JPS6020709B2 - 小型電子時計 - Google Patents
小型電子時計Info
- Publication number
- JPS6020709B2 JPS6020709B2 JP4673075A JP4673075A JPS6020709B2 JP S6020709 B2 JPS6020709 B2 JP S6020709B2 JP 4673075 A JP4673075 A JP 4673075A JP 4673075 A JP4673075 A JP 4673075A JP S6020709 B2 JPS6020709 B2 JP S6020709B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- watch
- small electronic
- wheel
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04C—ELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
- G04C3/00—Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
- G04C3/008—Mounting, assembling of components
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は小型・薄型の電池時計用論列に関するものであ
る。
る。
電池を用いた腕時計にあっては使用する電池の大きさが
限定され又電池形状としては丸形のものが一般化してい
るので、小型化・薄型化することには限界があり、特に
女性用の時計としては、使用する電池の容量の関係もあ
り動力源にゼンマイを用いた女持機械時計と比較できる
までの小型・薄型化は困難であった。
限定され又電池形状としては丸形のものが一般化してい
るので、小型化・薄型化することには限界があり、特に
女性用の時計としては、使用する電池の容量の関係もあ
り動力源にゼンマイを用いた女持機械時計と比較できる
までの小型・薄型化は困難であった。
本発明ではこういった電池時計にあっても小型・薄型化
されデザイン的に有利な女持電池時計の実現を可能にす
る手段を提供するものである。時計体の厚みは特に電池
時計に於ては中央部にある二番車、筒車等の厚みの和が
決定的な要因となり、これを避けるため二番歯車を時計
体の中央部から偏心させ、中央部には指示用のカナのみ
を配置する方式があるが、電池時計に於ては歯車間のバ
ックラッシュの総合が指示ズレとなって表われるため、
特に高精度を示々する電池を用いた水晶、音叉、テンプ
式ＥＵ等では好ましくない。
されデザイン的に有利な女持電池時計の実現を可能にす
る手段を提供するものである。時計体の厚みは特に電池
時計に於ては中央部にある二番車、筒車等の厚みの和が
決定的な要因となり、これを避けるため二番歯車を時計
体の中央部から偏心させ、中央部には指示用のカナのみ
を配置する方式があるが、電池時計に於ては歯車間のバ
ックラッシュの総合が指示ズレとなって表われるため、
特に高精度を示々する電池を用いた水晶、音叉、テンプ
式ＥＵ等では好ましくない。
そこでこういった問題を解決するため従来は例えば第１
図において示すような特公昭４８−４０１１２号公報に
おいて池板７に対し電池１を凸側（マイナス側）を二番
車２と逆側に配置し、時計輪列のうち特に中心部にある
二番車２の回転軸２１のもつ幾何学的軸線と電池１を厚
み方向に重ねて配置する構造を採用して地板７ｂ部から
平面的に電池ｌｂ部が飛出さないようにしている。しか
しながらこの構造では時計の外径は小さくできるが厚み
は電池と重なる輪列の厚み十電池の厚みとなってしまい
、例えば地板の電池との重なり部７ａは、無駄な空間に
なり、径ばかりでなく厚みにも厳しい要求のある女符時
計としては十分な構造とは言えない。又二番受等を用い
た時計の輪列では電池と二番受が当ってしまい薄型・小
型化は難かしい。本発明ではこれらの欠点を除去しでき
るだけ時計全体として、外径も厚みも最少にする一手段
を与えるもので、本発明の一実施例である第２図のブロ
ック図、第３図の平面図、第４図の断面図に従って説明
すると、水晶振動子１１等の振動を集積回路１３により
分周し、ステップモータ−等による変換器１４で電気信
号を機械運動に変換し、輪列１５で減速し指示機構１６
で時刻指示を行う、いわゆる水晶時計に於いて、第３図
では減速機構としての鯖列のうち三番歯車１０、カナ９
から地板７の中心部にある二番歯車２へ減速され、分の
指示を行うとともに二番歯］亘２は日ノ裏歯車４、日ノ
裏カナ５と筒車６へと更に減速させ時の指示を行なって
いる。
図において示すような特公昭４８−４０１１２号公報に
おいて池板７に対し電池１を凸側（マイナス側）を二番
車２と逆側に配置し、時計輪列のうち特に中心部にある
二番車２の回転軸２１のもつ幾何学的軸線と電池１を厚
み方向に重ねて配置する構造を採用して地板７ｂ部から
平面的に電池ｌｂ部が飛出さないようにしている。しか
しながらこの構造では時計の外径は小さくできるが厚み
は電池と重なる輪列の厚み十電池の厚みとなってしまい
、例えば地板の電池との重なり部７ａは、無駄な空間に
なり、径ばかりでなく厚みにも厳しい要求のある女符時
計としては十分な構造とは言えない。又二番受等を用い
た時計の輪列では電池と二番受が当ってしまい薄型・小
型化は難かしい。本発明ではこれらの欠点を除去しでき
るだけ時計全体として、外径も厚みも最少にする一手段
を与えるもので、本発明の一実施例である第２図のブロ
ック図、第３図の平面図、第４図の断面図に従って説明
すると、水晶振動子１１等の振動を集積回路１３により
分周し、ステップモータ−等による変換器１４で電気信
号を機械運動に変換し、輪列１５で減速し指示機構１６
で時刻指示を行う、いわゆる水晶時計に於いて、第３図
では減速機構としての鯖列のうち三番歯車１０、カナ９
から地板７の中心部にある二番歯車２へ減速され、分の
指示を行うとともに二番歯］亘２は日ノ裏歯車４、日ノ
裏カナ５と筒車６へと更に減速させ時の指示を行なって
いる。
ここで一般に電池は外径と厚みがある程度規格化されて
いるため時計に利用した場合、時計を小さくしようとし
ても電池の大きさの制限を受ける。実用化されている最
少の大きさの電池は外径７．甥奴めで厚さ３．６側、電
池容量３５肌ＡＨの銀又は水銀電池でありこの電池を用
いて約１年時計を動かすことは水晶の発振・分周・変換
器での消費パワ−を総合的に器票器５≠４仏Ａ以下に押
えることにより実用化されている。こういった最少の大
きさの電池を用いて秒針をムーブメント中央部で駆動し
ようとする場合には従来考えられていたような構造とし
て、第１図のように二番車の回転軸２１を中空にして秒
針を配置するが、本発明では時計の中央部に秒針を用い
ない時計として構成する。即ち断面的には第４図に示す
ように電池１の凸側（マイナス側）を地板７に近接させ
ると市販されている電池はマイナスの突出部側のプラス
側面には大きな面取り曲面部ｌａを有しているが一般で
あり「 この面取り曲面部を有効に利用して、二番車の
回転軸の地板７への固定部２１ａを図の様に配置する。
この結果電池１と重なる部分は二番歯車２と二番カナ３
及び筒車６が重なるが、電池の突出部ｌｂはこれらの輪
列とは重ならないため、従来の構造に対して電池を極め
て地板７に接近できるため、厚みに関しては前出の最少
電池を用いると電池（３．６帆）十地板（０．４側）を
加えても計４脚の厚みの時計が容易に可能となる。この
点に関して第１図の従来の構造では秒針をとりはずし三
番車外径を小さくする等の処置をとっても二番歯車２と
電池１との間に、二番車の回転軸２１固定部の厚さを必
要としこの部分の厚さとして０．４側程度必要となり電
池のマイナス側突出部の厚さ０．４側程度と合わせると
最低０．８側程度は本発明より厚くなって、薄型化は困
難である。又本発明では平面的には、中央部に秒針がな
いために前出の電池を地板中心線上まで近づけることが
できこのため電池外径７．物肋中×２〒１５．８脚程度
のムーブメント外径をもつ電池を用いた時計が可能とな
り、更に電池を用いない部分は地板のサイドカット等に
より変形にして更に小型化も可能となる。即ち平面的、
断面的に本発明を用いると、地板外径１５．８職、総量
４側程度の従来の女持ドレス機械時計に遜色ない電池を
用いた女持時計の出現が可能となる。ここで秒針は二番
車軸内に存在しないため、秒針を必要とする時は地板中
央から偏心して配置すればよい。しかしながら女性用の
ファッションを重視する時計にあっては時計の秒針を取
り除くことによりムーブメント自体の薄型化と、秒針を
つけない事による秒針の上下の振しを考慮しなくてもよ
い等外装構造上の薄型化の効果を考え、更に水晶等を用
いたほとんど時間誤差のない信頼性の高い時計であるた
め二針の方が商品価値が高まり、消費エネルギー的にも
毎秒毎に変換器を回転させる必要もなく、場合によって
は数秒間隔で駆動しても分針の動きとしてはほとんど感
知できないので変換器駆動の消費エネルギーを数分の一
に減ずる事ができ、機能上も有利となる。以上本発明で
詳細に述べたように、輪列構造上こ香車の軸固定と電池
を適切に配置し、秒針を地板中央部より除去することに
より従来は考えられなかった極めて小型で薄型の女持電
池時計の出現を可能とするものである。
いるため時計に利用した場合、時計を小さくしようとし
ても電池の大きさの制限を受ける。実用化されている最
少の大きさの電池は外径７．甥奴めで厚さ３．６側、電
池容量３５肌ＡＨの銀又は水銀電池でありこの電池を用
いて約１年時計を動かすことは水晶の発振・分周・変換
器での消費パワ−を総合的に器票器５≠４仏Ａ以下に押
えることにより実用化されている。こういった最少の大
きさの電池を用いて秒針をムーブメント中央部で駆動し
ようとする場合には従来考えられていたような構造とし
て、第１図のように二番車の回転軸２１を中空にして秒
針を配置するが、本発明では時計の中央部に秒針を用い
ない時計として構成する。即ち断面的には第４図に示す
ように電池１の凸側（マイナス側）を地板７に近接させ
ると市販されている電池はマイナスの突出部側のプラス
側面には大きな面取り曲面部ｌａを有しているが一般で
あり「 この面取り曲面部を有効に利用して、二番車の
回転軸の地板７への固定部２１ａを図の様に配置する。
この結果電池１と重なる部分は二番歯車２と二番カナ３
及び筒車６が重なるが、電池の突出部ｌｂはこれらの輪
列とは重ならないため、従来の構造に対して電池を極め
て地板７に接近できるため、厚みに関しては前出の最少
電池を用いると電池（３．６帆）十地板（０．４側）を
加えても計４脚の厚みの時計が容易に可能となる。この
点に関して第１図の従来の構造では秒針をとりはずし三
番車外径を小さくする等の処置をとっても二番歯車２と
電池１との間に、二番車の回転軸２１固定部の厚さを必
要としこの部分の厚さとして０．４側程度必要となり電
池のマイナス側突出部の厚さ０．４側程度と合わせると
最低０．８側程度は本発明より厚くなって、薄型化は困
難である。又本発明では平面的には、中央部に秒針がな
いために前出の電池を地板中心線上まで近づけることが
できこのため電池外径７．物肋中×２〒１５．８脚程度
のムーブメント外径をもつ電池を用いた時計が可能とな
り、更に電池を用いない部分は地板のサイドカット等に
より変形にして更に小型化も可能となる。即ち平面的、
断面的に本発明を用いると、地板外径１５．８職、総量
４側程度の従来の女持ドレス機械時計に遜色ない電池を
用いた女持時計の出現が可能となる。ここで秒針は二番
車軸内に存在しないため、秒針を必要とする時は地板中
央から偏心して配置すればよい。しかしながら女性用の
ファッションを重視する時計にあっては時計の秒針を取
り除くことによりムーブメント自体の薄型化と、秒針を
つけない事による秒針の上下の振しを考慮しなくてもよ
い等外装構造上の薄型化の効果を考え、更に水晶等を用
いたほとんど時間誤差のない信頼性の高い時計であるた
め二針の方が商品価値が高まり、消費エネルギー的にも
毎秒毎に変換器を回転させる必要もなく、場合によって
は数秒間隔で駆動しても分針の動きとしてはほとんど感
知できないので変換器駆動の消費エネルギーを数分の一
に減ずる事ができ、機能上も有利となる。以上本発明で
詳細に述べたように、輪列構造上こ香車の軸固定と電池
を適切に配置し、秒針を地板中央部より除去することに
より従来は考えられなかった極めて小型で薄型の女持電
池時計の出現を可能とするものである。
第１図は従釆の断面図、第２図は本発明に使用したブロ
ック図、第３図は本発明の一実施例を示す平面図、第４
図は本発明の一実施例を示す断面図。 記号の説明「 １・・…・電池、ｌａ・・・・・・電池
のプラス極とマイナス極のつくる面取り曲面部、２・・
・・・・二番車、２１・・・・・・二番車回転軸。 髪ｌ図 第２図 蚤ｊ３図 叢−４蝿−
ック図、第３図は本発明の一実施例を示す平面図、第４
図は本発明の一実施例を示す断面図。 記号の説明「 １・・…・電池、ｌａ・・・・・・電池
のプラス極とマイナス極のつくる面取り曲面部、２・・
・・・・二番車、２１・・・・・・二番車回転軸。 髪ｌ図 第２図 蚤ｊ３図 叢−４蝿−
Claims (1)
- １ 水晶振動子、集積回路、変換器、輪列および一方の
極をなす突出部と別の極をなす面との間に面取り曲面部
を有する電池とから構成される小型電子時計において、
前記電池の突出部を地板に接する側に配列し、且つ前記
輪列を構成する二番車の軸固定部が前記電池のマイナス
極とプラス極の作る面取り曲面部内に配置されているこ
とを特徴とする小型電子時計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4673075A JPS6020709B2 (ja) | 1975-04-17 | 1975-04-17 | 小型電子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4673075A JPS6020709B2 (ja) | 1975-04-17 | 1975-04-17 | 小型電子時計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51121367A JPS51121367A (en) | 1976-10-23 |
| JPS6020709B2 true JPS6020709B2 (ja) | 1985-05-23 |
Family
ID=12755438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4673075A Expired JPS6020709B2 (ja) | 1975-04-17 | 1975-04-17 | 小型電子時計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6020709B2 (ja) |
-
1975
- 1975-04-17 JP JP4673075A patent/JPS6020709B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51121367A (en) | 1976-10-23 |
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