JP2005118938A - ロボット装置の脚部機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】 人の歩行動作時の足の動きに類似した歩行を行うとともに、高い障害物を乗り越えて歩行することができるロボット装置の脚部機構を提供する。
【解決手段】 上腿部を形成する上腿リンク機構16、20と、上腿リンク機構20の下端側に回動自在に連結され、下腿部を形成する下腿リンク機構31、32と、下腿リンク機構31、32の下端側に回動自在に連結され、脚先部を形成する脚先部材40と、1つのモータ12を含む駆動機構12、13、14を支持し、かつ、上腿リンク機構20の上端側を変位可能に支持し、かつ、下腿リンク機構31、32の上端側を変位可能に支持する支持体11とを有し、上腿リンク機構20は駆動機構14と連結され、上腿リンク機構20を駆動機構12により駆動して上腿リンク機構20の下端側33、34に変則的な楕円運動を生じさせるとともに、この運動に連動する下腿リンク機構31、32が変則的な楕円運動を増幅して脚先部材40に伝達するようにして、上腿部、下腿部、脚先による人の歩行と類似した歩行動作を行うようにする。
【選択図】図1
【解決手段】 上腿部を形成する上腿リンク機構16、20と、上腿リンク機構20の下端側に回動自在に連結され、下腿部を形成する下腿リンク機構31、32と、下腿リンク機構31、32の下端側に回動自在に連結され、脚先部を形成する脚先部材40と、1つのモータ12を含む駆動機構12、13、14を支持し、かつ、上腿リンク機構20の上端側を変位可能に支持し、かつ、下腿リンク機構31、32の上端側を変位可能に支持する支持体11とを有し、上腿リンク機構20は駆動機構14と連結され、上腿リンク機構20を駆動機構12により駆動して上腿リンク機構20の下端側33、34に変則的な楕円運動を生じさせるとともに、この運動に連動する下腿リンク機構31、32が変則的な楕円運動を増幅して脚先部材40に伝達するようにして、上腿部、下腿部、脚先による人の歩行と類似した歩行動作を行うようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は、歩行動作を行うロボット装置の脚部機構に関し、さらに詳細には1つのモータで駆動されるリンク機構を介して歩行動作を行わせるロボット装置の脚部機構に関する。
近年、住宅や工場などの建物の異常の有無を監視する監視ロボット、音声を発して人とのコミュニケーションを図ることが可能な集客用や宣伝用の広告ロボットなどのように、多方面でのロボット装置の実用化が始まっている。
このようなロボット装置には種々の機能を発揮するものがあり、それぞれ特徴的な動作を行うが、そのひとつの形態として脚部を有し、ロボット装置自身が歩行できるようにしたロボット装置がある(例えば特許文献1参照)。
このようなロボット装置には種々の機能を発揮するものがあり、それぞれ特徴的な動作を行うが、そのひとつの形態として脚部を有し、ロボット装置自身が歩行できるようにしたロボット装置がある(例えば特許文献1参照)。
歩行ロボット装置にも、2本の脚で歩行するもの、4本の脚で歩行するもの、多数本の脚で歩行するものがあり、それぞれが特徴的な歩行動作を行うが、各脚部が支持脚(脚先が床面に着いて支持する脚)と遊脚(脚先が床面から離れた脚)とを交代する動作を繰り返すようにして歩行する点で共通している。
ロボット装置に高度で複雑な歩行動作を行わせるには、各脚部に複数のモータを用いてコンピュータ制御により3次元的な動きの制御を行うようにすればよいが、この場合、制御ソフトの開発が大変かつ困難であり、装置コストも増大する。
一方、できるだけ簡単な構造の脚部機構にて歩行動作を行わせたいときは、1つのモータとモータからの駆動力が伝達されるリンク機構とを用いて歩行動作を行うことができる。
すなわち、モータ駆動される回転部材と、回転部材に接続されるリンク機構と、リンク機構の末端に形成され床面に接する脚先とにより脚部を形成し、モータの回転運動を回転部材およびリンク機構を介して楕円運動(あるいは円運動のまま)にして脚先部分に伝達するようにすれば、楕円運動(円運動)の下側半分の軌跡中に支持脚状態となり、楕円運動の上側半分の軌跡中に遊脚状態となるようにすることができ、各脚部の位相が異なるようにして楕円運動を行えば歩行動作を行わせることができる。
すなわち、モータ駆動される回転部材と、回転部材に接続されるリンク機構と、リンク機構の末端に形成され床面に接する脚先とにより脚部を形成し、モータの回転運動を回転部材およびリンク機構を介して楕円運動(あるいは円運動のまま)にして脚先部分に伝達するようにすれば、楕円運動(円運動)の下側半分の軌跡中に支持脚状態となり、楕円運動の上側半分の軌跡中に遊脚状態となるようにすることができ、各脚部の位相が異なるようにして楕円運動を行えば歩行動作を行わせることができる。
図3は、モータ駆動される回転部材とリンク機構とにより脚先に楕円運動(円運動)を行わせるようにしたロボット装置の従来例である脚部機構を示す模式図である。図3において図3(a)はP型、図3(b)はd型、図3(c)はB型、図3(d)はY型と呼ばれるリンク機構である。
P型は、リンクバーLの上端が駆動部である回転部材Rに固定され、リンクバーLの末端である脚先Fとの間にスライドする支点Sが配置されている。
この型では、スライド支点の位置を変えることで脚先のストロークを変更できる。脚先は正楕円軌道を描く。
この型では、スライド支点の位置を変えることで脚先のストロークを変更できる。脚先は正楕円軌道を描く。
d型は、リンクバーLの中程の位置にて回転部材Rに固定され、回転部材Rとの固定点より上方側にてスライドする支点Sが配置されている。
この型でも、スライド支点の位置を変えることで脚先のストロークを変更できる。脚先は楕円軌道を描き、下側が少し膨らむ。
この型でも、スライド支点の位置を変えることで脚先のストロークを変更できる。脚先は楕円軌道を描き、下側が少し膨らむ。
B型は、リンクバーLの中程の位置にて回転部材Rに固定され、さらにリンクバーの上端において第2の回転部材R‘(モータに接続されておらず回転部材Rに従動する)に固定されている。
この型は、リンクバーが常に垂直であり脚先は円運動を行う。
この型は、リンクバーが常に垂直であり脚先は円運動を行う。
Y型は、リンクバーLの上端が回転部材Rに固定され、リンクバーLの中程の支点aで第2のリンクバーL‘により回動自在に固定されている。
この型は上下動が小さくなり、支点a、リンクL‘の長さによりストロークや脚先の軌跡を変更することができる。脚先は不定形楕円軌道を描く。
特開2003−71757号公報
この型は上下動が小さくなり、支点a、リンクL‘の長さによりストロークや脚先の軌跡を変更することができる。脚先は不定形楕円軌道を描く。
図3に示したような簡単な脚部機構を用いた歩行は、平坦な床面を歩行するときのような単純な歩行の場合はよいが、高さがある障害物や段差を乗り越えるような場合は歩行が困難となる。すなわち、人が歩行する際の脚先の動きを着目すると、まず脚先のかかとが先に着地し、それから順次爪先が着地するので、小さな障害物がある場合でも爪先でつまずくことが少ない。これに対し、かかとや爪先の着地のタイミングが考慮されていない場合(図3の例ではかかとや爪先が形成されていない)には、障害物や段差でつまずきやすくなる。
また、人の歩行では、上腿部(大腿部)と下腿部との間に関節があり、関節部分で上腿部と下腿部とが折り曲がる角度を変化させることにより、遊脚状態(床から離れた状態)のときに脚が床面から十分に高く上がるようにしている。これに対し、図3に示したような脚部機構ではリンクバーLには関節に相当する部分がないため、遊脚が床面から上昇する距離を稼ぐことができない。そのため、やはり障害物や段差でつまずきやすくなる。
また、図3の脚部機構では、リンクバーLに関節部分がないため、リンクバーLの運動する軌跡は機械的であり、歩行動作にはぎこちなさが見られる。
そこで、本発明は、1つのモータで駆動されるリンク機構により歩行動作を行う場合に、障害物や段差でつまずきにくく、障害物を乗り越えることができ、床面に対し十分に高く脚部を上げて歩行することができる脚部機構を提供することを目的とする。
また、本発明は、1つのモータで駆動されるリンク機構を介して歩行動作を行わせるロボット装置の脚部機構において、人の歩行の際の脚の動きに類似する軌跡で歩行することができる脚部機構を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた第1の発明のロボット装置の脚部機構は、上腿部、下腿部、脚先部からなる脚部を構成するリンク機構を形成するとともに1つのモータでリンク機構を駆動するようにして歩行動作を行うロボット装置の脚部機構であって、上腿部を形成する上腿リンク機構と、上腿リンク機構の下端側に回動自在に連結され、下腿部を形成する下腿リンク機構と、下腿リンク機構の下端側に回動自在に連結され、脚先部を形成する脚先部材と、1つのモータを含む駆動機構を支持し、かつ、上腿リンク機構の上端側を変位可能に支持し、かつ、下腿リンク機構の上端側を変位可能に支持する支持体とを有し、上腿リンク機構は駆動手段と連結され、上腿リンク機構を駆動手段により駆動して上腿リンク機構の下端側に変則的な楕円運動を生じさせるとともに、この変則的な楕円運動に連動する下腿リンク機構が変則的な楕円運動を増幅して脚先部材に伝達するようにしている。
この発明によれば、モータを含む駆動機構により上腿リンク機構を駆動すると、上腿リンク機構の上端側が支持部材に対し変位可能に支持されているため、上腿リンク機構の下端側は変則的な軌跡の楕円運動を行うようになる。上腿リンク機構の下端側に連結された下腿リンク機構は、上腿リンク機構下端側の動きに連動して変則楕円運動を行うが、下腿リンク機構の上端側が支持体に対して変位可能に支持されているので、これらの連携により上腿リンク機構と下腿リンク機構とが膝関節と類似の運動を行うようになる。さらに下腿リンク機構の下端側に連結された脚先部材は、上腿リンク機構と下腿リンク機構との連結位置から下腿リンク機構と脚先部材との連結位置までの距離に応じて下腿リンク機構上端側で描かれる変則楕円運動が増幅された形の運動を行うようになる。
また、第2の発明の脚部機構は、さらに脚先部材が、下腿リンク機構の動きに連動して脚先部材と床面とのなす角が変化するようにしている。
この発明によれば、下腿リンク機構が変則楕円運動を行うと、変則楕円軌道の位置に応じて脚先部材が床面となす角を変化させる。そして、人が歩行するときの足首のように着地時にまず、かかと側(第2下腿レバー側)を先に着地し、遅れてつま先側(第1下腿レバー側)が着地するような動作を行うようにする。
この発明によれば、下腿リンク機構が変則楕円運動を行うと、変則楕円軌道の位置に応じて脚先部材が床面となす角を変化させる。そして、人が歩行するときの足首のように着地時にまず、かかと側(第2下腿レバー側)を先に着地し、遅れてつま先側(第1下腿レバー側)が着地するような動作を行うようにする。
また、第3の発明の脚機構は、上腿部、下腿部、脚先部からなる脚部を構成するリンク機構が形成されるとともに1つのモータでリンク機構を駆動するようにして歩行動作を行うロボット装置の脚部機構であって、上腿部を形成する上腿レバーと、下腿部を形成する互いに略平行に配置された一対の第1下腿レバーおよび第2下腿レバーと、第1下腿レバーおよび第2下腿レバーのそれぞれの下端に回動自在に連結されて脚先部を形成する脚先部材と、モータおよびモータ駆動により回転する回転部材を支持し、かつ、一端に上腿レバーの上端が回動自在に連結される第1揺動レバーの他端を軸支し、かつ、一端に第1下腿レバーの上端が回動自在に連結される第2揺動レバーの他端を軸支する支持体とを有し、上腿レバーは、上腿レバーの下端が第1下腿レバーの上端より中央よりの位置で第1下腿レバーと回動自在に連結し、かつ、上腿レバーの下端より中央よりの位置で第2下腿レバーの上端と回動自在に連結し、かつ、上腿レバーと第2下腿レバーとの連結位置と上腿レバー上端との間の位置において回転部材と連結し、回転部材が回転駆動されることにより上腿レバーの下端側に生じる変則的な楕円運動を、第1下腿レバーと第2下腿レバーと第2揺動レバーとにより増幅して脚先部材に伝達するようにしている。
この発明によれば、モータを駆動して回転部材を回転させると上腿レバーが連動して運動を行うが、上腿レバー上端が第1揺動レバーに連結されているので上腿レバーの上端側が揺動することにより、上腿レバーの下端側が変則的な楕円運動を行うようになる。
第1下腿レバーと第2下腿レバーとは、上腿レバーに連結されているので、上腿レバー下端側の動きに連動するが、このとき第1下腿レバーの上端が第2揺動レバーに連結されているので、第2揺動レバー、上腿レバー、第1下腿レバー、第2下腿レバーとの連携により、上腿部レバーと第1、第2下腿レバーとが人の膝関節と類似の運動を行うようになる。
第1下腿レバーと第2下腿レバーとは、上腿レバーに連結されているので、上腿レバー下端側の動きに連動するが、このとき第1下腿レバーの上端が第2揺動レバーに連結されているので、第2揺動レバー、上腿レバー、第1下腿レバー、第2下腿レバーとの連携により、上腿部レバーと第1、第2下腿レバーとが人の膝関節と類似の運動を行うようになる。
また、略平行な第1下腿レバーおよび第2下腿レバーと、上腿レバーと、脚先部材とで形成される平行リンク機構により、上腿レバー下端側が変則楕円運動を行うときに脚先部材を床面に対して上または下方向に傾斜しながら変則楕円運動を行わせることができるので、人が歩行するときの足首のように着地時にまず、かかと側(第2下腿レバー側)を先に着地し、遅れてつま先側(第1下腿レバー側)が着地するような動作を行うようにする。
第1の発明の脚部機構によれば、1つのモータ駆動機構とリンク機構とで、上腿部、下腿部、脚先部による人の歩行動作時の足の動きと同様の動きを作ることができる。
しかも、その歩行動作は人の歩行する際の膝関節の動きに類似させることができるので、ロボット装置の動きにぎこちなさがなくなり、なじみのある歩行動作を行うことができる。
しかも、その歩行動作は人の歩行する際の膝関節の動きに類似させることができるので、ロボット装置の動きにぎこちなさがなくなり、なじみのある歩行動作を行うことができる。
また、脚先部材は、上腿レバー下端側が描く小さな変則楕円運動を増幅した大きな変速楕円運動を行うので、脚先は高さ方向に大きく変位することができ、障害物や段差を乗り越えることができる。
また、第2の発明の脚部機構によれば、上記に加えて、さらに一歩一歩の歩行動作において脚部が着地する際にかかと側から着地が始まり、遅れてつま先側が着地するような動きをさせることができるので、段差などがあるときにつまずきにくい歩行動作を行うことができる。
また、第3の発明の脚部機構によっても上記と同様に、人の歩行動作時の足の動きと同様の動きを作ることができ、なじみのある歩行動作を行うことができ、さらに、障害物や段差を乗り越えることができ、つまずきにくい歩行動作を行うことができる。
以下に、本発明のロボット装置の脚部機構について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態である上腿部(大腿部)、下腿部、脚先部(足首)を有するロボット装置の脚部機構の骨格構造を示す図である。脚部機構10は、ロボット装置の脚部を支持する支持体11と、上腿部の骨格を形成する上腿レバー20と、下腿部の骨格を形成する第1下腿レバー31および第2下腿レバー32と、脚先部の骨格を形成する脚先部材40とから構成される。
支持体11にはモータ12が固定されている。モータ12の横には回転部材14が取り付けてあり、歯車13を介してモータ12の回転が伝達される。回転部材14には連結軸15が回転中心から偏心した位置に取り付けてあり、回転部材14と上腿レバー20とがこの連結軸15により回動自在に連結してある。
また、回転部材14の上側には、第1揺動レバー16が支軸17を中心として揺動するように取り付けてあり、第1揺動レバー16の揺動側の端には連結軸18が取り付けてある。第1揺動レバー16と上腿レバー20の上端とはこの連結軸18により回動自在に連結してある。
また、回転部材14の下側には第2揺動レバー21が支軸19を中心として揺動するように取り付けてあり、第2揺動レバー21の揺動側端には連結軸22が取り付けられている。第2揺動レバー21と第1下腿レバー31とはこの連結軸22により回動自在に連結してある。
第1下腿レバー31と第2下腿レバー32とは、ほぼ同じ長さのレバーからなる。第1下腿レバー31の上端にある連結軸22からわずかに下方(レバー中央側)に寄った位置には、連結軸33が取り付けられており、第1下腿レバー31と上腿レバー20とはこの連結軸33により回動自在に連結してある。
また、第2下腿レバー32は、上端に連結軸34が取り付けられており、第2下腿レバー32と上腿レバー20とは連結軸34により回動自在に連結してある。
そして、第1下腿レバー31と第2下腿レバー32とは略平行に配置される。
また、第2下腿レバー32は、上端に連結軸34が取り付けられており、第2下腿レバー32と上腿レバー20とは連結軸34により回動自在に連結してある。
そして、第1下腿レバー31と第2下腿レバー32とは略平行に配置される。
第1下腿レバー31の下端と第2下腿レバー32の下端にはそれぞれ連結軸35、36が取り付けられてあり、脚先部材40が連結軸35、36により回動自在に連結してある。
また、脚先部材36の下方には歩行時の着地面を形成する脚先ブロック37が固定してある。
また、脚先部材36の下方には歩行時の着地面を形成する脚先ブロック37が固定してある。
次に、上記構成の脚部機構10による歩行動作を行ったときの脚部の状態の変化について説明する。
モータが駆動されて回転部材14が回転すると連結軸15が円運動を始め、連結軸15で連結される上腿レバー20もこの運動に連動して周期運動を開始する。このとき上腿レバー20はその上端が連結軸18により揺動するようにしてあるので、上腿レバー20の下端側(連結軸33、連結軸34近傍)は変則的な楕円運動を行うようになる。
モータが駆動されて回転部材14が回転すると連結軸15が円運動を始め、連結軸15で連結される上腿レバー20もこの運動に連動して周期運動を開始する。このとき上腿レバー20はその上端が連結軸18により揺動するようにしてあるので、上腿レバー20の下端側(連結軸33、連結軸34近傍)は変則的な楕円運動を行うようになる。
一方、第1下腿レバー31と第2下腿レバー32とは連結軸33、34により上腿レバー20と連結してある。また、第1下腿レバー31は、連結軸22により第2揺動レバー21とも連結してある。
そのため、上腿レバー20下端が上述した変則的な楕円運動を行うと、第1下腿レバー31、第2下腿レバー32の上端側も連動して変則的な楕円運動を行うことになるが、このとき第2揺動レバー21に規制されながら変化することとなる。
そのため、上腿レバー20下端が上述した変則的な楕円運動を行うと、第1下腿レバー31、第2下腿レバー32の上端側も連動して変則的な楕円運動を行うことになるが、このとき第2揺動レバー21に規制されながら変化することとなる。
さらに、連結軸33と連結軸34とを連結する上腿バー20は、上腿バー20、第1下腿バー31、第2下腿バー32、脚先部材40で構成される略平行リンク構造体を形成するので、上腿バー20下端の変則的な楕円運動が略平行リンク構造体を介して脚先部材40に伝達される。このとき脚先部材40は、変則的な楕円運動が増幅された大きく変位する軌跡を運動するようになる。
図2は図1の脚部機構10により歩行動作を行ったときの歩行中に見られる典型的な状態を示す図である。
図において(a)は着地した状態(実線で示す)の脚部、(b)は着地した状態から脚を上げ出した直後の状態(二点鎖線で示す)の脚部、(c)はこれから脚を前方に踏み出そうとする状態(粗い破線で示す)の脚部、(d)は着地直前の状態(細かい破線で示す)の脚部である。
図において(a)は着地した状態(実線で示す)の脚部、(b)は着地した状態から脚を上げ出した直後の状態(二点鎖線で示す)の脚部、(c)はこれから脚を前方に踏み出そうとする状態(粗い破線で示す)の脚部、(d)は着地直前の状態(細かい破線で示す)の脚部である。
着地した状態(a)から脚を上げて後方に移行するとき(状態(b))、脚先部材40は前側(連結軸35側)が後側(連結軸36側)より低くなるように傾斜するとともに、第1下腿レバー31、第2下腿レバー32が上腿レバー20となす角が大きくなり、上腿部と下腿部との折れ曲がりが増すように変化する。
続いて脚を後方に上げた状態(b)からその脚を前方に踏み出そうとする状態(c)に移行するとき、脚先部材40は前側(連結軸35側)と後側(連結軸36側)とはほぼ水平か前側がやや高くなるように傾斜する。第1下腿レバー31、第2下腿レバー32が上腿レバー20となす角はさらに大きくなり、脚先部材49は床面から最も高い位置になる。
続いて脚を前方に踏み出して着地直前の状態(d)に移行するとき、脚先部材40は前側(連結軸35側)が後側(連結軸36側)よりも高くなるように傾斜するとともに、第1下腿レバー31、第2下腿レバー32が上腿レバー20となす角が最大になる。
そして、着地した状態(a)に移行すると脚先部材40の前側(連結軸35側)と後側(連結軸36側)とはほぼ水平になり、第1下腿レバー31、第2下腿レバー32が上腿レバー20となす角が最も小さくなる。
そして状態(a)から状態(d)までの動きを繰り返すことにより、1つのモータで駆動する脚部機構であっても、人が歩く歩行動作に類似した歩行をロボット装置に行わせることができる。
また、着地直前に脚先はつま先側が高くかかと側が低くなるので、つまずきにくい歩行を行うことができる。
また、脚を上げて歩行するので、障害物や段差を乗り越えて歩行することができる。
また、着地直前に脚先はつま先側が高くかかと側が低くなるので、つまずきにくい歩行を行うことができる。
また、脚を上げて歩行するので、障害物や段差を乗り越えて歩行することができる。
本発明は、人の歩行時の足の動きに類似した歩行動作を行う多足歩行を行う歩行ロボット装置を製造する際に利用することができる。
10 脚部機構
11 支持体(ロボット胴部)
12 モータ
14 回転部材
16 第1揺動レバー(上腿リンク機構)
20 上腿レバー(上腿リンク機構)
21 第2揺動レバー
31 第1下腿レバー(下腿リンク機構)
32 第2下腿レバー(下腿リンク機構)
40 脚先部材
11 支持体(ロボット胴部)
12 モータ
14 回転部材
16 第1揺動レバー(上腿リンク機構)
20 上腿レバー(上腿リンク機構)
21 第2揺動レバー
31 第1下腿レバー(下腿リンク機構)
32 第2下腿レバー(下腿リンク機構)
40 脚先部材
Claims (3)
- 上腿部、下腿部、脚先部からなる脚部を構成するリンク機構を形成するとともに1つのモータでリンク機構を駆動するようにして歩行動作を行うロボット装置の脚部機構であって、
上腿部を形成する上腿リンク機構と、
上腿リンク機構の下端側に回動自在に連結され、下腿部を形成する下腿リンク機構と、
下腿リンク機構の下端側に回動自在に連結され、脚先部を形成する脚先部材と、
1つのモータを含む駆動機構を支持し、かつ、上腿リンク機構の上端側を変位可能に支持し、かつ、下腿リンク機構の上端側を変位可能に支持する支持体と、を有し、
上腿リンク機構は駆動機構と連結され、
上腿リンク機構を駆動機構により駆動して上腿リンク機構の下端側に変則的な楕円運動を生じさせるとともに、この運動に連動する下腿リンク機構が変則的な楕円運動を増幅して脚先部材に伝達することを特徴とするロボット装置の脚部機構。 - 脚先部材は、下腿リンク機構の動きに連動して脚先部材と床面とのなす角が変化することを特徴とする請求項1に記載のロボット装置の脚部機構。
- 上腿部、下腿部、脚先部からなる脚部を構成するリンク機構が形成されるとともに1つのモータでリンク機構を駆動するようにして歩行動作を行うロボット装置の脚部機構であって、
上腿部を形成する上腿レバーと、
下腿部を形成する互いに略平行に配置された一対の第1下腿レバーおよび第2下腿レバーと、
第1下腿レバーおよび第2下腿レバーのそれぞれの下端に回動自在に連結されて脚先部を形成する脚先部材と、
モータおよびモータ駆動により回転する回転部材を支持し、かつ、一端に上腿レバーの上端が回動自在に連結される第1揺動レバーの他端を軸支し、かつ、一端に第1下腿レバーの上端が回動自在に連結される第2揺動レバーの他端を軸支する支持体と、を有し、
上腿レバーは、上腿レバーの下端が第1下腿レバーの上端より中央よりの位置で第1下腿レバーと回動自在に連結し、かつ、上腿レバーの下端より中央よりの位置で第2下腿レバーの上端と回動自在に連結し、かつ、上腿レバーと第2下腿レバーとの連結位置と上腿レバー上端との間の位置において回転部材と連結し、
回転部材が回転駆動されることにより上腿レバーの下端側に生じる変則的な楕円運動を、第1下腿レバーと第2下腿レバーと第2揺動レバーとにより増幅して脚先部材に伝達することを特徴とするロボット装置の脚部機構。
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