JPS6020759B2 - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器Info
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- JPS6020759B2 JPS6020759B2 JP52012551A JP1255177A JPS6020759B2 JP S6020759 B2 JPS6020759 B2 JP S6020759B2 JP 52012551 A JP52012551 A JP 52012551A JP 1255177 A JP1255177 A JP 1255177A JP S6020759 B2 JPS6020759 B2 JP S6020759B2
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- Japan
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- key
- signal
- channel
- circuit
- block
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電子楽器に関し、特に複音の発生において単
音楽器的な歯切れのよい演奏音を発音し得るようにした
電子楽器に関するものである。
音楽器的な歯切れのよい演奏音を発音し得るようにした
電子楽器に関するものである。
近年、電子技術の急速な発達に伴なつて種々の電子楽器
が提案されている。その1つとして、例えば電圧制御型
の発振器、フィル夕、増幅器等を用いて楽音形成回路を
構成する、いわゆるシンセサィザと呼ばれるものがある
。ところで、このような楽音形成回路では常に1音しか
発音することができず、このため複数の操作鍵に対応し
て複数の楽音を同時に発生させるためには該楽音形成回
路を各鍵に対応して多数設けなければならない。しかし
ながら「 このように独立した楽音形成回路を多数設け
た場合には、ある操作鍵に対応する楽音信号が雛鍵によ
って減衰状態にあるとき、他の鍵を操作して他の楽音形
成回路から他の楽音信号を発音させて複音発生を行なう
と、前に操作されて離鍵状態にある鍵に対応した楽音の
減衰音と新たに操作された鍵に対応する楽音の立上りが
混合されて発音し、歯切れのわるい発音となってメロデ
ィ等の演奏に不向きとなる。したがって、この発明によ
る目的は、単音楽器的な歯切れの良い楽音が得られる複
音発生用の電子楽器を提供することである。
が提案されている。その1つとして、例えば電圧制御型
の発振器、フィル夕、増幅器等を用いて楽音形成回路を
構成する、いわゆるシンセサィザと呼ばれるものがある
。ところで、このような楽音形成回路では常に1音しか
発音することができず、このため複数の操作鍵に対応し
て複数の楽音を同時に発生させるためには該楽音形成回
路を各鍵に対応して多数設けなければならない。しかし
ながら「 このように独立した楽音形成回路を多数設け
た場合には、ある操作鍵に対応する楽音信号が雛鍵によ
って減衰状態にあるとき、他の鍵を操作して他の楽音形
成回路から他の楽音信号を発音させて複音発生を行なう
と、前に操作されて離鍵状態にある鍵に対応した楽音の
減衰音と新たに操作された鍵に対応する楽音の立上りが
混合されて発音し、歯切れのわるい発音となってメロデ
ィ等の演奏に不向きとなる。したがって、この発明によ
る目的は、単音楽器的な歯切れの良い楽音が得られる複
音発生用の電子楽器を提供することである。
また「 この発明による目的は、各鍵に対応して発音チ
ャンネル(楽音形成回路)を設けることなく、発音チャ
ンネル数を鍵の数よりはるかに少ない特定数として押鍵
により選択された音の発音を上記発音チャンネルのいず
れかに割当て処理するとともに、単音楽器的な歯切れの
良い演奏音が得られるように改良した電子楽器のキーア
サィナを提供することである。
ャンネル(楽音形成回路)を設けることなく、発音チャ
ンネル数を鍵の数よりはるかに少ない特定数として押鍵
により選択された音の発音を上記発音チャンネルのいず
れかに割当て処理するとともに、単音楽器的な歯切れの
良い演奏音が得られるように改良した電子楽器のキーア
サィナを提供することである。
この発明はこのような目的を達成するために、複数の各
発音チャンネルごとに鍵情報を記憶する第1の記憶手段
と、各発音チャンネルごとに手甲鍵情報を記憶する第2
の記憶手段と、新たな押鍵により押鍵情報が記憶されて
いない空チャンネルの全てに関して第1の記憶手段に新
たな鍵1青報を記憶させるとともに、空チャンネルのい
ずれかのチャンネルを新たな押鍵の割当てチャンネルと
して第2の記憶手段に押鍵情報を記憶させる第1の制御
手段と、離鍵された鍵に対応する押鍵情報の記憶を解除
する第2の制御手段と、発音チャンネルに対応して設け
られ、鍵情報に基づく音高で楽音信号を形成するととも
に、楽音信号の振幅ェンベロープを対応する押鍵情報に
基づいて制御するようにした楽音信号形成手段とを設け
たものである。
発音チャンネルごとに鍵情報を記憶する第1の記憶手段
と、各発音チャンネルごとに手甲鍵情報を記憶する第2
の記憶手段と、新たな押鍵により押鍵情報が記憶されて
いない空チャンネルの全てに関して第1の記憶手段に新
たな鍵1青報を記憶させるとともに、空チャンネルのい
ずれかのチャンネルを新たな押鍵の割当てチャンネルと
して第2の記憶手段に押鍵情報を記憶させる第1の制御
手段と、離鍵された鍵に対応する押鍵情報の記憶を解除
する第2の制御手段と、発音チャンネルに対応して設け
られ、鍵情報に基づく音高で楽音信号を形成するととも
に、楽音信号の振幅ェンベロープを対応する押鍵情報に
基づいて制御するようにした楽音信号形成手段とを設け
たものである。
またさらにこの発明は、第1のモードで対応する発音チ
ャンネルの鍵情報によって楽音信号の音高を制御させ、
第2モードで対応する発音チャンネルの押鍵情報の記憶
を解除した後に楽音信号の音高の変化を禁止制御させる
第3の制御手段と、第1、第2の各モードを選択する選
択手段とを付如したものである。
ャンネルの鍵情報によって楽音信号の音高を制御させ、
第2モードで対応する発音チャンネルの押鍵情報の記憶
を解除した後に楽音信号の音高の変化を禁止制御させる
第3の制御手段と、第1、第2の各モードを選択する選
択手段とを付如したものである。
以下、図面を用いて詳細に説明する。
第1図はこの発明による電子楽器の一実施例を示す全体
構成略示ブロック図であって、大別すると、各鍵に対応
してそれぞれ設けられたキースィタッチのうち、押鍵に
よって動作(メーク接点の場合は開成動作、ブレーク接
点の場合は開動作)したキースィッチを検出し、この検
出したキースィッチを表わす信号、すなわちキーコード
KCを発生するキーコーダ100と、キーコーダ100
かZら供給されるキーコードKCを同時発音が可能なチ
ャンネル(鍵の数よりはるかに少ない。
構成略示ブロック図であって、大別すると、各鍵に対応
してそれぞれ設けられたキースィタッチのうち、押鍵に
よって動作(メーク接点の場合は開成動作、ブレーク接
点の場合は開動作)したキースィッチを検出し、この検
出したキースィッチを表わす信号、すなわちキーコード
KCを発生するキーコーダ100と、キーコーダ100
かZら供給されるキーコードKCを同時発音が可能なチ
ャンネル(鍵の数よりはるかに少ない。
)のうちのいずれかのチャンネルに割当てる動作を実行
するチャンネルプロセッサ200とから構成されるキー
アサイナ300と、このキーアサイナ30ZOから供給
されるキーコードKCに対応した音高電圧KVを発生す
るキーコード・音高電圧変換部400と、チャンネルプ
ロセッサ200によつて各チャンネルに割当てられた動
作キースィッチの押鍵および雛鍵に対応して前記音高電
圧KVを制2御するチャンネル別音高電圧制御部500
と、チャンネル別音高電圧制御部500の各チャンネル
から供給される音高電圧KVにそれぞれ対応した楽音信
号を各チャンネル別に発生する楽音形成部600と、楽
音形成部の各出力をミキシングして2出力端701に供
給するミキシング抵抗700a〜700hと、前述した
各部に種々のタイミング信号を供給するタイミング信号
発生部800とから構成されている。キーコーダ100
1こおいては、多数のキースィ3ッチ101a〜101
nを有するキースィツチ回路102が設けられており、
このキースイツチ回路102の各キースィッチ101a
〜101nは複数のブロック(例えば各オクターブ毎の
グループ)に分けられているとともに、各ブロック内の
3キースィッチを複数のノート(例えばC,C#,D,
・・・Bの12音名の鍵)に区分し、各キースィッチ1
01a〜101nの一方の端子(可動接点)a側を各ブ
ロックの同一ノート毎に共通懐続して各ノート別に配線
N,〜Nmを引き出すとともに、他方端子(固定端子)
b側を同一ブロック毎に共通接続して各ブロック別に配
線B〜BIを引き出している。
するチャンネルプロセッサ200とから構成されるキー
アサイナ300と、このキーアサイナ30ZOから供給
されるキーコードKCに対応した音高電圧KVを発生す
るキーコード・音高電圧変換部400と、チャンネルプ
ロセッサ200によつて各チャンネルに割当てられた動
作キースィッチの押鍵および雛鍵に対応して前記音高電
圧KVを制2御するチャンネル別音高電圧制御部500
と、チャンネル別音高電圧制御部500の各チャンネル
から供給される音高電圧KVにそれぞれ対応した楽音信
号を各チャンネル別に発生する楽音形成部600と、楽
音形成部の各出力をミキシングして2出力端701に供
給するミキシング抵抗700a〜700hと、前述した
各部に種々のタイミング信号を供給するタイミング信号
発生部800とから構成されている。キーコーダ100
1こおいては、多数のキースィ3ッチ101a〜101
nを有するキースィツチ回路102が設けられており、
このキースイツチ回路102の各キースィッチ101a
〜101nは複数のブロック(例えば各オクターブ毎の
グループ)に分けられているとともに、各ブロック内の
3キースィッチを複数のノート(例えばC,C#,D,
・・・Bの12音名の鍵)に区分し、各キースィッチ1
01a〜101nの一方の端子(可動接点)a側を各ブ
ロックの同一ノート毎に共通懐続して各ノート別に配線
N,〜Nmを引き出すとともに、他方端子(固定端子)
b側を同一ブロック毎に共通接続して各ブロック別に配
線B〜BIを引き出している。
したがって、このキースイツチ回路102は、ブロック
配線B〜B’を「行」とし、ノート配線N,〜Nmを「
列」としたマトリクス(行列配線)の各交点部分の行列
間に各キースィッチ101a〜101nがそれぞれ接続
されていることになる。この結果、キースイッチ回路1
02から引き出されている全配線数、つまりブロック配
線B〜BIとノート配線N,〜Nmの総合計配線数は全
キースィツチ101a〜101nの数に比べてはるかに
少ないものとなっている。例えば全キースィッチ101
a〜101nの数が「1×m」個であるとすると、この
場合、キースイツチ回路102から引き出される全配線
数はノート数m十ブロック数1であり、その数は「m十
1」本となる。このように構成されたキースィッチ回路
102の各キースィッチ101a〜101nは、ノート
配線N,〜Nmを介してノート検出回路103に接続さ
れており、またブロック配線B〜BIを介してブロック
検出回路104に接続されている。この場合、全キース
イツチ101a〜101n中のすべての動作キースィッ
チの検出は、数種類の検出動作状態(以下、単にステー
トという)を順次実行することによって検出動作が完了
するようになっている。その第1ステート(ST,)は
、ノート検出回路103からノート配線N,〜Nmを介
してすべてのキースイツチ101a〜101nの可動接
点側aに信号を印加し、動作中のキースィッチのみの固
定援点側bを通して当該動作中のキースィッチが属する
ブロックのブロック配線B〜BIに前記印加信号を導き
出し、この導き出された信号をブロック検出回路104
に供給して記0億する。これにより、どのブロックに動
作中(オンされている)のキースィツチ(1個あるいは
複数個)が存在するかが検出される。なお、この第1ス
テートにおけるブロック検出回路104の記憶タイミン
グは、タイミング信号発生部80川こタ同期して作動し
ている状態制御回路105から供給される第1ステート
信号によって決定される。そして、ブロック検出回路1
04の記憶動作が完了すると、状態制御回路105はこ
れを検出して第2ステートの制御を行なう。0 次に、
第2ステート(SL)においては、ブロック検出回路1
04に記憶されたブロック(1ブロックあるいは複数ブ
ロック)のうち、あらかじめ定められた優先順位にした
がって1ブロックを抽出し、ブロック検出回路104か
ら抽出されたフ。
配線B〜B’を「行」とし、ノート配線N,〜Nmを「
列」としたマトリクス(行列配線)の各交点部分の行列
間に各キースィッチ101a〜101nがそれぞれ接続
されていることになる。この結果、キースイッチ回路1
02から引き出されている全配線数、つまりブロック配
線B〜BIとノート配線N,〜Nmの総合計配線数は全
キースィツチ101a〜101nの数に比べてはるかに
少ないものとなっている。例えば全キースィッチ101
a〜101nの数が「1×m」個であるとすると、この
場合、キースイツチ回路102から引き出される全配線
数はノート数m十ブロック数1であり、その数は「m十
1」本となる。このように構成されたキースィッチ回路
102の各キースィッチ101a〜101nは、ノート
配線N,〜Nmを介してノート検出回路103に接続さ
れており、またブロック配線B〜BIを介してブロック
検出回路104に接続されている。この場合、全キース
イツチ101a〜101n中のすべての動作キースィッ
チの検出は、数種類の検出動作状態(以下、単にステー
トという)を順次実行することによって検出動作が完了
するようになっている。その第1ステート(ST,)は
、ノート検出回路103からノート配線N,〜Nmを介
してすべてのキースイツチ101a〜101nの可動接
点側aに信号を印加し、動作中のキースィッチのみの固
定援点側bを通して当該動作中のキースィッチが属する
ブロックのブロック配線B〜BIに前記印加信号を導き
出し、この導き出された信号をブロック検出回路104
に供給して記0億する。これにより、どのブロックに動
作中(オンされている)のキースィツチ(1個あるいは
複数個)が存在するかが検出される。なお、この第1ス
テートにおけるブロック検出回路104の記憶タイミン
グは、タイミング信号発生部80川こタ同期して作動し
ている状態制御回路105から供給される第1ステート
信号によって決定される。そして、ブロック検出回路1
04の記憶動作が完了すると、状態制御回路105はこ
れを検出して第2ステートの制御を行なう。0 次に、
第2ステート(SL)においては、ブロック検出回路1
04に記憶されたブロック(1ブロックあるいは複数ブ
ロック)のうち、あらかじめ定められた優先順位にした
がって1ブロックを抽出し、ブロック検出回路104か
ら抽出されたフ。
ックに対応するブロック配線B〜BIを介して当該ブロ
ックに含まれる各キースィッチの固定援点b側に信号を
印加し、これによって当該ブロック内の各ノートのキー
スィッチの可動接点a側のノート配線N,〜Nmから該
信号を導き出してノート検出回路103に記憶させる。
このようにすれば、動作中のキースィッチ101a〜1
01nに対応するノート配線N.〜Nmのみにブロック
検出回路103からの信号が伝達されることになり、こ
の信号をノート検出回路103に記憶させることによっ
て、抽出されたブロックにおける動作中のキースィッチ
(1個あるいは複数個)のノートが検出されることにな
る。また、フロック検出回路104において抽出された
ブロック信号は、該フロックを表わす複数ビット(この
場合は3ビット)のブロックコード信号(以下、ブロツ
クコ−ドBCという)に変換してサンプルホールド回路
106に供給して記憶させる。なお、この第2ステート
におけるブロック検出回路104の1ブロック抽出タイ
ミングおよびノート検出回路103における記憶タイミ
ングは、前述した第1ステートの場合と同様に、状態制
御回路105から供給される第2ステ−ト信号によって
決定されている。そして、ノート検出回路103の記憶
動作が完了すると、状態制御回路105はこれを検出し
2て第3ステートの制御を行なう。次に第3ステート(
ST3)は、前記第2ステートに続く動作状態であり、
前記第2ステートにおいてノート検出回路103に記憶
されたノート(1個あるいは複数個)をシステムクロッ
クに同3期し、かつあらかじめ定められた優先順位にし
たがって順次抽出し、この抽出したノート信号を該ノー
トを表わす複数ビット(この場合は4ビット)のノート
コード信号(以下、ノートコードNCという)に変換し
てサンプルホールド回路1 306に順次供給する。
ックに含まれる各キースィッチの固定援点b側に信号を
印加し、これによって当該ブロック内の各ノートのキー
スィッチの可動接点a側のノート配線N,〜Nmから該
信号を導き出してノート検出回路103に記憶させる。
このようにすれば、動作中のキースィッチ101a〜1
01nに対応するノート配線N.〜Nmのみにブロック
検出回路103からの信号が伝達されることになり、こ
の信号をノート検出回路103に記憶させることによっ
て、抽出されたブロックにおける動作中のキースィッチ
(1個あるいは複数個)のノートが検出されることにな
る。また、フロック検出回路104において抽出された
ブロック信号は、該フロックを表わす複数ビット(この
場合は3ビット)のブロックコード信号(以下、ブロツ
クコ−ドBCという)に変換してサンプルホールド回路
106に供給して記憶させる。なお、この第2ステート
におけるブロック検出回路104の1ブロック抽出タイ
ミングおよびノート検出回路103における記憶タイミ
ングは、前述した第1ステートの場合と同様に、状態制
御回路105から供給される第2ステ−ト信号によって
決定されている。そして、ノート検出回路103の記憶
動作が完了すると、状態制御回路105はこれを検出し
2て第3ステートの制御を行なう。次に第3ステート(
ST3)は、前記第2ステートに続く動作状態であり、
前記第2ステートにおいてノート検出回路103に記憶
されたノート(1個あるいは複数個)をシステムクロッ
クに同3期し、かつあらかじめ定められた優先順位にし
たがって順次抽出し、この抽出したノート信号を該ノー
トを表わす複数ビット(この場合は4ビット)のノート
コード信号(以下、ノートコードNCという)に変換し
てサンプルホールド回路1 306に順次供給する。
この第3ステ−トは、ノート検出回路103に記憶され
ているノートに関してのみ実行されるものであるために
、時間的な無駄は一切生じない。例えばノート検出回路
103に3種類のノートが記憶されていると、あるブロ
チックに関する第3ステートは3クロック時間で終了す
る。そして、ノート検出回路103に記憶されているノ
ートコード信号がすべて読み出されると、状態制御回路
105がこれを検出して次のステートに制御する。この
場合、ブロック検出回路104にまだブロック信号の記
憶が存在する場合には前記第2ステートおよび第3ステ
ートの制御にもどり、これらのステートを前記同様に実
行す夕 る。またブロック検出回路104にブロック信
号の記憶が存在しない場合にはキースィッチ回路102
のブロック配線B〜BIに残されている電荷(配線の浮
遊容量または各配線にそれぞれ接続された微少コンデン
サに充電された電荷)をすべて0放電させてリセットし
た後に再び前記第1ステートに移行する。一方、サンプ
ルホールド回路106は、第2ステートの状態において
ブロック検出回路104から供給されるブロックコ−ド
BCを記憶保持して夕おり、ノート検出回路103から
供給される/一トコードNCと同期ごせて出力する。
ているノートに関してのみ実行されるものであるために
、時間的な無駄は一切生じない。例えばノート検出回路
103に3種類のノートが記憶されていると、あるブロ
チックに関する第3ステートは3クロック時間で終了す
る。そして、ノート検出回路103に記憶されているノ
ートコード信号がすべて読み出されると、状態制御回路
105がこれを検出して次のステートに制御する。この
場合、ブロック検出回路104にまだブロック信号の記
憶が存在する場合には前記第2ステートおよび第3ステ
ートの制御にもどり、これらのステートを前記同様に実
行す夕 る。またブロック検出回路104にブロック信
号の記憶が存在しない場合にはキースィッチ回路102
のブロック配線B〜BIに残されている電荷(配線の浮
遊容量または各配線にそれぞれ接続された微少コンデン
サに充電された電荷)をすべて0放電させてリセットし
た後に再び前記第1ステートに移行する。一方、サンプ
ルホールド回路106は、第2ステートの状態において
ブロック検出回路104から供給されるブロックコ−ド
BCを記憶保持して夕おり、ノート検出回路103から
供給される/一トコードNCと同期ごせて出力する。
したがって、サンプルホールド回路106からは、ブロ
ックコードBCとノートコードNCが組合された7ビッ
ト構成によるキーコードKCが送り出されるこ0とにな
り、このキーコードKCによって動作キースィッチを容
易に識別することができる。このようにして、全動作キ
ースィッチの検出が終了するまでには、第1ステート(
ST,)→第2ステート(SL)→第3ステート(SL
)・・・と夕し、うようにステップするが、ブロック検
出回路104に最初に記憶したすべてのブロックに関す
るブロックコードBCを送出しかつ最後のブロックにお
ける動作キースィッチのノートに関するノ−トコードN
Cを送出し終えると、フロック検出回路104およびノ
ート検出回路103の記憶がすべて抽出されて全くなく
なるために、これによって第4ステート(St)、すな
わち待期状態となる。
ックコードBCとノートコードNCが組合された7ビッ
ト構成によるキーコードKCが送り出されるこ0とにな
り、このキーコードKCによって動作キースィッチを容
易に識別することができる。このようにして、全動作キ
ースィッチの検出が終了するまでには、第1ステート(
ST,)→第2ステート(SL)→第3ステート(SL
)・・・と夕し、うようにステップするが、ブロック検
出回路104に最初に記憶したすべてのブロックに関す
るブロックコードBCを送出しかつ最後のブロックにお
ける動作キースィッチのノートに関するノ−トコードN
Cを送出し終えると、フロック検出回路104およびノ
ート検出回路103の記憶がすべて抽出されて全くなく
なるために、これによって第4ステート(St)、すな
わち待期状態となる。
そして、キースィッチ回路102、ノ−ト検出回路10
3およびブロック検出回路104の動作がすべてリセッ
トされたことを確認すると再び第1ステート(ST,)
にもどり、以後は前述したように第2ステート(SL)
、第3ステート(SL)の状態を繰返して第4ステート
(STo)、つまり待期状態に達することにより、全キ
ースィッチの検出動作が1通り繰返される。キーコーダ
100のサンプルホールド回路106から送り出される
キーコードKCは、チャンネルプロセッサ200‘こ供
給され、ここにおいて楽音信号を形成するチャンネルが
割当てられる。
3およびブロック検出回路104の動作がすべてリセッ
トされたことを確認すると再び第1ステート(ST,)
にもどり、以後は前述したように第2ステート(SL)
、第3ステート(SL)の状態を繰返して第4ステート
(STo)、つまり待期状態に達することにより、全キ
ースィッチの検出動作が1通り繰返される。キーコーダ
100のサンプルホールド回路106から送り出される
キーコードKCは、チャンネルプロセッサ200‘こ供
給され、ここにおいて楽音信号を形成するチャンネルが
割当てられる。
この場合、サンプルホールド回路106から送り出され
るキーコードKCは一定期間保持されており、この保持
時間はチャンネルプロセッサ200において1つの割当
て処理が実行される動作時間に対応している。
夕次に、チャンネルプロセッサ2
00は、キーコードメモリ201と、キーオン・オフ検
出回路202と、トランケート回路203および押鍵状
態メモリ204とによって構成されている。キーコード
メモリ201は同時発音可能なチャZンネル数に対応す
る特定数の記憶回路を備えており、この記憶回路は循環
型シフトレジスタで構成すると好都合である。
るキーコードKCは一定期間保持されており、この保持
時間はチャンネルプロセッサ200において1つの割当
て処理が実行される動作時間に対応している。
夕次に、チャンネルプロセッサ2
00は、キーコードメモリ201と、キーオン・オフ検
出回路202と、トランケート回路203および押鍵状
態メモリ204とによって構成されている。キーコード
メモリ201は同時発音可能なチャZンネル数に対応す
る特定数の記憶回路を備えており、この記憶回路は循環
型シフトレジスタで構成すると好都合である。
この場合、チャンネル数がA、キーコードKCのビット
数がBであるとすると、B個の記憶単位を有するAステ
ージ(1ステJージ=Bビット)のシフトレジスタが用
いられ、記憶された(既に割当てられた)キーコードK
Cはクロツクパルスによって順次シフトして時分割的に
送り出されて楽音波形発生のための制御信号として利用
されるとともに、このシフトレジスタ2の入力側に帰還
されて循環するようになっている。キーオン・オフ検出
回路202は、キーコーダ100から供給される入力キ
ーコードKCとキーコードメモリ201から順次時分割
的に送り出さ2れる全記憶キーコードKCとを比較し、
一致した場合には入力キーコードKCと同一のキーコー
ドKCがあるチャンネルにすでに割当てられているもの
としてキーコードメモリ201への記憶を阻止し、つま
りチャンネルの割当てを中止する。
数がBであるとすると、B個の記憶単位を有するAステ
ージ(1ステJージ=Bビット)のシフトレジスタが用
いられ、記憶された(既に割当てられた)キーコードK
Cはクロツクパルスによって順次シフトして時分割的に
送り出されて楽音波形発生のための制御信号として利用
されるとともに、このシフトレジスタ2の入力側に帰還
されて循環するようになっている。キーオン・オフ検出
回路202は、キーコーダ100から供給される入力キ
ーコードKCとキーコードメモリ201から順次時分割
的に送り出さ2れる全記憶キーコードKCとを比較し、
一致した場合には入力キーコードKCと同一のキーコー
ドKCがあるチャンネルにすでに割当てられているもの
としてキーコードメモリ201への記憶を阻止し、つま
りチャンネルの割当てを中止する。
ま3た、上述した比較結果が不一致の場合には、新たな
キーが操作されたものであるから、この入力キーコード
KCをキーコードメモリ201の空いているチャンネル
のすべてに記憶させる。更に、上述した比較結果が不一
致でかつ全チャンネルに他3のキーコードKCが既に割
当てられている場合には、トランケート回路203によ
ってすでに雛鍵されている音で最も減衰が進んでいる音
が割当てられているチャンネルを検出し、このチャンネ
ルに記憶されているキーコードKCを入力キーコーチド
KCに強制的に書き変えるように制御する。また、この
キーオン・オフ検出回路202は、各チャンネルへの入
力キーコードKCの割当て状態をその都渡押鍵状態メモ
リ204に供給して記憶させ、その読み出し出力によっ
て後述する各チャンネルの発音動作制御を行なわせると
ともに、離鍵を検出して押鍵状態メモリ204の対応す
るチャンネルの記憶内容を変更し「そのチャンネルの発
音を所定の条件に従いながら、つまり徐々に減衰させる
等の制御を行ないながら発音を終了させる。以後の動作
においては、押鍵状態メモリ204に記憶された内容か
ら空チャンネルを選択し、キーコードメモリ201の対
応するチャンネルのステージに入力キーコードKCを記
憶する。なお、キーコードメモリ201と押鍵状態メモ
リ204は互いに同期した状態で各チャンネルに対応し
た部分が時分割的に選択されて信号の記憶が行なわれる
ようになっている。次に、キーコード音高電圧発生部4
00は、サンプリング回路401と、サンプリング周期
を制御するサンプリング制御回路402と、デジタルァ
ナ。
キーが操作されたものであるから、この入力キーコード
KCをキーコードメモリ201の空いているチャンネル
のすべてに記憶させる。更に、上述した比較結果が不一
致でかつ全チャンネルに他3のキーコードKCが既に割
当てられている場合には、トランケート回路203によ
ってすでに雛鍵されている音で最も減衰が進んでいる音
が割当てられているチャンネルを検出し、このチャンネ
ルに記憶されているキーコードKCを入力キーコーチド
KCに強制的に書き変えるように制御する。また、この
キーオン・オフ検出回路202は、各チャンネルへの入
力キーコードKCの割当て状態をその都渡押鍵状態メモ
リ204に供給して記憶させ、その読み出し出力によっ
て後述する各チャンネルの発音動作制御を行なわせると
ともに、離鍵を検出して押鍵状態メモリ204の対応す
るチャンネルの記憶内容を変更し「そのチャンネルの発
音を所定の条件に従いながら、つまり徐々に減衰させる
等の制御を行ないながら発音を終了させる。以後の動作
においては、押鍵状態メモリ204に記憶された内容か
ら空チャンネルを選択し、キーコードメモリ201の対
応するチャンネルのステージに入力キーコードKCを記
憶する。なお、キーコードメモリ201と押鍵状態メモ
リ204は互いに同期した状態で各チャンネルに対応し
た部分が時分割的に選択されて信号の記憶が行なわれる
ようになっている。次に、キーコード音高電圧発生部4
00は、サンプリング回路401と、サンプリング周期
を制御するサンプリング制御回路402と、デジタルァ
ナ。
グー変換回路403とによって構成されている。そして
、このキーコード音高電圧発生部400は、キーアサィ
ナ300から供給されるキーコードKCをサンプリング
回路401においてサンプリングし、このサンプリング
したキーコードKC′をデジタル・アナログ変換回路4
03に供給する。この場合、サンプリング回路401は
サンプリング制御回路402の出力によってサンプリン
グ周期が決定されており、その周期はキーコードメモリ
302の内容をシフトするためのクロックをチャンネル
数よりも1個多くカウントした時間となっている。した
がって、サンプリング回路401は、キーコードメモリ
201のシフトがほぼ一巡する毎に、順次異なるチャン
ネルに対応したキーコードKCをサンプリングするとと
もに、このサンプリングしたキーコードKC′を次のサ
ンプリング時まで出力し続けることになり、これによっ
て減速サンプリングを行なっている。これは、前述した
キーコーダ100およびチャンネルプロセッサ200が
キースイツチ101a〜101nの状態(押鍵状態およ
び雛鍵状態)の検出およびチャンネルへの割当てを迅速
に行なう必要が0あるのに対し、音高電圧を扱う部分は
並列処理を行なっているために高速動作を必要としない
のと、アナログ信号の音高電圧を高速で扱うと動作が追
従しない。すなわち回路系および配線系における微少静
電容量によって波形がなまり、これによってキーコード
KC‘こ一致した正確な楽音が得られなくなる。このよ
うな種々の理由によってキーコードKCの減速サンプリ
ングを行ない、減速サンプリングされたキーコードK〇
を形成する。サンプリング回路401の出力側に接続さ
れたデジタル・ァナ。グ変換回路403が上述したキー
コードKC′を対応する音高電圧KVに変換する部分で
ある。このデジタル・アナログ変換回路403は、前述
したようにサンプリング回路401で減速サンプリング
されたキーコードKC′を入力とZし、このキーコード
K〇をブロックコードBCとノートコードNC′に分け
てそれぞれをデコードする。そして、ブロックコードB
Cのデコードされた出力によって抵抗分圧回路から該ブ
ロックに対応する電圧信号を取り出し、この取り出した
電圧Z信号をノートコードNCをデコードした出力によ
って該ノートに対応してさらに分圧することにより当該
キーコードKC′に対応した音高電圧KVを発生する。
この音高電圧KVは、サンプリング制御回路402から
供給される制御信号によって、サンプリング回路401
の各サンプリングされたキーコードKC′が割当てられ
たチャンネルと同一のチャンネルに分配される。この場
合、各チャンネルへの音高電圧KVの分配動作は、前述
した押鍵状態メモリ204と同期して作動しており、選
択されるチャンネルも一致している。次に、チャンネル
別音高電圧制御部500は、各チャンネル別にそれぞれ
独立して設けられた音高電圧制御回路501a〜501
hによって構成されている。
、このキーコード音高電圧発生部400は、キーアサィ
ナ300から供給されるキーコードKCをサンプリング
回路401においてサンプリングし、このサンプリング
したキーコードKC′をデジタル・アナログ変換回路4
03に供給する。この場合、サンプリング回路401は
サンプリング制御回路402の出力によってサンプリン
グ周期が決定されており、その周期はキーコードメモリ
302の内容をシフトするためのクロックをチャンネル
数よりも1個多くカウントした時間となっている。した
がって、サンプリング回路401は、キーコードメモリ
201のシフトがほぼ一巡する毎に、順次異なるチャン
ネルに対応したキーコードKCをサンプリングするとと
もに、このサンプリングしたキーコードKC′を次のサ
ンプリング時まで出力し続けることになり、これによっ
て減速サンプリングを行なっている。これは、前述した
キーコーダ100およびチャンネルプロセッサ200が
キースイツチ101a〜101nの状態(押鍵状態およ
び雛鍵状態)の検出およびチャンネルへの割当てを迅速
に行なう必要が0あるのに対し、音高電圧を扱う部分は
並列処理を行なっているために高速動作を必要としない
のと、アナログ信号の音高電圧を高速で扱うと動作が追
従しない。すなわち回路系および配線系における微少静
電容量によって波形がなまり、これによってキーコード
KC‘こ一致した正確な楽音が得られなくなる。このよ
うな種々の理由によってキーコードKCの減速サンプリ
ングを行ない、減速サンプリングされたキーコードK〇
を形成する。サンプリング回路401の出力側に接続さ
れたデジタル・ァナ。グ変換回路403が上述したキー
コードKC′を対応する音高電圧KVに変換する部分で
ある。このデジタル・アナログ変換回路403は、前述
したようにサンプリング回路401で減速サンプリング
されたキーコードKC′を入力とZし、このキーコード
K〇をブロックコードBCとノートコードNC′に分け
てそれぞれをデコードする。そして、ブロックコードB
Cのデコードされた出力によって抵抗分圧回路から該ブ
ロックに対応する電圧信号を取り出し、この取り出した
電圧Z信号をノートコードNCをデコードした出力によ
って該ノートに対応してさらに分圧することにより当該
キーコードKC′に対応した音高電圧KVを発生する。
この音高電圧KVは、サンプリング制御回路402から
供給される制御信号によって、サンプリング回路401
の各サンプリングされたキーコードKC′が割当てられ
たチャンネルと同一のチャンネルに分配される。この場
合、各チャンネルへの音高電圧KVの分配動作は、前述
した押鍵状態メモリ204と同期して作動しており、選
択されるチャンネルも一致している。次に、チャンネル
別音高電圧制御部500は、各チャンネル別にそれぞれ
独立して設けられた音高電圧制御回路501a〜501
hによって構成されている。
この音高電圧制御回路501a〜5301hは、前記デ
ジタル・アナログ変換回路403から供給される音高電
圧KVを各チャンネル別に入力し、かつ押鍵状態メモリ
204から供給されるキーオン信号によってゲート回路
を開くことにより音高電圧KVをコンデンサに記憶し、
この3コンデンサの端子電圧を後述する楽音形成部60
川こ送出するように構成されている。また、このチャン
ネル別音高電圧制御部50川こは、後述詳記する単音、
複音の発生を切替える切替スイッチが設けられている。
4楽音形成部60川ま各チャ
ンネル別に設けられた楽音形成回路601a〜601h
を有している。この楽音形成回路601a〜601Mま
、この実施例においては図示しない電圧制御型可変周波
数発振器(以下VCOと称する。)電圧制御型可変フィ
ル夕(以下VCFと称する。)および電圧制御型可変利
得増幅器(以下VCAと称する。)と、前記各部(VC
○,VCF,VCA)の制御タイミングおよび制御量を
プログラムするェンベロープジエネレータ(EG)とか
らなる、いわゆるシンセサィザ方式で構成されており、
音高電圧制御回路501a〜501hから音高電圧KV
′が供給されると、VCOが入力音高電圧KV′に対応
した周波数の発振を行なう。この発振出力はVCFおよ
びVCAを介して楽音信号として送出され、ミキシング
用の抵抗700a〜700hにおいて他のチャンネルを
担当する楽音形成回路から送出される楽音信号と混合さ
れた後に出力端子701を介して図示しないスピーカに
供給されるようになっている。
ジタル・アナログ変換回路403から供給される音高電
圧KVを各チャンネル別に入力し、かつ押鍵状態メモリ
204から供給されるキーオン信号によってゲート回路
を開くことにより音高電圧KVをコンデンサに記憶し、
この3コンデンサの端子電圧を後述する楽音形成部60
川こ送出するように構成されている。また、このチャン
ネル別音高電圧制御部50川こは、後述詳記する単音、
複音の発生を切替える切替スイッチが設けられている。
4楽音形成部60川ま各チャ
ンネル別に設けられた楽音形成回路601a〜601h
を有している。この楽音形成回路601a〜601Mま
、この実施例においては図示しない電圧制御型可変周波
数発振器(以下VCOと称する。)電圧制御型可変フィ
ル夕(以下VCFと称する。)および電圧制御型可変利
得増幅器(以下VCAと称する。)と、前記各部(VC
○,VCF,VCA)の制御タイミングおよび制御量を
プログラムするェンベロープジエネレータ(EG)とか
らなる、いわゆるシンセサィザ方式で構成されており、
音高電圧制御回路501a〜501hから音高電圧KV
′が供給されると、VCOが入力音高電圧KV′に対応
した周波数の発振を行なう。この発振出力はVCFおよ
びVCAを介して楽音信号として送出され、ミキシング
用の抵抗700a〜700hにおいて他のチャンネルを
担当する楽音形成回路から送出される楽音信号と混合さ
れた後に出力端子701を介して図示しないスピーカに
供給されるようになっている。
この場合、VC○,VCFおよびVCAをエンベロープ
ジエネレータ(EG)から発生する制御波形信号で制御
することにより、この制御波形信号にしたがってVCO
では発振周波数が微少に変化し、またVCFではその周
波数特性が変化して自然性、音楽性豊かな楽音信号を形
成し、更にVCAでは制御波形にしたがって楽音ェンベ
ロープを制御する。このェンベロープジェネレータ(E
C)は、電子楽器の図示しない操作パネルに設けられて
いる調整レバーの制御下におかれており、その制御開始
タイミングは、押鍵状態メモリ204から供給されるキ
ーオン信号によって行なわれている。タイミング信号発
生部80川ま、図示しない基準発振器から供給される基
準クロツク信号(システムクロツク)をカウントして種
々の同期信号を作り、この同期信号を上述した各部に供
給して全体としての動作上の同期を得ている。
ジエネレータ(EG)から発生する制御波形信号で制御
することにより、この制御波形信号にしたがってVCO
では発振周波数が微少に変化し、またVCFではその周
波数特性が変化して自然性、音楽性豊かな楽音信号を形
成し、更にVCAでは制御波形にしたがって楽音ェンベ
ロープを制御する。このェンベロープジェネレータ(E
C)は、電子楽器の図示しない操作パネルに設けられて
いる調整レバーの制御下におかれており、その制御開始
タイミングは、押鍵状態メモリ204から供給されるキ
ーオン信号によって行なわれている。タイミング信号発
生部80川ま、図示しない基準発振器から供給される基
準クロツク信号(システムクロツク)をカウントして種
々の同期信号を作り、この同期信号を上述した各部に供
給して全体としての動作上の同期を得ている。
以上の説明が、この発明による電子楽器の一実施例を示
す全体構成略示ブロック図(第1図)に対する要部構成
とその動作の説明である。
す全体構成略示ブロック図(第1図)に対する要部構成
とその動作の説明である。
以下、この発明によるキーアサィナを具体化回路で表わ
した図面およびその動作波形図を用いてその構成および
動作を詳細に説明する。なお、具体化された回路の説明
に入る前に、回路中における記号の特殊使用について説
明する。
した図面およびその動作波形図を用いてその構成および
動作を詳細に説明する。なお、具体化された回路の説明
に入る前に、回路中における記号の特殊使用について説
明する。
第2図a〜fは使用記号の一例を示すものであって、第
2図aはィンバー夕、同図b,cはアンドゲート、同図
d,eはオアゲート、同図fは遅延フリップフロッブを
それぞれ表わしている。この場合、上記アソドゲートあ
るいはオアゲートにおいて、入力数が少ない場合には向
図b,dに示すような通常の表示図法を採用し、入力数
が多い場合には、同図c,eに示す特殊な図法を採用す
づる。同図c,eにおいては、回路の入力側に1本の入
力線を描き、複数の信号線をこの入力線に交差させ、同
回路に入力されるべき信号の信号線と入力線との交叉点
を丸印で囲むようにしている。したがって、同図cの例
の場合、論理式はQ=JOA・B・Dとなり、同図eの
例の場合における論理式はQ=A+B十Cとなる。第3
図は、第1図に示すタイミング発生部800の要部を示
す具体的な回路図であり、この電子楽器における動作の
基準となる制御信号を発生すZる部分である。
2図aはィンバー夕、同図b,cはアンドゲート、同図
d,eはオアゲート、同図fは遅延フリップフロッブを
それぞれ表わしている。この場合、上記アソドゲートあ
るいはオアゲートにおいて、入力数が少ない場合には向
図b,dに示すような通常の表示図法を採用し、入力数
が多い場合には、同図c,eに示す特殊な図法を採用す
づる。同図c,eにおいては、回路の入力側に1本の入
力線を描き、複数の信号線をこの入力線に交差させ、同
回路に入力されるべき信号の信号線と入力線との交叉点
を丸印で囲むようにしている。したがって、同図cの例
の場合、論理式はQ=JOA・B・Dとなり、同図eの
例の場合における論理式はQ=A+B十Cとなる。第3
図は、第1図に示すタイミング発生部800の要部を示
す具体的な回路図であり、この電子楽器における動作の
基準となる制御信号を発生すZる部分である。
したがって、まずこのタイミング発生部800を最初に
説明する。このタイミング発生部800は、カスケード
接続された4個のフリップフロップで構成される4ビッ
トのカウンタ801と、チャンネル数に一致するビット
(この2実施例においては、以下8チャンネル構成の回
路として説明する。)を有するシフトレジスタ802と
からなる。カウンタ801は図示しない基準発振器の出
力パルスめを2分周した出力パルス◇,,ぐ2のうち、
第4図aに示すクロックパルス20,を入力としてカウ
ントする。このクロツクパルス◇,のパルス間隔は例え
ば1仏sの極めて高速パルスとなっており、このパルス
間隔を以下『チャンネル時間』と称することにする。こ
の電子楽器における同時発音数を8音とすると全チャ3
ンネル数は8チャンネルであり、クロツクパルス◇,に
よって順次区切られる1仏s幅のタイムスロットは、第
1チャンネル〜第8チャンネルに順次対応して駆動され
る。これは、前述したチャンネルプロセッサ200にお
いて、複数の楽音を同時に発音可能とするために各種の
記憶回路や論理回路を時分割的に共用させて、ダイナミ
ック論理的に構成しているためである。また、上述した
チャンネル時間は、第4図bに示すように各タイムスロ
ットを順に第1チャンネル時間〜第8チャンネル時間と
すると、各チャンネル時間は8チャンネル時間毎に循環
して発生されることになる。つまり、カウンタ801の
入力端子にクロックパルス◇,が図示しない発振器から
供給されると、このカウンタ801はクロツク信号■,
を順次カウントし、このカウント結果を並列4ビット構
成によるバイナリーデシマルコード出力とし出力される
。この出力のうち、最上位のフリップフ。ップの出力は
、ィンバータ803dを介して第4図cに示すように第
1チャンネル時間〜第8チャンネル時間の範囲にわたっ
て出力を・送出するパルスS,〜S8として取り出され
る。また、最上位のフリップフロップからは、そのまま
の状態で第4図dに示すようにパルスS,〜S8を反転
した状態のパルスS9〜S.6が取り出されている。ま
た、カウンタ801から出力される並列4ビット出力信
号は、アンドゲート804において一致を求めることに
よってフルカゥント状態が検出され、このフルカゥント
時における出力を第4図eに示すようにパルスS,6と
して取り出し、またこのパルスS.6をインバータ80
5を介して取り出すことによって第4図fに示すように
パルスS,6を得ている。つまり、このパルスS,6は
チャンネルプロセッサ2001こおける一回の割当て処
理動作時間毎(16山s)に発生されるものであり、各
チャンネル時間が2循環する時間を必要としている。こ
れはチャンネルプロセッサ200が、始めの8チャンネ
ル時間で入力キーコードKCとすでに割当て処理がタ完
了している記憶キーコードKCとの比較を行ない、続く
8チャンネル時間で書き込み処理を行なっているためで
あり、上述した第4図c,dに示すパルスS,〜S8と
パルスS9〜S.6は前半の8チャンネル時間と後半の
8チャンネル時間を分離してひいる。また、アンドゲー
ト806はカウン夕801から出力される並列4ビット
出力の内の第1〜第3出力の一致をアンドゲート806
において求めることにより、第4図gに示すように第8
チャンネル時間に出力を発生するパルスS8,S.6を
得夕ている。このアンドゲート806から送出される/
VレスS8,S,6は8ビットのシフトレジスタ802
に供給されて順次シフトアップされ、各ビットの出力端
からは第4図j〜Qに示すように第1〜第8チャンネル
時間を順次サンプリングした状態oのパルスBT,〜B
T8が得られる。したがって、シフトレジスタ802の
各ビット出力は第1〜第8チャンネル時間に対応したタ
イミング信号をパラレルに取り出していることになる。
更に、シフトレジスタ802の第1〜第7ビット出力は
、オアゲート807を介して取り出しており、アンドゲ
ート808においてこのオアゲート807の出力とカウ
ンタ801の最上位ビット出力との一致を求めることに
よって、第4図Mこ示すクロックパルス◇^を得ている
。また、アンドゲート809はオアゲート807の出力
をインバータ803dの出力との一致を求めることによ
って第4図iに示すクロックパルス?Bを得ている。こ
のようなパルス信号およびクロックパルスをタイミング
信号として各部の動作が実行されている。
説明する。このタイミング発生部800は、カスケード
接続された4個のフリップフロップで構成される4ビッ
トのカウンタ801と、チャンネル数に一致するビット
(この2実施例においては、以下8チャンネル構成の回
路として説明する。)を有するシフトレジスタ802と
からなる。カウンタ801は図示しない基準発振器の出
力パルスめを2分周した出力パルス◇,,ぐ2のうち、
第4図aに示すクロックパルス20,を入力としてカウ
ントする。このクロツクパルス◇,のパルス間隔は例え
ば1仏sの極めて高速パルスとなっており、このパルス
間隔を以下『チャンネル時間』と称することにする。こ
の電子楽器における同時発音数を8音とすると全チャ3
ンネル数は8チャンネルであり、クロツクパルス◇,に
よって順次区切られる1仏s幅のタイムスロットは、第
1チャンネル〜第8チャンネルに順次対応して駆動され
る。これは、前述したチャンネルプロセッサ200にお
いて、複数の楽音を同時に発音可能とするために各種の
記憶回路や論理回路を時分割的に共用させて、ダイナミ
ック論理的に構成しているためである。また、上述した
チャンネル時間は、第4図bに示すように各タイムスロ
ットを順に第1チャンネル時間〜第8チャンネル時間と
すると、各チャンネル時間は8チャンネル時間毎に循環
して発生されることになる。つまり、カウンタ801の
入力端子にクロックパルス◇,が図示しない発振器から
供給されると、このカウンタ801はクロツク信号■,
を順次カウントし、このカウント結果を並列4ビット構
成によるバイナリーデシマルコード出力とし出力される
。この出力のうち、最上位のフリップフ。ップの出力は
、ィンバータ803dを介して第4図cに示すように第
1チャンネル時間〜第8チャンネル時間の範囲にわたっ
て出力を・送出するパルスS,〜S8として取り出され
る。また、最上位のフリップフロップからは、そのまま
の状態で第4図dに示すようにパルスS,〜S8を反転
した状態のパルスS9〜S.6が取り出されている。ま
た、カウンタ801から出力される並列4ビット出力信
号は、アンドゲート804において一致を求めることに
よってフルカゥント状態が検出され、このフルカゥント
時における出力を第4図eに示すようにパルスS,6と
して取り出し、またこのパルスS.6をインバータ80
5を介して取り出すことによって第4図fに示すように
パルスS,6を得ている。つまり、このパルスS,6は
チャンネルプロセッサ2001こおける一回の割当て処
理動作時間毎(16山s)に発生されるものであり、各
チャンネル時間が2循環する時間を必要としている。こ
れはチャンネルプロセッサ200が、始めの8チャンネ
ル時間で入力キーコードKCとすでに割当て処理がタ完
了している記憶キーコードKCとの比較を行ない、続く
8チャンネル時間で書き込み処理を行なっているためで
あり、上述した第4図c,dに示すパルスS,〜S8と
パルスS9〜S.6は前半の8チャンネル時間と後半の
8チャンネル時間を分離してひいる。また、アンドゲー
ト806はカウン夕801から出力される並列4ビット
出力の内の第1〜第3出力の一致をアンドゲート806
において求めることにより、第4図gに示すように第8
チャンネル時間に出力を発生するパルスS8,S.6を
得夕ている。このアンドゲート806から送出される/
VレスS8,S,6は8ビットのシフトレジスタ802
に供給されて順次シフトアップされ、各ビットの出力端
からは第4図j〜Qに示すように第1〜第8チャンネル
時間を順次サンプリングした状態oのパルスBT,〜B
T8が得られる。したがって、シフトレジスタ802の
各ビット出力は第1〜第8チャンネル時間に対応したタ
イミング信号をパラレルに取り出していることになる。
更に、シフトレジスタ802の第1〜第7ビット出力は
、オアゲート807を介して取り出しており、アンドゲ
ート808においてこのオアゲート807の出力とカウ
ンタ801の最上位ビット出力との一致を求めることに
よって、第4図Mこ示すクロックパルス◇^を得ている
。また、アンドゲート809はオアゲート807の出力
をインバータ803dの出力との一致を求めることによ
って第4図iに示すクロックパルス?Bを得ている。こ
のようなパルス信号およびクロックパルスをタイミング
信号として各部の動作が実行されている。
以下、上述したタイミング信号を用いて各部の動作をそ
のブロック毎に勝次詳細に説明する。キーコーダ100
第5図はキースィッチ回路102およびノート検出回路
103の一実施例を示し、第6図は第5図に示すキース
ィッチ回路102に接続されるブロック検出回路104
の−実施例を示し、第7図は上述したノート検出回路1
03、フロック検出回路104およびサンプルホールド
回路106の動作制御を行なう状態制御回路105の−
実施例を示し、第8図は第5図および第6図に示すノー
ト検出回路103およびブロック検出回路104から送
り出されるノートコードNCおよびブロックコードBC
をサンプリングしてタイミングを合わせるサンプルホー
ルド回路106の一実施例を示しており、これらによっ
てキーコーダ100が構成されている。
のブロック毎に勝次詳細に説明する。キーコーダ100
第5図はキースィッチ回路102およびノート検出回路
103の一実施例を示し、第6図は第5図に示すキース
ィッチ回路102に接続されるブロック検出回路104
の−実施例を示し、第7図は上述したノート検出回路1
03、フロック検出回路104およびサンプルホールド
回路106の動作制御を行なう状態制御回路105の−
実施例を示し、第8図は第5図および第6図に示すノー
ト検出回路103およびブロック検出回路104から送
り出されるノートコードNCおよびブロックコードBC
をサンプリングしてタイミングを合わせるサンプルホー
ルド回路106の一実施例を示しており、これらによっ
てキーコーダ100が構成されている。
キースィッチ回路102には、電子楽器の鍵盤の各鍵に
対応して設けられた多数のキースイッチ101a〜10
1nが配設されており、各キースィッチ101a〜10
1nの一方の端子(固定端子)側は各ブロックU5〜U
,鏡に共通接続された後に、フロック配線B〜B5を介
して第6図に示すブロック入出力兼用端子106a〜1
06eに接続されている。また、各キースィッチ101
a〜101nの他方の端子(可動端3子)側にはそれぞ
れ回り込み防止用のダイオード107a〜107nが直
列接続され、同一のノートC,B,A#・・・D,C#
毎に共通接続されてノート配線N,〜N,2を介してノ
ート入出力兼用端子108a〜1081に接続されてい
る。この4場合、2段鍵盤における鍵数は一般に61鍵
である。これをU,〜U5の5ブロック(5オクタ−ブ
)に分割すると、最低オクターブのCの鍵(以下CL/
ートと称する。)が1個だけ残ってしまうために不都合
が生ずる。また、この1個の為にブロックを1個増加す
るのも不経済である。このため、第5図に示す実施例に
おいては、CLノートをブロックU,に含めてこのブロ
ックだけ13個のタキースィツチを担当させている。す
なわち「CLノートに対応するキ−スイッチ101nの
一方の端子は、ブロック配線B5に接続され、またその
他方の端子はノート配線N,3を介してノート入出力兼
用端子108mに接続されている。ZO ところで、一
般に鍵盤部分(キースィッチ回路102)と電気回路部
分(ノート検出回路103およびブロック検出回路10
4)とは離れているために、キースィッチ回路102と
ノート検出回路103を結ぶ配線N,〜N,3およびキ
ースィッチ灯回路102とブロック検出回路104を結
ぶ配線B〜耳は長く引き回されることになり、そこに配
線容量CnとCbが生ずる。
対応して設けられた多数のキースイッチ101a〜10
1nが配設されており、各キースィッチ101a〜10
1nの一方の端子(固定端子)側は各ブロックU5〜U
,鏡に共通接続された後に、フロック配線B〜B5を介
して第6図に示すブロック入出力兼用端子106a〜1
06eに接続されている。また、各キースィッチ101
a〜101nの他方の端子(可動端3子)側にはそれぞ
れ回り込み防止用のダイオード107a〜107nが直
列接続され、同一のノートC,B,A#・・・D,C#
毎に共通接続されてノート配線N,〜N,2を介してノ
ート入出力兼用端子108a〜1081に接続されてい
る。この4場合、2段鍵盤における鍵数は一般に61鍵
である。これをU,〜U5の5ブロック(5オクタ−ブ
)に分割すると、最低オクターブのCの鍵(以下CL/
ートと称する。)が1個だけ残ってしまうために不都合
が生ずる。また、この1個の為にブロックを1個増加す
るのも不経済である。このため、第5図に示す実施例に
おいては、CLノートをブロックU,に含めてこのブロ
ックだけ13個のタキースィツチを担当させている。す
なわち「CLノートに対応するキ−スイッチ101nの
一方の端子は、ブロック配線B5に接続され、またその
他方の端子はノート配線N,3を介してノート入出力兼
用端子108mに接続されている。ZO ところで、一
般に鍵盤部分(キースィッチ回路102)と電気回路部
分(ノート検出回路103およびブロック検出回路10
4)とは離れているために、キースィッチ回路102と
ノート検出回路103を結ぶ配線N,〜N,3およびキ
ースィッチ灯回路102とブロック検出回路104を結
ぶ配線B〜耳は長く引き回されることになり、そこに配
線容量CnとCbが生ずる。
説明の便宜上、ノート配線N,〜N,3側の配線容量は
すべてCnで取扱うことにし、フロック配線B,〜B側
の配線容量は0すべてCbで取扱うことにする。ここで
、各配線N,〜N,3,B〜Bに生ずる配線容量は夫々
別個のものである。この実施例では、かかる配線容量C
n,Cbを積極的に利用するように構成している。タ
ー方、ノ−ト検出回路103は、信号送出回路109a
〜109mと、検出/ート記憶回路110a〜110m
と、ノート優先ゲート回路111a〜111mが各ノー
トC,B・・・C#,CL別に設けられている。
すべてCnで取扱うことにし、フロック配線B,〜B側
の配線容量は0すべてCbで取扱うことにする。ここで
、各配線N,〜N,3,B〜Bに生ずる配線容量は夫々
別個のものである。この実施例では、かかる配線容量C
n,Cbを積極的に利用するように構成している。タ
ー方、ノ−ト検出回路103は、信号送出回路109a
〜109mと、検出/ート記憶回路110a〜110m
と、ノート優先ゲート回路111a〜111mが各ノー
トC,B・・・C#,CL別に設けられている。
この場合ノートC,C#,OCLに関する信号送出回路
109、検出ノート記憶回路110およびノート優先ゲ
ート回路111についてのみ詳細に図示したが、他のノ
ートに関する部分も同一構成となっている。信号送出回
路109a〜109mは、各ノートC〜CL毎に設夕げ
られたトランジスター12のスイッチング動作によって
電圧VD。をノート入出力兼用端子108a〜108m
に印加し、ノート配線N,〜N,3側の各配線容量Cn
を充電するようになっている。また、ノート入出力兼用
端子108a〜108mからの信号は、インバーター1
3、アンドゲート114,115、オアゲート116、
遅延フリップフロップ117とによって構成される検出
ノート記憶回路110a〜110mに供給され、状態制
御回路105から供給される後述するパルスST2′に
よって各ノート別に記憶が行なわれる。また、この検出
ノート記憶回路110a〜110mの内の少なくともい
ずれか1個の回路に検出ノート信号が供給されると、オ
アゲート118からェニーノート信号ANが送り出され
るようになつ 夕ている。このようにして記憶された検
出ノート記憶回路110a〜110mの記憶出力は、オ
アゲート119、インバータ120およびアンドゲート
121によって構成されるノート優先ゲート回路111
a〜111mに供給され、ここにおいてZあらかじめ定
められた優先順位にしたがって各検出ノート記憶回路1
10a〜110mの記憶内容が読み出され、この読み出
し出力がノートコード送出回路122に供給され、オア
ゲート123a〜123dから各ノートに対応する4ビ
ット構成ZのノートコードNCが送出されるようになっ
ている。この場合、上述したノート優先ゲート回路11
1a〜111mは、上側、つまりノート優先ゲート回路
111a〜111m側に向って検出ノート記憶回路11
0a〜110mの記憶内容が順次2読み出されてノート
コードNC‘こ変換されるようになっている。また、検
出ノート記憶回路1 10a〜110mのいずれか1つ
にノートが検出されている場合には、ノート優先ゲート
回路111a〜111mのオアゲート119を介してメ
モリノート信号心州が送出される。一方、ブロック検出
回路104は、第6図に示すように検出ブロック記憶回
路123a〜123eと、ブロック優先ゲート回路12
4a〜124eと、信号送出回路125a〜125eお
よびブロックコード送出回路126とによって構成され
ている。
109、検出ノート記憶回路110およびノート優先ゲ
ート回路111についてのみ詳細に図示したが、他のノ
ートに関する部分も同一構成となっている。信号送出回
路109a〜109mは、各ノートC〜CL毎に設夕げ
られたトランジスター12のスイッチング動作によって
電圧VD。をノート入出力兼用端子108a〜108m
に印加し、ノート配線N,〜N,3側の各配線容量Cn
を充電するようになっている。また、ノート入出力兼用
端子108a〜108mからの信号は、インバーター1
3、アンドゲート114,115、オアゲート116、
遅延フリップフロップ117とによって構成される検出
ノート記憶回路110a〜110mに供給され、状態制
御回路105から供給される後述するパルスST2′に
よって各ノート別に記憶が行なわれる。また、この検出
ノート記憶回路110a〜110mの内の少なくともい
ずれか1個の回路に検出ノート信号が供給されると、オ
アゲート118からェニーノート信号ANが送り出され
るようになつ 夕ている。このようにして記憶された検
出ノート記憶回路110a〜110mの記憶出力は、オ
アゲート119、インバータ120およびアンドゲート
121によって構成されるノート優先ゲート回路111
a〜111mに供給され、ここにおいてZあらかじめ定
められた優先順位にしたがって各検出ノート記憶回路1
10a〜110mの記憶内容が読み出され、この読み出
し出力がノートコード送出回路122に供給され、オア
ゲート123a〜123dから各ノートに対応する4ビ
ット構成ZのノートコードNCが送出されるようになっ
ている。この場合、上述したノート優先ゲート回路11
1a〜111mは、上側、つまりノート優先ゲート回路
111a〜111m側に向って検出ノート記憶回路11
0a〜110mの記憶内容が順次2読み出されてノート
コードNC‘こ変換されるようになっている。また、検
出ノート記憶回路1 10a〜110mのいずれか1つ
にノートが検出されている場合には、ノート優先ゲート
回路111a〜111mのオアゲート119を介してメ
モリノート信号心州が送出される。一方、ブロック検出
回路104は、第6図に示すように検出ブロック記憶回
路123a〜123eと、ブロック優先ゲート回路12
4a〜124eと、信号送出回路125a〜125eお
よびブロックコード送出回路126とによって構成され
ている。
そして、このブロック検出回路104の検出ブロック記
憶回路123a〜123e、フロック優先ゲーート回路
124a〜124eおよび信号送出回路125a〜12
5eはU5〜U,の各ブロック別に設けられている。検
出ブロック記憶回路123a〜123eは、インバー夕
126、アンドゲート127,128、オアゲート12
9および遅延フリップフロップ130とによって構成さ
れており、検出ブロック記憶回路123a〜123eの
いずれかにブロック検出信号が供給されると、オアゲー
ト131を介して、動作キースィッチが検出されたブロ
ックが存在することを表わすェニーブロック信号ABが
送出される。そして、第1ステート信号ST,が供給さ
れると、各検出ブロック記憶回路123a〜123eは
ブロック検出信号を記憶するように構成されている。ま
た、フロック優先ゲート回路124a〜124cは、オ
アゲート132、インバータ133,134およびアン
ドゲート135〜137とによって構成されており、検
出ブロック記憶回路123a〜123eのいずれかにブ
ロック検出信号が記憶されている場合には、ブロック優
先ゲート回路1024eのオアゲート132からブロッ
ク検出信号が記憶されていることを表わすメモリブロッ
ク信号MBを送出するとともに、第2ステート信号SL
が供給される毎にあらかじめ定められた優先順位(この
実施例においては124aから1245e側へ)に従っ
て検出ブロック記憶回路123a〜123eの記憶内容
が順次読み出され、この読み出されたブロック検出信号
がブロックコード送出回路126に供給され、ここにお
いてコード変換された後に、オアゲート138a〜13
8cを0介して3ビットのブロックコードBCとして送
出される。また、信号送出回路125a〜125eは、
第4ステート信号SToによってオンとなって、ブロッ
ク配線B,〜B5の配線容量Cbを放電させるトランジ
スタ139と、検出ブロック優先回タ略124a〜12
4eからブロック検出信号が送出された場合のみそのブ
ロック配線B〜B5をアースに接続し、ブロック検出信
号が送出されない場合には、ブロック配線B,〜馬に電
源Vooを供給するようにコンブリメンタリ的な動作を
行なう02個のトランジスター40,141とによって
構成されている。次に、状態制御回路105は、第7図
に示すように2個の遅延フリツプフロップ142,14
3と、インバータ144,145と、アンドゲートタ1
46〜153と、オアゲート154,155とによって
構成されており、第1表に示すように第1〜第4ステー
トの検出動作状態を実行させるための制御信号ST,〜
SToを送出し、これによって動作キースィッチの検出
が完了するようになって40いる。
憶回路123a〜123e、フロック優先ゲーート回路
124a〜124eおよび信号送出回路125a〜12
5eはU5〜U,の各ブロック別に設けられている。検
出ブロック記憶回路123a〜123eは、インバー夕
126、アンドゲート127,128、オアゲート12
9および遅延フリップフロップ130とによって構成さ
れており、検出ブロック記憶回路123a〜123eの
いずれかにブロック検出信号が供給されると、オアゲー
ト131を介して、動作キースィッチが検出されたブロ
ックが存在することを表わすェニーブロック信号ABが
送出される。そして、第1ステート信号ST,が供給さ
れると、各検出ブロック記憶回路123a〜123eは
ブロック検出信号を記憶するように構成されている。ま
た、フロック優先ゲート回路124a〜124cは、オ
アゲート132、インバータ133,134およびアン
ドゲート135〜137とによって構成されており、検
出ブロック記憶回路123a〜123eのいずれかにブ
ロック検出信号が記憶されている場合には、ブロック優
先ゲート回路1024eのオアゲート132からブロッ
ク検出信号が記憶されていることを表わすメモリブロッ
ク信号MBを送出するとともに、第2ステート信号SL
が供給される毎にあらかじめ定められた優先順位(この
実施例においては124aから1245e側へ)に従っ
て検出ブロック記憶回路123a〜123eの記憶内容
が順次読み出され、この読み出されたブロック検出信号
がブロックコード送出回路126に供給され、ここにお
いてコード変換された後に、オアゲート138a〜13
8cを0介して3ビットのブロックコードBCとして送
出される。また、信号送出回路125a〜125eは、
第4ステート信号SToによってオンとなって、ブロッ
ク配線B,〜B5の配線容量Cbを放電させるトランジ
スタ139と、検出ブロック優先回タ略124a〜12
4eからブロック検出信号が送出された場合のみそのブ
ロック配線B〜B5をアースに接続し、ブロック検出信
号が送出されない場合には、ブロック配線B,〜馬に電
源Vooを供給するようにコンブリメンタリ的な動作を
行なう02個のトランジスター40,141とによって
構成されている。次に、状態制御回路105は、第7図
に示すように2個の遅延フリツプフロップ142,14
3と、インバータ144,145と、アンドゲートタ1
46〜153と、オアゲート154,155とによって
構成されており、第1表に示すように第1〜第4ステー
トの検出動作状態を実行させるための制御信号ST,〜
SToを送出し、これによって動作キースィッチの検出
が完了するようになって40いる。
そして、遅延フリップフロップ142,143の出力信
号Q,,Q2が現在実行中の動作状態を表わしている。
第1表 したがって、各種ステート信号ST,〜SToは、遅延
フリップフロップ142,143の出力に応じて発生さ
れるようになっている。
号Q,,Q2が現在実行中の動作状態を表わしている。
第1表 したがって、各種ステート信号ST,〜SToは、遅延
フリップフロップ142,143の出力に応じて発生さ
れるようになっている。
なお、遅延フリップフロップ142,143は第4図h
,iに示すクロックパルス中Bによって入力信号が読み
込まれ、クロックパルス?^によって送り出されるため
に、各信号ST,〜SToの最小時間間隔はクロックパ
ルス◇^の発生間隔と同じである。したがって、キーコ
ーダ100全体がクロツクパルスめ^によって同期され
て動作することになる。次に、サンプルホールド回路1
06は第8図に示すように、第6図に示すブロック検出
回路104のブロックコード送出回路126から送り出
されるブロックコードBCを第7図に示す動作状態制御
回路105から供給される第1、第3ステート信号ST
,,ST3のタイミングでブロックコード一時記憶回路
156〜158にそれぞれ記憶するように構成されてい
る。この場合「前記ブロックコード一時記憶回路156
〜158は、アンドゲート159、オアゲート亀60お
よび遅延フリップフロップ161とによって構成されて
おり、上述した第1、第3ステート信号ST,,ST3
が供給される毎にブロックコードBCを取り込んで記憶
するようになっている。このブロックコード一時記憶回
路156〜158の出力側には、ノート検出回路103
から供給されるメモリノート信号MNを制御入力とする
アンドゲート1 62〜1 64がそれぞれ設けられて
おり、メモリノート信号MNが供給される毎にノートコ
ードNCに同期して記憶ブロックコ−ドBCが読み出さ
れ、遅延フリツプフロツプ165〜167においてクロ
ツク信号◇Bで送り出されることにより同期制御が行な
われた後にブロックコードBCとして出力される。また
、このサンプルホールド回路106にはノート検出回路
i03からノートコードNCが供給され、このノ山トコ
ードNCは遅延フリッフリフロツプ168〜171に読
み込まれた後にクロックパルスマBのタイミングで読み
出されてブロックコードBCとの同期が取られた後にノ
ートコードNCとして出力されるように構成されている
。更に、状態制御回路105において発生された第4ス
テート信号SToも遅延フリップフロップ172‘を読
み込まれた後に、クロックパルスぐBのタイミングで送
り出される。なお、ィンバータ1703は、ノート信号
CLの送出時にブロックコード・BCを強制的に“0”
“0”“0”としたノート信号Cじ特有のキーコードK
Cを作るためのものである。以下、第9図に示す要部動
作波形図を用いて、タ上述した第5図〜第8図に示すキ
ーコーダ100の動作を詳細に説明する。
,iに示すクロックパルス中Bによって入力信号が読み
込まれ、クロックパルス?^によって送り出されるため
に、各信号ST,〜SToの最小時間間隔はクロックパ
ルス◇^の発生間隔と同じである。したがって、キーコ
ーダ100全体がクロツクパルスめ^によって同期され
て動作することになる。次に、サンプルホールド回路1
06は第8図に示すように、第6図に示すブロック検出
回路104のブロックコード送出回路126から送り出
されるブロックコードBCを第7図に示す動作状態制御
回路105から供給される第1、第3ステート信号ST
,,ST3のタイミングでブロックコード一時記憶回路
156〜158にそれぞれ記憶するように構成されてい
る。この場合「前記ブロックコード一時記憶回路156
〜158は、アンドゲート159、オアゲート亀60お
よび遅延フリップフロップ161とによって構成されて
おり、上述した第1、第3ステート信号ST,,ST3
が供給される毎にブロックコードBCを取り込んで記憶
するようになっている。このブロックコード一時記憶回
路156〜158の出力側には、ノート検出回路103
から供給されるメモリノート信号MNを制御入力とする
アンドゲート1 62〜1 64がそれぞれ設けられて
おり、メモリノート信号MNが供給される毎にノートコ
ードNCに同期して記憶ブロックコ−ドBCが読み出さ
れ、遅延フリツプフロツプ165〜167においてクロ
ツク信号◇Bで送り出されることにより同期制御が行な
われた後にブロックコードBCとして出力される。また
、このサンプルホールド回路106にはノート検出回路
i03からノートコードNCが供給され、このノ山トコ
ードNCは遅延フリッフリフロツプ168〜171に読
み込まれた後にクロックパルスマBのタイミングで読み
出されてブロックコードBCとの同期が取られた後にノ
ートコードNCとして出力されるように構成されている
。更に、状態制御回路105において発生された第4ス
テート信号SToも遅延フリップフロップ172‘を読
み込まれた後に、クロックパルスぐBのタイミングで送
り出される。なお、ィンバータ1703は、ノート信号
CLの送出時にブロックコード・BCを強制的に“0”
“0”“0”としたノート信号Cじ特有のキーコードK
Cを作るためのものである。以下、第9図に示す要部動
作波形図を用いて、タ上述した第5図〜第8図に示すキ
ーコーダ100の動作を詳細に説明する。
なお、この動作説明においては、ブロックU5のノート
B,Aと、フロツクU3のノートBに対応した鍵が操作
されてキースイツチが閉じているものとする。第9図a
,bに示すように、前述した第3図のタイミング信号発
生回路800から第4図h,iに示すクロックパルスマ
^,?Bが状態制御回路105(第7図)の遅延フリッ
プフロップ142,143に供給されると、クロックパ
ルス?Bのタイミングでオアゲート154,155の出
力信号をそれぞれ取り込み、クロツクパルス◇^のタイ
ミングで出力Q,,Q2を送出する。
B,Aと、フロツクU3のノートBに対応した鍵が操作
されてキースイツチが閉じているものとする。第9図a
,bに示すように、前述した第3図のタイミング信号発
生回路800から第4図h,iに示すクロックパルスマ
^,?Bが状態制御回路105(第7図)の遅延フリッ
プフロップ142,143に供給されると、クロックパ
ルス?Bのタイミングでオアゲート154,155の出
力信号をそれぞれ取り込み、クロツクパルス◇^のタイ
ミングで出力Q,,Q2を送出する。
例えば、状態制御回路105が第9図に示す時間t,に
おいて第4ステート状態、つまり待期状態であったとす
ると、第1表で示したように遅延フリップフロップ14
2,143の出力信号Q.,Q2は“0”“0”であり
、これに伴なつてィンバータ144,145の出力は“
1”“1”となっている。したがって、アンドゲート1
51からは一致出力としての“1”信号が送出されてお
り、この“1”信号はオアゲ−ト154を介して遅延フ
リップフロップ142の入力側に供給されるとともに、
第9図cに示すように第4ステート信号SL(待期状態
)の信号がアンドゲート151を介して送り出される。
この第4ステート信号Stは、ブロック検出回路104
(第6図)の各信号送出回路125a〜125eに加え
られ、各信号送出回路125a〜125eのトランジス
タ139をオンにして、各ブロック配線B〜Bの配線容
量Cbをそれぞれ放電する。次に、第9図に示す時間t
.−ら間においてクロックパルス◇Bが発生されると、
第7図に示す状態制御回路105の遅延フリツプフロツ
プ142,143がオアゲート154,155の出力を
夕読み込む。
おいて第4ステート状態、つまり待期状態であったとす
ると、第1表で示したように遅延フリップフロップ14
2,143の出力信号Q.,Q2は“0”“0”であり
、これに伴なつてィンバータ144,145の出力は“
1”“1”となっている。したがって、アンドゲート1
51からは一致出力としての“1”信号が送出されてお
り、この“1”信号はオアゲ−ト154を介して遅延フ
リップフロップ142の入力側に供給されるとともに、
第9図cに示すように第4ステート信号SL(待期状態
)の信号がアンドゲート151を介して送り出される。
この第4ステート信号Stは、ブロック検出回路104
(第6図)の各信号送出回路125a〜125eに加え
られ、各信号送出回路125a〜125eのトランジス
タ139をオンにして、各ブロック配線B〜Bの配線容
量Cbをそれぞれ放電する。次に、第9図に示す時間t
.−ら間においてクロックパルス◇Bが発生されると、
第7図に示す状態制御回路105の遅延フリツプフロツ
プ142,143がオアゲート154,155の出力を
夕読み込む。
この場合、オアゲート154の出力のみが“1”である
ために、遅延フリップフロップ142,143はそれぞ
れ“1”“0”を読み込むことになる。そして、第9図
の時庵靴2においてクロックパルス中^が発生すると、
遅延フリップZOフロップ142,143は記憶信号の
送り出しを行なう。この結果、遅延フリップフロップ1
42,1 43の出力Q,,Q2は‘‘11’‘‘0”
となり、これに伴なつてアンドゲート152から第9図
dに示す第1ステート信号ST,が送出される。このZ
第1ステート信号ST,は、第5図に示すノート検出回
路103の各信号送出回路109a〜109mに加えら
れ、各信号送出回路109a〜109mのトランジスタ
ー12がオンする。トランジスタ112がオンすると、
電圧VDDが各ノート入出2力兼用端子108a〜10
8mを介してキースィッチ回路1 02に供給され、ノ
ート配線N,〜N,3の配線容量約nをすべて充電する
。ノート側の配線容量Cnの充電が行なわれると、これ
に応答して全キースイツチ101a〜101nのうちの
閉2成された動作キースィッチのみを介して当該動作キ
ースィッチが属するブロックUのブロック配線Bに信号
が生じ、対応する配線容量Cbが充電され、充電された
配線容量Cbがどのブロックのものであるかによって、
動作キースィッチを含むブ3ロックが検出される。そし
て、検出されたブロックUに対応するブロック入出力兼
用端子106に検出信号が供給される。一方、このブロ
ック入出力兼用端子106に供給された検出信号は、第
6図に示すブロック検出回路104の対応する検出3ブ
ロック記憶回路123に加えられるようになっており、
検出ブロック記憶回路123a〜123eのいずれかに
ブロック検出信号が供給されると、オアゲート131を
介して第9図gに示すェニーブロツク信号ABが送り出
される。このェニチーブロック信号ABは、動作キース
ィッチが検出されたブロックが存在することを表わすも
のであって、第1ステート信号ST,の送出に伴なうノ
ート配線N,〜N,3側の配線容量Cnの充電に応答し
て上昇する信号となる。また、検出ブロック記憶回路1
23a〜123eを構成するアンドゲート128の一方
の端子は、ブロック入出力兼用端子106a〜106e
に接続されてブロック検出信号が供給され、他方の入力
端には第1ステート信号ST,が供給されている。した
がって、この第1ステートにおいて、動作キースィッチ
が検出されたブロックU‘こ対応する検出ブロック記憶
回路123においてのみ、アンドゲート128、オアゲ
−ト129を介して遅延フリツプフロツプ130‘こ“
1”信号が記憶される。例えば動作キースィッチの検出
されたブロックがU5,U3の2ブロックであるとする
と、検出ブロック記憶回路123a,123cの遅延フ
リツプフロッブ130‘こそれぞれブロック検出信号“
1”が記憶される。以上の動作が第1ステート動作とし
てクロックパルスOAの1周期間に実行される。また、
上述した動作キースィッチが存在することを表わすェニ
ーブロツク信号ABが発生されると、この信号ABは第
7図に示す状態制御回路105のアンド回路1501こ
供給される。
ために、遅延フリップフロップ142,143はそれぞ
れ“1”“0”を読み込むことになる。そして、第9図
の時庵靴2においてクロックパルス中^が発生すると、
遅延フリップZOフロップ142,143は記憶信号の
送り出しを行なう。この結果、遅延フリップフロップ1
42,1 43の出力Q,,Q2は‘‘11’‘‘0”
となり、これに伴なつてアンドゲート152から第9図
dに示す第1ステート信号ST,が送出される。このZ
第1ステート信号ST,は、第5図に示すノート検出回
路103の各信号送出回路109a〜109mに加えら
れ、各信号送出回路109a〜109mのトランジスタ
ー12がオンする。トランジスタ112がオンすると、
電圧VDDが各ノート入出2力兼用端子108a〜10
8mを介してキースィッチ回路1 02に供給され、ノ
ート配線N,〜N,3の配線容量約nをすべて充電する
。ノート側の配線容量Cnの充電が行なわれると、これ
に応答して全キースイツチ101a〜101nのうちの
閉2成された動作キースィッチのみを介して当該動作キ
ースィッチが属するブロックUのブロック配線Bに信号
が生じ、対応する配線容量Cbが充電され、充電された
配線容量Cbがどのブロックのものであるかによって、
動作キースィッチを含むブ3ロックが検出される。そし
て、検出されたブロックUに対応するブロック入出力兼
用端子106に検出信号が供給される。一方、このブロ
ック入出力兼用端子106に供給された検出信号は、第
6図に示すブロック検出回路104の対応する検出3ブ
ロック記憶回路123に加えられるようになっており、
検出ブロック記憶回路123a〜123eのいずれかに
ブロック検出信号が供給されると、オアゲート131を
介して第9図gに示すェニーブロツク信号ABが送り出
される。このェニチーブロック信号ABは、動作キース
ィッチが検出されたブロックが存在することを表わすも
のであって、第1ステート信号ST,の送出に伴なうノ
ート配線N,〜N,3側の配線容量Cnの充電に応答し
て上昇する信号となる。また、検出ブロック記憶回路1
23a〜123eを構成するアンドゲート128の一方
の端子は、ブロック入出力兼用端子106a〜106e
に接続されてブロック検出信号が供給され、他方の入力
端には第1ステート信号ST,が供給されている。した
がって、この第1ステートにおいて、動作キースィッチ
が検出されたブロックU‘こ対応する検出ブロック記憶
回路123においてのみ、アンドゲート128、オアゲ
−ト129を介して遅延フリツプフロツプ130‘こ“
1”信号が記憶される。例えば動作キースィッチの検出
されたブロックがU5,U3の2ブロックであるとする
と、検出ブロック記憶回路123a,123cの遅延フ
リツプフロッブ130‘こそれぞれブロック検出信号“
1”が記憶される。以上の動作が第1ステート動作とし
てクロックパルスOAの1周期間に実行される。また、
上述した動作キースィッチが存在することを表わすェニ
ーブロツク信号ABが発生されると、この信号ABは第
7図に示す状態制御回路105のアンド回路1501こ
供給される。
状態制御回路105は、ェニーブロック信号ABを受け
たことによって動作キースィッチを検出したブロックが
存在することを判別して第2ステートの制御に移行する
。つまり、ェニーブロツク信号ABが供給されたことに
よって、アンドゲート150から一致信号“1”が送出
され、この“1”信号はオアゲート155を介して遅延
フリツプフロップ143に供給される。この結果、遅延
フリップフロップ142,143は、第9図に示す時間
t3においてクロツクパルスめによってそれぞれ“0”
“1”信号を読み込み、時間t4においてクロックパル
ス◇^によって出力“0”“1”を発生することになる
。この遅延フリツプフロツプ142,143の“0”“
1”出力は第1表に示すように第2ステート状態であり
、これに伴なつて状態制御回路105のアンドゲート1
53から第9図eに示す第2ステート信号ST2が発生
される。このとき、ブロック検出回路123a,123
cの遅延フリップフロップ130Gま、前述したように
ブロック検出信号“1”を記憶されているので、対応す
るブロック優先ゲート124a,124cのオア回路1
32には、ブロック検出信号“1”を記憶した遅延フリ
ップフロップ130から“1”信号が供給されている。
また、各ブロック優先ゲート回路124a〜124eの
オアゲート132の出力は、順次下位のブロック優先回
路124b〜124eのオア回路132に接続されてお
り、ブロック検出信号を記憶した検出ブロック記憶回路
123a〜123eが1つでも存在すれば、優先順位が
最下位のブロックU,のブロック優先ゲート回路124
eを構成するオアゲート132から第9図hに示す“1
”信号が送出され、この信号が記憶ブロックが存在する
ことを表わすメモリブロック信号M曲となる。このメモ
リブロック信号M旧は、第7図に示す状態制御回路1
05のアンドゲート146,148,149にそれぞれ
加えられる。したがって、第2ステートST2が発生さ
れるとほぼ同時にアンド回路146の条件が成立し、こ
れによって別の第2ステート信号ST2が発生される。
このようにして、第9図に時間t4で示すように、クロ
ックパルスめ^によって遅延フリップフロップ142,
143の信号“0”,“1”が読み出されると、第2ス
テート信号SL,SL′が発生し、これによって第2ス
テート状態の制御が行なわれる。第2ステートにおいて
は、記憶ブロックのうちの単一の記憶ブロックを抽出す
るわけであるが、この抽出動作はブロック優先ゲート回
路124a〜124eにおいて、あらかじあ定められた
所定の優先順位に従って行なわれる。
たことによって動作キースィッチを検出したブロックが
存在することを判別して第2ステートの制御に移行する
。つまり、ェニーブロツク信号ABが供給されたことに
よって、アンドゲート150から一致信号“1”が送出
され、この“1”信号はオアゲート155を介して遅延
フリツプフロップ143に供給される。この結果、遅延
フリップフロップ142,143は、第9図に示す時間
t3においてクロツクパルスめによってそれぞれ“0”
“1”信号を読み込み、時間t4においてクロックパル
ス◇^によって出力“0”“1”を発生することになる
。この遅延フリツプフロツプ142,143の“0”“
1”出力は第1表に示すように第2ステート状態であり
、これに伴なつて状態制御回路105のアンドゲート1
53から第9図eに示す第2ステート信号ST2が発生
される。このとき、ブロック検出回路123a,123
cの遅延フリップフロップ130Gま、前述したように
ブロック検出信号“1”を記憶されているので、対応す
るブロック優先ゲート124a,124cのオア回路1
32には、ブロック検出信号“1”を記憶した遅延フリ
ップフロップ130から“1”信号が供給されている。
また、各ブロック優先ゲート回路124a〜124eの
オアゲート132の出力は、順次下位のブロック優先回
路124b〜124eのオア回路132に接続されてお
り、ブロック検出信号を記憶した検出ブロック記憶回路
123a〜123eが1つでも存在すれば、優先順位が
最下位のブロックU,のブロック優先ゲート回路124
eを構成するオアゲート132から第9図hに示す“1
”信号が送出され、この信号が記憶ブロックが存在する
ことを表わすメモリブロック信号M曲となる。このメモ
リブロック信号M旧は、第7図に示す状態制御回路1
05のアンドゲート146,148,149にそれぞれ
加えられる。したがって、第2ステートST2が発生さ
れるとほぼ同時にアンド回路146の条件が成立し、こ
れによって別の第2ステート信号ST2が発生される。
このようにして、第9図に時間t4で示すように、クロ
ックパルスめ^によって遅延フリップフロップ142,
143の信号“0”,“1”が読み出されると、第2ス
テート信号SL,SL′が発生し、これによって第2ス
テート状態の制御が行なわれる。第2ステートにおいて
は、記憶ブロックのうちの単一の記憶ブロックを抽出す
るわけであるが、この抽出動作はブロック優先ゲート回
路124a〜124eにおいて、あらかじあ定められた
所定の優先順位に従って行なわれる。
第6図ではブロックU5,U4・・・U,の順に優先順
位が設定されている。まず、最上位ブロックU5のブロ
ック優先ゲート回路124aにおいては、インバータ1
33の出力は常時“1”となっており、検出ブロック記
憶回路123aの遅延フリツプフロツプ回路130から
ブロック検出信号“1”が供給されれば直ちにアンドゲ
ート135の条件が成立するようになっている。上位ブ
ロックU5〜U,の検出フロツク記憶回路123a〜1
23eの遅延フリツプフロツプ130の出力は、当該ブ
ロックを担当するブロック優先ゲ−ト回路124a〜1
24eのオア回路132を介して下位ブロック山〜U.
を担当するブロック優先ゲート回路1 24b〜124
eに順次加えられるようになっており、上位ブロックU
5〜U2において検出ブロック記憶回路123a〜12
3dがブロック検出信号を記憶すると下位ブロックU4
〜U,を担当するブロック優先ゲート回路124b〜1
24eのィンバータ133を介してアンドゲート135
に信号“0”を加え、このアンドゲート135をインヒ
ビットすることによって優先接続が行なわれている。し
たがって、ブロック優先ゲート回路124a〜124e
においては、ブロック優先ゲート回路124a〜124
eのうちの1つのアンドゲート135のみから“1”信
号が出力されることになる。フロツクU5,U3におい
て動作キースィッ0チの検出が記憶されているとすると
、第9図eに時間t4で示す第2ステートST2の期間
中にブロックU5を担当するブロック優先ゲート回路1
24aのアンドゲート135のみから信号“1”が出力
される。他のブロック優先ゲート回路124b5〜12
4eのアンドゲート135には、ブロックはを担当する
ブロック優先ゲート回路124a内のオアゲート132
からの“1”出力がインバータ133によって反転され
て供給されているため、前述した優先動作によって他の
ブロックU40〜U,を担当するブロック蟻先ゲート回
路124b〜124eのアンドゲート135の出力はす
べて“0”となっている。また、フロック健先ゲ−ト回
路124a〜124eを構成するアンドゲート135の
出力は、アンドゲート137においてタ第2ステート信
号ST2との一致が求められて、その出力はブロックコ
ード送出回路126および信号送出回路125a〜12
5eのトランジスタ14川こ供給される。各アンドゲー
ト136には、第2ステート信号ST2とアンドゲート
135の出力をィンバータ134で反転した信号が供給
されている。第9図の時間りこおいて、状態制御回路1
05から送出される第2ステート信号ST2(第9図e
)は、各優先ゲート回路124a〜124eの上記各ア
ンドゲート136,137にそれぞれ供給されており、
また別の第2ステート信号SL′は第5図に示すノート
検出回路103の検出ノート記憶回路110a〜110
mにそれぞれ供給されている。
位が設定されている。まず、最上位ブロックU5のブロ
ック優先ゲート回路124aにおいては、インバータ1
33の出力は常時“1”となっており、検出ブロック記
憶回路123aの遅延フリツプフロツプ回路130から
ブロック検出信号“1”が供給されれば直ちにアンドゲ
ート135の条件が成立するようになっている。上位ブ
ロックU5〜U,の検出フロツク記憶回路123a〜1
23eの遅延フリツプフロツプ130の出力は、当該ブ
ロックを担当するブロック優先ゲ−ト回路124a〜1
24eのオア回路132を介して下位ブロック山〜U.
を担当するブロック優先ゲート回路1 24b〜124
eに順次加えられるようになっており、上位ブロックU
5〜U2において検出ブロック記憶回路123a〜12
3dがブロック検出信号を記憶すると下位ブロックU4
〜U,を担当するブロック優先ゲート回路124b〜1
24eのィンバータ133を介してアンドゲート135
に信号“0”を加え、このアンドゲート135をインヒ
ビットすることによって優先接続が行なわれている。し
たがって、ブロック優先ゲート回路124a〜124e
においては、ブロック優先ゲート回路124a〜124
eのうちの1つのアンドゲート135のみから“1”信
号が出力されることになる。フロツクU5,U3におい
て動作キースィッ0チの検出が記憶されているとすると
、第9図eに時間t4で示す第2ステートST2の期間
中にブロックU5を担当するブロック優先ゲート回路1
24aのアンドゲート135のみから信号“1”が出力
される。他のブロック優先ゲート回路124b5〜12
4eのアンドゲート135には、ブロックはを担当する
ブロック優先ゲート回路124a内のオアゲート132
からの“1”出力がインバータ133によって反転され
て供給されているため、前述した優先動作によって他の
ブロックU40〜U,を担当するブロック蟻先ゲート回
路124b〜124eのアンドゲート135の出力はす
べて“0”となっている。また、フロック健先ゲ−ト回
路124a〜124eを構成するアンドゲート135の
出力は、アンドゲート137においてタ第2ステート信
号ST2との一致が求められて、その出力はブロックコ
ード送出回路126および信号送出回路125a〜12
5eのトランジスタ14川こ供給される。各アンドゲー
ト136には、第2ステート信号ST2とアンドゲート
135の出力をィンバータ134で反転した信号が供給
されている。第9図の時間りこおいて、状態制御回路1
05から送出される第2ステート信号ST2(第9図e
)は、各優先ゲート回路124a〜124eの上記各ア
ンドゲート136,137にそれぞれ供給されており、
また別の第2ステート信号SL′は第5図に示すノート
検出回路103の検出ノート記憶回路110a〜110
mにそれぞれ供給されている。
したがって、第9図に示す時惜歌4〜kの間、つまり第
2ステート信号ST2の発生期間中においては、ブロッ
ク優先ゲート回路124aのァンドゲート137の出力
のみが“1”となり、他のブロック優先ゲート回路12
4b〜124eのアンドゲート137の出力はすべて“
0”となる。
2ステート信号ST2の発生期間中においては、ブロッ
ク優先ゲート回路124aのァンドゲート137の出力
のみが“1”となり、他のブロック優先ゲート回路12
4b〜124eのアンドゲート137の出力はすべて“
0”となる。
このようにして、ブロックU5の記憶のみが抽出され、
抽出された信号はブロックコード送出回路126および
信号送出回路125aのトランジスタ140‘こ供給さ
れる。また、ブロック優先ゲートタ回路124aのアン
ドゲート137の出力はインバータ126で反転され、
この反転出力はァンドゲート127をインヒビツトする
。したがって、検出ブロック記憶回路123aの遅延フ
リップフロップ130の記憶が解かれる。しかし、他の
ブZOOック優先ゲート回路124b〜124eのアン
ドゲート137の出力は“0”であるため、検出ブロッ
ク記憶回路123b〜123eのアンドゲート127に
インバータ126を介して“1”信号がそれぞれ加えら
れ、遅延フリップフロップI Z30の出力信号は自己
保持を続ける。したがって、ブロックU4〜U,の記憶
内容は保持される。ブロックU5を担当するブロック優
先ゲート回路124aのアソドゲート135の出力は“
1”であり、この“1”信号はインバータ134を介し
2てアンドゲート136に供給されている。したがって
、第2ステート信号ST2が供給されても、ブロック優
先ゲート回路124aのアンドゲート136はインバー
タ134の“0”出力でインヒビーソトされる。また、
他のブロックU4〜U,を担当する各アンドゲート13
6は、アンドゲート135の“0”出力を反転した“1
”信号と第2ステート信号ST2との一致によって“1
”出力が得られ、この出力によって信号送出回路125
b〜125eのトランジスタ141がオンとなる。この
ようにして、ブロックU5の信号送出回路125aにお
いては、トランジスタ140がオンでトランジスタ14
1がオフとなり、ブロック入出力兼用端子106aは、
アース電位にされる。またブロックU4〜U,の信号送
出回路1 25b〜125eでは、それぞれトランジス
タ140がオフでトランジスタ141がオンとなってい
る。したがって、ブロックU4〜U,を担当するブロッ
ク入出力兼用端子106b〜106eはトランジスタ1
41を介して電圧Vooが印加され、第5図に示すキー
スィッチ回路102におけるブロック配線B2〜B5の
配線容量Cbを充電する。これにより、ブロックU4〜
U,に含まれるキースィッチ101にそれぞれ接続され
たダイオード107が逆バイアスされ、これに伴なつて
ブロックU4〜U,に含まれるキースィッチ101はノ
ート配線N,〜N,3に対して電気的に完全に遮断され
る。ところが、ブロックU5のブロック入出力兼用端子
lo6aは、アース電位に下げられるために、フロック
配線Bの配線容量Cbが放電され、ブロックUにおける
動作キースィッチ101を介してこのキースィッチに接
続されたダイオード107が導適する。この場合、ブロ
ックU5の各キースイツチ101はそれぞれノートC,
B・・・C#に対応しており、各ノート配線N,〜N,
2の配線容量Cnは前記第1ステート状態においてすで
に充電されているために、動作キースィッチに対応する
/ート配線(N,〜N,2)の配線容量Cnが、ダイオ
ード107→キースイツチ101→ブロック入出力兼用
端子106a→信号送出回路125aのトランジスタ1
40を介して放電される。例えばブロックU5において
、B音、A音のキースィッチが閉成されているとすると
、ノートB,Aの配線N2,N4の配線容量Cnが放電
され、他の配線N,,N3,N5〜N,3の配線容量C
nは充電されたままとなる。したがって、ノート入出力
兼用端子108b,108dから検出ノート記憶回路1
10b,110dのインバータ113に信号“0”が入
力5され、他のノート入出力兼用端子108a,108
C,108e〜108mからはインバー夕113に信号
“1”が入力される。このようにして、抽出されたブロ
ックU5のブロック入出力兼用端子106aから該ブロ
ックU5における動作キー0スイッチを介して該動作キ
ースィッチに対応するノート入出力兼用端子108a〜
1081のいずれかが信号“0”となり、これによって
動作キースィッチがどのノートであるかが検出される。
検出ノート記憶回路110a〜110mにおし、35て
は、ノート入出力兼用端子108a〜108mを介して
供給される信号をィンバータ113で反転した後にアン
ドゲート115にそれぞれ供給している。また、前記ア
ソドゲート115の他の入力端には、第7図に示す状態
制御回路105におくoいて発生する特殊な第2ステー
ト信号ST2′が加えられており、この第2ステート信
号ST2′の供給時に検出されたノート(B,A)に対
応する検出ノート記憶回路110b,110dにおいて
、アンドゲート115、オアゲート116を介して遅延
フリップフロップ117に信号“1”を記憶する。以上
の動作を行なうことによって第2ステートが実行される
。なお、検出ノート記憶回路110a〜110mにノー
ト信号を記憶させるのに第2ステート信号ST2とは別
の第2ステート信号ST2′を使用した理由は、ブロッ
ク検出回路104に記憶ブロックが存在するときのみ(
メモリブロック信号MBが“1”の場合)検出ノートを
確実に記憶させるようにし、また後述の第3ステートに
おいて新たな記憶がなされないようにするためである。
抽出された信号はブロックコード送出回路126および
信号送出回路125aのトランジスタ140‘こ供給さ
れる。また、ブロック優先ゲートタ回路124aのアン
ドゲート137の出力はインバータ126で反転され、
この反転出力はァンドゲート127をインヒビツトする
。したがって、検出ブロック記憶回路123aの遅延フ
リップフロップ130の記憶が解かれる。しかし、他の
ブZOOック優先ゲート回路124b〜124eのアン
ドゲート137の出力は“0”であるため、検出ブロッ
ク記憶回路123b〜123eのアンドゲート127に
インバータ126を介して“1”信号がそれぞれ加えら
れ、遅延フリップフロップI Z30の出力信号は自己
保持を続ける。したがって、ブロックU4〜U,の記憶
内容は保持される。ブロックU5を担当するブロック優
先ゲート回路124aのアソドゲート135の出力は“
1”であり、この“1”信号はインバータ134を介し
2てアンドゲート136に供給されている。したがって
、第2ステート信号ST2が供給されても、ブロック優
先ゲート回路124aのアンドゲート136はインバー
タ134の“0”出力でインヒビーソトされる。また、
他のブロックU4〜U,を担当する各アンドゲート13
6は、アンドゲート135の“0”出力を反転した“1
”信号と第2ステート信号ST2との一致によって“1
”出力が得られ、この出力によって信号送出回路125
b〜125eのトランジスタ141がオンとなる。この
ようにして、ブロックU5の信号送出回路125aにお
いては、トランジスタ140がオンでトランジスタ14
1がオフとなり、ブロック入出力兼用端子106aは、
アース電位にされる。またブロックU4〜U,の信号送
出回路1 25b〜125eでは、それぞれトランジス
タ140がオフでトランジスタ141がオンとなってい
る。したがって、ブロックU4〜U,を担当するブロッ
ク入出力兼用端子106b〜106eはトランジスタ1
41を介して電圧Vooが印加され、第5図に示すキー
スィッチ回路102におけるブロック配線B2〜B5の
配線容量Cbを充電する。これにより、ブロックU4〜
U,に含まれるキースィッチ101にそれぞれ接続され
たダイオード107が逆バイアスされ、これに伴なつて
ブロックU4〜U,に含まれるキースィッチ101はノ
ート配線N,〜N,3に対して電気的に完全に遮断され
る。ところが、ブロックU5のブロック入出力兼用端子
lo6aは、アース電位に下げられるために、フロック
配線Bの配線容量Cbが放電され、ブロックUにおける
動作キースィッチ101を介してこのキースィッチに接
続されたダイオード107が導適する。この場合、ブロ
ックU5の各キースイツチ101はそれぞれノートC,
B・・・C#に対応しており、各ノート配線N,〜N,
2の配線容量Cnは前記第1ステート状態においてすで
に充電されているために、動作キースィッチに対応する
/ート配線(N,〜N,2)の配線容量Cnが、ダイオ
ード107→キースイツチ101→ブロック入出力兼用
端子106a→信号送出回路125aのトランジスタ1
40を介して放電される。例えばブロックU5において
、B音、A音のキースィッチが閉成されているとすると
、ノートB,Aの配線N2,N4の配線容量Cnが放電
され、他の配線N,,N3,N5〜N,3の配線容量C
nは充電されたままとなる。したがって、ノート入出力
兼用端子108b,108dから検出ノート記憶回路1
10b,110dのインバータ113に信号“0”が入
力5され、他のノート入出力兼用端子108a,108
C,108e〜108mからはインバー夕113に信号
“1”が入力される。このようにして、抽出されたブロ
ックU5のブロック入出力兼用端子106aから該ブロ
ックU5における動作キー0スイッチを介して該動作キ
ースィッチに対応するノート入出力兼用端子108a〜
1081のいずれかが信号“0”となり、これによって
動作キースィッチがどのノートであるかが検出される。
検出ノート記憶回路110a〜110mにおし、35て
は、ノート入出力兼用端子108a〜108mを介して
供給される信号をィンバータ113で反転した後にアン
ドゲート115にそれぞれ供給している。また、前記ア
ソドゲート115の他の入力端には、第7図に示す状態
制御回路105におくoいて発生する特殊な第2ステー
ト信号ST2′が加えられており、この第2ステート信
号ST2′の供給時に検出されたノート(B,A)に対
応する検出ノート記憶回路110b,110dにおいて
、アンドゲート115、オアゲート116を介して遅延
フリップフロップ117に信号“1”を記憶する。以上
の動作を行なうことによって第2ステートが実行される
。なお、検出ノート記憶回路110a〜110mにノー
ト信号を記憶させるのに第2ステート信号ST2とは別
の第2ステート信号ST2′を使用した理由は、ブロッ
ク検出回路104に記憶ブロックが存在するときのみ(
メモリブロック信号MBが“1”の場合)検出ノートを
確実に記憶させるようにし、また後述の第3ステートに
おいて新たな記憶がなされないようにするためである。
以上説明した第2ステートは、1クロック(JA)で終
了し、次の時間(第9図t6)になると検出ノート記憶
回路110b,110dの遅延フリップフロップ117
から“1”信号が並列に出力されてノート優先回路11
1b,111dに加えられる。
了し、次の時間(第9図t6)になると検出ノート記憶
回路110b,110dの遅延フリップフロップ117
から“1”信号が並列に出力されてノート優先回路11
1b,111dに加えられる。
この時点りこおいて第3ステ−トが実行される。第3ス
テートは、記憶されたノート信号のうちから単一のノ−
トを抽出するわけであるが、この抽出はノート優先ゲー
ト回路111a〜111mにおける所定の優先順位にし
たがって実行される。
テートは、記憶されたノート信号のうちから単一のノ−
トを抽出するわけであるが、この抽出はノート優先ゲー
ト回路111a〜111mにおける所定の優先順位にし
たがって実行される。
第5図に示すノート優先ゲート回路111a〜111m
は、C,B,・・・C#,CLの順に優先順位が設定さ
れている。このノート優先ゲート回路111a〜111
mは、前述したブロック優先ゲート回路’24a〜12
4eの場合と同様に、最上位ノートCのノート優先ゲー
ト回路111aのインバーター20には常時“0”信号
が供給されてその出力は常時“1”信号となってお3り
、検出ノート記憶回路110aのフリップフロップ11
7から“1”信号が供給されれば直ちにァンド回路12
1の条件が成立するようになっている。上位に位置する
ノートC〜C#を担当するノート優先ゲート回路111
a〜1111は、遅3延フリツプフロツプ117の出力
をオアゲート119を介して、下位のノートB〜CLを
担当するノート優先ゲート回路111b〜111mのイ
ンバーター2川こ供給することによって下位のアンドゲ
ート121をィンヒビットするように構成さ4れている
。また、各検出ノート記憶回路110a〜110mの遅
延フリップフロップ117の出力は、回路内のァンドゲ
ート114に供給され、また優先順位が上位のノートC
〜C#を担当する検出ノート記憶回路110a〜110
1の遅延フリップフロップ117の出力は、同回路内の
オア回路119を介して下位の検出ノ‐‐「、記憶回路
1 10b〜110mを構成するァンドゲート114の
タ他入力側に順次供給されている。また、最上位の検出
ノート記憶回路110aのァンドゲ−ト;14には常時
信号“0”が加わるようになっており、この検出ノート
記憶回路110aを構成する遅延フリップフロップ11
7の記憶が自己保持さ0れないようになっている。しか
し、下位の検出ノート記憶回路110b〜110mを機
成する遅延フリップフロップ117の記憶は、それより
も上位の検出ノート記憶回路の遅延フリップフロップ1
17から送出される“1”信号によって自己保づ持され
るようになっている。したがって、まず第9図の時間t
.6において、つまり第3ステート信号ST3の発生時
点において、ノートBのノート優先ゲート回路111b
から出力信号“1”が送出されてノートコード送出回路
0 122に供給される。
は、C,B,・・・C#,CLの順に優先順位が設定さ
れている。このノート優先ゲート回路111a〜111
mは、前述したブロック優先ゲート回路’24a〜12
4eの場合と同様に、最上位ノートCのノート優先ゲー
ト回路111aのインバーター20には常時“0”信号
が供給されてその出力は常時“1”信号となってお3り
、検出ノート記憶回路110aのフリップフロップ11
7から“1”信号が供給されれば直ちにァンド回路12
1の条件が成立するようになっている。上位に位置する
ノートC〜C#を担当するノート優先ゲート回路111
a〜1111は、遅3延フリツプフロツプ117の出力
をオアゲート119を介して、下位のノートB〜CLを
担当するノート優先ゲート回路111b〜111mのイ
ンバーター2川こ供給することによって下位のアンドゲ
ート121をィンヒビットするように構成さ4れている
。また、各検出ノート記憶回路110a〜110mの遅
延フリップフロップ117の出力は、回路内のァンドゲ
ート114に供給され、また優先順位が上位のノートC
〜C#を担当する検出ノート記憶回路110a〜110
1の遅延フリップフロップ117の出力は、同回路内の
オア回路119を介して下位の検出ノ‐‐「、記憶回路
1 10b〜110mを構成するァンドゲート114の
タ他入力側に順次供給されている。また、最上位の検出
ノート記憶回路110aのァンドゲ−ト;14には常時
信号“0”が加わるようになっており、この検出ノート
記憶回路110aを構成する遅延フリップフロップ11
7の記憶が自己保持さ0れないようになっている。しか
し、下位の検出ノート記憶回路110b〜110mを機
成する遅延フリップフロップ117の記憶は、それより
も上位の検出ノート記憶回路の遅延フリップフロップ1
17から送出される“1”信号によって自己保づ持され
るようになっている。したがって、まず第9図の時間t
.6において、つまり第3ステート信号ST3の発生時
点において、ノートBのノート優先ゲート回路111b
から出力信号“1”が送出されてノートコード送出回路
0 122に供給される。
このとき、他のノート優先ゲート回路111a,111
c〜111mの出力はすべて“0”である。次に第9図
の時間t9に達すると、検出ノート記憶回路110bの
記憶が解除され、同回路110bの遅延フリップフロッ
プ117の出力が“0”となり、これに伴なし、ノ−ト
Aの検出ノート記憶回路110dから“1”信号がノー
ト優先ゲート回路111dを介してノートコード送出回
路122に出力される。そして、次のクロツクパルス◇
Aが時間t.oにおいて発生されると、検出ノート記憶
回路110dの記憶が解除される。このように、すべて
の検出ノート信号の読み出しが完了すると、最下位のノ
ートを担当するノート優先ゲート回路111mのオアゲ
ート119から送出されるメモリノート信号MNが、第
9図hに時間ち2で示すように“0”に変化する。
c〜111mの出力はすべて“0”である。次に第9図
の時間t9に達すると、検出ノート記憶回路110bの
記憶が解除され、同回路110bの遅延フリップフロッ
プ117の出力が“0”となり、これに伴なし、ノ−ト
Aの検出ノート記憶回路110dから“1”信号がノー
ト優先ゲート回路111dを介してノートコード送出回
路122に出力される。そして、次のクロツクパルス◇
Aが時間t.oにおいて発生されると、検出ノート記憶
回路110dの記憶が解除される。このように、すべて
の検出ノート信号の読み出しが完了すると、最下位のノ
ートを担当するノート優先ゲート回路111mのオアゲ
ート119から送出されるメモリノート信号MNが、第
9図hに時間ち2で示すように“0”に変化する。
したがって、このメモリノート信号MNの‘‘1”から
“0”の変化によって検出ノート記憶回路110a〜1
10mの読み出し完了を知ることができる。このように
、第3ステートにおいては、検出ノート記憶回路110
a〜110mの記憶ノート数(この例ではBとAの2個
)に相当するクロック期間(2クロック期間)にわたっ
て記憶ノートB,Aの読み出しが連続して行なわれる。
“0”の変化によって検出ノート記憶回路110a〜1
10mの読み出し完了を知ることができる。このように
、第3ステートにおいては、検出ノート記憶回路110
a〜110mの記憶ノート数(この例ではBとAの2個
)に相当するクロック期間(2クロック期間)にわたっ
て記憶ノートB,Aの読み出しが連続して行なわれる。
ところで、鱈号送出回路109a〜109mに設けられ
ているトランジスタ112は、第1ステート信号ST,
あるいは第3ステート信号ST3いずれが加えられた場
合においてもオンされるように5なつているために、こ
の実施例においては特別な第3ステート信号ST3を作
らずに、第1、第3ステート信号ST,十ST3によっ
てトランジスタ112を駆動するようにしている。
ているトランジスタ112は、第1ステート信号ST,
あるいは第3ステート信号ST3いずれが加えられた場
合においてもオンされるように5なつているために、こ
の実施例においては特別な第3ステート信号ST3を作
らずに、第1、第3ステート信号ST,十ST3によっ
てトランジスタ112を駆動するようにしている。
次に、上述の第3ステートとなり得る条件を考Zえて見
ると、1クロック前の状態が第2ステート状態かあるい
は第3ステート状態であることを必要とする。
ると、1クロック前の状態が第2ステート状態かあるい
は第3ステート状態であることを必要とする。
第7図に示す状態制御回路105において、遅延フリッ
プフロップ143の出力信号Q2をアンドゲート1 4
7〜1 49に供給する。この信号Q2が“1”である
ことは、第1表からも明らかなように今の状態が第2ス
テートかあるいは第3ステートのいずれかであることを
表わしている。この状態において、ブロック検出回路1
04から記憶ブロックが存在することを示すメモリブロ
ック信号MBが供給され、かつノート検出回路103か
ら記憶を必要とするノート信号が存在することを示すェ
ニーノート信号ANが供給されると、アンドゲート14
9の条件が成立して遅延フliップフロップ142に“
1”信号か供給される。アンドゲート149の条件が成
立する場合には、アンドゲート148の条件も必ず成立
するために遅延フリップフロツプ142に“1”信号が
供給される。この結果、遅延フリツプフロップ142,
143の入力はともに“1”信号とな、り、1クロック
後にQ,,Q2出力がともに“1”となって第1表に示
す第3ステート状態となる。したがって、Q.,Q2が
ともに“1”信号の場合は、第3ステートを実行(実行
中)であることを示している。また、上述した第3ステ
ートに入ってもなおもヱニーノート信号ANが発生され
ている場合には、アンドゲート147の出力信号が“1
”となって遅延フリツプフロツプ142,143にそれ
ぞれ“1”信号を供給し、その出力信号Q,,Q2を“
1”にして第3ステートを持続させて記憶ノートの読み
出しを続ける。遅延フリッブフロツプ142の出力Q,
が“1”の場合は、第1ステートか第3ステートのどち
らかであるため、この信号Q,を第1、第3ステート兼
用信号ST,十ST3として第5図に示すノート検出回
路103のトランジスタ112に供給している。なお、
第7図に示す状態制御回賂105におけるァンドゲート
148の条件が成立し、アンドゲート149の条件が成
立しない場合、つまりブロック検出回路104からメモ
リブロック信号M旧が供給されている状態においてノー
ト検出回路103からのェニーノート信号ANがなくな
った場合には、この抽出ブロックにおける記憶ノートの
抽出が完了したものとして次のブロック抽出およびこれ
に伴うノートの抽出に移行する。つまり、アソドゲート
148の“1”出力をオアゲート155を介して遅延フ
リップフロップ143に供給することにより、遅延フリ
ップフロップ142,14夕3の出力Q,,Q2を“0
”“1”にして第2ステート信号SLを発生して第2ス
テートに強制的に移行させる。このような制御を行なう
と、第9図の時間t6〜Loにおいて、第3ステートの
繰り返し処理が行oなわれ、検出ノート記憶回路110
a〜110mの記憶ノートをすべて抽出し終えると、第
5図に示すオアゲート118から出力されるェニーノー
ト信号ANが“0”となる。
プフロップ143の出力信号Q2をアンドゲート1 4
7〜1 49に供給する。この信号Q2が“1”である
ことは、第1表からも明らかなように今の状態が第2ス
テートかあるいは第3ステートのいずれかであることを
表わしている。この状態において、ブロック検出回路1
04から記憶ブロックが存在することを示すメモリブロ
ック信号MBが供給され、かつノート検出回路103か
ら記憶を必要とするノート信号が存在することを示すェ
ニーノート信号ANが供給されると、アンドゲート14
9の条件が成立して遅延フliップフロップ142に“
1”信号か供給される。アンドゲート149の条件が成
立する場合には、アンドゲート148の条件も必ず成立
するために遅延フリップフロツプ142に“1”信号が
供給される。この結果、遅延フリツプフロップ142,
143の入力はともに“1”信号とな、り、1クロック
後にQ,,Q2出力がともに“1”となって第1表に示
す第3ステート状態となる。したがって、Q.,Q2が
ともに“1”信号の場合は、第3ステートを実行(実行
中)であることを示している。また、上述した第3ステ
ートに入ってもなおもヱニーノート信号ANが発生され
ている場合には、アンドゲート147の出力信号が“1
”となって遅延フリツプフロツプ142,143にそれ
ぞれ“1”信号を供給し、その出力信号Q,,Q2を“
1”にして第3ステートを持続させて記憶ノートの読み
出しを続ける。遅延フリッブフロツプ142の出力Q,
が“1”の場合は、第1ステートか第3ステートのどち
らかであるため、この信号Q,を第1、第3ステート兼
用信号ST,十ST3として第5図に示すノート検出回
路103のトランジスタ112に供給している。なお、
第7図に示す状態制御回賂105におけるァンドゲート
148の条件が成立し、アンドゲート149の条件が成
立しない場合、つまりブロック検出回路104からメモ
リブロック信号M旧が供給されている状態においてノー
ト検出回路103からのェニーノート信号ANがなくな
った場合には、この抽出ブロックにおける記憶ノートの
抽出が完了したものとして次のブロック抽出およびこれ
に伴うノートの抽出に移行する。つまり、アソドゲート
148の“1”出力をオアゲート155を介して遅延フ
リップフロップ143に供給することにより、遅延フリ
ップフロップ142,14夕3の出力Q,,Q2を“0
”“1”にして第2ステート信号SLを発生して第2ス
テートに強制的に移行させる。このような制御を行なう
と、第9図の時間t6〜Loにおいて、第3ステートの
繰り返し処理が行oなわれ、検出ノート記憶回路110
a〜110mの記憶ノートをすべて抽出し終えると、第
5図に示すオアゲート118から出力されるェニーノー
ト信号ANが“0”となる。
このことは、1つのブロックに関して第3ステート状態
を完了したこ夕とを意味する。したがって、ブロック検
出回路104にまだ記憶ブロックが残されている(第6
図に示すブロック検出回路104のオアゲート132か
ら出力されるメモリブロック信号MBが“1”である)
とすれば、状態制御回路105は30再び第2ステート
状態の制御を行なって次の記憶ブロックを抽出し、これ
に含まれる動作キースィッチに対応したノートの抽出を
行なう必要がある。したがって、第7図に示す状態制御
回路105のアンドゲート148のみが条件が成立した
場35合には、このアソドゲート148の出力信号“1
”をオァゲート155を介して遅延フリップフロップ1
43に供給することによってこの状態制御回路105を
第2ステートにもどし、前述した場合と同様に第2ステ
ート信号ST2,SL′を発40生して第2ステート状
態の制御を行なう。この実施例の場合、ブロックU3の
ノートBがまだ抽出されずに残されているために、第9
図の時間t,oにおいてe,fに示すように、第3ステ
ート状態から第2ステート状態にもどされている。そし
て、この第2ステート信号SL(第9図eの時間Lo〜
上,2)によって第9図Mこ示すように記憶ブロックU
3が抽出される。そして、次のクロツクサィクルにおい
て、第9図fに時間t,2〜t,4で示すように再び第
3ステート状態に移行して該ブロックU3における動作
キースィッチのノートの抽出が行なわれて、第9図1に
時間ち2〜ら4で示すノートBを抽出する。このような
動作を繰り返しながら行なうことによって、ブロック検
出回路104に記憶されている記憶ブロックとノート検
出回路103に記憶されている記憶ノートのすべてが抽
出されると、前述したヱニーフロック信号AB、メモリ
ブロック信号NIBおよびェェーノート信号AN、メモ
リノート信号MNがすべて“0”となる。したがって、
第7図に示す状態制御回路105のアントゲート147
〜!51はすべて条件が成立しなくなり、これに伴なつ
て遅延フリップフロップ142,143に供給される信
号も“0”となる。したがって、次のクロツクサィクル
においては8−十力信号Q,,Q2が“0’’“0’’
となり、これによって第1表に示される第4ステート、
つまり待期状態となり、これに伴なつて第4ステート信
号SToによってブロック検出回路104のトランジス
ター39がオンされてブロック配線B,〜B5がアース
されてキースイッチ回路系がリセツトされる。ところで
、上述した動作説明において、第9図の時間し〜t6で
第2ステート状態に切換わると、これに伴なつてブロッ
ク検出回路104のブロック優先ゲート回路124aか
ら“1”信号が出力3される。
を完了したこ夕とを意味する。したがって、ブロック検
出回路104にまだ記憶ブロックが残されている(第6
図に示すブロック検出回路104のオアゲート132か
ら出力されるメモリブロック信号MBが“1”である)
とすれば、状態制御回路105は30再び第2ステート
状態の制御を行なって次の記憶ブロックを抽出し、これ
に含まれる動作キースィッチに対応したノートの抽出を
行なう必要がある。したがって、第7図に示す状態制御
回路105のアンドゲート148のみが条件が成立した
場35合には、このアソドゲート148の出力信号“1
”をオァゲート155を介して遅延フリップフロップ1
43に供給することによってこの状態制御回路105を
第2ステートにもどし、前述した場合と同様に第2ステ
ート信号ST2,SL′を発40生して第2ステート状
態の制御を行なう。この実施例の場合、ブロックU3の
ノートBがまだ抽出されずに残されているために、第9
図の時間t,oにおいてe,fに示すように、第3ステ
ート状態から第2ステート状態にもどされている。そし
て、この第2ステート信号SL(第9図eの時間Lo〜
上,2)によって第9図Mこ示すように記憶ブロックU
3が抽出される。そして、次のクロツクサィクルにおい
て、第9図fに時間t,2〜t,4で示すように再び第
3ステート状態に移行して該ブロックU3における動作
キースィッチのノートの抽出が行なわれて、第9図1に
時間ち2〜ら4で示すノートBを抽出する。このような
動作を繰り返しながら行なうことによって、ブロック検
出回路104に記憶されている記憶ブロックとノート検
出回路103に記憶されている記憶ノートのすべてが抽
出されると、前述したヱニーフロック信号AB、メモリ
ブロック信号NIBおよびェェーノート信号AN、メモ
リノート信号MNがすべて“0”となる。したがって、
第7図に示す状態制御回路105のアントゲート147
〜!51はすべて条件が成立しなくなり、これに伴なつ
て遅延フリップフロップ142,143に供給される信
号も“0”となる。したがって、次のクロツクサィクル
においては8−十力信号Q,,Q2が“0’’“0’’
となり、これによって第1表に示される第4ステート、
つまり待期状態となり、これに伴なつて第4ステート信
号SToによってブロック検出回路104のトランジス
ター39がオンされてブロック配線B,〜B5がアース
されてキースイッチ回路系がリセツトされる。ところで
、上述した動作説明において、第9図の時間し〜t6で
第2ステート状態に切換わると、これに伴なつてブロッ
ク検出回路104のブロック優先ゲート回路124aか
ら“1”信号が出力3される。
このブロック優先ゲート回路124aから出力される“
1”信号は、ブロックコード送出回路126に供給され
てブロックUを表わすブロックコ−ドBCに変換される
。つまり、フロック優先ゲート回路124aの出力信号
がブ。ック3コード送出回路126に供給されると、オ
アゲート138a〜138cから“1”“0”“1”信
号が第9図Mこ時間し〜t6で示すように出力され、こ
れがブロックU5を表わすブロックコードBCとなる。
この場合、実施例においては、ブロック4仏〜U,を担
当するブロック優先ゲート回路124a〜124eが出
力を発生すると、ブロックコード送出回路126におい
て、第2表に示すブロックコードが出力されるようにハ
ード的に組まれている。第2表 次に、上述した動作説明において、第9図fに示すよう
に時間t6〜t,oにおいて、フロックUjに含まれる
ノートBとノートAが順次抽出された。
1”信号は、ブロックコード送出回路126に供給され
てブロックUを表わすブロックコ−ドBCに変換される
。つまり、フロック優先ゲート回路124aの出力信号
がブ。ック3コード送出回路126に供給されると、オ
アゲート138a〜138cから“1”“0”“1”信
号が第9図Mこ時間し〜t6で示すように出力され、こ
れがブロックU5を表わすブロックコードBCとなる。
この場合、実施例においては、ブロック4仏〜U,を担
当するブロック優先ゲート回路124a〜124eが出
力を発生すると、ブロックコード送出回路126におい
て、第2表に示すブロックコードが出力されるようにハ
ード的に組まれている。第2表 次に、上述した動作説明において、第9図fに示すよう
に時間t6〜t,oにおいて、フロックUjに含まれる
ノートBとノートAが順次抽出された。
このノートBとAの抽出信号は、まず優先順位の高いノ
ートBの信号が第5図に示すノートコード検出回路10
3のノート優先ゲート回路111bから“1”信号とし
てノートコ−ド送出回路122に供給される。ノートコ
ード送出回路122は、ノート優先ゲート回路111b
の出力信号が供給されると、オアゲート123a〜12
3dから“1”“1”“0”“1”信号が第9図1に時
間ら〜t8で示すように出力され、これがノートBを表
わすノートコードNCとなる。また、次のクロックタィ
ミングにおいてノート鞍先ゲート回路111dからノー
トコード送出回路122に出力信号が供給されると、オ
アゲート123a〜123dから“1”“0”“1”“
0”信号が第9図1に時間ら〜t,oで示すように出力
され、これがノートAを表わすノートコ−ドNCとなる
。この場合、ノート検出回路103も上述したブロック
検出回路104のブロックコ−ド送出回路126の場合
と同様に、ノートC,B・・・C#,CLを担当するノ
−ト優先ゲート回路1 11a〜111mが出力を発生
すると、ノートコード送出回路122から第3表に示す
ノートコードNCが出力されるようにハード的に組まれ
ている。
ートBの信号が第5図に示すノートコード検出回路10
3のノート優先ゲート回路111bから“1”信号とし
てノートコ−ド送出回路122に供給される。ノートコ
ード送出回路122は、ノート優先ゲート回路111b
の出力信号が供給されると、オアゲート123a〜12
3dから“1”“1”“0”“1”信号が第9図1に時
間ら〜t8で示すように出力され、これがノートBを表
わすノートコードNCとなる。また、次のクロックタィ
ミングにおいてノート鞍先ゲート回路111dからノー
トコード送出回路122に出力信号が供給されると、オ
アゲート123a〜123dから“1”“0”“1”“
0”信号が第9図1に時間ら〜t,oで示すように出力
され、これがノートAを表わすノートコ−ドNCとなる
。この場合、ノート検出回路103も上述したブロック
検出回路104のブロックコ−ド送出回路126の場合
と同様に、ノートC,B・・・C#,CLを担当するノ
−ト優先ゲート回路1 11a〜111mが出力を発生
すると、ノートコード送出回路122から第3表に示す
ノートコードNCが出力されるようにハード的に組まれ
ている。
第3表
したがって、上述したように構成されたブロック検出回
路104およびノート検出回路103からは、第9図k
,1に示すように、第2ステート状態において最も優先
順位の高い記憶ブロック(この実施例においてはブロッ
クU5)がコード化Zされて抽出され、次のク。
路104およびノート検出回路103からは、第9図k
,1に示すように、第2ステート状態において最も優先
順位の高い記憶ブロック(この実施例においてはブロッ
クU5)がコード化Zされて抽出され、次のク。
ックパルスOAで第3ステート状態に移行する。第3ス
テート状態においては、先に抽出されたブロックU5に
含まれる記憶ノート(この実施例においてはノートB’
A)が厭次コード化されて抽出され、記憶ノート2の抽
出が完了すると第4ステート状態(待期状態)に移行ま
たは第2ステート状態にもどる。これは、記憶ブロック
の有無によって第4または第2ステート状態が選択され
るものであり、実施例に示すように記憶ブロックU3が
残されている場2合には、第2ステート状態にもどされ
て第9図kに示すようにブロックU3の抽出が行なわれ
る。ブロックU3の抽出が完了すると、次のクロックパ
ルスで^で第3ステート状態にふたたび移行して、第9
図1に示すように記憶ノートBの抽出を3行なう。この
ような動作を記憶ブロックおよび記憶ノートがすべて抽
出されるまで繰り返して行ない、すべての抽出動作が先
了したならば上述した第4ステート(侍期、比態)とな
る。このような動作(第1〜第4ステート)を順次繰り
返して実行することにより、操作キースイッチが含まれ
るブロックとノートが順次コード化して抽出される。し
かし、このブロック検出回路104およびノート検出回
路103から出力されるブロックコードBCおよびノー
トコードNCは、第9図k,1に示すように、その発生
時点にずれが生じているために、このままの状態で後段
の回路に供給すると不都合が生ずる。したがって、この
ブロックコードBCおよびノートコードNCは、第8図
に示すサンプルホールド回路106に供給し、ここにお
いて両信号の発生タイミングを合わせて、ブロックコー
ドBCとノートコードNCからなるキーコードKCとし
た後に後段の回路に供給している。また、このサンプル
ホールド回路106は、ノートCLに対する特殊なブロ
ックコードBCを作る働きも行なっている。以下、第8
図に示す具体回路を用いてサンプルホールド回路106
の動作を詳細に説明する。0 第9図kに示すように、
時間t4において第6図に示すブロックコード送出回路
126からブロックU5を表わす3ビットKB〜KB3
のブロックコードBCが出力されると、このブロックコ
ードBCは各ビットKB.〜KB3毎にサンプルホール
ド回路1夕06のブロックコード一時記憶回路156〜
158にそれぞれ供給される。
テート状態においては、先に抽出されたブロックU5に
含まれる記憶ノート(この実施例においてはノートB’
A)が厭次コード化されて抽出され、記憶ノート2の抽
出が完了すると第4ステート状態(待期状態)に移行ま
たは第2ステート状態にもどる。これは、記憶ブロック
の有無によって第4または第2ステート状態が選択され
るものであり、実施例に示すように記憶ブロックU3が
残されている場2合には、第2ステート状態にもどされ
て第9図kに示すようにブロックU3の抽出が行なわれ
る。ブロックU3の抽出が完了すると、次のクロックパ
ルスで^で第3ステート状態にふたたび移行して、第9
図1に示すように記憶ノートBの抽出を3行なう。この
ような動作を記憶ブロックおよび記憶ノートがすべて抽
出されるまで繰り返して行ない、すべての抽出動作が先
了したならば上述した第4ステート(侍期、比態)とな
る。このような動作(第1〜第4ステート)を順次繰り
返して実行することにより、操作キースイッチが含まれ
るブロックとノートが順次コード化して抽出される。し
かし、このブロック検出回路104およびノート検出回
路103から出力されるブロックコードBCおよびノー
トコードNCは、第9図k,1に示すように、その発生
時点にずれが生じているために、このままの状態で後段
の回路に供給すると不都合が生ずる。したがって、この
ブロックコードBCおよびノートコードNCは、第8図
に示すサンプルホールド回路106に供給し、ここにお
いて両信号の発生タイミングを合わせて、ブロックコー
ドBCとノートコードNCからなるキーコードKCとし
た後に後段の回路に供給している。また、このサンプル
ホールド回路106は、ノートCLに対する特殊なブロ
ックコードBCを作る働きも行なっている。以下、第8
図に示す具体回路を用いてサンプルホールド回路106
の動作を詳細に説明する。0 第9図kに示すように、
時間t4において第6図に示すブロックコード送出回路
126からブロックU5を表わす3ビットKB〜KB3
のブロックコードBCが出力されると、このブロックコ
ードBCは各ビットKB.〜KB3毎にサンプルホール
ド回路1夕06のブロックコード一時記憶回路156〜
158にそれぞれ供給される。
各ブロックコード一時記憶回路156〜158は、ブロ
ックコードBCの各ビット信号KB〜KB3をオアゲー
ト160を介して遅延フリツプフロップ161に供給す
るこ0とによってクロックパルスOBのタイミングで記
憶を行なう。そして、次のクロックパルス中^が供給さ
れると、各遅延フリップフロップ161の記憶内容が読
み出されて各アソドゲート162〜164に供給される
。また、各遅延フリップフロタツプ161の出力信号は
、アンドゲート159とオアゲート160を介して遅延
フリップフロップ161の入力側に供給されている。そ
して、アンドゲート159が関となる期間つまり第1、
第3ステート状態においては、各遅延フリップフロッ3
0フ。161の記憶出力信号がその入力側に供給され、
更にクロックパルスでBによる読み込みおよび1クロツ
ク遅延したクロックバルス?〈による記憶信号の読み出
し動作を続けて自己保持することになり、これによって
ブロックコードBCの各35ビットKB〜KB3を各ブ
ロックコード一時記憶回路156〜158に記憶する。
ックコードBCの各ビット信号KB〜KB3をオアゲー
ト160を介して遅延フリツプフロップ161に供給す
るこ0とによってクロックパルスOBのタイミングで記
憶を行なう。そして、次のクロックパルス中^が供給さ
れると、各遅延フリップフロップ161の記憶内容が読
み出されて各アソドゲート162〜164に供給される
。また、各遅延フリップフロタツプ161の出力信号は
、アンドゲート159とオアゲート160を介して遅延
フリップフロップ161の入力側に供給されている。そ
して、アンドゲート159が関となる期間つまり第1、
第3ステート状態においては、各遅延フリップフロッ3
0フ。161の記憶出力信号がその入力側に供給され、
更にクロックパルスでBによる読み込みおよび1クロツ
ク遅延したクロックバルス?〈による記憶信号の読み出
し動作を続けて自己保持することになり、これによって
ブロックコードBCの各35ビットKB〜KB3を各ブ
ロックコード一時記憶回路156〜158に記憶する。
したがって、このフロックU5を表わすブロックコード
BCは、第3ステート状態を続けている期間は保持し続
けられることになる。一方、ブロックコード一時記憶回
40路156〜158の出力信号は、各アンドゲート1
62〜164の一方の入力信号として供給されており、
ノート検出回路103から供給されるメモリノート信号
MNとの一致を求めるようになっている。つまり、ノー
ト検出回路103に記億ノ−トが存在することを表わす
メモリノート信号MNが供給されると、ブ。ツクコード
出力ゲートを構成するアンドゲート162〜164の各
ブロックコード一時記憶回路156〜158の記憶出力
信号が出力されて遅延フリップフロップ165〜167
に供給される。したがって、ブロックコード出力ゲート
回路を構成するアンドゲート162〜164からは、ブ
ロックU5に含まれる記憶ノートを抽出している期間の
み、第9図mに示すフロックU5のブロックコードBC
を出力し続けることになり、これによって第9図1に示
すノートコードNCの発生期間全体にわたってブロック
コードBCが得られて両者の同期が取られる。次にブロ
ックU5に含まれる記憶ノートB,Aの抽出が完了する
と、メモリノート信号MNが‘10’’となるために、
アンドゲート162〜164が閉じて、ブロックコード
一時記憶回路156〜158に記憶されているブロック
U5を表わすブ。ックコードBCの送出を遮断する。ま
た、メモリブロック信号MBが“1”の状態、つまり記
憶ブロックが存在する状態においてメモリノート信号M
Nが“0”になると、前述した第7図に示す状態制御回
路IQ5が第2ステート状態にもどされる。この結果「
各ァンドゲート159が閉じてブロックコード叫時記憶
回路156〜158の記憶内容がクリアされる。アンド
ゲート162〜164から送出されたブロックコードB
Cは、各遅延フリッブフロップ165〜16孔こそれぞ
れ供給され、ここにおいてクロツクパルスOBのタイミ
ングでブロックコード出力BCとして第9図nに示すよ
うに送り出される。・また、ノートコード送出回路12
2から出力されたノートコードNCは、遅延フリップフ
ロップ168〜171に供給され、ここにおいてクロツ
クパルス中oのタイミングでノートコード出力NCとし
て第9図oに示すように送出される。したがって、サン
プルホールド回路1 06から出力されるブ。ックU5
を表わすブロックコード出力BCとこのブロックU5に
含まれるノートB,Aを表わすノートコード出力NCは
それぞれタイミングが一致した状態で出力4されること
になり、この3ビットのブロックコードBCと4ビット
のノートコードNCの両者が合わされて並列7ビット構
成のキーコードKCを構成している。よって、この各7
ビットのキーコードKCは、操作キースィッチの内の1
個を表わしていることになり、ブロックU5のノートB
に対応する鍵を操作した場合には、前述した第2、第3
表から、ブロックコードBCが“10rとなり、またノ
ートコードNCは“1101”となり、両者を合わせて
作られる7ビット構成のキーコードKCは“10111
0rとなる。サンプルホールド回路106は、このよう
な処理を順次行なって、第9図n,cに示すように時情
靴7のタイミングでブロッ0クいのノートBを表わすキ
ーコード“1011101”を出力し、時間ら‘こおい
てブロックU5のノートAを表わすキーコード“101
101びを出力する。このような処理が行なわれ、前述
したメモリノート信号MNが“0”となると、前述した
よう夕に第2ステート状態にもどされて次の記憶ブロッ
ク(この実施例ではブロックU3)が抽出される。この
抽出されたブロックU3を表わすブロックコードBCは
、サンプルホールド回路106の各ブロックコード一時
記憶回路156〜158に供給0され、第3ステート信
号SLによって記憶状態が保持し続けられる。そして、
この第3ステート信号SLが発生されると、このブロッ
クに含まれるノート(この実施例ではノートB)が抽出
されてサンプルホールド回路106の遅延フリップフロ
ツプ168〜171に供給され、ここからクロツクパル
スOBのタイミングで出力される。また、フロックコー
ド一時記憶回路156〜158に記憶されているブロッ
クコードBCは、メモリノート信号MN‘こよって遅延
フリップフロップ165〜167に供給され、クロック
パルス少8のタイミングで出力されてノートコードNC
との同期が取られ、このサンプルホールド回路106か
らブロックU3のノートBを表わす7ビット構成のキー
コード“0111101”が出力される。以上の動作を
完了することによって、操作されたすべてのキースィッ
チ(この実施例においては3個のキースィッチ)が対応
するキーコードKCに変換されてデジタル的に検出され
る。また、このサンプルホールド回路106は、ブロッ
クコードBCとノートコードNCの送出タイミングを合
わせて7ビット構成によるキーコードKCを出力する動
作の他に、ノートCLに対する特別なブロックコードB
Cを形成する働きを行なっている。
BCは、第3ステート状態を続けている期間は保持し続
けられることになる。一方、ブロックコード一時記憶回
40路156〜158の出力信号は、各アンドゲート1
62〜164の一方の入力信号として供給されており、
ノート検出回路103から供給されるメモリノート信号
MNとの一致を求めるようになっている。つまり、ノー
ト検出回路103に記億ノ−トが存在することを表わす
メモリノート信号MNが供給されると、ブ。ツクコード
出力ゲートを構成するアンドゲート162〜164の各
ブロックコード一時記憶回路156〜158の記憶出力
信号が出力されて遅延フリップフロップ165〜167
に供給される。したがって、ブロックコード出力ゲート
回路を構成するアンドゲート162〜164からは、ブ
ロックU5に含まれる記憶ノートを抽出している期間の
み、第9図mに示すフロックU5のブロックコードBC
を出力し続けることになり、これによって第9図1に示
すノートコードNCの発生期間全体にわたってブロック
コードBCが得られて両者の同期が取られる。次にブロ
ックU5に含まれる記憶ノートB,Aの抽出が完了する
と、メモリノート信号MNが‘10’’となるために、
アンドゲート162〜164が閉じて、ブロックコード
一時記憶回路156〜158に記憶されているブロック
U5を表わすブ。ックコードBCの送出を遮断する。ま
た、メモリブロック信号MBが“1”の状態、つまり記
憶ブロックが存在する状態においてメモリノート信号M
Nが“0”になると、前述した第7図に示す状態制御回
路IQ5が第2ステート状態にもどされる。この結果「
各ァンドゲート159が閉じてブロックコード叫時記憶
回路156〜158の記憶内容がクリアされる。アンド
ゲート162〜164から送出されたブロックコードB
Cは、各遅延フリッブフロップ165〜16孔こそれぞ
れ供給され、ここにおいてクロツクパルスOBのタイミ
ングでブロックコード出力BCとして第9図nに示すよ
うに送り出される。・また、ノートコード送出回路12
2から出力されたノートコードNCは、遅延フリップフ
ロップ168〜171に供給され、ここにおいてクロツ
クパルス中oのタイミングでノートコード出力NCとし
て第9図oに示すように送出される。したがって、サン
プルホールド回路1 06から出力されるブ。ックU5
を表わすブロックコード出力BCとこのブロックU5に
含まれるノートB,Aを表わすノートコード出力NCは
それぞれタイミングが一致した状態で出力4されること
になり、この3ビットのブロックコードBCと4ビット
のノートコードNCの両者が合わされて並列7ビット構
成のキーコードKCを構成している。よって、この各7
ビットのキーコードKCは、操作キースィッチの内の1
個を表わしていることになり、ブロックU5のノートB
に対応する鍵を操作した場合には、前述した第2、第3
表から、ブロックコードBCが“10rとなり、またノ
ートコードNCは“1101”となり、両者を合わせて
作られる7ビット構成のキーコードKCは“10111
0rとなる。サンプルホールド回路106は、このよう
な処理を順次行なって、第9図n,cに示すように時情
靴7のタイミングでブロッ0クいのノートBを表わすキ
ーコード“1011101”を出力し、時間ら‘こおい
てブロックU5のノートAを表わすキーコード“101
101びを出力する。このような処理が行なわれ、前述
したメモリノート信号MNが“0”となると、前述した
よう夕に第2ステート状態にもどされて次の記憶ブロッ
ク(この実施例ではブロックU3)が抽出される。この
抽出されたブロックU3を表わすブロックコードBCは
、サンプルホールド回路106の各ブロックコード一時
記憶回路156〜158に供給0され、第3ステート信
号SLによって記憶状態が保持し続けられる。そして、
この第3ステート信号SLが発生されると、このブロッ
クに含まれるノート(この実施例ではノートB)が抽出
されてサンプルホールド回路106の遅延フリップフロ
ツプ168〜171に供給され、ここからクロツクパル
スOBのタイミングで出力される。また、フロックコー
ド一時記憶回路156〜158に記憶されているブロッ
クコードBCは、メモリノート信号MN‘こよって遅延
フリップフロップ165〜167に供給され、クロック
パルス少8のタイミングで出力されてノートコードNC
との同期が取られ、このサンプルホールド回路106か
らブロックU3のノートBを表わす7ビット構成のキー
コード“0111101”が出力される。以上の動作を
完了することによって、操作されたすべてのキースィッ
チ(この実施例においては3個のキースィッチ)が対応
するキーコードKCに変換されてデジタル的に検出され
る。また、このサンプルホールド回路106は、ブロッ
クコードBCとノートコードNCの送出タイミングを合
わせて7ビット構成によるキーコードKCを出力する動
作の他に、ノートCLに対する特別なブロックコードB
Cを形成する働きを行なっている。
これは、ノートCLが本来ブロックU,とは別のブロッ
クに含まれるべきものであるが、キースイツチ回路10
1におけるグループ分けの都合上からブ。
クに含まれるべきものであるが、キースイツチ回路10
1におけるグループ分けの都合上からブ。
ツクU,に含ませたためである。したがって、ノートC
LのブロックコードBCはU,のブロックコードBCと
は異ならせる必要がある。このため、この実施例におい
てはノ−トCLから信号が得られた場合には、特殊なブ
ロックコード8Cを強制的に発生させて、ノートCLを
表わすキーコードKCを形成している。この特殊ブロッ
クコーZドBCの発生は次のようにして行なわれる。ノ
ートCLに対応するキースィッチ101nが操作される
と、このキースイツチ101nはブロックU,に含まれ
るために、ブロックコード送出回路126からブロック
U,を表わすブロックコードZ“001”が出力されて
、サンプルホールド回路106のブロックコード一時記
憶回路156〜158に記憶される。一方、ノート検出
回路103は、第3ステート状態においてノート優先ゲ
ート回路111mのアンドゲート121から出力信号が
発生され、この出力信号がノートコード送出回路122
においてノートCLを表わすノートコ.−ド“1110
’’に変換ごれて出力される。この場合、ノート優先ゲ
ート回路111mのアンドゲート121から出力される
信号CLは、サンプルホールド回路106のインバータ
ー73に供給され、その反転出力信号でアンドゲート1
62をインヒビツトする。この結果、前述したブロック
U,を表わすブロックコード“001’’は、その“1
”信号がアンドゲート162においてインヒビツトされ
るために“00ぴとなる。この場合、ブロックU,〜U
5には“o0び なるコードが割り当てられていないた
めに、この“0001’なるコードは第6番目のフロツ
クコードBCとなる。このブロックコードBCはノート
CLに対応するキースィッチ101nが操作された状態
においてのみ送出されるために、このブロックコードB
CによつてブロックU,において重複して割り当てられ
ているノートCとノートCLを表わすノートコードとの
判別が行なえる。なお、サンプルホールド回路106に
設けられている遅延フリップフロップ172は、状態制
御回路105において発生される信号SToをクロツク
パルスめ8のタイミングで出力することによって1クロ
ック時間遅延されたスタート信号Xとし、後述するキー
オン・オフ検出回路202に供V給しているものである
。以上の説明が操作されたキースィッチを検出して対応
するキーコードKCを発生するキーコーダ100の詳細
動作説明である。
LのブロックコードBCはU,のブロックコードBCと
は異ならせる必要がある。このため、この実施例におい
てはノ−トCLから信号が得られた場合には、特殊なブ
ロックコード8Cを強制的に発生させて、ノートCLを
表わすキーコードKCを形成している。この特殊ブロッ
クコーZドBCの発生は次のようにして行なわれる。ノ
ートCLに対応するキースィッチ101nが操作される
と、このキースイツチ101nはブロックU,に含まれ
るために、ブロックコード送出回路126からブロック
U,を表わすブロックコードZ“001”が出力されて
、サンプルホールド回路106のブロックコード一時記
憶回路156〜158に記憶される。一方、ノート検出
回路103は、第3ステート状態においてノート優先ゲ
ート回路111mのアンドゲート121から出力信号が
発生され、この出力信号がノートコード送出回路122
においてノートCLを表わすノートコ.−ド“1110
’’に変換ごれて出力される。この場合、ノート優先ゲ
ート回路111mのアンドゲート121から出力される
信号CLは、サンプルホールド回路106のインバータ
ー73に供給され、その反転出力信号でアンドゲート1
62をインヒビツトする。この結果、前述したブロック
U,を表わすブロックコード“001’’は、その“1
”信号がアンドゲート162においてインヒビツトされ
るために“00ぴとなる。この場合、ブロックU,〜U
5には“o0び なるコードが割り当てられていないた
めに、この“0001’なるコードは第6番目のフロツ
クコードBCとなる。このブロックコードBCはノート
CLに対応するキースィッチ101nが操作された状態
においてのみ送出されるために、このブロックコードB
CによつてブロックU,において重複して割り当てられ
ているノートCとノートCLを表わすノートコードとの
判別が行なえる。なお、サンプルホールド回路106に
設けられている遅延フリップフロップ172は、状態制
御回路105において発生される信号SToをクロツク
パルスめ8のタイミングで出力することによって1クロ
ック時間遅延されたスタート信号Xとし、後述するキー
オン・オフ検出回路202に供V給しているものである
。以上の説明が操作されたキースィッチを検出して対応
するキーコードKCを発生するキーコーダ100の詳細
動作説明である。
チヤンネルプロセツサ200
次に、チャンネルプロセッサ200の構成およびその動
作を詳細に説明する。
作を詳細に説明する。
第10図〜第13図はチャンネルプロセッサ200を構
成するキーコードメモリ201、キーオン・オフ検出回
路202、トランケート回路203および押鍵状態メモ
リ204の具体的な実施例を示す回路図である。第10
図に示す第1の記憶手段を構成するキーコードメモリ2
01は、キーコードKCの各ビットKN.〜K&毎にシ
フトレジス夕205a〜205gを有しており、このシ
フトレジスタ205a〜205gのステージ数(記憶位
置の数)は、同時に発音できる楽音数、つまりチャンネ
ル数(この実施例では前述したように8チャンネル)に
一致している。そして、このシフトレジスタ205a〜
205gは、第4図aに示すクロックパルスめ.と、こ
のクロツクパルス◇,に対して逆位相のクロツクパルス
中2とからなる2相クロックパルスによって駆動されて
順次シフトし、最終段から出力される出力信号は各アン
ドゲート206a〜206gおよび各オアゲート207
a〜207gを介して各シフトレジスタ205a〜20
5gの各入力側に帰還されるようになっている。したが
って、シフトレジスタ205a〜205gは全体として
並列のビット構成によるキーコートKCをチャンネル数
だけ記憶することができるステージ数を有する8ステー
ジ7ビットの循環シフトレジス夕を構成していることに
なる。また、この各シフトレジスタ205a〜205g
の入力側には、ビットKN,〜KB3によって構成され
るキーコードKCが各アンドゲート208a〜208g
および各オアゲート207a〜207gを介して供給さ
れている。したがって、ライン209に後述するキーオ
ン・オフ検出回路202からセット信号が供給されると
、各アンドゲート208a〜208gが開いて、キーコ
ードKCの各ビット信号KN,〜KB3が取り込まれ、
各シフトレジスタ205a〜205gのまだキーコード
KCが割当てられていないチャンネルに対応するステー
ジ部分にすべて書き込まれて記憶保持されており、これ
が本発明の重要な部分となっている。記憶されたキーコ
ードKC(KN,〜KB3)がどのチャンネルに割当て
られているかは、クロツクパルスぐ・,○2で駆動され
ている各シフトレジスタ205a〜205gの出力タイ
ミングによって判別することができる。これは、クロツ
クパルスJ,,ぐ2と時分割的に割当て処理が行なわれ
るチャンネルとが同期しかっ対応しているためである。
したがって、各チャンネルに割当てられた記憶キーコー
ドKCは、第4図b‘こ示すチャンネル時間毎に順次時
分割的に出力端子210a〜210gに出力されるとと
もに、各シフトレジスタ205a〜205gの入力側に
も帰還されて記憶が保持し続けられる。なお、オアゲー
ト207gにはイニシアルクリア信号ICが供給されて
そのタイミングで強制的に“1”信号を書き込むように
なっている。次に、第11図に示すキーオン・オフ検出
回路202は、キーコード比較回路211を有しており
、上記キーコードメモリ201の各シフトレジスタ20
5a〜205gから出力される記憶キーコードKCとキ
ーコーダ100から現在供給されているキーコードKC
とを比較している。この場合、キーコード比較回路21
1に供給される各チャンネルに対応した記憶キーコード
KCは、第4図bに示す1割当て時情mPの間に2回循
環して供給されるようになっている。つまり、前半割当
て期間TP,(第4図)で第1〜第8までの各チャンネ
ル時間が1循環し、後半割当て時間TP2(第4図)に
おいてもう1循環するためである。これに対し、キーコ
ーダ100のサンプルホールド回路106から出力され
るキーコードKCは、第4図iに示すクロックパルス少
Bによって読み出されているために、このキーコードK
Cの内容は1割当/て期間TPの間は変化しない。した
がって、このように構成された回路においては、1割当
て期間mP内において各シフトレジス夕205a〜20
5gの内容を2回循環させて出力させることにより、前
半割当て期情訂P,において現在キーコーダ100から
出力されているキーコードKCがすでに記憶されている
か否か(すでにあるチャンネルに割当てられているかど
うか)の比較動作を行ない、後半割当て期間mP2にお
いては前半の比較結果に基すく割当て動作を行なう。ま
た、上記キーコード比較回路211から出力される一致
検出信号EQは、上記比較の結果一致が得られた場合が
“1”で不一致の場合は“0”である。検出したキーコ
ードKCがどのチャンネルに割当てられているキーコー
ドKCと一致したのかは、一致検出信号EQが“1”と
なったチャンネル時間によって判定される。そして、例
えば前半割当て期間TP,の終了時において、キーコー
ド比較回路21 1から一致検出信号EQとして“0”
信号(入力キーコードKCがまだどのチャンネルにも割
当てられていないこと、すなわち新たに鍵が押圧された
ことを示す)が出力されると、アンドゲート212の出
力もこれに伴なつて“0”となる。この結果、アンドゲ
ート212の“0”出力信号はオアゲート213および
アンドゲート214を介して遅延フリップフロップ21
5に記憶される。この場合、アンドゲート214の一方
の入力端には、第4図fに示すパルス信号S,6が供給
されているために、遅延フリップフロップ215の記憶
内容は、1割当て期情mPの終了時まで保持される。そ
して、この遅延フリップフロップ215の出力信号“0
”は、インバー夕216において反転した後に、アンド
ゲート217に供給される。この場合、チャンネル数に
対応した記憶ステージ数(この実施例では8ステージ)
を有し、クロックパルスCI,?2によって各チャンネ
ル時間に同期して駆動されるシフトレジスタ218が設
けられており、このシフトレジスタ218‘こは各チャ
ンネルの割当て状態が空白チャンネル“0”、割当てチ
ャンネル“1”として書き込まれて順次シフトしている
。したがって「このシフトレジスタ218の出力を判別
しかつその“0”出力の発生チャンネル時間によって空
白チャンネルが指定される。後半割当て糊鷲町P2にお
いて、シフトレジス夕218から空白チャンネルを示す
“0”出力が発生されると、“0”信号はィンバ一夕2
19を介してアンドゲート217に供給される。この場
合、アンドゲート217の他の3つの入力端にはィンバ
ー夕216を介して供給された“1”信号、第4図dに
示すパルスSo〜S,6およびキーコードKCが供給さ
れていることを検出するオアゲート220からの“1”
信号がそれぞれ供給されているために、シフトレジス夕
218から空白チャンネルに対応したチャンネル時間に
“0”信号が出力される毎にアンドゲート217の出力
も“1”となり、この“1”信号が第1キーコードメモ
リ201のライン209にセット信号として供給される
。このセット信号が供給されると、キーコードメモIJ
201は前述したように入力キー タコードKCを空白
チャンネルに対応したステージに記憶する。この場合、
シフトレジスタ218はすべての空白チャンネルに対し
てその対応するチャンネル時間に“0”信号を出力する
ために、第1キーコードメモリの空白チャンネルに対応
するZOステージにそれぞれ同一の入力キーコードKC
が書き込まれることになる。アンドゲート221(第1
1図)は、アンドゲート217のゲート入力とトランケ
ート信号とをゲート入力としている。このトランケート
信号については後述するよZうに最も古く雛鍵されたチ
ャンネルを判別して対応チャンネル時間に発生されるも
のであり、特に後半割当て時間の該当するチャンネル時
間に1個のみ発生するようになっている。したがって、
アンドゲート221からは、アンドゲート217か2ら
送出されたセット信号によって入力キーコードKCが書
き込まれた各ステージに対応するチャンネルのうち、最
も古く雛鍵されたチャンネルに対応するチャンネル時間
に“1”信号が出力される。このアンドゲート221の
“1”出力信号2は、オアゲート222を介してシフト
レジスタ218の対応するステージ、つまりアンドゲー
ト217から出力されたセット信号で入力キーコードK
Cが書き込まれたステージに対応するチャンネルでかつ
トランケート信号で指定された最も古く3離鍵されたチ
ャンネルに対応するシフトレジスタ218の記憶ステー
ジにすでに割当てが完了していることを表わす“1”信
号が書き込まれる。以上の動作を行なうアンドゲート2
17,221およびトランケート回路203等により第
1の制御手段が構成される。次に、入力キーコードKC
がすでにキーコードメモリ201に記憶されていてある
チャンネルへの割当てが完了している場合について説明
する。
成するキーコードメモリ201、キーオン・オフ検出回
路202、トランケート回路203および押鍵状態メモ
リ204の具体的な実施例を示す回路図である。第10
図に示す第1の記憶手段を構成するキーコードメモリ2
01は、キーコードKCの各ビットKN.〜K&毎にシ
フトレジス夕205a〜205gを有しており、このシ
フトレジスタ205a〜205gのステージ数(記憶位
置の数)は、同時に発音できる楽音数、つまりチャンネ
ル数(この実施例では前述したように8チャンネル)に
一致している。そして、このシフトレジスタ205a〜
205gは、第4図aに示すクロックパルスめ.と、こ
のクロツクパルス◇,に対して逆位相のクロツクパルス
中2とからなる2相クロックパルスによって駆動されて
順次シフトし、最終段から出力される出力信号は各アン
ドゲート206a〜206gおよび各オアゲート207
a〜207gを介して各シフトレジスタ205a〜20
5gの各入力側に帰還されるようになっている。したが
って、シフトレジスタ205a〜205gは全体として
並列のビット構成によるキーコートKCをチャンネル数
だけ記憶することができるステージ数を有する8ステー
ジ7ビットの循環シフトレジス夕を構成していることに
なる。また、この各シフトレジスタ205a〜205g
の入力側には、ビットKN,〜KB3によって構成され
るキーコードKCが各アンドゲート208a〜208g
および各オアゲート207a〜207gを介して供給さ
れている。したがって、ライン209に後述するキーオ
ン・オフ検出回路202からセット信号が供給されると
、各アンドゲート208a〜208gが開いて、キーコ
ードKCの各ビット信号KN,〜KB3が取り込まれ、
各シフトレジスタ205a〜205gのまだキーコード
KCが割当てられていないチャンネルに対応するステー
ジ部分にすべて書き込まれて記憶保持されており、これ
が本発明の重要な部分となっている。記憶されたキーコ
ードKC(KN,〜KB3)がどのチャンネルに割当て
られているかは、クロツクパルスぐ・,○2で駆動され
ている各シフトレジスタ205a〜205gの出力タイ
ミングによって判別することができる。これは、クロツ
クパルスJ,,ぐ2と時分割的に割当て処理が行なわれ
るチャンネルとが同期しかっ対応しているためである。
したがって、各チャンネルに割当てられた記憶キーコー
ドKCは、第4図b‘こ示すチャンネル時間毎に順次時
分割的に出力端子210a〜210gに出力されるとと
もに、各シフトレジスタ205a〜205gの入力側に
も帰還されて記憶が保持し続けられる。なお、オアゲー
ト207gにはイニシアルクリア信号ICが供給されて
そのタイミングで強制的に“1”信号を書き込むように
なっている。次に、第11図に示すキーオン・オフ検出
回路202は、キーコード比較回路211を有しており
、上記キーコードメモリ201の各シフトレジスタ20
5a〜205gから出力される記憶キーコードKCとキ
ーコーダ100から現在供給されているキーコードKC
とを比較している。この場合、キーコード比較回路21
1に供給される各チャンネルに対応した記憶キーコード
KCは、第4図bに示す1割当て時情mPの間に2回循
環して供給されるようになっている。つまり、前半割当
て期間TP,(第4図)で第1〜第8までの各チャンネ
ル時間が1循環し、後半割当て時間TP2(第4図)に
おいてもう1循環するためである。これに対し、キーコ
ーダ100のサンプルホールド回路106から出力され
るキーコードKCは、第4図iに示すクロックパルス少
Bによって読み出されているために、このキーコードK
Cの内容は1割当/て期間TPの間は変化しない。した
がって、このように構成された回路においては、1割当
て期間mP内において各シフトレジス夕205a〜20
5gの内容を2回循環させて出力させることにより、前
半割当て期情訂P,において現在キーコーダ100から
出力されているキーコードKCがすでに記憶されている
か否か(すでにあるチャンネルに割当てられているかど
うか)の比較動作を行ない、後半割当て期間mP2にお
いては前半の比較結果に基すく割当て動作を行なう。ま
た、上記キーコード比較回路211から出力される一致
検出信号EQは、上記比較の結果一致が得られた場合が
“1”で不一致の場合は“0”である。検出したキーコ
ードKCがどのチャンネルに割当てられているキーコー
ドKCと一致したのかは、一致検出信号EQが“1”と
なったチャンネル時間によって判定される。そして、例
えば前半割当て期間TP,の終了時において、キーコー
ド比較回路21 1から一致検出信号EQとして“0”
信号(入力キーコードKCがまだどのチャンネルにも割
当てられていないこと、すなわち新たに鍵が押圧された
ことを示す)が出力されると、アンドゲート212の出
力もこれに伴なつて“0”となる。この結果、アンドゲ
ート212の“0”出力信号はオアゲート213および
アンドゲート214を介して遅延フリップフロップ21
5に記憶される。この場合、アンドゲート214の一方
の入力端には、第4図fに示すパルス信号S,6が供給
されているために、遅延フリップフロップ215の記憶
内容は、1割当て期情mPの終了時まで保持される。そ
して、この遅延フリップフロップ215の出力信号“0
”は、インバー夕216において反転した後に、アンド
ゲート217に供給される。この場合、チャンネル数に
対応した記憶ステージ数(この実施例では8ステージ)
を有し、クロックパルスCI,?2によって各チャンネ
ル時間に同期して駆動されるシフトレジスタ218が設
けられており、このシフトレジスタ218‘こは各チャ
ンネルの割当て状態が空白チャンネル“0”、割当てチ
ャンネル“1”として書き込まれて順次シフトしている
。したがって「このシフトレジスタ218の出力を判別
しかつその“0”出力の発生チャンネル時間によって空
白チャンネルが指定される。後半割当て糊鷲町P2にお
いて、シフトレジス夕218から空白チャンネルを示す
“0”出力が発生されると、“0”信号はィンバ一夕2
19を介してアンドゲート217に供給される。この場
合、アンドゲート217の他の3つの入力端にはィンバ
ー夕216を介して供給された“1”信号、第4図dに
示すパルスSo〜S,6およびキーコードKCが供給さ
れていることを検出するオアゲート220からの“1”
信号がそれぞれ供給されているために、シフトレジス夕
218から空白チャンネルに対応したチャンネル時間に
“0”信号が出力される毎にアンドゲート217の出力
も“1”となり、この“1”信号が第1キーコードメモ
リ201のライン209にセット信号として供給される
。このセット信号が供給されると、キーコードメモIJ
201は前述したように入力キー タコードKCを空白
チャンネルに対応したステージに記憶する。この場合、
シフトレジスタ218はすべての空白チャンネルに対し
てその対応するチャンネル時間に“0”信号を出力する
ために、第1キーコードメモリの空白チャンネルに対応
するZOステージにそれぞれ同一の入力キーコードKC
が書き込まれることになる。アンドゲート221(第1
1図)は、アンドゲート217のゲート入力とトランケ
ート信号とをゲート入力としている。このトランケート
信号については後述するよZうに最も古く雛鍵されたチ
ャンネルを判別して対応チャンネル時間に発生されるも
のであり、特に後半割当て時間の該当するチャンネル時
間に1個のみ発生するようになっている。したがって、
アンドゲート221からは、アンドゲート217か2ら
送出されたセット信号によって入力キーコードKCが書
き込まれた各ステージに対応するチャンネルのうち、最
も古く雛鍵されたチャンネルに対応するチャンネル時間
に“1”信号が出力される。このアンドゲート221の
“1”出力信号2は、オアゲート222を介してシフト
レジスタ218の対応するステージ、つまりアンドゲー
ト217から出力されたセット信号で入力キーコードK
Cが書き込まれたステージに対応するチャンネルでかつ
トランケート信号で指定された最も古く3離鍵されたチ
ャンネルに対応するシフトレジスタ218の記憶ステー
ジにすでに割当てが完了していることを表わす“1”信
号が書き込まれる。以上の動作を行なうアンドゲート2
17,221およびトランケート回路203等により第
1の制御手段が構成される。次に、入力キーコードKC
がすでにキーコードメモリ201に記憶されていてある
チャンネルへの割当てが完了している場合について説明
する。
入力キーコードKCがすでにあるチャンネルに割当てら
れている場合には、キーコード比較回路21 1の一致
検出信号EQは“1”となる。この一致検出信号EQ=
“1”は、アンドゲート212に供給される。このアン
ドゲート212の入力はシフトレジスタ218の出力を
除いてすべて“1”である。したがって、一致検出信号
EQが“1”でかつシフトレジスタ218の出力信号が
“1”であるタイミングにおいてアンドゲート212は
条件が成立して“1”信号が出力される。この“1”信
号はオアゲート213およびアンドゲート214を介し
て遅延フリップフロップ215に供給され、前述した場
合と同機に1割当て期間TP(第4図)の終了時まで保
持される。しかし、この遅延フリップフロップ215の
出力側にはインバータ216が設けられており、キーコ
ード比較回路211から一致検出信号EQ=“1”が出
力された状態においてはアンドゲート217およびアン
ドゲート221から“1”信号を得ることができず、割
当て動作は実行されない。以上の動作はキーオン・オフ
検出回路202における入力キーコードのチャンネル割
当て動作である。次に、キーオン・オフ検出回路202
の雛鍵検出動作について説明する。上述したチャンネ0
ル割当て動作において、アンドゲート221からは割当
てが実行されたチャンネルに対応するチャンネル時間に
“1”信号が出力されてシフトレジスタ218のそのチ
ャンネルに対応するステージにこのチャンネルの割当て
が完了していることをタ表わす“1”信号が書き込まれ
た。したがって、このシフトレジスタ218は、各チャ
ンネルの割当状態を記憶していることになり、このシフ
トレジス夕218の記憶情報は、チャンネル時間に対応
したクロックパルス◇,,少2で順次シフトさ0れ、最
終段から順次出力されて次に説明する押鍵状態メモリ2
04に供給されるとともに、アンドゲート223および
オアゲート222を介して入力側に加えられることによ
卵項次循環して記憶が保持されている。35 一方、ア
ソドゲート221から出力される割当てチャンネルを示
す信号は、オアゲート224を介して、シフトレジスタ
218と同一構成による8ステージシフトレジスタ22
5に順次書き込まれて記憶される。
れている場合には、キーコード比較回路21 1の一致
検出信号EQは“1”となる。この一致検出信号EQ=
“1”は、アンドゲート212に供給される。このアン
ドゲート212の入力はシフトレジスタ218の出力を
除いてすべて“1”である。したがって、一致検出信号
EQが“1”でかつシフトレジスタ218の出力信号が
“1”であるタイミングにおいてアンドゲート212は
条件が成立して“1”信号が出力される。この“1”信
号はオアゲート213およびアンドゲート214を介し
て遅延フリップフロップ215に供給され、前述した場
合と同機に1割当て期間TP(第4図)の終了時まで保
持される。しかし、この遅延フリップフロップ215の
出力側にはインバータ216が設けられており、キーコ
ード比較回路211から一致検出信号EQ=“1”が出
力された状態においてはアンドゲート217およびアン
ドゲート221から“1”信号を得ることができず、割
当て動作は実行されない。以上の動作はキーオン・オフ
検出回路202における入力キーコードのチャンネル割
当て動作である。次に、キーオン・オフ検出回路202
の雛鍵検出動作について説明する。上述したチャンネ0
ル割当て動作において、アンドゲート221からは割当
てが実行されたチャンネルに対応するチャンネル時間に
“1”信号が出力されてシフトレジスタ218のそのチ
ャンネルに対応するステージにこのチャンネルの割当て
が完了していることをタ表わす“1”信号が書き込まれ
た。したがって、このシフトレジスタ218は、各チャ
ンネルの割当状態を記憶していることになり、このシフ
トレジス夕218の記憶情報は、チャンネル時間に対応
したクロックパルス◇,,少2で順次シフトさ0れ、最
終段から順次出力されて次に説明する押鍵状態メモリ2
04に供給されるとともに、アンドゲート223および
オアゲート222を介して入力側に加えられることによ
卵項次循環して記憶が保持されている。35 一方、ア
ソドゲート221から出力される割当てチャンネルを示
す信号は、オアゲート224を介して、シフトレジスタ
218と同一構成による8ステージシフトレジスタ22
5に順次書き込まれて記憶される。
したがって、この時点において40はシフトレジスタ2
25の内容はシフトレジスタ218の内容と同一となり
、また同一のクロツクパルス少・,ぐ2によって順次シ
フトされている。したがって、この最終段から出力され
た信号は、アンドゲート226を介して入力側にもどさ
れて保持状態を続けている。次に、前述した第8図のサ
ンプルホールド回路106の遅延フリップフロップ17
2からクロツクパルスOBによってスタート信号X、つ
まり、操作キースィッチのすべてを対応するキーコード
KCに変換して送り出しを完了する毎に設定される第4
ステート状態(待期状態)が作られる毎にクロックパル
スOBのタイミングで送り出される信号Xが供給される
と、この信号Xはインバータ227を介してアンドゲー
ト226に供給され、アンドゲート226がインヒビツ
トされて、これによりシフトレジスタ225の記憶内容
がすべてリセットされる。
25の内容はシフトレジスタ218の内容と同一となり
、また同一のクロツクパルス少・,ぐ2によって順次シ
フトされている。したがって、この最終段から出力され
た信号は、アンドゲート226を介して入力側にもどさ
れて保持状態を続けている。次に、前述した第8図のサ
ンプルホールド回路106の遅延フリップフロップ17
2からクロツクパルスOBによってスタート信号X、つ
まり、操作キースィッチのすべてを対応するキーコード
KCに変換して送り出しを完了する毎に設定される第4
ステート状態(待期状態)が作られる毎にクロックパル
スOBのタイミングで送り出される信号Xが供給される
と、この信号Xはインバータ227を介してアンドゲー
ト226に供給され、アンドゲート226がインヒビツ
トされて、これによりシフトレジスタ225の記憶内容
がすべてリセットされる。
このリセット動作が完了した後、シフトレジス夕225
はアンドゲート221の出力信号およびアンドゲート2
28を介してアンドゲート212の出力信号を書き込む
。このような動作を行なわせることによって、シフトレ
ジスタ225には、第4ステート(待期状態)後におい
て操作されているキースィッチが割当てられたチャンネ
ルに対応するステージに“1”信号が書き込まれ、次の
スタート信号×が発生するまで自己保持する。これに対
し、シフトレジスタ218はリセット動作を何ら行なっ
ていないために、その後に離鍵されたチャンネルに対し
てもその対応するステ−ジに“1”信号を記憶し続けて
いる。
はアンドゲート221の出力信号およびアンドゲート2
28を介してアンドゲート212の出力信号を書き込む
。このような動作を行なわせることによって、シフトレ
ジスタ225には、第4ステート(待期状態)後におい
て操作されているキースィッチが割当てられたチャンネ
ルに対応するステージに“1”信号が書き込まれ、次の
スタート信号×が発生するまで自己保持する。これに対
し、シフトレジスタ218はリセット動作を何ら行なっ
ていないために、その後に離鍵されたチャンネルに対し
てもその対応するステ−ジに“1”信号を記憶し続けて
いる。
この場合、次に再び第4ステート状態となってスタート
信号×が供給されると、シフトレジスタ225の出力信
号が入力側に帰還されなくなるがィンバータ229を介
してナンドゲート23川こ供給される。このナンドゲー
ト23川こは、第4図cに示すパルス信号S,〜S8、
スタート信号X、シフトレジスタ225の反転出力信号
およびシフトレジスタ218の出力信号が供給されてい
る。したがって、第4ステート状態でかつパルス信号S
,〜S8の期間(前半割当て期間TP,)においてのみ
シフトレジスタ218とシフトレジス夕225の出力が
比較されることになる。そして、シフトレジスタ218
の出力が“1”でシフトレジス夕225の出力が“0”
となっている場合、つまり最も新しい第44ステーート
状態後において、そのチャンネルにキーコードKCが供
給され続けていない場合(すなわち雛鍵されている)に
は、ィンバータ229の出力が“1”となるために、ナ
ンドゲート230の出力が“0”となって離鍵状態にあ
るチャンネルを検出する。したがって、このナンドゲー
ト230から出力される“0”信号のチャンネル時間を
判別することによってどのチャンネルで離鍵さ夕れたの
かがわかる。このナンドゲート230の“0”出力信号
は、アンドゲート223をィンヒビットするために、シ
フトレジスタ218の“1”出力信号が入力側にもとさ
れなくなり、これによってすでに離鍵されているチャン
ネルに対0応したステージの“1”信号が強制的に“0
”信号に書き変えられる。以上の動作を行なうナンドゲ
ート230、シフトレジスタ225等により第2の制御
手段が構成される。なお、231はナンドゲート230
から出力さ夕れる雛鍵チャンネルを検出したことを表わ
す“0”信号を反転した“1”信号を次に説明するトラ
ンケート回路203に供給するィンバータであり、23
2,233は後述するィネーブル信号INBによつてシ
フトレジスタ2 1 8.2 2 5にo“1”信号を
強制的に書き込ませるためのィンバータである。
信号×が供給されると、シフトレジスタ225の出力信
号が入力側に帰還されなくなるがィンバータ229を介
してナンドゲート23川こ供給される。このナンドゲー
ト23川こは、第4図cに示すパルス信号S,〜S8、
スタート信号X、シフトレジスタ225の反転出力信号
およびシフトレジスタ218の出力信号が供給されてい
る。したがって、第4ステート状態でかつパルス信号S
,〜S8の期間(前半割当て期間TP,)においてのみ
シフトレジスタ218とシフトレジス夕225の出力が
比較されることになる。そして、シフトレジスタ218
の出力が“1”でシフトレジス夕225の出力が“0”
となっている場合、つまり最も新しい第44ステーート
状態後において、そのチャンネルにキーコードKCが供
給され続けていない場合(すなわち雛鍵されている)に
は、ィンバータ229の出力が“1”となるために、ナ
ンドゲート230の出力が“0”となって離鍵状態にあ
るチャンネルを検出する。したがって、このナンドゲー
ト230から出力される“0”信号のチャンネル時間を
判別することによってどのチャンネルで離鍵さ夕れたの
かがわかる。このナンドゲート230の“0”出力信号
は、アンドゲート223をィンヒビットするために、シ
フトレジスタ218の“1”出力信号が入力側にもとさ
れなくなり、これによってすでに離鍵されているチャン
ネルに対0応したステージの“1”信号が強制的に“0
”信号に書き変えられる。以上の動作を行なうナンドゲ
ート230、シフトレジスタ225等により第2の制御
手段が構成される。なお、231はナンドゲート230
から出力さ夕れる雛鍵チャンネルを検出したことを表わ
す“0”信号を反転した“1”信号を次に説明するトラ
ンケート回路203に供給するィンバータであり、23
2,233は後述するィネーブル信号INBによつてシ
フトレジスタ2 1 8.2 2 5にo“1”信号を
強制的に書き込ませるためのィンバータである。
次にトランケート回路203について説明する。
第12図はトランケート回路203の具体的な実施例を
示すものであって、上述したキーオタン・オフ検出回路
202のナンドゲート230から雛鍵されたチャンネル
が検出されると、この離鍵チャンネル検出信号はィンバ
ータ231において“1”信号に反転されてオアゲート
234を介して遅延フリップフロップ235に記憶され
る。この遅延フリップフロップ235の出力信号はアン
ドゲ−ト236およびオアゲート234を介して入力側
にもどされて保持される。したがって、この遅延フリッ
プフロップ235の帰還路に設けられているアンドゲー
ト236の他の入力には、第4図fに示すパルス信号S
,6が供給されているために、割当て期間TPの終了時
まで保持された後にリセットされる。この状態において
、キーオン・オフ検出回路202のシフトレジスタ21
8から出力が送出されると、後半割当て期間(パルスS
9〜S,6)において割当てが行なわれていないチャン
ネルに対応したチャンネル時間に、ィンバ−夕237か
ら“1”信号が供給されるため、アンドゲート238か
らシフトレジス夕218の“0”出力に対応してパルス
信号が送り出される。なお、後述説明するがナンドゲー
ト239の出力およびィネーブル信号INBはこの場合
“1”である。このアンドゲート238の出力信号は、
加算器240の入力端子CIに供給され、これによって
入力端子A,〜A3に供給される3ビットの タ被加算
信号に「1」が加算され、この加算結果が3ビットの信
号として出力端子S,〜S3から出力される。この場合
、加算器240の出力端子S,〜S3には、ィンバータ
237の出力を一方の入力信号とするアンドゲート24
1a〜241cがそれぞZれ接続されており、ィソバー
タ237から“1”信号が出力された場合のみ、つまり
害8当てが行なわれていないチャンネルに対応したチャ
ンネル時間の時のみアンドゲート241a〜241cが
開かれてオアゲート242およびアンドゲート24J3
,244を介してシフトレジスタ245a〜245cの
入力端にそれぞれ供給されるようになっている。なお、
アンドケ・ート2 4 3,2 4 4は、ィンバータ
246を介して供給される“1”信号(この場合にはイ
ニシアルクリア信号ICが発生されていない)によって
開かれている。シフトレジスタ245a〜245cはチ
ャンネル数と一致する記憶ステージ(この実施例では8
ステージ)を有するシフトレジスタによって構成されて
おり、チャンネル時間に同期したクロックパルスCI,
中2によって順次シフトされて最終段から出力信号が送
出されている。このシフトレジス夕245a〜246c
の各出力信号は、前述した加算器240の被加算信号用
の各入力端子A.〜A3にそれぞれ供給されている。し
たがって、これらの部分はキーオン・オフ検出回路20
2が前述した離鍵を検出する毎に各シフトレジスタ24
5a〜245cの各ステージのうち、シフトレジスタ2
18の空白チャンネルに対応したステージにおいて、現
在のカウント値に順次1加算するような離鍵チャンネル
経過記憶回路247を構成していることになる。この雛
鍵チャンネル経過記憶回路247は、8ステージ構成に
よるシフトレジス夕245a〜245cを3段並列構成
として使用しているために、各チャンネル毎に与えられ
た並列3ビットの離鍵経過信号がチャンネル時間に対応
して順次シフトしていることになり、最も古く雛鍵され
たチャンネルに対応するチャンネル時間に最も大きな値
の雛鍵経過信号が3ビット信号(バィナIJーコード)
として出力される。この場合、離鍵チャンネル経過記憶
回路247は、前述したように3ビット構成となってい
るために、その出力値の最大は7 ぐ11r)となり、
これに1加算を行なうと0 (‘‘00び)となって最
古の離鍵チャンネルが最も新しく離鍵されたものとなっ
てしまう不都合がある。このため、各シフトレジスタ2
45a〜245cの出力側には、3ビット信号の一致を
求めるナンドゲート239が設けられており、このナン
ドゲート239の出力信号によってアンドゲート238
をインヒビツトすることによりそのチャンネルにおいて
は以後の加算を停止して上述した不都合を除去している
。以上のような動作を行なわせることによって、以後に
説明する回路に5よって雛鍵の最も古いチャンネルから
順次割当て動作を行なうことができる。これは、離鍵後
においてサステインが加わっているために、操作された
鍵が多い場合には、最も古い離鍵チャンネルを判別して
新たなキーコードを割当てる必要がある0ためである。
鱗鍵チャンネル経過記憶回路247から各チャンネル時
間に対応して出力される3ビットの離鍵経過信号は、各
ビット毎にアンドゲ−ト248a〜248cおよびオア
ゲート249a〜249cを介して遅延フリップフロッ
プ2505a〜250cに供給されて記憶されるように
なっている。この場合、各遅延フリップフロップ250
a〜250cに記憶された3ビットの信号は、クロック
パルス■,で読み込まれてクロックパルスめ2で読み出
されているために、1クロックパ30ルス分だけ遅延さ
れて出力されることになり、この各出力信号は各アンド
ゲート251a〜251cおよび各オアゲート249a
〜249cを介して入力側にもと、されて記憶が保持さ
れるようになっている。したがって、遅延フリップフロ
ップ23夕50a〜250cは、3ビット信号を記憶す
る記憶回路を構成していることになる。遅延フリップフ
ロツプ250a〜250cの出力信号は、3ビットの離
鍵経過信号として比較器252に供給される。比較器2
52は、遅延フリップフロップ240 50a〜250
cから供給される1クロック時間遅延された雛鍵経過信
号Bと離鍵チャンネル経過記憶回路247から供給され
る新たな雛鍵経過信号Aとを比較し、A>Bの場合のみ
“1”出力を発生するように構成されている。この比較
器252から出力された“1”信号は、ノアゲート25
3を介して各アンドゲート241a〜241cに“0”
信号として供孫蒼されるために、各遅延フリップフロツ
プ250a〜250cの出力が入力側にもどるのを阻止
する。また、この比較器252から出力された“1”信
号は、アンドゲート254に供給されるために、このア
ンドゲート254が前半割当て期間TP,における比較
器252の出力送出タイミングにおいてアンド条件が成
立し、その出力によって記憶回路247からの新たな雛
鍵経過信号Aの各ビット信号がアンドゲート248a〜
248cを介して遅延フリップフロップ250a〜25
0cに記憶される。したがって、これらは各チャンネル
の雛鍵経過信号のうち最大のものを抽出する最大離鍵経
過信号抽出回路255を構成していることになり、前半
割当て期間TP,の終了時には最大雛鍵経過信号のみが
遅延フリップフロップ250a〜250cに記憶され、
パルス信号S,6(第4図e)によって1割当て期間T
Pの終了とともにリセットされる。また、前半割当て期
間TP,において発生されるアンドゲート254の出力
信号は「各アンドゲート256a〜256cに供給され
、このタイミングにおいて、第3図に示すタイミング信
号発生部800から出力される3ビットの各チャンネル
をコート化した信号、すなわちチャンネルコードHC,
〜HC3(チャンネル時間をバィナリーコード‘こした
もの)を各オアケーート257a〜257cを介して「
各遅延フリツプフロツプ258a〜258cにそれぞれ
記憶する。そして、この遅延フリップフロップ2)58
a〜258cの内容は、前記最大離鍵経過信号抽出回路
255の場合と同様に、ノアゲート253の出力信号を
アンドゲート259a〜269cに供給しているために
、前半割当て期間TP,内における最大機鍵経過信号が
生ずるチャンネルを表わすチャンネルコード信号HC,
〜HC3が記憶されることになる。この各遅延フリップ
フロップ258a〜258cに記憶された最大雛鍵経過
信号の生じたチャンネルを表わすチャンネルコード信号
HC,〜HC3は、1割当て期間TP(第4図)のチ終
了時まで保持される。ノアゲート253を介して供給さ
れるパルス信号SM(第4図e)によりリセットされる
。また、この遅延フリップフロップ258a〜258c
に記憶されているチャンネルコード信号HC,〜HC3
は、比較器260に供給されて入力チャンネルコード信
号HC,〜HC3との一致が求められる。両信号が一致
すると、そのタイミングにおいて一致信号“1”を出力
してキータ オン・オフ検出回路202にトランケート
信号として供給する。この場合、チャンネルコード信号
HC,〜HC3は1割当て期間TP(第4図)の期間に
2回循環するために、第1回目の1循環期間(前半割当
て期間TP,)において各遅延フリップフ0ロツプ25
8a〜258cへの書き込みが行なわれるために、比較
器260!こおける一致出力信号は、後半割当て期間T
P2においてあるチャンネル時間に1回のみ出力される
ことになる。したがって、これらの回路は雛鍵最古チャ
ンネル抽出回路夕261を構成していることになり、各
割当て期間の後半割当て期間TP2において、最も古い
雛鍵チャンネル(トランケートが最も進行しているチャ
ンネル)に対応したチャンネル時間にトランケート信号
としてのパルス信号が出力され、キーオ0ンGオフ検出
回路202に対して新たなキーコ−ドKCを割当てるべ
きチャンネルが1回だけ確実に指定される。なお、雛鍵
チャンネル経過記憶回路247において、イニシャルク
リアIC信号をオアゲート242を介してシフトレジス
夕2455aのみに書き込むのは「最初にシフトレジス
タ245aの全ステージに“1”信号を書き込んで最初
の状態におけるトランケート動作を確実にするためのも
のである。つまり、シフトレジス夕245a〜245c
の内容がすべてリセットされた状0態になると、最大雛
錐経過信C・抽出回路255における比較器252から
A>Bなる場合に出力される“1”信号が得られなくな
ってしまう。この結果、雛鍵最古チャンネル抽出回路2
61の各遅延フリツプフロツプ258a〜258cにチ
ャンネルコード信号HC,〜HC3が記憶されなくなり
、各遅延フリップフロップ258a〜258cはノアゲ
ート253を介して供給されるパルス信号(第4図e)
でリセットされた状態を続ける。その結果比較器260
においてA=Bなる条件が得られず、トランケート信号
の発生がなされなくなり、最初に発生されるキーコード
KCが割当てられなくなってしまう不都合が生ずる。こ
のような問題を解決するために、イニシャルクリア信号
にを用いてシフトレジスタ245aの全ステ−ジに“1
”信号を強制的に書き込んでいるものである。したがっ
て、このイニシャルクリア信号ICによる“1”信号の
書き込みは、必ずしもシフトレジスタ245aに限るも
のではなく、3段構成によるシフトレジスタ245a〜
245cの少なくとも1つに“1”信号を強制的に書き
込むように構成されているものであれば十分である。
示すものであって、上述したキーオタン・オフ検出回路
202のナンドゲート230から雛鍵されたチャンネル
が検出されると、この離鍵チャンネル検出信号はィンバ
ータ231において“1”信号に反転されてオアゲート
234を介して遅延フリップフロップ235に記憶され
る。この遅延フリップフロップ235の出力信号はアン
ドゲ−ト236およびオアゲート234を介して入力側
にもどされて保持される。したがって、この遅延フリッ
プフロップ235の帰還路に設けられているアンドゲー
ト236の他の入力には、第4図fに示すパルス信号S
,6が供給されているために、割当て期間TPの終了時
まで保持された後にリセットされる。この状態において
、キーオン・オフ検出回路202のシフトレジスタ21
8から出力が送出されると、後半割当て期間(パルスS
9〜S,6)において割当てが行なわれていないチャン
ネルに対応したチャンネル時間に、ィンバ−夕237か
ら“1”信号が供給されるため、アンドゲート238か
らシフトレジス夕218の“0”出力に対応してパルス
信号が送り出される。なお、後述説明するがナンドゲー
ト239の出力およびィネーブル信号INBはこの場合
“1”である。このアンドゲート238の出力信号は、
加算器240の入力端子CIに供給され、これによって
入力端子A,〜A3に供給される3ビットの タ被加算
信号に「1」が加算され、この加算結果が3ビットの信
号として出力端子S,〜S3から出力される。この場合
、加算器240の出力端子S,〜S3には、ィンバータ
237の出力を一方の入力信号とするアンドゲート24
1a〜241cがそれぞZれ接続されており、ィソバー
タ237から“1”信号が出力された場合のみ、つまり
害8当てが行なわれていないチャンネルに対応したチャ
ンネル時間の時のみアンドゲート241a〜241cが
開かれてオアゲート242およびアンドゲート24J3
,244を介してシフトレジスタ245a〜245cの
入力端にそれぞれ供給されるようになっている。なお、
アンドケ・ート2 4 3,2 4 4は、ィンバータ
246を介して供給される“1”信号(この場合にはイ
ニシアルクリア信号ICが発生されていない)によって
開かれている。シフトレジスタ245a〜245cはチ
ャンネル数と一致する記憶ステージ(この実施例では8
ステージ)を有するシフトレジスタによって構成されて
おり、チャンネル時間に同期したクロックパルスCI,
中2によって順次シフトされて最終段から出力信号が送
出されている。このシフトレジス夕245a〜246c
の各出力信号は、前述した加算器240の被加算信号用
の各入力端子A.〜A3にそれぞれ供給されている。し
たがって、これらの部分はキーオン・オフ検出回路20
2が前述した離鍵を検出する毎に各シフトレジスタ24
5a〜245cの各ステージのうち、シフトレジスタ2
18の空白チャンネルに対応したステージにおいて、現
在のカウント値に順次1加算するような離鍵チャンネル
経過記憶回路247を構成していることになる。この雛
鍵チャンネル経過記憶回路247は、8ステージ構成に
よるシフトレジス夕245a〜245cを3段並列構成
として使用しているために、各チャンネル毎に与えられ
た並列3ビットの離鍵経過信号がチャンネル時間に対応
して順次シフトしていることになり、最も古く雛鍵され
たチャンネルに対応するチャンネル時間に最も大きな値
の雛鍵経過信号が3ビット信号(バィナIJーコード)
として出力される。この場合、離鍵チャンネル経過記憶
回路247は、前述したように3ビット構成となってい
るために、その出力値の最大は7 ぐ11r)となり、
これに1加算を行なうと0 (‘‘00び)となって最
古の離鍵チャンネルが最も新しく離鍵されたものとなっ
てしまう不都合がある。このため、各シフトレジスタ2
45a〜245cの出力側には、3ビット信号の一致を
求めるナンドゲート239が設けられており、このナン
ドゲート239の出力信号によってアンドゲート238
をインヒビツトすることによりそのチャンネルにおいて
は以後の加算を停止して上述した不都合を除去している
。以上のような動作を行なわせることによって、以後に
説明する回路に5よって雛鍵の最も古いチャンネルから
順次割当て動作を行なうことができる。これは、離鍵後
においてサステインが加わっているために、操作された
鍵が多い場合には、最も古い離鍵チャンネルを判別して
新たなキーコードを割当てる必要がある0ためである。
鱗鍵チャンネル経過記憶回路247から各チャンネル時
間に対応して出力される3ビットの離鍵経過信号は、各
ビット毎にアンドゲ−ト248a〜248cおよびオア
ゲート249a〜249cを介して遅延フリップフロッ
プ2505a〜250cに供給されて記憶されるように
なっている。この場合、各遅延フリップフロップ250
a〜250cに記憶された3ビットの信号は、クロック
パルス■,で読み込まれてクロックパルスめ2で読み出
されているために、1クロックパ30ルス分だけ遅延さ
れて出力されることになり、この各出力信号は各アンド
ゲート251a〜251cおよび各オアゲート249a
〜249cを介して入力側にもと、されて記憶が保持さ
れるようになっている。したがって、遅延フリップフロ
ップ23夕50a〜250cは、3ビット信号を記憶す
る記憶回路を構成していることになる。遅延フリップフ
ロツプ250a〜250cの出力信号は、3ビットの離
鍵経過信号として比較器252に供給される。比較器2
52は、遅延フリップフロップ240 50a〜250
cから供給される1クロック時間遅延された雛鍵経過信
号Bと離鍵チャンネル経過記憶回路247から供給され
る新たな雛鍵経過信号Aとを比較し、A>Bの場合のみ
“1”出力を発生するように構成されている。この比較
器252から出力された“1”信号は、ノアゲート25
3を介して各アンドゲート241a〜241cに“0”
信号として供孫蒼されるために、各遅延フリップフロツ
プ250a〜250cの出力が入力側にもどるのを阻止
する。また、この比較器252から出力された“1”信
号は、アンドゲート254に供給されるために、このア
ンドゲート254が前半割当て期間TP,における比較
器252の出力送出タイミングにおいてアンド条件が成
立し、その出力によって記憶回路247からの新たな雛
鍵経過信号Aの各ビット信号がアンドゲート248a〜
248cを介して遅延フリップフロップ250a〜25
0cに記憶される。したがって、これらは各チャンネル
の雛鍵経過信号のうち最大のものを抽出する最大離鍵経
過信号抽出回路255を構成していることになり、前半
割当て期間TP,の終了時には最大雛鍵経過信号のみが
遅延フリップフロップ250a〜250cに記憶され、
パルス信号S,6(第4図e)によって1割当て期間T
Pの終了とともにリセットされる。また、前半割当て期
間TP,において発生されるアンドゲート254の出力
信号は「各アンドゲート256a〜256cに供給され
、このタイミングにおいて、第3図に示すタイミング信
号発生部800から出力される3ビットの各チャンネル
をコート化した信号、すなわちチャンネルコードHC,
〜HC3(チャンネル時間をバィナリーコード‘こした
もの)を各オアケーート257a〜257cを介して「
各遅延フリツプフロツプ258a〜258cにそれぞれ
記憶する。そして、この遅延フリップフロップ2)58
a〜258cの内容は、前記最大離鍵経過信号抽出回路
255の場合と同様に、ノアゲート253の出力信号を
アンドゲート259a〜269cに供給しているために
、前半割当て期間TP,内における最大機鍵経過信号が
生ずるチャンネルを表わすチャンネルコード信号HC,
〜HC3が記憶されることになる。この各遅延フリップ
フロップ258a〜258cに記憶された最大雛鍵経過
信号の生じたチャンネルを表わすチャンネルコード信号
HC,〜HC3は、1割当て期間TP(第4図)のチ終
了時まで保持される。ノアゲート253を介して供給さ
れるパルス信号SM(第4図e)によりリセットされる
。また、この遅延フリップフロップ258a〜258c
に記憶されているチャンネルコード信号HC,〜HC3
は、比較器260に供給されて入力チャンネルコード信
号HC,〜HC3との一致が求められる。両信号が一致
すると、そのタイミングにおいて一致信号“1”を出力
してキータ オン・オフ検出回路202にトランケート
信号として供給する。この場合、チャンネルコード信号
HC,〜HC3は1割当て期間TP(第4図)の期間に
2回循環するために、第1回目の1循環期間(前半割当
て期間TP,)において各遅延フリップフ0ロツプ25
8a〜258cへの書き込みが行なわれるために、比較
器260!こおける一致出力信号は、後半割当て期間T
P2においてあるチャンネル時間に1回のみ出力される
ことになる。したがって、これらの回路は雛鍵最古チャ
ンネル抽出回路夕261を構成していることになり、各
割当て期間の後半割当て期間TP2において、最も古い
雛鍵チャンネル(トランケートが最も進行しているチャ
ンネル)に対応したチャンネル時間にトランケート信号
としてのパルス信号が出力され、キーオ0ンGオフ検出
回路202に対して新たなキーコ−ドKCを割当てるべ
きチャンネルが1回だけ確実に指定される。なお、雛鍵
チャンネル経過記憶回路247において、イニシャルク
リアIC信号をオアゲート242を介してシフトレジス
夕2455aのみに書き込むのは「最初にシフトレジス
タ245aの全ステージに“1”信号を書き込んで最初
の状態におけるトランケート動作を確実にするためのも
のである。つまり、シフトレジス夕245a〜245c
の内容がすべてリセットされた状0態になると、最大雛
錐経過信C・抽出回路255における比較器252から
A>Bなる場合に出力される“1”信号が得られなくな
ってしまう。この結果、雛鍵最古チャンネル抽出回路2
61の各遅延フリツプフロツプ258a〜258cにチ
ャンネルコード信号HC,〜HC3が記憶されなくなり
、各遅延フリップフロップ258a〜258cはノアゲ
ート253を介して供給されるパルス信号(第4図e)
でリセットされた状態を続ける。その結果比較器260
においてA=Bなる条件が得られず、トランケート信号
の発生がなされなくなり、最初に発生されるキーコード
KCが割当てられなくなってしまう不都合が生ずる。こ
のような問題を解決するために、イニシャルクリア信号
にを用いてシフトレジスタ245aの全ステ−ジに“1
”信号を強制的に書き込んでいるものである。したがっ
て、このイニシャルクリア信号ICによる“1”信号の
書き込みは、必ずしもシフトレジスタ245aに限るも
のではなく、3段構成によるシフトレジスタ245a〜
245cの少なくとも1つに“1”信号を強制的に書き
込むように構成されているものであれば十分である。
以上の説明が最もトランケートの進んでいるチャンネル
を1個のみ指定するトランケート回路203の勤Z作で
ある。次に押鍵状態メモリ204について詳細に説明す
る。
を1個のみ指定するトランケート回路203の勤Z作で
ある。次に押鍵状態メモリ204について詳細に説明す
る。
第13図は押鍵状態メモリ204の具体的な実施例を示
すものであって、各アンドゲート262a〜262nに
は前述したキーオン・オフ検出回路202のシフトレジ
スタ218からその出力信号が順次供給されている。
すものであって、各アンドゲート262a〜262nに
は前述したキーオン・オフ検出回路202のシフトレジ
スタ218からその出力信号が順次供給されている。
このシフトレジスタ218は、前述したようにキーコー
ドKCの割当てが行なわれているチャンネルに対応した
ステージにのみ“1”信号が書き込まれており、また雛
鍵されたチャンネルに対応するステージは“0”に書き
変えられている。したがって、このシフトレジスタ21
8から各チャンネル時間に対応して時分割的に送り出さ
れる信号は、現時点における各チャンネルに割当てられ
た鍵の押鍵状態を表わしているものである。このような
状態が記憶されてクロツクパルス◇,,め2で順次シフ
トされながら送り出されたシフトレジスタ218の出力
信号が押鍵状態メモリ204に供給されると、その出力
信号の“1”状態、つまり割当てられたキーコードKC
に対応する鍵が押鍵されているチャンネル時間において
、第3図に示すタイミング信号発生部800から各チャ
ンネルに対応して(チャンネル時間に対応して)第4図
j〜Qに示すように順次時分割的に出力されるチャンネ
ル信号BT,〜BT8のタイミングが一致した部分のァ
ンドゲート262a,262hの条件が成立し、その“
1”出力がオァゲート263a〜263hを介して遅延
フリップフロップ264a〜264hに記憶され、その
出力がアンドゲート265a〜265hおよびオアゲー
ト263a〜263hを介して入力側にもどされること
によって保持される。したがって、シフトレジスタ21
8(第11図)から供孫舎される押鍵チャンネルを示す
“1”信号によって、第1〜第8チャンネルを担当する
遅延フリツプフロップ264a〜264hの対応するチ
ャンネル担当部分にのみ“1”信号が記憶され、時分割
的に発生される次の対応するチャンネル信号BT,〜B
T8がインバー夕266a〜266hを介してアンドゲ
ート265a〜265hをインヒビットするまで保持し
続けられることになる。例えば第4図に示す第3チャン
ネル時間においてシフトレジス夕218(第11図)か
ら“1”信号が出力されると、この第3チャンネル時間
に発生されるチャンネル信号は第4図1に示すようにチ
ャンネル信号BT3のみである。この結果、アンドゲー
ト262cにおいてのみ条件が成立し、その出タ力信号
がオアゲート263cを介して遅延フリップフロップ2
64cに書き込まれる。これらの回路部分は、チャンネ
ル時間に対応して時分割的にシリアルに出力されるシフ
トレジスタ218の押鍵チャンネルを表わす信号を8チ
ャンネルのパラ0レル信号に変換するシリアル・パラレ
ル変換回路267(第2の記憶手段)を構成しているこ
とになる。したがって、このシリアル・パラレル変換回
路267の各遅延フリツプフロツプ264a〜264h
は、チャンネル信号BT,〜BT8によってタチャンネ
ルの押鍵状態を示すシフトレジスタ218(第11図)
の出力信号を順次書き込まれることになる。そして、こ
のシリァル・パラレル変換回路267からは、各チャン
ネルに対応する出力ライン218a〜218hのうち、
キーコードOKCが割当てられており、かつそのキーコ
ードKCに対応する鍵が押鍵されているチャンネルのみ
に“1”信号が出力される。例えば上述したように第3
チャンネルにおいて、押鍵されている場合にはライン2
61cに“1”信号が出力される。こ5のように、神鍵
チャンネルに対応して出力された“1”信号は、各ノア
ゲート269a〜269hを介して電界効果型トランジ
スタ263a〜263hのゲート電極に供給され、この
電界効果型トランジスタをオフさせて第1〜第8チャン
ネルに40対応して設けられた入出力兼用端子271a
〜271hに“1”信号を送出する。例えば前述したよ
うに、第3チャンネルが指定された場合には、遅延フリ
ップフロップ264cからライン268cを介してノア
ゲート269cに“1”信号が供給され、このノアゲー
ト269cの“0”出力信号によってトランジスタ27
0cのみがオフとなる。この結果、入出力兼用端子27
1cのみが“1”となり、他の入出力兼用端子271a
,271b,271d〜271hは“0”となる。した
がって、この入出力兼用端子271a〜271hのうち
で、“1”信号が送出された部分が対応するチャンネル
において、鍵が押されていることを示す。そして、この
“1”信号、すなわちキーオン信号KOは後述するチャ
ンネル別音高電圧制御部500の対応する音高電圧制御
回路501a〜501hを制御する。また、この押鍵状
態メモリ204には、発音チャンネル数を切換えるため
のモード端子272が設けられている。
ドKCの割当てが行なわれているチャンネルに対応した
ステージにのみ“1”信号が書き込まれており、また雛
鍵されたチャンネルに対応するステージは“0”に書き
変えられている。したがって、このシフトレジスタ21
8から各チャンネル時間に対応して時分割的に送り出さ
れる信号は、現時点における各チャンネルに割当てられ
た鍵の押鍵状態を表わしているものである。このような
状態が記憶されてクロツクパルス◇,,め2で順次シフ
トされながら送り出されたシフトレジスタ218の出力
信号が押鍵状態メモリ204に供給されると、その出力
信号の“1”状態、つまり割当てられたキーコードKC
に対応する鍵が押鍵されているチャンネル時間において
、第3図に示すタイミング信号発生部800から各チャ
ンネルに対応して(チャンネル時間に対応して)第4図
j〜Qに示すように順次時分割的に出力されるチャンネ
ル信号BT,〜BT8のタイミングが一致した部分のァ
ンドゲート262a,262hの条件が成立し、その“
1”出力がオァゲート263a〜263hを介して遅延
フリップフロップ264a〜264hに記憶され、その
出力がアンドゲート265a〜265hおよびオアゲー
ト263a〜263hを介して入力側にもどされること
によって保持される。したがって、シフトレジスタ21
8(第11図)から供孫舎される押鍵チャンネルを示す
“1”信号によって、第1〜第8チャンネルを担当する
遅延フリツプフロップ264a〜264hの対応するチ
ャンネル担当部分にのみ“1”信号が記憶され、時分割
的に発生される次の対応するチャンネル信号BT,〜B
T8がインバー夕266a〜266hを介してアンドゲ
ート265a〜265hをインヒビットするまで保持し
続けられることになる。例えば第4図に示す第3チャン
ネル時間においてシフトレジス夕218(第11図)か
ら“1”信号が出力されると、この第3チャンネル時間
に発生されるチャンネル信号は第4図1に示すようにチ
ャンネル信号BT3のみである。この結果、アンドゲー
ト262cにおいてのみ条件が成立し、その出タ力信号
がオアゲート263cを介して遅延フリップフロップ2
64cに書き込まれる。これらの回路部分は、チャンネ
ル時間に対応して時分割的にシリアルに出力されるシフ
トレジスタ218の押鍵チャンネルを表わす信号を8チ
ャンネルのパラ0レル信号に変換するシリアル・パラレ
ル変換回路267(第2の記憶手段)を構成しているこ
とになる。したがって、このシリアル・パラレル変換回
路267の各遅延フリツプフロツプ264a〜264h
は、チャンネル信号BT,〜BT8によってタチャンネ
ルの押鍵状態を示すシフトレジスタ218(第11図)
の出力信号を順次書き込まれることになる。そして、こ
のシリァル・パラレル変換回路267からは、各チャン
ネルに対応する出力ライン218a〜218hのうち、
キーコードOKCが割当てられており、かつそのキーコ
ードKCに対応する鍵が押鍵されているチャンネルのみ
に“1”信号が出力される。例えば上述したように第3
チャンネルにおいて、押鍵されている場合にはライン2
61cに“1”信号が出力される。こ5のように、神鍵
チャンネルに対応して出力された“1”信号は、各ノア
ゲート269a〜269hを介して電界効果型トランジ
スタ263a〜263hのゲート電極に供給され、この
電界効果型トランジスタをオフさせて第1〜第8チャン
ネルに40対応して設けられた入出力兼用端子271a
〜271hに“1”信号を送出する。例えば前述したよ
うに、第3チャンネルが指定された場合には、遅延フリ
ップフロップ264cからライン268cを介してノア
ゲート269cに“1”信号が供給され、このノアゲー
ト269cの“0”出力信号によってトランジスタ27
0cのみがオフとなる。この結果、入出力兼用端子27
1cのみが“1”となり、他の入出力兼用端子271a
,271b,271d〜271hは“0”となる。した
がって、この入出力兼用端子271a〜271hのうち
で、“1”信号が送出された部分が対応するチャンネル
において、鍵が押されていることを示す。そして、この
“1”信号、すなわちキーオン信号KOは後述するチャ
ンネル別音高電圧制御部500の対応する音高電圧制御
回路501a〜501hを制御する。また、この押鍵状
態メモリ204には、発音チャンネル数を切換えるため
のモード端子272が設けられている。
この発音チャンネル数の切換は次のような場合に必要と
なる。これは、例えばピアノとパイプオルガンの合奏を
行なった場合のような発音効果を得たい場合がある。こ
れを行なうには、あるチャンネルの楽音形成回路に対し
て並列に他の音色の楽音を形成する楽音形成回路を接続
することによって目的が達成される。この場合、全チャ
ンネルに楽音形成回路を並設しておけば良いのであるが
、このような回路を複数個並設して設けることは価格が
大幅に上昇してしまう。このために、使用チャンネル数
を減少させて、その減少させたチャンネルの楽音形成回
路に他のチャンネルの音高電圧KVを供給して同一の音
高電圧KVを基に異種の音色が得られるようにすること
が考えられる。また、チャンネル数を期定化したチャン
ネルプロセッサ200を楽音形成チャンネル数の少ない
機種に適用する場合には、このチャンネルプロセッサ2
00内の制御チャンネル数を減少させて使用することに
より共用することができる。この場合、チャンネルプロ
セッサ200は集積化されているために端子数に制限を
受けてしまい、チャンネル数切替のためのみに用いる端
子を複数個設けることは他の機能を付加する上でも不利
である。したがって、少なくとも1個のチャンネル数切
替用のモード端子を用いて上述した処理を行なう必要が
ある。第13図に示す押鍵状4態メモリ204にはこの
ような機能が付加されている。つまり、各入出力兼用端
子271b〜271hにはそれぞれオアゲート273b
〜273hの片側入力端が接続されている。そして、こ
のオアゲート273b〜273hの他方の入力端には、
隣接する下位(この場合にはチャンネル番号の多いもの
)のオアゲート273c〜273hの出力信号が供給さ
れるように接続されている。ま夕た、各オアゲート27
3b〜273hの出力は、インバー夕274b〜274
hを介してノアゲ−ト269a〜269hの入力側に供
給されている。また、制御チャンネル数を切替えるため
の制御を行なうモ−ド端子272は最下位のオァゲーJ
Oト273hの−一方の入力端に接続されるとともに、
ィンバ−夕274iを介して最下位のチャンネルに設け
たノアゲート269hの一つの入力となつている。この
ように構成された回路において、全チャンタネルを独立
して動作させる場合には、モード端子272に“1”信
号を供給する。
なる。これは、例えばピアノとパイプオルガンの合奏を
行なった場合のような発音効果を得たい場合がある。こ
れを行なうには、あるチャンネルの楽音形成回路に対し
て並列に他の音色の楽音を形成する楽音形成回路を接続
することによって目的が達成される。この場合、全チャ
ンネルに楽音形成回路を並設しておけば良いのであるが
、このような回路を複数個並設して設けることは価格が
大幅に上昇してしまう。このために、使用チャンネル数
を減少させて、その減少させたチャンネルの楽音形成回
路に他のチャンネルの音高電圧KVを供給して同一の音
高電圧KVを基に異種の音色が得られるようにすること
が考えられる。また、チャンネル数を期定化したチャン
ネルプロセッサ200を楽音形成チャンネル数の少ない
機種に適用する場合には、このチャンネルプロセッサ2
00内の制御チャンネル数を減少させて使用することに
より共用することができる。この場合、チャンネルプロ
セッサ200は集積化されているために端子数に制限を
受けてしまい、チャンネル数切替のためのみに用いる端
子を複数個設けることは他の機能を付加する上でも不利
である。したがって、少なくとも1個のチャンネル数切
替用のモード端子を用いて上述した処理を行なう必要が
ある。第13図に示す押鍵状4態メモリ204にはこの
ような機能が付加されている。つまり、各入出力兼用端
子271b〜271hにはそれぞれオアゲート273b
〜273hの片側入力端が接続されている。そして、こ
のオアゲート273b〜273hの他方の入力端には、
隣接する下位(この場合にはチャンネル番号の多いもの
)のオアゲート273c〜273hの出力信号が供給さ
れるように接続されている。ま夕た、各オアゲート27
3b〜273hの出力は、インバー夕274b〜274
hを介してノアゲ−ト269a〜269hの入力側に供
給されている。また、制御チャンネル数を切替えるため
の制御を行なうモ−ド端子272は最下位のオァゲーJ
Oト273hの−一方の入力端に接続されるとともに、
ィンバ−夕274iを介して最下位のチャンネルに設け
たノアゲート269hの一つの入力となつている。この
ように構成された回路において、全チャンタネルを独立
して動作させる場合には、モード端子272に“1”信
号を供給する。
この結果、モード端子272の“1”信号はィンバー夕
274iを介してその反転信号“0”がノアゲート26
9hに供給されるために、このノアゲート269hoの
出力側に接続されたトランジスタ270hは、遅延フリ
ッブフロツプ264hの制御下におかれている。また「
他のノアゲート269g〜269aもモード端子272
に供給された“1”信号がオアゲート273h〜273
bを介して更にィンタバータ274h〜274bを介し
て反転された“0”信号が供給されているために、/ア
ゲーート269a〜269hの出力側に接続されている
すべてのトランジスタ270a〜270gは各遅延フリ
ップフロップ264a〜264gの制御下に0おかれて
全チャンネルが発音可能となる。また、インバータ27
4c〜274iの出力信号へ〜A7を一方の入力とする
タイミング信号発生回路800(第3図)のァンドゲー
ト810a〜810hの出力信号は常に“0”となり、
これに伴なつてナンドゲート811から送出されるィネ
ーフル信号INBが第1〜第8チャンネル期間において
“1”となり、前述した各部の制御が行なわれる。次に
、例えば第1〜第7までの7チャンネルにキーコードK
Cを割当てて発音させ、第8チャンネルを例えば第1チ
ャンネルに割当てられたキーコードKCを用いて異種の
音色の楽音を形成し、発音を行なわせて合奏効果を得る
場合には次のような制御を行なう。
274iを介してその反転信号“0”がノアゲート26
9hに供給されるために、このノアゲート269hoの
出力側に接続されたトランジスタ270hは、遅延フリ
ッブフロツプ264hの制御下におかれている。また「
他のノアゲート269g〜269aもモード端子272
に供給された“1”信号がオアゲート273h〜273
bを介して更にィンタバータ274h〜274bを介し
て反転された“0”信号が供給されているために、/ア
ゲーート269a〜269hの出力側に接続されている
すべてのトランジスタ270a〜270gは各遅延フリ
ップフロップ264a〜264gの制御下に0おかれて
全チャンネルが発音可能となる。また、インバータ27
4c〜274iの出力信号へ〜A7を一方の入力とする
タイミング信号発生回路800(第3図)のァンドゲー
ト810a〜810hの出力信号は常に“0”となり、
これに伴なつてナンドゲート811から送出されるィネ
ーフル信号INBが第1〜第8チャンネル期間において
“1”となり、前述した各部の制御が行なわれる。次に
、例えば第1〜第7までの7チャンネルにキーコードK
Cを割当てて発音させ、第8チャンネルを例えば第1チ
ャンネルに割当てられたキーコードKCを用いて異種の
音色の楽音を形成し、発音を行なわせて合奏効果を得る
場合には次のような制御を行なう。
まず、第8チャンネル目の楽音形成回路を取り外して第
1チャンネル目の楽音形成回路と並列に接続する。次に
、押鍵状態メモリ204の第8チャンネル目の入出力兼
用端子271hに“1”信号を供給し、モード端子27
2に“0”信号を供給する。このような操作を行な 夕
うと、ィンバータ274jの出力信号が“1”に反転し
てノアゲート269hの出力信号が“0”となるために
、トランジスタ270hがオフとなる。この結果、オア
ゲート273hの出力信号が“1”となり、このオアゲ
ート273hの出力信Z号が順次オアゲート273g〜
273bを介してィンバータ274h〜274bに供給
され、該ィンバータ274b〜274hの出力がすべて
“0”となってトランジスタ270hを除く他のすべて
のトランジスタ270a〜270gが遅延Jフリップフ
ロツフ。264a〜264gの制御下におかれる。
1チャンネル目の楽音形成回路と並列に接続する。次に
、押鍵状態メモリ204の第8チャンネル目の入出力兼
用端子271hに“1”信号を供給し、モード端子27
2に“0”信号を供給する。このような操作を行な 夕
うと、ィンバータ274jの出力信号が“1”に反転し
てノアゲート269hの出力信号が“0”となるために
、トランジスタ270hがオフとなる。この結果、オア
ゲート273hの出力信号が“1”となり、このオアゲ
ート273hの出力信Z号が順次オアゲート273g〜
273bを介してィンバータ274h〜274bに供給
され、該ィンバータ274b〜274hの出力がすべて
“0”となってトランジスタ270hを除く他のすべて
のトランジスタ270a〜270gが遅延Jフリップフ
ロツフ。264a〜264gの制御下におかれる。
また、ィンバータ274iの出力信号A7のみが“1”
信号となることによって、第3図のタイミング信号発生
部800のアンドゲート810hのみがチャンネル信号
BT8(第4図Q)2のタイミングにおいて条件が成立
するために、ノアゲート811から出力されるィネーブ
ル信号INBはチャンネル信号BT,〜BT?までの期
間において発生される信号となる。ィネーブル信号IN
Bがこのように第8チャンネル時間において、“0”に
なると、前述したキーオン・オフ検出回路202(第1
1図)のアンドゲート212の出力を第8チャンネル時
間において強制的に“0”とする。また、第8チャンネ
ル時間においてのみ“0”となるィネーブル信号INB
は、キーオン・オフ検出回路(第11図)のィンバータ
232,233をそれぞれ介して反転された後に、オア
ゲート222およびオアゲート224を介してシフトレ
ジスタ218,225の入力側にそれぞれ供給されてい
る。したがって、第8チャンネル時間においては、第8
チャンネル時間において“0”となる反転ィネープル信
号INBによってシフトレジス夕218,225の対応
するステージに“1”信号が強制的に書き込まれること
になる。この結果、第8チャンネル部分は割当て済みの
状態となり、つまり入力キーコードKCの割当てが不能
の状態となる。したがって、第8鍵目のキーコードKC
は前述したトランケート動作によって第8チャンネル目
以外のチャンネルに割当てられることになり、チャンネ
ル数を1個少なくした第1〜第7チャンネルに対するキ
ーコードKCの割当て制御が行なわれる。次に第1〜第
6チャンネルを使用する場合には、押鍵状態メモリ20
4(第13図)の入出力兼用端子271hとモード端子
272に“0”信号を供給し、入出力兼用端子271g
に“1”信号を供給することによって、インバータ27
4b〜274gから出力される信号ん〜A5を“0”と
し、ィンバー夕2740 h,2 7 4 iから出力
される信号A6,A7を“1”とする。信号A6,A7
のみが“1”になると、第3図に示すタイミング信号発
生回路800のアンドゲート810g,810hのみが
第7、第8チャンネル時間において条件が成立し、ノア
タゲート811から第7、第8チャンネル時間において
のみ“0”となるイネーブル信号INBが出力される。
ィネーブル信号INBが第7、第8チャンネル時間にお
いて“0”になると、前述した場合と同様に、シフトレ
ジスタ218,225(第101図)の第7、第8チャ
ンネルに対応したステージに“1”信号を強制的に書き
込むことによって、この第7、第8チャンネルを割当て
不様とすることにより第1〜第6チャンネル構成による
回路の制御に変えている。また、このように不使用5チ
ャンネルに対応したチャンネル時間にのみ“0”となる
ィネーブル信号INBは、第12図に示す卜うンケート
回路203のアンドゲート238にも供給されており、
このィネーブル信号INBが“0”となるチャンネル時
間に対応したチャン30ネルに対する離鍵経過の監視を
強制的に阻止して、このチャンネルに対するトランケー
ト信号の発生を行なわないようにしている。したがって
、上述した説明における使用チャンネル数の選択は、そ
の使用数を上位順位のチャン35ネルから順次選択する
ことができ、その選択は不便用としたいチャンネルに対
応するチャンネル時間にのみイネーブル信号INBを“
0”とするように制御すれば良いことになる。
信号となることによって、第3図のタイミング信号発生
部800のアンドゲート810hのみがチャンネル信号
BT8(第4図Q)2のタイミングにおいて条件が成立
するために、ノアゲート811から出力されるィネーブ
ル信号INBはチャンネル信号BT,〜BT?までの期
間において発生される信号となる。ィネーブル信号IN
Bがこのように第8チャンネル時間において、“0”に
なると、前述したキーオン・オフ検出回路202(第1
1図)のアンドゲート212の出力を第8チャンネル時
間において強制的に“0”とする。また、第8チャンネ
ル時間においてのみ“0”となるィネーブル信号INB
は、キーオン・オフ検出回路(第11図)のィンバータ
232,233をそれぞれ介して反転された後に、オア
ゲート222およびオアゲート224を介してシフトレ
ジスタ218,225の入力側にそれぞれ供給されてい
る。したがって、第8チャンネル時間においては、第8
チャンネル時間において“0”となる反転ィネープル信
号INBによってシフトレジス夕218,225の対応
するステージに“1”信号が強制的に書き込まれること
になる。この結果、第8チャンネル部分は割当て済みの
状態となり、つまり入力キーコードKCの割当てが不能
の状態となる。したがって、第8鍵目のキーコードKC
は前述したトランケート動作によって第8チャンネル目
以外のチャンネルに割当てられることになり、チャンネ
ル数を1個少なくした第1〜第7チャンネルに対するキ
ーコードKCの割当て制御が行なわれる。次に第1〜第
6チャンネルを使用する場合には、押鍵状態メモリ20
4(第13図)の入出力兼用端子271hとモード端子
272に“0”信号を供給し、入出力兼用端子271g
に“1”信号を供給することによって、インバータ27
4b〜274gから出力される信号ん〜A5を“0”と
し、ィンバー夕2740 h,2 7 4 iから出力
される信号A6,A7を“1”とする。信号A6,A7
のみが“1”になると、第3図に示すタイミング信号発
生回路800のアンドゲート810g,810hのみが
第7、第8チャンネル時間において条件が成立し、ノア
タゲート811から第7、第8チャンネル時間において
のみ“0”となるイネーブル信号INBが出力される。
ィネーブル信号INBが第7、第8チャンネル時間にお
いて“0”になると、前述した場合と同様に、シフトレ
ジスタ218,225(第101図)の第7、第8チャ
ンネルに対応したステージに“1”信号を強制的に書き
込むことによって、この第7、第8チャンネルを割当て
不様とすることにより第1〜第6チャンネル構成による
回路の制御に変えている。また、このように不使用5チ
ャンネルに対応したチャンネル時間にのみ“0”となる
ィネーブル信号INBは、第12図に示す卜うンケート
回路203のアンドゲート238にも供給されており、
このィネーブル信号INBが“0”となるチャンネル時
間に対応したチャン30ネルに対する離鍵経過の監視を
強制的に阻止して、このチャンネルに対するトランケー
ト信号の発生を行なわないようにしている。したがって
、上述した説明における使用チャンネル数の選択は、そ
の使用数を上位順位のチャン35ネルから順次選択する
ことができ、その選択は不便用としたいチャンネルに対
応するチャンネル時間にのみイネーブル信号INBを“
0”とするように制御すれば良いことになる。
このためには、不便用チャンネルを担当する押鍵状態メ
モリ20440のインバータ274b〜274hの出力
信号Ao〜A7が“1”となるように入出力兼用端子2
71a〜271hを適宜制御すれば良く、使用チャンネ
ル数と上記出力信号へ〜A7の関係は第4表に示すよう
になる。第」表 また、このようなチャンネル数の変更を行なうために加
えられる押鍵状態メモリ204の入出力兼用端子271
a〜271hおよびモード端子271への制御信号は第
5表に示すようになる。
モリ20440のインバータ274b〜274hの出力
信号Ao〜A7が“1”となるように入出力兼用端子2
71a〜271hを適宜制御すれば良く、使用チャンネ
ル数と上記出力信号へ〜A7の関係は第4表に示すよう
になる。第」表 また、このようなチャンネル数の変更を行なうために加
えられる押鍵状態メモリ204の入出力兼用端子271
a〜271hおよびモード端子271への制御信号は第
5表に示すようになる。
第5表したがって、以上説明したように、抑鍵状態メモ
リ204は、キーオン・オフ検出回路202のシフトレ
ジス夕218から各チャンネルのチャンネル時間に対応
して出力される信号をパラレル信号に変換して対応する
チャンネルに供給することによりキーコードKCの割当
てられたチャンネルでかつ押鍵されているチャンネルの
みを動作させる働きと、モード端子272および入出力
兼用端子271a〜271Mこ加えられる信号に対応し
て割当てチャンネル数を変更する働きとを有しているこ
とになる。
リ204は、キーオン・オフ検出回路202のシフトレ
ジス夕218から各チャンネルのチャンネル時間に対応
して出力される信号をパラレル信号に変換して対応する
チャンネルに供給することによりキーコードKCの割当
てられたチャンネルでかつ押鍵されているチャンネルの
みを動作させる働きと、モード端子272および入出力
兼用端子271a〜271Mこ加えられる信号に対応し
て割当てチャンネル数を変更する働きとを有しているこ
とになる。
キーコード音高電圧変換部400
次にキーコード音高電圧変換部4001こついて詳細に
説明する。
説明する。
第14図および第15図はキーコード音高電圧変換部4
00の具体的な実施例を示すものであり、このキーコー
ド音高電圧変換部400は、第14図に示すサンプリン
グ制御回路402と、第15図に示すサンプリング回路
401およびデジタルアナログ変換回路403とによっ
て構成されている。この場合、キーコード音高電圧変換
部40川こおいては、基準となるタイミング信号および
コントロール信号を発生するサンプリング制御回路40
2から先に説明する。第10 4図はサンプリング制御
回路402の具体的な回路図を示ものであって、インバ
ー夕404には前述した第3図に示すタイミング信号発
生部800から出力されるチャンネル信号BT8の反転
信号BT8が供給されている。したがって、クロックパ
タルス中,,め2で駆動ごれる8ビットのシフトレジス
タ405は、インバ−夕404から出力ごれるBT8信
号をオアゲート406を介して供給することにより初段
に“1”信号が書き込まれ、クロツクパルスめ,,め2
で順次シフトされることになる。そして、このシフトレ
ジス夕405の各段からは第3図で出力されたチャンネ
ル信号BT,〜BT8と同一のチャンネル信号BT,〜
B〜(第16図b〜i)が出力される。そして、このシ
フトレジスタ405の初段に書き込まれた1個の“1”
信号が最終段にシフトされると、ノァゲート407の出
力が“1”となって初段に再び“1”が書き込まれる。
したがって、シフトレジス夕405は第3図に示すシフ
トレジス夕802と同期して駆動されることになる。こ
のように同一のチャンネル信号BT,〜BT8を得るの
に2個のシフトレジスタを用いて同期駆動させる理由は
、回路が複数フロックに分けられて集積化された場合、
あるいは両者が比較的離れた部分に設けられた場合等に
おいて、1本の同期信号ラインを用いるのみで8個の同
期したチャンネル信号BT,〜BT8を容易に得るため
である。このシフトレジスタ405の第1〜第3出力は
、オァゲ−ト408を介して第16図Qに示すクロック
パルスOB′として取り出されており、また第5〜第7
出力はオァゲート409を介して第16図Rに示すクロ
ックパルスめA′として取り出ごれている。インバータ
404の出力信号はオアゲート410を介してクロツク
パルスで,,中2で駆動される9ビットのシフトレジス
タ411の入力側にも供給されている。したがつて、こ
のシフトレジスタ411の終段出力からは、第16図j
に示すようにクロツクパルスJ・,中2の9カウント目
毎にパルス信号SCが出力されることになる。また、イ
ンバータ412からは第16図Mこ示すパルス信号SC
の反転信号タSCが取り出されている。更に、シフトレ
ジス夕411の第1段目と最終段の出力信号は、ノァゲ
ート413を介して、第16図nに示すように第9と第
1ビット出力時のみ“0”となるパルス信号SOFを出
力している。 Z以上がサンプ
リング制御回路402の説明であり、ここにおいて出力
された種々パルス信号は次に説明するサンプリング回路
401において利用されるため、その部分において詳細
に説明することにする。 Z
第15図はサンプリング回路401およびデジタルアナ
ログ変換回路403の具体的な実施例を示すものであっ
て、第10図に示すキーコードメモリ201の出力キー
コードKCは、サンプリング制御回路402から供給さ
れるパルス信号SC2(第16図j)によって、各ビッ
ト信号KN,〜KB3が各アンドゲート414a〜41
4gおよびオアゲート415a〜415gを介して遅延
フリップフロップ416a〜416gに供給されて記憶
されるようになっている。
00の具体的な実施例を示すものであり、このキーコー
ド音高電圧変換部400は、第14図に示すサンプリン
グ制御回路402と、第15図に示すサンプリング回路
401およびデジタルアナログ変換回路403とによっ
て構成されている。この場合、キーコード音高電圧変換
部40川こおいては、基準となるタイミング信号および
コントロール信号を発生するサンプリング制御回路40
2から先に説明する。第10 4図はサンプリング制御
回路402の具体的な回路図を示ものであって、インバ
ー夕404には前述した第3図に示すタイミング信号発
生部800から出力されるチャンネル信号BT8の反転
信号BT8が供給されている。したがって、クロックパ
タルス中,,め2で駆動ごれる8ビットのシフトレジス
タ405は、インバ−夕404から出力ごれるBT8信
号をオアゲート406を介して供給することにより初段
に“1”信号が書き込まれ、クロツクパルスめ,,め2
で順次シフトされることになる。そして、このシフトレ
ジス夕405の各段からは第3図で出力されたチャンネ
ル信号BT,〜BT8と同一のチャンネル信号BT,〜
B〜(第16図b〜i)が出力される。そして、このシ
フトレジスタ405の初段に書き込まれた1個の“1”
信号が最終段にシフトされると、ノァゲート407の出
力が“1”となって初段に再び“1”が書き込まれる。
したがって、シフトレジス夕405は第3図に示すシフ
トレジス夕802と同期して駆動されることになる。こ
のように同一のチャンネル信号BT,〜BT8を得るの
に2個のシフトレジスタを用いて同期駆動させる理由は
、回路が複数フロックに分けられて集積化された場合、
あるいは両者が比較的離れた部分に設けられた場合等に
おいて、1本の同期信号ラインを用いるのみで8個の同
期したチャンネル信号BT,〜BT8を容易に得るため
である。このシフトレジスタ405の第1〜第3出力は
、オァゲ−ト408を介して第16図Qに示すクロック
パルスOB′として取り出されており、また第5〜第7
出力はオァゲート409を介して第16図Rに示すクロ
ックパルスめA′として取り出ごれている。インバータ
404の出力信号はオアゲート410を介してクロツク
パルスで,,中2で駆動される9ビットのシフトレジス
タ411の入力側にも供給されている。したがつて、こ
のシフトレジスタ411の終段出力からは、第16図j
に示すようにクロツクパルスJ・,中2の9カウント目
毎にパルス信号SCが出力されることになる。また、イ
ンバータ412からは第16図Mこ示すパルス信号SC
の反転信号タSCが取り出されている。更に、シフトレ
ジス夕411の第1段目と最終段の出力信号は、ノァゲ
ート413を介して、第16図nに示すように第9と第
1ビット出力時のみ“0”となるパルス信号SOFを出
力している。 Z以上がサンプ
リング制御回路402の説明であり、ここにおいて出力
された種々パルス信号は次に説明するサンプリング回路
401において利用されるため、その部分において詳細
に説明することにする。 Z
第15図はサンプリング回路401およびデジタルアナ
ログ変換回路403の具体的な実施例を示すものであっ
て、第10図に示すキーコードメモリ201の出力キー
コードKCは、サンプリング制御回路402から供給さ
れるパルス信号SC2(第16図j)によって、各ビッ
ト信号KN,〜KB3が各アンドゲート414a〜41
4gおよびオアゲート415a〜415gを介して遅延
フリップフロップ416a〜416gに供給されて記憶
されるようになっている。
そして、この記憶情報(記憶キーコード)は、次のパル
ス信号SCがィンバータ417に供給され、このインバ
ータ417の“0”出力によって各アンドゲート418
a〜418gがインヒビツトされるまで保持される。こ
の場合、第14図のシフトレジスタ411は、前述した
ようにチャンネル数より1段多い9ビット構成となって
いるために、このシフトレジスタ41 1から出力され
るパルス信号SCは、チャンネル時間の1循環毎に順次
異なるチャンネル時間と同期したパルス信号となる。し
たがって、このシフトレジスタ411の最終段出力信号
であるパルス信号SCによってキーコードメモリ201
の出力信号をサンプリングすることにより、順次異なる
チャンネル時間のキーコードKCをサンプリングするこ
とができる。つまり、第16図iに示すように、パルス
信号SC,1ま第1チャンネル信号BT,に対応したキ
ーコードKCをサンプリングして遅延フリツプフロツプ
416a〜416gに記憶させることができ、次の周期
において発生されるパルス信号SC2は、第2チャンネ
ル時間BT2に対応したキーコードKCをサンプリング
して遅延フリップフロツプ416a〜416gに記憶す
ることができる。したがって、この部分におけるサンプ
リングは、キーコードメモリ201の出力キーコードK
Cを1/8に減速して各チャンネル毎に順次サンプリン
グしていることになり、このサンプリングされたキーコ
ードKC′は、次のサンプリング時まで記憶状態が保持
し続けうれる。このような減速サンプリングを行なう理
由は、次に説明するデジタルアナログ変換回路403が
高速動作に追従できないとともに、以後の回路系はチャ
ンネル別に分けられた並列処理となるために、時分割処
理を行なっているキーコーダ100およびチャンネルプ
ロセッサ200等のような高速・性を必要としないため
である。したがって、これらの部分が減速して各チャン
ネルに対するキーコ−ドKC′を順次取り込むサンプリ
ング回路401を構成していることになる。次に、この
サンプリング回路401のパルス信号SC!こよって、
減速サンプリングされて遅延フリツプフロップ416a
〜416gに記憶されたキーコードKC′は、ノートコ
ードKN,′〜KN4′とブロックコードKB′〜K弦
′に分けられてそれぞ5れデコーダ419,4201こ
供給され、ここにおいて並列1坊隼信号に変換されてそ
のコードLこ対応した出力端にのみ“1”信号が出力さ
れる。
ス信号SCがィンバータ417に供給され、このインバ
ータ417の“0”出力によって各アンドゲート418
a〜418gがインヒビツトされるまで保持される。こ
の場合、第14図のシフトレジスタ411は、前述した
ようにチャンネル数より1段多い9ビット構成となって
いるために、このシフトレジスタ41 1から出力され
るパルス信号SCは、チャンネル時間の1循環毎に順次
異なるチャンネル時間と同期したパルス信号となる。し
たがって、このシフトレジスタ411の最終段出力信号
であるパルス信号SCによってキーコードメモリ201
の出力信号をサンプリングすることにより、順次異なる
チャンネル時間のキーコードKCをサンプリングするこ
とができる。つまり、第16図iに示すように、パルス
信号SC,1ま第1チャンネル信号BT,に対応したキ
ーコードKCをサンプリングして遅延フリツプフロツプ
416a〜416gに記憶させることができ、次の周期
において発生されるパルス信号SC2は、第2チャンネ
ル時間BT2に対応したキーコードKCをサンプリング
して遅延フリップフロツプ416a〜416gに記憶す
ることができる。したがって、この部分におけるサンプ
リングは、キーコードメモリ201の出力キーコードK
Cを1/8に減速して各チャンネル毎に順次サンプリン
グしていることになり、このサンプリングされたキーコ
ードKC′は、次のサンプリング時まで記憶状態が保持
し続けうれる。このような減速サンプリングを行なう理
由は、次に説明するデジタルアナログ変換回路403が
高速動作に追従できないとともに、以後の回路系はチャ
ンネル別に分けられた並列処理となるために、時分割処
理を行なっているキーコーダ100およびチャンネルプ
ロセッサ200等のような高速・性を必要としないため
である。したがって、これらの部分が減速して各チャン
ネルに対するキーコ−ドKC′を順次取り込むサンプリ
ング回路401を構成していることになる。次に、この
サンプリング回路401のパルス信号SC!こよって、
減速サンプリングされて遅延フリツプフロップ416a
〜416gに記憶されたキーコードKC′は、ノートコ
ードKN,′〜KN4′とブロックコードKB′〜K弦
′に分けられてそれぞ5れデコーダ419,4201こ
供給され、ここにおいて並列1坊隼信号に変換されてそ
のコードLこ対応した出力端にのみ“1”信号が出力さ
れる。
例えばU5ブロックのBノートを表わすキーコードKC
′が供給されると、デコーダ419の入力端AO〜Dに
は“101rが供給され、またデコーダ420の入力端
A〜Cには“101’1が供給される。したがって、ブ
ロックコードKB′〜KB3′を変換するデコーダ42
0は、出力端子5のみに“1”信号が出力される。また
ノートコードKN.′〜タ KN4′を変換するデコー
ダ419は、出力端子13のみに“1”信号が出力され
ることになる。この結果、各デコーダ419,420の
出力端にそれぞれ接続されたトランジスタ420a〜4
201および421a〜421fの内で、出力“1”0
信号が出力された端子13および端子5に接続された
トランジスタ420bとトランジスタ421aのみがオ
ンとなる。この結果、電源+Vを分圧抵抗r′〜16「
で分圧するように構成された第1分圧回路422のA点
の電位がオン状態にあるトランジスタ421aを介して
複数個の抵抗rおよび抵抗Rによって構成される第2分
圧回路423のa点に供給される。一方、デコーダ41
9の出力によって前述したようにトランジスタ420b
がオンになると、b点の電位が取り出されて出力される
ことになる。この場合、a点の電位はブロックコードK
B′〜KB′に対応して選択された第1分圧回路422
の出力であるために、トランジスタ420bの出力信号
は、フロックコードKB.′〜KB3′とノートコード
KN,′〜KN4′に対応した電圧値となり、これが後
述する電圧制御型可変周波数発振器を制御する音高電圧
KVとなる。
′が供給されると、デコーダ419の入力端AO〜Dに
は“101rが供給され、またデコーダ420の入力端
A〜Cには“101’1が供給される。したがって、ブ
ロックコードKB′〜KB3′を変換するデコーダ42
0は、出力端子5のみに“1”信号が出力される。また
ノートコードKN.′〜タ KN4′を変換するデコー
ダ419は、出力端子13のみに“1”信号が出力され
ることになる。この結果、各デコーダ419,420の
出力端にそれぞれ接続されたトランジスタ420a〜4
201および421a〜421fの内で、出力“1”0
信号が出力された端子13および端子5に接続された
トランジスタ420bとトランジスタ421aのみがオ
ンとなる。この結果、電源+Vを分圧抵抗r′〜16「
で分圧するように構成された第1分圧回路422のA点
の電位がオン状態にあるトランジスタ421aを介して
複数個の抵抗rおよび抵抗Rによって構成される第2分
圧回路423のa点に供給される。一方、デコーダ41
9の出力によって前述したようにトランジスタ420b
がオンになると、b点の電位が取り出されて出力される
ことになる。この場合、a点の電位はブロックコードK
B′〜KB′に対応して選択された第1分圧回路422
の出力であるために、トランジスタ420bの出力信号
は、フロックコードKB.′〜KB3′とノートコード
KN,′〜KN4′に対応した電圧値となり、これが後
述する電圧制御型可変周波数発振器を制御する音高電圧
KVとなる。
キーアサィナ300から供給されるキーコードKCは、
減速サンプリングされてデコーダ419,42川こ供給
されるために、第16図1,mに示すように、減速サン
プリングの1周期間にわたって保持された出力信号とな
る。この場合、デジタル信号をアナログ音高電圧KVに
変換する場合、デコーダ419,420の出力側に接続
されたトランジスタ420a〜4201,421a〜4
21f等における静電容量およびその回路系における浮
遊静電容量等によって、変換出力信号(音高電圧KV)
の立上り部分がCRの時点数に沿って上昇するために、
多少のなまりが生ずるが、これは次に説明する各チャン
ネルへの音高電圧KVの割当て時に処理することによっ
て何ら問題とはならない。サンプリング制御回路402
において発生されたパルス信号SCは、デジタルアナロ
グ変換回路403の各アンドゲート424a〜424h
にも供孫舎されている。
減速サンプリングされてデコーダ419,42川こ供給
されるために、第16図1,mに示すように、減速サン
プリングの1周期間にわたって保持された出力信号とな
る。この場合、デジタル信号をアナログ音高電圧KVに
変換する場合、デコーダ419,420の出力側に接続
されたトランジスタ420a〜4201,421a〜4
21f等における静電容量およびその回路系における浮
遊静電容量等によって、変換出力信号(音高電圧KV)
の立上り部分がCRの時点数に沿って上昇するために、
多少のなまりが生ずるが、これは次に説明する各チャン
ネルへの音高電圧KVの割当て時に処理することによっ
て何ら問題とはならない。サンプリング制御回路402
において発生されたパルス信号SCは、デジタルアナロ
グ変換回路403の各アンドゲート424a〜424h
にも供孫舎されている。
そして、この各アンドゲート424a〜424hの他方
の入力端には、第16図a〜iに示すチャンネル信号B
T,〜BT8が供給されているために、パルス信号SC
(第16図i).の発生タイミングに同期したチャンネ
ル信号が供給されたァンドゲート424のみが条件が成
立して取り込まれ、この信号がオアゲート425a〜4
25hを介して遅延フリップフロッフ。426a〜42
6Mこ記憶される。
の入力端には、第16図a〜iに示すチャンネル信号B
T,〜BT8が供給されているために、パルス信号SC
(第16図i).の発生タイミングに同期したチャンネ
ル信号が供給されたァンドゲート424のみが条件が成
立して取り込まれ、この信号がオアゲート425a〜4
25hを介して遅延フリップフロッフ。426a〜42
6Mこ記憶される。
アンドゲート424a〜424hに供給されるパルス信
号SCは、前述4したようにクロツクパルスをチャンネ
ル数よりも1個多くカウントしたシフトレジス夕411
(第14図)の最終段出力信号であるために、チャンネ
ル信号・BT,〜BT8に対して順次1個ずつずれたチ
ャンネル信号と一致することになる。したがって、この
パルス信号SCは、チャンネル信号BT,〜BLを1′
8に減速してサンプリングしていることになり、このサ
ンプリングされたチャンネル信タ 号BT,〜B公の内
のいずれか1つが遅延フリップフロップ426a〜42
6hのいずれかに記憶され、次のパルス信号SCの供給
時にィンバータ417の出力信号でアンドケーート42
7a〜427hがインヒビットされるまで保持し続けら
れる。0 この場合、チャンネル信号BT,〜BKとキ
ーコードKCの減速サンプリングは同一の信号、つまり
パルス信号によって行なっており、またこのキーコード
音高電圧変換部4001こ供給されるキーコードKCは
、そのキーコードが割当てられたチャタンネルに対応す
るチャンネル時間に供給されるようになっている。
号SCは、前述4したようにクロツクパルスをチャンネ
ル数よりも1個多くカウントしたシフトレジス夕411
(第14図)の最終段出力信号であるために、チャンネ
ル信号・BT,〜BT8に対して順次1個ずつずれたチ
ャンネル信号と一致することになる。したがって、この
パルス信号SCは、チャンネル信号BT,〜BLを1′
8に減速してサンプリングしていることになり、このサ
ンプリングされたチャンネル信タ 号BT,〜B公の内
のいずれか1つが遅延フリップフロップ426a〜42
6hのいずれかに記憶され、次のパルス信号SCの供給
時にィンバータ417の出力信号でアンドケーート42
7a〜427hがインヒビットされるまで保持し続けら
れる。0 この場合、チャンネル信号BT,〜BKとキ
ーコードKCの減速サンプリングは同一の信号、つまり
パルス信号によって行なっており、またこのキーコード
音高電圧変換部4001こ供給されるキーコードKCは
、そのキーコードが割当てられたチャタンネルに対応す
るチャンネル時間に供給されるようになっている。
この結果、サンプリング回路401でサンプリングされ
たキーコードK〇をアナログ信号に変換した音高電圧K
Vは、パルス信号SCによって取り込まれて遅延フリッ
プフロップ0426a〜426Mこ“1”信号が記憶保
持されているチャンネルに供給すれば良いことになる。
したがって、この遅延フリップフロップ426a〜42
6hの出力信号でその出力側に接続されているトランジ
スタ428a〜428hをオンさせ5ることによって、
音高電圧KVを出力端子429a〜429hを介して目
的とするチャンネル(チャンネルプロセッサ200‘こ
おいて割当て処理が行なわれたチャンネル)にのみ音高
電圧KVを供給することができる。この場合、各遅延フ
リップフロップ426a〜426hの各出力側にはアン
ドゲート430a〜430hが設けられておね、この各
ゲート430a〜430hは第14図に示すサンプリン
グ制御回路402のノアゲート413から出力される第
16図nに示すパルス信号SOFによってコントロール
されている。このパルス信号SOFは9ビットシフトレ
ジスタ411の第1段目の出力と最終段の出力部分が“
1”となる信号であるために、パルス信号SCの発生時
から2チャンネル時間だけ“0”にされた信号となる。
このデジタルアナログ変換回路403から各チャンネル
に出力される音高電圧KVは、第16図o,pに示すよ
うに始めの2チャンネル時間の部分がィンヒビットされ
た信号となり、音高電圧KVの立上り時に生ずるなまり
部分が完全に除去されて安定状態となった音高電圧KV
のみが送り出される。以上の説明がキーコードメモリ2
01から供給されるキーコードKCを減速サンプリング
して各チャンネル毎に順次取り込むサンプリング回路4
夕01と、このサンプリングされたキーコードKC′
を対応するアナログ信号に変換して音高電圧KVを作り
、この音高電圧KVをこのキーコードKC′が割当てら
れているチャンネルに供給するデジタルアナログ変換回
路403の詳細説明であZる。
たキーコードK〇をアナログ信号に変換した音高電圧K
Vは、パルス信号SCによって取り込まれて遅延フリッ
プフロップ0426a〜426Mこ“1”信号が記憶保
持されているチャンネルに供給すれば良いことになる。
したがって、この遅延フリップフロップ426a〜42
6hの出力信号でその出力側に接続されているトランジ
スタ428a〜428hをオンさせ5ることによって、
音高電圧KVを出力端子429a〜429hを介して目
的とするチャンネル(チャンネルプロセッサ200‘こ
おいて割当て処理が行なわれたチャンネル)にのみ音高
電圧KVを供給することができる。この場合、各遅延フ
リップフロップ426a〜426hの各出力側にはアン
ドゲート430a〜430hが設けられておね、この各
ゲート430a〜430hは第14図に示すサンプリン
グ制御回路402のノアゲート413から出力される第
16図nに示すパルス信号SOFによってコントロール
されている。このパルス信号SOFは9ビットシフトレ
ジスタ411の第1段目の出力と最終段の出力部分が“
1”となる信号であるために、パルス信号SCの発生時
から2チャンネル時間だけ“0”にされた信号となる。
このデジタルアナログ変換回路403から各チャンネル
に出力される音高電圧KVは、第16図o,pに示すよ
うに始めの2チャンネル時間の部分がィンヒビットされ
た信号となり、音高電圧KVの立上り時に生ずるなまり
部分が完全に除去されて安定状態となった音高電圧KV
のみが送り出される。以上の説明がキーコードメモリ2
01から供給されるキーコードKCを減速サンプリング
して各チャンネル毎に順次取り込むサンプリング回路4
夕01と、このサンプリングされたキーコードKC′
を対応するアナログ信号に変換して音高電圧KVを作り
、この音高電圧KVをこのキーコードKC′が割当てら
れているチャンネルに供給するデジタルアナログ変換回
路403の詳細説明であZる。
チャンネル別音高電圧制御部500、楽音形成部600
次に、チャンネル別音高電圧制御部500、楽音形成部
6001こついて説明する。
次に、チャンネル別音高電圧制御部500、楽音形成部
6001こついて説明する。
第17図はチZャンネル別音高電圧制御部500、楽音
形成部600の具体的な実施例を示すものであり、チャ
ンネル別音高電圧制御部500は、各チャンネル別に第
3の制御手段を構成する音高電圧制御回路501a〜5
01hを有している。そして、第1チャンネルを担当す
る音高電圧制御回路501aは、第13図に示す押鍵状
態メモリ204の入出力兼用端子271aから出力され
るキーオン信号KO,をオアゲート502を介してゲー
ト入力とするトランジスタ503を有しており、キーオ
ン信号KO,の“1”出力(このチャンネルにおいて鍵
が押されていることを示す信号)が供給されるとオソと
なる。このように、この第1チャンネルにキーオン信号
KO.(“1”)が供給されると、前述したように、こ
のチャンネルに割当てられたキーコードKC′に対応す
る音高電圧KVがデジタルアナログ変換回路403から
この第1チャンネルに供V給される。そして、前記トラ
ンジスタ503がキーオン信号KO,によってオンにな
ると、これに伴なつて音高電圧KVがコンデンサ504
に急速に充電されるようになっており、他のチャンネル
部分の音高電圧制御回路501b〜501hも同一の構
成となっている。また、このチャンネル別音高電圧制御
部500には、音高電圧制御回路501a〜501hに
おける第1のモードまたは第2のモードを選択指定する
選択手段としての発音モード切替スイッチ505が設け
られており、この発音モード功替スイッチ505の出力
信号が各音高電圧制御回路501a〜501hのオアゲ
ート502を介して音高電圧KVをスイッチングするト
ランジスタ503のベースに供給されるようになつてい
る。次に楽音形成部600は、各チャンネル別に設けら
れた楽音形成回路601a〜601hを有している。
形成部600の具体的な実施例を示すものであり、チャ
ンネル別音高電圧制御部500は、各チャンネル別に第
3の制御手段を構成する音高電圧制御回路501a〜5
01hを有している。そして、第1チャンネルを担当す
る音高電圧制御回路501aは、第13図に示す押鍵状
態メモリ204の入出力兼用端子271aから出力され
るキーオン信号KO,をオアゲート502を介してゲー
ト入力とするトランジスタ503を有しており、キーオ
ン信号KO,の“1”出力(このチャンネルにおいて鍵
が押されていることを示す信号)が供給されるとオソと
なる。このように、この第1チャンネルにキーオン信号
KO.(“1”)が供給されると、前述したように、こ
のチャンネルに割当てられたキーコードKC′に対応す
る音高電圧KVがデジタルアナログ変換回路403から
この第1チャンネルに供V給される。そして、前記トラ
ンジスタ503がキーオン信号KO,によってオンにな
ると、これに伴なつて音高電圧KVがコンデンサ504
に急速に充電されるようになっており、他のチャンネル
部分の音高電圧制御回路501b〜501hも同一の構
成となっている。また、このチャンネル別音高電圧制御
部500には、音高電圧制御回路501a〜501hに
おける第1のモードまたは第2のモードを選択指定する
選択手段としての発音モード切替スイッチ505が設け
られており、この発音モード功替スイッチ505の出力
信号が各音高電圧制御回路501a〜501hのオアゲ
ート502を介して音高電圧KVをスイッチングするト
ランジスタ503のベースに供給されるようになつてい
る。次に楽音形成部600は、各チャンネル別に設けら
れた楽音形成回路601a〜601hを有している。
そして、この楽音形成回路601a〜601hを第1チ
ャンネル部分について見ると、前記音高電圧制御回路5
01aに設けられている音高電圧KVを充電するコンデ
ンサ504の椅子電0位KV′を入力として対応する周
波数の音源信号を発振するVC0602と、この音源信
号の通過周波数を制御して音色形成するVCF603と
、楽音信号のレベルを調整するVCA604とを有し、
これらはキーオン信号KO.でトIJカーされるェタン
ベロープジエネレータ(EO)605〜607によって
制御されている。なお、このェンベロープジェネレータ
(EG)604〜606は、図示しない操作パネルに設
けられている調整ボリュームの制御下におかれているこ
とは言うまでもなoい。このように構成された第1チャ
ンネルの楽音形成回路601aの出力信号(楽音信号)
はミキシング抵抗700aを介して出力端701に出力
され、この出力機701に接続されたスピーカから楽音
が発生されるようになっており、通常用い夕られている
楽音形成回路と同様な構成である。また、他のチャンネ
ルを担当する楽音形成回路601b〜601hも同一の
構成となっており、その出力信号(楽音信号)はミキシ
ング抵抗700b〜700hを介して出力端701に出
力されるよ30うになっている。以上が楽音形成部60
0の構成である。以下、上述した構成によるチャンネル
別音高電圧制御部500、楽音形成部600の動作を詳
細に説明する。
ャンネル部分について見ると、前記音高電圧制御回路5
01aに設けられている音高電圧KVを充電するコンデ
ンサ504の椅子電0位KV′を入力として対応する周
波数の音源信号を発振するVC0602と、この音源信
号の通過周波数を制御して音色形成するVCF603と
、楽音信号のレベルを調整するVCA604とを有し、
これらはキーオン信号KO.でトIJカーされるェタン
ベロープジエネレータ(EO)605〜607によって
制御されている。なお、このェンベロープジェネレータ
(EG)604〜606は、図示しない操作パネルに設
けられている調整ボリュームの制御下におかれているこ
とは言うまでもなoい。このように構成された第1チャ
ンネルの楽音形成回路601aの出力信号(楽音信号)
はミキシング抵抗700aを介して出力端701に出力
され、この出力機701に接続されたスピーカから楽音
が発生されるようになっており、通常用い夕られている
楽音形成回路と同様な構成である。また、他のチャンネ
ルを担当する楽音形成回路601b〜601hも同一の
構成となっており、その出力信号(楽音信号)はミキシ
ング抵抗700b〜700hを介して出力端701に出
力されるよ30うになっている。以上が楽音形成部60
0の構成である。以下、上述した構成によるチャンネル
別音高電圧制御部500、楽音形成部600の動作を詳
細に説明する。
35 まず、発音モード切替スイッチ505をオフした
状態(図示状態)に切替え設定した第2のモードの場合
の動作を説明する。
状態(図示状態)に切替え設定した第2のモードの場合
の動作を説明する。
この状態においては、抵抗506を介して供給される“
0”信号が各音高電圧制御回路501a〜501hのオ
アゲ40−ト502に供聯合されている。したがって、
オアゲート502の出力をゲート入力とするトランジス
タ503は発音モード切替スイッチ505の“0”信号
出力によって何ら影響を受けない。まず、鍵盤部におい
て第1鍵目が操作されると、この第1操作鍵に対応した
キーコードKCがキーコーダ100から送出される。そ
して、このキーコードKCは前述したようにチャンネル
プロセッサ200のキーコードメモリ201のまだキー
コ−ドKCが割当てられていないチャンネル(空チャン
ネル)に対応したステージにすべて記憶される。したが
って、第1操作鍵のキーコードKCはキーコードメモリ
201の全ステージに記憶されることになる。この場合
、第1操作鍵のキーコ−ドKCはキーコードメモリ20
1の全ステージに記憶されて順次送出されるが、キーオ
ン・オフ検出回路202と押鍵状態メモリ204におい
ては、いずれか1チャンネルのみに該第1操作鍵が押鍵
されていることを示すキー・オン信号KOが割当てられ
ることは前述した通りであり、このキーオン信号KOが
割当てられたチャンネルのみが第1操作鍵の発音チャン
ネルである。次に第1鍵目の操作中に第2鍵目を操作す
ると、第2操作鍵に対応したキーコードKCがキーコー
ドメモリ201の前記第1操作鍵のキーオン信号KOが
割当てられたチャンネル以外の空チャンネルに対応した
記憶部分(ステージ)にすべて記憶される。したがつて
、キーコードメモリ201は、8ステージのうち1ステ
ージに第1操作鍵に対応したキ−コードKCが、残りの
7ステージには、第2操作鍵に対応したキーコードKC
が第1キーコードメモリ201の7ステージ部分に同一
のものがそれぞれ記隠されることになる。このようにし
て、順次鍵が操作されると、キーコードメモリ201の
全空チャンネルに対応したステージに最も新しく供給さ
れたキーコードKCが記憶される。したがって、キーコ
ードメモリ201は1種以上のキーコ−ドKCが供給さ
れれば常に全ステージに何らかのキーコードKCが記憶
されており、これが順次シフトされてキーコード音高電
圧変換部400に供孫舎されることになる。なお、発音
チャンネルの割当ては1種のキーコードKCに対して常
に1チャンネルであることは言うまでもない。一方、キ
ーコード音高電圧変換部40川ま、前述したようにキー
アサィナ300から送出されるキーコードKCを順次異
なるチャンネル時間に対応して減速サンプリングしなが
ら、該キ−コードKCを対応する音高電圧KVに変換し
、この変換した音高電圧KVをそのチャンネルに対応し
た音高電圧制御回路501a〜501hに供給している
。
0”信号が各音高電圧制御回路501a〜501hのオ
アゲ40−ト502に供聯合されている。したがって、
オアゲート502の出力をゲート入力とするトランジス
タ503は発音モード切替スイッチ505の“0”信号
出力によって何ら影響を受けない。まず、鍵盤部におい
て第1鍵目が操作されると、この第1操作鍵に対応した
キーコードKCがキーコーダ100から送出される。そ
して、このキーコードKCは前述したようにチャンネル
プロセッサ200のキーコードメモリ201のまだキー
コ−ドKCが割当てられていないチャンネル(空チャン
ネル)に対応したステージにすべて記憶される。したが
って、第1操作鍵のキーコードKCはキーコードメモリ
201の全ステージに記憶されることになる。この場合
、第1操作鍵のキーコ−ドKCはキーコードメモリ20
1の全ステージに記憶されて順次送出されるが、キーオ
ン・オフ検出回路202と押鍵状態メモリ204におい
ては、いずれか1チャンネルのみに該第1操作鍵が押鍵
されていることを示すキー・オン信号KOが割当てられ
ることは前述した通りであり、このキーオン信号KOが
割当てられたチャンネルのみが第1操作鍵の発音チャン
ネルである。次に第1鍵目の操作中に第2鍵目を操作す
ると、第2操作鍵に対応したキーコードKCがキーコー
ドメモリ201の前記第1操作鍵のキーオン信号KOが
割当てられたチャンネル以外の空チャンネルに対応した
記憶部分(ステージ)にすべて記憶される。したがつて
、キーコードメモリ201は、8ステージのうち1ステ
ージに第1操作鍵に対応したキ−コードKCが、残りの
7ステージには、第2操作鍵に対応したキーコードKC
が第1キーコードメモリ201の7ステージ部分に同一
のものがそれぞれ記隠されることになる。このようにし
て、順次鍵が操作されると、キーコードメモリ201の
全空チャンネルに対応したステージに最も新しく供給さ
れたキーコードKCが記憶される。したがって、キーコ
ードメモリ201は1種以上のキーコ−ドKCが供給さ
れれば常に全ステージに何らかのキーコードKCが記憶
されており、これが順次シフトされてキーコード音高電
圧変換部400に供孫舎されることになる。なお、発音
チャンネルの割当ては1種のキーコードKCに対して常
に1チャンネルであることは言うまでもない。一方、キ
ーコード音高電圧変換部40川ま、前述したようにキー
アサィナ300から送出されるキーコードKCを順次異
なるチャンネル時間に対応して減速サンプリングしなが
ら、該キ−コードKCを対応する音高電圧KVに変換し
、この変換した音高電圧KVをそのチャンネルに対応し
た音高電圧制御回路501a〜501hに供給している
。
また、押鍵状態メモリ204から各チャンネル時間に同
期して発生されるキーオン信号KOは、対応する発音チ
ャンネルの音高電圧制御回路夕 501a〜501hに
それぞれ供給される。例えば音高電圧制御回路501a
(第17図)にキーオン信号KO,が供給されると、こ
のキーオン信号KO,がオアゲート502を介してトラ
ンジスタ503のゲートに供給されて該トランジスタ5
02ZOがオンとなる。この結果、キーコード音高電圧
変換部400からこの音高電圧制御回路501aに供給
される第1操作鍵に対応する音高電圧KVはトランジス
タ503を介してコンデンサ504を急速に充電する。
そして、このコンデンサ504“の充電電圧KVは、楽
音形成回路601aにおいて第1操作鍵に対応した楽音
信号に変換され、ミキシング抵抗700a、出力端子7
01を介して図示しないスピーカから発音される。次に
この第1操作鍵を雛鍵すると、キーオン・0オフ検出回
路202は前述したようにこの雛鍵を検出して該第1操
作鍵の発音チャンネルの都当てを解除する。
期して発生されるキーオン信号KOは、対応する発音チ
ャンネルの音高電圧制御回路夕 501a〜501hに
それぞれ供給される。例えば音高電圧制御回路501a
(第17図)にキーオン信号KO,が供給されると、こ
のキーオン信号KO,がオアゲート502を介してトラ
ンジスタ503のゲートに供給されて該トランジスタ5
02ZOがオンとなる。この結果、キーコード音高電圧
変換部400からこの音高電圧制御回路501aに供給
される第1操作鍵に対応する音高電圧KVはトランジス
タ503を介してコンデンサ504を急速に充電する。
そして、このコンデンサ504“の充電電圧KVは、楽
音形成回路601aにおいて第1操作鍵に対応した楽音
信号に変換され、ミキシング抵抗700a、出力端子7
01を介して図示しないスピーカから発音される。次に
この第1操作鍵を雛鍵すると、キーオン・0オフ検出回
路202は前述したようにこの雛鍵を検出して該第1操
作鍵の発音チャンネルの都当てを解除する。
この結果、押鍵状態メモリ204から音高電圧制御回路
501Mこキーオン信号KO,が供給されなくなり、ト
ランジスタ503が‐オフ5となってコンデンサ504
への音高電圧KVの供給を停止する。また、キーオン信
号・KO,が供給されなくなった、すなわち、第1操作
金津か離礁ごれたことによって、エンベロープジエネレ
ータ605,606,607は減衰状態のェンベローブ
借0号を発生し、楽音形成回路601aはコンデンサ5
04に記憶されている音高電圧KV′を基準として鱗鍵
音薦に対応した楽音信号を減衰しながら発生し続ける。
次に、前記第1操作鍵の雛鍵に対応した減衰楽6青信号
の発生中に、新たに第2番目の鍵操作(第2操作鍵)を
行なうと、前述したように空発音チャンネルのし、すれ
か1個がチャンネルプロセッサ200‘こよって割当て
られ、この割当てられた発音チャンネルから新たな第2
操作鍵に対応した楽0音信号が発生される。
501Mこキーオン信号KO,が供給されなくなり、ト
ランジスタ503が‐オフ5となってコンデンサ504
への音高電圧KVの供給を停止する。また、キーオン信
号・KO,が供給されなくなった、すなわち、第1操作
金津か離礁ごれたことによって、エンベロープジエネレ
ータ605,606,607は減衰状態のェンベローブ
借0号を発生し、楽音形成回路601aはコンデンサ5
04に記憶されている音高電圧KV′を基準として鱗鍵
音薦に対応した楽音信号を減衰しながら発生し続ける。
次に、前記第1操作鍵の雛鍵に対応した減衰楽6青信号
の発生中に、新たに第2番目の鍵操作(第2操作鍵)を
行なうと、前述したように空発音チャンネルのし、すれ
か1個がチャンネルプロセッサ200‘こよって割当て
られ、この割当てられた発音チャンネルから新たな第2
操作鍵に対応した楽0音信号が発生される。
このように、発音モード切替スイッチ505を開いてい
る場合には、雛鍵直後の減衰中においても穣音が得られ
、コードを演奏する場合等のように同時に複数鍵を操作
する場合に複数音が確実に発音される。次に発音モード
切替スイッチ505をオンにした第1のモードの場合に
ついて説明する。
る場合には、雛鍵直後の減衰中においても穣音が得られ
、コードを演奏する場合等のように同時に複数鍵を操作
する場合に複数音が確実に発音される。次に発音モード
切替スイッチ505をオンにした第1のモードの場合に
ついて説明する。
発音モード切替スイッチ505がオンとなることによっ
て、“1”信号が各音高電圧制御回路501a〜501
hのオアゲート502を介して各トランジスタ503の
ゲートに供給される。この結果、各音高電圧制御回路5
01a〜501hのトランジスタ503はキーオン信号
KO,〜KO8に関係なく常にオン状態となってキーコ
ード音高電圧変換部400から各音高電圧制御回路50
1a〜501 Zh‘こそれそれ送られてくる音高電圧
KV,〜KV8を各コンデンサ504にそれぞれ供給し
ている。そして、チャンネルプロセッサ200‘こよる
割当て処理がなされている発音チャンネルには、押鍵状
態メモリ204からキーオン信号KO,〜KO8が供給
されており、このキーオン信号KO,〜KO8によって
前述した場合と同様に対応する楽音信号が発生される。
また、鱗鍵に伴なう減衰楽音信号を発生中の発音チャン
ネルは、チャンネルプロセッサ2001こおいて離鍵と
同時に空チャンネルとして判定され、キーコードメモリ
201の該チャンネルを含む空チャンネルに対応するス
テートには離鍵後に操作された鍵のキーコードKCが記
憶される。したがって、減衰楽音信号を発生中の発音チ
ャンネルの音高電圧制御回路501には離鍵後に操作さ
れた鍵に対応する音高電圧KVが供給され、コンデンサ
504はこの音高電圧KVで充電される。
て、“1”信号が各音高電圧制御回路501a〜501
hのオアゲート502を介して各トランジスタ503の
ゲートに供給される。この結果、各音高電圧制御回路5
01a〜501hのトランジスタ503はキーオン信号
KO,〜KO8に関係なく常にオン状態となってキーコ
ード音高電圧変換部400から各音高電圧制御回路50
1a〜501 Zh‘こそれそれ送られてくる音高電圧
KV,〜KV8を各コンデンサ504にそれぞれ供給し
ている。そして、チャンネルプロセッサ200‘こよる
割当て処理がなされている発音チャンネルには、押鍵状
態メモリ204からキーオン信号KO,〜KO8が供給
されており、このキーオン信号KO,〜KO8によって
前述した場合と同様に対応する楽音信号が発生される。
また、鱗鍵に伴なう減衰楽音信号を発生中の発音チャン
ネルは、チャンネルプロセッサ2001こおいて離鍵と
同時に空チャンネルとして判定され、キーコードメモリ
201の該チャンネルを含む空チャンネルに対応するス
テートには離鍵後に操作された鍵のキーコードKCが記
憶される。したがって、減衰楽音信号を発生中の発音チ
ャンネルの音高電圧制御回路501には離鍵後に操作さ
れた鍵に対応する音高電圧KVが供給され、コンデンサ
504はこの音高電圧KVで充電される。
この結果、減衰音発生中の発音チャンネルは、新たに操
作された鍵に対応した音高に変りながら減衰して行くと
になり、新たに操作されて発音する音高と同一音高とな
って歯切れの良い発音となる。なお、この場合、キーコ
ードメモリ201は空チャンネルすべてに新たなキーコ
ードを記憶する関係上、楽音信号を全く発生していない
空発音チャンネルにも新たなキーコードKCに対応する
音高電圧KVが供給されてコンデンサ504に記憶され
るが、キーオン信号KOが供給されないために楽音形成
回路601のェンベロープジェネレータ605,606
,607は不動作となっており、楽音信号が送出される
恐れは全くない。
作された鍵に対応した音高に変りながら減衰して行くと
になり、新たに操作されて発音する音高と同一音高とな
って歯切れの良い発音となる。なお、この場合、キーコ
ードメモリ201は空チャンネルすべてに新たなキーコ
ードを記憶する関係上、楽音信号を全く発生していない
空発音チャンネルにも新たなキーコードKCに対応する
音高電圧KVが供給されてコンデンサ504に記憶され
るが、キーオン信号KOが供給されないために楽音形成
回路601のェンベロープジェネレータ605,606
,607は不動作となっており、楽音信号が送出される
恐れは全くない。
なお、上述した実施例においては、鍵情報をコード化し
て送出するように構成したキーコーダを用いた場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば全キースィッチを走査して鍵惰報を得る構成
のキーコーダを用いても良い。また、この発明によるキ
ーアサィナによって制御される楽音形成回路としては、
上述したシンセサィザ方式に限らず、他の方式の楽音形
成回路を用いても良いものであり、また例えば1個の楽
音形成回路を時分割的するような方式のものを用いるこ
ともできる。0 以上説明したように、この発明による
電子楽器は、第1の発明によれば、新たに押鍵がなされ
たときにこの鍵情報を第1の記憶手段の全ての空チャン
ネルに記憶し、各楽音形成チャンネルにおいて対応する
発音チャンネルの鍵情報の音高で楽音5信号を形成する
とともに、対応する発音チャンネルの押鍵情報に基づい
て楽音信号の振幅ェンベロープを制御するようにしたた
め、新たな鍵が押圧されると、そのとき雛鍵され減衰発
音されている楽音を新たに押圧された鍵に対応して発音
されるo新たな楽音の音高と同一の音高に変更すること
ができる。すなわち、従来では、雛鍵によって減衰発音
されている楽音の減衰がまだ十分でない時点に新たな別
の鍵を押圧したとき、この新たに発音されるタ楽音の特
に立上り部で振幅がまだ低い間は上記減衰中の楽音によ
ってマスクされてしまい楽音が不明瞭になってしまうが
、この発明では新たな押鍵によって減衰中の楽音が新た
に発音される楽音の音高と同じ音高になるため、立上り
部が明瞭にな0り、歯切れのよい演奏音が得られる。
て送出するように構成したキーコーダを用いた場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば全キースィッチを走査して鍵惰報を得る構成
のキーコーダを用いても良い。また、この発明によるキ
ーアサィナによって制御される楽音形成回路としては、
上述したシンセサィザ方式に限らず、他の方式の楽音形
成回路を用いても良いものであり、また例えば1個の楽
音形成回路を時分割的するような方式のものを用いるこ
ともできる。0 以上説明したように、この発明による
電子楽器は、第1の発明によれば、新たに押鍵がなされ
たときにこの鍵情報を第1の記憶手段の全ての空チャン
ネルに記憶し、各楽音形成チャンネルにおいて対応する
発音チャンネルの鍵情報の音高で楽音5信号を形成する
とともに、対応する発音チャンネルの押鍵情報に基づい
て楽音信号の振幅ェンベロープを制御するようにしたた
め、新たな鍵が押圧されると、そのとき雛鍵され減衰発
音されている楽音を新たに押圧された鍵に対応して発音
されるo新たな楽音の音高と同一の音高に変更すること
ができる。すなわち、従来では、雛鍵によって減衰発音
されている楽音の減衰がまだ十分でない時点に新たな別
の鍵を押圧したとき、この新たに発音されるタ楽音の特
に立上り部で振幅がまだ低い間は上記減衰中の楽音によ
ってマスクされてしまい楽音が不明瞭になってしまうが
、この発明では新たな押鍵によって減衰中の楽音が新た
に発音される楽音の音高と同じ音高になるため、立上り
部が明瞭にな0り、歯切れのよい演奏音が得られる。
また、第2の発明によれば、第1のモードで鍵情報の変
化で対応する楽音信号の青高を変化させる制御を行ない
、第2のモードで押鍵情報の記憶を解除した後では対応
する鍵情報による楽音信号夕の変化を禁止する制御を行
なうとともに、これらの各モードを任意に選択できるよ
うにしたため、上記の減衰音の音高変更を行なう演奏と
これを行なわない通常の演奏とを演奏者が容易に選択す
ることができ、音色や演奏曲目等に適した発音態様0で
演奏を行なうことが可能となり、演奏効果が大幅に向上
する。
化で対応する楽音信号の青高を変化させる制御を行ない
、第2のモードで押鍵情報の記憶を解除した後では対応
する鍵情報による楽音信号夕の変化を禁止する制御を行
なうとともに、これらの各モードを任意に選択できるよ
うにしたため、上記の減衰音の音高変更を行なう演奏と
これを行なわない通常の演奏とを演奏者が容易に選択す
ることができ、音色や演奏曲目等に適した発音態様0で
演奏を行なうことが可能となり、演奏効果が大幅に向上
する。
このようにこの発明によると種々の優れた効果がある。
図面の簡単な説明第1図はこの発明による電子楽器の一
実施例を示す全体構成図、第2図はこの実施例において
用いられる論理素子の表現図法を説明する図、第3図は
第1図に示すタイミング信号発生部の一例を示す詳細回
路図、第4図は第3図に示すタイミング信号発生部にお
いて作られた各種タイミングパルスを示す波形図、第5
図は第1図に示すキースィッチ回路およびノート検出回
路の一例を示す詳細回路図、第6図は第1図に示すブロ
ック検出回路の一例を示す詳細回路図、第7図は第1図
に示す状態制御回路の一例を示す詳細回路図、第8図は
第1図に示すサンプルホールド回路の一例を示す詳細回
路図、第9図は第1図に示すノート検出回路、ブロック
検出回路、状態制御回路およびサンプルホールド回路の
動作を説明するための各部動作波形図、第10図は第1
キーコードメモリの一例を示す詳細回路図、第11図は
第1図に示すキーオン・オフ検出回路の一例を示す詳細
回路図、第12図は第1図に示すトランケ−ト回路の一
例を示す詳細回路図、第13図は第1図に示す押鍵状態
メモリの一例を示す詳細回路図、第14図は第1図に示
すサンプリング制御回路の一例を示す詳細回路図、第1
5図は第1図に示すサンプリング回路およびアナログデ
ジタル変換回路の一例を示す詳細回路図、第16図はサ
ンプリング制御回路、サンプリング回路およびアナログ
デジタル変換回路の動作を説明するための各部波形図、
第17図は第1図に示す楽音形成部および音高電圧制御
部の一例を示す詳細回路図である。
実施例を示す全体構成図、第2図はこの実施例において
用いられる論理素子の表現図法を説明する図、第3図は
第1図に示すタイミング信号発生部の一例を示す詳細回
路図、第4図は第3図に示すタイミング信号発生部にお
いて作られた各種タイミングパルスを示す波形図、第5
図は第1図に示すキースィッチ回路およびノート検出回
路の一例を示す詳細回路図、第6図は第1図に示すブロ
ック検出回路の一例を示す詳細回路図、第7図は第1図
に示す状態制御回路の一例を示す詳細回路図、第8図は
第1図に示すサンプルホールド回路の一例を示す詳細回
路図、第9図は第1図に示すノート検出回路、ブロック
検出回路、状態制御回路およびサンプルホールド回路の
動作を説明するための各部動作波形図、第10図は第1
キーコードメモリの一例を示す詳細回路図、第11図は
第1図に示すキーオン・オフ検出回路の一例を示す詳細
回路図、第12図は第1図に示すトランケ−ト回路の一
例を示す詳細回路図、第13図は第1図に示す押鍵状態
メモリの一例を示す詳細回路図、第14図は第1図に示
すサンプリング制御回路の一例を示す詳細回路図、第1
5図は第1図に示すサンプリング回路およびアナログデ
ジタル変換回路の一例を示す詳細回路図、第16図はサ
ンプリング制御回路、サンプリング回路およびアナログ
デジタル変換回路の動作を説明するための各部波形図、
第17図は第1図に示す楽音形成部および音高電圧制御
部の一例を示す詳細回路図である。
100……キーコーダ、101a〜101n…・・・キ
ースイツチ、102・…・・キースィッチ回路、103
・・・・・・ノート検出回路、104・・・・・・フロ
ック検出回路、105・・・・・・状態制御回路、10
6・・・・・・サンプルホールド回路、200・・…・
チャンネルプロセッサ、201……キーコードメモリ、
202・・・・・・キーオン・オフ検出回路、203・
・・・・・トランケート回路、204・・・・・・押鍵
状態メモリ、300……キーアサィナ、400……キー
コード音高電圧変換部、401・・・・・・サンプリン
グ回路、402……サンプリング制御回路、403……
デジタルアナログ変換回路、501a〜501h・・・
・・・特高電圧制御回路、505・・・・・・発音モー
ド功と年スイッチ、600・・・・・・楽音形成部、6
01a〜601h・・・・・・楽音形成回路、800・
・・…タイミンク・信号発生部。
ースイツチ、102・…・・キースィッチ回路、103
・・・・・・ノート検出回路、104・・・・・・フロ
ック検出回路、105・・・・・・状態制御回路、10
6・・・・・・サンプルホールド回路、200・・…・
チャンネルプロセッサ、201……キーコードメモリ、
202・・・・・・キーオン・オフ検出回路、203・
・・・・・トランケート回路、204・・・・・・押鍵
状態メモリ、300……キーアサィナ、400……キー
コード音高電圧変換部、401・・・・・・サンプリン
グ回路、402……サンプリング制御回路、403……
デジタルアナログ変換回路、501a〜501h・・・
・・・特高電圧制御回路、505・・・・・・発音モー
ド功と年スイッチ、600・・・・・・楽音形成部、6
01a〜601h・・・・・・楽音形成回路、800・
・・…タイミンク・信号発生部。
第1図
第2図
第3図
第4図
第8図
第5図
第6図
第7図
第9図
第10図
第11図
第12図
第13図
第14図
第15図
第16図
第17図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 押圧鍵に対応する楽音の発生を複数の発音チヤンネ
ルのいずれかのチヤンネルに割当てることにより楽音を
発生するようにした電子楽器において、a 上記複数の
発音チヤンネルに対応して各発音チヤンネルごとに鍵情
報を記憶する第1の記憶手段と、b 上記複数の発音チ
ヤンネルに対応して各発音チヤンネルごとに押鍵状態を
表わす押鍵情報を記憶する第2の記憶手段と、c 新た
に鍵が押圧されたことを検出したとき、上記第2の記憶
手段において押鍵情報が記憶されていない発音チヤンネ
ルを空チヤンネルとして検出し、この空チヤンネルの全
てに関して上記第1の記憶手段に上記新たに押圧された
鍵を表わす鍵情報をそれぞれ記憶させるとともに、上記
空チヤンネルのいずれかのチヤンネルを上記新たに押圧
された鍵の割当てチヤンネルとしてこの割当てチヤンネ
ルに関して上記第2の記憶手段に押鍵情報を記憶させる
第1の制御手段と、d 押鍵されていた鍵が離鍵された
ことを検出し、この離鍵された鍵が割当てられている発
音チヤンネルに関して上記第2の記憶手段における押鍵
情報の記憶を解除する第2の制御手段と、e 上記複数
の発音チヤンネルに対応して複数の楽音形成チヤンネル
を有し、この各楽音形成チヤンネルはそれぞれ上記第1
の記憶手段における対応する発音チヤンネルの鍵情報に
基づく音高で楽音信号を形成するとともに、この形成さ
れる楽音信号の振幅エンベロープを上記第2の記憶手段
における対応する発音チヤンネルの押鍵情報に基づいて
制御するようにした楽音信号形成手段とを備えた電子楽
器。 2 押圧鍵に対応する楽音の発生を複数の発音チヤンネ
ルのいずれかのチヤンネルに割当てることにより楽音を
発生するようにした電子楽器において、a 上記複数の
発音チヤンネルに対応して各発音チヤンネルごとに鍵情
報を記憶する第1の記憶手段と、b 上記複数の発音チ
ヤンネルに対応して各発音チヤンネルごとに押鍵状態を
表わす押鍵情報を記憶する第2の記憶手段と、c 新た
に鍵が押圧されたことを検出したとき、上記第2の記憶
手段において押鍵情報が記憶されていない発音チヤンネ
ルを空チヤンネルとして検出し、この空チヤンネルの全
てに関して上記第1の記憶手段に上記新たに押圧された
鍵を表わす鍵情報をそれぞれ記憶させるとともに、上記
空チヤンネルのいずれかのチヤンネルを上記新たに押圧
された鍵の割当てチヤンネルとしてこの割当てチヤンネ
ルに関して上記第2の記憶手段に押鍵情報を記憶させる
第1の制御手段と、d 押鍵されていた鍵が離鍵された
ことを検出し、この離鍵された鍵が割当てられている発
音チヤンネルに関して上記第2の記憶手段における押鍵
情報の記憶を解除する第2の制御手段と、e 上記複数
の発音チヤンネルに対応して複数の楽音形成チヤンネル
を有し、この各楽音形成チヤンネルはそれぞれ上記第1
の記憶手段における対応する発音チヤンネルの鍵情報に
基づく音高で楽音信号を形成するとともに、この形成さ
れる楽音信号の振幅エンベロープを上記第2の記憶手段
における対応する発音チヤンネルの押鍵情報に基づいて
制御するようにした楽音信号形成手段と、f 第1およ
び第2のモードを有し、第1のモードにおいては上記各
楽音形成チヤンネルで形成される楽音信号の音高を、そ
れぞれ上記第1の記憶手段における対応する発音チヤン
ネルの鍵情報の変化に従つて変化させる制御を実行し、
第2のモードにおいては上記各楽音形成チヤンネルで形
成される楽音信号の音高を、それぞれ上記第2の記憶手
段における対応する発音チヤンネルの押鍵情報の記憶を
解除した後においてはその変化を禁止する制御を実行す
る第3の制御手段と、g 上記第3の制御手段に対して
上記第1のモードまたは第2のモードを選択指定する選
択手段とを備えた電子楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52012551A JPS6020759B2 (ja) | 1977-02-09 | 1977-02-09 | 電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52012551A JPS6020759B2 (ja) | 1977-02-09 | 1977-02-09 | 電子楽器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7506576A Division JPS531014A (en) | 1976-06-25 | 1976-06-25 | Electronic musical instrument |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS531515A JPS531515A (en) | 1978-01-09 |
JPS6020759B2 true JPS6020759B2 (ja) | 1985-05-23 |
Family
ID=11808458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52012551A Expired JPS6020759B2 (ja) | 1977-02-09 | 1977-02-09 | 電子楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020759B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0321272Y2 (ja) * | 1985-11-28 | 1991-05-09 |
-
1977
- 1977-02-09 JP JP52012551A patent/JPS6020759B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0321272Y2 (ja) * | 1985-11-28 | 1991-05-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS531515A (en) | 1978-01-09 |
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