JPS60209371A - 歩行ロボット - Google Patents

歩行ロボット

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JPS60209371A
JPS60209371A JP59065163A JP6516384A JPS60209371A JP S60209371 A JPS60209371 A JP S60209371A JP 59065163 A JP59065163 A JP 59065163A JP 6516384 A JP6516384 A JP 6516384A JP S60209371 A JPS60209371 A JP S60209371A
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D57/00Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track
    • B62D57/02Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track with ground-engaging propulsion means, e.g. walking members
    • B62D57/032Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track with ground-engaging propulsion means, e.g. walking members with alternately or sequentially lifted supporting base and legs; with alternately or sequentially lifted feet or skid

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野] 本発明は左右=一対の脚を順次互い違いに持ち)げなが
らJlj jテ動作をなず歩行ロボットに関す〔発明の
技術的背景及びその問題点〕 本発明;Hはすでに特願昭56−142139号及び特
願昭57−1681 !15号として歩行ロボットを1
に案している。これは、回転モーメントの極めて大なる
二17(回転It)をその軸が垂直になるように設けた
ものである。そして、高速で回転する回転盤の安定性を
利用し、左右一対の脚を順次駆動して歩行面を歩行する
ものである。ところが、この歩行ロボットは比較的構造
が複雑となるので、その簡素化が望まれるとJ(に、操
縦安定性のさらに良いものが望まれていた。
(発明の+a要〕 そこで、本発明者は種々の実験研究の結果、上記の問題
点を解決した構造が簡単で目っ1M縦安定性の極めて優
れた歩行ロボットを提供する。
そのため、この発明ではコマ(回転盤)の軸を水平に位
置さ・0て、1コボソトの片足をトげたとき側方へ転倒
することをコマの歳差運動により防il二すると共に、
前方に転倒することを脚下端の直交方向転倒防止手段に
よって防ぐものである。そして、その要旨とするところ
は次のとおりである。
即ち、慣性モーメントの大なる回転盤3の回転軸が、通
常の歩行状態でほぼ水平になるように、ロボット本体1
にその回転軸2を枢着する。
そして、互いに離間して一対の脚4,5をロボット本体
1に取付ける。さらに、少なくとも一つの脚に脚非接地
手段6を設け、それにより互いに一方の前記脚4又5の
みを歩行面から離反させ得るものとする。さらに、ロボ
ット本体lが各脚4及び5の回りに回転自在となるよう
に本体1と脚との間又は脚自体に本体回動手段7を設け
る。それと共に、夫々の脚4.5の下端に直交方向転倒
防止手段50を設け、ロボット本体1が回転軸2に直交
する方向へ転倒することを防11−シたことを特徴とす
る。
従って、本発明によれば、脚非接地手段6により順次一
方の脚を歩行面から離反させれば、重力バランスに基づ
くモーメントを回転盤3の軸に1′−iえ、他方の脚を
中心とU7て水51ノ面内で回転する歳差連動をさせる
ことができる。それにより一方の脚を前進させることが
できる。従って、順次11−い違いに脚を相対的に伸縮
させることにより本11ボツトを直進及び左右の反転並
びに回転をさ−lることができる。しかも、構造が筒中
で■つ安定性のよい歩行11ボッ1−となり得る。なお
、この発明では前記の如く、一方の脚を持らI−げたと
き、回転軸2と平行方向に倒れることは歳差運動により
防止されるが、回転軸2と直交する方向、1ξ11ら前
後方向への転倒は歳差運動によっては防+l= シf#
ない。そこで、脚下端に直交方向転倒防+l−T一段5
0を設む11、−れらによりいかなる方向へも1′1ボ
ットの転倒が防+1されるものである。
〔発明の実施例〕
次ぎに、図面に基づい゛C本発明の実Jlll1例につ
き説明する。
第1ν0.1本発明の第1実施例を示す一部縦断両立面
図であり、第2図は同右側面図である。
第1図から明らかなように、ロボット本体1内に慣性モ
ーメントの大なる回転盤3が内装され、通常の歩行状態
でその軸が水平に位置されるように枢着されている。そ
して、ロボット本体1に改付けられたモータ15により
ベルト16を介し、その回転盤3と一体をなす回転軸2
が高速で回転するように構成されている。そして、ロボ
ット本体1の両側面には夫々水平支持体8が水平方向に
突設固定されている。この水平支持体8はネジ棒からな
り、該ネジ棒に夫々螺合管10が螺着されている。そし
て、この螺合管10にビン9を介し、脚4及び5が夫々
枢着されている。従って、この脚4及び5は夫々水平支
持体8の軸方向に平行な面内で回転自在となっている。
逆に言えば、第1図のように一方の脚5を持ち」二げた
状態で回転盤3及びロボット本体1がピン9を軸として
上下方向に移動し得るように構成されている。次ぎに、
この脚4及び5内には夫々脚非接地手段6が内装されて
いる。
即ち、脚用のモータ15aの回転力に、1、り歯車17
及びIF(を介し、てネジシャフト12が回転する。す
ると、それに11キ合する伸縮部21がネジシフ1−1
2及びガイド棒13に案内されてに下動するものである
。次ぎに、脚4及び5の夫々の下端には本体回動手段7
が設けられている。即ち、伸縮棒21の下端がベアリン
グ11を介し脚端盤14に対してその軸線回りに回転し
i;lるように構成されている。従って、第1図のよう
に一方の脚4を持ち上げた状態で本体1が脚50回りを
水平に回転できる。さらに、夫々の脚4.5を挟み込む
ように該脚の幅より広い間隔で夫々一対の揺れ止め棒2
2が本体1に水qZ方向に突設されてる。
この揺れ1にめ捧22は脚4及び5が必要以−ににll
i動するのを阻1にするためのものである。しかしなが
ら、該11:れlLめ捧22は必ずしも必要なものでは
ない。又、脚非接110手段6の脚用モータ15aは無
線操縦により又は有線或いは内装された制御装置のプロ
グラムにより正転及び逆転並びに停止りの各状態が制御
される。
次ぎに、上記実施例の作用につき説明する。
先ず、回転盤3をそのモータ15により高速で回転する
。なお、モータ15の回転の前に或いは回転と共に、出
力トルクの大なる別の駆動モータを接離自在に連結し、
回転盤3を別のモータにより高速に回転してから前記し
た別モータとの連結を外す。そして、軸受摩擦その他の
損失により回転盤3の回転数の減少する分だけ、内装さ
れたモータ15により補ってもよい。なお、実験によれ
ば、モータ15を取付けずに強力なモータで慣性モーメ
ントの大なる回転盤3を一旦高速で回転させ、その強力
モータとの連結を断つ。すると、そのままの状態で回転
盤3は15分はど回転し続け、そのうち始の3分程ロボ
ットの歩行が可能であった。従って、適宜外部から回転
盤3を駆動すれば、内装用のモータ15を取付けなくと
もよい。実験によれば特に、回転盤3の慣性モーメント
を大きくし、他の部分を軽量につくることにより、おど
ろくばかりの歩行安定性が得られた。これは、前進のた
めに脚を前方に踏ノド出し六・す、後方に蹴ったりする
必要がないためである。また、脚番、1僅か持ち1−げ
ろのみで回転軸2にで−・メントが加わるから、それに
よj’l Jli行が可能である。而して、第2図の如
く回転盤3を同1ツ1において左回転し、一方の脚5を
1¥らトげると、本1コボソI−は矢印方向即も第2図
に4−?いて左から右の方に11;1進する。この原理
を第3図に才几1て説明する。
回転11113が角速度ωaで第3図矢印の如く回転す
るとき、回転軸2の両端が1−下方向に傾くようにモー
メントMを加える。すると、回転軸2はそのでメン)M
の方向に領くことなく、それと直交する水平面内で矢印
I(のごとく回転しだす。ratも、ジャイロ(二lマ
)の性質によりモーメンl−Mが加わると、それにIi
′1交して1(方向へ歳差運動を起ごずものである。こ
のときの歳差運すリ1の角速度をωとすれば、モーメン
l−Mとの間に次の関係が成立する。1111も、Ml
・ωa ・ωとなる。ここに才?いて、■は回転l1t
3の主1FI (IIモーメンlでン釦)る。従って、
モーメントMが大になれば、なるほど歳差運動の角速度
ωは速くなる。そこで次ぎに、第4図ような状態で前記
の歳差運動を考えると、同図では回転軸2の一端が脚4
で支持されているから、軸2の自由端は第4図矢印の如
くB方向に回転しだす。
なお、この脚4は脚端盤14に回転自在に枢着されると
共に、該脚4のみが立設された状態で該脚4のみを自立
できるように構成しておく。
而して、本発明の歩行ロボットは第4図におIJる原理
を利用したものである。即ち、第2図の如く一方の脚4
を持ち上げると、第4図に示すような歳差運動が生じ、
ロボット本体1は接地側の脚4の回りを比較的ゆっくり
回転しだす。
そこで、ロボット本体1が接地脚4の回りをある角度回
転したところで、持ち上げられていた脚5を引き伸ばし
て接地させる。それと共に、他方の脚4を相対的に持ち
−ヒげる。すると、こんどは第3図の原理図において、
モーメン)Mが逆向きに働くことになり、回転軸2は第
3図のω方向とは逆向きに回転しだす。従って、今度番
よ他力の脚5を中心とL7てロボ・・1・本体1が前の
場合とは逆向きに回転しだす。よって、交互に一対の!
l+、l+を接111!さ・I!る毎に1:Iボッl一
本体1は逆方向りこ体をねj、7りながら前111;す
る。ごの歩行の1):態を表したのが第5図である。第
り図は各地点において、夫々設置している足を網状の斜
線の0印でポし、1寺tフ1−げられている位置の足を
鎖線の(:)で示したものである。先ず、第5図におい
て、a、bの状態では両脚ともに接地している。このと
きには、ロボット本体1は直立したままの状態を維持す
る。次ぎに、第2図の如く脚5を持ち1−6げると、脚
5はaの状態からalの417置%’、を通り、Cの位
置まで、接地脚すの回りを回転する。そこで、こんどは
脚5をCの117置で接地さ・lj、脚4を持ら1−げ
る。すると脚4はbの状態からblをとおり、(1の位
置まで点Cの回りに回転する。そこで、次ぎに脚4を伸
ばし、脚5を持ちにげろ。このようにして両脚をe、f
の位置に接1111させ、次ぎに脚4を比較的長い時間
持ち上げたままにする。すると持ち上げられた脚4はe
を中心としてその持ち上げ時間だけ回転する。従って、
持ち上げ時間を長くすれば、より多く回転することにな
り脚4はfl、g、glをとおりhの状態まで、回転す
ることができる。即ち、ロボット本体1は向きを左回り
に反転させたことになる。さらに、脚4をもちあげれば
、一回転することも或いは多数回転させることもできる
。逆に脚4で一本立ちすれば右回りに回転することがで
きる。次ぎに、歩行の速度を速くするには次のようにす
ればよい。即ち、第1図において脚4及び5を夫々ロボ
ット本体1から遠ざければよい。そのためには、揺れ1
ヒめ棒22を取り除き螺合管10を回転させればよい。
すると、一方の脚5を持ちにげたとき、回転軸2にはよ
り大きなモーメン1−Mが働く。そのため、歳差運動の
角速度ωは先にのべた如くモーメントMに比例して速く
なり、結果としてロボット本体1の進行速度が速くなる
ものである。
そこで、ロボットの歩行速度を無線操縦等により変化さ
−lるよ・うに構成したのが、第6図である。即ら、こ
の実施例では水平支持体8がロボット本体1の−1一端
に枢着されて胃通ずる。そして、この水平支持体8には
、ロボット本体1の左右で大々逆向きのネジが形成され
ている。
それと共に、該水平支持体8の中心部にウオーム歯車2
0が・体的に固定され、該歯車20にウオーム19力鳴
°「合する。このウオーム19はモータ15により正転
及び逆転され、それにより、両脚4゜5の離間距離を拡
縮さ・1!るものである。そこで、無線操縦その他によ
りモータ15を正転及び逆転さらには停止させることに
より、ロボソ1−の歩行速度を変えることができる。な
お、各脚4゜5はその−に端部がガイド棒13に挿通さ
れている。
このガイ1−棒134;1両脚の離間距離を拡縮すると
き、脚自体が水平支持体8の回りに回転するのを防11
−するものである。次ぎに、第7図の実施例は同図の如
くロボット本体lの姿勢を傾げたり、或いは傾いた姿勢
を修正したりすることのできるもので、複雑な歩行の可
能なロボットである。さらには、いずれか一方の脚5又
4をより」二方に持ち上げて階段を容易に登らせるよう
な動作をさせたり、より下方に下ろして階段を下ったり
することのできるものである。そのために、この実施例
では脚4及び脚5の伸縮部21に軸線回りの回転トルク
を与えたり、制動トルクを与えたりするように構成した
ものである。
即ち、モータ15bを回転し、歯車1B及び17を介し
て、伸縮棒21を矢印をT方向に回転駆動したとする。
すると、水平支持体8は同図の如く左上がりに傾斜し、
脚5をより高く持ち上げることになる。これは、ジャイ
ロモーメントの作用によるものである。このことを第4
図について説明する。前記した如(回転軸2の自由端を
下方に作用させるモーメントMを加えると、回転軸2は
水平面内でB方向に歳差運動を起こし、モーメントMの
加えられた方向へは傾かない。
このことは、歳差運動が起こると先に加えられたモーメ
ントMと逆向きのジャイロモーメントが発生し、それが
先のモーメントMと釣り合っていることを意味する。即
ちa差運動は自由端を上方へ持ち上げる反力を生じさ−
lる。従って、この歳差連動を助にするようにモータ1
51)でT方向へ回転させれば、先に加えられたモーメ
ン1−Mに打ち勝って左上がりに傾斜する。なお、この
モータ15h (第71U+)には一方向クラッチが内
装され、前記と逆方向へは空回りするように構成されて
いる。従って、ロボット自らが起こす歳差運動をモータ
15bが拘束することはない。又、この一方向クラッチ
は歯車17に内装してもよい。
次ぎに、第7図のように傾♀’Iしたロボットをもとに
戻すには、電磁ブレーキ25を徐々にブレーキ盤24に
押圧するように作用させればよい。
それにより、歳差il!→す1が抑制されるから、歳差
運動に基づく反力が城少し、10カバランスによるモー
メンl−Mが打6勝ち、ロボットの姿勢はもとに戻る。
なお、このffl磁ブシブレーキ25較的強く作用させ
れば、ロボットの姿勢は直ちにもとに戻る。同様にモー
タ15aの回転をより速くずれば、ロボットは急速に傾
斜する。このような動作により、ロボ・ノドが傾斜する
とそれに伴って脚自体もより高く持ち一ヒげられる。そ
こで、階段を昇るときなどには好都合である。また、一
方の脚を下方へ引き降ろすことにより階段を下りること
ができる。この実施例では両方の脚4.5にロボット姿
勢傾斜用のモータ15b及び電磁ブレーキ25が夫々内
装されている。従って、これらと脚4.5の伸縮動作と
を組合せれば各種の動作をさせることができる。かかる
動作は無線操縦により行っても、或いは内装された制御
装置によりプログラムで行ってもよい。
その場合には、ロボット本体1と脚4.5との間に角度
センサーを備えるものとする。そして、そのセンサーの
信号とプログラム信号とを比較して、電磁ブレーキ25
等を作動させれば、設定されたプログラムによってロボ
ットを作動させることができる。又、他の方法としてこ
の一方向クラッチ及びブレーキ25を全く使用しない方
法もある。この場合にはギアーダウンされたモータの回
転を直接脚4,5に伝導させるものとし、常に1〜1ボ
ッl一本体Iの水平方向回転と同一速度で回転するよう
に構成する。そして、ロボット本体1を第7図の如く傾
斜さ一ロるにはモータ15bをIIII神さ廿、IIロ
ボット本体を第7図と逆方向と1すljJるには該モー
タを減11!すれば、Lい。
なお、この場合にモータを常に廻すことにより角度セン
リーーと協動させ、常にロボソI・本体1を水平状態に
維持さ・l・ることもできる。 ・次ぎに、第8図及び
第11図は本発明の脚非接地十段6の第2実施例である
。この脚は屈伸即ち折り曲げのできるものであり、人間
の脚に近い動作ができるものでンシ)る。この実施例で
ば脚が平行リンク機構からなるため、モータ15cを駆
動さ−l−ると脚下端の脚端盤14が垂直軸pに沿って
伸縮されるものである。即ら、モータ15cを第8図矢
印方向に回転さl!ると、歯車17.18を介し、第2
リンク27が同図において、矢印の如く右回りにピン3
0の同りに回転する。ところが、該第2リンク27には
ピン28が立設され、それが基板35の長孔36に案内
されているから、その移動に伴って、モータ取付は板3
7(第1リンクを構成)がピン31の回りに矢印の如く
左回転する。而して、脚端盤14が矢印の如く、下方に
伸ばされるものである。逆に、モータ15を前記と逆向
きに回転させれ、脚端盤14は垂直線lに沿って真直ぐ
に持ち上げられる。なお、この実施例ではピン28と3
0との距離が、ピン30と31との距離に等しくとっで
ある。文、第8図において、ピン28を単純に上下方向
に案内させることにより脚を伸縮させそもよい。
なお、これらの脚は既に述べた如くその下端に設けられ
た脚端盤14を比較的広い面積の平板で構成し、一本の
脚自体が自立するように構成している。そして、それに
より直交方向回転防止手段50を構成するものである。
即ち、一方の脚を持ち上げたとき、持ち上げられた周側
にロボット本体1が転倒するのは回転盤3の歳差運動に
より防止されるが、その回転軸2と直交方向に転倒する
ことに対しては、その歳差運動は何等効Wがないので、
この直交方向の転倒を前記転倒防Iに手段50により行
うものである。但し、この実施例では脚4,5の1・端
がI:jボット本体1に枢着され、該脚を回転軸2に平
行な方向にも相対的に回動する、1、・うに構成してい
るため、脚自体が伯と分離した状態で何れの方向へも倒
れないように構成され”ζいる。即ら、各脚4゜5は夫
々自立し得るように造られている。
なお、前記した直交方向転倒防1に手段50は前記実施
例に限るものでは勿論ない。第11図及び第12図は脚
下端おjJる他の直交方向転倒防+に手段50を設けた
実施例である。この実施例では脚4.5の1一端が連結
板38によJQI:+ボット本体1と一体的に連結され
ていると共に、脚下面が曲率半径Rの円弧状に第12図
の如く形成さ東る。
この曲率半径Rはロボット本体1の重心Gと脚下、l、
lのl’ f’i!よりt)大にとっである。そのため
、ロボノl一本体10前後方向のみについて名えると、
あたかノ)揺り椅子の如く構成され、前方に転倒するこ
とばない。なトン、側方への転倒It i1ii記した
如く回転盤3の歳差運動で防!トされている。又、この
実施例では、脚下端は第11図の如くナイフェツジに形
成され、回転盤3が回転していない状態では側方へ容易
に転倒し得るようになっている。従って、回転盤3の回
転軸2には第11図のような状態でそれを転倒させよう
とするモーメントが自由に加えられることになる。
それにより、回転盤3の回転中には前記歳差運動が行わ
れるのである。なお、歳差運動が行われたときには第1
2図から明らかなように、歩行面に対し脚下端は一点で
支持されているため、その点を中心に本体】は自由に水
平方向へ回転し得る。従って、脚下端の曲面自体が本体
回動手段7を構成するものである。又、第12図の如く
脚下端を揺り椅子状の曲面で形成した場合等に、なんら
かの理由でロボット本体が転倒してしまったような場合
、それに対処できる実施例を第13図及び第14図で示
す。この実施例では、第13図の如く本体が転倒したと
き、脚の伸縮部21を第14図の如く収縮させる。する
と重心Gが下方に偏心して位置しているから、同図の如
く起立することができる。そのために本体はその外周が
円形に形成されている。このようにして、第14図の如
く起立したとき再び伸縮部21を伸張させれば、再度歩
行が可能である。
次ぎに、第10図は本発明の回転盤3の変形例を示すも
のである。この回転盤3はバーベル型に構成され、それ
らの間に脚4.5が位置さ胆たものである。なお、各脚
4.5は回転軸2の外周を被嵌する筒状部に枢着しても
よい。
〔発明の効果〕
以」二の説明から明らかなように、本発明の歩行ロボッ
トは次の構成を有する。
即ち、慣性モーメントの大なる回転盤3の回転軸が、通
常の歩行状態でほぼ水平になるように、ロボット本体1
にその回転軸2を枢着する。
そして、互いに離間して一対の脚4.5をロボット本体
1に取イ]りる。さらに、少なくとも一つの脚に脚非接
地十段6を設け、それにより互いに一方の前記脚4又5
のみを歩行面から袖反させ得るものとする。さらに、ロ
ボット本体1が各脚4及び5の回りに回転自在となるよ
うに本体1と脚との間又は脚自体に本体回動手段7を設
ける。それと共に、夫々の脚4.5の下端に直交方向転
倒防止手段50を設け、ロボット本体1が回転軸2に直
交する方向へ転倒することを防止したことを特徴とする
本発明の歩行ロボットは以上のような構成からなり、次
の効果を有する。
(1) 本歩行ロボットは、回転盤3の回転軸2が歩行
中にほぼ水平に位置されるから、一方の脚を持ち上げた
とき該脚のほうへ転倒することが、回転@3の歳差運動
により阻止される。
それと共に、回転軸3に直交する方向への転倒は各脚の
下端に設けた直交方向転倒防止手段50により阻止され
る。その結果、本ロボットはいずれの方向へも転倒する
ことなく、歩行することができる。
(2)本歩行ロボットは脚非接地手段6により互いに一
方の脚4又は5のみを歩行面から離反さ−1ることによ
り、回転盤3に歳差運動を起こさせて他方の脚の回りに
ロボソ1へ本体1を水平に回動させることができる。従
って、一対の脚を順次その一方のみを歩行面から離反さ
せることにより同転盤3の歳差運動の向きを変え、前進
することができる。それと共に、反転又は回転も自在と
なる。
(3) さらに、本回転軸2は通常の歩行状態において
、t?Tぼ水平になるように位置されているから、回転
盤3の歳差運動を起こさせるためのモーメントを効率よ
く発!にさせることができ、極めて安定した操縦性のよ
い歩行ロボットを提供し得る。即ち、一方の脚を歩行面
から持ちl−げることにより回転盤3を含むロボット本
体1その他の自重により回転軸2には軸に直交して−1
−下方向のモーメントが加わるが、その回転軸2自体が
ほぼ水平に位置されているから、重力に基づくモーメン
トが最も効率、しく作用する。而して、本歩行ロボソ1
−は単に脚を互いに歩行面からIllずのみで安定した
歩行をなし得る効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第1実施例を示す一部縦断両立面図、
第2図は同右側面図、第3図〜第5図は本歩行ロボット
の原理を説明する説明図、第6図は本発明第2実施例の
一部断両立面図、第7図は同第3実施例の立面図、第8
図は本歩行ポットの脚部接地手段6の他の実施例を示す
立面図、第9図は同右側面図、第10図は本発明の回転
i3の他の実施例、第11図は本歩行ロボットの脚下端
の他の実施例を示す立面図、第12図は同側面図、第1
3図及び第14図は第12図の変形例を示す他の実施例
。 1・・・ロボソ)一本体 2・・・回転軸3・・・回転
盤 4,5・・・脚 6・・・脚部接地手段 7・・・本体回動手段8・・・
水平支持体 9・・・ビン 10・・・螺合管 11・・・ベアリング12・・・ネ
ジシャフト 13・・・ガイド棒14・・・脚端盤 1
5・・・モータ 16・・・ベル) 17.18・・・歯車19・・・ウ
オーム 20・・・ウオーム歯車21・・・伸縮部 2
2・・・揺れ止め棒23・・・電源 24・・・ブレー
キ盤25・・・ブレーキ 27・・・第2リンク28〜
34・・・ピン 35・・・基板36・・・長孔 37
・・・モータ取付は板(第1リンク) 38・・・結合板 50・・・直交方向転倒防止手段 代理人 弁理士 窪 1)卓 美 第9図 第8図 −596− 第1o図 第13図 第14図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロボソ1一本体(1)と、歩行時に回転軸(2)がほぼ
    水jlzになるように前記本体+11に枢着された慣性
    モーメントの大なる回転盤(3)と、互いに離間し+1
    11記本体ill ニflitイ・HJられた一対ノ脚
    +41. +5)ト、一方の前記脚(4)又は(5)の
    みを歩行面から811反させるように少なくとも一つの
    脚に設けた脚非接地手段(6)と、前記本体(1)が各
    脚のまわりに回転自在となるように両者の間又は、脚(
    4,1,(51自体に設りた本体回動手段(7)と、前
    記回転軸(3)に直交する方向への転倒を防11−する
    ため夫々の脚下&i、lに設りた偵交方向転倒防11一
    手段(50)と、を1]1備する歩行1:1ボット。
JP59065163A 1984-04-03 1984-04-03 歩行ロボット Granted JPS60209371A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6447686A (en) * 1987-08-15 1989-02-22 Agency Ind Science Techn Walking machine
JP2002307339A (ja) * 2001-04-11 2002-10-23 Sony Corp 脚式移動ロボット及びその制御方法、並びに脚式移動ロボットのための足首構造

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JP2002307339A (ja) * 2001-04-11 2002-10-23 Sony Corp 脚式移動ロボット及びその制御方法、並びに脚式移動ロボットのための足首構造

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