JPS60208495A - カ−ボン材料に電気めつきを行なうための前処理方法 - Google Patents
カ−ボン材料に電気めつきを行なうための前処理方法Info
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- JPS60208495A JPS60208495A JP6655584A JP6655584A JPS60208495A JP S60208495 A JPS60208495 A JP S60208495A JP 6655584 A JP6655584 A JP 6655584A JP 6655584 A JP6655584 A JP 6655584A JP S60208495 A JPS60208495 A JP S60208495A
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- Japan
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- plating
- soln
- immersed
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技 術 分 野
本発明はカーポジ材料に電気めっきを行なうための前処
理方法に関する。
理方法に関する。
背 景 技 術
カーポジ材料は導電性を有すると同時に耐食性、耐熱性
等の特性に優れ、軽量、低コストであることから各分野
での活用にはめざましいものがある。
等の特性に優れ、軽量、低コストであることから各分野
での活用にはめざましいものがある。
特にカーポジ繊維は導電性充テン材として、例えばjム
、プラスチックス、塗料等に充テンきれ導電性材料、帯
電防止拐料、導電性塗料、電磁波シールド材等の有用な
材料を提供できるものである。
、プラスチックス、塗料等に充テンきれ導電性材料、帯
電防止拐料、導電性塗料、電磁波シールド材等の有用な
材料を提供できるものである。
該カーボン材料が導電性を有することは公知であるが、
その抵抗は、他の金属材料、例えばスズ、銅、ニッケル
、銀等のそれらが約10−6〜1o−12Ω・mである
のに比し、約1〜10”Ω・(7)と大きく、従ってこ
れを充テシした導電性材料において導電性を満足させる
には、約20〜40重i%もの充テシが必要となり、こ
のような多量の充テシによれば、得られる材料は、その
物理的特性が低下してしまう危険がかなり大きい。上記
カーボン材料の充テシ材としての利用時の欠点は、該カ
ーポジ材料表面に無電解めっき又は直接電気めっきを施
すことにより解消されると考えられるが、之等めっきを
施すこと自体容易なことではなく、かかるカーポジ材料
表面に金属めっきを施す技術は未だ確立これていなり0
寸た一般に無111解めっきではセ1出スピードが遅く
、厚付けが困難である等の欠点があるに加え、本発明者
らの研究によればめっきすべき金属に制約を受け、スズ
、亜鉛、クロム等の無電解tつきは不可能である。更に
近年、炭素質粉末の表面を貴金属の無機塩水溶液で被覆
処理し、約400℃で30分熱分解することによって、
−):記粉末に貴金緘の薄層を形成させる方法が提案き
れた(特公昭56−54062号)。この方法は焼結体
の成型素材たる粉末を対象とするものであり、導電性充
テシ材としてのカーポジ繊維等のカーボン材料とは異な
り、その対象自体電気めっきの非常に困難なものである
が、この方法をカー・ドシ材料に利用すれば、該材料表
面に電気め゛つきを施し得る特性を付与できると考えら
れる。
その抵抗は、他の金属材料、例えばスズ、銅、ニッケル
、銀等のそれらが約10−6〜1o−12Ω・mである
のに比し、約1〜10”Ω・(7)と大きく、従ってこ
れを充テシした導電性材料において導電性を満足させる
には、約20〜40重i%もの充テシが必要となり、こ
のような多量の充テシによれば、得られる材料は、その
物理的特性が低下してしまう危険がかなり大きい。上記
カーボン材料の充テシ材としての利用時の欠点は、該カ
ーポジ材料表面に無電解めっき又は直接電気めっきを施
すことにより解消されると考えられるが、之等めっきを
施すこと自体容易なことではなく、かかるカーポジ材料
表面に金属めっきを施す技術は未だ確立これていなり0
寸た一般に無111解めっきではセ1出スピードが遅く
、厚付けが困難である等の欠点があるに加え、本発明者
らの研究によればめっきすべき金属に制約を受け、スズ
、亜鉛、クロム等の無電解tつきは不可能である。更に
近年、炭素質粉末の表面を貴金属の無機塩水溶液で被覆
処理し、約400℃で30分熱分解することによって、
−):記粉末に貴金緘の薄層を形成させる方法が提案き
れた(特公昭56−54062号)。この方法は焼結体
の成型素材たる粉末を対象とするものであり、導電性充
テシ材としてのカーポジ繊維等のカーボン材料とは異な
り、その対象自体電気めっきの非常に困難なものである
が、この方法をカー・ドシ材料に利用すれば、該材料表
面に電気め゛つきを施し得る特性を付与できると考えら
れる。
しかしながら上記方法では、加熱処理が必須であること
から処理工程が複雑となり、処理コストも高くつく散点
がある。
から処理工程が複雑となり、処理コストも高くつく散点
がある。
発 明 の 目 的
本発明の目的は、カーポジ材料表面に、容易に且つ簡単
な操作で、触媒となる貴金属薄膜を形成をせ、これによ
り該表面に各種金属の電気めっきを施し得る特性を付与
する方法を折供することにあり、この方法により得られ
るカーボン材料は、これに容易に電気めっきを施すこと
ができ、かぐして得られる電気めっきされた材料は、少
量の使用で優れた特長を発揮する新しい導電性光テシ材
として非常に有用である。
な操作で、触媒となる貴金属薄膜を形成をせ、これによ
り該表面に各種金属の電気めっきを施し得る特性を付与
する方法を折供することにあり、この方法により得られ
るカーボン材料は、これに容易に電気めっきを施すこと
ができ、かぐして得られる電気めっきされた材料は、少
量の使用で優れた特長を発揮する新しい導電性光テシ材
として非常に有用である。
発 明 の 構 成
本発明方法は、カーボン材料を予め洗浄処理及び/又は
ソフトエッチジグ処理するか或は2等処理を行なうこと
なく、パラジウム及び欽から選ばれた貴金属の無機塩水
溶液に浸漬して該材料表面に上記貴金属の薄膜を形成づ
せることを特徴とする、カーポジ材料に電気めっきを行
なうための前処理方法に係る。
ソフトエッチジグ処理するか或は2等処理を行なうこと
なく、パラジウム及び欽から選ばれた貴金属の無機塩水
溶液に浸漬して該材料表面に上記貴金属の薄膜を形成づ
せることを特徴とする、カーポジ材料に電気めっきを行
なうための前処理方法に係る。
本発明において処理対象とするカーボン材料は、その用
途に応じてカーポジ素材単体、例えば板、単IJJi維
、繊維束、ひも、織布化したもの(以下1−素材単体」
と呼ぶ)と、複合材料例えばカーポジ単繊維をポリエス
テル、エポ+シ樹脂等の有機バイジターや7jラスバイ
ンターを用いて抄紙、織布化、シート什したもの(以下
「複合材料」と呼ぶ)とに大別dIlる。以下これら各
形態の夫々について、本発明方法を詳述する。
途に応じてカーポジ素材単体、例えば板、単IJJi維
、繊維束、ひも、織布化したもの(以下1−素材単体」
と呼ぶ)と、複合材料例えばカーポジ単繊維をポリエス
テル、エポ+シ樹脂等の有機バイジターや7jラスバイ
ンターを用いて抄紙、織布化、シート什したもの(以下
「複合材料」と呼ぶ)とに大別dIlる。以下これら各
形態の夫々について、本発明方法を詳述する。
素材単体の場合、表面が清浄であれば、そのま1直接に
以下の本発明処理を行なうこともできるが、通常なfま
しくけ予め水洗等の洗浄処理を行なうか、表面湿潤性を
得るためにケイ酸系もしくはリン酸系のアルカリ脱脂後
水洗するか又はアルコール、アセトン、酸9エチル、ジ
メチルホルムアミド(DMF)等の溶剤処理後水洗して
以下の処理を行なう。また複合材料の場合、カーボン素
材は通常バインター等により表面が検榎キれているため
、予め上記と同様の溶剤を用いるか又は苛性アルカリ、
クロム酸−硫酸混液、フッ化物含有液等を用いて清浄化
を兼ねたソフトエッチジグ理を行ない、水洗後に以下の
処理を行なう。上記洗浄処理、溶剤処理及びソフトエッ
チジグ処理は、公知の2等処理方法に従って行なわれる
。
以下の本発明処理を行なうこともできるが、通常なfま
しくけ予め水洗等の洗浄処理を行なうか、表面湿潤性を
得るためにケイ酸系もしくはリン酸系のアルカリ脱脂後
水洗するか又はアルコール、アセトン、酸9エチル、ジ
メチルホルムアミド(DMF)等の溶剤処理後水洗して
以下の処理を行なう。また複合材料の場合、カーボン素
材は通常バインター等により表面が検榎キれているため
、予め上記と同様の溶剤を用いるか又は苛性アルカリ、
クロム酸−硫酸混液、フッ化物含有液等を用いて清浄化
を兼ねたソフトエッチジグ理を行ない、水洗後に以下の
処理を行なう。上記洗浄処理、溶剤処理及びソフトエッ
チジグ処理は、公知の2等処理方法に従って行なわれる
。
上記に引き続く貴金属薄膜の形成処理は、貴金属がパラ
ジウムであるか銀であるかにより、l、 −’Fの如く
して実施できる。即ちパラジウムの薄膜を形成させる場
合は、カーボン材料を塩化パラジウム(PdC12)と
塩化ス2 (5nC12’)との混合溶液に、約O〜4
0℃、好ましくは室温下に、約5秒〜lO分間、好まし
くは約30秒〜3分間浸漬後、98e6硫酸もしくけ3
6%塩酸の2〜20容量憾、好ましくは7〜13容量係
溶液又は之等の混液、あるいは水酸化ナトリウムの5〜
15重量憾溶液に、約0〜60℃下K、約5秒〜10分
間、好ましくは約30秒〜3分間浸漬する方法が好適で
ある。−F配力法に利用するPdCl2/5nCt2混
としては、通常PdCt2/5nC42のモル比が0.
06〜o. oos 、好棟しくは0.へ02〜0.0
15の範囲にあり、PdCl2を0.002〜15y7
t,好ましくは0.01〜52/を含んでおり、また安
定性を保つためVCClとして30〜15(1,#(そ
の一部はNaC1やH2SO1,で代替することができ
る)が含まれ、p II約1.0以下の溶液が好ましい
。
ジウムであるか銀であるかにより、l、 −’Fの如く
して実施できる。即ちパラジウムの薄膜を形成させる場
合は、カーボン材料を塩化パラジウム(PdC12)と
塩化ス2 (5nC12’)との混合溶液に、約O〜4
0℃、好ましくは室温下に、約5秒〜lO分間、好まし
くは約30秒〜3分間浸漬後、98e6硫酸もしくけ3
6%塩酸の2〜20容量憾、好ましくは7〜13容量係
溶液又は之等の混液、あるいは水酸化ナトリウムの5〜
15重量憾溶液に、約0〜60℃下K、約5秒〜10分
間、好ましくは約30秒〜3分間浸漬する方法が好適で
ある。−F配力法に利用するPdCl2/5nCt2混
としては、通常PdCt2/5nC42のモル比が0.
06〜o. oos 、好棟しくは0.へ02〜0.0
15の範囲にあり、PdCl2を0.002〜15y7
t,好ましくは0.01〜52/を含んでおり、また安
定性を保つためVCClとして30〜15(1,#(そ
の一部はNaC1やH2SO1,で代替することができ
る)が含まれ、p II約1.0以下の溶液が好ましい
。
またパラジウム薄膜を形成させる他の好適な方法として
は、まず塩化スズ( 5nC1;a )と塩酸( HC
l )との混合溶液中に、カーボン材料を約0〜40℃
、好ましくは室温下に約5秒〜10分間、好ましくは約
30秒〜3分間浸漬して材料表面を感受性化し、次いで
塩化パラジウム( PdC12)と塩酸( HCl )
との混合溶液に約0〜40℃、好ましくは室温下K、約
5秒〜lO分間、好ましくは約30秒〜3分間浸漬する
方法を挙げることができる。該方法において5nC1:
a / HC1混合溶液としては、5nC12/ HC
Lのモル比が0.8 〜0.1 、好ましくは0.7
− 0.3であり、5nC1−2・2 1120として
0、2〜209/l,好ましくは3〜12r/lを含む
溶液を有利に使用できる。またPdCl2/ HC1混
合溶液としては、PdCl2/ HClのモル比が0.
5〜0.03、好ましくは0.5〜0.1であり、Pd
Cl2として0.002〜1 5 ?/l、好ましくは
0.O1〜52/lを含む溶液が有効である。
は、まず塩化スズ( 5nC1;a )と塩酸( HC
l )との混合溶液中に、カーボン材料を約0〜40℃
、好ましくは室温下に約5秒〜10分間、好ましくは約
30秒〜3分間浸漬して材料表面を感受性化し、次いで
塩化パラジウム( PdC12)と塩酸( HCl )
との混合溶液に約0〜40℃、好ましくは室温下K、約
5秒〜lO分間、好ましくは約30秒〜3分間浸漬する
方法を挙げることができる。該方法において5nC1:
a / HC1混合溶液としては、5nC12/ HC
Lのモル比が0.8 〜0.1 、好ましくは0.7
− 0.3であり、5nC1−2・2 1120として
0、2〜209/l,好ましくは3〜12r/lを含む
溶液を有利に使用できる。またPdCl2/ HC1混
合溶液としては、PdCl2/ HClのモル比が0.
5〜0.03、好ましくは0.5〜0.1であり、Pd
Cl2として0.002〜1 5 ?/l、好ましくは
0.O1〜52/lを含む溶液が有効である。
本発明方法に従い、銀の薄膜を形成させる場合には、カ
ーポジ材料を、まず上記と同様の塩化スズ(SnCl2
)と塩酸( HCl )との混合溶液に、約0〜40℃
、好ましくは室温下に約5秒〜10分間、好ましくは約
30秒〜3分間浸漬して同様に感受性化した後、硝酸銀
( AgNO2)溶液に約0〜40℃、好ましくは室温
下に約5秒〜lO分間、好ましくは約30秒〜3分間浸
漬する方法が最も好ましい。該方法において硝酸鋼溶液
としては、AgNO2を0. 002〜20f/l,好
ましくは0.005〜52/を含有する溶液を好ましく
利用できる。
ーポジ材料を、まず上記と同様の塩化スズ(SnCl2
)と塩酸( HCl )との混合溶液に、約0〜40℃
、好ましくは室温下に約5秒〜10分間、好ましくは約
30秒〜3分間浸漬して同様に感受性化した後、硝酸銀
( AgNO2)溶液に約0〜40℃、好ましくは室温
下に約5秒〜lO分間、好ましくは約30秒〜3分間浸
漬する方法が最も好ましい。該方法において硝酸鋼溶液
としては、AgNO2を0. 002〜20f/l,好
ましくは0.005〜52/を含有する溶液を好ましく
利用できる。
上記各金属薄膜の形成処理後、処理材料を水洗すること
により、カーボン材料表面に,電気めっきを行なう際に
触媒となり得るパラジウムもしくは銀薄膜が形成きれた
所望の処理材料を収得できる。
により、カーボン材料表面に,電気めっきを行なう際に
触媒となり得るパラジウムもしくは銀薄膜が形成きれた
所望の処理材料を収得できる。
上記本発明方法は、単なる化学的浸漬処理を行なうのみ
であり′、加熱処理等を必要とせず、操作が簡便で、処
理コストも低廉であり、しかも引き続き各種の電気めっ
き、例えは亜鉛、銅、ニッケル、鋼−ニッケル、銅−ス
ズ、ニッケルークロム、ニッケルー銀、ニッケルー金め
つき等を容易に実施でき、その実施において顕著な生産
上向上を奏し得るものである。
であり′、加熱処理等を必要とせず、操作が簡便で、処
理コストも低廉であり、しかも引き続き各種の電気めっ
き、例えは亜鉛、銅、ニッケル、鋼−ニッケル、銅−ス
ズ、ニッケルークロム、ニッケルー銀、ニッケルー金め
つき等を容易に実施でき、その実施において顕著な生産
上向上を奏し得るものである。
本発明方法により得られる上記処理カーボン材料への金
属めっき方法は、通常の方法に従って行なうことができ
、その際用いられるめっき浴も何ら制限け々い。即ち亜
鉛めっきには公知のジシケート浴、ジアジ化亜鉛浴、酸
性亜鉛浴を含め現在使用されているすべてのめつき浴が
適用できる。
属めっき方法は、通常の方法に従って行なうことができ
、その際用いられるめっき浴も何ら制限け々い。即ち亜
鉛めっきには公知のジシケート浴、ジアジ化亜鉛浴、酸
性亜鉛浴を含め現在使用されているすべてのめつき浴が
適用できる。
ニッケルめつきKは公知のワット浴、スルファミン酸浴
、ウッドのストライク浴を初め、Ni − Fe合金、
N1−P合金を含め、現在使用芒れているすべてのめつ
き浴が適用できる。銅めつきには公知の硫酸鋼浴、ジア
ジ化鋼浴、ヒOリン酸鋼浴を含め現在使用されているす
べてのめつき浴が適用できる。クロムめつきKはサージ
セント浴、ケイフッ化浴を含め現在使用されているすべ
てのめつき浴が適用できる。スズめっきには公知のアル
カリスズ浴、酸性スズ浴を含め現在使用されているすべ
てのめつき浴が適用できる。金めつきには公知のアルカ
リ金浴、酸性金浴を初め、C01Cu,Ni−金合金を
含め現在使用されているすべてのめつき浴が適用できる
。銀めっきには公知のジアジ化銀めっき浴を含め現在使
用されているすべてのめつき浴が適用できる。上記各め
っき浴には、いずれのめつきKあっても外観を向上させ
る意味で、必要に応じて市販の各種添加剤を使用するこ
とができる。上記電気めつきKより各種金属を被覆場れ
たカーボン材料は、充テシ剤として充テン量を低下させ
るのみでなく金属材料として広範な各種用途に利用でき
る。
、ウッドのストライク浴を初め、Ni − Fe合金、
N1−P合金を含め、現在使用芒れているすべてのめつ
き浴が適用できる。銅めつきには公知の硫酸鋼浴、ジア
ジ化鋼浴、ヒOリン酸鋼浴を含め現在使用されているす
べてのめつき浴が適用できる。クロムめつきKはサージ
セント浴、ケイフッ化浴を含め現在使用されているすべ
てのめつき浴が適用できる。スズめっきには公知のアル
カリスズ浴、酸性スズ浴を含め現在使用されているすべ
てのめつき浴が適用できる。金めつきには公知のアルカ
リ金浴、酸性金浴を初め、C01Cu,Ni−金合金を
含め現在使用されているすべてのめつき浴が適用できる
。銀めっきには公知のジアジ化銀めっき浴を含め現在使
用されているすべてのめつき浴が適用できる。上記各め
っき浴には、いずれのめつきKあっても外観を向上させ
る意味で、必要に応じて市販の各種添加剤を使用するこ
とができる。上記電気めつきKより各種金属を被覆場れ
たカーボン材料は、充テシ剤として充テン量を低下させ
るのみでなく金属材料として広範な各種用途に利用でき
る。
実 施 例
以下、本発明を更に詳しく説明するため実施例を挙げる
。
。
実施例 l
カーボン材料として呉羽化学工業株式会社製「クレカベ
ールマット」(カーボン繊維をポリエステル約2016
によりマット状に抄紙化したもの)を用いた。
ールマット」(カーボン繊維をポリエステル約2016
によりマット状に抄紙化したもの)を用いた。
上記カーボン材料試験片(厚さ0.7藺、5 cm X
10crr+)を、ジメチルホルムアミド溶液中に25
℃で亀分間浸漬し、水洗し、PdCl2/ 5nC12
混合溶液(PdCl21 ? / t 、 PdCl2
/ 5nC12eル比;0.02.36%HC1)5Q
ゴ/を含有、pl−11以下)K同温度で2分間浸漬し
、水洗し、次いで98チH2So410容量係溶液VC
40℃で2分間浸漬後水洗して、本発明処理を完結し、
パラジウム金属薄膜を形成された処理試料片を得た。
10crr+)を、ジメチルホルムアミド溶液中に25
℃で亀分間浸漬し、水洗し、PdCl2/ 5nC12
混合溶液(PdCl21 ? / t 、 PdCl2
/ 5nC12eル比;0.02.36%HC1)5Q
ゴ/を含有、pl−11以下)K同温度で2分間浸漬し
、水洗し、次いで98チH2So410容量係溶液VC
40℃で2分間浸漬後水洗して、本発明処理を完結し、
パラジウム金属薄膜を形成された処理試料片を得た。
また上記においてPdCl2/ 5nC12混合溶液と
して、PdCl2量のみを52/l、O,If/を及び
0、Off/zと変化させた液を用い、同一操作を繰返
して、夫々処理試料片を得た。
して、PdCl2量のみを52/l、O,If/を及び
0、Off/zと変化させた液を用い、同一操作を繰返
して、夫々処理試料片を得た。
かくして得られた各試料片より表面付着水分を除去(ド
ライヤーによる温風乾燥による)した後、抵抗を測定し
た結果、各試料片はいずれも1.0〜1.6Ω・mであ
った。尚無処理の試験片の抵抗は13.0Ω・副であり
、ジメチルホルムアミド処理後のそれは8.00・副で
あり、これらのことより試料片表面にパラジウム金属薄
膜が形成されていることが確認された。
ライヤーによる温風乾燥による)した後、抵抗を測定し
た結果、各試料片はいずれも1.0〜1.6Ω・mであ
った。尚無処理の試験片の抵抗は13.0Ω・副であり
、ジメチルホルムアミド処理後のそれは8.00・副で
あり、これらのことより試料片表面にパラジウム金属薄
膜が形成されていることが確認された。
実施例 2
実施例1と同一の試験片をエタノール中に25℃で1分
間浸漬し、水洗し、5nC12/ HCI混合溶液(5
nC12−2H2O5S’ / l 、 5nC12/
HCL七ル比= 0.5 ) K同温度で2分間浸漬
し、水洗し、A9NO3溶液(A9NO32f /l
)に同温度で2分間浸漬し、水洗して、本発明処理を完
結した。かくして銀薄膜を形成させた処理試料片を得た
。銀薄膜の形成は、実施例1と同様圧して処理試料片の
抵抗を測定することにより確認される。
間浸漬し、水洗し、5nC12/ HCI混合溶液(5
nC12−2H2O5S’ / l 、 5nC12/
HCL七ル比= 0.5 ) K同温度で2分間浸漬
し、水洗し、A9NO3溶液(A9NO32f /l
)に同温度で2分間浸漬し、水洗して、本発明処理を完
結した。かくして銀薄膜を形成させた処理試料片を得た
。銀薄膜の形成は、実施例1と同様圧して処理試料片の
抵抗を測定することにより確認される。
〈金属めっき試験〉
上記各例で得た処理試料片並びに比較のため無処理試験
片及び実施例1に従いジメチルホルムアミド処理後の試
験片につき、以下の通り電気めっきを実施し、めっき状
態、特につきまわり性を調べた。
片及び実施例1に従いジメチルホルムアミド処理後の試
験片につき、以下の通り電気めっきを実施し、めっき状
態、特につきまわり性を調べた。
ニッyルめっき条件
広うik次加罰
Nt SO4・6H20240y/1
NiC12・6H20459/l
H,Bo、 409/を
浴pH4,2
浴温 50℃
陰極電流密度 2A/drn’又は5 A / drn
’結果を下記第1表に示す。
’結果を下記第1表に示す。
第 1 表
尚表中×は全くめっきされないことを、△は約半分無め
っき状態であることを、○は一部分無めっき状態である
ことを、また◎は全面に良好にめっきが施場れることを
夫々示す。
っき状態であることを、○は一部分無めっき状態である
ことを、また◎は全面に良好にめっきが施場れることを
夫々示す。
また上記と同様にして、以下の条件下に銅めつきを行な
った結果を同様にして第2表に示す。
った結果を同様にして第2表に示す。
鋼めつき条件
めっき浴組成
CuSO4−5H20909/1
98チH2SO4180y/l
Ct70ppm
浴 温 20℃
陰極電流密度 2A/dm’又は5A/dm’第 2
表 上記第1表及び第2表より、本発明方法により処理され
たカーポジ材料には、ニッケルめっき及び鋼めつきが容
易に良好に行ない得ることが明らかである。
表 上記第1表及び第2表より、本発明方法により処理され
たカーポジ材料には、ニッケルめっき及び鋼めつきが容
易に良好に行ない得ることが明らかである。
(以 上)
Claims (1)
- ■ カーポジ材料を予め洗浄処理及び/又はソフトエッ
チシフ処理するか或は2等処理を行なうことなく、パラ
ジウム及び銀から選ばれた貴金属の無機塩水溶液に浸漬
して該材料表面に上記貴金属の薄膜を形成させることを
特徴とする、カーポジ材料Km気めっきを行なうための
前処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6655584A JPS60208495A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | カ−ボン材料に電気めつきを行なうための前処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6655584A JPS60208495A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | カ−ボン材料に電気めつきを行なうための前処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60208495A true JPS60208495A (ja) | 1985-10-21 |
JPS6215637B2 JPS6215637B2 (ja) | 1987-04-08 |
Family
ID=13319275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6655584A Granted JPS60208495A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | カ−ボン材料に電気めつきを行なうための前処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60208495A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63145794A (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-17 | Japan Exlan Co Ltd | 金属被覆炭素材料の製造法 |
WO2002092884A1 (de) * | 2001-05-14 | 2002-11-21 | FRANZ Oberflächentechnik GmbH & Co KG | Metallbeschichtung von graphit |
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Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01146032U (ja) * | 1988-03-30 | 1989-10-06 |
-
1984
- 1984-04-02 JP JP6655584A patent/JPS60208495A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS63145794A (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-17 | Japan Exlan Co Ltd | 金属被覆炭素材料の製造法 |
WO2002092884A1 (de) * | 2001-05-14 | 2002-11-21 | FRANZ Oberflächentechnik GmbH & Co KG | Metallbeschichtung von graphit |
EP1260615A1 (de) * | 2001-05-14 | 2002-11-27 | FRANZ Oberflächentechnik GmbH & Co KG | Metallbeschichtung von Graphit |
JP2011046998A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | guo-zhen Zhang | グラファイト基板前処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6215637B2 (ja) | 1987-04-08 |
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