、複数台のテープカ
セット自動供給選択再生機M1〜Mkを使用し、夫々に
テープカセット(7)を振分けなければならない。
次に、コンピュータ(14)を用いて行なう、テープカ
セット(7)の振分けの仕方について、第9図の機能ブ
ロック図及び第10図のフローチャートを参照して説明
する。第9図に於いて、(44)はテープカセット(7
)の振分手段を全体として示す。即ち、記憶手段(25
)から送出番号及び空白期間のデータを読出して、空白
期間の位置検出手段(45)に供給して、空白期間の直
前の送出番号のデータを記憶手段(25)に記憶せしめ
る。そして、この記憶手段(25)に記憶された空白期
間の位置のデータを適正なテープカセットの個数の演算
手段(46)に与えて、送出番号を適当な空白期間に於
いてn(例えば40) fl1以内で可及的にnに近い
個数毎に区切って送出番号のブロック、即ちテープカセ
ット(7)のブロック(グループ)を形成する。
そして、この演算手段(46)の演算結果のデータを、
送出番号とテープカセット自動供給選択再生fil M
 t〜Mkとの対応指定手段(47)に与え°ζ、その
指定結果のデータを記憶手段(25)に記憶せしめると
共に、その指定結果のデータでモニタ受像機(14M)
の画面の項目■のテープカセット自動供給選択再生機の
欄を埋めることができる。
例えばスポット広告放映の場合に於いて、送出番号が全
部で1〜140有するとする。そして、例えば送出番号
35及び36間、66及び67間、77及び78間、9
0及び91間並びに112及び113間に夫々空白期間
が設けられているものとする。かくすると、35個の送
出番号1〜35.31個の送出番号36〜66.24個
の送出番号67〜90.22個の送出番号91〜112
及び28(INの送出番号113〜140によって、夫
々第1〜第5の送出番号のブロック、即ちテープカセッ
ト(7)のブロック(グループ)が構成される。
尚、テープカセット自動供給選択再生機Mの使い方とし
ては、例えば2台(3台以上も可)のテープカセット自
動供給選択再生機M1 、M2を交互に(3台以上のと
きは循環的に)使用し、休止状態にあるテープカセット
自動供給選択再生機の棚(11)〜(In)のテープカ
セット(7)を交換するようにすれば良い。
かくして、使用するテープカセット(7)の個数が1台
のテープカセット自動供給選択再生機Mの棚(11)〜
(1n)の段数nより多い場合に於いて、複数台のテー
プカセット自動供給選択再生機M1〜Mkに対するテー
プカセット(7)の割当てを効率良く且つ容易に行なう
ことができる。
又、1台又は複数台のテープカセット自動供給選択再生
機Mの棚(11)〜(1n)に収納されているテープカ
セット(7)のバーコード(11)から読取られた、そ
のテープカセット(7)の識別データが記憶手段(25
)に記憶され、しかも棚(11)〜(in)に収納され
ているテープカセット(7)が交換される度に、その記
憶手[1(25)に記憶されている識別データが更新さ
れる。これにより、上述した送出リストの各項目の空欄
が埋められ又は訂正されて、モニタ受像機(14M)の
画面に映出される。
以下の記述では、簡単のため第1図に示したテープカセ
ット自動供給選択再生機Mを1台使用する場合を例に採
りて説明する0次に上述の送出リスト(モニタ受像機(
14M)の画面に映出されたもの)の単純な一例にユー
ス放映時)を示す。
く表 1〉 次に、この表1の内容について説明する。送出番号間に
空白期間が入る毎に、チャンネルは順次A4B−C→D
→Aと循環的に切換えられる。
VTRは送出番号が変わる毎に異なるVTRに切換られ
るが、VTRの番号1〜4とチャンネルA〜Dとの間に
は対応関係は無い。但し、チャンネルが切換ると、VT
Rも切換る。尚、時刻又は時間のデータは、実際には時
、分、秒、フレームまであるが、簡単のためフレームを
省略して示している。
送出番号は番号順とは限らず、送出番号の挿入等によっ
て番号が飛んだり、番号の順序が逆になる場合もある。
異なるチャンネルに属する異なる送出番号のテープカセ
ットからの再生映像信号が異なるVTRによって同時に
再生され、1つのチャンネルの再生映像信号が切換手段
(43) (第8図)によって選択送出される場合があ
る。互いに隣接する送出番号のテープカセットの映像信
号がその遷移時に於いて一部重複して再生され、切換手
¥1t(43)の特殊効果発生装置によって、例えばフ
ェードイン、フェードアウトされる場合がある。
第1図のテープカセット自動供給選択再生機MはVTR
を4台備えており、上述の表1に承す如く4台のVTR
(81)〜(84)を総べて使用しているが、その1部
を予備VTRとし、通當は残りの3台のV T Rを使
用し、残りのVTRのいずれかが故障したとき、あるい
は送出番号の割込み(挿入)のときに、その予備のVT
Rを使用するようにすることができる。
即ち、第1図(7)VTR(8z ) 〜(84)は、
第11図に示す如く、コンピュータ(14)のメイン制
御手段(24) (第5図)によって制御される。
例えばVTR(84)が予備VTRに指定されると、V
TR(8n ) 〜(83’)が常用VTRであり、且
つVTR(84)が予備VTRであることが記憶手段(
半導体メモリ、フロンピディスク等の不揮発性記憶手段
) (50) (記憶手段(25)ちり)に記憶される
。そして、常用VTR(8u)〜(83)のうち、例え
ばVTR(83)が故障したときは、制御手段(24)
の制御によっ゛(VTR(83)が予備VTR(8+)
と入替えられ、この状態が記憶手段(50) (記憶手
段(25)も可)に記憶される。又、送出番号の割込み
(挿入)のときは、予備VTR(84)が1時的又は継
続して常用VTRになり、この状態が記憶手段(50)
(記憶手段(25)も可)に記憶される。尚、VTR(
81)〜(84)の総べてか常用VTRである場合にも
、この状態が記憶手段(50) (記憶手段(25) 
も可)に記憶される。
そして、この記憶手段(50) (又は記憶手段(25
) ) ノ記憶内容、即ちVTR(8t ) 〜(84
)の使用状態が記憶手段(25) (第5図)に記憶さ
れ、これに基づいて上述の送出リストのVTRの項目の
欄が埋められ、又は訂正される。
か(して、複数のVTRの一部に故障があっても、それ
を予備のVTRによっ迅速に補うことができるので、V
TRからの再生映像信号の送出が跡絶えることがない。
又、送出リストに於ける送出番号の割込みあるいは追加
、即ち送出リストの変更に伴なうそのテープカセットの
VTRよる再生を迅速に行なうことができる。
次に、VTRの使用順序の決定の仕方について説明する
。上述の送出リストに基づいて、VTR(8r ) 〜
(84) (7)うち、あるVTRに装填されているテ
ープカセット(7)の再生が終了すると、そのテープカ
セット(7)はエレベータ(2)によって運ばれて#1
(11)〜(1n)のうちの元の棚←戻されると共に、
他の棚に収納されているテープカセット(7)がエレベ
ータ(2)によって運ばれて、そのVTRに再び装填さ
れる。そして、これを繰返えすことにより、棚(11)
〜(1n)に収納されているテープカセット(7)が送
出リストに基づいてVTR(8z)〜(84)に順次装
填されて、再生される。
コノ場合、VTR(8t ) 〜(84)のうち、再生
開始時刻の早いもの程優先順位が高い。そして、再生終
了時刻の早いものから順に優先順位が低くなるように、
VTRの使用順序をコンピュータ(14)の演算によっ
て決定する。VTR(8z)〜(84)のうち、その一
部を予備とした場合は、残りのVTRで同様の決定を行
なう。
これを第12図の機能ブロック図及び第13図のフロー
チャート並びに次に示す表2を参照して説明する。
〈表2〉 第12図に於いて、(25A )、(25B)、(25
1)〜(254)は第5図の記憶手段(25)の一部の
記憶領域を示し、これらも記憶手段と呼ぶことにする。
記憶手段(25A)には、たとえば表2に示す如きリス
トに基づいた各送出番号のテープカセ・ノドの再生開始
時刻及び再生終了時刻のデータが記憶され”ζいる。記
憶手段(251)〜(254)は夫々VTR(81)〜
(84)(番号1〜4)の再生終了時刻を記憶する。そ
して、この記憶手段(25x)〜(254)より読出さ
れた再生終了時刻のデータはVTR(8x)〜(84)
の再生開始順序決定手段(51)に供給されて、例えば
表2に示す如く再生終了時刻の早いものから順に優先順
位が下げられ、VTR(81) 〜(84)(7)再生
開始順序が記憶手段(25B)に記憶され、これにより
送出リストの項目[相]のVTRの欄が埋められる。送
出番号の挿入変更があれば、この動作が再度行なわれる
カくスルコトニヨリ、VTR(8t ) 〜(84)に
テープカセット(7)を入替装填するに要する時間を十
分に採ることができる。
次に、第1図の補助制御機(14K)について、第14
図を参照して説明する。(60A)〜(600)はチャ
ンネルA〜Dに対応する表示マーク、(61A )〜(
610)はチャンネルA〜Dに対応する、VTRに対す
る正常再生制御操作子(操作釦)、(62A)〜(62
D)はチャンネルA−Dに対応する、VTRに対する静
止画再生制御操作子(操作釦)、(63A)〜(63D
)はチャンネルA〜Dに対応する、VTRを再生準備状
態に戻す制御操作子(操作釦)、(64)はパワースイ
ッチの操作子(スライド嫡子)で、夫々パネル(66)
上に配されている。
かかる補助制御器(14K)の動作を説明するに、パワ
ー操作子(64)がオンのとき、操作子(61A)〜(
63D)(表示素子を兼ねている)のいずれかを操作す
ると、マイクロコンピュータ(14)の制御手段(24
)の制御によって、それに対応したチャンネルのVTR
に対する制御が行なわれると共に、その操作子が点燈状
態となる。そのチャンネルのVTRに対する制御された
機能の動作が終了すれば、制御手段(24)の制御によ
って、その操作子の点燈状態は解除される。
尚、操作子(61A)〜(610)、(62A)〜(6
2D)、(63八)〜(63D)を夫々各チャンネルA
−Dに対し共通な操作子とし、別にチャンネル選択操作
子(表示素子を兼ねる)を設けるようにしても良い。
かかる補助制御器(14K)を採用することにより、選
択手段(41)及び切換手段(43)と相俟って複数の
VTR(8z)〜(84)に対する制御をチャンネルA
−Dを介して行なうことができるので、複数のVTRに
対する制御が容易となる。
次に、上述した送出リストを基にして、VTRよりの再
生映像信号を逐次送出するテープカセット自動供給選択
再生機Mの動作について説明する。
送出リストはマイクロコンピュータ(14)の記憶手段
(25)に記憶されているので、それに応じてエレベー
タ(2)はマイクロコンピュータ(14)によって制御
され、このエレベータ(2)によって棚装置(11の棚
(11)〜(1n)から逐一テープカセット(7)が取
出され、VTR(81) 〜(84)のうちの所定のV
TRへ逐−運ばれて水平ローディングにより装填される
。又、再生の終了したVTRのテープカセット(7)は
VTRから水平アンローディングにより取出され、エレ
ベータ(2)によって、棚(11)〜(1n)の元の棚
か又は予め指定しておいた戻し専用の棚に戻される。
テープカセット自動供給選択再生機Mの作動中は、モニ
タ受像機(14M)の画面上の送出リスト中に、該当す
るVTRが再生中であればrPLAYJと表示され、再
生準備状態であればrcUE [IPJと表示される。
又、複数のテープカセット自動供給選択再生機M1〜M
kを用いる場合は、−のテープカセット自動供給選択再
生機の棚(11)〜(1n)の総べてのテープカセット
(7)の再生が終了したら、その棚(11)〜(in)
に新らたなテープカセット(7)を手で収納すると共に
、他のテープカセット自動供給選択再生機を動作させる
さて、送出リストに従ってテープカセット自動供給選択
再生機Mを送出動作させている最中に、送出リストを変
更する必要のある場合がある。これについて、コンピュ
ータ(14)の機能ブロックを示す第15図及びそれの
フローチャートを示す第16図を参照して、以下に説明
する。
先ず、VTRに既にテープカセット(7)が装填されて
いて、これを別のテープカセット(7)と入替える場合
について説明する。即ち、VTR(81)〜(84)に
総べてテープカセット(7)が装填さているものとする
。第15図に於いて、(70)は優先順位の低いVTR
の検知手段であって、これに入力端子(71)からの送
出番号の挿入指令が与えられると、その時点に於ける最
も優先順位の低いVTRが検知される。この検知された
VTRのデータはそのVTRが再生中であるか否かを検
出する検出手段(72)に与えられ、再生中であれば、
その検出データが検知手段(70)に与えられて、再度
その時点に於ける最も優先順位の低いVTRが検知され
る。検知手段(70)によって検知されたVTRが再生
中でないことが検知手段(72)によって検電されれば
、その検出データは制御手段(73)に供給される。制
御手段(73)は昇降駆動手段(4)を制御し、この昇
降駆動手段(4)によってエレベータ(2)が駆動制御
され、検知されたVTRのテープカセット(7)を棚(
11)〜(1n)のいずれかに戻すと共に、棚(11)
〜(1n)のいずれかから所望の送出番号のテープカセ
ット(7)を取り出し、検知された’V T Rに装填
する。しがして、その検知されたVTRの再生の順番が
来れば、そのVTRに装填されているテープカセット(
7)が再生される。
例えば表2に於いて、送出番号1のテープカセット(7
)の収納されているVTR(83)(番号3)が再生中
であるときの優先順位の最も低いVTRは送出番号4の
テープカセット(7)の装填されているVTR(82)
(番号2)である。VTR(82)が再生中でなければ
、VTR(82)に装填されているテープカセット(7
)は例えば送出番号10あるいは送出番号125のテー
プカセット(7)と交換される。又、送出番号1のテー
プカセット(7)の装填されているVTR(83)(番
号3)及び送出番号4のテープカセット(7)の装填さ
れているVTR(82)(番号2)が共に再生中であれ
ば、次の優先順位の最も低いVTRは、送出番号7のテ
ープカセット(7)の装填されているVTR(8m)(
番号3)である。従って、このVTR(83)に装填さ
れているテープカセット(7)を例えば送出番号10又
は送出番号125のテープカセット(7)と交換すれば
良い。尚、送出番号10のテープカセット(7)は予め
棚(11)〜(In)のいずれかに収納されており、送
出順序が変ったものであり、送出番号125のテープカ
セット(7)はテープカセット自動供給選択再生機Mが
送出動作を開始した後に棚(11)〜(1n)のいずれ
かに収納される(この場合には、棚を指定して、エレベ
ータ(2)の光検知器(12)によってそのテープカセ
ット(7)のバーコード(11)を読取らせる必要があ
る)か、又は予め予備用として棚(11)〜(1n)の
いずれかに収納されたものである。
このように、送出番号の挿入が行なわれた場合には、後
続の送出番号のテープカセット(7)の再生開始時刻を
、コンピュータ(14)の制御手段(24)の演算によ
って遅らせ、挿入された送出番号の項を含む修正された
送出リストがモニタ受像機(14M )に映出される。
尚、送出番号の挿入は、複数個同時でも良い。
例えば2個同時の場合は、VTR(81) 〜(84)
のうぢ第3及び第4の優先順位のVTRに装填されてい
るテープカセット(7)を共に他の2個のテープカセッ
ト(7)と交換すれば良い。
かくして、送出リスト中に、所望の送出番号、即ち所望
のテープカセット(7)からの再生信号の送出挿入を容
易且つ確実に行なうことができる。
尚、送出リストの一部を消去することもできる。
又、テープカセット自動供給選択再生111Mの送出動
作中に、あるチャンネルの送出番号の間に空白期間(V
TRの切換り期間)を挿入することにより、その空白期
間の挿入後のチャンネルを変更し、その空間期間の前後
に於いて異なるVTRを再生動作させて、その空白期間
に於いてフェードイン、フェードアウト等の特殊効果の
発生を可能にする。そして、この場合空白期間の挿入さ
れたチャンネルと次のチャンネルとを考慮し、空白期間
の後のチャンネルを、空白期間の挿入されたチャンネル
及び次のチャンネルのいずれとも異なるチャンネルに変
更する。
これを、コンピュータ(14)の機能ブロックを示す第
17図及びそれのフローチャートを示す第18図を参照
して、以下に説明する。
(80)は空白期間の挿入されたチャンネルを検出する
検出手段で、これに入力端子(81)からの空白期間挿
入指令が与えられると、空白期間の挿入されたチャンネ
ルが検出される。そして、このチャンネル検出手段(8
0)によって、空白期間の挿入されたチャンネルが検出
されると、その検出データが次のチャンネルを検出する
チャンネル検出手段(82)に与えられて、その次のチ
ャンネルが検出される。そして、両チャンネル検出手段
(80)、(82)の検出データがチャンネル変更手段
(83)に与えられて、空白期間の挿入されたチャンネ
ルの空白期間の後のチャンネルは、両チャンネル検出手
段(80)、(82)にて検出された両チャンネル以外
のチャンネルに変更され、記憶手段(25)に記憶され
る。
上述の表1の送出リストに於いて、例えば送出番号1及
び2間に空白期間(時間は零)を挿入すれば、送出番号
2及び3のチャンネルは共にAからC(又はDも可)に
変更される。但し、送出番号1のチャンネルはAのまま
である。
かくすることにより、全体的なチャンネルの順序は変更
せず、チャンネルの順序の変更は部分的に止め、しかも
新らたな空白期間の挿入によって、既に存在する他の空
白期間(特に零又は微少時間の期間)が消失して特殊効
果の発生が不可能になる虞は無くなる。
尚、空白期間を削除することもできる。その場合には、
空白期間の後のチャンネルは空白期間の前のチャンネル
と同じになるように変更する。
上述の表1に於いて、送出番号3及び4間の空白期間を
削除すれば、送出番号4〜6のチャンネルはBからAに
変更される。送出番号3及び4間の空白期間が零又は微
少時間の場合、特殊効果の発生を止めることになる。
次に、テープカセット自動供給選択再生機Mに於けるエ
レベータ(2)が故障した場合、テープカセット(7)
のバーコード(11)の読み取りが出来ない虞があるの
で、第19図に示す如く、補助のバーコードリーダ(手
動のバーコードリーダ’) (85)をエレベータ(2
)に取付けておく (別体に設けるも可)。
このバーコードリーダ(85)には、テープカセット(
7)の背面のバーコード(11)を検知する光検知器(
12’)が設けられ、この光検知器(12’)よりの検
知信号をA/Dコンバータ(13’)を介して上述のマ
イクロコンピュータ(14)に供mt る。
エレベータ(2)の故障時には、テープカセット(?i
を補助バーコードリーグ(85)に口1けて、手動でテ
ープカセット(7)を往復移動させて、光検知器(12
’)による検知データ、即ちそのテープカセット(7)
の識別データをマイクロコンビエータ(14)の記憶手
段(25)に記憶せしめる。しかる後、こ(7) −r
 −7” /’J セ−/ ト(7)をVTR<8t 
) 〜(84)のうちの優先順位の低い空のVTRに装
填し、通常の如く再生の順番が到来したらそのテープカ
セット(7)をそのVTRで再生する。
予め作られた送出リスト(例えば1〜35の送出番号か
ら成る)に従ってテープカセット自動供給選択再生fi
Mが動作している最中に、エレベータ(2)が故障した
場合の動作を、モニタ受像機(14M)の画面に映出さ
れた送出リストを示す第20図を参照して説明する。第
20図の各項目及び内容の符号の意味は次の通りである
NO:送出番号 MD;モード識別番号 TTLjタイトル STT:テープ再生スタート時刻 DRT ?テープ再生時間 ACT:テープ再生積算時間 M:カセット供給機 BN+棚 CH;チャンネル VT : VTR VTM: VTRのモード PLY:再生中 CUE :再生準備中 第20図Aに示す如く、送出番号15.16が再生中、
送出番号17が再生準備中の状態でエレベータが故障し
たとする。尚、送出番号の挿入等によりVTRの番号が
変化する虞があるため、再生準備中の送出番号より下の
VTRの番号は表示されていない。
かくすると、棚BNの欄の表示及び送出番号18以下の
行の表示が消失し、送出番号(17)の下に横に細長の
枠が表示される。そこで、ハードコピーの送出リストを
見ながら、棚(11)〜(1n)から送出番号18のテ
ープカセット(7)を探し、これを補助バーコードリー
ダ(85)に掛けてバーコード(11)を読取った後、
空いているVTR(81)(番号1)に装填すれば、枠
内に棚の項目を除く、各項目の欄が埋められて表示され
た後、その枠は第20図Cに示す如く、送出番号(18
)の次の行に移行する。第2(1!I Cの状態では、
送出番号16.17が再生中、送出番号18が再生準備
状態となる。以降この動作を繰返して行く。
かくすれば、エレベータ(2)が故障した場合でも、手
動によってテープカセット(7)のVTRによる再生及
び選択送出が可能となる。
面、再生装置としてはVTRの他に、オーディオテープ
レコーダ、データテープレコーダ等も可能となる。
又、バーコードの代わりに、磁気記録あるいは光学的記
録によって、テープカセットの背面等に識別データを付
するようにしても良い。
発明の効果 上述せる本発明によれば、かかる本発明によれば、複数
の棚を備える棚装置と、複数の再生装置と、棚装置及び
複数の再生装置間に於けるテープカセットの受渡しを行
なう昇降運搬手段と、昇降運搬手段に設けられ、テープ
カセットの記録内容の識別データを読取る自動読取り手
段と、複数の再生装置からの再生信号を選択送出する選
択送出手段と、複数の再生装置、昇降運搬手段及び選択
送出手段を制御すると共に、自動読取手段によって読取
られた識別データを取込むメイン制御手段とを有するテ
ープカセット自動供給選択再生装置に於いて、昇降運搬
手段の故障にも拘わらず、テープカセットの再生装置に
よる再生及び選択送出を可能にするものを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるテープカセット自動供給選択再
生機の一例の配置図、第2図は第1図のテープカセット
自動供給選択再生機に使用するテ−プカセットの一例を
不ず斜視図、第3図は第2図のテープカセットに付すバ
ーコードのフォーマントの一例を示すパターン図、第4
図は第2図のテープカセットに付すバーコードの1キャ
ラクタ分のバーコードのパターンの一例及びそれの読み
取り信号の波形を示すパターン及び波形図、第5図は第
1図のテープカセット自動供給選択再生機のマイクロコ
ンピュータの一機能を示すブロック線図、第6図は第1
図のテープカセット自動供給選択再生機のエレベータの
一部を示す配置図、第7図は第5図の機能ブロックの説
明に供するフローチャート、第8図は第1図のテープカ
セット自動供給選択再生機の選択送出手段の一例を示す
ブロック線図、第9図は第1図のテープカセット自動供
給選択再生機のマイクロコンピュータの他の機能を示す
ブロック線図、第10図は第9図の機能ブロックの説明
に供するフローチャート、第11図及び第12図は第1
図のテープカセット自動供給選択再生機のマイクロコン
ピュータの他の機能を示すブロック線図、第13図は第
12図の機能ブロックの説明に供するフローチャート、
第14図は第1図のテープカセット自動供給選択再生機
のマイクロコンピュータの補助制御器の一例を示す平面
図、第15図は第1図のテープカセット自動供給選択再
生機のマイクロコンピュータの他の機能を示すブロック
線図、第16図は第15図の機能ブロックの説明に供す
るフローチャート、第17図は第1図のテープカセット
自動供給選択再生機のマイクロコンピュータの他の機能
を示すブロック線図、第18図は第17図の機能ブロッ
クの説明に供するフローチャート、第19図は第1図の
テープカセット自動供給選択再生機の他の一部を示す配
置図、第20図は第19図の装置の説明に供するモニタ
受像機の画面を示すパターン図である。 Mはテープカセット自動供給選択再生機、(11は棚装
置、(1工)〜(L)はその複数の棚、(2)は昇降運
搬手段(エレベータ) 、(51、(6)はエレベータ
の上下の棚、(7)はテープカセット、f8)((8x
)〜(84) )はVTR,(11)はテープカセット
に付されたバーコード、(12)、(12’)はパーコ
ード検知器、(14)はマイクロコンピュータ、(14
M)はモニタ受像機、(14K)は補助制御器、(24
)は主制御手段、(25)、(25A)、(25B)、
(25r)〜(254)は記憶手段、(40)は選択送
出手段、(41)は選択手段、(43)は切換手段、(
44)は振分は手段、(45)は空白期間の位置検出手
段、(46)はテープカセットの個数の演算手段、(4
7)は送出番号とテープカセット自動供給選択再生機と
の対応指定手段、(50)は記憶手段、(51)は再生
開始順序決定手段、(61A)〜(610)は圧密再生
制御操作子、(62^)〜(62D)は静止画再生制御
操作子、(63八)〜(63D)はV T Rを再生準
備状態に戻す操作子、(70)は優先順位の低いVTR
の検知手段、(72)はVTRが再生中であるか否かを
検出する検出手段、(73)は制御手段、(80)は空
白期間の挿入されたチャンぶルを検出する検出手段、(
82)は次のチャンネルを検出する検出手段、(83)
はチャンネル変更手段、(85)は補助バーコードリー
ダである。 第5図 第7図 第8図 第9図 第10図 第14FO !g65 第1B図 第17図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の棚を備える棚装置と、複数の再生装置と、上記棚
    装置及び上記複数の再生装置間に於けるテープカセット
    の受渡しを行なう昇降運搬手段と、該昇降運搬手段に設
    けられ、上記テープカセットの記録内容の識別データを
    、読取る自動読取り手段と、上記複数の再生装置からの
    再生信号を選択送出する選択送出手段と、上記複数の再
    仕装置、上記昇降運搬手段及び上記選択送出手段を制御
    すると共に、上記自動読取手段によって読取られた識別
    データを取込むメイン制御手段とを有するテープカセッ
    ト自動供給選択再生装置に於いて、上記識別データを読
    取る手動読取り手段を設け、該手動読取り手段によって
    読取゛られた上記識別データを上記メイン制御手段によ
    って取込むようにしたことを特徴とするテープカセット
    自動供給選択再生装置。
JP6615884A 1984-04-03 1984-04-03 テ−プカセツト自動供給選択再生装置 Pending JPS60209963A (ja)

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