JPS60208658A - 減速機 - Google Patents

減速機

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Publication number
JPS60208658A
JPS60208658A JP6333684A JP6333684A JPS60208658A JP S60208658 A JPS60208658 A JP S60208658A JP 6333684 A JP6333684 A JP 6333684A JP 6333684 A JP6333684 A JP 6333684A JP S60208658 A JPS60208658 A JP S60208658A
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JP
Japan
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annular body
housing
speed reducer
damping
damping means
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Pending
Application number
JP6333684A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Fujisawa
藤沢 二三夫
Fusaaki Ozawa
小沢 房明
Yozo Nakamura
中村 庸蔵
Naoyuki Tanaka
直行 田中
Kengo Hasegawa
長谷川 健吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6333684A priority Critical patent/JPS60208658A/ja
Publication of JPS60208658A publication Critical patent/JPS60208658A/ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H49/00Other gearings
    • F16H49/001Wave gearings, e.g. harmonic drive transmissions

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、小形、軽量で高減速比が得られる減速機に係
り、特に円滑な運転が要求されるロボットなどの自動化
機械中の駆動要素として好適な低振動の減速機に関する
〔発明の背景〕
従来の減速機として、内歯歯車を有する固定環状体とこ
の内歯歯車とかみ合う外歯歯車を有する弾性変形可能な
環状体とを備え、これらの歯数の差を用いて減速比を得
るようにしたものがある。
この種の減速装置としては、例えば米国特許第2906
143号に記載されたものがある。
この種の減速機は高減速比を容易に得られる機構を有し
、かつ小形、軽量の特徴があるため、ロボットをはじめ
とする各種の自動化機械の減速部分に採用されている。
この種の減速機とその主要部品にカム機構や歯車が使用
されているが、それらの加工や組立に誤差が存在すると
、トルク脈動が発生し、出力軸及び出力軸に結合されて
被駆動系を強制的にねじり振動させる。また、トルク脈
動の振動数が回転軸系のねじり固有振動数に一致した場
合には、共振現象が発生し、過大なねじり振動を誘起す
る。このようなねじり振動は、抜駆。
動系の静粛な運転を損ね、過大振幅が発生する場合には
、回転軸系を構成する部材の疲労寿命が短縮されるなど
の弊害がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、低振動の減速機を実現し、ひいてはこ
の減速機を利用する機械、装置類に関して品質及び信頼
性の両面にわたって優れた回転軸系を提供することにあ
る。
〔発明の概要〕
本発明の特徴とするところは、減速機のハウジングの内
側に位置する内歯歯車を備えた第2の環状体をその中心
軸のまわれに揺動可能に支承し、この第2の環状体の角
変位をこれとハウジングとの間に設けたばねと減衰能と
をもつ減衰手段によって拘束し、減速機内部で発生した
脈動トルクのエネルギを減衰能をもつ減衰手段に吸収さ
せ、それによって減速機出力軸の回転変動を抑制するよ
うにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図は本発明の減速機の一実施例を示す
もので、これらの図において、1は減速機2を駆動する
ためのモータである。このモータ1はそのハウジング3
に設けられたフランジ部4で減速機2のハウジング5に
ボルト6を用いて取付けらけている。モータ1の回転軸
7には、キー8で固着されたフランジ9と中間板10と
を介して楕円状のカム板11が摺接している。特に中間
板lOの両面には、互いに直交する溝が設けられている
。この溝にはフランジ9に設けられた凸条12及び楕円
状のカム板11に設けられた凸条13がそれぞれ係合し
、オルダム継手が構成されている。さらに楕円状のカム
板11の外周には。
球軸受14を介してカム板11の形状に従って弾性変形
するカップ状の第1の環状体15が設けられている。こ
の第1の環状体15の外周には外歯歯車15Aが配され
ている。この外歯歯車15Aはハウジング5の内側に位
置する第2の環状体17の内歯歯車17Aに噛合ってい
る。第1の環状体15の端部はハウジング5に埋込まれ
た軸受18.19によって支承された出力軸20に、支
持板21及びボルト22を用いて剛結合されている。第
1の環状体15の外歯歯車15Aは第2の環状体17の
内歯歯車17Aと僅かに異なる歯数を有し、楕円状のカ
ム板11の長径部2個所で、軸受10を介して外へ膨出
せられて内歯歯車17Aと噛合うと共に、カム板11の
短径部2個所において解離している。従って、楕円状の
カム板11の回動に伴い、内歯歯車17Aに対する外歯
歯車15Aの噛合い位置が周方向へ移動し、楕円状のカ
ム板11が1回転すると、外歯歯車15Aは内歯歯車1
7Aに対してその歯数差の172だけ相対的に回動する
。なお、モータ軸7と内歯歯車17Aとを組込む際に生
じる半径方向の取付誤差は、前述したオルダム継手によ
って吸収されるため、外歯歯車15Aと内歯歯車17A
とは常にカム板11の長径部の2ケ所で噛合う構造とな
っている。
第2の環状体17はその中心軸まわりに揺動可能にハウ
ジング5内に設けられている。この第2の環状体17の
外周部には突起部23が設け、られている。ハウジング
5はその内周部に突起部23がメリ込むための溝24を
備えている。溝24と突起部23との間にはゴム等の弾
性体25.26がこれらの間にはさみ込まれるように介
在されている。弾性体25と26とは第2の環状体17
の揺動運動に対し、ばね作用(復元力の発生作用)と減
衰機能との両方を兼ね備えている。内歯歯車17Aを備
える第2の環状体17の揺動を円滑にするために、第2
の環状体17の外周部とこれに対面するハウジング5の
内周部との間には軸受材27が設けられている。第2の
環状体17は入力軸7の軸線方向への移動を防ぐために
、押え板28により抑えられている。この押え板28は
ねじ29によりハウジング5に固定されている。押え板
28の内側、すなわち第2の環状体17の側面と接触摺
動する面には、摩擦力を低減するための軸受材30が埋
込んである。同様に、第2の環状体17の反対側(第1
図中の右方)の側面に接触するハウジング5側にも軸受
材31が埋込んである。この実施例における押え板28
と軸受材30と31とはリング状であるが、等ピッチ配
列したセクタ状の構造であってもよい。
前述した押え板28の役割を詳述する。内歯歯車17A
と外歯歯車15Aとがかみ合って出力軸20のトルクが
伝達されるが、かみ合い時に歯自体が弾性変形し、軸線
に対する歯すじの平行度が失なわれ、その結果として推
力が発生する。この推力によって内歯歯車17Aが第1
図上左方に脱落するのを防ぐのが押え板28を用いる理
由である。この推力によって発生する押え板28と内歯
歯車17Aとの間の摩擦力を緩和するために、軸受材3
0を用いているものである。また、この推力は減速機の
正転と逆転とによって作用する方向が異なるため、回転
方向によっては内歯歯車17Aがハウジング5の右側部
分に押しつけられる。この場合の摩擦力の低減は軸受材
31によって対処可能である。
さらに、押え板28の必要理由を付記する。減速機は種
々の使い方があり、水平にセットされる場合、あるいは
垂直にセットされる場合等さまざまである。例えば減速
機が垂直にセットされる場合であって、その入力軸7が
下方、出力軸20が上方に位置する場合には、推力が小
さい運転条件であっても、押え板28がなければ第2の
環状体17は脱落する。この押え板28を用いることに
より、減速機の取付は姿勢に自在性を付与することがで
きる。
また、本発明の減速機において、トルク脈動が出力軸2
0に作用する場合には、その反力を受けもつべき第2の
環状体17がハウジング5に対して揺動(振動)し、ハ
ウジング5と第2の環状体17との間に設けた弾性体2
5及び26の減衰効果によって出力軸20の振動を低減
することができる。この本発明の減速機の振動特性を第
3図を用いて説明する。第3図において、横軸は軸(入
力軸または出力軸)の回転速度V、縦軸は出力軸のねじ
り振動振幅艶であり、図中実線で示した曲線は従来の減
速機の振動特性、点線の曲線は本発明になる減速機の振
動特性である。この特性曲線から明らかなように、従来
の減速機においては、これに慣性負荷を結合した場合に
は、金属材料の材料減衰能しか期待できないため、共振
時には極めて大きな振動振幅となる。こ九に対し本発明
の減速機においてはけ、第2の環状体17をばね支持し
て揺動可能としているために、ねじり固有振動数は低下
し、共振を起す回転速度は低下するが、第2の環状体1
7に施した減衰手段の減衰機能により振動エネルギが吸
収される結果として、共振時及びその付近のねじり振動
振幅を大幅に低減することかできる。
第4図は本発明の減速機の他の実施例を示すもので、こ
の図において第1図および第2図と同符号のものは同一
部分である。この実施例は突起物23Aを、ハウジング
5の内周部に設け、溝24Aを第2の環状体17の外周
部に穿設し、溝24Aに嵌挿された突起物23Aの両サ
イドに対称となるように弾性体25A、26Aを溝24
内に嵌挿したものである。この実施例においても、振動
抑制の効果は第1図および第2図に示した本発明の減速
機の一実施例と同様である。
第5図及び第6図は本発明の減速機のさらに他の実施例
を示すもので、これらの図において第1図および第2図
と同符号のものは同一部分である。
この実施例においては、第2の環状体17に長孔32を
9設し、一端をハウジング5にねじ止めされたピン33
を該長孔、12に挿入し、この長孔32とピン33とに
より形成される空隙部に弾性体25B、26Bを挿入し
て構成されている。ピン33と長孔32とは複数個が同
一周上に等ピッチで配列されている。ピン33は長孔3
2の小径側34及び大径側35の少なくとも一方と接触
しており、第2の環状体17の半径方向への変位を抑制
している。また、ピン33の自由端側には長孔32の半
径方向の幅よりも大きな直径の頭部33Aが形成されて
おり、第2の環状体17の脱落を防止している。
この実施例によれば、第2の環状体17はピン33と長
孔32とにより案内されて周方向の揺動が可能であり、
弾性体25Bと26Bとのばね作用と減衰機能とにより
、ねじり振動を低減することができる。この実施例は、
第1図に示す実施例と基本原理は同じであるが、減衰手
段の構造をより簡単にすることができるでいう利点があ
る。
第7図は本発明の減速機の他の実施例を示すもので、こ
の図において第5図と同符号のものは同一部分である。
この実施例は長孔32Aをハウジング5側に穿孔し、第
2の環状体17に固定されたピン33Aをこの長孔32
Aに嵌め込み、ピン33Aと長孔32Aとの空隙部に2
つの弾性体を嵌挿する拾遺としたものである。この実施
例によれば第5図に示した本発明の減速機と同様に制振
効果を発揮することができる。ただし、この場合は、第
2の環状体17が図面上が左方に脱落することを防止す
るための押え板28が必要である。
また、押え板28に長孔32Aを穿孔して2つの弾性体
25B、26Bを挿入し、第2の環状体17に固定され
たピン33Aを2つの弾性体25と26の間に挿入する
構造としても、同様な制振効果をもつ減速機が実現でき
る。
第8図および第9図は本発明の減速機のさらに他の実施
例を示すもので、これらの図において第1図および第2
図と同符号のものは同一部分である。この実施例では、
第2の環状体17はラジアルころがり軸受36によって
中心まわりの揺動を円滑にするようにハウジング5に支
承さ九、その半径方向の変位を竪固に拘束されている。
第2の環状体17には丸孔37が穿設されている。この
孔37には弾性体質38を被覆したピン39が嵌挿され
ている。ピン39の一端はハウジング5に固定されてい
る。丸孔37とピン39とは一定の周上に等ピッチで配
設されている。
この実施例によれば、ころがり軸受36を採用すること
によって、第2の環状体17の芯出しが容易であること
と、予め弾性体39で被覆したピン39を丸孔37に挿
入するだけで第2の環状体の取付けが完成するため、組
立簡便の長所を発揮できる。また、ピン39を貫通され
る孔を丸孔37としたことは、第5図で示した実施例の
長孔に比較して、加工面でも作業の簡略化が図れる長所
がある。
第10図は本発明の減速機の他の実施例を示すもので、
この実施例は第8図に示した実施例の変形例があり、こ
ろがり軸受36の代りに円柱状の転動体40を第2の環
状体17の外周部に対向するハウジング5側に埋込んで
構成したものである。
転動体40は第2の環状体17を安定かつ円滑にガイド
するため、同上に3個以上を配設しである。
第11図は本発明の減速機のさらに他の実施例を示すも
ので、この実施例は第8図に示した実施例の他の変形例
である。ころがり軸受36の代りにスラスト力およびラ
ジアル力両方向の力を受持つテーパローラベアリング4
1を使用したものである。この実施例によれば、振動を
有効に減衰し得ると共に第2の環状体17の半径方向の
変化のみならず、軸方向の変位も竪固に拘束することが
できる。
なお、本発明は第12図に示すように軸方向寸法を短く
した減速機にも適用することができる。
すなわち、この減速機は4つの主要部品から成り、それ
らは楕円状のカム板11、外歯歯車15Aを有する第1
の環状体15、外歯歯車1.5 Aより歯数が僅かに多
い内歯歯車17aを有する第2の環状体17A、外歯歯
車15Aと同数の歯数をもつ内歯歯車17aを有する第
2の環状体17Bである。第1の環状体15の形状は前
述した51図。
第2図に示したカップ形の第1の環状体15のカップ部
をカットした形状となっている。この減速機における楕
円状のカム板11、第1の環状体15、第2の環状体1
7A、17Bの機能は、第1図および第2図に示した減
速機と同様であり、同じ原理で作動する。第2の環状体
17Bは、出力軸20を連結するためのものであり、第
1の環状体15と同じ速度で回転する。この減速機のハ
ウジング5側には長孔32が穿設されている。第2の環
状体17Aに固定されたピン33が長孔32に嵌る込ま
れている。ピン33と長孔32との空隙部には2つの弾
性体が嵌挿されている。このように構成したことにより
、第7図に示した実施例と同様な制振効果を発揮するこ
とができる。
また、前述した他の減衰手段も適用することができる。
以上述べたように、本発明によれば、ハウジング5と第
2の環状体17との間に設けた減衰手段によって、減速
機内で発生した脈動トルクを減衰することができるが、
その減衰手段のねじり剛性のあり方について言及する。
一般に、回転軸系あるいはそれを構成する要素のねじり
剛性は、単位のトルクが作用したときの角変位として定
義される。減衰手段のねじり剛性が、減速機本来のねじ
り剛性よりも大きい場合は、軸系にトルクが作用した場
合の第2の環状体17の角変位が小となり、減衰効果が
発揮されない。減衰手段は、弾性変形あるいはたわみ変
形があってはじめて目的とする減衰効果を発揮するもの
である。極端な場合として、減衰手段のねじり剛性が無
限大の場合は、減速機にトルクが作用して発生するねじ
り変形は本来の減速機のみに集中し、減衰手段を取付け
ない場合と同様の結果にとどまる。減衰手段のねじり剛
性を、減速機本来のねじり剛性よりも小さくすれば、減
衰手段のねじり変形は減速機よりも大となり、減衰手段
は所期の効果を発揮する。すなわち、第2の環状体17
に付与する減衰手段のねじり剛性は、本来の減速機がも
っているねじり剛性に比較して同等以下の値にすること
が必要である。
以上、述べた本発明の実施例によれば、減速機の外歯歯
車と内歯歯車の加工誤差や組立誤差に起因する1〜ルク
脈動あるいは1−ルク脈動が原因となって発生する回転
脈動を緩和し、減速機によって駆動される装置の円滑な
運転を実現できる。特に、加工機械の駆動系に利用され
る場合には、加工ムラを低減し、被加工物の品質及び信
頼性を向上させることができる。
また、減速機のねじり振動を小さくできる結果として、
振動の直接原因となっている歯車なとの部材及び振動が
伝播して発音体となっている部材の振動が小さくなり、
騒音の小さい静粛な機械・装置を提供することが可能と
なる。
さらに、減速機にて発生するトルク脈動の振動数(励振
振動数)は歯車の回転速度によって変るが、励振振動数
が回転軸系のねじり固有振動数に一致する場合には、回
転軸系のねじり振動振幅は回転速度に関して極大値を呈
する。また、励振振動数がねじり固有振動数付近であっ
ても、回転軸系は過大な振幅となる。本発明の減速機に
よれば、上述のような共振状態の場合であっても減衰4
j&構の効果により振動振幅を大幅に低減できるため、
機械・装置を構成する部材に働く応力を緩和し、信頼性
を著しく向上させることが可能である。
また、本発明によれば、比較的簡単な形状のばね・減衰
材等の減衰手段を減速機の中に組み込むだけであり、廉
価でかつサイズも従来とほぼ同等であり、ユーザにとっ
て受容性のある減速機を実現できる。
さらに減速機の出力軸には種々の負荷が結合されるため
、種々の外乱トルクが作用する。パルス状あるいはステ
ップ状に代表されるような対時的に急変する外乱1〜ル
クに対しては、出力軸の反力を受けもつべき第2の環状
体に設けた減衰単段の働きにより過渡振動を低減できる
。換言すれば、本発明の減速機は、負荷の急変に際して
ショックを緩和する能力があると言える。また、サイク
リックに変動する外乱トルクに対しても、減衰手段の制
振作用により出力軸のねじり振幅を小さくできる。すな
わち、種々の外乱トルクに対して強い特性をもつ減速機
を実現できる。
なお、上述の実施側にむいては、ばね作用および減衰機
能をもつ部材としてゴム以外に軟質の樹脂、板ばね、コ
イル状ばねおよび空気圧を有するゴム袋等のものを用い
ることができる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように1本発明によれば、減速機内で発生
する回転脈動を緩和することができる。
その結果、減速機によって駆動される装置の運転を円滑
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の減速機の一実施例を一部断面にて示す
正面図、第2図は第1図のn−m矢視横断面図、第3図
は本発明の減速機の振動特性図、第4図は本発明の減速
機の他の実施例を示す横断面図、第5図は本発明の減速
機のさらに他の実施例を一部断面にて示ず正面図、第6
図は第5図のV[−VI矢視横断面図、第7図は本発明
の減速機の他の実施例を一部断面にて示す正面図、第8
図は本発明の減速機のさらに他の実施例を一部断面にて
示す正面図、第9図は第8図のIX−EK矢視横断面図
、第10図は本発明の減速機の他の実施例を示す横断面
図、第11図は本発明の減速機のさらに他の実施例を一
部断面にて示す断面図、第12図は本発明の減速機の他
の実施例を一部断面にて示す正面図である。 1・・・モータ、2・・・減速機、5・・・ハウジング
、7・・・モータ1の回転軸、11・・・カム板、15
・・・第1の環状体、15A・・・外歯歯車、17・・
・第2の環状体、17A・・・外歯歯車、20・・・出
力軸、23・・・突起部、■ 1 図 L Z 図 Z3図 ■ 4 図 ZdA T5図 ■6図 Z7図 巣 3 国 ”f、q 図 ? ・ 第 10 図 ? 第 11 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入力軸と、この入力軸に連結する楕円状のカムと、
    このカムが嵌挿され、かつ外歯歯車を有する楕円状の弾
    性変形を可能な第1の環状体と、この第1の環状体に連
    結した出力軸と、第1の環状体のカムによって膨出しだ
    外歯歯車部分とかみ合う内歯歯車を有する第2の環状体
    と、この第2の環状体、入力軸および出力軸を支持する
    ハウジングとからなる減速機において、前記第2の環状
    体をその中心軸まわりに揺動可能にハウジングに支承し
    、この第2の環状体の角変位を内歯歯車とハウジングと
    の間に設けたばね作用と減衰作用とを有する減衰手段に
    よって拘束したことを特徴とする減速機。 2、減衰手段は第2の環状体の外周部とハウジングの内
    周部との間に配設したことを特徴とする特M’+請求の
    範囲第1項記載の減速機。 3、減衰手段は第2の環状体の外周部に設けた突出部と
    、この突出部が入り込むようにハウジングの内周部に突
    設した凹部と、ハウジングの側の凹部と突出部との空間
    内に挿入したばね作用と減衰機能とをもつ部材とで構成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の減速
    機。 4、減衰手段は第2の環状体の外周部に穿設した凹部と
    、この凹部に入り込むようにハウジングの内周部に設け
    た突出部と、前記凹部と突出部との空間内に挿入したば
    ね作用と減衰機能とをもつ部材とで構成したことを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の減速機。 5、第2の環状体がハウジングから脱落するのを防止す
    るための押え板をハウジングに取付けたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項または第4項記載の減速機。 6、第2の環状体と押え板との接触部及び第2の環状体
    とハウジングとの接触部のうちの1個所以上に低摩擦化
    のための軸受を設けたことを特徴とする特許請求の範囲
    第5項記載の減速機。 7、第2の環状体をころがり軸受によってハウジングに
    支承し、第2の環状体をその中心軸線のまわりに揺動可
    能としたことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の
    減速機。 8、減衰手段は第2の環状体の側面とこれに対向するハ
    ウジングとの間に配設したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の減速機。 9、減衰手段は第2の環状体の側面に周方向に沿って穿
    設した長孔と、この長孔に嵌挿するようにハウジングに
    一端を固定したピンと、長孔とピンとにより形成される
    空間部に挿入したばね特性と減衰機能とをもつ部材とで
    構成したことを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の
    減速機。 10、減衰手段は第2の環状体の側面に対応するハウジ
    ングに周方向に沿って穿設した長孔と、この長孔に嵌挿
    するように第2の環状体に一端を固定したピンと、この
    ピンと長孔とにより形成される空間部に挿入したばね特
    性と減衰機能をもつ部材とで構成したことを特徴とする
    特許請求の範囲第8項記載の減速機。 11、減衰手段は第2の環状体の側面に周方向に沿って
    間隔をもって穿設した丸孔と、この丸孔にゆるく嵌挿す
    るようにハウジングに一端を固定した丸孔よりも小径の
    ピンと、このピンと丸孔とにより形成される空間部に挿
    入したばね特性を減衰能をもつ部材とで構成したことを
    特徴とする請求事項第8項記載の減速機。 12、減衰手段は第2の環状体の側面に対向するハウジ
    ングの周方向に沿って間隔をもって穿設した丸孔と、こ
    の丸孔にゆるく嵌挿するように、第2の環状体に一端を
    固定した丸孔よりも小径のピンと、このピンと丸孔とに
    より形成される空間部に挿入したばね特性と減衰機能を
    もつ部材とで構成したことを特徴とする特許請求の範囲
    第8項記載の減速機。 13、第2の環状体がハウジングから離脱することを防
    ぐために、一端をハウジングに固定したピンの反固定端
    に、第2の環状体に穿設した長孔の幅または丸孔の直径
    よりも大きい寸法を有する部材を設けたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第9項または第11項記載の減速機。 14、減衰手段は第2の環状体に付与するねじり剛性を
    、減速機のねじり剛性と同等以下の値に設定されている
    ことを特徴とする特許請求の第1項ないし第13項のい
    ずれかに記載の減速機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011064265A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Denso Wave Inc 減速機の取付け構造、及び減速機の製造方法
CN110657220A (zh) * 2019-08-23 2020-01-07 大族激光科技产业集团股份有限公司 回转台和自动化设备

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JP2011064265A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Denso Wave Inc 減速機の取付け構造、及び減速機の製造方法
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