JPS6337397B2 - - Google Patents

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JPS6337397B2
JPS6337397B2 JP52100966A JP10096677A JPS6337397B2 JP S6337397 B2 JPS6337397 B2 JP S6337397B2 JP 52100966 A JP52100966 A JP 52100966A JP 10096677 A JP10096677 A JP 10096677A JP S6337397 B2 JPS6337397 B2 JP S6337397B2
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JP
Japan
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circuit
signal
key
channel
data
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JP52100966A
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Takatoshi Okumura
Akira Nakada
Yasuji Uchama
Eiichiro Aoki
Eiichi Yamaga
Akyoshi Ooya
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Priority to US05/929,007 priority patent/US4192211A/en
Priority to DE19782834142 priority patent/DE2834142A1/de
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Priority to US06/221,578 priority patent/USRE31090E/en
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は発音割当て回路を用いた複音式の電
子楽器に関する。 1 従来技術の説明 押鍵等にもとずいて選択された音を発音割当て
回路において特定数の発音チヤンネルのいずれか
に割当て、そのチヤンネルのトーンジエネレータ
を使用して割当て音を発生させる電子楽器は既に
知られている。発音割当て回路からトーンジエネ
レータに対して割当て音に関する情報を伝送する
場合、大別して、各チヤンネルに割当てられた音
に関する情報を各チヤンネルに対応するトーンジ
エネレータに並列的に伝送する方式と、各チヤン
ネルに割当てられた音に関する情報をチヤンネル
順に時分割多重化してトーンジエネレータ側に伝
送する方式、の2通りが考えられる。前者の方式
は、発音割当て回路側とトーンジエネレータ側を
接続する配線数が多くなり、発音割当て回路とト
ーンジエネレータを別チツプの集積回路によつて
構成する場合にピン数が増える、という欠点があ
る。後者の方式では、各チヤンネルの情報が多重
化されるので発音割当て回路部分とトーンジエネ
レータ部分を接続する配線数が少なくなり、集積
回路化する上で有利である。しかし、そこで問題
となるのは、多重化された情報を個々のトーンジ
エネレータで利用するための制御である。各チヤ
ンネルに対応する個々のトーンジエネレータが静
的に動作する場合、時分動多重化された情報をそ
のままの形で各トーンジエネレータで利用するこ
とはできない。 2 この発明の目的およびこの発明の概要説明 そこで、この発明では、各発音チヤンネルに
個々に対応する各別のトーンジエネレータを具え
る電子楽器において、各チヤンネルに割当てられ
た音に関連する情報を時分割多重化してトーンジ
エネレータ側に伝送することにより発音割当て回
路とトーンジエネレータを結ぶ配線数を少数化
し、トーンジエネレータ側において受入した時分
割多重化された情報をそのチヤンネルに対応して
個々のトーンジエネレータに各別に振分けること
により、所定チヤンネルの割当て音情報を所定ト
ーンジエネレータにおいて確実に利用できるよう
にした電子楽器を提供しようとするものである。 時分割多重化された割当て音に関する情報を各
トーンジエネレータに振分けるにあたつて、各チ
ヤンネルの時分割割当て時間を表わすデータをも
発音割当て回路側からトーンジエネレータ側に各
チヤンネル毎に個々に伝送するようにしたので
は、その分だけ配線数が増し、集積回路化した場
合にピン数が増える原因となり、好ましくない。 そこで、この発明では、分割された時間列にお
ける基準タイミングを表わす単一の基準データ
(基準パルス)を使用し、この基準データ(基準
パルス)をトーンジエネレータ側において順次シ
フトすることにより、時分割多重化された割当て
音の情報を各トーンジエネレータに振分けるため
のタイミングを形成するようにしている。トーン
ジエネレータ側における時分割多重化情報の振分
け制御のために発音割当て回路からトーンジエネ
レータ側に伝送する情報は、単一の基準データ
(基準パルス)だけでよいので、この点に関して
も集積回路化した場合にピン数を節約することが
できる。更にこの発明によれば、この基準データ
(基準パルス)を時分割多重化して送出される各
チヤンネルの割当て音情報の間に挿入して伝送す
るようにすることができ、基準データ(基準パル
ス)専用のピンが不要となる。 3 この発明の全体構成の説明 以下この発明を添付図面の実施例に基いて説明
しよう。 第1図において、鍵盤部10には上鍵盤、下鍵
盤、ペダル鍵盤、及び制御用の各種スイツチ類を
具えており、キーコーダ11は鍵盤部10におけ
る各鍵及びスイツチ類のオン・オフを検出し、押
圧鍵を表わす情報及び各種制御情報を出力する。
チヤンネルプロセツサ12は発音割当て回路部1
3、データ多重回路14、上記割当て及び多重化
のためのタイミング信号発生回路15を具えてい
る。発音割当て回路部13は押圧された鍵(もし
くは発生すべき音)を特定数(例えば16)の発音
チヤンネルのいずれかに割当てるためのもので、
キーコーダ11から供給される押圧鍵を表わす情
報(キーコード)にもとづいて割当て動作が行な
われる。発音割当て回路部13において、キーコ
ード記憶回路17は発音チヤンネル数に対応する
特定数の記憶位置を具えており、入力側にゲート
を含んでいる。割当て動作の結果、キーコード記
憶回路17のいずれか1つの記憶位置にキーコー
ダ11から入力されるキーコードN1〜B3が記憶
される。発音割当て回路13における割当て動作
の基本的な条件は、 (A) 未だ記憶がなされていないチヤンネル(空白
チヤンネル)に割当てること、 (B) 現在発音中(押鍵中)である鍵と同じ鍵を表
わすキーコードが重複して複数のチヤンネルに
記憶されないようにする(押圧鍵の発音が複数
チヤンネルに割当てられないようにする)こ
と、 である。 ただし、上記条件(B)に関しては、発音中でない
(押鍵中でない)チヤンネルに記憶されている古
い(発音のために使用されない)キーコードと同
じキーコードが押鍵にもとづいて新たに供給され
た場合は、その新たなキーコードが別のチヤンネ
ルに割当てられることを妨げない。このような割
当て制御は後述の「キーオンアゲイン」の場合に
見られる。 キーコード比較回路18はキーコーダ11から
のキーコードN1〜B3と記憶回路17に記憶して
いる割当て済みのキーコードN1 *〜B3 *とを比較
し、一致もしくは不一致に応じて比較出力EQを
生じる。割当て制御部19は、前記条件(A)(B)など
の割当て条件が満足されるか否かを確認し、満足
される場合にロード信号LDを発生し、キーコー
ド記憶回路17に入力キーコードN1〜B3を記憶
させる。また、割当て制御部19においては、各
チヤンネルに割当てられた鍵が押圧中であること
を表わすキーオン信号KO1またはKO2を発生す
る。 アタツク系キーオン信号発生回路20は、楽音
の振幅エンベロープとしてアタツク系のエンベロ
ープ波形を用いる場合に動作する回路であり、割
当て制御部19から発生されるキーオン信号KO1
またはKO2の発生時間幅を比較的短い時間(10m
s程度)にするように作用する。トランケート回
路21は、最も古く(早く)離鍵された鍵が割当
てられているチヤンネルを検出するための回路で
あり、この検出にもとずいてトランケートチヤン
ネル指定信号TRを発生する。割当て制御部19
では、トランケートチヤンネル指定信号TRが表
わすチヤンネルの古い割当てを解消し、そのチヤ
ンネルに新たに押圧された鍵を割当てる制御を行
なう。 自動コード音用キーオン信号発生回路22は、
自動コード音(和音)の発音タイミングを表わす
信号CGにもとずいて所定時間幅のキーオン信号
KO3を発生する。自動アルペジオ回路23は、キ
ーコード記憶回路17に記憶されたキーコード
N1 *〜B3 *を例えば下鍵盤のものに限つて順番に
検出し、自動アルペジオ音として発生すべき音の
キーコードAN1〜AB2を発生する。この自動ア
ルペジオ音のキーコードAN1〜AB2は割当て制
御部19の制御にもとずいてキーコード記憶回路
17のアルペジオ専用チヤンネルに読み込まれ
る。楽音制御信号発生回路128は、鍵盤部10
における押鍵操作に同期して各種楽音制御信号を
発生させるための回路である。 タイミング信号発生回路15は、発音割当て回
路部13における発音割当て動作を制御するため
のタイミング信号を発生すると共に、データ多重
回路14における各種情報の時分割多重動作を制
御するためのタイミング信号を発生する。データ
多重回路14は、発音割当て回路部13から与え
られる割当て済みのキー情報(キーコードN1 *
B3 *やキーオン信号KO1,KO2,KO3など)、及
びキーコーダ11(あるいはその他適宜の制御ス
イツチ類)から与えられる制御情報を、タイミン
グ信号発生回路15から供給されるタイミング信
号にもとづいて時分割多重化する。 データ多重回路14に入力された多数ビツトの
キー情報や制御情報類は該回路14にて少数ビツ
トのデータラインに多重化される(例えば4ビツ
トのデータKC1、KC2、KC3、KC4として出力さ
れる)。このデータ多重回路14から出力される
多重データKC1、KC2、KC3、KC4がチヤンネル
プロセツサ12の出力としてデジタルトーンジエ
ネレータ部16に送出される。デジタルトーンジ
エネレータ部16では、供給された多重データ
KC1、KC2、KC3、KC4から各種情報(キーコー
ドN1 *〜B3 *やキーオン信号KO1,KO2,KO3
制御情報類)を各発音チヤンネル毎に振分けて、
これらの情報にもとづいて各チヤンネル別に楽音
信号を発生する。デジタルトーンジエネレータ部
16においては、デジタル情報にもとづいて該情
報に対応した所望音高の楽音信号を発生し得るよ
うなタイプのトーンジエネレータを具えている。
尚、第1図の例では、キーコーダ11及びチヤン
ネルプロセツサ12が1チツプの集積回路によつ
て構成され、デジタルトーンジエネレータ部16
はこれらとは別チツプの集積回路によつて構成さ
れる。デジタルトーンジエネレータ部16の概略
構成は第10図に示されている。 4 各部の構成および動作の詳細説明 図面における各種回路素子の図示方法の説明
およびタイミング信号の説明 第2図は本願添付図面で採用した各種回路素
子の図示方法の一例を示したもので、同図aは
多入力型のアンド回路、同図bは多入力型のオ
ア回路、同図cは遅延フリツプフロツプ、同図
dはシフトレジスタを示す。多入力型の論理回
路素子(第2図aまたはb)においては、回路
の入力側に1本の入力線をえがき、複数の信号
線をこの入力線に交叉させ、同回路に入力され
るべき信号の信号線と入力線との交叉点を丸印
で囲むようにしている。例えば、同図aの論理
式はQ=A・B・Dであり、同図bの論理式は
Q=A+B+Cである。第2図cに示すよう
に、遅延フリツプフロツプのブロツク内に記さ
れた数字「1」は、入力データが1ビツトタイ
ム(1ステージ)遅延されることを表わしてい
る。第2図dに示すように、シフトレジスタの
ブロツク中に記された分数の分子はそのシフト
レジスタの全ステージ数を示し、分母はステー
ジのビツト数を示す。遅延フリツプフロツプ及
びシフトレジスタの駆動用クロツクパルスを特
に図示していない場合は、主クロツクパルス
φ1(例えば1μs周期の2相クロツクパルス)に
よつて駆動されるものとする。また、シフトレ
ジスタの途中のステージから出力をとり出す場
合はブロツク中にそのステージの順位を数字で
示し、その位置から出力ラインを導き出す。 発音割当て回路部13においては各発音チヤ
ンネルが時分割的に形成されるようになつてお
り、この各チヤンネルの時分割タイムスロツト
は主クロツクパルスφ1のタイミングで順次区
切られる。この実施例では主クロツクパルス
φ1の周期を1μsとする。第3図aは発音割当て
回路部13における各チヤンネルのタイムスロ
ツト(チヤンネル時間)を示したもので、1μs
幅の16個のタイムスロツトが第1乃至第16チヤ
ンネルに夫々順次対応している。 この実施例では、鍵盤別に予じめ発音チヤン
ネルが定められており、発音割当て回路部13
は予じめ定められた発音チヤンネルのいずれか
に当該鍵盤の押鍵音を割当てる。例えば、上鍵
盤音は第3、第4、第6、第7、第10、第13、
及び第16チヤンネルに割当てられ、下鍵盤音は
第2、第5、第8、第9、第11、第12及び第15
チヤンネルに割当てられるようになつている。
また、ペダル鍵盤音は第1チヤンネルに割当て
られる。また、自動アルペジオ音のための専用
チヤンネルとして第14チヤンネルが使用される
ようになつている。これらの鍵盤別及び機能別
の専用チヤンネルを表わす信号はタイミング信
号発生回路15から発生される。 タイミング信号発生回路15の説明 第4図はタイミング信号発生回路15の詳細
例を示したもので、1/2分周用のフリツプフロ
ツプを4段縦続接続したカウンタ24は主クロ
ツクパルスφ1を1/16分周するためのものであ
る。このカウンタ24はイニシヤルクリア信号
ICによつて電源投入時に一旦リセツトされ、
それ以後は計数入力に加わる直流信号“1”を
主クロツクパルスφ1(図示せず)のタイミング
で1μs毎に逐次計数する。このカウンタ24の
計数値が“1111”になるとアンド回路25が動
作して1μs幅の信号“1”を出力する。かくし
てアンド回路25は16μs毎に信号“1”を出力
し、この出力は第16チヤンネル時間に対応す
る。アンド回路25の出力“1”は16ステー
ジ/1ビツトのシフトレジスタ26に読み込ま
れ、主クロツクパルスφ1(図示せず)に従つて
順次シフトされる。従つてシフトレジスタ26
には常に単一の信号“1”が保有されており、
この信号“1”が第1ステージから第16ステー
ジに向けて順次シフトされ、第3図aに示した
ような時分割的なチヤンネル時間が形成され
る。このシフトレジスタ26の第3、第4、第
6、第7、第10及び第13ステージ目の出力はオ
ア回路27でまとめられ、上鍵盤専用チヤンネ
ル信号YUKとして利用される。シフトレジス
タ26の第2、第5、第8、第9、第11、第
12、及び第15ステージ目の出力はオア回路28
でまとめられ、下鍵盤専用チヤンネル信号
YLKとして利用される。シフトレジスタ26
の第1ステージ目の出力はペダル鍵盤専用チヤ
ンネル信号YPKとして利用される。また、シ
フトレジスタ26の第14ステージ目の出力は自
動アルペジオ専用チヤンネル信号YARとして
利用される。これらのチヤンネル信号YUK,
YLK,YPK,YARの発生状態を第3図b乃
至eに示す。 チヤンネルプロセツサ12における処理動作
の1サイクルは、第3図aに示した時分割チヤ
ンネル時間が3循環する時間(48μs)をかけて
実行される。第3図fに示す信号H1は、48μs
の1動作サイクルのうち最初の16μsの期間(第
1処理期間)を示す信号、同図gの信号H2は
2番目の16μsの期間(第2処理期間)を示す信
号、同図hの信号H3は3番目の16μsの期間
(第3処理期間)を示す信号、である。第4図
のカウンタ24から出力される16μs周期の分周
信号を1/3分周回路29に入力し、16μs毎に
“00”、“01”、“10”の3通りに変化し、かつこ
の変化を48μs毎に繰り返す2ビツトの出力を該
分周回路29から得る。この1/3分周回路29
の出力をデコーダ30に加え、“00”に対応し
て第1処理期間信号H1、“01”に対応して第
2処理期間信号H2、“10”に対応して第3処
理期間信号H3を夫々得る。 また、タイミング信号発生回路15からは上
記処理期間信号H1〜H3及びシフトレジスタ
26の内容にもとづいて第3図i,jに示すよ
うな48μs周期の2相クロツクパルスφA,φB
発生される。この2相クロツクパルスφA,φB
は、上記第1処理期間信号H1乃至第3処理期
間信号H3が発生する48μsの期間に同期してキ
ーコーダ11(第1図)から各種データ類を送
出するために該キーコーダ11において使用さ
れる。 キーコーダ11の説明 キーコーダ11としては特願昭50−99152号
(特開昭52−23324号)・発明の名称「キーコー
ダ」の明細書中に記載されたような形式のもの
を採用すると好都合である。そのように構成さ
れたキーコーダ11は、鍵盤部10で押圧され
た鍵を表わすキーコードN1〜B3を出力するよ
うになつている。キーコードN1〜B3は各押圧
鍵毎に一定時間幅で時分割的に出力される。こ
の時間幅は前述のクロツクパルスφA,φBによ
つて規制されており、パルスφAの立上りから
パルスφBの立下りに至る期間に同期した48μs
の幅である。例えば或る押圧鍵のキーコード
N1〜B3がクロツクパルスφAの立上りからクロ
ツクパルスφBの立下りに至る時間に同期した
48μsの時間幅でキーコーダ11からチヤンネル
プロセツサ12に供給されると、次のクロツク
パルスφAの立上りからクロツクパルスφBの立
下りに至る48μsの期間では別の押圧鍵のキーコ
ードN1〜B3が供給される。キーコーダ11か
ら1つのキーコードN1〜B3が送出される時間
幅を第3図kに示す。 キーコードN1〜B3は音名を表わすノートコ
ードN1,N2,N3,N4とオクターブ音域を表
わすブロツクコードB1,B2,B3とから成る7
ビツトのデータである。ノートコードN1〜N4
の内容と音名との関係の一例を第1表に示す。
【表】 ここでC音のノートコードN4〜N1
“1100”(10進数の12)であるが、楽音発生のた
めに実際にC音のノートコードN4〜N1が利用
されるときは“1111”(10進数の15)に変換さ
れるようになつている。C音のノートコード
N4〜N1を初めから“1111”にしなかつた理由
は、後述のように多重化されたデータを元に戻
すために使用される基準データが“1111”とい
う内容でデータ多重回路14から発生されるよ
うになつているためであり、これとの重複を避
けるようにしたためである。 ブロツクコードB1〜B3の内容とオクターブ
音域との関係の一例を下記第2表に示す。
【表】 第2表から明らかなように、ブロツクコード
B1〜B3とオクターブ音域との関係は鍵盤種類
別に異なつている。例えば、上鍵盤の鍵域は
C3からC7音までであり、C3音よりも低い音
(B2以下の音)及びC7音よりも高い音(C7#以
上の音)は使用されない。これに対して下鍵盤
の鍵域はC2からC6音まであり、同じ値のブロ
ツクコードB1〜B3でもその実際のオクターブ
音域は上鍵盤と下鍵盤とでは1オクターブ異な
る。また、同一のブロツクコードB1〜B3が適
用されるオクターブ音域は通常のCからB音の
音域でなく、C#から高音側のC音までの音域
としている。従つて“000”という最低音域の
ブロツクコードB1〜B3が適用される音は最低
音のC音1音だけである。なお、第2表の「ア
ルペジオ」の欄には、自動アルペジオ回路23
(第1図)から発生される自動アルペジオ音用
のキーコードAN1〜AB2に含まれるブロツク
コードAB1,AB2の内容に対応する音域を示し
た。これは下鍵盤のブロツクコードB1〜B3
ほぼ同じであるが、最低音域のC2音が自動ア
ルペジオにおいては使用されない。従つて、ア
ルペジオ用のブロツクコードAB1,AB2におい
ては第3ビツト目B3に対応するビツトが不要
である。ペダル鍵盤の鍵域はC1からC3音まで
であるので、この場合も第3ビツト目B3のデ
ータは不要である。 キーコーダ11からは、キーコードN1〜B3
に同期してそのキーコードN1〜N3が表わす鍵
の所属する鍵盤を表わす鍵盤信号U,L,Pが
48μs幅で出力される。信号Uは上鍵盤、信号L
は下鍵盤、信号Pはペダル鍵盤を表わす。 押圧鍵のキーコードN1〜B3及びその鍵盤信
号UまたはLまたはPは適当な時間間隔で繰返
しキーコーダ11から発生される。そして、離
鍵されるとそのキーコードN1〜B3はもう発生
されなくなる。今まで発生されていたキーコー
ドN1〜B3のうちどのキーコードに関する鍵が
離鍵されたのかということを調べるために、キ
ーオフ検査信号Xがキーコーダ11から定期的
に発生される。このキーオフ検査信号Xの発生
タイミングは第3図kに示した1キーコード送
出時間と同じ48μsであり、この信号Xが発生さ
れているときキーコードN1〜B3及び鍵盤信号
U,L,Pは発生されない。また、キーオフ検
査信号Xの発生間隔は例えば5ms程度であ
り、デジタルシステムにとつては比較的長い時
間であると共に人間の聴感覚にとつてはほぼ同
時と感じる程の短い時間である。発音割当て回
路部13内の割当て制御部19においては、今
までチヤンネルプロセツサ12に供給されてい
たキーコードN1〜B3がキーオフ検査信号Xの
1発生間隔の間に1度も供給されなくなつたこ
とを条件にそのキーコードN1〜B3に関する鍵
が離鍵されたことを判断するようになつてい
る。 この実施例において、キーコーダ11は上述
のような鍵に関する情報N1〜B3,U,L,P,
Xを送出するばかりでなく、楽音制御用あるい
は各種機能選択用のスイツチ類によつて選択さ
れたデータも送出するようになつている。自動
アルペジオ演奏が選択されている場合は自動ア
ルペジオ選択信号ARPを第3図kに示す1キ
ーコード送出時間に同期した48μs幅で出力す
る。この自動アルペジオ選択信号ARPが送出
されているとき、鍵に関する情報類N1〜B3
U,L,P,Xは送出されないようになつてい
る。エンベロープコントロール信号ECは発生
音の振幅エンベロープ波形を持続音系エンベロ
ープ波形もしくはアタツク系エンベロープ波形
のどちらかに切替えるための信号で、エンベロ
ープコントロールスイツチ(図示せず)の設定
位置に応じた“1”もしくは“0”の直流的な
信号である。ダンパ信号DUは離鍵後も減衰波
形として残つている楽音エンベロープ波形を急
激に消滅させる場合に使用される信号で、ダン
パスイツチ(図示せず)のオン・オフに応じた
“1”もしくは“0”の直流的な信号である。 また、この実施例のキーコーダ11では自動
ベース・コード演奏のための処理も行ない得る
ようになつており、自動ベース・コード演奏が
選択されている場合に鍵盤部10で押圧されて
いる鍵にもとづいて自動ベース音のキーコード
N1〜B3及び自動コード音(chord)のキーコ
ード(key code)N1〜B3を適宜のタイミング
で発生する。また、自動ベース・コード演奏を
行なう場合は、自動ベース・コード選択信号
ABCをキーコーダ11から直流的に出力する。
スローロツク選択信号SRはスローロツクのリ
ズムが選択されている場合に直流的に“1”と
なる。また、コード音タイミング信号CGは自
動コード音を発音すべきタイミングにおいてキ
ーコーダ11から出力される。これらの信号
ABC,SR,CGは自動コード音の振幅エンベ
ロープ波形を制御するためにチヤンネルプロセ
ツサ12を経てデジタルトーンジエネレータ1
6で使用される。 なお、「自動ベース・コード演奏」とは、一
般に、鍵盤部においてコード(和音)形式で鍵
を押圧し、この押圧された鍵の状態からコード
名(和音名)を検出し、該コードの根音及び従
音に相当する音をベースパターンに従つてベー
ス音として自動的に発音すると共に、各コード
構成音をコード音発音タイミングに従つて自動
的に発音するものである。自動的に作り出され
たベース音はペダル鍵盤のキーコードとしてチ
ヤンネルプロセツサ12に供給され、コード音
は下鍵盤のキーコードとしてチヤンネルプロセ
ツサ12に供給される。この実施例に係る電子
楽器においては、特願昭51−100354号(発明の
名称・電子楽器)の明細書中に「自動ベースコ
ード演奏制御装置」として記載されたような装
置を自動ベース・コード演奏のために採用する
ことができる。このような「自動ベースコード
演奏制御装置」はキーコーダ11の出力側すな
わちキーコーダ11とチヤンネルプロセツサ1
2との間に設けられる。しかし、第1図では、
「自動ベースコード演奏制御装置」がキーコー
ダ11内に包含されるものとして図示してあ
る。事実、前記特願昭51−100354号よりも一歩
進んで、キーコーダ11内部に自動ベースコー
ド演奏機能を取り込んで回路の共用化を計るこ
とができるが、この実施例では、キーコーダ1
1内部に自動ベースコード演奏機能を積極的に
取り込んだ構成を採用してもよいし、また図示
の便宜上一体ブロツクで示したキーコーダ11
内において本来のキーコーダ部分と自動ベース
コード演奏制御装置部分とが区別されるような
構成を採用してもよい。尚、自動ベース・コー
ド演奏制御に関する詳細説明は省略する。 また、キーコーダ11からは、押圧鍵を表わ
す情報をその鍵の離鍵後も記憶して楽音発生の
ために使用すべきことを表わすメモリ信号MM
や、自動アルペジオ音の音高上昇パターンもし
くは上昇と下降の繰返しパターンを選択するア
ツプ/ターン選択信号UT、及び自動アルペジ
オ演奏の演奏音程パターンを選択するアルペジ
オパターン選択信号AP1,AP2,AP3,AP4
どが必要に応じて送出されるが、これらの詳細
説明は省略する。 発音割当て回路部13の説明 発音割当て回路部13の詳細例について説明
する。 Γキーコード記憶回路17および比較回路18 第5図においてキーコード記憶回路17は
16ステージ/1ビツトのシフトレジスタ3
1、データ読み込み用のアンド回路32、自
己保持用のアンド回路33、及びシフトレジ
スタ31の第1ステージに入力データを供給
するオア回路34をキーコードN1〜B3の各
ビツトに対応して夫々具えている。これらの
シフトレジスタ31は主クロツクパルスφ1
に従つて1μs毎にシフト動作を行なう。シフ
トレジスタ31のステージ数は発音チヤンネ
ル数に対応しており、各シフトレジスタ31
の各ステージには各チヤンネルに割当てられ
た音のキーコードN1 *〜B3 *が夫々時分割的
に記憶されている。これらのキーコードN1 *
〜B3 *は第3図aに示す1μs幅の各チヤンネ
ル時間に同期してキーコード記憶回路17か
ら順次出力され、キーコード比較回路18内
のデジタルコンパレータ35の一方入力側に
加わる。デジタルコンパレータ35の他方入
力側にはキーコーダ11から送出された48μs
幅のキーコードN1〜B3がオア回路群36を
経由して加えられる。 デジタルコンパレータ35では、48μsの間
変化しない或る押圧鍵のキーコードN1〜B3
と1μs毎に変化する割当て済みのキーコード
N1 *〜B3 *とを比較し、キーコードN1〜B3
同一のキーコードN1 *〜B3 *が記憶回路17
に既に記憶されている場合はそのチヤンネル
時間に同期して一致検出信号EQ1が“1”と
なる。デジタルコンパレータ35においては
キーコードN1〜B3の鍵盤に無関係に比較動
作が行なわれ、一致検出信号EQ1が発生され
る。そこで、一致検出信号EQ1をアンド回路
37,38,39に入力し、キーコーダ11
から供給されたキーコードN1〜B3の所属鍵
盤と同一の鍵盤のチヤンネル時間に発生され
る一致検出信号EQ1のみを選択する。そのた
め、キーコードN1〜B3に同期してキーコー
ダ11から送出される上鍵盤信号Uまたは下
鍵盤信号Lまたはペダル鍵盤信号Pをアンド
回路37,38または39に夫々入力する。
また、キーコードN1 *〜B3 *は各鍵盤の専用
チヤンネルに夫々割当てられているため、第
3図b,c,dに示した各鍵盤の専用チヤン
ネルを表わす信号YUK,YLK,YPKをア
ンド回路37,38,39に夫々入力する。
各アンド回路37〜39の出力はオア回路4
0でまとめられ、アンド回路41及びライン
42を介して比較出力EQとして割当て制御
部19のアンド回路43及び44(第6図)
に加わる。アンド回路41は自動アルペジオ
選択信号ARPが供給されている間は比較出
力EQを割当て制御部19に加えないように
するためのものであり、信号ARPがインバ
ータ45で反転されて該アンド回路41を不
動作にする。前述のように、自動アルペジオ
選択信号ARPが送出されているときは各鍵
盤信号U,L,Pは送出されないので、アン
ド回路41を特に設けずにオア回路40の出
力をライン42に導くようにしてもよい。
尚、自動アルペジオ選択信号ARPが生じて
いる48μsの間、自動アルペジオ回路23(第
1図)からは自動アルペジオ音のキーコード
AN1〜AB2がオア回路群36に加えられ、
アルペジオ専用チヤンネルである第14チヤン
ネルに対応するタイミングでキーコード記憶
回路17に記憶されるようになつている。ま
た、キーコード記憶回路17の出力のうちノ
ートコードN1 *〜N4 *が自動アルペジオ回路
23へ供給されるようになつている。 Γ割当て制御部19 第6図において、割当て制御部19はキー
オンメモリ46、下鍵盤キーオンメモリ4
7、キーオン一時メモリ48、キーオフメモ
リ49、及びこれらメモリ類のデータ読み込
みあるいは記憶解消などを制御する回路を具
えている。各メモリ46,47,48,49
には16ステージ/1ビツトのシフトレジスタ
が用いられており、各チヤンネルのデータを
時分割的に記憶するようになつている。キー
オンメモリ46は、キーコード記憶回路17
に割当て記憶されたキーコードN1 *〜B3 *
関わる鍵が押圧中である場合に当該割当てチ
ヤンネルに同期して信号“1”(キーオン信
号KO)を記憶する。従つて、キーオンメモ
リ46の出力が“1”のチヤンネルでは既に
音の割当てがなされており、しかもその音の
鍵が押圧中であることを表わしている。 アンド回路43には前記比較出力EQのほ
か、キーオンメモリ46の出力KO及び第5
図のオア回路50からのキーコード検出信号
KONが加えられる。4入力型のオア回路5
0にはキーコーダ11から供給されるノート
コードN1〜N4(もしくは自動アルペジオ音
のノートコードAN1〜AN4)が入力されて
いる。従つて、何らかのキーコードN1〜B3
(またはAN1〜AB2)がキーコード記憶回路
17に供給されているときこのキーコード検
出信号KONは“1”となる。 従つて、アンド回路43は、 現在、キーコードN1〜B3(またはAN1
AB2)が供給されていること(KON=
“1”)、 そのキーコードN1〜B3がいずれかのチ
ヤンネルに既に割当てられていること
(EQ=“1”)、 そのチヤンネルに割当てられた音が押鍵
中であること(キーオンメモリ46の出力
が“1”)、 以上3つの条件が満足されるときに信号
“1”を出力する。このアンド回路43の出
力“1”を割当て済みキーオン信号AKON
ということにする。 この割当て済みキーオン信号AKONはオ
ア回路51及びアンド回路52を介して遅延
フリツプフロツプ53に記憶され、この記憶
がオア回路51、アンド回路52を介して自
己保持される。アンド回路52の他の入力に
加わる信号48は1サイクル終了信号Y4
8(第3図l)を反転した信号である。1サ
イクル終了信号Y48はタイミング信号発生
回路15のアンド回路54(第4図参照)か
ら得られる。アンド回路54には、デコーダ
30から第3処理期間信号H3(第3図h)、
及びアンド回路25から、第16チヤンネル時
間に同期したパルスが加わつており、第3図
lに示すように処理動作サイクルの最終チヤ
ンネル時間において1サイクル終了信号Y4
8が発生される。信号48はアンド回路5
4の出力をインバータ55で反転して得られ
るので、第1処理期間H1及び第2処理期間
H2の全域及び第3処理期間H3の始めから
15ビツトタイム目までの合計47ビツトタイム
の間、信号“1”となる(第3図m参照)。
信号48によつて動作可能となる第6図の
アンド回路52は1サイクル終了信号Y48
の発生タイミングで不動作となるので、遅延
フリツプフロツプ53の自己保持は第3処理
期間H3の最終チヤンネル時間においてクリ
アされる。 キーコーダ11から供給されたキーコード
N1〜B3が既に割当て済みのものである場合
は、第1処理期間信号H1が発生している16
ビツトタイムの間の当該割当てチヤンネル時
間において割当て済みキーオン信号AKON
が発生される。この信号AKONは直ちに遅
延フリツプフロツプ53に記憶されるので、
第2処理期間信号H2が発生している16ビツ
トタイムの間は遅延フリツプフロツプ53の
出力が持続的に“1”となる。この遅延フリ
ツプフロツプ53の出力“1”はインバータ
56で反転されて“0”となり、第2処理期
間H2における新たな割当て動作は行なわれ
ない。 逆に、キーコーダ11から供給されたキー
コードN1〜B3が未だ割当てられていない場
合(あるいは自動アルペジオのキーコード
AN1〜AB2が供給されている場合)は、第
1処理期間信号H1及び第2処理期間信号H
2が発生している間はアンド回路43の出力
AKONが必らず“0”である。従つて、遅
延フリツプフロツプ53に“1”が記憶され
ず、その出力は持続的に“0”である。この
場合、第2処理期間信号H2が発生している
間、インバータ53の出力は必らず“1”に
なつている。このインバータ56の出力
“1”はオア回路57を介してアンド回路5
8に加わり、新たに鍵が押されたことを表わ
すニユーキーオン信号NKOを発生させる。
アンド回路58には第5図のオア回路50か
らキーコード検出信号KONが加わるように
なつており、前記インバータ56の出力が
“1”でこのキーコード検出信号KONも
“1”のときは未だ割当てられていない新た
なキーコードN1〜B3が供給されていること
を意味する。このような新たなキーコード
N1〜B3はいずれかのチヤンネルに割当てら
れるべきである。そのため、キーオンメモリ
46の出力をインバータ59で反転してアン
ド回路58に入力し、離鍵されているチヤン
ネル時間において該アンド回路58を動作可
能にし、そのチヤンネル時間においてニユー
キーオン信号NKOを発生させる。 アンド回路58から出力されるニユーキー
オン信号NKOはアンド回路60,61,6
2及び63に加わり、これらアンド回路60
〜63のいずれか一つにおいて単一のチヤン
ネル時間に同期して選択され、オア回路64
及び65を介してキーオンメモリ46に記憶
される。また、オア回路64の出力“1”は
ロード信号LDとなる。アンド回路60〜6
3にはキーコーダ11から上鍵盤信号U、下
鍵盤信号L、ペダル鍵盤信号P、及び自動ア
ルペジオ選択信号ARPが夫々加わり、現在
供給されているキーコードN1〜B3,AN1
AB2の所属鍵盤(もしくは機能)に対応する
単一のアンド回路(60〜63のいずれか)
が動作可能となる。また、各アンド回路60
〜63には各鍵盤及び自動アルペジオの専用
割当てチヤンネルを示す信号YUK2,YLK
2,YPK2,YAR2が夫々加わる。これら
の信号YUK2,YLK2,YPK2、及び
YAR2は第3図gに示す第2処理期間の間
でのみ発生する専用チヤンネル信号YUK,
YLK,YPK,YAR(第3図b〜e参照)で
あり、第4図のアンド回路66乃至69から
夫々発生される。アンド回路66乃至69の
一方入力側にはデコーダ30から第2処理期
間信号H2が加わり、他の入力にはオア回路
27,28,70,71から上鍵盤専用チヤ
ンネル信号YUK、下鍵盤専用チヤンネル信
号YLK、ペダル鍵盤専用チヤネル信号
YPK、自動アルペジオ専用チヤンネル信号
YARが夫々加わる。かくて、第2処理期間
の各専用チヤンネル時間において信号YUK
2,YLK2,YPK2,YAR2が夫々発生
される。 ペダル鍵盤音及び自動アルペジオ音の専用
チヤンネルは夫々1チヤンネルであるから、
ペダル鍵盤信号Pもしくは自動アルペジオ選
択信号ARPが供給されているときにニユー
キーオン信号NKOが発生すると信号YPK2
もしくはYAR2に応じて第2処理期間の第
1チヤンネル時間もしくは第14チヤンネル時
間においてアンド回路62もしくは63から
信号“1”が出力される。上鍵盤音及び下鍵
盤音の専用チヤンネルは夫々7チヤンネル有
るので、ニユーキーオン信号NKOを単一の
チヤンネルに割当てるためにトランケートチ
ヤンネル指定信号TRが使用される。トラン
ケートチヤンネル指定信号TRは後述のよう
にしてトランケート回路21(第7図)から
発生される。このトランケートチヤンネル指
定信号TRは、現在割当て中の音のうち上鍵
盤で最も古く離鍵された鍵の割当てチヤンネ
ル時間及び下鍵盤で最も古く離鍵された鍵の
割当てチヤンネル時間に同期して夫々発生さ
れる。トランケートチヤンネル指定信号TR
は第6図のアンド回路72及び73に加わ
り、上鍵盤専用チヤンネル信号YUK及び下
鍵盤専用チヤンネル信号YLKに応じて上鍵
盤トランケートチヤンネル指定信号TRUと
下鍵盤トランケートチヤンネル指定信号
TRLに分けられる。信号TRUはアンド回路
60に、信号TRLはアンド回路61に加わ
り、当該鍵盤に関する単一のチヤンネル時間
においてニユーキーオン信号NKOを選択さ
せる。アンド回路60もしくは61から信号
“1”が1度出力されると、この信号“1”
はオア回路74または75及びアンド回路7
6または77を介して遅延フリツプフロツプ
78または79に記憶される。この記憶はア
ンド回路76及び77に加わる信号48に
よつて1サイクル終了信号Y48が発生する
まで自己保持される。遅延フリツプフロツプ
78または79の出力“1”はインバータを
介してアンド回路72または73を不動作に
よる。従つて、同一鍵盤に関する別チヤンネ
ルで2回以上トランケートチヤンネル指定信
号TRが発生したとしても、上鍵盤もしくは
下鍵盤のトランケートチヤンネル指定信号
TRUまたはTRLは第2処理期間(第3図
g)において1度だけしか発生されない。 アンド回路60乃至63から出力“1”が
生じたときに新たな割当てが行なわれる。す
なわち、第2処理期間における単一のチヤン
ネル時間においてアンド回路60乃至63の
いずれから出力された信号“1”はオア回路
64を経てロード信号LDとしてキーコード
記憶回路17(第5図)に加わる。第5図に
おいて、ロード信号LDはキーコード記憶回
路17の各ビツトのデータ読み込み用アンド
回路32を動作可能にし、かつノア回路80
で反転されて自己保持用アンド回路33を不
動作にする。従つて、ロード信号LDが発生
したチヤンネルの記憶キーコードN1 *〜B3 *
はクリアされ、新たなキーコードN1〜B3
たはAN1〜AB2が当該チヤンネル時間に同
期してキーコード記憶回路17に記憶され
る。 オア回路64の出力“1”はオア回路65
を経てキーオンメモリ46に加わり、キーコ
ード記憶回路17における新たなキーコード
N1〜B3の記憶に同期してキーオン信号KOを
記憶する。このキーオンメモリ46の出力
KOはアンド回路81及びオア回路65を介
して自己保持される。アンド回路81は後述
のように、離鍵されたキーコードN1 *〜B3 *
が割当てられているチヤンネルの時間におい
て不動作となる。 オア回路65の出力はライン82を経てア
ンド回路83に加わる。従つて、キーオンメ
モリ46に押鍵中を表わす信号“1”を入力
するときアンド回路83が動作可能となる。
アンド回路83の他の入力には、下鍵盤で新
たに鍵が押されたことを表わす下鍵盤ニユー
キーオン信号LNKが加わる。前記オア回路
57の出力及びキーコード検出信号KONが
アンド回路84に加わり、該アンド回路84
の他の入力には下鍵盤信号L及び第2処理期
間における下鍵盤専用チヤンネル信号YLK
2が加わる。従つて、下鍵盤で或る鍵が押圧
されると、その押し始めにおいて1度だけ第
2処理期間の下鍵盤専用チヤンネル時間に同
期してアンド回路84の出力LNKは“1”
となる。そのとき、オア回路65からは下鍵
盤で押鍵中の音の割当てチヤンネルに同期し
て信号“1”が出力されるから、アンド回路
83の出力は下鍵盤で押鍵中の音の割当てチ
ヤンネルに同期して“1”となり、この出力
“1”はオア回路85を経て下鍵盤キーオン
メモリ47に記憶される。このメモリ47の
記憶はアンド回路86及びオア回路85を介
して自己保持される。アンド回路86にはノ
ア回路87の出力が加わり、イニシヤルクリ
ア信号ICが発生しているときあるいは下鍵
盤専用チヤンネル以外のチヤンネル時間のと
き(信号が“1”)あるいはアンド回路
84から下鍵盤ニユーキーオン信号LNKが
発生しているときに該アンド回路86は不動
作となる。また、アンド回路86の他の入力
には下鍵盤で何らかの鍵が押されている場合
に持続的に“1”となる下鍵盤押鍵記憶信号
LKMが第7図のライン166を介して加わ
つており、下鍵盤で何らかの鍵が押されてい
るときに下鍵盤キーオンメモリ47の自己保
持が可能となる。押鍵中の下鍵盤音が割当て
られているチヤンネル時間に同期して時分割
的に下鍵盤キーオンメモリ47から出力され
る下鍵盤キーオン信号LKOは自動アルペジ
オ回路23(第1図)で利用されるが、詳し
くは説明しない。 (キーオフ検出) 新たに押圧された鍵を割当てるべきチヤン
ネルを表わすロード信号LDはオア回路64
からライン88(第6図)を経てオア回路8
9に加わり、キーオン一時メモリ48に記憶
される。キーオン一時メモリ48は、キーオ
フ検査信号Xの1発生周期の間に1度でも鍵
が押されるとその鍵の割当てチヤンネルに信
号“1”を記憶するもので、その記憶はアン
ド回路90を介して自己保持されるようにな
つている。キーコーダ11からキーオフ検査
信号Xが供給されると、アンド回路90は不
動作となる。従つてキーオフ検査信号Xが供
給される毎にキーオン一時メモリ48の記憶
がクリアされる。キーオフ検査信号Xは第6
図のアンド回路107に加わり、信号H1に
よつて第1処理期間(第3図f)の間だけ選
択される。第1処理期間に同期して選択され
たキーオフ検査信号X1はインバータ91で
反転されてアンド回路90に加わる。これに
より、アンド回路90は第1処理期間の間だ
け不動作となり、この間にキーオン一時メモ
リ48の全チヤンネルの記憶がクリアされ
る。 未だ割当てられていない新たな鍵の押圧に
もとづいてキーコードN1〜B3またはAN1
AB2が供給された場合は、前記ロード信号
LDがライン88及びオア回路89を経てキ
ーオン一時メモリ48に加わり、当該キーコ
ードN1〜B3またはAN1〜AB2が割当てられ
るチヤンネル時間に同期して該メモリ48に
信号“1”が記憶される。既に割当て済みの
鍵が押圧されている場合は、その鍵のキーコ
ードN1〜B3が供給されるとその割当てチヤ
ンネル時間に同期してアンド回路43から割
当て済みキーオン信号AKONが発生され、
ライン92を介してアンド回路93に加わ
る。アンド回路93の他の入力には第2処理
期間同期信号YH2が加わつているので、該
割当て済みキーオン信号AKONは第2処理
期間の間だけ該アンド回路93を通過し、オ
ア回路89を経てキーオン一時メモリ48に
記憶される。従つて、キーオン一時メモリ4
8の記憶はキーオフ検査信号Xによつて一旦
クリアされるが、鍵が押されている限り、次
にキーオフ検査信号Xが供給されるときまで
には当該鍵の割当てチヤンネルに信号“1”
が記憶される。尚、第2処理期間同期信号
YH2は第4図のアンド回路108から発生
されるもので、シフトレジスタ26の全16ス
テージからの出力を入力したオア回路109
からの出力とデコーダ30からの第2処理期
間信号H2とのアンド論理にもとづいて発生
される。従つて、信号YH2は第2処理期間
の第1チヤンネル時間から第16チヤンネル時
間までの全チヤンネル時間に確実に同期して
いる。 キーオフ検査信号Xの発生周期は例えば約
5ms程度であり、今まで押圧されていた鍵
のキーコードN1〜B3がこの信号Xの1発生
周期の間に1度もキーコーダ11から供給さ
れなかつた場合に、当該鍵が離鍵されたと判
定する。この判定を行なうのがアンド回路9
5である。キーオフ検査信号Xが供給される
直前において、キーオン一時メモリ48に信
号“1”を記憶しているチヤンネルでは押鍵
中であり、信号“0”を記憶しているチヤン
ネルでは鍵が離されたと判断することができ
る。そこで、キーオン一時メモリ48の出力
をインバータ94で反転してアンド回路95
に加えて、離鍵されているチヤンネル時間に
おいて該アンド回路95を動作可能にする。
また、アンド回路95には第1処理期間に同
期した16ビツトタイム幅のキーオフ検査信号
X1がアンド回路107から加わる。更に、
キーオン一時メモリ48の記憶内容“0”の
チヤンネルにおいて今まで鍵が押圧されてい
たか否かを調べるために、キーオンメモリ4
6から出力されるキーオン信号KOも該アン
ド回路95に加えられる。従つて、今まで押
圧されていた鍵が離鍵されたときすなわち離
鍵操作を行なつたときだけ当該鍵の割当てチ
ヤンネル時間においてアンド回路95の条件
が成立する。このアンド回路95の出力
“1”がキーオフ信号KOFである。 キーオフ信号KOFはアンド回路96、オ
ア回路97を介してインバータ98に加わ
り、キーオンメモリ46の自己保持用アンド
回路81を不動作にする。これにより、キー
オフ信号KOFが発生したチヤンネルに対応
してキーオンメモリ46に記憶されているキ
ーオン信号KOがクリアされる。従つて、キ
ーオンメモリ46には鍵が押されている間だ
けキーオン信号KOが記憶される。ところ
で、キーコード記憶回路17はキーオフ信号
KOFによつてはクリアされないので、離鍵
後においても当該チヤンネルの割当ては持続
されており、離鍵されたキーコードN1 *
B3 *の記憶は維持される。 また、キーオフ信号KOFはオア回路99
を介してキーオフメモリ49に加わる。キー
オフメモリ49は、各チヤンネルに割当て中
の鍵の中で現在離鍵されている鍵の割当てチ
ヤンネル時間に同期して信号“1”を記憶す
るもので、最終ステージから出力されるキー
オフ記憶信号KOFMはアンド回路100及
びオア回路99を介して自己保持される。こ
のアンド回路100の他の入力にはオア回路
64の出力がライン88及びインバータ10
1を介して加わる。従つて、或るチヤンネル
時間においてロード信号LDが発生し、新た
な割当てがなされるとき、キーオフメモリ4
9の当該チヤンネルの記憶がクリアされる。
このキーオフ記憶信号KOFMはインバータ
102を介してアンド回路103に加わる。
アンド回路103の他入力にはキーオフ信号
KOFが加わる。或るチヤンネルにおいて初
めてキーオフ信号KOFが発生したとき、キ
ーオフメモリ49の当該チヤンネルの記憶は
“0”である。従つて、信号KOFMを反転し
たインバータ102の出力は“1”であり、
アンド回路103の出力が“1”となる。こ
のアンド回路103の出力“1”は離鍵操作
が行なわれたことを表わすニユーキーオフ信
号NKFとして第7図の回路で利用される。
このニユーキーオフ信号NKFは離鍵当初に
おいて当該鍵が割当てられたチヤンネル時間
において1度だけ発生される。 尚、キーオフ信号KOFが入力されるアン
ド回路96は、通常は動作可能となつている
が、「メモリ機能」を働かせた場合は下鍵盤
専用チヤンネル時間において不動作となる。
「メモリ機能」を働かせるためのスイツチ
(図示せず)が操作されると、キーコーダ1
1からメモリ信号MMが発生され、第6図の
アンド回路104に加わる。アンド回路10
4の他入力には下鍵盤専用チヤンネル信号
YLKが加わつており、このアンド回路10
4の出力がインバータ105で反転されてア
ンド回路96に加わる。従つて、「メモリ機
能」を働かせた場合は下鍵盤専用チヤンネル
時間(第3図c参照)においてアンド回路9
6が不動作となり、これらのチヤンネル時間
においてキーオフ信号KOFが発生されたと
してもキーオンメモリ46の自己保持用アン
ド回路81は不動作とならない。従つて、実
際には下鍵盤で鍵が離されてもキーオンメモ
リ46のキーオン信号KOはクリアされず、
あたかも下鍵盤の当該鍵が押され続けている
かのように取扱われる。これにより、当該鍵
が離鍵された後も当該鍵に関する音が発生さ
れる。このような「メモリ機能」は自動演奏
効果を高める上で有利であり、特にこの実施
例では下鍵盤専用チヤンネルを自動コード音
のためにも使用し得るようにしているので、
離鍵後も自動コード音を発生することができ
る。 アンド回路104の出力はアンド回路10
6にも加わる。「メモリ機能」によつて離鍵
後も保持されていたキーオンメモリ46のキ
ーオン信号KOはこのアンド回路106の出
力“1”にもとづいてクリアされる。アンド
回路106の他入力にはキーオン一時メモリ
48の出力をインバータ94で反転した信号
及びアンド回路84の出力が加わつている。
インバータ94の出力は離鍵されているチヤ
ンネルにおいて“1”となり、そのチヤンネ
ルが下鍵盤専用チヤンネルであればアンド回
路104の出力も“1”となるので、当該チ
ヤンネル時間においてアンド回路106が動
作可能となる。そのとき、アンド回路84か
ら下鍵盤ニユーキーオン信号LNKが発生さ
れると、アンド回路106の出力が“1”と
なる。アンド回路106の出力“1”はオア
回路97、インバータ98を経てアンド回路
81を不動作にし、キーオンメモリ46の当
該チヤンネルの記憶をクリアする。従つて、
「メモリ機能」によつて離鍵後も保持されて
いたキーオン信号KOは、下鍵盤で何らかの
鍵が新たに押されたとき(下鍵盤ニユーキー
オン信号LKNが発生したとき)にクリアさ
れる。 (キーオンアゲイン) 鍵が一旦離鍵されて、その後直ちに同じ鍵
が押された場合はアンド回路44からキーオ
ンアゲイン信号KAGが発生され、その鍵が
今まで割当てられていたのとは別のチヤンネ
ルにその鍵の割当てが行なわれる。アンド回
路44にはライン42を介してキーコード比
較回路18からの比較出力EQと、キーコー
ドN1〜B3、AN1〜AB2が供給されているこ
とを表わすキーコード検出信号KONと、キ
ーオフメモリ49の出力信号とが加わつてい
る。従つて、現在供給されているキーコート
N1〜B3またはAB1〜AB2がいずれかのチヤ
ンネルに割当てられているキーコードN1 *
B3 *と同一(かつ同一鍵盤)であり、かつそ
のキーコードN1 *〜B3 *が割当てられている
チヤンネルにおけるキーオフメモリ49の記
憶が“1”である(つまり一致を生ぜしめた
キーコードN1 *〜B3 *に係る鍵が一旦離鍵さ
れた)ことを条件に、アンド回路44から信
号“1”が出力される。このアンド回路44
の出力“1”は、一旦離鍵された鍵が直ちに
押し直されたことを表わすキーオンアゲイン
信号KAGとしてオア回路110に加わり、
アンド回路111を経て遅延フリツプフロツ
プ112に記憶される。遅延フリツプフロツ
プ112の出力は前記オア回路57に加わ
り、ニユーキーオン信号KNOの発生のため
に利用される。 (キーオン信号KO1,KO2の発生) キーオンメモリ46の最終16ステージから
時分割的に出力される各チヤンネルのキーオ
ン信号KOはアンド回路113及び114に
加わる。アンド回路113及び114からは
キーオン信号KOにもとづいて第1キーオン
信号KO1及び第2キーオン信号KO2が発生さ
れる。第1キーオン信号KO1は、そのチヤン
ネルに割当てられた鍵の押圧及び離鍵通りに
“1”または“0”となる信号で、通常の鍵
盤演奏時においてはキーオン信号KOと同一
の信号である。アンド回路113の他の入力
にはライン115を介してアタツク系キーオ
ン信号発生回路20から信号が加わつてお
り、このライン115の信号は上鍵盤もしく
は下鍵盤もしくはペダル鍵盤を用いて通常の
演奏操作を行なつている場合は常に“1”で
ある。これにより、アンド回路113が常に
動作可能となつてキーオン信号KOがそのま
ま第1キーオン信号KO1として出力される。
従つて、この場合、第1キーオン信号KO1
当該チヤンネルに割当てられた鍵の押鍵操作
通りに発生される。ライン115にはアタツ
ク系キーオン信号発生回路20のナンド回路
116の出力信号が供給される。このナンド
回路116の1つの入力には自動ベース・コ
ード選択信号ABCが加わるようになつてい
るので、自動ベース・コード演奏が選択され
ていない場合すなわち通常の鍵盤演奏の場合
は該信号ABCが“0”であり、ナンド回路
116が不動作となつている。従つてライン
115の信号は常に“1”となる。 自動ベース・コード演奏が選択されている
場合は、ペダル鍵盤音の第1キーオン信号
KO1が押鍵当初の一定時間だけ“1”となる
微分性の信号に変換される。自動ベース・コ
ード演奏の場合は自動ベース音がペダル鍵盤
のチヤンネルで発音されるようになつている
ため、実際は、自動ベース音のための第1キ
ーオン信号KO1が微分性の信号となる。これ
は、前記ナンド回路116にペダル鍵盤専用
チヤンネル信号YPKを加えることにより達
成される。これにより、キーコーダ11から
自動ベース・コード選択信号ABCが供給さ
れている場合においてのみ、かつ、ペダル鍵
盤の専用チヤンネル時間(第1チヤンネル時
間)でのみナンド回路116が動作可能とな
る。ナンド回路116の残りの3入力には、
3ビツトのハーフアダーから或る加算器11
7と16ステージ/3ビツトのシフトレジスタ
118とによつて構成されたカウンタからの
3ビツトの計数データが加わる。このカウン
タは、16ステージのシフトレジスタ118で
16チヤンネル時間遅延したデータを加算器1
17に帰還して積算計数を行なうようになつ
ており、各チヤンネルに関して時分割的に計
数動作を行なう。加算器117にはアンド回
路119を介してカウントパルスTが加わ
る。このカウントパルスTは第4図に示した
タイミング信号発生回路15で発生される。 第4図において、アンド回路54から出力
される1サイクル終了信号Y48を分周用カ
ウンタ120の計数入力に加え、このカウン
タ120の5ビツトの出力がすべて“1”に
なつたときアンド回路121が動作し、アン
ド回路122、オア回路123を介して48μs
幅のカウントパルスTが発生される。このカ
ウントパルスTは48μs周期の信号Y48を1/
32分周したものであるから、約1500μs(48×
32)の周期をもつ。なお、オア回路123に
加わるテスト信号TESTは回路の動作チエツ
クを行なう場合にのみ直流的に“1”となる
信号であり、本来の回路動作とは無関係であ
る。 第6図のアンド回路119においては、前
記カウントパルスTが第2処理期間同期信号
YH2によつて第2処理間の16μsの間でだけ
選択される。従つて、カウントパルスTが1
回発生すると各チヤンネル時間において夫々
1度だけカウントパルスが供給される。加算
器117とシフトレジスタ118との間に設
けられたアンド回路群124は、キーオンメ
モリ46からのキーオン信号KOによつて動
作可能となる。従つて、当該チヤンネルにお
いて鍵が押されていない場合はシフトレジス
タ118の当該チヤンネルの内容はクリアさ
れており、鍵が押されたときからカウントパ
ルスの計数が実行される。或るチヤンネルに
割当てられた鍵の押圧開始時から数えて7個
のカウントパルスTが供給されたとき、当該
チヤンネル時間におけるシフトレジスタ11
8の3ビツト出力は“111”(10進数の7)と
なる。そのチヤンネル時間がペダル鍵盤専用
チヤンネルであれば、信号YPKも“1”と
なり、このとき信号ABCも“1”であれば
ナンド回路116の条件が成立して、その出
力が“0”となる。ナンド回路116の出力
が“0”となるとアンド回路125の出力が
“0”となり、アンド回路119が不動作と
なる。従つて、当該チヤンネル時間において
からカウントパルスTが阻止され、当該チヤ
ンネルのシフトレジスタ118の記憶内容
“111”が保持される。 鍵の押し始めからナンド回路116の出力
が“0”になるときまでの時間は約10ms
(1.5ms×7)である。この押鍵当初の約10
msの間は当該鍵が割当てられたチヤンネル
時間におけるナンド回路116の出力は
“1”であり、アンド回路113が動作可能
となる。従つてキーオンメモリ46から出力
されるキーオン信号KOはその押鍵当初の約
10msの間だけ選択され、第1キーオン信号
KO1として出力される。かくして自動ベー
ス・コード演奏を行なう場合は、ペダル鍵盤
専用チヤンネルに割当てられた音(自動ベー
ス音)のための第1キーオン信号KO1は約10
msの間だけ発生される。この短かい第1キ
ーオン信号KO1は、自動ベース音(ペダル鍵
盤音)の振幅エンベロープをアタツク系のエ
ンベロープにするために使用される。 上鍵盤専用チヤンネル時間及び下鍵盤専用
チヤンネル時間及び自動ベース・コードを行
なわない場合のペダル鍵盤専用チヤンネル時
間においてはナンド回路116の出力は常に
“1”であり、これらのチヤンネル時間にお
いて発生される第1キーオン信号KO1は必ら
ず押鍵操作通りに(キーオン信号KOと同じ
ように)発生される。この第1キーオン信号
KO1は押鍵操作に対応した持続系の振幅エン
ベロープを楽音に付与するために使用され
る。 アンド回路114から出力される第2キー
オン信号KO2は、上鍵盤音及び下鍵盤音の振
幅エンベロープをアタツク系のエンベロープ
にするために使用される。ここで、アタツク
系エンベロープとは、鍵の押ししめの所定の
短い時間(例えば約10ms程度)だけ楽音を
発音させる場合に使用されるエンベロープ波
形のことをいう。アンド回路114の他の入
力にはアタツク系キーオン信号発生回路20
内のナンド回路126の出力信号が加わる。
このナンド回路126はオア回路127を介
して上鍵盤専用チヤンネル信号YUKもしく
は下鍵盤専用チヤンネル信号YLKが与えら
れるときだけ動作可能となる。ナンド回路1
26の残りの3入力には前記ナンド回路11
6と同様にシフトレジスタ118の出力が加
わる。従つて、上鍵盤もしくは下鍵盤の盤の
押圧開始時から約10ms経過して当該鍵の割
当てチヤンネル時間においてシフトレジスタ
118の出力が“111”となつたとき、ナン
ド回路126が動作してその出力が“0”と
なる。これにより、アンド回路114が当該
チヤンネル時間において不動作となる。従つ
て、第2キーオン信号KO2は上鍵盤もしくは
下鍵盤の鍵の押鍵開始時から約10msの間だ
け発生される。上鍵盤音及び下鍵盤音に関し
ては、デジタルトーンジエネレータ部16に
おいて、第1キーオン信号KO1と第2キーオ
ン信号KO2の使い分けが適宜なされる。キー
コーダ11から供給されるエンベロープコン
トロール信号ECによつてこれら信号KO1
たはKO2の使い分けが制御される。 Γトランケート回路21 (トランケート制御) 第6図のアンド回路103から出力される
ニユーキーオフ信号NKF及びキーオフメモ
リ49から出力されるキーオフ記憶信号
KOFMは第7図のトランケート回路21に
加わる。トランケート回路21は、最も古く
離鍵されたチヤンネルを上鍵盤専用チヤンネ
ルと下鍵盤専用チヤンネルにおいて別々に検
出し、そのチヤンネル時間に同期してトラン
ケートチヤンネル指定信号TRを発生する。
4個のハーフアダーから成る4ビツトの加算
器129と16ステージ/4ビツトのシフトレ
ジスタ130とを用いたカウンタは、各チヤ
ンネルに割当てられた鍵の離鍵後において離
鍵された他の鍵の離鍵回数を各チヤンネル別
に時分割的に計数するためのものである。従
つて、シフトレジスタ130において最大値
を保有しているチヤンネルに割当てられた鍵
が最も古く離鍵されたものであるということ
ができる。 ニユーキーオフ信号NKFは、或る鍵の離
鍵時においてその鍵が割当てられたチヤンネ
ル時間に同期して1度だけ発生される。従つ
て、加算器129及びシフトレジスタ130
から成るカウンタにおいてこのニユーキーオ
フ信号NKFの数を計数することにより、離
鍵回数を計数することができる。第7図にお
いて、ニユーキーオフ信号NKFはアンド回
路131及び132に加わる。アンド回路1
31及び132の他の入力には第1処理期間
用上鍵盤専用チヤンネル信号YUK1及び第
1処理期間用下鍵盤専用チヤンネル信号
YLK1が夫々加わる。信号YUK1は第1処
理期間(第3図f)における上鍵盤専用チヤ
ンネル時間(第3図b)に同期して発生され
る信号であり、信号YLK1は第1処理期間
における下鍵盤専用チヤンネル時間(第3図
c)に同期して発生される信号である。従つ
て、ニユーキーオフ信号NKFが上鍵盤のチ
ヤンネル時間で発生した場合はアンド回路1
31が動作して、オア回路133を経て遅延
フリツプフロツプ135に信号“1”が読み
込まれる。また、ニユーキーオフ信号NKF
が下鍵盤のチヤンネル時間で発生した場合
は、アンド回路132が動作して、オア回路
134を介して遅延フリツプフロツプ136
に信号“1”が読み込まれる。遅延フリツプ
フロツプ135または136の記憶はアンド
回路137または138を介して自己保持さ
れる。アンド回路137及び138には信号
Y48が加えられているので、第3処理期間
(第3図h)の最終チヤンネル時間において
上記自己保持が解除される。かくして、上鍵
盤もしくは上鍵盤において今まで押圧されて
いた鍵が離されると、第1処理期間において
ニユーキーオフ信号NKFが遅延フリツプフ
ロツプ135もしくは136に読み込まれ、
第2処理期間及び第3処理期間の間、当該遅
延フリツプフロツプ135または136の出
力が直流的に“1”となる。この遅延フリツ
プフロツプ135,136の出力はアンド回
路139,140に加わる。アンド回路13
9には第2処理期間用上鍵盤専用チヤンネル
信号YUK2が加わり、アンド回路140に
は第2処理期間用下鍵盤専用チヤンネル信号
YLK2が加わる。従つて、上鍵盤で離鍵さ
れた場合はアンド回路139が、また、下鍵
盤で離鍵された場合はアンド回路140が、
いずれの場合も第2処理期間における当該鍵
盤の専用チヤンネル時間において動作可能と
なる。アンド回路139及び140の残りの
入力にはキーオフ記憶信号KOFMが加わつ
ている。キーオフ記憶信号KOFMは既に離
鍵されているチヤンネル時間に同期して
“1”となるので、これらのチヤンネル時間
においてのみアンド回路139または140
から信号“1”が出力される。このアンド回
路139及び140の出力はオア回路141
を介して加算器129の最下位ビツトに加わ
る。加算器129においては、シフトレジス
タ130に記憶されている当該チヤンネルに
関する前回の加算結果に対してオア回路14
1から加えられる“1”を加算する。加算器
129の加算結果はアンド回路群142及び
オア回路143、アンド回路157を介して
シフトレジスタ130に記憶される。 アンド回路群142の他の入力にはキーオ
フ記憶信号KOFMが加わつており、当該チ
ヤンネルに押圧鍵の割当てがなされると該信
号KOFMが“0”となつて、シフトレジス
タ130の記憶がクリアされる。 シフトレジスタ130の出力は比較器14
4の一方入力Aに加わる。比較器144の他
方入力Bには最大値メモリ145または14
6からの最大値記憶データが加わる。各最大
値メモリ145及び146は4ビツトの遅延
フリツプフロツプによつて構成されている。
上鍵盤用最大値メモリ145の記憶データは
アンド回路群147を介して上鍵盤専用チヤ
ンネル時間において出力され、下鍵盤最大値
メモリ146の記憶データはアンド回路群1
48を介して下鍵盤専用チヤンネル時間にお
いて出力される。これらアンド回路群145
または146の出力はオア回路群149を介
して比較器144に入力される。従つて、比
較器144は上鍵盤と下鍵盤とによつて時分
割共用される。シフトレジスタ130の出力
が最大値メモリ145または146の記憶デ
ータより大きい場合(A>B)、比較器14
4の出力ライン150に信号“1”が出力さ
れ、アンド回路151及び152に加わる。
アンド回路151には第1処理期間用上鍵盤
専用チヤンネル信号YUK1が加わり、アン
ド回路152には第1処理期間用下鍵盤専用
チヤンネル信号YLK1が加わる。従つて、
ライン150の信号“1”が上鍵盤に関する
比較結果である場合は第1処理期間において
アンド回路151が動作し、また下鍵盤に関
する比較結果である場合は第1処理期間にお
いてアンド回路152が動作する。アンド回
路151もしくは152の出力“1”はアン
ド回路群153もしくは154を制御して、
最大値メモリ145または146の古い記憶
をクリアし、シフトレジスタ130から与え
られる新たな最大値データを該メモリ145
または146に読み込ませる。 こうして、第1処理期間の間に最大値デー
タすなわち最も多い離鍵回数が最大値メモリ
145または146に記憶される。この記憶
は第2処理期間及び第3処理期間の間自己保
持される。第3処理期間の最終チヤンネル時
間になると、1サイクル終了信号Y48が発
生し、ノア回路155及び156に加わる。
これにより、ノア回路155及び156の出
力が“0”となり、アンド回路群153及び
154の自己保持用アンド回路を不動作にす
る。 比較器144は、入力Aに加わるデータと
入力Bに加わるデータの値が一致すると一致
出力を生じる。この一致出力がトランケート
チヤンネル指定信号TRとして、第6図のア
ンド回路72及び73に加わる。すなわち、
最大値メモリ145または146に記憶した
最大値データと同じ値のデータがシフトレジ
スタ130から出力されると、そのチヤンネ
ル時間に同期してトランケートチヤンネル指
定信号TRが発生される。 尚、電源投入時においては発生されるイニ
シヤルクリア信号ICはノア回路155及び
156に加わり、最大値メモリ145及び1
46を一旦クリアする。また、イニシヤルク
リア信号ICは第6図のオア回路99に加わ
り、キーオフメモリ49の全ステージに
“1”を記憶させる。これによつて、電源投
入当初は全チヤンネルのキーオフ記憶信号
KOFMが“1”となる。また、イニシヤル
クリア信号ICはオア回路143(第7図)
を経てシフトレジスタ130の最下位ビツト
に加わり、該シフトレジスタ130の全チヤ
ンネルの計数値を“0001”にする。これは、
押圧されている鍵は有るが、離鍵されたこと
がまだ1度もない、という場合に、現在押鍵
中の鍵が割当てられているチヤンネルにトラ
ンケートチヤンネル指定信号が発生されるこ
とを防ぐためである。すなわち、電源投入当
初においては未だ割当てられていないチヤン
ネルにおいて必らずトランケートチヤンネル
指定信号TRが発生するようになつている。 Γ自動コード音用キーオン信号発生回路22 (自動コード音用のキーオン信号KO3の発
生) 自動ベース・コード演奏を選択している場
合にキーコーダ11から供給されるコード音
発音タイミング信号CGは、第7図に示す自
動コード音用キーオン信号発生回路22内の
遅延フリツプフロツプ158,159、イン
バータ160及びアンド回路161から成る
微分回路に加わり、48μs幅の微分パルスに整
形される。アンド回路161から出力される
この微分パルスは1/4分周用の2ビツトバイ
ナリカウンタ162のリセツト端子Rに加わ
り、該カウンタ162の内容を“00”にリセ
ツトする。カウンタ162の出力に“0”が
現われると、ナンド回路163の出力が
“1”となり、アンド回路164が動作可能
となる。アンド回路164の他の入力には第
4図のオア回路123を経てカウントパルス
Tが加えられており、このカウントパルスT
が1サイクル終了信号Y48の発生タイミン
グで該アンド回路164で選択される。アン
ド回路164の出力はカウンタ162の計数
入力端に加わる。コード音発音タイミング信
号CGによつてカウンタ162がリセツトさ
れたときから数えて、カウントパルスTが3
個発生されると、カウンタ162の内容は
“11”となる。これによりナンド回路163
の出力が“0”となり、アンド回路164が
不動作となる。従つて、カウンタ162にお
いてカウントパルスTはそれ以上計数されな
い。こうして、ナンド回路163の出力は、
コード音発音タイミング信号CGが発生した
ときから数えて、カウントパルスTの約3周
期分の時間の間だけ“1”となる。このナン
ド回路163の出力“1”はアンド回路16
5を介して自動コード音用キーオン信号KO3
として出力される。カウントパルスTの周期
は約1500μsであるから、キーオン信号KO3
発生幅は約4.5ms(1.5ms×3)である。
アンド回路165の他の入力には下鍵盤押鍵
記憶信号LKMが加わつており、下鍵盤で何
らかの鍵が押されている場合もしくはコード
音に関するキーコードN1〜B3が定期的にキ
ーコーダ11から供給されている場合に、該
信号LKMが持続的に“1”となつてアンド
回路165を動作可能にする。これは、コー
ド音は下鍵盤音として処理されるようになつ
ているためである。 下鍵盤押鍵記憶信号LKMは、キーオンメ
モリ46(第6図)から時分割的に出力され
るキーオン信号KOのうち下鍵盤専用チヤン
ネルに対応するものを選択して記憶すること
により得ることができる。第7図のアンド回
路167には下鍵盤専用チヤンネル信号
YLKが加わつており、下鍵盤専用チヤンネ
ル時間(第3図C)においてのみ動作可能と
なる。このアンド回路167の他の入力には
キーオン信号KOが加わるようになつてお
り、下鍵盤に関するキーオン信号KOだけが
このアンド回路167で選択され、オア回路
168を介して遅延フリツプフロツプ169
に加わる。遅延フリツプフロツプ169の出
力はアンド回路170を介して自己保持され
る。アンド回路170はノア回路171の出
力“0”によつて不動作となる。ノア回路1
71にはイニシヤルクリア信号IC及び最終
チヤンネル信号C16が加つている。最終チヤ
ンネル信号C16は第4図のアンド回路25か
ら出力される信号であり、時分割タイムスロ
ツト列の最終チヤンネル時間すなわち第16チ
ヤンネルのタイムスロツト(第3図a参照)
に同期して繰返し発生される。従つて、最終
チヤンネル信号C16が発生する第16チヤンネ
ル時間においてアンド回路170が不動作と
なり、遅延フリツプフロツプ169の自己保
持が解除される。 遅延フリツプフロツプ169の出力はアン
ド回路172に加えられており、このアンド
回路172は前記最終チヤンネル信号C16
よつて動作可能とされる。従つて、遅延フリ
ツプフロツプ169の記憶は、自己保持解除
の直前にアンド回路172及びオア回路17
3を経由して遅延フリツプフロツプ174に
読み込まれる。遅延フリツプフロツプ174
の出力はアンド回路175及びオア回路17
3を介して自己保持される。アンド回路17
5はノア回路171の出力“0”によつて不
動作にされる。従つて、最終チヤンネル信号
C16が発生する第16チヤンネル時間毎に遅延
フリツプフロツプ174の自己保持が解除さ
れる。第16チヤンネルのタイムスロツトにお
いて遅延フリツプフロツプ169から信号
“1”が与えられていれば、再び遅延フリツ
プフロツプ174に記憶され、次の最終チヤ
ンネル信号C16が発生するまで自己保持され
る。従つて、下鍵盤で何らかの鍵が押されて
いれば(すなわち下鍵盤専用チヤンネルに何
らかの音が割当てられていれば)、遅延フリ
ツプフロツプ174の出力は直流的に“1”
となる。この遅延フリツプフロツプ174の
出力“1”が下鍵盤押鍵記憶信号LKMとし
て利用される。 Γ自動アルペジオ回路23 自動アルペジオ回路23は、前述のキーコ
ーダ11から送出される自動アルペジオ選択
信号ARPにもとずき動作するもので、キー
コード記憶回路17の各チヤンネルに記憶さ
れているキーコードN1 *〜B3 *のうち特定の
鍵盤(例えば下鍵盤)で押鍵されている複数
の鍵に対応したキーコードN1 *〜B3 *(シフト
レジスタ26の第2、第5、第8、第9、第
11、第12及び第15ステージに記憶されてい
る)を音高順にアルペジオ音発音タイミング
にしたがつて順次1つづつ選択する。選択さ
れたキーコードN1 *〜B3 *は自動アルペジオ
選択信号ARPが生じている期間(48μs)に
自動アルペジオ音キーコードAN1〜AB2
してキーコード記憶回路17に送出し、該回
路17のアルペジオ用専用チヤンネル(第14
チヤンネル)に記憶させる。さらに、この自
動アルペジオ回路23は下鍵盤に関する記憶
キーコードN1 *〜B3 *を一通り選択し終ると
(下鍵盤で押圧された鍵の音を一通り発音し
終ると)、再び前述の記憶キーコードN1*
B3 *の選択動作を行なう。この場合には選択
されたキーコードN1 *〜B3 *に対応して発音
されるアルペジオ音の音高を前回より1オク
ターブ上昇(または下降)させるように該キ
ーコードN1 *〜B3 *のオクターブコードB1 *
〜B3 *を変更してアルペジオ音キーコード
AN1〜AB2を送出する。このような動作を
数回繰り返えすことにより下鍵盤における複
数鍵に応答して1音づつ所定間隔で順番にア
ルペジオ音が所定オクターブ音域にわたつて
繰返し発音されるような制御が行なわれる。
尚、この自動アルペジオ回路23の詳細説明
は省略する。 Γ楽音制御信号発生回路128 第7図に示す楽音制御信号発生回路128
において、遅延フリツプフロツプ176と1
77、及び178と179は前記遅延フリツ
プフロツプ169及び174と同様の記憶動
作を行なうよう制御される。ただし、遅延フ
リツプフロツプ176にキーオン信号KOを
読み込ませるためのアンド回路180には上
鍵盤専用チヤンネル信号YUKが加わつてお
り、上鍵盤に関するキーオン信号KOが直流
化されて遅延フリツプフロツプ177から出
力される。また、遅延フリツプフロツプ17
8にキーオン信号KOを読み込ませるための
アンド回路181にはペダル鍵盤専用チヤン
ネル信号YPKが加わつており、ペダル鍵盤
に関するキーオン信号KOが直流化されて遅
延フリツプフロツプ179から出力される。
従つて、上鍵盤で何らかの鍵が押されていれ
ば遅延フリツプフロツプ177の出力は常に
“1”を保持しており、また、ペダル鍵盤で
何らかの鍵が押されていれば遅延フリツプフ
ロツプ179の出力も常に“1”を保持す
る。遅延フリツプフロツプ177の出力
“1”は上鍵盤楽音制御信号UR1として、
例えばデジタルトーンジエネレータ部16か
ら出力される上鍵盤楽音信号の入力される電
圧制御形増幅器VCA(図示せず)に供給され
る。この上鍵盤楽音制御信号UR1によつ
て、上鍵盤で鍵が押圧されている間、該
VCAが駆動される。遅延フリツプフロツプ
179の出力はアンド回路182に加わり、
ペダル鍵盤で鍵が押されている間中、該アン
ド回路182が動作可能となる。 2ビツトのバイナリカウンタ183,18
4及び185は上鍵盤、下鍵盤、及びペダル
鍵盤に夫々対応して設けられており、第6図
のアンド回路60,61及び62から出力さ
れる上鍵盤ニユーキーオンデータUN、下鍵
盤ニユーキーオンデータLN及びペダル鍵盤
ニユーキーオンデータPNが各カウンタ18
3〜185のリセツト端子Rに夫々加えられ
る。これらのニユーキーオンデータUN,
LN,PNは新たな割当てを行なう場合に発
生されるロード信号LDと同じタイミングで
発生されるもので、概ね当該鍵盤において鍵
を押圧した瞬間に発生される。すなわち上鍵
盤(もしくは下鍵盤もしくはペダル鍵盤)で
新たに鍵が押圧されると、その鍵を割当てる
べきチヤンネル時間においてアンド回路60
(もしくは61もしくは62)から1度だけ
上鍵盤ニユーキーオンデータUN(もしくは
下鍵盤ニユーキーオンデータLNもしくはペ
ダル鍵盤ニユーキーオンデータPN)が発生
される。これらのニユーキーオンデータUN
またはLNまたはPNがオア回路64を経て
ロード信号LDとなる。 ニユーキーオンデータUNまたはLN,PN
によつてカウンタ183または184,18
5がリセツトされると、このカウンタ183
または184,185の出力“00”を入力し
たナンド回路186または187,188の
出力が“1”となり、アンド回路189また
は190,191を動作可能にする。アンド
回路189〜191にはアンド回路192を
介してカウントパルスTが加えられる。第4
図のオア回路123を経由して第7図のアン
ド回路192に加えられるカウントパルスT
は1サイクル終了信号Y48によつて1μs幅
に整形され、アンド回路189〜191を介
してカウンタ183〜185の計数入力端に
加えられる。カウントパルスTが3個加えら
れると、カウンタ183または184,18
5の計数値は“11”となり、ナンド回路18
6または187,188が動作してその出力
が“0”となる。これにより、アンド回路1
89または190,191が不動作となり、
もうそれ以上カウンタ183または184,
185の計数は行なわれない。従つて、ナン
ド回路186または187,188の出力
は、ニユーキーオンデータUNまたはLN,
PNによつてカウンタ183または184,
185がリセツトされたときから数えてカウ
ントパルスTが3個与えられるまでの間だけ
“1”となり、それ以後は“0”となる。前
述の通り、カウントパルスTの周期は約
1500μsであるから、ナンド回路186乃至1
88の出力が“1”となる時間は約4.5ms
(1.5ms×3)である。上鍵盤(もしくは下
鍵盤もしくはペダル鍵盤)で別の鍵が新たに
押圧されるとニユーキーオンデータUNまた
はLN,PNによつてカウンタ183または
184,185がリセツトされるので、ナン
ド回路186または187,188の出力は
“1”に復帰し、再び計数が行なわれる。 かくして、新たに鍵が押圧される毎に、そ
の押し始めから約4.5msの間だけナンド回
路186または187,188の出力が
“1”となる。これらナンド回路186,1
87の出力“1”が上鍵盤または下鍵盤に関
するアタツク性楽音制御信号UR2,LR2とし
て、例えばハープシコード、ギター等の特殊
音色形成回路部(図示せず)に供給され該回
路を駆動する。また、これら制御信号UR2
LR2は楽音信号に各種効果を付与する効果回
路(例えば、デイレイビブラート回路)に供
給され、該回路を駆動して楽音信号に効果を
付与するために使用される。ナンド回路18
8の出力はアンド回路182に加わり、該ア
ンド回路182からペダル鍵盤に関連する楽
音制御信号PR1が出力される。 ところで、カウンタ162,183,18
4及び185のセツト端子Sにはイニシヤル
クリア信号ICが加えられるようになつてお
り、電源投入時に各カウンタ162,183
〜185の内容を“11”にセツトしてナンド
回路163,186〜188の出力を“0”
にして、計数動作が行なわれないようにして
いる。 以上が発音割当て回路部13の詳細であ
る。上述のような割当て動作の結果、上鍵盤
で押圧された鍵の発音は第3、第4、第6、
第7、第10、第13または第16チヤンネルのい
ずれかに割当てられ、下鍵盤で押圧された鍵
もしくは自動コード音の発音は第2、第5、
第8、第9、第11、第12、または第15チヤン
ネルのいずれかに割当てられ、ペダル鍵盤で
押圧された鍵もしくは自動ベース音の発音は
第1チヤンネルに割当てられ、自動アルペジ
オ音の発音は第14チヤンネルに割当てられ
る。各チヤンネルに割当てられた音のキーコ
ードN1 *〜B3 *は夫々のチヤンネル時間(第
3図a〜e参照)に同期してキーコード記憶
回路17(第5図)から時分割的に出力さ
れ、データ多重回路14に加わる。また、第
1キーオン信号KO1及び第2キーオン信号
KO2も各チヤンネル別に時分割的に発生さ
れ、割当て制御部19(第6図)からデータ
多重回路14に供給される。 データ多重回路14の説明 第5図のデータ多重回路14において、キー
コードN1 *〜B3 *及びキーオン信号KO1,KO2
などチヤンネル別に時分割的に発音割当て回路
部13から供給されるキー情報を多重化するた
めに多重化制御信号BOが使用される。また、
キーコーダ11から供給されるエンベロープコ
ントロール信号EC、ダンパー信号DU、自動ベ
ース・コード選択信号ABC、スローロツク選
択信号SRなどの制御情報類及び自動コード音
用キーオン信号KO3の多重化を制御するために
タイミングパルスY30,Y31,Y33,Y34,Y36
使用される。 多重化制御信号BOは第3図nに示すよう
に、1μsのパルス幅をもつ、3μs周期のパルス信
号である。第3図nによれば、多重化制御信号
BOは、第1処理期間H1において第3、第
6、第9、第12、第15チヤンネル時間に同期し
て発生し、第2処理期間H2においては第2、
第5、第8、第11、第14チヤンネル時間に同期
して発生し、第3処理期間H3においては第
1、第4、第7、第10、第13、第16チヤンネル
時間に同期して発生する。この多重化制御信号
BOは第4図に示すタイミング信号発生回路1
5のオア回路199から発生される。第4図の
デコーダ30から出力される第1処理期間信号
H1によつてアンド回路193が動作可能とな
り、このアンド回路193の他の入力にはオア
回路194を経てシフトレジスタ26の第3、
第6、第9、第12、及び第15ステージの出力が
加わる。アンド回路195には第2処理期間信
号H2が加わつており、更に、オア回路196
を介してシフトレジスタ26の第2、第5、第
8、第11、及び第14ステージの出力が加わる。
また、アンド回路197には第3処理期間信号
H3が加わり、更に、オア回路198を介して
シフトレジスタ26の第1、第4、第7、第
10、第13及び第16ステージの出力が加わる。ア
ンド回路193,195、及び197の出力は
オア回路199でまとめられ、多重化制御信号
BOとして出力される。かくして、多重化制御
信号BOは第3図nに示すように1処理サイク
ルの間に全チヤンネルに対応して発生される。 データ多重回路14においては、1つのチヤ
ンネルに関するキー情報類及び制御情報類を3
回に分けて送出する。1回のデータ送出時間を
1ビツトタイム(1μs)とすると、1チヤンネ
ル分のキー情報類及び制御情報類を送出するた
めに要する時間は3ビツトタイム(3μs)であ
る。そのため、多重化制御信号BOの発生周期
が3ビツトタイム(3μs)となつている。デー
タ多重回路14において、この多重化制御信号
BOは3ビツトタイム内で1ビツトタイムづつ
順次ずらされ、3通りに使い分けられるように
なつている。すなわち、多重化制御信号BOを
2個の遅延フリツプフロツプ201及び206
によつて順次遅延し、該信号BOを1ビツトタ
イム遅延した信号BO1及び2ビツトタイム遅延
した信号BO2を得て、これら3つの信号BO,
BO1,BO2によつて1チヤンネル分のキー情報
類を分割して順次選択する。これら3つの信号
BO,BO1,BO2の発生タイミングを拡大して
第8図a,b,cに示す。 遅延されていない多重化制御信号BOはアン
ド回路200に加えられ、第6図のアンド回路
114から該アンド回路200に加えられる第
2キーオン信号KO2を選択するために使用され
る。1ビツトタイム遅延された信号BO1は遅延
フリツプフロツプ201からアンド回路202
〜204及び205に加えられ、ブロツクコー
ドB1 *〜B3 *及び第1キーオン信号KO1を選択
するために使用される。2ビツトタイム遅延さ
れた信号BO2はアンド回路207〜210に加
えられ、ノートコードN1 *〜N4 *を選択するた
めに使用される。これらの多重化制御信号
BO,BO1,BO2によつて同一チヤンネルのキ
ー情報類KO2,B1 *〜B3 *,KO1,N1 *〜N4 *
選択するようにしている。そのため、キーコー
ド記憶回路17から出力されたブロツクコード
B1 *〜B3 *は遅延フリツプフロツプ215〜2
17で夫々1ビツトタイム遅延された後アンド
回路202〜204に加えられ、第6図のアン
ド回路113から出力された第1キーオン信号
KO1は遅延フリツプフロツプ218で1ビツト
タイム遅延された後アンド回路205に加えら
れる。また、キーコード記憶回路17から出力
されたノートコードN1 *〜N4 *は、遅延フリツ
プフロツプ219〜222及び223〜226
で夫々2ビツトタイム遅延された後アンド回路
270〜210に加えられる。 その結果、多重化制御信号BOが発生した或
るチヤンネル時間においてキーコード記憶回路
17から出力されるキーコードN1 *〜N4 *
B1 *〜B3 *及びアンド回路113,114から
出力されるキーオン信号KO1,KO2が3ビツト
タイムの間に1ビツトタイムづつ時間をずらし
て3回に分けて順次選択される。こうして時分
割で選択されたキー情報類N1 *〜N4 *,B1 *
B3 *,KO1,KO2(合計9ビツトのデータ)は
オア回路211〜214でまとめられ、4ビツ
トのデータKC1〜KC4としてチヤンネルプロセ
ツサ12から出力される。詳しくは、多重化制
御信号BOによつてアンド回路200で選択さ
れた第2キーオン信号KO2がオア回路214を
経てデータKC4として出力され、信号BO1によ
つてアンド回路202〜204及び205で選
択されたブロツクコードB1 *〜B3 *及び第1キ
ーオン信号KO1がオア回路211〜214を経
てデータKC1〜KC4として出力され、信号BO2
によつてアンド回路207〜210で選択され
たノートコードN1 *〜N4 *がオア回路211〜
214を経てデータKC1〜KC4として出力され
る。このチヤンネルプロセツサ12の出力デー
タKC1〜KC4の状態を第8図dに示す。第8図
eはデータKC1〜KC4の形でチヤンネルプロセ
ツサ12から出力されているキー情報類N1 *
N4 *,B1 *〜B3 *,KO1,KO2のチヤンネルを示
したもので、第3チヤンネルに関する時間帯に
対応して示したデータKC1〜KC4の状態が典型
例である。この典型例によれば、既に説明して
きたことから明らかなように、第2キーオン信
号KO2(最初の送出タイミング)、ブロツクコー
ドB1 *〜B3 *及び第1キーオン信号KO1(2回目
の送出タイミング)、ノートコードN1 *〜N4 *
(最後の送出タイミング)、という順で時分割多
重化されている。 遅延された多重化制御信号BO1及びBO2が発
生しているときに発音割当て回路部13から出
力されるキー情報類N1 *〜B3 *,KO1,KO2
データ多重回路14において利用されない。そ
れらの利用されなかつたキー情報類N1 *〜B3 *
KO1,KO2は、当該チヤンネル時間において多
重化制御信号BOが発生したときにデータ多重
回路14で利用される(多重化して送出され
る)。例えば、第1処理期間H1の第4チヤン
ネル時間及び第5チヤンネル時間(第3図参
照)において発音割当て回路部13から出力さ
れたキー情報類N1 *〜B3 *,KO1,KO2は、そ
の時間帯においてはデータ多重回路14におい
て第3チヤンネルに関する多重処理が行なわれ
ているため、データ多重回路14において利用
されない。何故なら、アンド回路200,20
5〜205,207〜210がこれら第4及び
第5チヤンネルのキー情報類N1 *〜B3 *,KO1
KO2を選択し得るように動作しないからであ
る。しかし、第3図nに示すように、第2処理
期間の第5チヤンネル時間及び第3処理期間の
第4チヤンネル時間において多重化制御信号
BOが発生するので、その際にこれら第4及び
第5チヤンネルのキー情報類の時分割多重処理
が行なわれる。第3図Oは、多重化制御信号
BOにもとずいてデータ多重回路14において
実行される各チヤンネルのキー情報類の時分割
処理時間帯を示したもので、数字は処理チヤン
ネル名を表わしている。第8図eは第3図Oの
一部を拡大して示したものである。説明の便宜
上、第8図においては、第6チヤンネルから第
11チヤンネルに至る時分割処理時間帯及び第7
チヤンネルから第16チヤンネルに至る時分割処
理時間帯(第3図O参照)を省略してあるが、
これら省略した時分割処理時間帯におけるデー
タKC1〜KC4の状態は第8図dに示した第3チ
ヤンネルに関する状態と同じである。 第1処理期間から第3処理期間に至る1処理
サイクルにおいて多重化制御信号BOはすべて
のチヤンネル時間に関して夫々1回づつ発生さ
れる(第3図n参照)。従つて、1処理サイク
ル(48μs)の間には、すべてのチヤンネルに関
する時分割多重処理がデータ多重回路14にお
いて遂行される。すなわち、1チヤンネルに関
して3ビツトタイム(3μs)の処理時間を要す
るので、16チヤンネルでは丁度48ビツトタイム
(48μs)の処理時間が有ればよい。尚、第3図
Oに示す各チヤンネルの時分割処理時間帯は、
該チヤンネルに割当てられた鍵もしくは楽音の
キー情報類N1 *〜B3 *,KO1,KO2をチヤンネ
ルプロセツサ12からデジタルトーンジエネレ
ータ部16に向けて送出する時間帯にほかなら
ない。この送出時間帯は、第3図aに示す発音
割当て回路部13内の時分割チヤンネル時間と
は全く異るものとなつている。 ところで、第2キーオン信号KO2がデータ
KC4として送出されるタイミングにおいては、
データKC1〜KC3は使用されていない。また、
ペダル鍵盤ではブロツクコードは2ビツト
(B1 *、B2 *)だけであり(第2表参照)、3ビ
ツト目のB3 *は発生されない。またアタツク性
の第2キーオン信号KO2もペダル鍵盤音では使
用されない(第6図のナンド回路126参照)。
従つて、ペダル鍵盤の専用チヤンネルである第
1チヤンネルに割当てられたキー情報類を送出
する場合に、最初の送出タイミングではデータ
KC1〜KC4がすべて使用されず、次の送出タイ
ミングではデータKC3(ビツトB3 *に対応)が
使用されない。また、自動アルペジオ音におい
てもブロツクコードの3ビツト目B3 *は発生さ
れず、第1及び第2キーオン信号KO1,KO2
使用されないようになつている。従つて、自動
アルペジオ音の専用チヤンネルである第14チヤ
ンネルに割当てられたキー情報類を送出する場
合に、最初のタイミングではデータKC4がすべ
て使用されず、次のタイミングではデータKC3
及びKC4が使用されない。 以上のような各チヤンネルのキー情報類の時
分割多重送出のために使用されないタイミング
を利用して、エンベロープコントロール信号
ECやダンパ信号DUなどその他の制御情報類の
時分割多重送出が行なわれる。 アンド回路227及び228(第5図)にお
いて自動コード音用キーオン信号KO3及び自動
ベース・コード選択信号ABCを選択するため
に使用されるタイミングパルスY30は、第1処
理期間の第1チヤンネル時間から数えて30ビツ
トタイム目(すなわち第2処理期間の第14チヤ
ンネル時間)において第4図のアンド回路22
9から発生されるパルスである(第3図p参
照)。このタイミングパルスY30が発生すると
き、データ多重回路14においては自動アルペ
ジオ専用の第14チヤンネルのキー情報類の時分
割多重化のための最初のタイミングとなつてい
る。しかし前述のように第2キーオン信号KO2
は自動アルペジオのために使用されないものと
するので、タイミングパルスY30をインバータ
230で反転し、該インバータ230の出力
“0”をアンド回路200に加えて該アンド回
路200を不動作にする。これにより、アンド
回路200から第2キーオン信号KO2は出力さ
れない。それに代わつて、タイミングパルス
Y30によつてアンド回路227及び228を動
作可能にし、第7図のアンド回路165からア
ンド回路227に加えられる自動コード音用キ
ーオン信号KO3を選択してオア回路214に加
えると共に、アンド回路228に加えられる自
動ベース・コード選択信号ABCを選択してオ
ア回路213に加えるようにしている。これに
より、第14チヤンネルのための時分割処理時間
帯の最初のタイミング(パルスY30の発生タイ
ミング)においてデータKC3として信号ABC
を送出し、データKC4としてキーオン信号KO3
を送出する(第8図d参照)。 タイミングパルスY31は、タイミングパルス
Y30の次のチヤンネル時間すなわち第2処理期
間の第15チヤンネル時間において第4図のアン
ド回路231を介して発生されるもので(第3
図p参照)第5図のアンド回路232に加わ
る。該アンド回路232の他の入力に加わつて
いるスローロツク選択信号SRはタイミングパ
ルスY31のタイミングで選択され、オア回路2
14に加えられ、データKC4として出力され
る。タイミングパルスY31が発生するのは、ア
ルペジオ専用チヤンネルのデータを送出するた
めの2番目のタイミングである。通常の送出に
おいてはこの2番目のタイミングでは、データ
KC4のラインに第1キーオン信号KO1が送出さ
れることは前述した通りである。しかし、自動
アルペジオにおいては第1キーオン信号KO1
使用しないものとしたので、タイミングパルス
Y31をインバータ233(第5図)で反転して
アンド回路205に加え、第1キーオン信号
KO1を選択するためのアンド回路205を不動
作にする。従つて、タイミングパルスY31の発
生タイミングでは、第1キーオン信号KO1では
なくスローロツク選択信号SRがデータKC4
して送出される。また、2番目の送出タイミン
グではブロツクコードB1 *〜B3 *がデータKC1
〜KC3として送出されるが、自動アルペジオ用
のブロツクコードは2ビツト(AB1、AB2)だ
けであるので、ビツトB3 *に対応するデータ
KC3のラインに信号は現われない。従つて、ア
ルペジオ専用チヤンネル(第14チヤンネル)の
データの2番目の送出タイミングにおいては第
8図dに示すように、データKC1,KC2として
ブロツクコードB1 *,B2 *が、データKC4とし
てスローロツク選択信号SRが送出される。 タイミングパルスY33は、第3処理期間H3
第1チヤンネル時間において第4図のアンド回
路234を介して発生される(第3図p参照)。
このとき、多重化制御信号BOも発生し(第3
図n)、第1チヤンネルすなわちペダル鍵盤専
用チヤンネルのデータを送出するための最初の
タイミングとなる。しかし、ペダル鍵盤音に関
しては第2キーオン信号KO2を使用しないもの
とするので、この最初のタイミングパルスY33
のタイミング)において第2キーオン信号KO2
を送出する必要がない。そこで、このペダル鍵
盤専用チヤンネルに関する時分割処理時間帯の
最初のタイミングを、基準データ送出のために
利用するようにしている。すなわち、タイミン
グパルスY33をオア回路211〜214に加
え、データKC1〜KC4をすべて“1”にする
(第8図d参照)。このようにデータKC1〜KC4
の内容が“1111”となつたものが基準データで
ある。この基準データ“1111”は、データ多重
回路14において時分割多量化された各種デー
タ類の所在タイミングを判別するための基準タ
イミングを示す情報としてデジタルトーンジエ
ネレータ部16において利用される。 前記第1表及び第2表から判かるように、ノ
ートコードN1〜N4,N1 *〜N4 *には、“1111”
という内容を使用しない(少くともキーコード
記憶回路17に記憶する段階では使用しない)
ことになつており、またブロツクコードB1
B3,B1 *〜B3 *にも“111”という内容を使用し
ないようになつている。従つて、基準データ
“1111”が他のキー情報類もしくは制御情報類
と混同されることはない。 タイミングパルスY34はタイミングパルス
Y33の1ビツトタイム後に発生されるもので
(第3図p参照)、第4図のアンド回路235を
介して発生される。このタイミングパルスY34
は第5図のアンド回路236に加わり、該アン
ド回路236の他の入力に加わつているダンパ
信号DUを選択してオア回路213に加える。
また、タイミングパルスY34はインバータ23
7で反転されてアンド回路204に加わり、該
アンド回路204を不動作にする。従つて、ブ
ロツクコードの3ビツト目のデータB3 *が阻止
され、ダンパ信号DUがデータKC3として出力
される。このときアンド回路202〜204に
与えられるブロツクコードB1 *〜B3 *はペダル
鍵盤のものであるため、3ビツト目のデータ
B3 *は不要である(第2表参照)。従つて、ペ
ダル鍵盤専用チヤンネル(第1チヤンネル)に
関する2番目のタイミングにおいては第8図d
に示すように、データKC1〜KC4として、B1 *
B2 *,DU,KO1が夫々送出される。 タイミングパルスY36は、第3図pに示すよ
うに第3処理期間H3の第4チヤンネル時間に
おいて第4図のアンド回路238から発生さ
れ、第5図のアンド回路239に加わる。該ア
ンド回路239の他の入力にはエンベロープコ
ントロール信号ECが加わつており、タイミン
グパルスY36のタイミングで選択された該エン
ベロープコントロール信号ECはオア回路21
3を経てデータKC3として送出される。タイミ
ングパルスY36の発生時には多重化制御信号
BOも発生し(第3図参照)、第4チヤンネル
に割当てられたデータの最初の送出タイミング
となつている。従つて、データKC3として送出
すべきキー情報類はなく、エンベロープコント
ロール信号ECがそのタイムスロツトに割当て
られる。かくして、第4チヤンネルに関する時
分割処理時間帯の最初のタイミングにおいて
は、第8図dに示すようにデータKC3,KC4
して信号EC,KO2が送出される。 制御情報類ABC,SR,DU,EC,KO3及び
基準データ“1111”の送出は第8図に示したよ
うに第14チヤンネル(アルペジオ専用チヤンネ
ル)、第1チヤンネル(ペダル鍵盤専用チヤン
ネル)、及び第4チヤンネルの時分割処理時間
帯(第3図O及び第8図e参照)でのみ行なわ
れる。以後順次実行される第7、第10、第13、
第16チヤンネルの時分割処理時間帯、及び更に
繰返し順次実行される第3、第6、第9、第
12、第15、第2、第5、第8、第11チヤンネル
の時分割処理時間帯においては第8図の第3チ
ヤンネルの時間帯に示したようにキー情報類
KO2,B1 *〜B3 *、KO1,N1 *〜N4 *だけが時分
割的に送出される。こうして、第3図Oに示す
順序で各チヤンネルに割当てられたキー情報類
の時分割送出及び制御情報類の時分割送出が繰
返し実行される。その繰返し周期は1処理サイ
クルに相当する48usである。 データ多重回路14から出力される多重化さ
れたデータKC1〜KC4のタイムスロツトは合計
48であり、基準データ“1111”が発生するタイ
ムスロツトを1として各タイムスロツト1〜4
8におけるデータKC1〜KC4の状態を第9図に
示す。今までの説明及び第3図及び第8図から
データKC1〜KC4の状態は容易に予測できる
が、念のためすべて列挙して第9図に示した。
第9図においては簡単化のため、ノートコード
N1 *〜N4 *、ブロツクコードB1 *〜B3 *の「*」
記号を省略して示した。第9図において「U」
は上鍵盤、「L」は下鍵盤、「P」はペダル鍵
盤、「ARP」は自動アルペジオ、の音が割当て
られるチヤンネルであることを示す。尚、第5
図には特に図示していないが、回路動作のテス
トを行なう場合にエンベロープコントロール信
号ECを送出するのと同じタイミングにおいて
(第9図のタイムスロツト4において)、データ
KC2のラインにテスト信号TESTを送出するよ
うになつている。このテスト信号TESTは、電
子楽器の通常動作時には発生されず、回路動作
テストを行なう場合にのみ発生される。 デジタルトーンジエネレータ部11の説明 (デジタルトーンジエネレータ部16における
時分割多重データの分析) 4ビツトのデータKC1〜KC4の形に時分割多
重化されたキー情報類及び制御情報類は、チヤ
ンネルプロセツサ12の出力としてデータ多重
回路14からデジタルトーンジエネレータ部1
6に供給される。 第10図はデジタルトーンジエネレータ部1
6の概略を示すもので、多重データ分析回路2
40はデータ多重回路14から送出されたデー
タKC1〜KC4からキー情報類N1 *〜N4 *,B1 *
B3 *,KO1,KO2及び制御情報類ABC,SR,
EC,DU,KO3を各別に取り出す。トーンジエ
ネレータ主要部241においては、各チヤンネ
ルに対応する16個のトーンジエネレータ242
〜257が夫々設けられている。更に、トーン
ジエネレータ主要部241においては、多重デ
ータ分析回路240で得た各チヤンネルのキー
情報類N1 *〜N4 *,B1 *〜B3 *,KO1,KO2を当
該チヤンネルに対応するトーンジエネレータ2
42〜257に夫々振分けるためのシフトレジ
スタ258〜273及びラツチ回路274〜2
89,290〜305を具えている。要する
に、多重データ分析回路240においては1つ
のチヤンネルに関する時分割処理時間帯(3ビ
ツトタイム)において時分割多重化されている
データを夫々各別に取り出し、この多重データ
分析回路240で得たデータは各チヤンネルの
ものが時分割多重化されているので、これをト
ーンジエネレータ主要部241において各チヤ
ンネル別に振分けてスタテイツク化する。この
ような、時分割多重データの分析、振分けのタ
イミングを制御するために基準データ“1111”
が利用される。 第11図は多重データ分析回路240の詳細
例を示す図で、データ多重回路14から与えら
れるデータKC1〜KC4をアンド回路306に加
え、基準データ“1111”が送出されるタイミン
グ(基準タイミング、第9図のタイムスロツト
1)をまず検出する。基準データの送出タイミ
ングにおいて、アンド回路306の出力が
“1”となる。基準データにもとづいてアンド
回路306から出力される信号“1”を基準パ
ルスSPということにする(第12図a参照)。
基準パルスSPはシフトレジスタ307に読み
込まれると共にオア回路308を介してシフト
レジスタ309に読み込まれる。1ビツトタイ
ム後にシフトレジスタ307の1ステージ目か
ら出力される基準パルスSPはラツチ回路31
0のストローブ端子sに加わり、該ラツチ回路
310のデータ入力に加わるデータKC3を読み
込む。基準データの次の送出タイミング(第9
図のタイムスロツト2)ではデータKC3として
ダンパ信号DUが送出されているので、ラツチ
回路310にはダンパ信号DUが記憶される。
この記憶は次にダンパ信号DUがデータKC3
して送出されるタイミングまで保持される。シ
フトレジスタ307の3ステージ目からは基準
パルスSPを3ビツトタイム遅延したパルスSP2
が得られる(第12図b)。このパルスSP2
ラツチ回路311のストローブ端子Sに加わ
り、入力データを読み込ませる。2ビツトのラ
ツチ回路311にはデータKC2及びKC3が入力
されており、第9図に示すタイムスロツト4の
ときに該データKC2,KC3として送出されるテ
スト信号TEST及びエンベロープコントロール
信号ECがパルスSP2にもとづいてラツチされ
る。 2ステージのシフトレジスタ309は、両ス
テージの出力をノア回路312、オア回路30
8を介して入力側に帰還している。シフトレジ
スタ309の1ステージ目からはまず基準パル
スSPを1ビツトタイム遅延した信号が出力さ
れる。このときノア回路312の出力は“0”
である。次にシフトレジスタ309の1ステー
ジ目の信号“1”は2ステージ目に移行する。
このときもノア回路312の出力は“0”であ
る。そして、基準パルスSPの発生タイミング
から3ビツトタイム目(第9図のタイムスロツ
ト4)にシフトレジスタ309の両ステージの
出力は共に“0”になり、ノア回路312の出
力が“1”となる。これにより、シフトレジス
タ309の1ステージ目に信号“1”が読み込
まれ、基準パルスSPの発生タイミングから4
ビツトタイム目に1ステージ目の出力が“1”
となる。このように、シフトレジスタ309の
各ステージには3ビツトタイム毎に信号“1”
が入る(第12図c参照)。基準パルスSPは時
分割処理時間帯(3ビツトタイム)の最初の送
出タイミングで発生するので、シフトレジスタ
309の1ステージ目の出力BO1 *は2番目の
送出タイミングに対応して発生し、2ステージ
目の出力BO2 *は最後の送出タイミングに対応
して発生する。従つて、シフトレジスタ309
の両ステージの出力信号BO1 *,BO2 *は、第8
図b,cに示した信号BO1,BO2の発生タイミ
ングに夫々同期して繰返し(3ビツトタイム毎
に)“1”となる(第12図d,e参照)。 信号BO1 *はラツチ回路313のストローブ
端子Sに加わり、2番目の送出タイミングで送
出されるデータ類(主としてブロツクコード
B1 *〜B3 *及び第1キーオン信号KO1)を該ラ
ツチ回路313に記憶させる働きをする。他
方、信号BO2 *はラツチ回路314のストロー
ブ端子Sに加わり、最後の送出タイミングで送
出されるノートコードN1 *〜N4 *を該ラツチ回
路314に記憶させる働きをする。 ラツチ回路313は5ビツトラツチ位置を有
し、ブロツクコードB1 *,B2 *、自動ベースコ
ード選択信号ABC、第1キーオン信号KO1
第2キーオン信号KO2を夫々ラツチするように
なつている。また、スローロツク選択信号SR
は第1キーオン信号KO1と同じ位置にラツチさ
れ、自動コード音用キーオン信号KO3は第2キ
ーオン信号KO2と同じ位置にラツチされるよう
になつている。ブロツクコードB1 *〜B3 *の3
ビツト目のデータB3 *はラツチ回路313にラ
ツチされないようになつているがこれはデジタ
ルトーンジエネレータ部16において上鍵盤の
C3音と下鍵盤のC2音は発生しないようにした
ためである。すなわち前記第2表から明らかな
ようにブロツクコードB1 *〜B3*が“000”の
音は上鍵盤及び下鍵盤においてはこれらの1音
(C3、C2)しかない。そこで、これらの音
(C3、C2)をキヤンセルして上鍵盤の音域を
C3#〜C7の範囲にし、下鍵盤の音域をC2#〜
C6音の範囲にしている。このようにすればブ
ロツクコードのビツトB3 *は不要であり、ビツ
トB1 *とB2 *の内容によつて上鍵盤、下鍵盤、
ペダル鍵盤、自動アルペジオ音のすべてのオク
ターブの判別ができる。これを第3表に示す。
従つて、ラツチ回路313ではビツトB3 *のデ
ータをラツチしないのである。ビツトB3 *も使
用する場合はラツチ回路313のラツチ位置を
1個増せばよい。
【表】 ラツチ回路313のラツチ位置313−1,
313−2にはデータKC1及びKC2が夫々入力
される。信号BO1 *によつて2番目の送出タイ
ミングのデータKC1,KC2がラツチされるの
で、ラツチ位置313−1にはブロツクコード
のビツトB1 *がラツチされ、ラツチ位置313
−2にはビツトB2 *がラツチされる。ラツチ回
路313のラツチ位置313−3には遅延フリ
ツプフロツプ315を介してデータKC3が入力
される。このラツチ位置313−3には自動ベ
ース・コード選択信号ABCをラツチするよう
になつている。しかし、自動ベース・コード選
択信号ABCは1番目の送出タイミング(第9
図のタイムスロツト46参照)で送出されるの
で、そのままでは信号BO1 *の発生タイミング
と一致しない。そのため、データKC3を遅延フ
リツプフロツプ315で1ビツトタイム遅延
し、自動ベース・コード選択信号ABCと信号
BO1 *のタイミングを一致させるようにしてい
る。 ラツチ回路313のラツチ位置313−4に
はデータKC4が入力される。信号BO1 *によつ
て2番目の送出タイミングのデータKC4がラツ
チされるので、ラツチ位置313−4には第1
キーオン信号KO1がラツチされる。しかし、こ
れは第1〜第13チヤンネル及び第15、第16チヤ
ンネルの場合であつて、第14チヤンネルに関し
ては2番目の送出タイミングのデータKC4はス
ローロツク選択信号SR(第9図のタイムスロツ
ト47参照)であるので第14チヤンネルの時分
割処理時間帯においてのみラツチ位置313−
4にスローロツク選択信号SRがラツチされる。 ラツチ回路313のラツチ位置313−5に
はデータKC4が遅延フリツプフロツプ316を
介して入力される。このラツチ位置313−5
には第2キーオン信号KO2もしくは自動コード
音用キーオン信号KO3をラツチするようになつ
ている。これらのキーオン信号KO2,KO3は各
チヤンネルの時分割処理時間帯における最初の
送出タイミングで送出されるため、遅延フリツ
プフロツプ316でデータKC4を1ビツトタイ
ム遅延し、キーオン信号KO2またはKO3と信号
BO1 *のタイミングを一致させるようにしてい
る。第9図から明らかなように第2〜第13、第
15、第16チヤンネルの時分割処理時間帯におい
ては第2キーオン信号KO2がラツチ位置313
−5にラツチされ、第14チヤンネルの時分割処
理時間帯においては自動コード音用キーオン信
号KO3がラツチ位置313−5にラツチされ
る。 シフトレジスタ309の2ステージ目から出
力される信号BO2 *はラツチ回路314のスト
ローブ端子Sに加わる。4ビツトのラツチ回路
314にはデータKC1〜KC4が入力される。こ
こで、データKC1,KC2はオア回路317,3
18を経てラツチ回路314に入力される。ま
た、データKC1,KC2はノア回路319に加わ
り、データKC3をインバータ320で反転した
信号がノア回路319に加わる。このノア回路
319はC音のノートコードN1 *〜N4 *(0011)
が送出されたことを検出するための回路であ
り、ビツドN1 *、N2 *、N3 *に対応するデータ
KC1,KC2,KC3が“001”となつたときノア
回路319が動作して信号“1”を出力する。
ノア回路319の出力信号“1”はオア回路3
17,318を介してラツチ回路314に加わ
る。従つて、C音のノートコードN1 *〜N4 *
“0011”という値から本来の値“1111”に変換
されてラツチ回路314にラツチされる。デジ
タルトーンジエネレータ部16の前段における
C音のノートコードN4,N3,N2,N1
“1100”とした理由は基準データ“1111”との
混同を避けるためである。 ラツチ回路313及び314の内容は信号
BO1 *,BO2 *によつて各チヤンネルの時分割処
理時間帯毎に(3ビツトタイム毎)に逐次書替
えられる。従つて、ラツチ回路313,314
の出力をみてみると、各チヤンネルに割当てら
れた音のノートコードN1 *〜N4 *、ブロツクコ
ードB1 *,B2 *、キーオン信号KO1,KO2が時
分割的に(3ビツトタイム幅で)順次出力され
ている。また第14チヤンネルのための時間帯に
おいては自動ベース・コード選択信号ABC、
スローロツク選択信号SR、自動コード音用キ
ーオン信号KO3が、ラツチ回路313から夫々
同時に出力される。 また、ラツチ回路313から出力されるデー
タB1 *〜KO2,KO3のタイミングとラツチ回路
314から出力されるデータN1 *〜N4 *のタイ
ミングを比較してみると、第12図f,gに示
すように、ラツチ回路314の方が1ビツトタ
イム遅れている。第12図f,gはラツチ回路
313及び314から出力されるデータB1 *
KO2,KO3,N1 *〜N4 *のタイミングを示した
もので、数字はチヤンネルを示している。チヤ
ンネルの順序は第9図に示したものと同じであ
る。 ラツチ回路313及び314の出力は遅延フ
リツプフロツプ群321及び322で夫々1ビ
ツトタイム遅延される。遅延されたタイミング
を第12図f,gに破線で示す。遅延フリツプ
フロツプ群321で遅延された後、ブロツクコ
ードB1 *,B2 *はデコーダ323に加わり、各
オクターブ毎のデータOS1,OS2,OS3,OS0
にデコードされる。デコーダ323の入出力の
関係を第4表に示す。
【表】 各鍵盤においてオクターブセレクトデータ
OS1,OS2,OS3,OS0が如何なる音域を示す
かは前記第3表と第4表を参照すれば明らかで
あろう。 また、遅延フリツプフロツプ群322で遅延
された後、上位3ビツトのノートコードN1 *
N2 *,N3 *は、デコーダ324に加わり、6種
類のノートセレクトデータn1〜n6にデコードさ
れる。デコーダ324の入出力関係を第5表に
示す。
【表】 第5表から判かるようにノートセレクトデー
タn1〜n6は夫々2個の音名に対応している。各
ノートセレクトデータn1〜n6が2個の音名のう
ちどちらに対応するものかは、同時に与えられ
る4ビツト目のノートコードデータN4 *の値に
よつて判別できる。その理由は前記第1表と第
5表から明らかであろう。すなわち、データ
N4 *,N4が“0”の場合はC#〜F#のいずれ
かであり、“1”の場合はG〜Cのいずれかで
ある。勿論、C音のノートコードN1 *〜N4 *
“1111”に変換されているものとしている。 ノートコードN1 *〜N4 *とブロツクコード
B1 *,B2 *をノートセレクトデータn1〜n6,N4 *
とオクターブセレクトデータOS1〜OS0に夫々
デコードするようにした理由は、各トーンジエ
ネレータ242〜257(第10図)におい
て、これらのセレクトデータn1〜n6,N4 *
OS1〜OS0にもとづいて当該チヤンネルの割当
て音の音源信号を直接選択できるようにしたた
めである。 (各トーンジエネレータに対するキー情報類の
振分け) ノートセレクトデータn1〜n6,N4 *はデータ
バス328を経て各チヤンネルのトーンジエネ
レータ242〜257に対応するノートセレク
ト用のラツチ回路290〜305に並列的に加
わる。また、オクターブセレクトデータOS1
OS2,OS3,OS0はデータバス329を経て各
トーンジエネレータ242〜257に対応する
ラツチ回路274〜289に並列的に加わる。
尚、第11図のデータバス328,329は第
10図のデータバス328,329と同一であ
る。オクターブセレクトデータOS1〜OS0と同
じタイミングでデータバス329に出力される
キーオン信号KO1や制御情報類ABC,……は
これらの情報が使用される鍵盤が限られている
ので、すべてのトーンジエネレータ242〜2
57に供給されるとは限らない。 この点について説明すると、まず、ラツチ回
路313のラツチ位置313−4から遅延フリ
ツプフロツプ群321を介してライン326に
導き出される第1キーオン信号KO1はペダル鍵
盤及び下鍵盤のチヤンネルで使用される。ま
た、ラツチ回路313のラツチ位置313−
3,313−4,313−5から遅延フリツプ
フロツプ群321を介してライン325,32
6,327に同時に導き出される自動ベース・
コード選択信号ABC、スローロツク選択信号
SR、自動コード音用キーオン信号KO3は自動
コード音の振幅エンベローブエンロールのため
に使用される。このため第10図のトーンジエ
ネレータ主要部241において自動コード音用
エンベロープコントロール部330が設けられ
ており、上記信号ABC,SR,KO3はラツチ回
路331に並列的にラツチされて上記自動コー
ド音用エンベロープコントロール部330に供
給されるようになつている。 また、上鍵盤においては第1キーオン信号
KO1と第2キーオン信号KO2の使い分けがエン
ベロープコントロール信号ECに応じて行なわ
れるようになつている。このような使い分け
は、この実施例においてはペダル鍵盤及び下鍵
盤では行なわれない。また、ダンパ信号DUは
上鍵盤音に関してのみ使用される。そこで、上
鍵盤に関するキーオン信号KO1,KO2は多重デ
ータ分析回路240の側でエンベロープコント
ロール信号ECまたはダンパ信号DUに応じて予
じめ加工されてからトーンジエネレータ主要部
241に供給されるようになつている。 ラツチ回路313のラツチ位置313−4か
ら遅延フリツプフロツプ群321を介して出力
される第1キーオン信号KO1はアンド回路33
2に加わると共に、インバータ333で反転さ
れてアンド回路334に加わる。アンド回路3
34の他の入力にはラツチ回路310に記憶さ
れたダンパ信号DUが加わる。従つて、アンド
回路334の出力は「1・DU」のとき
“1”となる。上鍵盤専用チヤンネルにおいて
第1キーオン信号KO1は押鍵操作通りに発生さ
れるので、1が“1”とは、KO1が“0”す
なわち離鍵されたことを意味している。従つ
て、ダンプ・モードが選択されている場合に
(DUが“1”)、上鍵盤の鍵が離されると、ア
ンド回路334の出力信号1,DUが“1”
となる。この信号1,DUは、離鍵によつて
減衰状態となつた音の発音を急速に終了させる
べきことを指示する。 ラツチ回路313のラツチ位置313−5か
ら遅延フリツプフロツプ群321を介して出力
される第2キーオン信号KO2はアンド回路33
5に加わる。アンド回路335の他の入力には
ラツチ回路311に記憶されたエンベロープコ
ントロール信号ECが加わる。この信号ECはイ
ンバータ336で反転されてアンド回路332
に加わる。両アンド回路332,335の出力
はオア回路337でまとめられる。従つて、オ
ア回路337の出力の条件式は「KO1・+
KC2・EC」となる。このオア回路337の出
力信号「KO1・+KC2・EC」は、上鍵盤音
の押鍵時間を表わす上鍵盤キーオン信号として
利用される。すなわち、エンベロープコントロ
ール信号ECが“0”のときは第1キーオン信
号KO1と同じ信号がオア回路337から上鍵盤
キーオン信号として出力される。これは実際に
押鍵している時間だけ上鍵盤音が発音されるこ
とを意味する。エンベロープコントロール信号
ECが“1”のときは第2キーオン信号KO2
同じ時間幅の信号がオア回路337から出力さ
れる。第2キーオン信号KO2は約10ms程度の
アタツク性の(短い)信号であるため、上鍵盤
音は押し始めの短い時間(約10ms)の間だけ
発音されることになる。 ところが、第10図のトーンジエネレータ2
42〜257と発音チヤンネル及び鍵盤の対応
関係は第6表のようになつているものとする。
【表】
【表】 なお、第10図においてはトーンジエネレー
タ244〜248,251〜255の図示は省
略した。上述の説明及び第6表から明らかなよ
うに、多重データ分析回路240からデータバ
ス329を経て制御情報類ABC,……やキー
オン信号KO1……が加えられるラツチ回路27
4〜289,331は第7表の通りである。
【表】 データバス328及び329に時分割的に送
出される各チヤンネルのデータ類を対応するト
ーンジエネレータ242〜257に振分けるた
めに、基準パルスSPをシフトレジスタ307
及び258乃至273で順次シフトして用いる
ようにしている。基準パルスSPにもとづいて
第11図のシフトレジスタ307の3ステージ
目から出力される基準パルスSP2(第12図b)
はライン340を経て第10図のシフトレジス
タ258に加わると共に、ラツチ回路274の
ストローブ端子Sに加わる。データバス329
に供給されるデータのチヤンネル関係(タイミ
ング)は第12図fの破線に示す通りである。
第12図bとfから明らかなように、パルス
SP2が発生したときは第1チヤンネルの時間帯
(3ビツトタイム幅)の真中のタイムスロツト
となつている。従つて、パルスSP2のタイミン
グでは第1チヤンネルに関するオクターブセレ
クトデータOS1〜OS0とキーオン信号KO1がラ
ツチ回路274に確実に入力されており、この
パルスSP2によつてこれらのデータOS1〜OS0
KO1がラツチ回路274にラツチされる。 このパルスSP2を3ステージのシフトレジス
タ258,259……265,266……27
2によつて3ビツトタイムづつ順次遅延して得
られるパルスSP5,SP8,SP23,SP26,……
SP44,SP47は、各トーンジエネレータ243
〜257に対応するラツチ回路275〜289
及び331のストローブ端子Sに夫々加わる。
この3ビツトタイム間隔のパルスSP5,SP8
……SP23,SP26,……SP44,SP47はデータバ
ス329に送り出される各チヤンネルのデータ
OS1〜OS0,KO1,……の送出タイミングに
夫々対応している。従つて、データバス329
上で時分割多重化されている各チヤンネルのオ
クターブデータOS1〜OS0やキーオン信号KO1
……がチヤンネル別に(トーンジエネレータ2
43〜257に)別々に振分けられ、当該チヤ
ンネルに対応するラツチ回路275〜289に
夫々記憶される。また、自動コード音関係の信
号ABC,SR,KO3も第14チヤンネルのタイミ
ングでパルスSP47にもとづいてラツチ回路3
31に記憶される。 また、各シフトレジスタ258〜273の1
ステージ目から出力されるパルスSP3,SP6
SP9……SP24,SP27,……SP45,SP48は各チヤ
ンネルに対応するラツチ回路290〜305の
ストローブ端子Sに夫々加わる。これらのパル
スSP3,SP6,SP9,……SP24,SP27,……
SP45,SP48も3ビツトタイムずつずれて順次
発生するが、前記パルスSP2,SP5,SP8……
SP28,SP26,……SP44,SP47よりも夫々1ビ
ツトタイム遅れている(第12図b参照)。ラ
ツチ回路290〜305にはノートセレクトデ
ータバス328を介してノートセレクトデータ
n1〜n6,N4 *が夫々入力される。このノートセ
レクトデータバス328に供給されるデータn1
〜n6,N4 *のチヤンネル関係(タイミング)は
第12図gの破線に示す通りである。従つて、
各チヤンネルにおいてシフトレジスタ258〜
273の1ステージ目からパルスSP3,SP6
……SP24,SP27,……SP45,SP48が発生する
タイミングと当該チヤンネルに関するノートセ
レクトデータn1〜n6,N4 *がデータバス328
を経てラツチ回路290乃至305に加わるタ
イミングは一致する。従つて、データバネ32
8上で、時分割多重化されている各チヤンネル
のノートセレクトデータn1〜n6,N4 *がチヤン
ネル別に(トーンジエネレータ242〜257
に)各別に振分けられ、当該チヤンネルに対応
するラツチ回路290〜305に夫々記憶され
る。 結局、各トーンジエネレータ242〜257
に対応するラツチ回路274〜289,290
〜305には、当該チヤンネルに割当てられた
音に関するオクターブセレクトデータOS1
OS2,OS3,OS0及びノートセレクトデータn1
〜n6,N4 *が夫々記憶保持される。更に、ペダ
ル鍵盤及び下鍵盤に関するトーンジエネレータ
242,250〜256に対応するラツチ回路
274,282〜288には、当該チヤンネル
に割当てられた音の第1キーオン信号KO1
夫々記憶保持される(各ラツチ回路274,2
82〜288には第11図のライン326が接
続され、ライン338及び339は接続されて
いない)。尚、ペダル鍵盤専用チヤンネルに自
動ベース音が割当てられている場合は、ペダル
鍵盤専用チヤンネルに関するラツチ回路274
にはアタツク系の(約10msの)キーオン信号
KO1が記憶されることになることは前述の説明
から明らかであろう。 また、上鍵盤に関するトーンジエネレータ2
43〜249に対応するラツチ回路275〜2
81には、当該チヤンネルに割当てられた音の
キーオン信号「KO1・+KO2・EC」及びダ
ンプ指令信号「1・DU」が夫々記憶保持さ
れる。(各ラツチ回路275〜281には第1
1図のライン338及び339が接続され、ラ
イン326は接続されない)。 各ラツチ回路274〜289,290〜30
5に記憶保持されたオクターブセレクトデータ
OS1〜OS0、キーオン信号KO1、「KO1・+
KO2・EC」、あるいはダンプ指令信号「1
DU」及びノートセレクトデータn1〜n6,N4 *
は、当該チヤンネルに割当てられた音を対応す
るトーンジエネレータ242〜257から夫々
発生させるために、該トーンジエネレータ24
2〜257で利用される。また、ラツチ回路3
31に記憶保持された自動ベース・コード選択
信号ABC、スローロツク選択信号SR、及び自
動コード音用キーオン信号KO3は自動コード音
用エンベロープコントロール部330で利用さ
れる。この自動コード音用エンベロープコント
ロール部330の出力は下鍵盤用のトーンジエ
ネレータ250〜256で発生される音のエン
ベロープを制御するために使用される。すなわ
ち、自動コード音は下鍵盤音として発音される
からである。下鍵盤用のトーンジエネレータ2
50〜256においては、自動コード音用エン
ベロープコントロール部330の制御にもとづ
いて、自動コード音のエンベロープに減衰特性
をもたせる。 各トーンジエネレータ242〜257は、
夫々に対応するラツチ回路290〜305に記
憶されているノートセレクトデータn1〜n6
N4 *によつて指示される音名の楽音信号(音源
信号)を発生する。それらの楽音信号(音源信
号)は、夫々に対応するラツチ回路274〜2
89に記憶されているオクターブセレクトデー
タOS1〜OS0によつて指示されるオクターブ音
域で発生される。ここで、各トーンジエネレー
タ242〜257は複数のフイート系に関する
楽音信号を夫々同時に発生し得るようになつて
いる。 例えば、ペダル鍵盤専用チヤンネルのトーン
ジエネレータ242からは8フイート系のペダ
ル鍵盤楽音信号P8′と16フイート系のペダル
鍵盤楽音信号P16′を夫々発生する。また、
上鍵盤専用チヤンネルの7個のトーンジエネレ
ータ243〜249では、2フイート系、4フ
イート系、8フイート系及び16フイート系の上
鍵盤楽音信号U2′,U4′,U8′,U16′を
夫々発生する。各トーンジエネレータ243〜
249の出力楽音信号は同一フイート系毎にミ
キシングされてデジタルトーンジエネレータ部
16から出力される。また、下鍵盤用トーンジ
エネレータ250〜256では、2フイート
系、4フイート系及び8フイート系の下鍵盤楽
音信号L2′,L4′,L8′が夫々発生される
と共に、4フイート系及び8フイート系の自動
コード音信号A4′,A8′が夫々発生される。
通常の下鍵盤演奏の場合は下鍵盤楽音信号L
2′,L4′,L8′が発生され、自動ベース・
コード演奏を行なつている場合は自動コード音
信号A4′,A8′が発生される。これらの楽音
信号L2′,L4′,L8′及び自動コード信号
A4′,A8′は夫々同一フイート系毎にミキシ
ングされてデジタルトーンジエネレータ部16
から出力される。自動アルペジオ専用チヤンネ
ルに対応するトーンジエネレータ257から
は、2フイート系及び4フイート系の自動アル
ペジオ用楽音信号AR2′,AR4′が夫々発生
される。 各トーンジエネレータ242〜257は、
各々が独自に汎ゆる音高の楽音信号を発生し得
るように構成してもよいが、それでは各トーン
ジエネレータ242〜257の構成が複雑化し
かつコスト高になる。そこで、第10図に示す
ように別途に分周信号発生部341を設け、こ
の分周信号発生部341においてこの実施例に
おいて発生可能な汎ゆる音高の楽音信号(音源
信号)を分周方式によつて夫々発生し、この分
周信号発生部341で発生した分周信号を各ト
ーンジエネレータ242〜257に供給し、ラ
ツチ回路274〜289,290〜305に記
憶したオクターブセレクトデータOS1〜OS0
びノートセレクトデータn1〜n6,N4 *の内容に
対応した分周信号を選択するようにするとよ
い。第10図においては図示の簡単化のため
に、分周信号発生部341から各トーンジエネ
レータ242〜257に各種周波数の分周信号
(音源信号)を供給する接続図は省略した。 (トーンジエネレータの詳細) 分周信号発生部341は、第13図に示すよ
うに12音名C#、D、D#、……B、Cに個々
に対応してデジタル式分周信号発生回路341
−1乃至341−12を具えている。個々のデ
ジタル式分周信号発生回路341−1乃至34
1−12としては、特願昭52−71822号(発明
の名称・周波数信号発生装置)明細書中に記載
された「多重分周信号発生部」のような回路を
用いることができる。そのようなタイプのデジ
タル式分周信号発生回路においては、回路34
1−1中に略示したように、モジユロ数を可変
設定できるマキシマム・レングス・カウンタ3
43によつてマスタクロツクパルスφMを計数
し、当該音名(C)に対応する高い周波数のパルス
を発生し、このパルスを直列シフトレジスタ3
44及び1ビツト加算器345から成る直列分
周回路によつて直列的に複数段に分周する。こ
うして分周データライン342−1を介してC
音の周波数に対応する複数段の分周データを直
列的に出力する。各分周データは少なくとも最
高周波数に対応するビツトの分周値が“1”も
しくは“0”に反転する毎に分周データライン
342−1に出力されるようになつている。つ
まり、最高周波数に対応する分周値が反転する
タイミングが、分周データの変化の最小単位で
あるからである。他の音名C#〜Bの回路34
1−2乃至341−12も同様の構成である
が、マキシマム・レングス・カウンタ343の
モジユロ数が夫々その音名の楽音周波数に応じ
て異なつている。第14図は、分周信号発生回
路341−1,341−2乃至341−12か
ら分周データライン342−1,342−2乃
至342−12に直列的に出力される分周デー
タの状態の一例を示したもので、各分周データ
列D1,D2……に先行してタイミングパルスTP
が送り出されるようになつている。このタイミ
ングパルスTPにもとづいて分周データ列D1
D2,……が存在するタイミングが判かるよう
になつている。分周データ列D1,D2……にお
いては、タイミングパルスTPに引き続いて、
1/2分周結果(最高周波数)に対応する分周デ
ータQ2、1/4分周結果に対応する分周データ
Q3、1/8分周結果に対応する分周データQ4、1/
16分周結果に対応する分周データQ5、1/32分
周結果に対応する分周データQ6、及び1/64分
周結果に対応する分周データQ7が順次直列的
に並んでいる。 各音名別に分周データライン342−1乃至
342−12に送出された分周データQ2〜Q7
は上鍵盤用トーンジエネレータ243〜249
及び下鍵盤用トーンジエネレータ250〜25
6、及び自動アルペジオ用トーンジエネレータ
257に夫々供給される。ペダル鍵盤用トーン
ジエネレータ242には分周データライン34
2−1乃至342−12の分周データは加わら
ず、独自のクロツクパルスを用いて独自に分周
動作を行なう。これは、この実施例では、ビブ
ラートをかける場合にマスタクロツクパルス
φMそのものを周波数変調するようにしている
ためである。つまり、上鍵盤及び下鍵盤系にの
みビブラートをかけてペダル鍵盤にはビブラー
トがかからないようにするために、ペダル鍵盤
用トーンジエネレータ242で独自のクロツク
パルスを分周して独自に分周信号を得るように
しているのである。 (上鍵盤用トーンジエネレータ) 上鍵盤用トーンジエネレータ243〜249
の一例として第4チヤンネルに関するトーンジ
エネレータ243の詳細を第15図に示した
が、他のトーンジエネレータ244〜249も
同一構成である。 第15図において、ライン342−1乃至3
42−12の分周データはノートセレクト回路
346に加わる。ラツチ回路291に記憶され
た当該チヤンネルに関するノートセレクトデー
タn1〜n6,N4 *にもとづいて単一のライン34
2−1乃至342−12の1つの分周データ
Q2〜Q7が、該ノートセレクト回路346で選
択される。例えば第4チヤンネルにC音が割当
てられている場合は、ノートセレクトデータn1
〜n6,N4 *は、n6とN4 *が“1”で他のn1〜n5
は“0”である(第5表参照)。従つて、ノー
トセレクト回路346内のアンド回路347が
動作可能となり、ライン342−1のC音の分
周データQ2〜Q7が選択される。 ノートセレクト回路346で選択された単一
音名の分周データQ2〜Q7はライン463を介
して7ステージのシフトレジスタ348に加わ
る。第14図に示したように分周データQ2
Q7の直前にタイミングパルスTPが存在する。
このタイミングパルスTPがシフトレジスタ3
48の第1ステージに入つたとき、それに先行
する第2ステージから第7ステージの内容はす
べて“0”である。すなわち、タイミングパル
スTPが分周データ列の先頭に有るからであり、
そのパルスTPの前の少なくとも6ビツトタイ
ムの間は何のデータも存在しないからである。
シフトレジスタ348の第2ステージから第7
ステージの出力はノア回路349にそのまま加
わり、第1ステージの出力はインバータ350
で反転された後ノア回路349に加わる。従つ
て、タイミングパルスTPがシフトレジスタ3
48の第1ステージに入つたときノア回路34
9の出力が“1”となる。このノア回路349
の出力“1”によつてセツト・リセツト型のフ
リツプフロツプ351がセツトされ、そのセツ
ト出力は遅延フリツプフロツプで1ビツトタイ
ム遅延された後アンド回路353に加わる。一
方、シフトレジスタ348の第1ステージのタ
イミングパルスTPが6ビツトタイム後に第7
ステージに入ると、その第7ステージの出力
“1”によつてフリツプフロツプ351がリセ
ツトされると共にアンド回路353の条件が成
立する。このアンド回路353の出力“1”は
ラツチ回路354のストローブ端子Sに加わ
る。その1ビツトタイム後に遅延フリツプフロ
ツプ352の出力は“0”に立下るので、アン
ド回路353の出力は1ビツトタイムだけ
“1”となる。そのとき、シフトレジスタ34
8の第6ステージには分周データQ2が、第5
ステージには分周データQ2が、第4乃至第1
ステージにはQ4乃至Q7が入つているので、こ
れらの分周データQ2〜Q7が6ビツトのラツチ
回路354に並列的に読み込まれる。こうし
て、直列的な分周データQ2〜Q7が並列データ
に変換され、ホールドされる。従つて、ラツチ
回路354の各ラツチ位置から出力される分周
信号Q2′〜Q7′はデユーテイ比略50%の方形波信
号であり、最高周波数の分周信号Q2′に対して、
Q3′は1/2、Q4′は1/4、Q5′は1/8、Q6′は1/16、
Q7′は1/32の周波数をもつ分周信号である。す
なわち各分周信号Q2′〜Q7′は夫々オクターブ関
係にある。 ラツチ回路354から出力される方形波状の
分周信号Q2′〜Q7′は開閉回路355に加わる。
分周信号Q2′〜Q7′のレベルが“0”のときは、
インバータ356〜361を介して一方の電界
効果トランジスタ362〜367がオンして、
音源信号ライン368〜373に対してアース
ライン374のアース電位0が導通される。分
周信号Q2′〜Q7′のレベルが“1”のときは他方
の電界効果トランジスタ375〜380がオン
して、ライン381のエンベロープ電圧が音源
信号ライン368〜373に対して導通され
る。従つて、開閉回路355において、分周信
号Q2′〜Q7′はライン381に現われるエンベロ
ープ電圧波形の特性に従つて開閉制御された
後、音源信号ライン368〜373に導き出さ
れる。 (エンベロープコントロール) ライン339(第11図参照)を経てラツチ
回路275に記憶されたキーオン信号「KO1
EC+KO2・EC」は、エンベロープコントロー
ル信号ECが“0”のとき第1キーオン信号
KO1と同じ信号となり、またエンベロープコン
トロール信号ECが“1”のとき第2キーオン
信号KO2と同じ信号となる。 まず、エンベロープコントロール信号ECが
“0”に設定されている場合、ラツチ回路27
5の出力ライン339′に現われるキーオン信
号「KO1・+KO2・EC」は第1キーオン信
号KO1と同じものである。すなわち、実際にそ
の割当て鍵が押圧されている間だけ“1”とな
る。このライン339′の信号“1”によつて、
電界効果トランジスタ382がオンし、−5Vの
負電圧が抵抗383,384を介してコンデン
サ385に充電される。このコンデンサ385
の端子間電圧がエンベロープ電圧波形としてラ
イン381を介してトランジスタ375〜38
0に与えられる。抵抗383及び384はライ
ン381のエンベロープ電圧波形にアタツク特
性を付けるためのもので、比較的小さい抵抗値
をもつ。アタツクをより急峻にする場合はアタ
ツクデータATによつて電界効果トランジスタ
386をオンにし、抵抗384を短絡する。ア
タツクデータATはスイツチ操作等によつて持
続的に与えるものとする。離鍵によつて、第1
キーオン信号KO1が“0”に立下ると、ライン
339′の信号が“0”になりトランジスタ3
82がオフとなる。これにより、コンデンサ3
85に蓄えられていた−5Vの電圧は抵抗38
7を介して放電される。抵抗387は抵抗38
3,384よりも大きな抵抗値を示すもので、
緩やかに減衰するデイケイ特性をライン381
の電圧波形に付けるために役立つ。 エンベロープコントロール信号ECが“1”
のときは、押鍵開始後約10msの間だけ“1”
となるアタツク系の第2キーオン信号KO2がラ
イン339′に現われる。従つて、まだ鍵が押
されていてもその鍵に関する第2キーオン信号
KO2が“0”になれば、トランジスタ382が
オフし、ライン381のエンベロープ電圧波形
は減束する。こうして、発音信号が短かい(10
ms程度)、アタツク系のエンベロープが得ら
れる。 ダンパ信号DUが“1”のときは、離鍵後に
信号1,DUが“1”となり、ライン338
(第11図)を介してラツチ回路275に記憶
される。この記憶にもとづいて電界効果トラン
ジスタ388がオンとなる。トランジスタ38
8がオンとなると、一端が接地された抵抗38
9がコンデンサ385に接続され、抵抗387
と389の並列回路を介してコンデンサ385
の放電が行なわれることになる。従つて、時定
数が小さくなり、急速な放電が行なわれ、ライ
ン381のエンベロープ電圧波形のデイケイ時
間が短くなる。こうして、ダンパ信号DUが
“1”のときは、離鍵後に急速に音が消滅する
効果を得る。 (オクターブセレクト) 開閉回路355から音源信号ライン368〜
373を経て出力される開閉制御済みの音源信
号(分周信号Q2′〜Q7′)はオクターブセレクト
回路390に加わる。オクターブセレクト回路
390においては、2フイート、4フイート、
8フイート、16フイートの夫々に関して所定オ
クターブ音域の音源信号Q2′〜Q7′を選択するよ
うになつており、ラツチ回路275にラツチさ
れているオクターブセレクトデータOS1
OS2,OS3,OS0に応じて4オクターブの範囲
で選択が行なえるようになつている。オクター
ブセレクト回路390においては、2フイート
系、4フイート系、8フイート系及び16フイー
ト系の夫々に対応して電界効果トランジスタ群
390−2′,390−4′,390−8′,3
90−16′を具えており、“1”となつている
単一のオクターブセレクトデータ(OS1〜OS0
のうち1つ)にもとづいて各フイート系の電界
効果トランジスタが1個づつオンされる。尚、
最高オクターブであるデータOS0に対応する音
源信号は2フイート系においては存在しないの
で、2フイート系においてはデータOS0
“1”の場合はデータOS1が“1”のときと同
じ周波数の音源信号Q2′を選択するようになつ
ている。 例えば上鍵盤でC4音の鍵が押され、それが
このトーンジエネレータ243に相当する第4
チヤンネルに割当てられているとすると、前記
第2表及び第3表から明らかなようにオクター
ブセレクトデータOS1だけが“1”で、他のデ
ータOS2〜OS0は“0”であり、このデータ
OS1にもとづいてC4音に対応する各フイートの
音源信号Q2′〜Q7′が選択される。 オクターブセレクト回路390の出力はソー
スフオロワの電界効果トランジスタ群391を
介してトーンジエネレータ243から出力され
る。オクターブセレクト回路390における2
フイート系の電回効果トランジスタ390−
2′の出力はすべてライン392に接続され、
電界効果トランジスタ群391を経て2フイー
ト系楽音信号U2′として出力される。4フイ
ート系の第4オクターブ音域の音源信号はライ
ン393を介して4フイート系第4オクターブ
楽音信号U4′4として出力される。ここで、
オクターブセレクトデータOS1によつて選択さ
れるオクターブ音域を第1オクターブ音域、デ
ータOS2によつて選択される音域を第2オクタ
ーブ音域、データOS3によつて選択される音域
を第3オクターブ音域、データOS0によつて選
択される音域を第4オクターブ音域ということ
にする。 4フイート系の第3オクターブ音域の音源信
号はライン394を介してオクターブセレクト
回路390から出力され、4フイート系第3オ
クターブ楽音信号U4′3となる。8フイート
系の第4オクターブ音域の音源信号はライン3
95を介してオクターブセレクト回路390か
ら出力され、8フイート系第4オクターブ楽音
信号U8′4となる。8フイート系の第3オク
ターブ音域の音源信号はライン396を介して
オクターブセレクト回路390から出力され、
8フイート系第3オクターブ楽音信号U8′3
となる。16フイート系の第4オクターブ音域の
音源信号及び第3オクターブ音域の音源信号は
夫々ライン397及び399を介してオクター
ブセレクト回路390から出力され、16フイー
ト系第4オクターブ楽音信号U16′4及び16
フイート系第3オクターブ楽音信号U16′3
となる。 4フイート系の第2オクターブ音域及び第1
オクターブ音域の音源信号はライン398に共
通接続され、4フイート系低音域楽音信号U
4′2として出力される。8フイート系の第1
及び第2オクターブ音域の音源信号もライン4
00に共通接続され、8フイート系低音域楽音
信号U8′2として出力される。また16フイー
ト系の第1及び第2オクターブ音域の音源信号
もライン401に共通接続され、16フイート系
低音域楽音信号U16′2として出力される。 オクターブセレクト回路390の各出力ライ
ン392〜401の楽音信号U2′〜U16′2
はソースフオロワの電界効果トランジスタ群3
91を経由して、他のトーンジエネレータ24
4〜249(第10図)からのフイート系及び
オクターブ音域が対応する楽音信号とミキシグ
されてデジタルトーンジエネレータ部16から
出力される。尚、ソースフオロワの電界効果ト
ランジスタ群391においてはPチヤンネル・
デプレツシヨン型電界効果トランジスタを用い
ている。他の電界効果トランジスタはPチヤン
ネル・エンハンスメント型である。従つて、オ
クターブセレクト回路390からライン392
乃至401を介して出力される負の振幅電圧の
楽音信号が極性反転されずに電界効果トランジ
スタ群391から出力される。 各フイート系の楽音信号を音域別に出力する
ようにした理由は、上鍵盤音に関してはデジタ
ルトーンジエネレータ部16の後段回路(図示
せず)において音域別音量レベル補正を行なう
ようにしたためである。つまり、たとえば高音
域の音の音量レベルは相対的に大きく、低音域
の音の音量レベルは相対的に小さくするような
音量レベル補正を行なうことによつて、低音域
と高音域の聴感上の音量のバランスがとれるよ
うにする制御が後段回路(図示せず)において
行なわれる。そのため、各フイート系の楽音信
号U2′,U4′,U8′,U16′を第4オクタ
ーブ音域U4′4,U8′4,U16′4、第3
オクターブ音域U4′3,U8′3,U16′3
及び低音域U4′2,U8′2,U16′2に分
けて出力し、後段回路(図示せず)における音
域別音量レベル補正に備えた。 尚、オクターブセレクト回路390と電界効
果トランジスタ群391との間に設けられた回
路402は、オクターブセレクトデータOS1
OS0によつて選択されていない音源信号の出力
ライン393〜401をすべてアース電位にす
るための回路である。すなわち、オクターブセ
レクトデータOS1乃至OS0が“0”のとき、イ
ンバータ403または404またはノア回路4
05を介して回路402内の所定の電界効果ト
ランジスタがオンされ、所定の(“0”のデー
タOS1乃至OS0に対応する)ライン393乃至
401がオン状態の電界効果トランジスタを介
してアースライン374に接続される。尚、ラ
イン392には2フイート系のすべてのオクタ
ーブ音域の音源信号が加わり、必らずいずれか
のデータOS1〜OS0によつて選択された音源信
号が該ライン392に現われるので、上記のよ
うな処置は不要である。 (下鍵盤用トーンジエネレータ) 下鍵盤用トーンジエネレータの一例として第
9チヤンネルに関するトーンジエネレータ25
0の詳細を第16図に示す。他のトーンジエネ
レータ251〜256も同一構成である。 第16図において、ノートセレクト回路40
6は第15図のノートセレクト回路346と同
一構成であり、ライン342−1乃至342−
12の分周データを選択するようになつてい
る。開閉回路及びオクターブセレクト回路も第
15図と同じものを用いることができるが、こ
の例では、分周データQ2〜Q7が直列的に与え
られることを利用して第15図の場合とは異な
つたオクターブセレクト回路を構成している。 ノートセレクト回路406で選択された当該
チヤンネルの割当て音の音名に対応する分周デ
ータQ2〜Q7が入力される7ステージのシフト
レジスタ407、ノア回路408、セツト−リ
セツト型フリツプフロツプ409、遅延フリツ
プフロツプ410及びアンド回路411は、第
15図のシフトレジスタ348、ノア回路34
9、フリツプフロツプ351、遅延フリツプフ
ロツプ352及びアンド回路353とほぼ同様
な動作をする。シフトレジスタ407に入つた
分周データQ2〜Q7を並列的に記憶するラツチ
回路412は、第15図のラツチ回路354と
は異なり、3ビツトのものである。ラツチ回路
412の各ラツチ位置は2フイート系、4フイ
ート系、8フイート系(L2′,L4′,L8′)
に夫々対応している。 ラツチ回路412にはシフトレジスタ407
の第1ステージ、第2ステージ及び第3ステー
ジの出力が読み込まれるようになつている。ラ
ツチ回路282に記憶されているオクターブセ
レクトデータOS0〜OS1がアンド回路413〜
416に加わり、当該チヤンネルに割当てられ
ている音のオクターブ音域に対応する単一のア
ンド回路413乃至416のうち1つ)が動作
可能となる。これらアンド回路413〜416
の他の入力にはシフトレジスタ407の第4乃
至第7ステージの出力が夫々加わる。 分周データQ2〜Q7に先行するタイミングパ
ルスTP(第14図参照)がシフトレジスタ40
7の第1ステージに入つたときノア回路408
が動作してフリツプフロツプ409がセツトさ
れる。このタイミングパルスTPが第4乃至第
7ステージに入つたときアンド回路413乃至
416が動作して、オア回路464を介してフ
リツプフロツプ409をリセツトすると同時
に、アンド回路411を介してストローブパル
スをラツチ回路412に加える。第14図に示
すように、分周データ列D1,D2……では周波
数の高い(分周比の小さい)順にデータQ2
Q3,……Q7が並んでいる。従つて、例えば第
4オクターブ音域に対応するデータOS0によつ
てアンド回路413が動作可能となつている場
合は、タイミングパルスTPがシフトレジスタ
407の第4ステージに入つたとき該シフトレ
ジスタの第1ステージ乃至第3ステージに入つ
ている分周データは、Q4,Q3,Q2であり、こ
れらの分周データQ4,Q3,Q2がラツチ回路4
12に読み込まれる。オクターブセレクトデー
タOS3が“1”の場合はアンド回路414が動
作可能となるので、ラツチ回路412に読み込
まれる分周データはQ5,Q4,Q3である。 シフトレジスタ407の第3ステージ目の分
周データをラツチしたラツチ回路412の出力
ライン417に現われる方形波信号は2フイー
ト系音源信号L2′に相当し、第2ステージ分
周データをラツチしたラツチ回路412の出力
ライン418に現われる方形波信号は4フイー
ト系音源信号L4′に相当し、第1ステージの
分周データをラツチしたラツチ回路412の出
力ライン419に現われる方形波信号は8フイ
ート系音源信号L8′に相当する。各ライン4
17〜419に現われる方形波信号のオクター
ブ音域はオクターブセレクトデータOS1〜OS0
の状態に応じて異なる。オクターブセレクトデ
ータOS1〜OS0とラツチ回路412にラツチさ
れる分周データQ2〜Q7及びそれらの周波数比
の関係を第8表に示す。分周データQ2にもと
づいて得られる音源方形波信号の周波数を1と
した。
【表】 (下鍵盤音の開閉) ライン326(第11図)を経由してラツチ
回路282にラツチされた第1キーオン信号
KO1は、開閉回路420及び421内のアンド
回路422〜429に加わる。従つて、鍵が押
圧されているときのみ該開閉回路420及び4
21が動作する。 ラツチ回路412から各ライン417〜41
9に与えられる音源信号はデユーテイ比50%の
方形波信号である。このライン417〜419
の音源信号は第1の開閉回路420で第1キー
オン信号KO1の通りに開閉制御され、ライン4
30,431,432を介して出力される。す
なわち、音源方形波信号のレベルが“0”のと
きはアースライン433のアース電位がライン
430〜432に導き出され、音源方形波信号
のレベルが“1”のときはライン434の負電
圧−5Vがライン430〜432に導き出され
る。第1キーオン信号KO1の通りに開閉制御さ
れるので、ライン430乃至432に供給され
る各フイート系の音源信号L2′,L4′,L
8′は音の立上りも立下りも急な直接キーイン
グ系の振幅エンベロープをもつ。 (音域別音量レベル補正) ライン430〜432の各音源信号は音量レ
ベル補正回路435に加わり、その音域に応じ
て音量レベル補正が行なわれる。前述の上鍵盤
用トーンジエネレータ243〜249において
は音量レベル補正を行なわずにその後段回路に
おいて音量レベル補正が行なえるように音域別
に楽音信号U2′〜U16′2を出力している
が、この下鍵盤用トーンジエネレータ250〜
256においてはライン430〜432の各フ
イート系音源信号の音域別音量レベル補正を行
なつた後各フイート系下鍵盤楽音信号L2′,
L4′,L8′として出力するようにしている。 ライン430〜432に与えられる音源信号
のオクターブ音域は、ラツチ回路282にラツ
チされているオクターブセレクトデータOS1
OS0が指示している。そこで、ラツチ回路28
2にラツチされているオクターブセレクトデー
タOS1〜OS0の内容に応じて音量レベル補正回
路435の抵抗を切換えるようにしている。音
量レベル補正は、ライン431及び432の4
フイート系及び8フイート系の楽音信号にだけ
施される。ライン430の2フイート系の楽音
信号は総じて高音域であるので、音域別のレベ
ル補正は行なわないものとしている。 ライン431及び432の楽音信号が、オク
ターブセレクトデータOS1またはOS2によつて
選択された低音域の楽音信号である場合、ライ
ン431及び432に夫々直列に設けられてい
る抵抗R1,R2,R3及びR11,R12,R13がすべて
直列に接続されて楽音信号の減衰量が最大にな
る。従つて、低音域の楽音信号の音量レベルは
相対的に小さくなる。ライン431及び432
の楽音信号がオクターブセレクトデータOS3
よつて選択された第3オクターブ音域の楽音信
号である場合は、電界効果トランジスタ436
及び437がラツチ回路282から出力される
データOS3によつてオンとなり、抵抗R1及び
R11が夫々短絡される。従つて、楽音信号は直
列抵抗R2,R3及びR12,R13によつて夫々減衰
されるので、第3オクターブ音域の楽音信号の
音量レベルは前記低音域のそれに比べて相対的
に大きくなる。最高オクターブ(第4オクター
ブ)音域の楽音信号の場合は、ラツチ回路28
2から出力されるデータOS0によつてトランジ
スタ438及び439がオンとなり、抵抗R1
R2間及びR11,R12間が夫々短絡される。従つ
て、ライン431及び432に現われる最高オ
クターブ音域の楽音信号は抵抗R3及びR13のみ
によつて減衰されるので音量レベルは相対的に
最も大きくなる。 (自動コード音の開閉) 自動コード用の音源信号は、ラツチ回路41
2からライン417〜419に供給される各フ
イート系の下鍵盤音源方形波信号にもとづいて
得られる。すなわち、自動コード音は、下鍵盤
で押圧されているすべての鍵の音を自動コード
音用キーオン信号KO3のタイミングで同時に発
音することにより発生されるからである。 ライン418及び419のデユーテイ比50%
の4フイート系及び8フイート系の方形波信号
を夫々アンド回路440に加え、このアンド回
路440からデユーテイ比1/4の8フイート
系の方形波信号A8′を得る。またライン41
7及び418のデユーテイ比50%の2フイート
系及び4フイート系の方形波信号をアンド回路
441に夫々加え、デユーテイ比1/4の4フ
イート系の方形波信号A4′を得る。ライン4
10〜419に現われる各フイート系の方形波
信号は分周によつて得られるものであるので、
各信号の位相は同期している。従つて、正確に
デユーテイ比1/4の方形波信号がアンド回路
440,441から得られる。このアンド回路
440及び441から出力されるデユーテイ比
1/4の4フイート系及び8フイート系の方形
波信号が、自動コード音用音源信号として第2
の開閉回路421に入力される。 第2の開閉回路421には自動コード音用エ
ンベロープコントロール部330から信号が加
わるようになつている。このコントロール部3
30に制御されて、第2の開閉回路421は自
動ベース・コード演奏を行なわない場合は事実
上の開閉動作を行なわないようになつている。
つまり、自動ベース・コード演奏を行なわない
場合はラツチ回路331にラツチされる自動ベ
ース・コード選択信号ABCが“0”であり、
また自動コード音用キーオン信号KO3は“0”
であるので(自動ベース・コード演奏を選択し
ない場合は前述のように信号KO3は発生しな
い)、ノア回路442の出力が“1”となり、
電界効果トランジスタ443が常時オンとな
る。これにより、アースライン433のアース
電位がライン444に導き出され、開閉回路4
21では常にアース電位を出力する。従つて、
自動コード音用の楽音信号A4′及びA8′は発
生されない。 自動ベース・コード演奏を行なう場合は、信
号ABCが“1”であるので、ノア回路442
の出力が“1”となり、電界効果トランジスタ
443は常時オフとなる。同時に、ラツチ回路
331にラツチされた自動コード音用キーオン
信号KO3の発生タイミングに対応して電界効果
トランジスタ445がオンされる。トランジス
タ445がオンすると、ライン434の負電圧
−5Vがコンデンサ446に充電される。キー
オン信号KO3の立下りによつてトランジスタ4
45がオフとなると、コンデンサ446の電荷
が抵抗447を介して放電される。従つて、ラ
イン444には、キーオン信号KO3の発生・消
滅に対応して充放電されるコンデンサ446の
電圧波形が現われる。キーオン信号KO3のパル
ス幅は約5msと、短かい。そこで、抵抗44
7の抵抗値を比較的大きくとれば、デイケイ時
間の長い、パーカツシヨン系のエンベロープ電
圧波形がライン444に得られる。 開閉回路421においてはこのライン444
のエンベロープ電圧波形に従つて開閉制御を行
なう。すなわち、アンド回路440及び441
から出力される方形波信号のレベルが“0”の
ときはアースライン433のアース電位が出力
ライン448及び449に導き出され、方形波
信号のレベルが“1”のときはライン444の
エンベロープ電圧波形がライン448及び44
9に導き出される。従つて、ライン444に与
えられるエンベロープ電圧波形によつて振幅変
調された8フイート系及び4フイート系の音源
方形波信号がライン448及び449に導き出
される。このライン448及び449の音源信
号はソースフオロワの電界効果トランジスタ4
50,451を介して8フイート系自動コード
音信号A8′及び4フイート系自動コード音信
号A4′として出力される。 尚、スローロツクのリズムが選択されている
場合は、ライン326を介してラツチ回路33
1にラツチされたスローロツク選択信号SRに
よつて電界効果トランジスタ452がオンさ
れ、一端が接地された抵抗453がライン44
4に接続される。従つて、抵抗447と453
によつて並列回路が形成され、コンデンサ44
6の電荷を放電する際の時定数が短かくなる。
これにより、スローロツクのリズムが選択され
ている場合は、自動コード音の振幅エンベロー
プのデイケイ時間が短かくなる。 以上のような自動コード音のための開閉制御
はすべての下鍵盤用トーンジエネレータ250
〜256で同時に行なわれる。 (ペダル鍵盤用トーンジエネレータ) 第17図はペダル鍵盤用トーンジエネレータ
242の一例を示すもので、マキシマム・レン
グス・カウンタ454、一致検出回路455、
リードオンリイメモリ456から成る独自のデ
ジタルトーンジエネレータを具えている。マキ
シマム・レングス・カウンタ454を駆動する
ためのクロツクパルスφPは、分周信号発生部
341(第10図、第13図)で使用するマス
タクロツクパルスφMと別系統で発振されるも
のである。従つて、上鍵盤及び下鍵盤のビブラ
ートのためにマスタクロツクパルスφMを周波
数変調しても、クロツクパルスφPは変化せず、
ペダル鍵盤にビブラートはかからない。 ラツチ回路290にラツチされたノートセレ
クトデータn1〜n6,N4 *の内容にもとづいてリ
ードオンリイメモリ456からはペダル鍵盤専
用チヤンネル(第1チヤンネル)に割当てられ
たペダル鍵盤音の音名に対応する10ビツトのデ
ジタルデータを読み出す。排他オア回路によつ
て構成された一致検出回路455は、マキシマ
ム・レングス・カウンタ454の内容とリード
オンリイメモリ456から読出されたデジタル
データの内容とを比較し、両者が一致する毎に
一致検出パルスCONを発生する。この一致検
出パルスCONはマキシマム・レングス・カウ
ンタ454の内容をすべて“1”にセツトする
と共にアンド回路457を介して6ビツトバイ
ナリカウンタ458の計数入力に加わる。この
一致検出パルスCONは、当該チヤンネルに割
当てられた音(音名)の最高周波数の信号に相
当する。カウンタ458はこの信号を分周して
各オクターブ音域の音源信号を作る。 カウンタ458から並列的に出力される各オ
クターブ音域の音源信号(デユーテイ比50%の
方形波信号)はオクターブセレクト回路459
に加わり、ラツチ回路274にラツチされてい
るオクターブセレクトデータOS0,OS1,OS2
に応じて所要オクターブの音源信号が選択され
る。尚、ペダル鍵盤に関してはデータOS3を使
用していないので(第3表、第4表参照)、デ
ータOS3をラツチする必要はない。また、ペダ
ル鍵盤においてはデータOS0は最低音域を表わ
す(第3表、第4表参照)。 オクターブセレクト回路459の出力はフイ
ート系別にアンド回路460及び461に夫々
加えられる。アンド回路460は16フイート系
のペダル鍵盤音源信号P16′をデユーテイ比
1/4の方形波信号として作り出す回路であ
る。また、アンド回路461は8フイート系の
ペダル鍵盤音源信号P8′をデユーテイ比1/
4の方形波信号として作り出す回路である。つ
まり、オクターブセレクト回路459において
は、オクターブセレクトデータOS0または
OS1,OS2によつて3オクターブの範囲の音源
信号(デユーテイ比50%の方形波信号)を夫々
選択するようになつている。この3つの音源信
号のうち、隣合う2つの音源信号(すなわち周
波数が1:2の関係にある分周信号)を夫々ア
ンド回路460及び461に入力するようにな
つている。そのため、一方のアンド回路460
からはデユーテイ比1/4の16フイート系の方
形波信号が得られ、他方のアンド回路461か
らはそれよりも1オクターブ上のデユーテイ比
1/4の8フイート系の方形波信号が得られ
る。 アンド回路460及び461から出力される
各音源信号は開閉回路462に加わり、ラツチ
回路274にラツチされている第1キーオン信
号KO1に従つて開閉制御される。こうして、8
フイート系及び16フイート系のペダル鍵盤楽音
信号P8′,P16′が発生される。 尚、上記実施例でデジタルトーンジエネレー
タ部16を集積回路化した場合、開閉回路内の
コンデンサ及び放電用抵抗は外付け部品として
集積回路外に設けられる。 5 この発明の効果の説明 以上説明したようにこの発明によれば、各発音
チヤンネルに対応して別個にデジタルトーンジエ
ネレータを設け、これらのデジタルトーンジエネ
レータ部分を1チツプの集積回路で構成し、これ
とは別チツプの集積回路によつて構成された発音
割当て回路(チヤンネルプロセツサ)から各チヤ
ンネルの割当て音に関するキー情報類をトーンジ
エネレータ部に送る際にこれら各チヤンネルのキ
ー情報類を時分割多重化して送出し、デジタルト
ーンジエネレータ部側においてこれらの時分割多
重化されたキー情報類を各チヤンネルのトーンジ
エネレータに夫々振分けるようにしているため、
両集積回路間を接続するためのピン数を少なくす
ることができ、回路装置の小型化に役立つ。ま
た、時分割多重化されたキー情報類を各トーンジ
エネレータに振分ける場合に、1個の基準パルス
を使用し、この基準パルスを時分割時間帯に同期
して順次シフトすることにより各トーンジエネレ
ータに対する振分けタイミングを形成するように
したため、各時分割チヤンネル時間帯に同期した
各別の(16チヤンネルならば16個の)振分け用パ
ルスをデジタルトーンジエネレータ集積回路外か
ら供給する必要がなく、この点で集積回路のピン
数の削減に役立つ。また、基準パルス(基準デー
タ)を時分割多重化されたキー情報類の時間列の
中に挿入してトーンジエネレータ側に供給してい
るため、基準パルス専用のピンも不要である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電子楽器の一実施例を
示すブロツク図、第2図は各種回路素子の図示方
法を説明する図、第3図は第1図のチヤンネルプ
ロセツサにおける各種回路動作を制御するための
信号類のタイミングチヤート、第4図は第1図の
タイミング信号発振回路の詳細例を示す回路図、
第5図は第1図のキーコード記憶回路、キーコー
ド比較回路及びデータ多重回路の詳細回路図、第
6図は第1図の割当て制御部及びアタツク系キー
オン信号発生回路の詳細回路図、第7図は第1図
のトランケート回路、自動コード音用キーオン信
号発生回路及び楽音制御信号発生回路の詳細回路
図、第8図は第5図に示すデータ多重回路の動作
を説明するためのタイミングチヤート、第9図は
第5図に示すデータ多重回路から送出されるデー
タKC1〜KC4における各タイムスロツト毎のデー
タ内容を示す説明図、第10図はこの発明の要部
である第1図に示すデジタルトーンジエネレータ
部の一構成例を示すブロツク図、第11図は第1
0図の多重データ分析回路の詳細例を示す回路
図、第12図は第11図に示す多重データ分析回
路の動作を説明するためのタイミングチヤート、
第13図は第10図に示す分周信号発生部の概略
を示すブロツク図、第14図は第13図に示すデ
ジタル式分周信号発生回路から直列的に発生され
る分周データの状態を示すタイミングチヤート、
第15図は第10図に示す上鍵盤用トーンジエネ
レータの一例を示す詳細回路図、第16図は第1
0図に示す下鍵盤用トーンジエネレータ及び自動
コード音用エンベロープコントロール部の一部を
示す詳細回路図、第17図は第10図に示すペダ
ル鍵盤用トーンジエネレータの一例を示す詳細回
路図、である。 12……チヤンネルプロセツサ、13……発音
割当て回路部、14……データ多重回路、15…
…タイミング信号発生回路、16……デジタルト
ーンジエネレータ部、240……多重データ分析
回路、242〜257……トーンジエネレータ、
330……自動コード音用エンベロープコントロ
ール部、341……分周信号発生部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 押鍵によつて選択された音の発生を特定数の
    発音チヤンネルのいずれかに割当てる割当て手段
    と、前記各発音チヤンネルに対応して設けられ、
    当該チヤンネルに割当てられた音を夫々発生する
    複数のトーンジエネレータからなるトーンジエネ
    レータ部とを具える電子楽器において、 前記割当て手段において前記各発音チヤンネル
    に割当てられた音に関するMビツトからなるデー
    タの各ビツト情報をm(2≦m<M)ビツト・n
    (n≧2、m×n≧M)タイムスロツトからなる
    データ空間の所定の位置に夫々割当てることによ
    つて前記各発音チヤンネル毎のMビツトのデータ
    をmビツトのデータに時分割多重化し、この時分
    割多重化したデータを基準タイミングを表わす基
    準データとともに前記トーンジエネレータ部に送
    出する第1の手段と、 前記トーンジエネレータ部に設けられ、前記第
    1の手段から供給される前記基準データを前記時
    分割多重化の時分割タイミングに同期して順次シ
    フトする第2の手段と、 前記トーンジエネレータ部に設けられ、前記第
    2の手段で得られる順次シフトされた基準データ
    にもとづいて前記各トーンジエネレータに対して
    前記第1の手段から供給される時分割多重化され
    た各発音チヤンネルのデータを振分けるととも
    に、この振分けた各発音チヤンネルのデータを前
    記各トーンジエネレータに対応して夫々記憶保持
    する第3の手段と を具え、前記各トーンジエネレータは前記第3の
    手段に記憶保持された各発音チヤンネル別のデー
    タにもとづき音を発生するようにしたことを特徴
    とする電子楽器。 2 前記第1の手段は、前記基準データを前記時
    分割多重化したデータの時間列の中に挿入して送
    出するものである特許請求の範囲第1項記載の電
    子楽器。
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US05/929,007 US4192211A (en) 1977-08-05 1978-07-28 Electronic musical instrument
DE19782834142 DE2834142A1 (de) 1977-08-05 1978-08-03 Elektronisches musikinstrument
US06/221,578 USRE31090E (en) 1977-08-05 1980-12-31 Electronic musical instrument

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JPS56149091A (en) * 1980-04-21 1981-11-18 Matsushita Electric Industrial Co Ltd Electronic musical instrument
JPS56149090A (en) * 1980-04-21 1981-11-18 Matsushita Electric Industrial Co Ltd Electronic musical instrument
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