JPS60209218A - 多層濾過方法 - Google Patents

多層濾過方法

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JPS60209218A
JPS60209218A JP59065938A JP6593884A JPS60209218A JP S60209218 A JPS60209218 A JP S60209218A JP 59065938 A JP59065938 A JP 59065938A JP 6593884 A JP6593884 A JP 6593884A JP S60209218 A JPS60209218 A JP S60209218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter medium
average
granules
diameter
pore diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59065938A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimio Sato
佐藤 公夫
Yutaka Okuyama
奥山 豊
Kazuo Okabe
和男 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、熱可塑性ポリマの濾過方法に関し、とくに濾
材を多層の線層から構成した多層濾過方法に関する。
従来技術 一般に、熱可塑性樹脂の各種製品製造工程においては、
製品の品質を一定レベルに維持するために、ポリマ段階
で濾材を通すことにより、ポリマ中の異物が除去される
この濾過においては、熱可塑性ポリマが平均径が2種以
上の濾過されるべき粒子を含んでいる場合でも、単一の
濾材を用いることが多い。
単一の濾材(同−平均孔−の濾材が単一層となったもの
)であると、通過されるポリマに対して濾材の平均孔径
が一定であるので、ポリマ′内に含まれる2種以上の平
均径からなる粒子が含まれる場合、平均径の大きい粒子
が濾材上層で捕捉され、いわゆる表層濾過となって濾材
の寿命が短かくなるという問題が生じる。また、品質を
高めるために、濾過精度を高めると、すなわち平均孔径
の小さな濾材を用いると、濾材の寿命が著しく短かくな
るという問題も生じる。
発明の目的 本発明は、上記の問題に対処するために、平均径が2種
以上ある粒子を含んだ熱可塑性ポリマの濾過において、
濾過精度を高めつつ濾材の寿命を延長することを目的と
する。
発明の構成 この目的に沿う本発明の多層濾過方法は、平均径が2種
以上の粒子を有する熱可塑性ポリマを濾材を通して濾過
するに際し、該濾材を前記粒子の平均径と対応させた2
種以上の線層から構成し、該各線層の濾材の平均孔径を
、画像処理法による測定で、対応する前記粒子の平均径
の2倍ないし6倍、好ましくは2倍ないし4倍としたこ
とを特徴とする方法から成っている。
本発明で用いる濾材はサントモランダム、焼結金属(S
LISおよびブロンズ)、ファイバーステンレス、グラ
スファイバー等であり、線層厚みは0.3mm 〜6+
ua好ましくは0.5II1m〜3mmである。
この中では焼結金属、およびファイバステンレスからな
るフィルターが再生使用が可能であることから特に好ま
れる。なお、本発明実施の際、補強用、に用いる金網フ
ィルター、(例えばサントモランダムの場合上、下に金
網フィルターをサンドイッチにする)は、本発明の濾材
に含まれない。
また、線層の層構成は、熱可塑性ポリマの流れに対し、
線層の平均孔径の大きいものを上流側、小さいものを下
流側に設けるものとする。
ここに、画像処理法とは、使用する濾材に樹脂を流し込
み、固化させた後に、濾材表面を切断して切断面を研磨
し、研磨面を金属顕微鏡により拡大してテレビカメラで
映像としてとらえ、該映像を縦方向横方向に細分化し、
細分化された映像のうち濾材部と樹脂部とをアナログか
らデジタルに変換された電位レベルによりそれぞれ区別
してとらえ、樹脂の埋まっている部分を濾材の空隙に相
当する部分と1ノで、樹脂部の分布から濾材の平均孔径
を算出する方法である。
このような多層濾過方法においては、多層に構成される
各濾層が、それぞれ、ポリマ中に含まれる粒子の平均径
と対応した平均孔径に設定されるため、各濾層でそれぞ
れ平均径の異なる粒子が順に捕捉されていく。したがっ
て、濾材全体からみれば、各線層がほぼ同じ速度で目詰
まりしてゆき、各線層が対応する平均径の粒子を捕捉す
るという役割をそれぞれ十分に果たすことになり、濾材
全体の寿命が単層濾過に在べ大幅に向上される。
この寿命延長効果が十分に発揮されるためには、各11
11Iがポリマ中の粒子の平均径に対し正確に最適範囲
の平均孔径に設定される必要がある。そして、この設定
は、後述の実施例で詳述する如く、濾材の平均孔径が画
像処理法によって正確に測定され、かつ最適な平均孔径
の範囲が試験によって把握されることにより、達成され
る。
発明の効果 したがって、本発明によれば、単一の濾材による濾過の
場合に問題となる表Mm過を防止し、多層の各線層をそ
れぞれが寿命に至るまで使用することができるので、濾
材全体として濾過寿命を大幅に向上することができると
いう効果が得られる。
また、各線層の平均孔径を、画像処理法による測定を採
用することにより正確に最適範囲に設定することが可能
となり、最適な濾材構成により濾過寿命の延長とともに
高精度濾過による。
品質向上をはかることができるという効果も得られる。
実施例 以下に本発明の多層濾過方法の望ましい実施例を図面を
参照して説明する。
まず、画像処理法について説明する。
使用する濾材内部にポリアセタール樹脂を流しこみ、固
化した後、濾材表面を金属銅で切断し、切断表面を3段
階研磨(砥石、油剤等)し、濾材表面を0.IS(最大
、最小粗さをミクロン表示したもの)以下にする。
次に第1図に示した画像処理装置により、まず濾材サン
プル1を金属顕微@2(反射型顕微鏡)で観察し、濾材
サンプル1中の濾材とポリ ・アセタールが明確に分離
できるよう照明装置3の照度を調節する。濾材サンプル
1の位置はX−Y移動テーブル4により調節される。
つぎに、金属顕微鏡2の上部にセットしたテレピカメラ
5 (COD方式又は撮像管方式)により、濾材サンプ
ル1の表面を映像としてとらえ、映像をアナログ歯弓の
電位レベルとしてとらえる。たとえば、第2図に示すよ
うな映像についてみると、図中黒い部分6がポリアセタ
ール樹脂部分であるが、たとえば縦480画素、横50
0画素に分割すると、C−C線部分のアナログ電位レベ
ルは第3図に示すようになる。
すなわち、電位の高いところ7が第2図における黒色部
分に相当する。
つぎに、このアナログ信号をアナログ/デジタル変換器
8によりデジタルの電位レベルに変換する。すると、第
4図に示すように、樹脂部分6は低電位の部分9として
表われる。
つぎに、このデジタル電位レベルを、第5図に示すよう
に、低い電位の部分の巾をΔx1として、iを1からn
までめ、メモリ10に記憶する。この低電位の部分は、
樹脂部分、すなわち濾材としての空隙の部分であるから
、濾材の孔径としてとらえられる。
同様に、縦480、横500に分割された映像について
、それぞれ濾材の孔径の分布をめ、ディスクドライブ装
[11にセットされるディスクに記憶されたプログラム
に従って、センタコントロール部12による演算によっ
て濾材の孔径と度数がシミュレートされ、CRTターミ
ナル13およびプリンタ14に、第6図に示すような濾
材孔径と個数の関係として表示される。
このうち最大度数の点15を濾材の平均孔径とする。
なお、16は自動焦点フトンロール部、17はモニタ用
のテレビである。また、金属顕微鏡2の倍率は、濾材の
精度にもよるが、通常5倍〜40倍である。
つぎに、上記のような画像処理法にしたがい各線層の濾
材平均孔径を測定し、以下の条件で試験した。
濾過する熱可塑性樹脂として、IVo、60の直鎖状ポ
リエステル樹脂のポリマを用いた。
内部に2種類の粒子を添加した。この添加剤の平均粒子
径は、粒子Aが1.2μ、粒子Bが4゜1μとした。
つぎに、第7図に示すように、濾過装置18に、線層1
9、線層2゛0から成る二層の濾材21をセットし、濾
材21中を上記ポリマを通過させた。線層19は、両層
処理法による測定にしたがい、平均孔径が20μのもの
を、線層20は両層処理法による測定にしたがい、平均
孔径が5μのものを、それぞれ設定した。すなわち、ポ
リマ中の粒子A、Bの平均粒子径に対し、対応する各1
19.20の平均孔径を約4倍とした。そして、上記樹
脂を160”Cで真空状態で6時間乾燥した後、口径9
0u+の押出機より280″Cで溶融押出しし、上記濾
材21を通過させた後、ポリマをシート状に口金で成形
し、冷却固化した後巻き取り、シートから濾過精度を測
定した。その結果を表に示す。
比較例 比較例として、第8図および第9図に示すように、単層
の濾材22.23を濾過装置18にセットし、上記実施
例と同様の条件で試験した。
濾材22の平均孔径は20μ、濾材23の平均孔径は5
μとした。実施例と比較例の試験結果を次表に示す。
なお、表において、濾過寿命は、濾材23による場合の
寿命を1として相対比で表わした。
表から明らかなように、本発明の濾材平均孔径の範囲の
多層構成とすることより、高い濾過精度を確保しながら
、長い濾過寿命を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は画像処理装置の構成図、 第2図は濾材サンプルの映像を示す平面図、第3図は濾
材サンプルの巾とアナログ電位との関係図、 第4図は濾材サンプルの巾とデジタル電位との関係図、 第5図はデジタル電位の分布図、 第6図は濾材孔径と孔個数との関係図、第7図は濾過装
置の断面図、 第8図は濾過装置の断面図、 第9図は濾過装置の断面図、 である。 1・・・・・・濾材サンプル 2・・・・・・金属顕微鏡 5・・・・・・テレビカメラ 6・・・・・・濾材の孔部分 19.20・・・・・・線層 21・・・・・・多層からなる濾材 22.2□3・・・・・・単層の濾材 特許出願人 東し株式会社 第2図 500画春 シア才才ブン11し鴎 第4図 5戸ネオプン7″ル輻 第5図 〃1才す>7゛1し幅 :P ネオ 了し f条 α6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 平均径が2種以上の粒子を有する熱可塑性ポリ
    マを濾材を通して濾過するに際し、該濾材を前記粒子の
    平均径と対応させた2種以上の線層から構成し、該各線
    層の濾材の平均孔径を、画像処理法による測定で、対応
    する前記粒子の平均径の2倍ないし6倍としたことを特
    徴とする多層濾過方法。
JP59065938A 1984-04-04 1984-04-04 多層濾過方法 Pending JPS60209218A (ja)

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JP59065938A JPS60209218A (ja) 1984-04-04 1984-04-04 多層濾過方法

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JPS60209218A true JPS60209218A (ja) 1985-10-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008155097A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Kyosan Denki Co Ltd 濾過器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008155097A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Kyosan Denki Co Ltd 濾過器
US8136674B2 (en) 2006-12-21 2012-03-20 Kyosan Denki Co., Ltd. Filter device and method for manufacturing the same

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