JPS5964084A - 可動体の起立装置 - Google Patents

可動体の起立装置

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JPS5964084A
JPS5964084A JP17482682A JP17482682A JPS5964084A JP S5964084 A JPS5964084 A JP S5964084A JP 17482682 A JP17482682 A JP 17482682A JP 17482682 A JP17482682 A JP 17482682A JP S5964084 A JPS5964084 A JP S5964084A
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JP
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movable body
rotating shaft
robot
walking
legs
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JP17482682A
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均 高橋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は歩行ロボットの如くその重心が移動する可動体
の起立装置に関する。
[発明の技術的背景及びその問題点〕 従来、玩具用ロボットは安定した歩行を確保するために
脚の下面を極めて大に形成し、その下面に車輪を設けた
ものがあった。そして、足を引き摺るようにして、車輪
を回転させ歩行するものであった。そのため、人間の歩
行形態の如く歩行に基づくバランスの変化を自ら制御し
つつ行うものではなかった。従って、ロボットの歩行が
極めてぎこちなく感じられると共に、−担バランスが崩
れると直ちに転倒するものであった。又、係る玩具用ロ
ボットは片足で立脚することができなかった。そのため
、ロボット操縦の面白みに欠けていた。
〔発明の概要〕
そこで、本発明は以上の問題点に鑑かみ角運動量の大な
るコマの性質を利用し、人間の歩行に近似した歩行をさ
せる精巧なロポ7)を提供すると共に、自ら姿勢制御を
行うことができる起立装置を提供することを目的とする
本起立装置は第1回転軸3を基部2に立設すると共に、
該第1回転軸3に回転駆動装置1を連結する。そして、
該第1回転軸の上端に第2回転軸4の一端を枢着して該
第2回転軸4を起倒自在に構成する。さらに、該第2回
転軸4を可動体5に取り付ける。そして、該可動体5に
姿勢安定用のコマ6をそのコマ軸がほぼ垂直になるよう
に取り付けると共に、該コマ6を回転駆動させf4るも
のとしたものである。従って、ロボット等の可動体5が
倒れそうになると、それに設けられた姿勢安定用のコマ
6のコマ軸が傾斜する。すると、該コマ6が基部2を中
心として、その先端が中空に円を描くような歳差運動を
する。そこで、第1回転軸3を該歳差運動と同方向に回
転させることにより、可動体5にジャイロモーメントを
働かせ得る。それにより、可動体5は起立し、垂直に自
動制御されるものである。従って、本起立装置によれば
歩行ロボソ1−等の可動体5を一本足立ちさせることも
できると共に、面白みのある運動を各枝打わせることが
できる。
〔発明の実施例〕
第1図及び第2図は本装置を歩行ロボットに応用した一
実施例であり、第1図はその背面図、第2図はその一部
縦断側面図である。この歩行ロボソ1−(以下ロボット
と略す)は、第1図。
第2図に示す如くコマ6と脚8.9とそれらの駆動源で
あるエンジン10等を具備する。コマ6はロボット本体
7の中央部にそのコマ軸17を垂直にして支持される。
そして、エンジン10の回転が遠心クラ・ノチ、歯付ベ
ルト11.駆動シャフト18を介してコマ6に伝達され
る。本実施例ではコマ6は約2000Orpmの高速で
回転される。又、脚8.9の大腿部15と下腿部とリン
ク13.14とにより四節回転連鎖を構成する。そして
、駆動シャフト18の回転がウオーム19.ウオーム歯
車20、図示せぬ歩行変速ギヤ(可逆型)摩擦クラッチ
16及び回転盤12を介して両脚のリンク13に夫々ビ
ン21により伝動される。なお、歩行変速ギヤ及びクラ
ッチ16は図示せぬ携帯用の送信装置により遠隔操作さ
れる。次に、脚8,9の下端には弾性体2またるコイル
バネを介して基部2が連結される。そして、一方の脚8
の下端には第4図の如(その基部2に回転駆動装置1が
設けられる。この回転駆動装置1は減速機付きモータの
駆動力をうオーム及びウオームギヤを介しさらに減速し
て、その回転駆動力を垂直な第1回転軸3に伝えるもの
である。該第1回転軸3は基部2の中心に立設され、そ
の上端に第5図の如く割溝23が削切される。そして、
該割溝23に第2回転軸4の小平板部26が遊嵌し、そ
れがピン21により起倒自在に枢着される。さらに、第
2回転軸4が可動体5たる脚8の中心軸上に回動自在に
枢着される。又、弾性体2またるコイルバネの両端は夫
々脚8の下端及び基部2の上面に固定される。それと共
に、脚8の縁部にL7棒27が突設され、その先端が基
部2の上面縁部に突設されたL7板28上面の穿設孔に
遊嵌し、該り平棒27とL平板28とにより本体の回り
止め(捩止め)を構成する。なお、弾性体2またるコイ
ルバネの上端及び下端が夫々脚8及び基部2に固定され
ているから、これによっても本体の回りlにめが構成さ
れる。従って、L7棒27及びL平板28を省略するこ
ともできる。さらに、基部2の下面には鋲29或いはゴ
ム板等の滑り止め部材が設けられている。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものでは勿論な
い。本実施例では可動体5がロボットである場合を示し
たが、他の可動体についても本起立装置を利用すること
ができる。例えば、姿勢安定用のコマ6を内装すると共
に左右前後が対象で起倒自在な玩具の本体に、本起立装
置の第2回転軸4の先端を固定する。すると、この玩具
は回転駆動装置1により、玩具自体が自転しながら起立
し、起立状態にあるときにも自転するものとなる。また
、前記ロボットの実施例では、脚8及び9を夫々大腿部
と下腿部の二部材で構成させたが、それらを一体とした
脚を用いてもよい。さらに、回転駆動装置1は減速機付
きモータ及びウオームギヤを用いたが他の伝動手段を用
いてもよい。さらには、第1回転軸3と回転駆動装置1
との間に一方向クラッチを取り付けることもできる。そ
れにより、回転駆動装置1を駆動していないとき可動体
5を自由に歳差運動させ、その転倒を防止しし得る。
又、第1回転軸3を可逆回転駆動し得るように構成する
こともできる。それにより、前記歳差運動と逆方向の回
転を可動体5に与え該可動体5を急激に倒伏させる、お
辞儀運動を行わせることができる。そして、お辞儀運動
の最大点において、第1回転軸3を歳差運動方向に反転
回動させれば可動体5を起立させ得る。
〔発明の作用〕
次に、本発明の作用につき説明する。
第1図及び第2図のロボットを歩行させるには次のよう
にする。先ず、エンジン10を回転させ、コマ6を高速
回転させる。それにより、角運動量の大なる姿勢安定用
のコマ6を形成させる。次に、図示せぬ携帯用の無線送
信機からの信号をロボット本体7に内装された図示せぬ
無線受信機により受信する。そてし、図示せぬサボモー
タを駆動し、クラッチ盤16を接離する。
すると、前記信号に基づいて回転盤12が任意に回転及
び停止し、脚8,9が上下動しなから揺動駆動する。そ
れにより、ロボットの歩行が開始するものである。この
歩行に伴って生しる比較的短い時間の重力バランスの崩
れは、姿勢安定用のコマ6の効果により防止される。
次に、なんらかの原因によりロボット本体7が傾斜した
とする。すると、それに伴ってコマ軸17も傾斜する。
すると、ロボット本体7の自重がコマ軸17をさらに倒
す方向へ作用する。ところが、コマ6はその角運動量が
極めて大であるから、脚8又は9の基部2を中心にして
ロボット本体7の上端が中空に円を描くような歳差運動
が生起される。従って、第4図おいて、可動体5たる脚
8が矢印の如く歳差運動する。そこで、回転駆動装置1
を駆動することにより、第1回転軸3を歳差運動方向と
同方向に且つ、その歳差運動より速い速度で回転させる
。すると、脚8ば歳差運動が助長される方向へ回動する
ため、脚8及びロボット本体7にジャイロモーメントが
働く。そして、該脚8及びロボット本体7は起立し、そ
の姿勢が垂直に修正される。
このようにして、ロボット本体7が一担起立すると回転
駆動装置1を駆動し続ける限り、その起立状態を保持す
る。なぜならば、ロボット本体7がわずかに傾斜すると
、再び歳差運動が起こり、その歳差運動が回転駆動装置
1により助長されるように働き、直ちに前記傾斜状態が
修正されるからである。実験によれば、可動体5を完全
に倒伏させた状態(第1回転軸3と第2回転軸4との交
角をほぼ90” とする)から本装置を働かせて可動体
5を完全な起立状態に保つことができた。又、本起立装
置を働かせることにより、ロボットに一木兄立ちを長時
間続けさせることができた。なお、−木兄立ちの状態に
おいても厳密に観察するとロボット本体7はわずか歳差
運動を繰り返している。そこで、第1回転軸3を該歳差
運動、と逆方向に回転させると、ロボット本体7は直ち
に倒伏する。次に直ちに第1回転軸3を反転させ、前記
歳差運動方向に回転させる。すると、ロボット本体7は
その上体を起こし、それらの動作があたかもお辞儀をし
ているかの如く見られることが分かった。而して、無線
操縦等により回転駆動装置1を任意な方向に回転させる
ことにより、各種動作を行わせることができる。
〔発明の効果〕
本発明の起立装置は姿勢安定用のコマ6を有する可動体
5に第2回転軸4を取り付ける。そして、第2回転軸4
の下端を第1回転軸3の上端に枢着して起倒自在に構成
する。それと共に、該第1回転軸3を基部2に立設し、
回転駆動装置1に連結したものである。従って、可動体
5がその自重等によりバランスを崩して傾斜すると、そ
れに伴って、コマ軸が傾斜する。すると、基部2を中心
としてコマ軸の先端及び可動体5の先端が中空に円を描
くようないわゆるミソスリ運動状の歳差運動が生起され
る。ところが、本装置の基部2には回転駆動装置1に連
結された第1回転軸3が設けられている。そこで、該第
1回転軸3を前記歳差運動と動方向に回転させれば、可
動体5にはジャイロモーメントが働き、該可動体が垂直
に起立する。そして、−担起立すると第1回転軸3を回
転させている限りその状態を維持する。即ち、可動体5
がわずか−に傾斜すると前記ジャイロモーメントが働き
直ちに可動体5を起立させてしまうからである。
以上の如く本装置は極めて簡単な構成により、可動体5
を確実に起立させることができる効果がある。
次に、特許請求の範囲第2項記載の実施態様は、可動体
5が歩行ロボットであり、そのロボット本体に姿勢安定
用のコマ6が設けられ、その脚8に第2回転軸4がその
軸線回りに回動自在に枢着されたものである。従って、
本起立装置により歩行ロボットを常に起立させて安定し
た歩行を確保することができる。さらに、前記第1回転
軸3を前記歳差運動と逆方向に回転させることにより、
ロボット本体に、おじぎをさせる運動をなすこともでき
る。そして、直ちに前記歳差運動と同方向の回転を該第
1回転軸に加えることにより、再び起立するという動作
が行われる。それにより、歩行ロボソI−に極めて複雑
且つ面白みのある運動をおこなわせることが容易にでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本起立装置を歩行ロボットに取りつ
けた一実施例であって、第1図はその背面図、第2図は
その一部縦断面側面図、第3図は第2図のA部斜視図、
第4図は本起立装置の縦断立面図、第5図は第4図の1
3−B矢視図であって、第1回転軸3と第2回転軸4と
の枢着部を示す。 1・・・回転駆動装置、2・・・基部、3・・・第1回
転軸、4・・・第2回転軸、5・・・可動体、6・・・
コマ、7・・・ロボット本体、8.9・・・脚、10・
・・エンジン、11・・・歯付ベルト、12・・・回転
盤、13.14・・・リンク、15・・・大腿部、16
・・・クラッチ、17・・・コマ軸、18・・・駆動シ
ャツl−119・・・ウオーム、20・・・ウオーム歯
車、21・・・ピン、22・・・弾性体、23・・・割
溝、24・・・ウオーム、25・・・ウオーム歯車、2
6・・・小平板部、27・・・L7棒、28・・・1字
板、29・・・鋲。 代理人 弁理士 窪 1)卓 美 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)回転駆動装置+11に連結されて基部(2)に立設
    した第1回転軸(3)と、該第1回転軸(3)の上端に
    一端が枢着されて起倒自在に構成した第2回転軸(4)
    と、該第2回転軸(4)を取り付けた可動体(5)と、
    該可動体(5)にほぼ垂直にコマ軸が設られ回転駆動さ
    れる姿勢安定用のコマ(6)と、を具備する可動体の起
    立装置。 2)可動体(5)が歩行ロボットであり、そのロボット
    本体(7)に姿勢安定用のコマ(6)が設けられ、その
    脚(8)に第2回転軸(4)がその軸線回りに回動自在
    に枢着された特許請求の範囲第1項記載の起立装置。
JP17482682A 1982-10-05 1982-10-05 可動体の起立装置 Pending JPS5964084A (ja)

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JP17482682A JPS5964084A (ja) 1982-10-05 1982-10-05 可動体の起立装置

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JP17482682A JPS5964084A (ja) 1982-10-05 1982-10-05 可動体の起立装置

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JPS5964084A true JPS5964084A (ja) 1984-04-11

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ID=15985331

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JP17482682A Pending JPS5964084A (ja) 1982-10-05 1982-10-05 可動体の起立装置

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