JPS60207460A - インバ−タ装置 - Google Patents
インバ−タ装置Info
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- JPS60207460A JPS60207460A JP59063755A JP6375584A JPS60207460A JP S60207460 A JPS60207460 A JP S60207460A JP 59063755 A JP59063755 A JP 59063755A JP 6375584 A JP6375584 A JP 6375584A JP S60207460 A JPS60207460 A JP S60207460A
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- Japan
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- output
- frequency
- waveform
- converter
- inverter device
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M7/00—Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
- H02M7/42—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
- H02M7/44—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
- H02M7/48—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は所望周波数の交流出力を得るインバ−タ装置の
改良に関する。
改良に関する。
〔発明の技術的背景〕 。
電圧形インバータ装置には、ノクルス幅変調(以下、P
WMと略す)方式とパルス振幅変調(以下、PAMと略
す)方式とがある。第1図は2wM制御形のインバータ
装置の構成図である。
WMと略す)方式とパルス振幅変調(以下、PAMと略
す)方式とがある。第1図は2wM制御形のインバータ
装置の構成図である。
同図において1は商用電源から供給される交流電圧を直
流電圧に変換する交流−直流変換器(以下、直流変換器
と略す)であシ、この直流変換器1の出力は直流変換器
1に接続された平滑コンデンサ2によシ平滑されて直流
電圧Ed1の出力となる。この直流出力は、複数のトラ
ンジスタなどのスイッチング素子から構成される直流−
又流度換器(以下、交流変換器と略す)3が制御器4か
ら送出される制御信号によりその導通タイミングおよび
パルス幅が制御されることによって第2図に示すような
交流出力v1となって交流電動機5に送られる。この交
流出力v1は、制御器4がら送出される制御信号によシ
その出力電圧および出方周波数が可変となる。なお、ノ
ヤルス幅変′fAを“採用しているので、交流出力vノ
は、第2図の破線で示す正弦波8をパルス幅変調したも
のとなシ、この正弦波8が電動機5に供給されていると
みなせる。また、電動機5に供給される電流1ノは第2
図に示す如く正弦波に近似した波形となる。したがって
、電動機4は円滑に運転される。
流電圧に変換する交流−直流変換器(以下、直流変換器
と略す)であシ、この直流変換器1の出力は直流変換器
1に接続された平滑コンデンサ2によシ平滑されて直流
電圧Ed1の出力となる。この直流出力は、複数のトラ
ンジスタなどのスイッチング素子から構成される直流−
又流度換器(以下、交流変換器と略す)3が制御器4か
ら送出される制御信号によりその導通タイミングおよび
パルス幅が制御されることによって第2図に示すような
交流出力v1となって交流電動機5に送られる。この交
流出力v1は、制御器4がら送出される制御信号によシ
その出力電圧および出方周波数が可変となる。なお、ノ
ヤルス幅変′fAを“採用しているので、交流出力vノ
は、第2図の破線で示す正弦波8をパルス幅変調したも
のとなシ、この正弦波8が電動機5に供給されていると
みなせる。また、電動機5に供給される電流1ノは第2
図に示す如く正弦波に近似した波形となる。したがって
、電動機4は円滑に運転される。
しかしながら、第1図に示す装置では之交流出力v1の
振幅値が直流出力の電圧gd+と同一で、かつ高い周波
数でもって・9ルス幅変調しているので、この交流出力
vlf:供給して電動機5金運転すると電動機5に磁気
音が発生しゃすぐなる。
振幅値が直流出力の電圧gd+と同一で、かつ高い周波
数でもって・9ルス幅変調しているので、この交流出力
vlf:供給して電動機5金運転すると電動機5に磁気
音が発生しゃすぐなる。
この磁気音をなくして静かに電動機5を運転できる方法
として第3図に示すような構成のPAM制御形インバー
タ装置がある。このインバータ装置は、第1図に示す装
置の直流変換器1をサイリスタなどから構成される直流
変換器10に換えて、この直流変換器10のサイリスク
を制御器1ノから送出される制御信号によシ位相制御し
てその直流出力の電圧Ed2を可変できるようにしたも
のである。第4図に示すv2は電動機5に供給される交
流電圧であり112は交流電流である。この交流電圧v
2は、その振幅が直流電圧Ed2となるが、前述したよ
うに直流電圧Ed2が可変できるので、矩形波のままで
も直流電圧Ed2によって出力電圧を制御できる。した
がって、電動機5に発生する磁気音が低減される。
として第3図に示すような構成のPAM制御形インバー
タ装置がある。このインバータ装置は、第1図に示す装
置の直流変換器1をサイリスタなどから構成される直流
変換器10に換えて、この直流変換器10のサイリスク
を制御器1ノから送出される制御信号によシ位相制御し
てその直流出力の電圧Ed2を可変できるようにしたも
のである。第4図に示すv2は電動機5に供給される交
流電圧であり112は交流電流である。この交流電圧v
2は、その振幅が直流電圧Ed2となるが、前述したよ
うに直流電圧Ed2が可変できるので、矩形波のままで
も直流電圧Ed2によって出力電圧を制御できる。した
がって、電動機5に発生する磁気音が低減される。
以上のようK PAM制御形のインバータ装置を使用す
ることによシミ動機5に発生する磁気音は低減されるが
、このPAM制御形のインバータ装置の出力電圧v2お
よび出力′電流12は第4図に示す如(PWM制御形の
インバータ装置のそれと比較して正弦波状のものとはな
っていない。
ることによシミ動機5に発生する磁気音は低減されるが
、このPAM制御形のインバータ装置の出力電圧v2お
よび出力′電流12は第4図に示す如(PWM制御形の
インバータ装置のそれと比較して正弦波状のものとはな
っていない。
この出力電圧v2および出力域流12の影響は出力周波
数の低い領域において現われる。すなわち、PAM制御
形インバータ装置にょシミ動機5を運転すると、出力周
波数の低い領域つまシ低速運転において電動機5にトリ
クリップルが発生してこれが増加し、円滑に電動機5が
運転されなくなる欠点があった〇 〔発明の目的〕 本発明は上記実情に基づいてなされたもので、その目的
とするところは、出力周波数の低い領域でのトリクリッ
プルを少なくし得、かつ出力周波数全域にわたって磁気
音の発生を低減し得るインバータ装置を提供することに
ある。
数の低い領域において現われる。すなわち、PAM制御
形インバータ装置にょシミ動機5を運転すると、出力周
波数の低い領域つまシ低速運転において電動機5にトリ
クリップルが発生してこれが増加し、円滑に電動機5が
運転されなくなる欠点があった〇 〔発明の目的〕 本発明は上記実情に基づいてなされたもので、その目的
とするところは、出力周波数の低い領域でのトリクリッ
プルを少なくし得、かつ出力周波数全域にわたって磁気
音の発生を低減し得るインバータ装置を提供することに
ある。
本発明は上記目的を達成するために、インバータ装置の
出力を、所定の低い出力周波数では正弦波を・ぞルス幅
変調した波形とし所定の高い出力周波数では矩形波とし
、これら低い出力周波数から高い出力周波数の範囲では
前記正弦波ヲ7ヤルス幅変調した波形から逐次前記矩形
波とする情報を記憶した出力情報手段を設け、周波数設
定器に設定された出力周波数に対応した出力波形を前記
出力情報手段から読み取って導通制御手段によシ直流−
交流変換器を導通制御して出力周波数に応じて逐次出力
波形を変化させた交流出力を得ることを特徴とするイン
バータ装置でおる。
出力を、所定の低い出力周波数では正弦波を・ぞルス幅
変調した波形とし所定の高い出力周波数では矩形波とし
、これら低い出力周波数から高い出力周波数の範囲では
前記正弦波ヲ7ヤルス幅変調した波形から逐次前記矩形
波とする情報を記憶した出力情報手段を設け、周波数設
定器に設定された出力周波数に対応した出力波形を前記
出力情報手段から読み取って導通制御手段によシ直流−
交流変換器を導通制御して出力周波数に応じて逐次出力
波形を変化させた交流出力を得ることを特徴とするイン
バータ装置でおる。
以下、本発明に係るインバータ装置の一実施例について
第5図ないし第7図(a) (b) (c) (d)を
参照して説明する。なお、前記した従来技術と同一部分
には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。第5
図は本発明のインバータ装置の構成図である。
第5図ないし第7図(a) (b) (c) (d)を
参照して説明する。なお、前記した従来技術と同一部分
には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。第5
図は本発明のインバータ装置の構成図である。
さて、本装置の制御器20は、直流変換器3の出力周波
数に応じた出力波形の情報が予め記憶されておシ、周波
数設定器21に設定された出力周波数に対応した出力波
形を読み出して交流変換器3を導通制御するものとなっ
ている。
数に応じた出力波形の情報が予め記憶されておシ、周波
数設定器21に設定された出力周波数に対応した出力波
形を読み出して交流変換器3を導通制御するものとなっ
ている。
具体的には次のような構成となっている。周波数設定器
21は出力周波数を設定するものである。
21は出力周波数を設定するものである。
22は周波数−波形制御部であって出力情報手段および
後述するマイクロコンピュータ23とによシ導通制御手
段としての機能を持っている。この周波数−波形制御部
22には、出力周波数fに対応した出力波形の情報が予
め記憶されている。つまシ、周波数設定器21に設定さ
れた出力周波数fが第6図に示すような所定の低い周波
数flcつまシ、矩形波出力ではトリクリップルが発生
する周波数)以下ならば出力波形を第7図(−)に示す
ような正弦波ヲノ臂ルス幅変調して得た波形とし、この
周波数f1からf2までの範囲では第7図(b)に示す
ような波形とし、f2から13の範囲では第7図(c)
に示すような波形とし、さらに出力周波数fが高くなシ
所定の高い周波数fn以上となれば第7図(d)に示す
ような矩形波とする情報が記憶されている。つまシ、出
力周波数fk所定の周波数範囲ごとに分けて、低周波数
から高周波数に高くなるに従って出力波形を逐次正弦波
をパルス幅変調した波形から矩形波に変化させた情報が
記憶されている。
後述するマイクロコンピュータ23とによシ導通制御手
段としての機能を持っている。この周波数−波形制御部
22には、出力周波数fに対応した出力波形の情報が予
め記憶されている。つまシ、周波数設定器21に設定さ
れた出力周波数fが第6図に示すような所定の低い周波
数flcつまシ、矩形波出力ではトリクリップルが発生
する周波数)以下ならば出力波形を第7図(−)に示す
ような正弦波ヲノ臂ルス幅変調して得た波形とし、この
周波数f1からf2までの範囲では第7図(b)に示す
ような波形とし、f2から13の範囲では第7図(c)
に示すような波形とし、さらに出力周波数fが高くなシ
所定の高い周波数fn以上となれば第7図(d)に示す
ような矩形波とする情報が記憶されている。つまシ、出
力周波数fk所定の周波数範囲ごとに分けて、低周波数
から高周波数に高くなるに従って出力波形を逐次正弦波
をパルス幅変調した波形から矩形波に変化させた情報が
記憶されている。
24は電圧制御部であって、マイクロコンピュータ23
からの指令にょシ直流変換器1oに制御信号を送出して
位相制御を行なってインバータ装置としての出力電圧値
を可変するものである。
からの指令にょシ直流変換器1oに制御信号を送出して
位相制御を行なってインバータ装置としての出力電圧値
を可変するものである。
マイクロコンピュータ23は、周波数設定器21に設定
された出力周波数ヲノ変換器25を介して読み取シ、そ
の出力周波数に対応した出力波形を周波数−波形制御部
22から読み出し、その出力波形でもって交流変換器3
を導通制御させる指令を周波数−波形制御部22に発す
るとともに1その出力周波数fに応じた出力電圧値〔第
7図Va ]を演算しめてその出力電圧値となるように
直流変換器10を位相制御する指令を電圧制御部24に
発する機能をもったものである。
された出力周波数ヲノ変換器25を介して読み取シ、そ
の出力周波数に対応した出力波形を周波数−波形制御部
22から読み出し、その出力波形でもって交流変換器3
を導通制御させる指令を周波数−波形制御部22に発す
るとともに1その出力周波数fに応じた出力電圧値〔第
7図Va ]を演算しめてその出力電圧値となるように
直流変換器10を位相制御する指令を電圧制御部24に
発する機能をもったものである。
次に上記の如く構成された装置の動作について説明する
。周波数設定器21に所望の出力周波数fが設定される
と、マイクロコンピータ23はこの出力周波数fをφ変
換器25を介して読み取シ、この読み取った出力周波数
fに対応した出力波形を周波数−波形制御部22から読
み出す。出力周波数fが例えば第6図に示すflよシも
低い値であれば、出力波形は第7図(、)に示すものが
読み出される。マイクロコンピュータ23は第7図(a
)に示す出力波形の出力が得られるように交流変換器3
を導通制御させる指令を周波数−波形制御部22に発す
る。周波数−波形制御部22は、第7図0に示す出力波
形となるような制御信号を交流変換器3に送出する。こ
れによシ、電動機5は、第7図(、)に示すような正弦
波をパルス幅変調した出力波形の電力が供給されて回転
する。
。周波数設定器21に所望の出力周波数fが設定される
と、マイクロコンピータ23はこの出力周波数fをφ変
換器25を介して読み取シ、この読み取った出力周波数
fに対応した出力波形を周波数−波形制御部22から読
み出す。出力周波数fが例えば第6図に示すflよシも
低い値であれば、出力波形は第7図(、)に示すものが
読み出される。マイクロコンピュータ23は第7図(a
)に示す出力波形の出力が得られるように交流変換器3
を導通制御させる指令を周波数−波形制御部22に発す
る。周波数−波形制御部22は、第7図0に示す出力波
形となるような制御信号を交流変換器3に送出する。こ
れによシ、電動機5は、第7図(、)に示すような正弦
波をパルス幅変調した出力波形の電力が供給されて回転
する。
周波数設定器21に設定された出力周波数fがflから
f2の範囲内にあれば、マイクロコンピュータ23は第
7図(b)に示す出力波形を読み出し、この出力波形の
出力が得られるような指令を周波数−波形制御部22に
発する。これによシ、交流変換器3からは第7図<b>
に示すような出力が電動機5に送られる。
f2の範囲内にあれば、マイクロコンピュータ23は第
7図(b)に示す出力波形を読み出し、この出力波形の
出力が得られるような指令を周波数−波形制御部22に
発する。これによシ、交流変換器3からは第7図<b>
に示すような出力が電動機5に送られる。
さらに、出力周波数fがfnよシも高く設定されると、
前述した動作と同様に交流変換器3からは第7図(d)
に示すような矩形波の出力が電動機4に送られる。
前述した動作と同様に交流変換器3からは第7図(d)
に示すような矩形波の出力が電動機4に送られる。
このように本発明の装置においては、周波数−波形制御
部22に、出力周波数fが、比較的低いf1以下の場合
は第7図(a)に示すような正弦波をパルス幅変調した
出力波形とし、比較的高いfn以上の場合は第7図(d
)に示すような矩形波とし、さらにflからinの範囲
内では逐次正弦波をパルス幅変調した出力波形から矩形
波とする情報を記憶させ、設定された出力周波数fに対
応する出力波形を周波数−波形制御部22から読み出し
てその出力波形の電力を交流変換器3から出力するよう
にしたので、低い出力周波数領域にお−ては出力波形を
正弦波とみなすことができ、これによって電動機4への
電圧および電流は正弦波に近似されたものとなる。
部22に、出力周波数fが、比較的低いf1以下の場合
は第7図(a)に示すような正弦波をパルス幅変調した
出力波形とし、比較的高いfn以上の場合は第7図(d
)に示すような矩形波とし、さらにflからinの範囲
内では逐次正弦波をパルス幅変調した出力波形から矩形
波とする情報を記憶させ、設定された出力周波数fに対
応する出力波形を周波数−波形制御部22から読み出し
てその出力波形の電力を交流変換器3から出力するよう
にしたので、低い出力周波数領域にお−ては出力波形を
正弦波とみなすことができ、これによって電動機4への
電圧および電流は正弦波に近似されたものとなる。
よって電動機4のトルクリップルは低減して円滑な運転
をすることができる。
をすることができる。
また、高い出力周波数頭、域においては、出力波形は矩
形波となるので、磁気音の少ない静かな電動機4の運転
ができる。
形波となるので、磁気音の少ない静かな電動機4の運転
ができる。
さらに、出力波形が正弦波をノRルス幅変調してなるも
のから矩形波にいたるまでは、出力周波数fに応じて逐
次その出力波形が正弦波全パルス幅変調したものから矩
形波に変化するので、この領域においても電動機4は振
動なく円滑に運転される。
のから矩形波にいたるまでは、出力周波数fに応じて逐
次その出力波形が正弦波全パルス幅変調したものから矩
形波に変化するので、この領域においても電動機4は振
動なく円滑に運転される。
直流変換器10の直流出力Edlが同一レベルに制御さ
れれば、インバータ装置としての出力レベルは同一とな
る。
れれば、インバータ装置としての出力レベルは同一とな
る。
なお、本発明は上記一実施例に限定されるものではない
。例えば第8図に示すようにチョッパ制御回路30を設
けたPAM制御形インバータ装置に本発明の装置を適用
しても上記一実施例と同一の効果を奏することができる
。
。例えば第8図に示すようにチョッパ制御回路30を設
けたPAM制御形インバータ装置に本発明の装置を適用
しても上記一実施例と同一の効果を奏することができる
。
本発明によれば、出力波形を、低い出力周波数では正弦
波をパルス幅変調した波形とし高い出力周波数では矩形
波とし、低い出力周波数から高い出力周波数の範囲内で
は正弦波を・ぐルス幅変調した波形から逐次矩形波とす
る情報を記憶する出力情報手段を設け、この情報の中か
ら設定された出力周波数に対応する出力波形を読み出し
て直流変換器を制御するので、出力周波数の低い領域で
のトルクリップルを少なくし得、かつ出力周波数全域に
わたって磁気音の発生を低減し得るインバータ装置を提
供できる。
波をパルス幅変調した波形とし高い出力周波数では矩形
波とし、低い出力周波数から高い出力周波数の範囲内で
は正弦波を・ぐルス幅変調した波形から逐次矩形波とす
る情報を記憶する出力情報手段を設け、この情報の中か
ら設定された出力周波数に対応する出力波形を読み出し
て直流変換器を制御するので、出力周波数の低い領域で
のトルクリップルを少なくし得、かつ出力周波数全域に
わたって磁気音の発生を低減し得るインバータ装置を提
供できる。
第1図は従来のPwN制御形インバータ装置の構成図、
第2図は第1図に示す装置の出力電圧および出力電流を
示す図、第3図は従来のPAM制御形インバータ装置の
構成図、第4図は第3図に示す装置の出力電圧および出
力電流を示す図、第5図は本発明に係るインバータ装置
の一実施例を示す構成図、第6図および第7図(、)
(b)(c) (d)は第5図に示す装置の出力周波数
と出力波形との関係を説明するための図、第8図は本発
明の装置の変形例を示す構成図である。 3・・・直流−交流変換器、5・・・電動機、1o・・
・交流−直流変換器、20・・・制御器、21・・・周
波数設定器、22・・・周波数−波形制御部、23・・
・マイクロコンビーータ、24・・・電圧制御部。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第2rXJ 第3図 第叶図 第5図 第6図 第7図 (α) 第8図 手続補正書 昭和 ψO,i、 1 、i3 特許庁長官 志 賀 学 殿 ■、事件の表示 特願昭59−63755号 2、発明の名称 インバータ装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (307)株式会社 東芝 4、代理人 (1)明細書全文を別紙の通シ訂正する(2)図面第2
図ないし第8図を別紙の通9訂正する0 (3)図面第9図ないし第11図を別紙の通シ追加する
。 1、発明の名称 インバータ装置 2、特許請求の範囲 波数の交流出力に変換するインバータ装置において、 手段と、 した出力波形データに応じて、周波数・波形制御信号を
出力する周波数・波形制御信号出力子3、発明の詳細な
説明 〔発明の技術分野〕 本発明は所望周波数の交流出力を得るインバータ装置の
改良に関する。 〔発明の技術的背景〕 電圧形インバータ装置には、パルス幅変調(以下、瀧と
略す)方式とパルス振幅変調(以下、PAMと略す)方
式とがある。第1図は開制御形のインバータ装置の構成
図である。 同図において1は商用電源から供給される交流電圧を直
流電圧に変換する交流−直流変換器(以下、直流変換器
と略す)であり、この直流変換器1の出力は直流変換器
1に接続された平滑コンデンサ2によシ平滑されて直流
電圧Ed1の出力となる。この直流出力は、複数のトラ
ンジスタなどのスイッチング素子から構成される直流−
交流変換器(以下、交流変換器と略す)3が制御器4か
ら送出される制御信号によυその導通タイミングおよび
パルス幅が制御されることによって第2図に示すような
交流出力v7となって交流電動機5に送られる。この交
流出力v1は、制御器4から送出される制御信号により
その出力電圧および出力周波数が可変となる。なお、パ
ルス幅変調を採用しているので、交流出力vノは、第2
図の破線で示す正弦波Sをノ母ルス幅変調したものとな
シ、この正弦波Sが電動機5に供給されているとみなせ
る。また、電動機5に供給される電流1ノは第2図π示
す如く正弦波に近似した波形となる。したがって、電動
機5は円滑に運転される。 しかしながら、第1図に示す装置では、交流出力v1の
振幅値が直流出力の電圧Ed、と同一で、かつ高い周波
数でもってパルス幅変調しているので、この交流出力v
ノを供給して電動機5を運転すると電動機5に磁気音が
発生しやすくなる。 この磁気音をなくして静かに電動機5を運転できる方法
として第3図に示すような構成のPAM制御形インバー
タ装置がある。このインノぐ一夕装置は、第1図に示す
装置の直流変換器1をサイリスタなどから構成される直
流変換器10に換えて、この直流変換器10のサイリス
タを制御器11から送出される制御信号によシ位相制御
してその直流出力の電圧Ed2を可変できるようにした
ものである。第4図に示すv2は電動機5に供給される
交流電圧であり、12は交流電流である。この交流電圧
v2は、その振幅が直流電圧Ed2となるが、前述した
ように直流電圧Ed2が可変できるので、矩形波のます
でも直流電圧Ed2によって出力電圧を制御できる。し
たがって、電動機5に発生する磁気音が低減される。 〔背景技術の問題点〕 以上のようにPAM制御形のインバータ装置を使用する
ことによ、り電動機5に発生する磁気音は低減されるが
、とのPAM制御形のインバータ装置の出力電圧v2お
よび出力電流12は第4図に示す如<界層制御形のイン
バータ装置のそれと比較して正弦波状のものとはeって
いない。 この出力電圧v2および出力電流12の影響は出力周波
数の低い領域において現われる。すなわち、PAM制御
形インバータ装置によシミ動機5を運転すると、出力周
波数の低い領域つまシ低速運転において電動機5にトリ
クリッ17’ )vが発生してこれが増加し、円滑に電
動機5が運転されなくなる欠点があった。 〔発明の目的〕 本発明は上記実情に基づいてなされたもので、その目的
とするところは、出力周波数の低い領域でのトリクリッ
プルを少なくし得、かつ出力周波数全域にわたって磁気
音の発生を低減し得るインバータ装置を提供することに
ある。 〔発明の概要〕 本発明は出力周波数を設定する周波数設定器と、この周
波数設定器に設定された出力周波数に応じて周波数・波
形・電圧を指令する指令信号出力手段と、この指令信号
出力手段からの電圧指令信号によシミ圧制御信号を発生
する電圧制御信号出力手段と、出力周波数を複数の周波
数帯に分けてそれぞれの周波数帯に使用する波形データ
を記憶したメモリを有し、前記指令信号出力手段からの
周波数・波形指令信号によシメモリに記憶されたデータ
に応じて周波数・波形制御信号を出力する周波数・波形
制御信号出力手段とを有する制御装置を具備するインバ
ータ装置であって、このインバータ装置の各出力周波数
帯における最適波形で運転することを可能にしたことを
特徴としている。 〔発明の実施例〕 以下、本発明を第5図乃至第10図に示す一実施例を参
照して説明する。第5図は本発明の一実施例を示すブロ
ック図である。同図において第1図乃至第4図に示した
従来例と同一あるいは相轟部分には同一符号を付しであ
る。20は制御装置であって、この制御装置20は設定
周波数の値に応じて、電圧・波形を制御する為のもので
あシ、以下の構成及び作用を有している。21はインバ
ータ装置の出力周波数を設定する周波数設定器であり、
ことに設定された出力周波数はアナログ−ディジタル変
換器(以下ψ変換器と称す)25を介して指令信号出力
手段としてのマイクロコンピュータ23の入力信号とな
る。マイクロコンピュータ23はこの入力信号を受けて
電圧制御信号出力手段としての電圧制御回路24には出
力周波数に応じた出力電圧指令信号を、周波数・波形制
御信号出力手段としての周波数・波形制御回路22には
出力周波数とそれに応じた出力波形の指令信号をそれぞ
れ出力する。電圧制御回路24並びに周波数・波形制御
回路22はそれぞれ指令信号を制御信号に変換してダー
ト・ドライブ回路26並びにペース・ドライブ回゛路2
7を介して交流−直流変換器10並びに直流−交流変換
器3に出力し制御を行なう。第6図は第5図に示した周
波数・波形制御回路22のブロック図である。 図において22hはディジタル−アナログ変換器であり
、マイクロコンピュータ23からのディジタルによる指
令信号をアナログに変換する〇このアナログ出力信号は
可変周波数発振器22bの発振周波数を決定し、この発
振周波数を二進カウンタ22cで、カウントする。この
カウント値はメモリ22dにディジタル信号で出力され
、アドレス指定信号となる。 このメモ+J 22 dは第8図(、)に示す様に可変
出力周波数域をm分割した際のそれぞれの周波数帯に用
いる出力波形を形成する為の複数のデータ群を記憶した
ものである。これらは第8図(b)に矩形波のデータの
一例を示す様に1周期をn分割したデータの集合をひと
つの波形データとし、各波形データの単位データ(17
n周期分のデータ)は8ビツト1ワードに3相分の信号
のON 、 OFFを記録して成る。 このメモリ22dはマイクロコンピュータ23からの波
形指令信号W、によシ波形データを選択され、さらにこ
こで選択された出力波形データのアドレスを上述した二
進カウンタのアドレス指定信号により指定されてペース
・ドライブ回路27に波形制御信号を出力する。 以下本発明のインバータ装置の制御装置の作用を具体的
に説明する。第7図は第5図に示したマイクロコンピュ
ータ23の動作を示すフローチャート、第8図は周波数
と波形との関係図、第9図は各周波数帯に対する波形制
御信号の変化の様子を示す図である。第7図においてマ
イクロコンピュータ23は出力周波数制御信号九の初期
設定をfa=Oとする。この状態で周波数設定器21に
出力周波数を設定すると、マイクロコンピュータ23は
この設定値をφ変換器25を介して読み込み出力周波数
指令信号f8と設定周波数信号f、との比較が行なわれ
る。この比較の結果出力周波数指令信号f3が設定周波
数信号frに一致したときはそのままの出力を続け、一
致していないときは出力周波数指令信号f8を周波数分
解能分だけ増減させて設定周波数信号frに近すけ、新
らしい出力周波数指令信号fs及びそれに応じた波形指
令信号Ws、電圧指令信号v8を出力する。その後再度
出力周波数指令信号f8と設定周波数信号frとの比較
が行なわれフィードバラフルーグが形成される。 出力周波数指令信号f、は周波数・波形制御回路22に
出力され、D/A変換器22aを介して可変周波数発振
器22bに送られて発振周波数を制御する。この発振周
波数は二進カウンタ22cKよシカラントされメモリ2
2tlのアドレス指令信号となる。二進カウンタ22c
は1周期分の単位データ数nだけカウントし終えるとリ
セットされて再びカウントしなおされる為、メモリ22
dから出力される波形データは一周期分出力し終えると
、また最初から出力を開始し、連続した波形制御信号が
得られる。この為出力周波数fはメモリのアドレス指定
をする可変周波数発振器22bの発振周波数によシ決定
され、発振周波数を各波形データの単位データ数nで割
った値となる。 一方波形制御信号Wsは出力周波数制御信号f8が周波
数・波形制御回路22のメモリ22dに設定されたどの
周波数帯に属するかにより決定されメモリ22dに出力
される。このメモリ22dではこの波形制御信号Wsを
受けて第7図に示す様にそれぞれの周波数に応じた波形
データをペースドライブ回路に出力する。たとえば出力
周波数指令信号faが第9図に示しだf1以下の場合に
は第10図(、)に示す波形、flからf2の範囲では
第1θ図(b)に示す波形、f2からf3の範囲では第
10図(c)に示す波形としだいに波形を形成するノ々
ルス信号の1周期当りのパルス数を減少してゆき、出力
周波数指令信号f8が所定のある周波数fn以上となっ
たときには第10図(d)に示す様に矩形波による波形
制御信号となる。電圧指令信号v8は、出力電圧v2が
第9図に示す様に出力周波数fに比例して決まることか
ら出力周波数指令信号f、に比例した値として演算され
電圧制御回路2−4に出力される。 この様に出力周波数指令信号fsが設定周波数信号fr
に達するまでに、低周波数領域では酒方式による近似正
弦波波形とし、周波数が高くなるにつれてしだいに矩形
波波形に近ずけているので低周波数領域では、電動機l
のトルクリップルが低減して円滑に運転でき、また高周
波数領域では磁気音が少なく静かに運転でき、さらに低
周波数領域から高周波数領域の間の領域においても円滑
に電動機を運転できる。 なお本発明は上記一実施例に限定されるものではない。 例えば周波数波形制御回路22のメモリ22dに記憶さ
れるデータを一相一周期分としてデータの読込みタイミ
ングをずらすことによシ三相に共用する等ソフト面での
変更、また第11図に示す様にチョッパ制御回路30を
設けたPAM制御形インバータ装置に本発明の装置を適
用すること等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更す
ることが可能である。 〔発明の効果〕 以上述べた通り本発明によれば、インバータ装置の出力
周波数を複数の周波数帯に分けて、低い出力周波数領域
正弦波を1? )uス幅変調した波形とし、高い出力周
波数領域では矩形波とし、低い周波数領域から高い周波
数領域の範囲内では正弦波を/ヤルス幅変調した波形か
らしだいにAルス数を減少して矩形波に至る過程の波形
としてそれぞれをメモリに記憶させ、指令信号出力手段
からの周波数・波形指令信号に応じてメモリ内のデータ
を出力して直流−交流変換器を制御する為、出力周波数
の低い領域でのトルクリップルを少なくし得るとともに
、出力周波数の高い領域での磁気音を低減させ、全周波
数域において円滑に電動機を運転することが可能でおる
。 4、図面の簡単な説明 第1図は従来の界層制御形インバータ装置の構成図、第
2図は第1図に示す装置の出力電圧および出力電流を示
す図、第3図は従来のPAM制御形インバータ装置の構
成図、第4図は第3図に示す装置の出力電圧および出力
電流を示す図、第5図は本発明に係るインバータ装置の
一実施例を示す構成図、第6図は周波数波形制御回路の
ブロック図、第7図は指令信号出方手段のフローチャー
ト、第8図(、)はメモリの記憶状態を示す図、第8図
(b)は波形データ内容の一例を示す図、第9図および
第10図(、) (b) (c) (d)は第5図に示
す装置の出力周波数と出方波形との関係を説明するため
の図、第11図は本発明の装置の変形例を示す構成図で
ある。 3・・・直流−交流変換器、5・・・電動機、1o・・
・交流−直流変換器、2o・・・制御装置、21・・・
周波数設定器、22・・・周波数・波形制御回路、23
・・・マイクロコンピュータ、24・・・電圧制御回路
、221L・・・D/A変換器、22b・・・可変周波
数発振器、22c・・・二進カウンタ、22d・・・メ
モリ、25川んΦ変換器、26・・・ダート・ドライブ
回路、27・・・ペースドライ!回路、3o・・・チョ
ッノや制御回路。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第 21図 第3図 第4図 第5図 第6図 2 L J 第8図 (b) 第9図 (a) 工t1M涙歓f (Hzl (d) 第10図
第2図は第1図に示す装置の出力電圧および出力電流を
示す図、第3図は従来のPAM制御形インバータ装置の
構成図、第4図は第3図に示す装置の出力電圧および出
力電流を示す図、第5図は本発明に係るインバータ装置
の一実施例を示す構成図、第6図および第7図(、)
(b)(c) (d)は第5図に示す装置の出力周波数
と出力波形との関係を説明するための図、第8図は本発
明の装置の変形例を示す構成図である。 3・・・直流−交流変換器、5・・・電動機、1o・・
・交流−直流変換器、20・・・制御器、21・・・周
波数設定器、22・・・周波数−波形制御部、23・・
・マイクロコンビーータ、24・・・電圧制御部。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第2rXJ 第3図 第叶図 第5図 第6図 第7図 (α) 第8図 手続補正書 昭和 ψO,i、 1 、i3 特許庁長官 志 賀 学 殿 ■、事件の表示 特願昭59−63755号 2、発明の名称 インバータ装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (307)株式会社 東芝 4、代理人 (1)明細書全文を別紙の通シ訂正する(2)図面第2
図ないし第8図を別紙の通9訂正する0 (3)図面第9図ないし第11図を別紙の通シ追加する
。 1、発明の名称 インバータ装置 2、特許請求の範囲 波数の交流出力に変換するインバータ装置において、 手段と、 した出力波形データに応じて、周波数・波形制御信号を
出力する周波数・波形制御信号出力子3、発明の詳細な
説明 〔発明の技術分野〕 本発明は所望周波数の交流出力を得るインバータ装置の
改良に関する。 〔発明の技術的背景〕 電圧形インバータ装置には、パルス幅変調(以下、瀧と
略す)方式とパルス振幅変調(以下、PAMと略す)方
式とがある。第1図は開制御形のインバータ装置の構成
図である。 同図において1は商用電源から供給される交流電圧を直
流電圧に変換する交流−直流変換器(以下、直流変換器
と略す)であり、この直流変換器1の出力は直流変換器
1に接続された平滑コンデンサ2によシ平滑されて直流
電圧Ed1の出力となる。この直流出力は、複数のトラ
ンジスタなどのスイッチング素子から構成される直流−
交流変換器(以下、交流変換器と略す)3が制御器4か
ら送出される制御信号によυその導通タイミングおよび
パルス幅が制御されることによって第2図に示すような
交流出力v7となって交流電動機5に送られる。この交
流出力v1は、制御器4から送出される制御信号により
その出力電圧および出力周波数が可変となる。なお、パ
ルス幅変調を採用しているので、交流出力vノは、第2
図の破線で示す正弦波Sをノ母ルス幅変調したものとな
シ、この正弦波Sが電動機5に供給されているとみなせ
る。また、電動機5に供給される電流1ノは第2図π示
す如く正弦波に近似した波形となる。したがって、電動
機5は円滑に運転される。 しかしながら、第1図に示す装置では、交流出力v1の
振幅値が直流出力の電圧Ed、と同一で、かつ高い周波
数でもってパルス幅変調しているので、この交流出力v
ノを供給して電動機5を運転すると電動機5に磁気音が
発生しやすくなる。 この磁気音をなくして静かに電動機5を運転できる方法
として第3図に示すような構成のPAM制御形インバー
タ装置がある。このインノぐ一夕装置は、第1図に示す
装置の直流変換器1をサイリスタなどから構成される直
流変換器10に換えて、この直流変換器10のサイリス
タを制御器11から送出される制御信号によシ位相制御
してその直流出力の電圧Ed2を可変できるようにした
ものである。第4図に示すv2は電動機5に供給される
交流電圧であり、12は交流電流である。この交流電圧
v2は、その振幅が直流電圧Ed2となるが、前述した
ように直流電圧Ed2が可変できるので、矩形波のます
でも直流電圧Ed2によって出力電圧を制御できる。し
たがって、電動機5に発生する磁気音が低減される。 〔背景技術の問題点〕 以上のようにPAM制御形のインバータ装置を使用する
ことによ、り電動機5に発生する磁気音は低減されるが
、とのPAM制御形のインバータ装置の出力電圧v2お
よび出力電流12は第4図に示す如<界層制御形のイン
バータ装置のそれと比較して正弦波状のものとはeって
いない。 この出力電圧v2および出力電流12の影響は出力周波
数の低い領域において現われる。すなわち、PAM制御
形インバータ装置によシミ動機5を運転すると、出力周
波数の低い領域つまシ低速運転において電動機5にトリ
クリッ17’ )vが発生してこれが増加し、円滑に電
動機5が運転されなくなる欠点があった。 〔発明の目的〕 本発明は上記実情に基づいてなされたもので、その目的
とするところは、出力周波数の低い領域でのトリクリッ
プルを少なくし得、かつ出力周波数全域にわたって磁気
音の発生を低減し得るインバータ装置を提供することに
ある。 〔発明の概要〕 本発明は出力周波数を設定する周波数設定器と、この周
波数設定器に設定された出力周波数に応じて周波数・波
形・電圧を指令する指令信号出力手段と、この指令信号
出力手段からの電圧指令信号によシミ圧制御信号を発生
する電圧制御信号出力手段と、出力周波数を複数の周波
数帯に分けてそれぞれの周波数帯に使用する波形データ
を記憶したメモリを有し、前記指令信号出力手段からの
周波数・波形指令信号によシメモリに記憶されたデータ
に応じて周波数・波形制御信号を出力する周波数・波形
制御信号出力手段とを有する制御装置を具備するインバ
ータ装置であって、このインバータ装置の各出力周波数
帯における最適波形で運転することを可能にしたことを
特徴としている。 〔発明の実施例〕 以下、本発明を第5図乃至第10図に示す一実施例を参
照して説明する。第5図は本発明の一実施例を示すブロ
ック図である。同図において第1図乃至第4図に示した
従来例と同一あるいは相轟部分には同一符号を付しであ
る。20は制御装置であって、この制御装置20は設定
周波数の値に応じて、電圧・波形を制御する為のもので
あシ、以下の構成及び作用を有している。21はインバ
ータ装置の出力周波数を設定する周波数設定器であり、
ことに設定された出力周波数はアナログ−ディジタル変
換器(以下ψ変換器と称す)25を介して指令信号出力
手段としてのマイクロコンピュータ23の入力信号とな
る。マイクロコンピュータ23はこの入力信号を受けて
電圧制御信号出力手段としての電圧制御回路24には出
力周波数に応じた出力電圧指令信号を、周波数・波形制
御信号出力手段としての周波数・波形制御回路22には
出力周波数とそれに応じた出力波形の指令信号をそれぞ
れ出力する。電圧制御回路24並びに周波数・波形制御
回路22はそれぞれ指令信号を制御信号に変換してダー
ト・ドライブ回路26並びにペース・ドライブ回゛路2
7を介して交流−直流変換器10並びに直流−交流変換
器3に出力し制御を行なう。第6図は第5図に示した周
波数・波形制御回路22のブロック図である。 図において22hはディジタル−アナログ変換器であり
、マイクロコンピュータ23からのディジタルによる指
令信号をアナログに変換する〇このアナログ出力信号は
可変周波数発振器22bの発振周波数を決定し、この発
振周波数を二進カウンタ22cで、カウントする。この
カウント値はメモリ22dにディジタル信号で出力され
、アドレス指定信号となる。 このメモ+J 22 dは第8図(、)に示す様に可変
出力周波数域をm分割した際のそれぞれの周波数帯に用
いる出力波形を形成する為の複数のデータ群を記憶した
ものである。これらは第8図(b)に矩形波のデータの
一例を示す様に1周期をn分割したデータの集合をひと
つの波形データとし、各波形データの単位データ(17
n周期分のデータ)は8ビツト1ワードに3相分の信号
のON 、 OFFを記録して成る。 このメモリ22dはマイクロコンピュータ23からの波
形指令信号W、によシ波形データを選択され、さらにこ
こで選択された出力波形データのアドレスを上述した二
進カウンタのアドレス指定信号により指定されてペース
・ドライブ回路27に波形制御信号を出力する。 以下本発明のインバータ装置の制御装置の作用を具体的
に説明する。第7図は第5図に示したマイクロコンピュ
ータ23の動作を示すフローチャート、第8図は周波数
と波形との関係図、第9図は各周波数帯に対する波形制
御信号の変化の様子を示す図である。第7図においてマ
イクロコンピュータ23は出力周波数制御信号九の初期
設定をfa=Oとする。この状態で周波数設定器21に
出力周波数を設定すると、マイクロコンピュータ23は
この設定値をφ変換器25を介して読み込み出力周波数
指令信号f8と設定周波数信号f、との比較が行なわれ
る。この比較の結果出力周波数指令信号f3が設定周波
数信号frに一致したときはそのままの出力を続け、一
致していないときは出力周波数指令信号f8を周波数分
解能分だけ増減させて設定周波数信号frに近すけ、新
らしい出力周波数指令信号fs及びそれに応じた波形指
令信号Ws、電圧指令信号v8を出力する。その後再度
出力周波数指令信号f8と設定周波数信号frとの比較
が行なわれフィードバラフルーグが形成される。 出力周波数指令信号f、は周波数・波形制御回路22に
出力され、D/A変換器22aを介して可変周波数発振
器22bに送られて発振周波数を制御する。この発振周
波数は二進カウンタ22cKよシカラントされメモリ2
2tlのアドレス指令信号となる。二進カウンタ22c
は1周期分の単位データ数nだけカウントし終えるとリ
セットされて再びカウントしなおされる為、メモリ22
dから出力される波形データは一周期分出力し終えると
、また最初から出力を開始し、連続した波形制御信号が
得られる。この為出力周波数fはメモリのアドレス指定
をする可変周波数発振器22bの発振周波数によシ決定
され、発振周波数を各波形データの単位データ数nで割
った値となる。 一方波形制御信号Wsは出力周波数制御信号f8が周波
数・波形制御回路22のメモリ22dに設定されたどの
周波数帯に属するかにより決定されメモリ22dに出力
される。このメモリ22dではこの波形制御信号Wsを
受けて第7図に示す様にそれぞれの周波数に応じた波形
データをペースドライブ回路に出力する。たとえば出力
周波数指令信号faが第9図に示しだf1以下の場合に
は第10図(、)に示す波形、flからf2の範囲では
第1θ図(b)に示す波形、f2からf3の範囲では第
10図(c)に示す波形としだいに波形を形成するノ々
ルス信号の1周期当りのパルス数を減少してゆき、出力
周波数指令信号f8が所定のある周波数fn以上となっ
たときには第10図(d)に示す様に矩形波による波形
制御信号となる。電圧指令信号v8は、出力電圧v2が
第9図に示す様に出力周波数fに比例して決まることか
ら出力周波数指令信号f、に比例した値として演算され
電圧制御回路2−4に出力される。 この様に出力周波数指令信号fsが設定周波数信号fr
に達するまでに、低周波数領域では酒方式による近似正
弦波波形とし、周波数が高くなるにつれてしだいに矩形
波波形に近ずけているので低周波数領域では、電動機l
のトルクリップルが低減して円滑に運転でき、また高周
波数領域では磁気音が少なく静かに運転でき、さらに低
周波数領域から高周波数領域の間の領域においても円滑
に電動機を運転できる。 なお本発明は上記一実施例に限定されるものではない。 例えば周波数波形制御回路22のメモリ22dに記憶さ
れるデータを一相一周期分としてデータの読込みタイミ
ングをずらすことによシ三相に共用する等ソフト面での
変更、また第11図に示す様にチョッパ制御回路30を
設けたPAM制御形インバータ装置に本発明の装置を適
用すること等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更す
ることが可能である。 〔発明の効果〕 以上述べた通り本発明によれば、インバータ装置の出力
周波数を複数の周波数帯に分けて、低い出力周波数領域
正弦波を1? )uス幅変調した波形とし、高い出力周
波数領域では矩形波とし、低い周波数領域から高い周波
数領域の範囲内では正弦波を/ヤルス幅変調した波形か
らしだいにAルス数を減少して矩形波に至る過程の波形
としてそれぞれをメモリに記憶させ、指令信号出力手段
からの周波数・波形指令信号に応じてメモリ内のデータ
を出力して直流−交流変換器を制御する為、出力周波数
の低い領域でのトルクリップルを少なくし得るとともに
、出力周波数の高い領域での磁気音を低減させ、全周波
数域において円滑に電動機を運転することが可能でおる
。 4、図面の簡単な説明 第1図は従来の界層制御形インバータ装置の構成図、第
2図は第1図に示す装置の出力電圧および出力電流を示
す図、第3図は従来のPAM制御形インバータ装置の構
成図、第4図は第3図に示す装置の出力電圧および出力
電流を示す図、第5図は本発明に係るインバータ装置の
一実施例を示す構成図、第6図は周波数波形制御回路の
ブロック図、第7図は指令信号出方手段のフローチャー
ト、第8図(、)はメモリの記憶状態を示す図、第8図
(b)は波形データ内容の一例を示す図、第9図および
第10図(、) (b) (c) (d)は第5図に示
す装置の出力周波数と出方波形との関係を説明するため
の図、第11図は本発明の装置の変形例を示す構成図で
ある。 3・・・直流−交流変換器、5・・・電動機、1o・・
・交流−直流変換器、2o・・・制御装置、21・・・
周波数設定器、22・・・周波数・波形制御回路、23
・・・マイクロコンピュータ、24・・・電圧制御回路
、221L・・・D/A変換器、22b・・・可変周波
数発振器、22c・・・二進カウンタ、22d・・・メ
モリ、25川んΦ変換器、26・・・ダート・ドライブ
回路、27・・・ペースドライ!回路、3o・・・チョ
ッノや制御回路。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第 21図 第3図 第4図 第5図 第6図 2 L J 第8図 (b) 第9図 (a) 工t1M涙歓f (Hzl (d) 第10図
Claims (1)
- 交流−直流変換器の直流出力を複数のスイッチング素子
から構成される直流−交流変換器によシ所望周波数の交
流出力に変換するインバータ装置において、前記直流−
交流変換器の出力を、所定の低い出力周波数では正弦波
をパルス幅変調した波形とし、所定の高い出力周波数で
は矩形波とし、これら低い出力周波数から置い出力周波
数の範囲では前記正弦波をパルス幅変調した波形から逐
次前記矩形波とする情報を記憶した出力情報手段と、周
波数設定器に設定された出力周波数を読み取シこの出力
周波数に対応した出力波形を前記出力情報手段から読み
取って前記直流−交流変換器の導通を制御する導通制御
手段とを具備したことを特徴とするインバータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59063755A JPS60207460A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | インバ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59063755A JPS60207460A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | インバ−タ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60207460A true JPS60207460A (ja) | 1985-10-19 |
Family
ID=13238524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59063755A Pending JPS60207460A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | インバ−タ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60207460A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6426368A (en) * | 1987-07-20 | 1989-01-27 | Asahi Dengyo | Inverter device |
-
1984
- 1984-03-31 JP JP59063755A patent/JPS60207460A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6426368A (en) * | 1987-07-20 | 1989-01-27 | Asahi Dengyo | Inverter device |
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