JPS6033279B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS6033279B2
JPS6033279B2 JP53002215A JP221578A JPS6033279B2 JP S6033279 B2 JPS6033279 B2 JP S6033279B2 JP 53002215 A JP53002215 A JP 53002215A JP 221578 A JP221578 A JP 221578A JP S6033279 B2 JPS6033279 B2 JP S6033279B2
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JP
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key
circuit
signal
albeggio
note
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JP53002215A
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晧 中田
栄一郎 青木
昭義 大矢
隆俊 奥村
泰次 内山
栄一 山賀
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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Publication of JPS6033279B2 publication Critical patent/JPS6033279B2/ja
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/26Selecting circuits for automatically producing a series of tones
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/182Key multiplexing
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    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2210/00Aspects or methods of musical processing having intrinsic musical character, i.e. involving musical theory or musical parameters or relying on musical knowledge, as applied in electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2210/155Musical effects
    • G10H2210/195Modulation effects, i.e. smooth non-discontinuous variations over a time interval, e.g. within a note, melody or musical transition, of any sound parameter, e.g. amplitude, pitch, spectral response, playback speed
    • G10H2210/221Glissando, i.e. pitch smoothly sliding from one note to another, e.g. gliss, glide, slide, bend, smear, sweep

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動アルベジオ演奏などの特殊演奏効果を実
行する電子楽器に関する。
複数(特定数)の発音チャンネルを具え、押圧された鍵
の情報をデジタル技術によっていずれかの発音チャンネ
ルに割当て、各発音チャンネルを介して複数音を同時に
発生し得る電子楽器が既に知られている。
この種の電子楽器において自動アルベジオ演奏あるいは
自動ベース演奏などの特殊演奏効果を行えるようにした
ものとして、特鹿昭52−106417号(特開昭54
一39621号)・発明の名称「電子楽器」がある。上
言己の発明においては、複数の発音チャンネルを具えた
電子楽器において、既に或る発音チャンネルに割当てら
れている音の情報にもとづいて自動アルベジオ演奏など
特殊演奏効果用の音の情報を発生し、発生した情報を他
のチャンネル(利用した発音チャンネルとは別の発音チ
ャンネル)に割当てることによりその特殊演奏効果用の
音を発生するようにしている。この発明は上記先行出願
に関連し、自動ァルベジオ演奏など特殊演奏効果用の音
の情報の割当て処理に関するものである。この発明によ
れば、自動アルベジオ演奏など特殊演奏効果を実現する
場合、押鍵音の割当て処理動作を時々中断し、その間に
既に割当てられている音の情報にもとづいて上記特殊効
果音をその専用発音チャンネルに割当て処理するように
している。
すなわち、この発明が適用される電子楽器においては、
押鍵音を発音チャンネルに割当てる場合、複数の押鍵音
のうちひとつだけを取出し、この取出された押鍵音を既
に割当てられているすべての押鍵音と対比させて一致す
るものがあるか否かに応じて割当て処理を行うようにし
ている。
そして、この割当て処理動作を他の押鍵音に関しても”
頂次行い更にこれら一連の動作を繰り返し連続的に行わ
せるようにして常に押圧鍵に対応した押鍵音が割当てら
れるようにしている。そこで、この発明においては、特
殊演奏効果を実現する場合、連続的に行われている上記
一蓮の割当て処理動作を時々中断し(押鍵音情報の取出
しを停止する)、その間に特殊効果音の情報(すなわち
既に割当てられている押鍵音にもとづいた情報)の供給
を指令する信号を割込ませ、この信号にもとづいて特殊
効果音の情報を所定の発音チャンネルに割当てる処理動
作を行うようにしている。以下この発明の一実施例を添
付図面を参照して詳細に説明する。
以下の実施例では、特殊演奏効果として自動アルベジオ
演奏を実行する場合について説明する。それ以外の演奏
効果に関してはこの実施例に準じて実現することができ
る。まず、この発明が適用される電子楽器の全体の構成
を説明する。
第1図において、鍵盤部10は上鍵盤、下鍵盤、ペダル
鍵盤、及び制御用の各種スイッチ類を具えており、キー
コーダ11は鍵盤部10における各鍵及び各スイッチ類
のオン・オフを検出し、押圧鍵を表わす情報及び各種制
御情報を出力する。
チャンネルプロセッサ12は発音割当て回路部13、自
動アルベジオ回路14、及びチャンネルプロセッサ12
内の各回路の動作タイミングを制御するためのタイミン
グ信号発生回路15を具えている。この電子楽器におい
ては、キーコーダ11から与えられる押圧鍵を表わす情
報(キーコードN,〜&)に関する音が割当てられる特
定数(例えば15)の発音チャンネルと、自動アルベジ
オ音が専用に割当てられる特殊演奏効果用の1つの専用
発音チャンネルとが設けられており、発音チャンネル数
は合計16である。発音割当て回路部13は前記特定数
(例えば15)の発音チャンネルのいずれかにキーコー
ダ11から供給されるキーコードN.〜B3によって指
定される音の発音を割当てる制御を行う。また、発音割
当回路部13では、目動アルベジオ回路14から供給さ
れる自動アルベジオ音のキーコードAN,〜A&によっ
て指定される音を自動アルベジオ専用発音チャンネルに
割当てる。キーコーダ11から与えられるキーコードN
,〜B3にもとづいて行う割当て動作を「通常の割当て
動作」ということにする。楽音発生装置16は、各発音
チャンネル別に個々に楽音を発生しうるようになってお
り、発音割当て回路部13で各発音チャンネルに割当て
られた音が夫々発生される。
楽音発生装置16としては、各発音チャンネルに割当て
られた音を楽音波形メモリから時分割的に読み出すよう
にしたもの、あるいは各発音チャンネルに対応するデジ
タルトーンジヱネレータを並列的に設けたもの、など適
宜の構成を採用することができる。発音割当て回路部1
3において、キーコード記憶回路17は発音チャンネル
数に対応する特定数(例えば16)の記憶位置を具えて
おり、入力側にゲートを含んでいる。
「通常の割当て動作」の結果、キーコード記憶回路17
のいずれか1つの記憶位置にキーコーダ11から入力さ
れるキーコードN,〜弦が記憶される。発音割当て回路
部13内の諸回路は、主に「通常の割当て動作」のため
に働く。
キーコード比較回路18はキーコーダ11からのキーコ
ードN,〜B3とキーコード記憶回路17に記憶してい
る割当て済みのキーコードN,*〜B3*とを比較し、
一致もしくは不一致に応じて比較出力EQを生じる。割
当て制御部19は、所定の割当て条件が満足されるか否
かを確認し、満足される場合にロード信号LDを発生し
、キーコード記憶回路17に入力キーコードN,〜B3
を記憶させる。これにより、新たな発音割当てがなされ
る。また、割当て制御部19からは、各チャンネルに割
当てられた鍵が押圧中であることを示すキーオン信号K
Oが発生される。トランケート回路20は、最も古く(
早く)離鍵された鍵が割当てられているチャンネルを検
出するための回路であり、この検出にもとづいてトラン
ケートチャンネル指定信号TRを発生する。割当て制御
部19では、トランケートチャンネル指定信号TRが表
わすチャンネルの古い割当てを解消し、そのチャンネル
に新たに押圧された鍵を割当てる制御を行う。自動アル
ベジオ回路14は、各発音チャンネルに既に割当てられ
ている音の情報(すなわちキーコード記憶回路17の出
力キーコードN,*〜B*)にもとづいて自動アルベジ
オ専用発音チャンネルで発生すべき音の情報(アルベジ
オ用キーコードAN.〜A&)を発生する回路である。
詳しくは、自動アルベジオ回路14は、キーコード記憶
回路17に記憶されたキーコードN,*〜B3*を例え
ば下鍵盤の押圧鍵に関するものに限って1つづづ順次選
択し、選択したキーコードN,*〜&*にもとづいて自
動アルベジオ用のキーコ−ドAN,〜AB2を発生する
。この自動アルベジオ用キーコードAN,〜AB2は、
キーコーダ1 1から自動アルベジオ選択信号ARPが
送出されている間自動アルベジオ回路14から出力され
、キーコ−ド記憶回路17に供給される。そしてこのキ
ーコードAN,〜A&はあたかもそのキーコードAN,
〜AB2に関する鍵が押圧されたかのように、キーコー
ド記憶回路17のアルベジオ専用発音チャンネル(第1
4チャンネル)に対応する記憶位置に読み込まれる。従
って、楽音発生装置16の自動ァルベジオ専用発音チャ
ンネルにおいてキーコードAN,〜AB2に対応する音
が発生される。自動アルベジオ用のキーコ−ドAN,〜
AB2の発生パターンはアルベジオパターン信号AP,
〜AP4によって指示される。アルベジオパターン信号
AP,〜AP4のパターンジェネレータ21から発生さ
れるもので、演奏者の選択に応じて様々なアルベジオパ
ターンを発生し得るようになっている。尚、キーコーダ
11から自動アルベジオ選択信号ARPが供給されてい
る間は、「通常の割当て動作」は中断され、キーコーダ
11からのキーコードN,〜&の送出は停止している。
発音割当て回路13においては各発音チャンネルが時分
割的に形成されるようになっており、この各チャンネル
の時分割タイムスロットは1一s周期のクロツクパルス
のタイミングで順次区切られる。
第2図aは発音割当て回路部13に各チャンネルのタイ
ムスロット(チャンネル時間)を示したもので、1一s
幅の1針固のタイムスロットが第1乃至第16チャンネ
ルに夫々順次対応している。この実施例では、鍵盤別に
予じめ発音チャンネルが定められており、発音割当て回
路部13は予じめ定められた発音チャンネルのいずれか
に当該鍵盤の押鍵音を割当てる。
例えば、上鍵盤音は第3、第4、第6、第7、第1い第
1入及び第16チャンネルに割当てられ(第2図b参照
)、下鍵盤音は第2、第5、第7、第9、第11、第1
2及び第15チャンネルに割当てられる(第2図c参照
)ようになっている。また、ペダル鍵盤音は第1チャン
ネルに割当てられる(第2図d参照)。また、自動アル
ベジオ音のための専用チャンネルとして第14チャンネ
ルが使用されるようになっている(第2図e参照)。こ
れらの鍵盤別及び機能別の専用チャンネルを表わす信号
はタイミング信号発生回路15から発生される。前記キ
ーコーダ11は例えば第3図に示すように構成される。
第3図において、ブロック検出部2のブロック検出回路
2aは鍵盤部1川こおける押圧鍵の所属ブロック(オク
ターブ音域)を検出し、検出されたブロックを1つづつ
順次抽出する。
ブロックコード発生回路4はブロック検出回路2aから
抽出されたブロックのブロックコードB,〜馬を、後述
のようにそのブロック内のノートコードN,〜N4が発
生されている間、発生する。ノート検出回路1は前記ブ
ロック検出回路2aから抽出された1ブロック内で押圧
されている鍵のノート(音名)を検出し、検出されたノ
ートを1つずつ例えば48一sの時間幅で順次抽出する
。ノートコード発生回路5はノート検出回路1から抽出
されたノートのノートコードN.〜N4を48ムsの時
間幅で順次発生する。ところで、鍵を表わすキーコード
N,〜B3は上記ブロックコードB,〜&およびノート
コードN,〜N4から成る7ビットのデータである。
ノートコードN,〜N4の内容と音名との関係の一例を
第1表に示す。第1表 フロツクコードB,〜B3の内容とオクターブ音域との
関係の一例を下記第2表に示す。
第2表 第2表から明らかなように「フロックコードB〜&とオ
クターブ音域との関係は鍵盤種類別に異なっている。
例えば、上鍵盤の鍵城はC3からC7音までであり、C
3音よりも低い音(B2以下の音)及びC7音よりも高
い音(C7#以上の音)は使用されない。これに対して
下鍵盤の鍵城はC2からC6音まであり、同じ値のブロ
ックコードB〜&でもその実際のオクターブ音域は上鍵
盤と下鍵盤とでは1オクターブ異なる。また、同一のブ
ロックコードB,〜B3が適用されるオクタ−ブ音域は
通常のCからB音の音域ではなく、C#から高音側のC
音までの音域としている。従って“00びという最低音
域のブロックコードB,〜&が適用される音は最低音の
C音1音だけである。なお、第2表の「アルベジオ」の
欄には、自動アルベジオ回路14(第1図)から発生さ
れる自動アルベジオ音用のキーコードAN,〜AB2に
含まれるブロックコードAB.,AB2の内容に対応す
る音域を示した。これは下鍵盤のブロックコードB〜&
とほぼ同じであるが、最低音域のC2音が自動アルベジ
オにおいては使用されない。従って、アルベジオ用のブ
ロックコードAB,,AB2においては第3ビット目B
3に対応するビットが不要である。ペダル鍵盤の鍵城は
C,かなC3音までであるので、この場合も第3ビット
目&のデー夕は不要である。キーコーダ11の鍵盤信号
発生回路3はキーコードN,〜B3の送出に同期して、
そのキーコードN,〜B3に対応する鍵の属する鍵盤種
類を示す信号U,L,P(信号Uは上鍵盤、信号Lは下
鍵盤、信号Pはペダル鍵盤を夫々示す)を出力する。
信賓客事若籍ごまを;づギ溝当;違憲悪達亮亀孝義亀し
キーコーダ11から発生される。
そして、離鍵されるとそのキーコードN,〜馬はもう発
生されなくなる。この発明においては自動アルベジオ音
用のキーコードAN,〜AB2をその専用発音チャンネ
ルへ割当て処理するための処理時間が、キーコーダ11
内において特別に設定されている。すなわち、ブロック
検出部2の自動アルベジオ選択回路2bからはlms乃
至8hs毎に例えば48仏sの時間幅で自動アルベジオ
選択信号ARPが発生され、この信号MRPが上記処理
時間を指定する信号として使用される。また、この自動
ァルベジオ選択信号ARPが出力されている48Asの
間は前記キーコードN,〜B3および鍵盤信号U,L,
Pは出力されない。ブロック検出部2の構成についても
う少し詳しく説明すると、ブロック検出回路2aは例え
ば13のブロックに対応する位置BD,〜BD.3(上
鍵盤が5オクターブ、下鍵盤が5オクターブ、ペダル鍵
盤が3オクターブと仮定すると各オクターブに対応して
合計13のブロックが区分される)を有し、その下位に
自動アルベジオ選択信号2bが接続される。
これら位置BD,〜BD,3は優先接続されており、B
D,,BD2…BD,3の順で優先順位が設定され、こ
の優先順位に従って押圧鍵を含むブロックの抽出が行わ
れる。自動アルベジオ選択信号2bは上記優先接続に組
込まれ、最下位の優先順位が与えられている。従って、
ブロック検出回路2aにおける優先順位にもとづいた押
鍵ブロックの抽出が1通り終了した後で、自動アルベジ
オ選択回路2bの順番が到来する。自己の順番が到来し
たときに自動アルベジオ選択信号2bは48山s幅の自
動アルベジオ選択信号ARPを発生する。要するに、自
動アルベジオ選択信号2bは優先接続回路の末端に組込
まれた遅延フリツプフロツプ回路のような回路によって
構成されている。従って、自動アルベジオ選択信号2b
の順が到来したとき(信号ARPが出るとき)には、ブ
ロック検出回路2aの抽出動作は完了しており、このブ
ロック抽出動作にともなうノート検出回路1のノート抽
出動作も終了している。従って、キーコードN,〜&は
送出されない。信号ARPの送出が終了すると、ブロッ
ク検出及び抽出とノート検出及び抽出が再開される。以
上のようにしてキーコーダ11からは押圧鍵を表わす信
号N,〜N4,B,〜B3およびUまたはLまたはPが
48仏sの時間幅をもって順次線返し送出され、更にl
ms乃至5ms毎には押圧鍵の情報N,〜Pの送出が一
時停止され、自動アルベジオ選択信号ARPが48仏s
の時間幅で送出される。
いま例えば下鍵盤においてC3,E3,G3の音に対応
する3つの鍵が押され、また自動アルベジオ演奏のスイ
ッチがオンされているとすると、このキーコーダ11の
出力は第4図に示すようになる。すなわち、第4図aに
示すようにキーコーダ1 1からはC3,E3,G3の
音のキーコードN,〜B3が夫々48仏s幅で順次繰り
返し送出され、またlms乃至5ms毎には自動アルベ
ジオ選択信号ARPが出力される。この信号ARPは4
8ムsの間出力され、その後再び上記C3,E3,G3
の音のキーコードN,〜B3が繰り返し出力される。ま
た、このとき鍵盤信号発生回路3の出力は第4図bに示
すように、下鍵盤の音C3,E3,G3のキーコードN
,〜Bが出力されている間は下鍵盤信号Lとなり、アル
ベジオ選択信号ARPが出力されているときは何れの信
号も出力されない。尚、第3図に示さなかったが、キー
コーダ11からは自動アルベジオ音の音高上昇パターン
もしくは上昇と下降の繰返しパターンを選択するアップ
ノターン選択信号UTがスイッチ操作にもとづいて発生
される。
アルベジオ用のスイッチがオンされている場合における
、各発音チャンネルへのキーコードN,〜&およびキー
コードAN,〜AB2の割当て動作について説明する。
はじめにキーコーダ1 1からキーコードN.〜鷲が出
力されている状態すなわち「通常の割当て動作の状態」
であるとする。キーコーダ11からは押圧鍵のキーコー
ドN,〜B3が前記のように各々48仏sずつ順次出力
される。
キーコード記憶回路17は1〃s周期のクロックパルス
にもとづいて既に割当てられているキ−コードN,*〜
B3*を順次出力する。比較回路18は上記キーコード
N,〜氏およびキーコードN,*〜&*を入力して両者
を比較する。前述のようにキーコーダ11からひとつの
キーコードN,〜耳が出力され続ける時間は48ムsで
あり、これに対してキーコード記憶回路17から各チャ
ンネルのキーコードN,*〜B*がひととおり出力され
るのに要する時間は16ムs(1チャンネルあたり1一
sであり、全発音チャンネル数は16であるから)であ
るので比較回路18においては1つのキーコードN,〜
&はそれが保持されている48Asの間に全てのキーコ
ードN,*〜B3*と比較されることになる。比較回路
18はキーコードN,*〜B3*のなかにキーコードN
,〜B3と同一のキーコードが含まれているか否かに応
じて一致検出信号EQを出力する。割当て制御部19は
、上記比較の結果などから、キーコードN,〜&をキー
コード記憶回路17に記憶させるべきであると判断した
とき、ロード信号LDを発生してキーコード記憶回路1
7にキーコードN,〜B3を記憶させている。
これにより新たな発音割当てがなされる。トランケート
回路20は、最も古く(早く)離鍵された鍵が割当てら
れているチャンネルを検出するための回路であり、この
検出にもとづいてトランケートチヤンネル指定信号TR
を発生する。割当て制御部19ではトランケートチャン
ネル指定信号TRが表わすチャンネルの古い割当てを解
消し、そのチャンネルに新たに押圧された鍵を割当てる
制御を行つo以上のようにして「通常の割当て動作Jが
行われる。
キーコーダ11から自動アルベジオ選択信号ARPが出
力されると、当該キーコーダ1 1からのキーコードN
,〜B3の送出は停止し、自動アルベジオ回路14から
自動アルベジオ用キーコードAN,〜AB2が送出され
る。
この自動アルベジオ用キーコードAN,〜AB2は、あ
たかもそのキーコードAN,〜AB2に関する鍵が押さ
れたかのようにキーコード記憶回路17に供給され、割
当て制御部19の制御にもとづいてキーコード記憶回路
17のアルベジオ専用チャンネルに対応する記憶位置(
第14チャンネル)に読み込まれる。自動ァルベジオ回
路14の詳細例を第5図に示す。
キーコード記憶回路17の各チャンネルに記憶されてい
るキーコードN,*〜B*のうちノートコードN,*〜
N4*を自動アルベジオ回路14に入力し、そのノート
コードN.*〜N4*のうち特定の鍵盤(例えば下鍵盤
)で押鍵されている複数の鍵したノートコードN,*〜
N4*(第2、第5、第8、第9、第11、第12及び
第15チャンネル時間において発生される)をアルベジ
オパターンに従って順次1つずつ選択し、選択されたノ
ートコードN,*〜N4*に対して前記アルベジオパタ
ーンに応じたオクターブ情報を付与し(ブロックコード
AB,,AB2を付加する)、こうして自動アルベジオ
音のキーコードAM,〜AB2を発生する発生された自
動アルベジオ音のキーコードAN,〜AB2は、前述の
キーコーダ1 1から押圧鍵のキーコードN,〜B3が
48山sずつひととおり出力された後に自動アルベジオ
選択信号ARPが供給されている48仏sの間(第4図
参照)、アンド回路群122において選択され、あたか
もそのキーコードAN,〜AB2に対応する鍵が押され
ているかのようにキーコード記憶回路17に送出される
。そして、前述の通り、該キーコード記憶回路17のア
ルベジオ専用チャンネル(第14チャンネル)に記憶さ
れる。下鍵盤専用チャンネルに既に割当てられている音
のノートコードN,*〜N4*の選択はコンパレータ1
23を利用して行われる。
コンパレータ123はキーコード記憶回路17から与え
られるノートコードN,*〜N4*と4ビットのバイナ
リカウンタ(ノートカウンタ)124のカウント値とを
比較し、両者の値が一致したとき一致信号COINを出
力する。カウンタ124はステートコントロールロジッ
ク125によって制御されてアップカウントを行う。コ
ンパレータ123から出力される一致信号COINはア
ンド回路1 26に加わり、下鍵盤キーオン信号LKO
によって下鍵盤専用チャンネルに関して発生した一致信
号COINが選択される。ここで下鍵盤キーオン信号と
は下鍵盤専用チャンネルに割当てられた鍵が押圧中であ
ることを示す信号で、当該押圧鍵の割当てチャンネルに
同期して“1”となる。アンド回路126で選択された
下鍵盤専用チャンネルに関する一致信号を一致信号CO
Nということにする。一致信号CONが生じたときの/
ートカゥンタ124のカウント値はしジスタ(アルベジ
オレジスタ)127に読み込まれる。アルベジオレジス
タ127には、オクターブコントロール部128で作ら
れたブロックコードAB.,A&が同時に読み込まれる
。レジスタ127に読み込まれたデータはすぐさま自動
アルベジオ音キーコードAN,〜AAB2として発生さ
れるのではなく、ステートコントロールロジック125
によって指示されたものだけが自動アルベジオ音キーコ
ードAN.〜AB2として発生される。ステートコソト
ロールロジック125には2つの遅延フリップフロップ
134及び135を具えており、この遅延フリップフロ
ツプ134,135の信号状態(F,,F2)に応じて
自動ァルベジオ回路14内の様々な回路の動作が制御さ
れる。
演奏すべきアルベジオパターンは、パターンジェネレー
タ21(第1図)から発生されるアルベジオパターン信
号AP,〜AP4によって指定される。アルベジオパタ
ーン信号AP,〜AP4は4ビットの数値データであり
、この数値は押鍵されている下鍵盤音(下鍵盤専用チャ
ンネルに割当てられている音)のうち音高の低い方から
教えて何番目の音をアルベジオ音として発生すべきかを
指定している。ここでいう音高とは絶対的な音高ではな
く、12音名間の相対的な音高をいう。前記第1表に示
したようにノーナコードN,〜N4にはC#音に最も小
さい数値が割当てられており、C音に最大値が割当てら
れている。従って、この例では、C#音を最低音として
扱い、以下D,D#・・・Bの順であり、C音を最高音
として扱う。或る1つのアルベジオパターンにおけるア
ルベジオパターン信号AP,〜AP4の発生状態の一例
を第6表に示す。
アルベジオパターン信号AP,〜AP4の発生時間幅は
1つの自動アルベジオ音の発生時間幅に対応しており、
例えば1肌s程度あるいはその前後もしくはそれ以上で
ある。この時間幅としては、手動のアルベジオ演奏にお
いて鍵を押圧している時間を想定するとよい。そして、
アルベジオ信号AP,〜AP4の発生間隔は自動アルベ
ジオ音の音符の長さに相当する。第6図aの例では、最
初のアルベジオパターン信号AP4,AP3,AP2,
AP,の値は“0001”であり、これは1G隼数のr
l」であり、下鍵盤押鍵音のうち最低音から教えて1音
目(すなわち最低音)を自動アルベジオ音として発生す
べきことを指定している。
2番目のアルベジオパターン信号AP4〜AP,の値は
“0010’’(1伍隻数の「2」)であり、最低音か
ら教えて2音目の下鍵盤押鍵音を自動ァルベジオ音とし
て発生すべきことを指定している。
このように、アルベジオパターン信号AP,〜AP4は
自動アルベジオ音の発生タイミングと自動ァルベジオの
ために選択すべき下鍵盤押鍵盤音の’順位を表わしてい
る。また、アルベジオパターン信号AP,〜AP4は、
結果として、自動アルベジオ音のオクターブ情報を事実
上含んでいる。
第6図bはアルベジオパターン信号AP,〜AP4の値
を1G隻数で表示してその発生状態の一例を示したもの
である。例えばこれが1フレーズのアルベジオパターン
であるとすると、このような順序でアルベジオパターン
信号AP,〜AP4が繰返し発生される。ここで、下鍵
盤で押圧されている鍵数が3鍵であるとすると、3音目
の押圧鍵が選択された段階で押圧鍵を1通り選択し終え
る。この場合、4音目、5音目、6音目、7音目のアル
ベジオ音は、3つのアルベジオ構成音(押鍵音)のオク
ターブを順次上げていくことにより得るようにしている
。従って、アルベジオパターン信号AP,〜AP4の数
値がアルベジオ構成音(押鍵音)の総数よりも大きい場
合は、オクターブ音域が上げられるのである。アルベジ
オパターン信号AP,〜AP4が予じめ固定されたもの
としてオクターブ情報を有しているのではなく、結果と
して(押鍵数との相対的関係で)オクターブ情報が付与
されるのである。E,G,Bの3音が押鍵されている場
合において、第6図bのパターンに従って発生されるア
ルベジオ音を第6図cに示す。また、D,E,F,G,
A,Bの6音が選択されている場合において、第6図b
のパターンに従って発生されるアルベジオ音を第6図d
に示す。第6図cとdの例は、理解を容易にするための
一例にしかすぎず、実際の装置が必らずしもこのように
アルベジオ音を発生するわけではない。パターンジェネ
レータ21(第1図)においては種々のアルベジオパタ
ーンを予じめ記憶しており、この電子楽器に組込まれた
自動リズム演奏装置(図示せず)で選択されたりズムの
種類、及び演奏者によるパターンの選択、及び演奏者に
よるアップモードもしくはターンモードの選択、及びア
ルベジオ構成音(押鍵音)の数、などに応じて所要のア
ルベジオパターンに対応するアルベジオパターン信号A
P,〜AP4が発生されるようになっている。
尚、アップモードとは音高の上昇を繰返すようなアルベ
ジオであり、ターンモードとは音高の上昇と下降を繰返
すようなアルベジオである。これは前述のアップ/ター
ン選択信号UT‘こよって指定される。該信号UTが“
1”のときはアップモードであり、“0”のときはター
ンモードである。前述のオクターブの切換えはオクター
ブコントロール部128によって制御される。
下鍵盤で鍵が押圧され、それらの鍵が下鍵盤専用チャ
ンネルのいずれかに割当てられることによって自動アル
ベジオ構成音が準備され、自動ァルベジオ音が発生され
るわけであるが、所望の鍵(複数)をすべて押しきらな
いうちに自動アルベジオ回路14が動作すると、おかし
な音がアルベジオ音として出されてしまうことがある。
例えば、アルベジオ音の第1音となるべき音がまだ押さ
れていないうちに自動ァルベジオ回路14が動作すると
、第2音となるべき音が第1音として発生されてしまう
ことになり、アルベジオ演奏がおかしな始まり方をする
。これは、人間の押鍵操作にはバラツキがあるためであ
り、1仏s単位で動作する自動アルベジオ回路14はこ
のようなバラツキにも応答してしまうからである。そこ
で、鍵の押し始めにおいて自動アルベジオ回路14が動
作しないようにするために待ち時間設定回路129が設
けられている。待ち時間設定回路129には下鍵盤記憶
信号LKMが加えられている。
この下鍵盤記憶信号LKMは下鍵盤で何らかの鍵が押圧
されていれば直流的に“1”となっている信号である。
下鍵盤で全く鍵が押されていないときには、この信号L
KMがリセット信号として3ビットのバイナリカウンタ
130に加わり、このカウンタ130をリセットする。
下鍵盤で何らかの鍵が押されると信号LKMは“1”に
立上り、カウンタ130のリセットは解除され、アンド
回路131が動作可能となる。そこで、カウントパルス
Tがアンド回路131を介してカウンタ1301こ加わ
り、計数される。パルスTが7個入ると、カウンタ13
0の出力は“11rとなり、アンド回路132が信号“
1”を出力する。これによりアンド回路131が不動作
となり、カウンタ130の状態は“111”を保持する
。またアンド回路132の出力が“1”になるとアンド
回路133が動作可能となる。下鍵盤で鍵が始めて押さ
れてからパルスTの7個分の時間(例えば5乃至1仇h
s程度)の間はアンド回路133の出力は“0”である
このアンド回路1 33の出力信号APLが“0”のと
きはステートコントロールロジック125が動作しない
ようになっており、従って自動アルベジオ回路14は動
作しない。その間に、バラツキながらもほぼ同時的に押
圧された下鍵盤の鍵は夫々適宜の発音チャンネルに割当
て消みとなる。従って、自動アルベジオ演奏によって必
要な音がすべて下鍵盤専用チャンネルに割当てられてか
ら自動ァルベジオ回路14が動作可能となる。ステート
コントロールロジック125内の遅延フリップフロップ
1−34及び135の信号状態(F,,F2)は4通り
ある。
■ 待期ステートSh 信号F.,F2が‘‘0ぴのときは待期ステートSTo
であり、自動ァルベジオ回路14内のカウンタ及びメモ
リ類がリセットされて、待期状態に設定されている。
例えば、電源投入時においてイニシャルクリア信号IC
がオア回路137を介してリセットラィン136に与え
られ、遅延フリツプフロツプ134及び135及びその
他カウンタ、メモリ類がリセツトされる。また、下鍵盤
で鍵が押されていないときはアンド回路133の出力信
号APLが“0”であり、ナンド回路1 38及びオア
回路137を介してリセツトライン136にリセット信
号“1”が与えられる。こうして、始めは信号F,,F
2が“0ぴ(待期ステートSt)に設定されている。信
号F,,F2の状態の一例を第7図a,bに示し、これ
に対応するステート名(STo〜SL)を第7図cに示
す。前述の待ち時間設定回路129による待ち時間の終
了後(アンド回路133が動作可能になっている)アル
ベジオパターン信号AP,〜AP4が供給されるとオア
回路139の出力が“1”となり、アンド回路133の
出力信号APLが“1’’となる。
従って信号APL(これをアルベジオ発音タイミング信
号ということにする)は1つのアルベジオパターン信号
AP,〜AP4が供給されている間(第6図a参照)“
1”となる。アルベジオ発音タイミング信号APLが“
1”のとき、ナンド回路138の出力は“0”となり、
リセットライン136のリセット信号は“0”になる。
従って、アルベジオパターン信号AP,〜AP4が供給
されたとき、すなわち1つの自動アルベジオ音を発生す
べきとき、自動アルベジオ回路14が動作状態となる。
待期ステートSToにおいて、アルベジオ発音タイミン
グ信号APLが発生し(第7図d参照)、16〃s周期
で発生される1仏s幅の信号C.6が発生すると(第7
図e参照)、ステートコントロールロジック125内の
アンド回路140の条件が成立し、オア回路149を介
して遅延フリッブフロップ134に信号“1”が読み込
まれる。
同時にアンド回路152の条件が成立し、オア回路15
7を介してカウントパルスT,が発生し(第7図f参照
)、ノートカウン夕124が1カウントアップされる。
また、同時に、アンド回路155の条件が成立し、ロー
ド信号L,がアルベジオパターンレジスタ158に加わ
る(第7図g参照)。これによりアルベジオパターンレ
ジスタ158にアルベジオバターン信号AP,〜AP4
が記憶される。その1舷s後に信号F,が“1”となり
、第1ステートST,に移る。■ 第1ステートST, 信号F,,F2が“10’’のときを第1ステートST
,という。
この第1ステートST,においては、信号C,6が発生
する毎にアンド回路153の条件が成立し、オア回路1
57を介してノートカウンター24にカウントパルスT
,が与えられる。第1ステートST,においてはアンド
回路142の条件が常に成立し、遅延フリツプフロップ
134の記憶信号“1”が保持される。従って、信号F
,,F2の状態は“10’’を保持し、第1ステートS
T,を維持する。この第1ステートST,においては、
信号C,6のタイミングでノートカゥンタ124が16
As毎にカウントアップされ、ノートカウンタ124の
カウント値とキーコード記憶回路17から時分割的に与
えられるノートコードN,*〜N4*とがコンパレータ
123において比較される。
ノートコードN,*〜N4*は各チャンネル(全部で1
6)のデータが1仏s毎に現われるので、ノートカウン
ター24のカウント値が一定値を保持する16一sの間
に全チャンネルのノートコードN.*〜N4*との比較
が行われる。下鍵盤音のノートコードN,*〜N4*と
ノートカウンタ1 24のカウント値が一致すると、ア
ンド回路126を介して一致信号C○Nが発生し(第7
図h)、ステートコントロールロジック125に供され
る。ノートカウンタ124は“000ぴからカウントア
ップされるので、低音側のノートコードN,*〜N4*
(第1音から順に一致信号CONが生じる。
一致信号CONが1つ発生するとアンド回路145の条
件が成立し、オア回路150を介して遅延フリツプフロ
ップ135に信号“1”が読み込まれる。同時にアンド
回路154の条件が成立し、4ビットのバィナリカウン
タ(音数カウンタ)160‘こカウントパルスT2を供
給すると共に、アルベジオレジスタ127にロード信号
L2を供給する(第7図i)。これにより、音数カウン
タ160が1カウントアップされると共に、一致を生ぜ
しめたノートコードN,*〜N4*と同じ値のノートカ
ウタタ124のカウント値及びオクターブコントロール
部128から与えられるブロックコードAB,,A&が
アルベジオレジスタ1 27に読み込まれる。音数カウ
ンタ160のカウント値は、下から何音目の音に相当す
るキーコードAN,〜AB2がアルベジオレジスタ12
7に記憶されているのかということを表わしている。そ
の1山s後に遅延フリツプフロップ135の出力F2は
“1”となり、また、信号F,もアンド回路142によ
って“1”を保持しているので、信号F,,F2は“1
1”となる。こうして、第2ステートST2に移る。以
上のように、第1ステートST,においては、1つの一
致信号CONが発生するまで、ノートカウンタ124が
カウントアップされ、そのカウント値がノートコードN
,*〜N4*と比較される。
■ 第2ステートSL信号F,,F2が“11”のとき
を第2ステートST2という。
第2ステートST2においては、コンパレータ159に
おいてアルベジオパターンレジスタ158に記憶したア
ルベジオパターン信号AP,〜AP4の内容と音数カウ
ンタ160のカウント値とが比較される。両者が一致し
ている場合は一致信号AEQが発生される。一致信号A
EQが発生されたときは、前記アルベジオレジスタ12
7に記憶しているキーコードAN,〜A&がアルベジオ
パターン信号AP,〜AP4によって指定された順番の
音(何番目かの音)であることを意味する。第2ステー
トST2は、アンド回路144及び147を介して次の
タイミングで信号C,6が発生するまで保持される。
すなわち、信号C,6をィンバータ161で反転した信
号C,6及び信号F,,F2がアンド回路144及び1
47に加わっており、第2ステートSL(F,,F2が
“11”)において信号C.6が発生する直前までアン
ド回路144及び147の条件が成立する。このアンド
回路144及び147の出力は遅延フリツプフロップ1
34及び135に加えられている。まず、音数カウンタ
ー60のカウント値がアルベジオパターソ信号AP,〜
AP4の値に一致していない場合について説明する。
この場合、第2ステートSLにおいて一致信号AEQは
“0”である(第7図i参照)。この信号AEQをイン
バーター62で反転した信号AEQは“1”であり、ア
ンド回路143の条件が成立する。また、信号C,6の
タイミングでアンド回路151の条件が成立する。従っ
て、信号C,6のタイミングのときアンド回路143を
介して遅延フリップフロツプ134にだけ信号“1”が
供給され、その1〆s後に信号P,が“1’’、信号F
2が“0”になる。同時にアンド回路151、オア回路
157を介してノートカウンタ124にカウントパルス
T,が供給される。従って、前述の第1ステートST,
に戻される。第1ステートST,において1発の一致信
号CONが発生されると再び第2ステートSLに移り、
前述と同様に処理される。一致信号AEQが発生するま
で、第1ステートST,と第2ステートSLが交互に繰
返され、一致信号CONが発生する毎に音数カウンタ1
60のカウント値が増す。音波カウンタ160のカウン
ト値とアルベジオパターン信号AP,〜AP4の値が一
致すると、第2ステートST2においてコンパレータ1
59から一致信号AEQが出力される(第7図i参照
)。従って、アンド回路146の条件が成立し、信号C
.6のタイミングで(第2ステートST2の終りのタイ
ミングで)アンド回路146を介して遅延フリツプフo
ップ135にだけ信号“1”が供給される。従って、そ
の1仏s後に、信号F,,F2は“01”となる。こう
して第3ステートST3に移る。■ 第3ステートSt 信号F,,F2が“01”のときが第3ステートST3
である。
第3ステートST3においてはアンド回路156の条件
が成立し、アルベジオ音キーコード発生信号ARTが発
生される(第7図k)。また、第3ステートSLにおい
ては、アルベジオ発音タイミング信号APLが発生して
いる限り、アンド回路148の条件が成立し、遅延フリ
ツプフロップ135の記憶(F2=“1”)が保持され
る。従って、1つのアルベジオパターン信号AP,〜A
P4が供給されている間、第3ステートST3が持続し
、アルベジオ音キーコード発生信号ARTが発生され続
ける。アルベジオ音キーコード発生信号ARTはアンド
回路群122に加わり、各アンド回路を動作可能にする
アンド回路群122はアルベジオレジスタ127に記憶
されているキーコードAN,〜AB2をキーコード記憶
回路17に対して供給するためのゲート回路である。こ
のとき、アルベジオレジス夕127にはアルベジオパタ
ーン信号API〜AP4が指定する自動アルベジオ音の
キーコードAN,〜A&が記憶されている。アンド回路
122の残りの入力には自動アルベジオ選択信号ARP
が加えられる(第7図そ)。
この信号ARPは前述のように、自動アルベジオ音用の
キーコードAN,〜AB2をその専用発音チャンネルへ
割当て処理するための処理時間を指定する信号で、前記
キーコーダ1 1からlms乃至耳hs毎に48仏sの
時間幅をもって出力される(第4図参照)。アルベジオ
音キーコード発生信号ARTによって発生可能となった
アルベジオ音のキーコードAN,,A弦はこの自動アル
ベジオ選択信号ARPのタイミングで48仏sの間だけ
キーコード記憶回路17に供給される(第7図m)。前
述のように、自動アルベジオ選択信号ARPはlms乃
至耳hs程度の間隔で繰返しキーコーダ11から発生さ
れるので、アルベジオ音キーコード発生信号ARTが発
生している間に1乃至数回、自動ァルベジオ選択信号A
RPが発生される。1つのアルベジオパターン信号AP
,〜AP4が消滅すると、すなわち1つの自動アルベジ
オ音の発生タイミングが終了すると、アルベジオ発音タ
イミング信号APLが“0”になり、第3ステートST
3が終了する。
信号APLが“0”となることによりナンド回路138
の出力が“1”となり、リセットラィン136にリセッ
ト信号が供給される。これにより、遅延フリツプフロツ
プ134,135、ノートカウンタ124、アルベジオ
レジスタ127、アルベジオ/ぐターンレジスタ158
、音数カウンタ160、及びオクターブコントロール部
128内のカウンタ163がリセットされる。そして、
再び待期ステートStに戻る。以上のようにして自動ア
ルベジオ音が1音発生される。次にアルベジオパターン
信号AP,〜AP4が供給されると、前述と同様にして
自動アルベジオ音のキーコードAN,〜A&が発生され
る。オクターブコントロール部128はアルベジオレジ
スタ127に自動アルベジオ音のブロックコードABお
よびA&を供給するためのものである。このオクターブ
コントロール部128は図示のようにオア回路164,
169,172,177、およびノア回路178、およ
びアンド回路165,167,168,171,174
,175、およびインバータ173,176、およびフ
リップフロツプ回路166、およびカウンタ163、お
よび加算器170等で構成される。このオクターブコン
トロール部128の動作については特磯昭52一106
417号(特関昭54−39621号・発明の名称「電
子楽器」の明細書中に詳述してあるので、ここでは特に
説明しない。なお、キーコーダ11の具体構成例は特顔
昭52一10975び号(持開昭54−43014号)
・発明の名称「キーコードデータ発生装置」の明細書中
に、またチャンネルプロセッサー2の具体構成例は上記
特願昭52一106417号(特関昭54一39621
号)の明細書中にそれぞれ詳述されている。
以上説明したようにこの発明によれば、アルベジオ音な
ど特殊効果音を発生する場合、押鍵音を発音チャンネル
へ割当てする処理動作を時々中断し、その中断時間を利
用して特殊効果音の割当て処理を行うようにしたので、
アルベジオなど特殊効果音のための割当て処理用回路と
押鍵音のための通常の割当て処理を行う回路とを共通使
用することができるようになり、回路規模の縮4・化、
コストの低減等に役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電子楽器の一実施例を示す全体
構成概略ブロック図、第2図は第1図のチャンネルプロ
セッサの部分において使用される各種タイミング信号を
示すタイミングチャート、第3図は第1図のキーコーダ
の一例を示すブロック図、第4図は第3図のキーコーダ
から出力される信号の一例を示すタイミングチャート、
第5図は第1図の自動ァルベジオ回路の一例を示す詳細
回路図、第6.図はアルベジオパターンの一例を示すグ
ラフ、第7図は第6図のステートコントロールロジック
の動作例を示すタイミングチャートである。 1・・・ノート検出回路、2・・・ブ。 ツク検出部、2a…フロック検出回路、2b…自動ァル
ベジオ選択回路、3・・・鍵盤信号発生回路、4・・・
フロックコード発生回路、5・・・ノートコード発生回
路、10・・・鍵盤部、11・・・キーコーダ、12・
・・チャンネルプロセッサ、113・・・発音割当て回
路部、16・・・楽音発生装置、17・・・キーコード
記憶回路、18・・・キーコード比較回路、19・・・
割当て制御部、21…パターンジエネレータ、125…
ステートコントロールロジック、128…オクターブコ
ントロール部、129・・・待ち時間設定回路。第1図
第2図 第5図 第3図 第4図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鍵盤で押圧された鍵を検出し、その鍵情報を出力す
    る押鍵検出手段と、 この押鍵検出手段からの鍵情報を
    複数の発音チヤンネルの1つの割当てる割当て手段と、
    この割当て手段で割当てられた鍵情報にもとづいて楽
    音を発生する手段と、 前記押鍵検出手段から鍵情報を
    出力しない特殊効果用時間帯を適当な間隔で繰返し設け
    、この特殊効果用時間帯において前記割当て手段にすで
    に割当てられている複数の鍵情報にもとづき、特殊効果
    用の楽音情報を形成する手段と、 前記特殊効果用時間
    帯において、前記特殊効果用楽音情報を前記複数の発音
    チヤンネル以外の発音チヤンネルに割当てる手段と を
    備える電子楽器。
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