JP2007159879A - 運動器具 - Google Patents

運動器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2007159879A
JP2007159879A JP2005361198A JP2005361198A JP2007159879A JP 2007159879 A JP2007159879 A JP 2007159879A JP 2005361198 A JP2005361198 A JP 2005361198A JP 2005361198 A JP2005361198 A JP 2005361198A JP 2007159879 A JP2007159879 A JP 2007159879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
posture
base
fixed
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005361198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4651526B2 (ja
Inventor
Toshihiro Nishioka
俊浩 西岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alinco Inc
Original Assignee
Alinco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alinco Inc filed Critical Alinco Inc
Priority to JP2005361198A priority Critical patent/JP4651526B2/ja
Publication of JP2007159879A publication Critical patent/JP2007159879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4651526B2 publication Critical patent/JP4651526B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)

Abstract

【課題】安全性を確保しながら、不使用時にはコンパクトに折畳むことが可能な歩行走行運動器具を提供する。
【解決手段】走行部を構成する一対の支持フレームは、前端部を基台に対して回動自在に枢結され、走行部を床面に設置した設置姿勢(L)と固定支柱にほぼ重なる起立姿勢(H)との間で起伏回動自在とするように構成されており、上部フレームは、固定支柱の上端部に第一枢結部を介して枢結されると共に、該第一枢結部から後方に延びる手摺アームを設けており、使用中に運動者の安全を確保する。一対の固定支柱の後方に所定間隔をあけてリンクフレームが立設され、該リンクフレームの上端部を前記手摺アームに第二枢結部を介して回動自在に枢結すると共に、下端部を前記支持フレームに第三枢結部を介して回動自在に枢結している。走行部を起立姿勢(H)とするように回動したとき、リンクアームと上部フレームが固定支柱にほぼ重なるように折畳まれる。
むことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、運動者が走行駆動される無端ベルトの上で歩行運動又は走行運動を行うようにした歩行走行運動器具に関する。
従来、走行駆動される無端ベルトの上で運動者が歩行運動又は走行運動(以下、「歩行走行運動」と総称するが、歩行運動と走行運動の何れか一方又は双方を含む意味であることを諒解されたい。)を行うようにした所謂トレッドミルと呼ばれる運動器具が公知である(特許文献1)。このような歩行走行運動器具は、運動中に運動者の転倒等を防止し、安全を期するため、所定高さに配置された上部フレームから無端ベルトの左右両脇まで延びる手摺アームを設けている。通常、上部フレームは、左右フレーム部の前端部を横フレーム部により連結した平面視ほぼ門形に形成されており、横フレーム部に操作パネルを搭載している。
ところで、このような歩行走行運動器具は、構造上、設置状態で比較的広い床面積を必要とする。そこで、出荷時の梱包又は不使用時の保管の便宜のため、コンパクトに折畳み可能となるように構成することが求められる。
特開平9−313638号公報
歩行走行運動器具は、周回走行するベルトの上で運動者が歩行運動や走行運動を行うとき、万一、運動者が転倒すると危険なため、その安全性に高い配慮が必要であり、従って、上述のように手摺アームが設けられている。
しかしながら、従来の手摺アームは、前後方向に関する長さが比較的短く、常に必ず十分に安全であるとは言い難い。運動者はベルトの走行速度に追従するように歩行走行運動を行わなければならないが、もしも、追従できないときはベルトと共に後退し、前方の手摺アームに手が届かなくなる。このような潜在的な危険は、リハビリ等を必要とする者に顕著であるが、健常者であっても例外ではない。
そこで、このような危険を払拭するためには、手摺アームをできるだけ長く形成することが望ましいが、上述のように運動器具をコンパクトに折畳み可能に構成するという要求に反するため、この点が解決すべき重要な課題となる。
本発明は、上記課題を解決し、手摺アームを比較的長く形成することにより運動者の安全を確保しながら、その一方において、極めてコンパクトに折畳み可能となるように構成した歩行走行運動器具を提供するものである。
このため、本発明が第一の手段として構成したところは、前部に位置して床面に設置されると共に駆動機構を備えた基台と、前記基台から後方に延長された一対の支持フレームの間に前記駆動機構で駆動される無端状のベルトを搭載した走行部と、前記基台の両側から立設された一対の固定支柱と、前記固定支柱の上端に設けられた上部フレームとを備え、運動者が前記ベルト上に起立した状態で該ベルトを周回移動させることにより歩行又は走行運動を行うように構成した運動器具において、前記一対の支持フレームは、前端部を前記基台に対して回動自在に枢結され、走行部を床面に設置した設置姿勢と前記固定支柱にほぼ重なる起立姿勢との間で起伏回動自在とするように構成されており、前記上部フレームは、固定支柱の上端部に第一枢結部を介して枢結されると共に、該第一枢結部から後方に延びる手摺アームを設けており、前記一対の固定支柱の後方に所定間隔をあけてリンクフレームを立設しており、該リンクフレームは、上端部を前記手摺アームに第二枢結部を介して回動自在に枢結されると共に、下端部を前記支持フレームに第三枢結部を介して回動自在に枢結されており、前記走行部を起立姿勢とするように回動したとき、リンクアームと上部フレームが固定支柱にほぼ重なるように折畳まれるように構成してなる点にある。
また、本発明が第二の手段として構成したところは、前部に位置して床面に設置されると共に駆動機構を備えた基台と、前記基台から後方に延長された一対の支持フレームの間に前記駆動機構で駆動される無端状のベルトを搭載した走行部と、前記基台の両側から立設された一対の固定支柱と、前記固定支柱の上端に設けられた上部フレームとを備え、運動者が前記ベルト上に起立した状態で該ベルトを周回移動させることにより歩行又は走行運動を行うように構成した運動器具において、前記一対の支持フレームは、前端部を前記基台に対して回動自在に枢結され、走行部を床面に設置した設置姿勢と前記固定支柱にほぼ重なる起立姿勢との間で起伏回動自在とするように構成されており、前記上部フレームは、固定支柱の上端部に第一枢結部を介して枢結されると共に、該第一枢結部から後方に延びる手摺アームを設けており、前記一対の固定支柱の後方に所定間隔をあけてリンクフレームを立設しており、該リンクフレームは、上下方向に延びる起立フレーム部と、該起立フレーム部の上端から前方に折曲された延長手摺アームを備え、該延長手摺アームを前記手摺アームに第二枢結部を介して回動自在に枢結されると共に、起立フレーム部の下端部を前記支持フレームに第三枢結部を介して回動自在に枢結されており、前記走行部を起立姿勢とするように回動したとき、リンクアームと上部フレームが固定支柱にほぼ重なるように折畳まれるように構成してなる点にある。
本発明の好ましい実施形態において、運動器具は、前記基台は後方に延びる設置フレームを備え、該設置フレームと前記支持フレームを相互に連結する伸縮自在な伸縮連結手段を設けており、前記走行部を起立姿勢となるように回動することにより伸長した伸縮連結手段を該伸長状態で収縮不能に固定するロック手段を設けている。
更に、前記基台と支持フレームの間に伸縮自在なダンパーからなる緩衝手段を設け、走行部が起立姿勢から設置姿勢まで自重で回動するときの衝撃を緩和するように構成することが好ましい。
請求項1に記載の本発明によれば、走行部3を構成する一対の支持フレーム9、9は、前端部を基台2に対して回動自在に枢結13され、走行部3を床面に設置した設置姿勢(L)と固定支柱4、4にほぼ重なる起立姿勢(H)との間で起伏回動自在とするように構成されており、上部フレーム5は、固定支柱4、4の上端部に第一枢結部19を介して枢結されると共に、該第一枢結部19から後方に延びる手摺アーム20を設けている。そして、前記一対の固定支柱4、4の後方に所定間隔をあけてリンクフレーム21、21を立設し、該リンクフレーム21の上端部を前記手摺アーム20に第二枢結部24を介して回動自在に枢結すると共に、下端部を前記支持フレーム9に第三枢結部25を介して回動自在に枢結した構成であるから、前記走行部3を起立姿勢(H)とするように回動したとき、リンクアーム21と上部フレーム5を固定支柱4にほぼ重なるように折畳むことが可能になる。このため、上部フレーム5の側部フレーム部15から後方に手摺アーム20を長く延設することにより、運動者の転倒を防止し安全を確保した構成でありながら、コンパクトな折畳みが可能になるという効果がある。
また、請求項2に記載の本発明によれば、リンクフレーム21は、上下方向に延びる起立フレーム部22の上端から前方に折曲された延長手摺アームを23備えた構成であるから、手摺アーム20と延長手摺アーム23を連続させることにより、一層、安全な運動器具1を提供することができる。そして、延長手摺アーム23を前記手摺アーム20に第二枢結部19を介して回動自在に枢結し、起立フレーム部22の下端部を支持フレーム9に第三枢結部25を介して回動自在に枢結した構成であるから、延長手摺アーム23を設けた構成でありながら、前記走行部3を起立姿勢(H)とするように回動したとき、リンクアーム21と上部フレーム5を固定支柱4にほぼ重なるように折畳むことを可能とし、コンパクトに折畳むことができるという効果がある。
そして、請求項3に記載の本発明によれば、基台2が後方に延びる設置フレーム7、7を備えており、該設置フレーム7と支持フレーム9を相互に連結する伸縮自在な伸縮連結手段33を設け、走行部3を起立姿勢(H)となるように回動したとき、伸長した伸縮連結手段33を該伸長状態で収縮不能に固定するロック手段38を設けている。従って、走行部3を起立姿勢(H)とした折畳み状態で、該走行部3が固定保持され、不慮に倒れる危険がないという利点がある。
更に、請求項4に記載の本発明によれば、基台2と支持フレーム9の間に伸縮自在なダンパーからなる緩衝手段42を設け、走行部3が起立姿勢(H)から設置姿勢(L)まで自重で回動するときの衝撃を緩和するので、使用者が運動器具1を使用に供するため走行部3を倒す際の作業も安全に行い得るという効果がある。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。尚、以下、「前」「後」「上」等の語は、歩行走行運動中の運動者の姿勢を基準とした意味であることを諒解されたい。
図1に示すように、歩行走行運動器具1(以下単に「運動器具」という。)は、前部に位置して床面に設置される基台2と、該基台2から後方に延長された走行部3と、基台2の両側から立設された一対の固定支柱4、4と、該固定支柱4、4の上端部に設けられた上部フレーム5とを備えている。
基台2は、図示省略した電動機や減速機等の駆動機構を内装したハウジング6と、該ハウジング6の両側に固設されると共に両側から後方に延びる一対の設置フレーム7、7を備えており、該設置フレーム7、7に前記固定支柱4、4を立設している。従って、運動器具1は、設置フレーム7、7を介して床面に安定的に設置される。尚、設置フレーム7、7の後方延長端にはキャスタ8が設けられている。
走行部3は、前記基台2から後方に延長された一対の支持フレーム9、9と、該支持フレーム9、9の間に搭載された無端状のベルト10を備えており、該ベルト10は、基台2に内装された駆動機構により駆動され周回移動する。従って、図示省略しているが、ベルト10は、支持フレーム9、9の前後端部に架設された駆動ローラと従動ローラに巻き掛けされ、中間部を遊転ローラにより支持された状態で、図示矢印のように周回移動される。
走行部3を構成する支持フレーム9、9は、後方延長端にキャスタ11を設け、中間部に足置用のステップ12を設けており、該支持フレーム9、9の前端部を基台2に対して枢結部13を介して回動自在に枢結している。これにより、走行部3は、図2に示すように床面に設置された設置姿勢(L)と、図4に示すように後端部を上向きとして固定支柱4にほぼ重なる起立姿勢(H)との間で起伏回動自在となるように構成されている。このため、基台2は、枢結部13の近傍部に溝部14を形成し、該溝部14を介して支持フレーム9の起伏回動を許容する。
上部フレーム5は、左右に位置する側部フレーム部15、15の前端部を横フレーム部16により連結した平面視ほぼ門形に形成されており、門形部分に操作パネル17を搭載している。操作パネル17は、駆動機構によるベルト10の駆動又は停止や、ベルトの周回移動速度等を制御する制御機構を操作するための操作手段等を有すると共に、歩行走行運転の運動時間や、走行距離又は消費カロリーその他を表示する表示手段を設けている。図示実施形態において、操作パネル17は、運動者に対面して運動者が容易に握持できるグリップ18を設けている。
上記構成において、上部フレーム5は、側部フレーム部15、15を固定支柱4の上端部に第一枢結部19を介して回動自在に枢結されており、該側部フレーム15から後方に延長された手摺アーム20を設けている。
更に、前記一対の固定支柱4、4の後方に所定間隔をあけて、リンクフレーム21、21が立設されており、該リンクフレーム21は、上下方向に延びる起立フレーム部22と、該起立フレーム部22の上端から前方に折曲された延長手摺アーム23を設けている。図2に示すように走行部3を設置姿勢(L)とした状態で、延長手摺アーム23は上部フレーム5の手摺アーム20の軸線上に延びるように配置され、これに対して起立フレーム部22は下から上に向けて後方に傾斜する後傾姿勢となるように形成されており、延長手摺アーム23を手摺アーム20対して第二枢結部24を介して回動自在に枢結すると共に、起立フレーム部22の下端部を支持フレーム9に対して第三枢結部25を介して回動自在に枢結している。
そこで、枢結部13を支点として走行部3を図2に示すような設置姿勢(L)から図4に示すような起立姿勢(H)まで回動させると、即ち、支持フレーム9を固定支柱4とほぼ重なるように回動させることにより折畳むと、固定支柱4と支持フレーム9の間でリンク機構を構成した上部フレーム5とリンクフレーム20が同様に固定支柱4の前後で該固定支柱4とほぼ重なるように折畳まれる。従って、図例の場合、図4に示すように、折畳まれた固定支柱4、走行部3(支持フレーム9)、上部フレーム5、リンクフレーム20のほぼ全体が設置フレーム7の上方空間内に納まるように折畳まれる。このため、運動器具1は、折畳み状態で、図4に鎖線で示すようなコンパクトな収納箱26に収納できる。
図示実施形態において、第一枢結部19は、図5に示すように、固定支柱4の上端に固設された断面上向きコ字形の支持ブラケット27に上部フレーム5の側部フレーム部15を内嵌した状態で該支持ブラケット27に対して枢結ピン28により軸支されている。従って、走行部3を設置姿勢(L)とした運動器具1の使用状態において、図5(A)に示すように、支持ブラケット27が、上部フレーム5の側部フレーム部を下方から支持するストッパを構成するので、使用中に手摺アーム20が下向きに回動されることはなく、安定的に固定される。
また、第二枢結部24は、図6に示すように、手摺アーム20と延長手摺アーム23の相互に、二股部29と、該二股部29に嵌入される舌片部30を構成し、両者を嵌合した状態で相互に枢結ピン31により軸支している。従って、走行部3を設置姿勢(L)とした運動器具1の使用状態において、図6(A)に示すように、手摺アーム20と延長手摺アーム23の外周面が連続し、運動者が握り易い手摺手段を提供する。この際、図6(B)に示すように、舌片部30の先端部と二股部29の溝底部の間に、手摺アーム20と延長手摺アーム23を同軸線上に位置せしめたとき相互に嵌合するストッパ32を形成しておけば、使用中に両アーム20、22が谷折れ状に回動することはなく、安定的に固定される。
更に、図1及び図3に示すように、基台2の設置フレーム7と走行部3の支持フレーム9は、伸縮自在な伸縮連結手段33により連結されている。図7に示すように、伸縮連結手段33は、相互に伸縮自在な入れ子式の外管34と内管35を構成し、それぞれの管34、35の端部を設置フレーム7と支持フレーム9に枢結部36、37を介して回動自在に枢結している。図例の場合、外管34を設置フレーム7に枢結し、内管35を支持フレーム9に枢結しているが、その逆となるように構成しても良い。従って、外管34と内管35は、図2に示すように走行部3を設置姿勢(L)とした状態で最短に収縮され、図3に示すように走行部3を起立方向に回動するに伴い次第に伸長し、図4に示すように走行部3を起立姿勢(H)とした状態で最長に伸長される。そこで、少なくとも最短収縮状態と最長伸長状態の位置で外管34と内管35を相互に伸縮不能に固定するロック手段38が設けられている。ロック手段38は、要するに内外管35、34を係脱自在に係止するものであれば良いが、図例の場合、図7に示すように、外管34にスプリングに抗して進退自在に挿通される係止ピン39と、該係止ピン39を挿入せしめるように内管35に設けられた係止孔40、41とから構成されている。図7は、走行部3を設置姿勢(L)とすることにより伸縮連結手段33が最短に収縮された状態を示しており、この状態で係止ピン39は係止孔40に挿入係止する。この状態から、ノブ39aを引くことにより係止ピン39を係止孔40から脱した状態で、走行部3を起立姿勢(H)まで回動し伸縮連結手段33を最長状態まで伸長させると、他方の係止孔41が係止ピン39に臨むや否や、係止ピン39がスプリングにより該係止孔41に挿入係止し、走行部3を起立姿勢(H)の状態で保持する。尚、反対に、運動器具1を使用に供するため、走行部3を起立姿勢(H)から設置姿勢(L)まで回動下降させる場合は、ノブ39aを引くことにより係止ピン39を係止孔41から脱した状態で、走行部3を設置姿勢(L)まで回動し伸縮連結手段33を最短状態まで収縮させれば良く、係止孔40が係止ピン39に臨むや否や、該係止ピン39がスプリングにより係止孔40に挿入係止し、走行部3を設置姿勢(L)の状態で保持する。
前述のように走行部3を起立姿勢(H)から設置姿勢(L)まで回動下降させる際、走行部3は比較的重量物であるから、腕力の弱い婦女子には危険を伴う虞がある。このため、基台2と支持フレーム9との間には、図3に示すように、伸縮自在なダンパーからなる緩衝手段42が設けられている。このようなダンパーは、公知のガス封入型やコイルスプリング内蔵型のショックアブソーバーを使用することができ、一端を基台2に枢結すると共に他端を支持フレーム9に枢結している。従って、緩衝手段42は、走行部3を設置姿勢(L)から起立姿勢(H)へと回動起立させるとき、伸長することにより該回動起立を許す一方、走行部3を起立姿勢(H)から設置姿勢(L)へと回動下降させるとき、ガスやコイルスプリングの圧縮による抵抗を伴いながら収縮することにより、走行部3が一挙に下降することを防止する。
以上のように、歩行走行運動器具1は、使用のために走行部3を設置姿勢(L)まで回動下降させると、リンクフレーム21、21の連動を介して上部フレーム5が使用姿勢まで回動する。そこで、手摺アーム20、20が使用者の両側に向けて設定され、しかも、該手摺アーム20から延長手摺アーム23が連続するように設定されるので、使用者は歩行走行運動を安全に行うことができる。そして、不使用時には、走行部3を起立姿勢(H)まで回動起立させると、リンクフレーム21、21と上部フレーム5が固定支柱4にほぼ重なるように回動され、該リンクフレーム21、21と上部フレーム5のほぼ全体が設置フレーム7の上方空間内に納まるように折畳まれる。
ところで、上記は、リンクフレーム21の起立フレーム部22から延長手摺アーム23を延設し、該延長手摺アーム23を上部フレーム5の手摺アーム20に第二枢結部24を介して枢結した実施形態について説明したが、手摺アーム20を上部フレーム5から長く延設し、該手摺アーム20の先端にリンクフレーム21の起立フレーム部22の上端を第二枢結部24により枢結するように構成しても良い。
本発明の1実施形態を示しており、走行部を設置状態とした運動器具の使用状態を示す斜視図である。 走行部を設置状態とした運動器具の使用状態を示す側面図である。 走行部を回動中の状態にて示す運動具の側面図である。 走行部を起立姿勢とした運動具の折畳み状態を示す側面図である。 第一枢結部の実施例を示しており、(A)は固定支柱に対して上部フレームを使用状態となるように回動した状態を示す斜視図、(B)は固定支柱に対して上部フレームを折畳んだ状態を示す斜視図である。 第二枢結部の実施例を示しており、(A)は手摺アームと延長手摺アームを使用状態となるように回動した状態を示す斜視図、(B)は手摺アームと延長手摺アームを折畳んだ状態を示す斜視図である。 伸縮連結手段の実施例を示しており、(A)は外観斜視図、(B)は断面図である。
符号の説明
1 運動器具
2 基台
3 走行部
4 固定支柱
5 上部フレーム
7 設置フレーム
9 支持フレーム
10 ベルト
13 枢結部
15 側部フレーム部
17 操作パネル
19 第一枢結部
20 手摺アーム
21 リンクフレーム
22 起立フレーム部
23 延長手摺アーム
24 第二枢結部
25 第三枢結部
26 収納箱
33 伸縮連結手段
38 ロック手段
42 緩衝手段

Claims (4)

  1. 前部に位置して床面に設置されると共に駆動機構を備えた基台(2)と、前記基台から後方に延長された一対の支持フレーム(9)(9)の間に前記駆動機構で駆動される無端状のベルト(10)を搭載した走行部(3)と、前記基台(2)の両側から立設された一対の固定支柱(4)(4)と、前記固定支柱(4)(4)の上端に設けられた上部フレーム(5)とを備え、運動者が前記ベルト(10)の上に起立した状態で該ベルトを周回移動させることにより歩行又は走行運動を行うように構成した運動器具において、
    前記一対の支持フレーム(9)(9)は、前端部を前記基台(2)に対して回動自在に枢結(13)され、走行部(3)を床面に設置した設置姿勢(L)と前記固定支柱(4)(4)にほぼ重なる起立姿勢(H)との間で起伏回動自在とするように構成されており、
    前記上部フレーム(5)は、固定支柱(4)(4)の上端部に第一枢結部(19)を介して枢結されると共に、該第一枢結部(19)から後方に延びる手摺アーム(20)を設けており、
    前記一対の固定支柱(4)(4)の後方に所定間隔をあけてリンクフレーム(21)(21)を立設しており、該リンクフレーム(21)は、上端部を前記手摺アーム(20)に第二枢結部(24)を介して回動自在に枢結されると共に、下端部を前記支持フレーム(9)に第三枢結部(25)を介して回動自在に枢結されており、前記走行部(3)を起立姿勢(H)とするように回動したとき、リンクアーム(21)(21)と上部フレーム(5)が固定支柱(4)(4)にほぼ重なるように折畳まれるように構成してなることを特徴とする歩行走行運動器具。
  2. 前部に位置して床面に設置されると共に駆動機構を備えた基台(2)と、前記基台から後方に延長された一対の支持フレーム(9)(9)の間に前記駆動機構で駆動される無端状のベルト(10)を搭載した走行部(3)と、前記基台(2)の両側から立設された一対の固定支柱(4)(4)と、前記固定支柱(4)(4)の上端に設けられた上部フレーム(5)とを備え、運動者が前記ベルト(10)の上に起立した状態で該ベルトを周回移動させることにより歩行又は走行運動を行うように構成した運動器具において、
    前記一対の支持フレーム(9)(9)は、前端部を前記基台(2)に対して回動自在に枢結され、走行部(3)を床面に設置した設置姿勢(L)と前記固定支柱(4)(4)にほぼ重なる起立姿勢(H)との間で起伏回動自在とするように構成されており、
    前記上部フレーム(5)は、固定支柱(4)(4)の上端部に第一枢結部(19)を介して枢結されると共に、該第一枢結部(19)から後方に延びる手摺アーム(20)を設けており、
    前記一対の固定支柱(4)(4)の後方に所定間隔をあけてリンクフレーム(21)(21)を立設しており、該リンクフレーム(21)は、上下方向に延びる起立フレーム部(22)と、該起立フレーム部(22)の上端から前方に折曲された延長手摺アーム(23)を備え、該延長手摺アーム(23)を前記手摺アーム(20)に第二枢結部(24)を介して回動自在に枢結されると共に、起立フレーム部(22)の下端部を前記支持フレーム(9)に第三枢結部(25)を介して回動自在に枢結されており、前記走行部(3)を起立姿勢とするように回動したとき、リンクアーム(21)(21)と上部フレーム(5)が固定支柱(4)(4)にほぼ重なるように折畳まれるように構成してなることを特徴とする歩行走行運動器具。
  3. 前記基台(2)は後方に延びる設置フレーム(7)を備え、該設置フレーム(7)と前記支持フレーム(9)を相互に連結する伸縮自在な伸縮連結手段(33)を設けており、前記走行部(3)を起立姿勢(H)となるように回動することにより伸長した伸縮連結手段(33)を該伸長状態で収縮不能に固定するロック手段(38)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の歩行走行運動器具。
  4. 前記基台(2)と支持フレーム(9)の間に伸縮自在なダンパーからなる緩衝手段(42)を設け、走行部(3)が起立姿勢(H)から設置姿勢(L)まで自重で回動するときの衝撃を緩和するように構成したことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の歩行走行運動器具。
JP2005361198A 2005-12-15 2005-12-15 運動器具 Active JP4651526B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005361198A JP4651526B2 (ja) 2005-12-15 2005-12-15 運動器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005361198A JP4651526B2 (ja) 2005-12-15 2005-12-15 運動器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007159879A true JP2007159879A (ja) 2007-06-28
JP4651526B2 JP4651526B2 (ja) 2011-03-16

Family

ID=38243448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005361198A Active JP4651526B2 (ja) 2005-12-15 2005-12-15 運動器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4651526B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010240273A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Koji Kono 車椅子トレーニング器具
CN101658722B (zh) * 2008-08-29 2011-06-22 力山工业股份有限公司 跑步机折叠定位装置
JP2012210238A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Okumura Yu-Ki Co Ltd 遊技機の可動体支持構造
JP2019171063A (ja) * 2018-03-26 2019-10-10 大陸地區・廈門奧業科技有限公司 折り畳み式ランニングマシン及びその使用方法
KR102053866B1 (ko) * 2018-08-31 2019-12-09 아이러너 주식회사 접이식 런닝머신
JP7282991B1 (ja) * 2023-02-02 2023-05-29 友紀 坂野 ルームランナーの補助具

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6431694B2 (ja) * 2014-06-10 2018-11-28 アルインコ株式会社 ベルト式運動装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0338101U (ja) * 1989-08-21 1991-04-12
JPH0356696U (ja) * 1989-10-03 1991-05-30
JPH0388542U (ja) * 1989-12-28 1991-09-10
JPH0395277U (ja) * 1990-01-17 1991-09-27

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0338101U (ja) * 1989-08-21 1991-04-12
JPH0356696U (ja) * 1989-10-03 1991-05-30
JPH0388542U (ja) * 1989-12-28 1991-09-10
JPH0395277U (ja) * 1990-01-17 1991-09-27

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101658722B (zh) * 2008-08-29 2011-06-22 力山工业股份有限公司 跑步机折叠定位装置
JP2010240273A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Koji Kono 車椅子トレーニング器具
JP2012210238A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Okumura Yu-Ki Co Ltd 遊技機の可動体支持構造
JP2019171063A (ja) * 2018-03-26 2019-10-10 大陸地區・廈門奧業科技有限公司 折り畳み式ランニングマシン及びその使用方法
KR102053866B1 (ko) * 2018-08-31 2019-12-09 아이러너 주식회사 접이식 런닝머신
JP7282991B1 (ja) * 2023-02-02 2023-05-29 友紀 坂野 ルームランナーの補助具

Also Published As

Publication number Publication date
JP4651526B2 (ja) 2011-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4651526B2 (ja) 運動器具
US7736279B2 (en) One-step foldable elliptical exercise machine
US9764186B2 (en) Rowing machine having a beam with a hinge joint
TWI389718B (zh) 帶有側向擺動之靜態式踩踏板健身器材
CN1227046C (zh) 可折叠椭圆运动机
JP4128740B2 (ja) 運動器具
US7462135B2 (en) Elliptical fitness machine having incline adjusting mechanism
EP1598095B1 (en) Gymnastic machine
CN101443222B (zh) 可折叠且高度可调的婴儿车
US20080300114A1 (en) Elliptical exercise machine with adjustable ramp
US7507192B2 (en) Power driven tilting inversion exerciser
US5868650A (en) Stationary exercise device
ITRA20060017A1 (it) Macchina ginnica.
CN104771017A (zh) 儿童娱乐床上折叠机构
CN104757823A (zh) 儿童娱乐床下折叠机构
KR100668623B1 (ko) 보행 운동 기구
JP3196677U (ja) エリプティカルトレーナー
EP1674135B1 (en) Collapsible trampoline
JP5514681B2 (ja) 歩行走行運動装置
KR101261213B1 (ko) 도약운동기구
KR20080015205A (ko) 트램폴린
JP6006997B2 (ja) 動物用訓練装置
KR101190012B1 (ko) 트램플린
JPH0433870Y2 (ja)
KR100713838B1 (ko) 보행 운동 기구

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070709

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4651526

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250