JP2005161427A - 4足歩行ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】 駆動部の数を少なくして製造コストの低下及び重量の軽減化を実現しつつ、脚部の自由度を減少させても安定した歩行動作を行うことができる4足歩行ロボットを提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の4足歩行ロボット1は、胴体部2に水平方向に旋回自在に配設された水平旋回部4と、水平旋回部4を水平方向に回動駆動する水平旋回駆動部5と、水平旋回部4に上下方向に回動自在に軸着された上側上脚部9と、上側上脚部9の下部に略平行に配設された下側上脚部11と、上側上脚部9を上下方向に回動駆動する上脚回動駆動部10と、上側上脚部9の先端部と下部側上脚部11の先端部とが上端部に上下に軸支された下脚部13と、下脚部13の下端部に配設された接地部17と、下側上脚部11の中間部に配設され長手方向に弾性的に伸縮する弾性伸縮部12を備えた構成を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、4つの脚部を有し、各々の脚部を動かして自力で移動する4足歩行ロボットに関するものである。
従来、自力で移動するロボットとして、車輪を有するもの、キャタピラを有するもの、脚部を有するもの等が開発されている。脚部を有する歩行ロボットとしては、2足、3足、4足、6足等の多足歩行ロボットが開発されている。特に4つの脚部を有する4足歩行ロボットは、歩行動作の安定性が高いこと、ロボットが4足の動物、例えば犬や猫等を象って製作されること等の理由から近年種々開発されている。
4足歩行ロボットの歩行動作としては、例えば、3つの脚部の足先を接地させて胴体等の重量を支持した状態で、他の1の足を遊脚として他の地点に移動させた後、接地させ、このような接地脚と遊脚を各々の脚部で交互に切り替えることによりロボットの重量を支持しつつ、歩行、移動を行っている。
このような4足歩行ロボットとしては、特許文献1に、胴体の側面に対して複数本の足すなわち脚部が設けられた多足歩行ロボットにおいて、各足に第1回動軸、第2回動軸、及び第3回動軸が設けられた構成が記載されている。特許文献1の4足歩行ロボットの足は、胴体の側面に配設された第1ユニットと、第1ユニットに対し第1関節部を介して取り付けられる第2ユニットと、第2ユニットに対し第2関節部を介して取り付けられる第3ユニットから構成され、第1関節部は、胴体の側面に対して平行な方向に軸方向を有する第1回動軸と、胴体の側面に対して垂直な方向に軸方向を有する第2回動軸と、からなる。また、第2関節部は、第2回動軸と平行な第3回動軸からなる。
特開2002−11679号公報
しかしながら、上記従来の多足歩行ロボットでは以下のような課題を有していた。
(1)特許文献1の多足歩行ロボットは、第1,第2,第3回動軸を回動させるために、回動軸を駆動するためのモータ等の駆動部を各々に設ける必要があり、4足で合計12個の駆動部が必要になるため、駆動部の数が増加し、製造コストが高騰すると共に重量が増加するという課題を有していた。
(2)また、駆動部の数を少なくするために、単に回動軸の数を少なくしただけでは、足の自由度が減少し、足先を任意の位置に移動させることができなくなるので、安定した歩行制御が行えず、特に、安定した歩行を行うためのZMP制御を行う場合は、接地脚の足先を任意の位置に移動させることができないのでバランスが悪くなったり歩行中に足先が地面を滑って歩行が安定しなかったりする等の不具合が生じるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、駆動部の数を少なくして製造コストの低下及び重量の軽減化を実現しつつ、脚部の自由度を減少させても安定した歩行動作を行うことができる4足歩行ロボットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の4足歩行ロボットは、以下の構成を有している。
本発明の請求項1に記載の4足歩行ロボットは、胴体部の側部に4脚部を有する4足歩行ロボットであって、前記脚部が、前記胴体部に水平方向に旋回自在に配設された水平旋回部と、前記胴体部に配設され前記水平旋回部を水平方向に回動駆動する水平旋回駆動部と、前記水平旋回部に上下方向に回動自在に軸着された上側上脚部と、前記上側上脚部の下部に略平行に配設され前記水平旋回部に上下方向に回動自在に軸着された下側上脚部と、前記水平旋回部に配設され前記上側上脚部を上下方向に回動駆動する上脚回動駆動部と、前記上側上脚部の先端部と前記下部側上脚部の先端部とが上端部に上下に軸支された下脚部と、前記下脚部の下端部に配設された接地部と、を備え、前記下側上脚部が、その中間部に配設され長手方向に弾性的に伸縮する弾性伸縮部を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)脚部の上脚回動駆動部を駆動して、上側上脚部を上方向又は下方向に回動させることで、下脚部を上方向へ移動させ遊脚としたり下方向へ移動させ接地させたりすることができる。また、脚部が遊脚のときに、水平旋回駆動部を駆動して水平旋回部を右方向又は左方向へ回動させることで、脚部を前進方向や後退方向へ旋回させることができる。
(2)脚部の下脚部を上方へ移動させ遊脚とし、脚部を前進方向へ旋回させ、接地させる動作を、各々の脚部について順次行うクロール歩行動作を行うことにより、4足歩行ロボットを前進、後退、転回させることができる。その際に、遊脚とした脚部の他の3つの脚部で胴体部を支持しながら、制御装置により4足歩行ロボットの各部の重力と慣性力によるモーメントの総和が0となる地面上の点であるZMP(ゼロモーメントポイント)が接地脚の接地部を頂点とする三角形、いわゆる支持多角形の内部に位置するように胴体部の姿勢を制御することにより、安定した歩行動作を行うことができる。
(3)弾性伸縮部が弾性的に伸縮することにより、下脚部の傾きを上側上脚部に対して可変させることができ、脚部の姿勢を胴体部の移動やその際の姿勢に対応させて可変させることができるので、接地部が地面上を滑ることなく、1脚の脚部について2の駆動部を有する2駆動系であっても安定した歩行を行うことができる。
(4)1の脚部について2の駆動部を有する2駆動系であるので、3駆動系に比べ駆動部の数を減少させることができ、製造コストを低減できると共に重量を軽量化することができる。
(5)脚部が2の駆動部を有する2駆動系であるが、下側上脚部が弾性伸縮部を有することにより、通常の3駆動系、3自由度に近い歩行動作を実現することができる。
ここで、4足歩行ロボットは、胴体部の前部及び後部の両側部に4つの脚部が設けられ、その内の3の脚部の接地部を接地させて胴体部の重量を支持した状態で、他の1の脚部を遊脚として他の地点に移動させた後、接地させ、このような接地脚と遊脚を各々の脚部について交互に切り替えることにより歩行を行うクロール歩行動作や、4つの脚部の内、対角上の一対の脚部、例えば前部の右側部と後部の左側部の脚部を遊脚とし、他の脚部を接地脚として、遊脚の脚部と接地脚の脚部とを交互に切り替えることにより歩行を行うトロット歩行動作等を行うことができる。なお、弾性伸縮部の摺動部を管状部に固定して伸縮しないようにするロック機構部を設け、トロット歩行動作を行う場合は、ロック機構部を作動させて弾性伸縮部を固定することが好ましい。
弾性伸縮部としては、下側上脚部の長手方向に沿って配設された管状部と、管状部に摺動自在に挿入された摺動部と、管状部の内部に装入されたバネ部材と、を備えたものが用いられる。
水平旋回駆動部や上脚回動駆動部としては、ギアモータ等のモータが用いられる。また、1乃至複数のギアを介して水平旋回部や上側上脚部に固定された回動軸を回動させ、水平旋回部や上側上脚部を回動させることもできる。
本発明の請求項2に記載の4足歩行ロボットは、請求項1に記載の発明において、前記弾性伸縮部が、前記下側上脚部の長手方向に沿って配設された管状部と、前記管状部に摺動自在に挿入された摺動部と、前記管状部の内部に装入され前記摺動部を伸縮方向に付勢するバネ部材と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)管状部に挿入された摺動部が、管状部の内壁に沿って摺動すると共に管状部に装入されたバネ部材により付勢されることで弾性伸縮部が弾性的に伸縮するので、脚部の姿勢を胴体部の移動やその際の姿勢に対応させて可変させることができ、安定した歩行を行うことができる。
本発明の請求項3に記載の4足歩行ロボットは、請求項1又は2に記載の発明において、各々の前記脚部の前記弾性伸縮部に配設され前記弾性伸縮部を固定及び固定解除するロック機構部を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1又は2の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)ロック機構部により弾性伸縮部を伸縮しないように固定及び固定解除することができるので、4足歩行ロボットがクロール歩行動作を行う場合は固定解除して弾性伸縮部を弾性的に伸縮させ安定した歩行動作を行うことができ、例えばトロット歩行動作を行う場合は、弾性伸縮部を固定し、胴体部の移動等により下脚部が胴体部に向かって傾かないようにすることで、安定したトロット歩行動作を行うことができる。
ここで、ロック機構部としては、管状部に穿設されたロック孔と、ロック孔に挿入される挿入ピンとを備え、挿入ピンをロック孔に挿し込むことによりロックできるものや、ソレノイドと、ソレノイドの可動部に固定された挿入ピンと、弾性伸縮部に形成され挿入ピンが挿入されるロック孔やロック溝と、を備え、ソレノイドへの通電により挿入ピンがロック孔やロック溝に差し込まれロックするもの等が用いられる。
本発明の請求項4に記載の4足歩行ロボットは、請求項3に記載の発明において、前記ロック機構部が、前記管状部に穿設されたロック孔と、前記ロック孔に挿入される挿入ピンとを備えた構成を有している。
この構成により、請求項3の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)挿入ピンをロック孔に挿入することにより摺動部が管状部内部へ摺動することを止めることができ、挿入ピンをロック孔から抜くことにより摺動部の固定を解除することができる。
以上説明したように本発明の4足歩行ロボットによれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1に記載の発明によれば、
(1)1の脚部について2の駆動部を有する2駆動系であるので、3駆動系に比べ駆動部の数を減少させることができ、製造コストを低減できると共に重量を軽量化することができる足歩行ロボットを提供することができる。
(2)弾性伸縮部が弾性的に伸縮することにより、下脚部の傾きを上側上脚部に対して可変させることができ、脚部の姿勢を胴体部の移動やその際の姿勢に対応させて可変させることができるので、接地部が地面上を滑ることなく、1脚の脚部について2の駆動部を有する2駆動系であっても安定した歩行を行うことができる安定性に優れた4足歩行ロボットを提供することができる。
(3)脚部が2の駆動部を有する2駆動系であるが、下側上脚部が弾性伸縮部を有することにより、通常の3駆動系、3自由度に近い歩行動作を実現することができ、歩行動作の安定性に優れスムーズな歩行が可能な4足歩行ロボットを提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、
(1)管状部に挿入された摺動部が管状部の内壁に沿って摺動すると共に管状部に装入されたバネ部材により付勢されることで、弾性伸縮部が弾性的に伸縮するので、脚部の姿勢を胴体部の移動やその際の姿勢に対応させて可変させることができ、安定した歩行を行うことができる安定性に優れた4足歩行ロボットを提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加え、
(1)ロック機構部により弾性伸縮部を伸縮しないように固定及び固定解除することができるので、4足歩行ロボットがクロール歩行動作を行う場合は固定解除して弾性伸縮部を弾性的に伸縮させ安定した歩行動作を行うことができ、例えばトロット歩行動作を行う場合は、弾性伸縮部を固定し、胴体部の移動等により下脚部が胴体部に向かって傾かないようにすることで、安定したトロット歩行動作を行うことができ、ロック機構部を作動又は解除するだけで種々の歩行動作が可能で歩行動作の多様性に優れた4足歩行ロボットを提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3の効果に加え、
(1)挿入ピンをロック孔に挿入することにより摺動部が管状部内部へ摺動することを止めることができ、挿入ピンをロック孔から抜くことにより摺動部の固定を解除することができ、簡単に歩行動作の切り替えが可能な4足歩行ロボットを提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図1乃至図7を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態1における4足歩行ロボットの前部の脚部を示す要部斜視図であり、図2は本実施の形態1における4足歩行ロボットの脚部の背面図である。なお、本実施の形態1においては、4足歩行ロボットの前部の1の脚部のみについて説明しているが、各脚部は同様の構成であるので、他の脚部については説明を省略する。
図中、1は本実施の形態1における4足歩行ロボット、2は上下に平行に配設された上側胴体板2a及び下側胴体板2bからなり前端部及び後端部に幅広部2dを有する胴体部、20aは4足歩行ロボット1の前部の左右の脚部、4は胴体部2の幅広部2dの側部に水平方向に旋回自在に設けられた水平旋回部、5は胴体部2の上側胴体板2aに穿設された矩形の固定孔2cに嵌合固定され、水平旋回部4を旋回駆動する水平旋回駆動部、6は水平旋回駆動部5の水平駆動軸5a(図2参照)に固定された水平駆動側ギア、7は水平駆動側ギア6に歯合した水平従動側ギア、8は水平従動側ギア7に固定された水平旋回軸である。水平旋回部4は、上面の上側旋回板4a,下面の下側旋回板4b,及び両側部の側部旋回板4c,4dからなり、水平旋回軸8は、その上下端部が上側旋回板4aと下側旋回板4bに固定されていると共に、胴体部の2の上側胴体板2aと下側胴体板2bに回動自在に軸支されている。
9は一端部で水平旋回部4に上下方向に回動自在に軸支された上側上脚部、9aは上側上脚部9の一端部に固定され側部旋回板4c,4dに回動自在に軸支された上側上脚部回動軸、10は側部旋回板4cに穿設された矩形の固定孔4eに嵌合固定され、上側上脚部9を回動駆動する上脚回動駆動部、11は上側上脚部9の下部に略平行に配設され一端部で水平旋回部4に回動自在に軸支された下側上脚部、11aは下側上脚部11の一端部に固定され側部旋回板4c,4dに回動自在に軸支された下側上脚回動軸、12は下側上脚部11の中間部に配設された弾性伸縮部、12aは下側上脚部11の長手方向に沿って配設され下脚部側部材11bに固定された管状部、12bは下側上脚部11の水平旋回部側部材11cに固定され管状部12aに摺動自在に挿入された摺動部、13は上部が上側上脚部9及び下側上脚部11の他端部に軸支された下脚部、13a,13bは下脚部13の前面及び後面の下脚板、14は上側上脚部9の他端部に固定され下脚部13の上端部に軸支された上側下脚軸、15は下側上脚部11の他端部に固定され下脚部13の上側下脚軸14の下部に軸支された下側下脚軸、16は下脚部13の下端部に長手方向に沿って複数設けられた支持ピンと各々の支持ピンに環装されたバネ部材からなる緩衝部、17は緩衝部16の下部に配設され下部が湾曲面状に形成された接地部である。
図2において、5aは水平旋回駆動部5の駆動軸であり水平駆動ギア6が固定された水平駆動軸、9bは上側上脚回動軸9aに固定された上脚従動側ギア、10aは上脚回動駆動部10の駆動軸である上脚駆動軸、10bは上脚駆動軸10aに固定され上脚従動側ギア9bに歯合した上脚駆動側ギア、12cは管状部12aの内部に装入され一端部が管状部12aの底部に固定され他端部が摺動部12bの先端部に固定されたバネ部材である。
ここで、水平旋回駆動部5及び上脚回動駆動部10としてはギアモータが用いられる。
以上のように構成された本実施の形態1における4足歩行ロボット1について、以下その歩行動作を図1及び図2を用いて説明する。
まず、脚部3を接地した状態から遊脚とし、水平方向に旋回させた後接地させる脚部基本動作について説明する。
図1及び図2に示すように、接地部17が地面に接地した状態から、下脚部13を上方向へ上げ、脚部3を遊脚とするには、上脚回動駆動部10を駆動して上脚駆動側ギア10bを図2において矢印y方向に回転させ、上脚駆動側ギア10bに歯合した上脚従動側ギア9bを矢印右回りに回転させ上側上脚部9を上方向に回動させる。これに伴って下脚部13は上方向へ移動する。なお、下側上脚部11は上側上脚部9の上方向への回動に伴って上方向へ回動するため下脚部13は接地部17が下向きの姿勢を保つことができる。
脚部3を遊脚とした状態で、脚部3を水平方向に旋回させるには、水平旋回駆動部5を駆動して水平駆動側ギア6を矢印β方向に回転させ、水平駆動側ギア6に歯合した水平従動側ギア7を上方から見て右回りに回転させ水平旋回部4を右回りへ回動させる。これにより脚部3は前方へ旋回する。
脚部3を所定位置まで旋回させると、上脚回動駆動部10を駆動して上脚駆動側ギア10bを図2において右回り(矢印x方向)に回転させ、上脚従動側ギア9bを左回りに回転させ上側上脚部9を下方向に回動させ、下脚部13は下方向へ移動させ、接地部17を接地させる。
なお、円滑な歩行動作を行うために、下脚部13の上下方向への移動と脚部3の水平方向の旋回動作は同時に行うこともできる。このとき、接地部17は略円弧状の軌跡を描く。
次に、以上説明した脚部基本動作を各々の脚部について順次繰り返し行うことによるクロール歩行動作をついて図3を用いて説明する。
図3(a)乃至図3(e)は本実施の形態1における4足歩行ロボットのクロール歩行動作を説明する模式図である。
図3において、1は4足歩行ロボット、2は胴体部、3,3a,3b,3cは脚部、17,17a,17b,17cは各脚部3,3a,3b,3cの足先の接地部である。
図3(a)に示すように、4足歩行ロボット1が停止している状態では、接地部17,17a,17b,17cは地面に接地している。
図3(b)に示すように、脚部3の下脚部13を上方へ移動させると共に、脚部3を前進方向へ旋回させる。このとき、脚部3は遊脚であり接地部17は地面から離れている。また、脚部3a,3b,3cは接地脚であり接地部17a,17b,17cは接地し胴体部2を3点で支持している。脚部3を前進方向へ旋回させた後、下脚部13を下方へ移動させ接地部17を接地させる。
続いて、図3(c)乃至図3(e)に示すように、上述した脚部3と同様にして他の脚部3a,3b,3cを、脚部3c(図3(c))→脚部3a(図3(d))→脚部3b(図3(e))の順で遊脚とし、その際他の3つの脚部は接地脚として胴体部2を支持する。遊脚とした脚部3a,3b,3cを前進方向へ旋回させ、順次前進方向へ送り出して接地させることにより、4足歩行ロボット1は前進方向へクロール歩行を行う。
なお、図3においては、4足歩行ロボット1の前進方向への歩行について説明しているが、脚部3,3a,3b,3cの水平旋回方向や遊脚とする順序を適宜制御することにより、後退や転回、足踏み等を行うこともできる。
次に、クロール歩行時のZMP制御について図4を用いて説明する。
図4(a)及び図4(b)は本実施の形態1における4足歩行ロボットのクロール歩行時のZMP制御を説明する模式図である。
図4において、18aは地面上の接地部17a,17b,17cを頂点とする三角形である支持多角形、18bは地面上の接地部17,17a,17bを頂点とする三角形である支持多角形、19a,19bは4足歩行ロボット1の各部の重力と慣性力によるモーメントの総和が0となる地面上の点であるZMP(ゼロモーメントポイント)、20a,20bは支持多角形18a,18bの内部に位置するように予め設定された設定ZMPである。設定ZMP20a,20bは、支持多角形18a,18bの内部に設定されると共に、滑らかな歩行を行えるような位置、例えばクロール歩行時に重心が大きく振れないような位置に設定される。
図4(a)に示すように、脚部3は遊脚であり、脚部3a,3b,3cは接地脚である。接地部17a,17b,17cは接地し胴体部2を3点で支持している。この3点支持の状態におけるZMP19aは、予め設定された設定ZMP20aと一致しているため、4足歩行ロボット1は倒れることはない。
図4(b)に示すように、遊脚としていた脚部3を接地させ、続いて脚部3cを遊脚とする際には、制御装置(図示せず)は、まず、脚部3,3a,3bの接地部17,17a,17bで3点支持した場合のZMP19bを算出する。ここで、ZMP19aは胴体部2の位置や姿勢からZMP方程式により算出される。
次に、制御装置は、算出されたZMP19bが予め設定された設定ZMP20bと一致するように、接地脚である各脚部3,3a,3bの水平旋回駆動部5及び上脚回動駆動部10を駆動して胴体部2の位置と姿勢を制御する。すなわち、各脚部3,3a,3bの水平旋回駆動部5を駆動し、各脚部3,3a,3bを後方へ向かって旋回させる。このとき、各脚部3,3a,3bの接地部17,17a,17bは地面に接地しているので、各脚部3,3a,3bの後方への旋回により胴体部2は前進方向に向かって略前方の胴体部2′の位置に移動し、脚部3,3a,3bは脚部3′,3a′,3b′の位置に移動する。また、脚部3,3a,3bの上脚回動駆動部10を駆動することにより、胴体部2の姿勢を左右に傾けることもできる。
以上のようにして、制御装置は、4足歩行ロボット1のZMP19bが支持多角形18bの内部に設定された設定ZMP20bと一致するように胴体部2の姿勢を制御しながら、クロール歩行を行って前進する。
なお、図4(b)に示すように、脚部3,3a,3bの接地部17,17a,17bが接地した状態で胴体部2が略前方に移動する場合、各脚部3,3a,3bに設けられた弾性伸縮部12により胴体部2を円滑に移動させている。以下、弾性伸縮部の動作について説明する。
図5(a)及び図5(b)は本実施の形態1における4足歩行ロボットの弾性伸縮部の動作を説明する模式図である。なお、A,Bは各々平面図及び側面図を示す。
図5において、L1は胴体部2の側部と接地部17の間の距離、L2は脚部3の水平方向の旋回半径である。
図5(a)に示すように、脚部3の接地部17は胴体部2の左斜め前方に接地している。この状態で、図4(b)において説明したように胴体部2が前進方向へ移動すると、図5(b)に示すように、脚部3′が胴体部2′の側部に対して平面略直角になる。胴体部2′の側部と接地部17の間の距離L1は、図5(a)に示す前進前の状態と略同一であるので、距離L1は脚部3の旋回半径L2より小さい。このため、下側上脚部11に設けられた弾性伸縮部12が縮んで下脚部13の接地部17側が胴体部2′の側部に向かって傾いた状態となる。
ここで、本実施の形態1における4足歩行ロボット1は、1脚の脚部3に対して2の駆動部5,10を有する2駆動系であり2自由度があるので、接地状態にある脚部3の姿勢を任意姿勢にすることはできないが、上述したように弾性伸縮部12が伸縮することで脚部3′の下脚部13の姿勢を胴体部2′の移動に対応させて可変させることができるので、接地部17が地面上を滑ることなく安定した歩行を行うことができる。
なお、クロール歩行動作とは異なり、脚部3,3a,3b,3cの内、対角上の一対の脚部、例えば脚部3,3cを一組として、その一組の脚部を遊脚とし、他の組の脚部3a,3bを接地脚として、遊脚と接地脚の組を交互に切り替えることによりトロット歩行動作を行うこともできる。トロット歩行を行う場合のZMP制御は、接地した対角上び一組の脚部、例えば脚部3,3cの接地部17を結ぶ直線帯状の領域を支持多角形として、該支持多角形の内部に設定ZMPを設定し、その設定ZMPにZMPを一致させるように胴体部2の位置及び姿勢を制御する点以外はクロール歩行と同様である。
なお、トロット歩行動作を行う場合は、安定した歩行動作を行うために、ロック機構部により弾性伸縮部12が伸縮して下脚部13の接地部17側が胴体部2′の側部に向かって傾ないように、弾性伸縮部12の伸縮を固定することもできる。以下、ロック機構部について図6を用いて説明する。
図6はロック機構部の一部断面要部側面図である。
図6において、11は下側上脚部、12は弾性伸縮部、12aは管状部、12bは摺動部、12cはバネ部材、21はロック機構部、22は管状部12aの外壁に配設されたケーシング部、23はケーシング部22の内部に配設されたソレノイド部、24はソレノイド部23の可動部に固定された挿入ピン、25は管状部12aに穿設されたロック孔、26は摺動部12bの所定の伸縮長さでロック孔25に連通する位置に設けられたロック溝である。
図6に示すように、ロック機構部21においてソレノイド部23は通電により挿入ピン24をロック孔25及びロック溝26に挿入し、或いは挿入した挿入ピン24を抜くことができる。挿入ピン24がロック孔25及びロック溝26に連挿されることにより、摺動部12bを管状部12aに対して固定し弾性伸縮部12を伸縮しないように固定することができる。これにより、下側上脚部11に設けられた弾性伸縮部12が伸縮しないので、胴体部2の移動等により下脚部13が胴体部2に向かって傾くことはない。トロット歩行動作のZMP制御においては、対角上の脚部による2点支持の状態で胴体部2の位置及び姿勢を制御するため、1脚の脚部に2自由度があれば足り、クロール歩行で生じていた接地部17が滑る等の不具合が生じず、したがって弾性伸縮部12を伸縮しないように固定することにより、下脚部13は傾くことなく略垂直の姿勢を保持できるので、胴体部2がふらついたりせず、安定したトロット歩行を行うことができる。また、挿入ピン24をロック孔25及びロック溝26から抜くことにより、弾性伸縮部12をバネ部材12cにより弾性的に伸縮させることができるので、制御装置(図示せず)はロック機構部21のソレノイド部23に流れる電流を制御することにより、弾性伸縮部12が伸縮しないように固定解除することができ、上述したように安定したクロール歩行を行わせることができる。このように、クロール歩行を行うかトロット歩行を行うかを選択する際に、その歩行動作に応じて弾性伸縮部12を伸縮させるか伸縮させないかを選択できる。
次に、ロック機構部の他の例について図7を用いて説明する。
図7はロック機構部の他の例を示す一部断面要部側面図である。
図7において、21′はロック機構部、27は管状部12aの管壁に穿設されたロック孔、28はロック孔27に挿入される挿入ピンである。
図7に示すように、挿入ピン28をロック孔27に挿し込む、或いは抜き出すことにより、手動で弾性伸縮部12を伸縮しないように固定、固定解除することができるので、クロール歩行を行う場合は挿入ピン28をロック孔27から抜き出し、トロット歩行を行う場合は挿入ピン28をロック孔27に挿し込むことで、4足歩行ロボット1にいずれの歩行動作の場合であっても安定した歩行を行わせることができる。
以上のように本実施の形態1における4足歩行ロボット1は構成されているので、以下のような作用を有する。
(1)脚部3の上脚回動駆動部10を駆動して上脚駆動側ギア10bを回転させ、上脚駆動側ギア10bに歯合した上脚従動側ギア9bを回転させ上側上脚部9を上方向又は下方向に回動させることで、下脚部13を上方向へ移動させ遊脚としたり下方向へ移動させ接地させたりすることができる。また、脚部3が遊脚のときに、水平旋回駆動部5を駆動して水平駆動側ギア6を回転させ、水平駆動側ギア6に歯合した水平従動側ギア7を回転させ水平旋回部4を右回り又は左回りへ回動させることで、脚部3を前進方向や後退方向へ旋回させることができる。
(2)脚部3の下脚部13を上方へ移動させ遊脚とし、脚部3を前進方向へ旋回させ、接地させる動作を、脚部3,3a,3b,3cについて順に行うクロール歩行動作を行うことができ、4足歩行ロボット1を前進、後退、転回させることができる。その際に、遊脚とした脚部の他の3つの脚部で胴体部2を支持しながら、制御装置により4足歩行ロボット1の重心が接地脚の接地部を頂点とする三角形の内部に位置するように胴体部2の姿勢を制御することにより、安定した歩行動作を行うことができる。
(3)弾性伸縮部12は管状部12aに挿入された摺動部12bが管状部12aの内壁に沿って摺動すると共に、管状部12aに装入されたバネ部材12cにより付勢されることで弾性的に伸縮する。クロール歩行を行う場合、弾性伸縮部12が伸縮することで、下脚部13の傾きを上側上脚部9に対して可変させることができ、脚部3の姿勢を胴体部2の姿勢に対応させて可変させることができるので、接地部17が地面上を滑ることなく安定した歩行を行うことができる。
(4)ロック機構部21は、ソレノイド部23の通電により挿入ピン24がロック孔25及びロック溝26に連挿され、摺動部12bを管状部12aに対して固定し弾性伸縮部12を伸縮しないように固定することができ、胴体部2の移動等により下脚部13が胴体部2に向かって傾くことがないので、2点支持の状態でもふらついたりせず安定したトロット歩行を行うことができる。また、制御装置はソレノイド部23に流れる電流を制御することにより、弾性伸縮部12を伸縮しないように固定及び固定解除することができ、トロット歩行を行う場合は固定し、クローク歩行を行う場合は固定解除し、歩行動作に応じて切り替えることができる。
以上説明したように、本発明は、4つの脚部を有し、各々の脚部を動かして自力で移動する4足歩行ロボットに関し、特に本発明によれば、駆動部の数を少なくして製造コストの低下及び重量の軽減化を実現しつつ、脚部の自由度を減少させても安定した歩行動作を行うことができる4足歩行ロボットを提供することができる。
実施の形態1における4足歩行ロボットの前部の脚部を示す要部斜視図 実施の形態1における4足歩行ロボットの脚部の背面図 (a)実施の形態1における4足歩行ロボットのクロール歩行動作を説明する模式図(b)実施の形態1における4足歩行ロボットのクロール歩行動作を説明する模式図(c)実施の形態1における4足歩行ロボットのクロール歩行動作を説明する模式図(d)実施の形態1における4足歩行ロボットのクロール歩行動作を説明する模式図(e)実施の形態1における4足歩行ロボットのクロール歩行動作を説明する模式図 (a)実施の形態1における4足歩行ロボットのクロール歩行時のZMP制御を説明する模式図 (b)実施の形態1における4足歩行ロボットのクロール歩行時のZMP制御を説明する模式図 (a)本実施の形態1における4足歩行ロボットの弾性伸縮部の動作を説明する模式図(b)本実施の形態1における4足歩行ロボットの弾性伸縮部の動作を説明する模式図 ロック機構部の一部断面要部側面図 ロック機構部の他の例を示す一部断面要部側面図
符号の説明
1 4足歩行ロボット
2 胴体部
2a 上側胴体板
2b 下側胴体板
2c 固定孔
2d 幅広部
20a,3b,3c 脚部
4 水平旋回部
4a 上側旋回板
4b 下側旋回板
4c,4d 側部旋回板
4e 固定孔
5 水平旋回駆動部
5a 水平駆動軸
6 水平駆動側ギア
7 水平従動側ギア
8 水平旋回軸
9 上側上脚部
9a 上側上脚部回動軸
9b 上脚従動側ギア
10 上脚回動駆動部
10a 上脚駆動軸
10b 上脚駆動側ギア
11 下側上脚部
11a 下側上脚回動軸
11b 下脚部側部材
11c 水平旋回部側部材
12 弾性伸縮部
12a 管状部
12b 摺動部
12c バネ部材
13 下脚部
13a,13b 下脚板
14 上側下脚軸
15 下側下脚軸
16 緩衝部
17,17a,17b,17c 接地部
18a,18b 支持多角形
19a,19b ZMP
20a,20b 設定ZMP
21 ロック機構部
22 ケーシング部
23 ソレノイド部
24,28 挿入ピン
25,27 ロック孔
26 ロック溝

Claims (4)

  1. 胴体部の側部に4脚部を有する4足歩行ロボットであって、
    各々の前記脚部が、
    前記胴体部に水平方向に旋回自在に配設された水平旋回部と、
    前記胴体部に配設され前記水平旋回部を水平方向に回動駆動する水平旋回駆動部と、
    前記水平旋回部に上下方向に回動自在に軸着された上側上脚部と、
    前記上側上脚部の下部に略平行に配設され前記水平旋回部に上下方向に回動自在に軸着された下側上脚部と、
    前記水平旋回部に配設され前記上側上脚部を上下方向に回動駆動する上脚回動駆動部と、
    前記上側上脚部の先端部と前記下部側上脚部の先端部とが上端部に上下に軸支された下脚部と、
    前記下脚部の下端部に配設された接地部と、
    を備え、
    前記下側上脚部が、その中間部に配設され長手方向に弾性的に伸縮する弾性伸縮部を備えていることを特徴とする4足歩行ロボット。
  2. 前記弾性伸縮部が、前記下側上脚部の長手方向に沿って配設された管状部と、前記管状部に摺動自在に挿入された摺動部と、前記管状部の内部に装入され前記摺動部を伸縮方向に付勢するバネ部材と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の4足歩行ロボット。
  3. 各々の前記脚部の前記弾性伸縮部に配設され前記弾性伸縮部を固定及び固定解除するロック機構部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の4足歩行ロボット。
  4. 前記ロック機構部が、前記管状部に穿設されたロック孔と、前記ロック孔に挿入される挿入ピンとを備えていることを特徴とする請求項3に記載の4足歩行ロボット。
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