JP2002098778A - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JP2002098778A
JP2002098778A JP2000291004A JP2000291004A JP2002098778A JP 2002098778 A JP2002098778 A JP 2002098778A JP 2000291004 A JP2000291004 A JP 2000291004A JP 2000291004 A JP2000291004 A JP 2000291004A JP 2002098778 A JP2002098778 A JP 2002098778A
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electronic timepiece
motors
alarm
motor
wheel
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JP2000291004A
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English (en)
Inventor
Kiyoto Takeda
清人 武田
Akihiko Maruyama
昭彦 丸山
Koji Fukui
幸司 福井
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ムーブメントを薄型化および小型化できると
ともに、時計体の駆動を確実に実行できる電子時計を提
供すること。 【解決手段】 電子時計1は、複数の駆動モータ5〜8
と、各モータにより駆動される輪列50〜80および指
針と、回路基板に実装された電気素子91〜95と、電
源とを備える。駆動モータ5〜8を通り、各駆動モータ
の近接する各端部同士を結ぶ領域区分線100を定義
し、電子時計1の平面を内側領域101、外側領域10
2とに区分する。電気素子は外側領域102に配置し、
輪列は内側領域101に配置する。電気素子および輪列
が近接して配置されないので、電気素子が輪列に接触し
て時計体が停止することを確実に回避できる。駆動モー
タ、電輪列、電気素子は、平面位置で重ならず、かつ互
いに近接配置できるため、ムーブメントを薄型化および
小型化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子時計に関し、
詳しくは、複数の駆動モータを有して多機能表示を行う
電子時計に関する。
【背景技術】近年においては、デジタル式電子時計だけ
でなく、アナログ電子時計(指針式電子時計)に対して
も、クロノグラフ、アラーム、タイマー等の時間情報
や、温度、圧力、湿度等の情報を表示する多機能表示の
要求が強く、色々な多機能アナログ電子時計が商品化さ
れている。
【0002】これらの多機能アナログ電子時計において
は、通常の時刻を表す時針、分針、秒針等の通常時刻表
示用の指針(基本時計用指針)の他に、クロノグラフ用
の指針、アラーム用指針等の付加機能表示用の指針が設
けられる。このため、通常時刻表示用指針を駆動するモ
ータの他に、付加機能表示用指針を駆動するためのモー
タが設けられる。
【0003】このような複数の駆動モータを有する電子
時計においては、従来、特開平11−304961号公
報に記載されているように、時計の外周側にモータを配
置し、このモータの時計(ムーブメント)中心側に輪列
を配置していた。さらに、この輪列が配置されている領
域に、IC等の電気素子を配置していた。
【0004】このようにモータよりも内側に輪列及び電
気素子を配置する際に、輪列と電気素子を平面的に重ね
るとムーブメントの厚みが厚くなるという問題がある。
特に、腕時計等の電子時計においては、利用者が指針の
動きを確実に把握できるようにするために、ある程度の
大きさは必要である。このため、近年では、平面的な小
型化を追い求めるよりも、薄型化を実現できるレイアウ
トが望まれていた。
【0005】このため、モータの内側に輪列および電気
素子を配置していた場合でも、輪列と電気素子を平面的
に重ならない位置に配置して、ムーブメントの薄型化を
図ることが行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように薄型化を図
る場合でも、できる限り小型化を実現することを要求さ
れる場合も多く、輪列と電気素子との間隔は、平面方向
・断面方向ともにできるだけ小さくすることが好まし
い。
【0007】ところで、電気素子、例えばコンデンサ、
アラーム用昇圧コイル、アラーム用トランジスタ等は、
市販されている汎用的な電気素子が用いられている。こ
のような電気素子は、時計部品に対して部品そのものの
公差が大きく、電極へのはんだ付けのばらつきも大き
い。つまり寸法精度がそれほど高くなく、輪列に対して
近接させると、その寸法精度の誤差によって輪列の歯車
に接触してしまうことがあった。時計の輪列は微小なト
ルクで駆動しているため、僅かな接触でも停止してしま
うことがあり、このため、時計体が止まってしまうとい
う致命的な欠陥を生じるリスクが高くなるという問題が
あった。
【0008】さらに、電気素子を回路基板に実装して組
み立てる場合の組立寸法精度が、前記電気素子の寸法精
度に累積されると、電気素子は輪列により接触しやすく
なってしまう。特に、はんだ付け部のできあがりは、曲
面となるために形状管理が難しく、組立寸法精度を高く
することが難しいため、電気素子を輪列に近接させた場
合には、その接触を避けることが難しかった。
【0009】このようなリスクを避けるためには、ある
程度大きな間隔で、輪列および電気素子を離さなければ
ならず、時計体の小型化が十分に図れないという問題も
あった。
【0010】本発明の目的は、時計用ムーブメントを薄
型化および小型化できるとともに、時計体の駆動を確実
に実施できる電子時計を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の電子時計は、複
数の駆動モータと、これらの各モータにより駆動される
物理情報表示部材と、回路基板に実装された電気素子
と、駆動モータに対して駆動エネルギーを供給する電源
と、を備える電子時計において、各駆動モータを通ると
ともに、各駆動モータの近接する各端部同士を結ぶ領域
区分線を定義し、電子時計の平面をこの領域区分線で囲
まれた内側領域と、領域区分線の外側の外側領域との2
つの領域に区分した際に、前記電気素子は前記外側領域
に配置され、かつ前記物理情報表示部材は前記内側領域
に配置されていることを特徴とするものである。
【0012】このような本発明によれば、駆動モータの
各端部を結ぶ領域区分線を定義し、その内側領域に輪列
等の物理情報表示部材を配置し、外側領域に電気素子を
配置したので、電気素子と物理情報表示部材とは駆動モ
ータを介して配置され、電気素子および輪列等の物理情
報表示部材が近接して配置されることがない。このた
め、電気素子が輪列等に接触して時計体が停止すること
を確実に回避でき、時計体を確実に駆動できる。さら
に、駆動モータのロータは輪列側の内側領域に配置さ
れ、駆動モータの外側領域には駆動する部分が無いた
め、電気素子を近接して配置することができる。このた
め、時計用ムーブメントを薄型化および小型化すること
ができる。
【0013】なお、前記各駆動モータの各端部とは、例
えば、各モータのコイルが巻回されたコアの両端と、ロ
ータが配置されたステータの両端との接合部等の駆動モ
ータの長手方向の両端部である。
【0014】この際、前記物理情報表示部材としては、
例えば、指針と、この指針に前記駆動モータの動力を伝
達する動力伝達手段とで構成されたものなどが利用でき
る。また、動力伝達手段としては、輪列等が利用でき
る。
【0015】このような構成によれば、電気素子が動力
伝達手段に近接して配置されないため、電気素子が動力
伝達手段に接触して停止することを確実に防止できる。
【0016】この際、前記複数の駆動モータのうち、少
なくとも1つの駆動モータは、通常時刻駆動用のモータ
であり、その他のモータは付加機能駆動用のモータであ
ることが好ましい。
【0017】このような構成であれば、通常の時刻表示
のほかに、各種の付加機能を実現できる。
【0018】また、前記通常時刻駆動用モータで駆動さ
れる通常時刻表示用指針と、付加機能駆動用モータで駆
動される付加機能表示用指針とを備え、これらの各指針
は時計体中心に配置される指針および中心以外に配置さ
れる副針により構成されていることが好ましい。
【0019】このような構成であれば、副針によって各
種の付加機能を表示することができる。また、複数の副
針を設けた場合でも、付加機能駆動用モータを各副針に
近接して配置できるため、輪列などの動力伝達手段の配
置スペースも最小限に抑えることができる。
【0020】前記付加機能駆動用モータによって実現さ
れる付加機能は、クロノグラフ機能およびアラーム機能
の少なくとも一方であることが好ましい。すなわち、ク
ロノグラフ機能のみを実現してもよいし、アラーム機能
のみを実現してもよく、さらには両方の機能を組み込ん
でもよい。
【0021】ストップウォッチのような時間計測を実現
するクロノグラフ機能や、設定時刻を音で通知するアラ
ーム機能は、付加機能の中でも最も多くの人が利用する
ものであり、汎用性の高い電子時計を実現できる。
【0022】前記複数の駆動モータは、時計の厚さ方向
(時計の文字盤に直交する方向、つまり指針の回転軸方
向)の位置が互いに同一となる高さ位置に配置されてい
ることが好ましい。
【0023】駆動モータは、コイルを巻回するために、
時計の部品の中でも厚さ寸法が大きい部品である。従っ
て、駆動モータが異なる高さ位置にあると、その分、時
計体(ムーブメント)つまり電子時計の厚さも大きくな
る。これに対し、駆動モータを同一の高さ位置に配置す
れば、ムーブメントの厚さ寸法を最小限に押さえること
ができ、薄型化を実現できる。
【0024】また、前記電気素子は、時計の厚さ方向の
位置が各駆動モータと同一となる高さ位置に配置されて
いることが好ましい。
【0025】このように構成すれば、電気素子を駆動モ
ータの厚さ寸法内に配置することができ、より一層の薄
型化を実現することができる。
【0026】さらに、前記電気素子は、IC、水晶振動
子、コンデンサ、アラーム用昇圧コイル、アラーム用ト
ランジスタ等を有していることが好ましい。特に、少な
くとも、IC、水晶振動子、コンデンサを有しているこ
とが好ましい。なお、コンデンサの用途としては、歩度
緩急用、駆動電圧の昇圧用、静電保護用、電池保護用な
どがある。これらの電気素子は、汎用品であることが多
く、寸法精度もそれほど高くないため、これらの電気素
子を外側領域に配置すれば、時計の停止を確実に防止で
きる。さらに、電気素子として汎用品を利用できるた
め、コストを低減できる。
【0027】また、前記電気素子のうち、ICはスイッ
チ類と平面的に重なる位置に配置され、他の電気素子
は、スイッチ類と平面的に重ならない位置に配置されて
いることが好ましい。
【0028】ICは、これらの電気素子の中で最も薄い
部品である。このため、スイッチ類と重ねて配置しても
時計体の薄型化を阻害することもなく、より一層の小型
化を実現できる。
【0029】また、前記水晶振動子およびコンデンサ
と、アラーム用昇圧コイルおよびアラーム用トランジス
タとは、分散して配置されていることが好ましい。
【0030】これらの電気素子の中で、長さ寸法が最も
長い水晶振動子と、最も小さいコンデンサとを組み合わ
せて配置し、他のアラーム用昇圧コイルとアラーム用ト
ランジスタとを組み合わせて配置し、これらを分散配置
すれば、各電気素子の配置スペースを略同じ大きさにす
ることができ、スペース効率を向上できる。
【0031】前記回路基板はフレキシブル基板で構成さ
れ、電気素子が配置された外周部分の全部又は一部が、
湾曲又は屈曲されていることが好ましい。
【0032】回路基板の外周部分を湾曲あるいは屈曲す
れば、回路基板に沿って配置される時計の裏蓋も外周部
分を湾曲して丸めることができ、デザイン上、薄く見せ
ることができる。
【0033】なお、前記各駆動モータは、ステップモー
タであることが好ましい。駆動モータとしては、静電モ
ータやピエゾモータを用いることもできるが、これらの
円板状の構造を有するモータに比べて細長いレイアウト
を採用できるステップモータは、領域区分線に沿って配
置できるため、レイアウト効率を向上できる。さらに、
ステップモータは、低パワー化と出力トルク確保を両立
する小型モータの中で、性能面やレイアウト効率の点で
最も有利である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0035】図1は、本発明の実施形態に係る電子時計
1の平面図であり、図2,3は、電子時計1のムーブメ
ントを裏蓋側から見た平面図である。
【0036】電子時計1は、通常の時刻表示を行う通常
時刻表示用指針としての時針21、分針22、小秒針2
3を備えている。小秒針23は、時計1の中心軸に対し
文字盤20の9時方向にずれた位置に配置されている。
【0037】また、電子時計1には、付加機能として、
経過時間を表示するクロノグラフ機能と、設定した時刻
にアラームを鳴音させるアラーム機能とを備えている。
このため、電子時計1には、付加機能表示用指針とし
て、前記時針21、分針22と同軸上に配置され、1/
5秒刻みのクロノグラフ秒表示を行う1/5秒CG針
(1/5秒クロノグラフ針)24と、時計1の中心軸に
対し12時方向にずれた位置に配置され、1分刻みのク
ロノグラフ分表示を行う分CG針(分クロノグラフ針)
25とが設けられている。
【0038】また、電子時計1には、付加機能表示用指
針として、時計1の中心軸に対し6時方向にずれた位置
に配置されたアラーム時針26およびアラーム分針27
が設けられている。
【0039】また、電子時計1には、外部操作部材であ
るリューズ2と、同じく外部操作部材であるAボタン
(スイッチA、SWA)3およびBボタン(スイッチ
B、SWB)4とが設けられている。
【0040】各指針21〜27は、図2にも示すよう
に、4つのステップモータ5〜8でそれぞれ駆動されて
いる。すなわち、前記時針21、分針22、小秒針23
は通常時刻駆動用ステップモータ5で駆動され、1/5
秒CG針24は1/5秒クロノグラフ用ステップモータ
6で駆動され、分CG針25は分クロノグラフ用ステッ
プモータ7で駆動され、アラーム分針27およびこれに
連動するアラーム時針26はアラーム用ステップモータ
8で駆動される。従って、モータ5により通常時刻駆動
用モータが構成され、モータ6〜8により付加機能駆動
用モータが構成されている。
【0041】各ステップモータ5〜8は、ロータ13
と、このロータ13が配置されるステータ孔を有するス
テータ14と、このステータ14の端部が接続されると
ともに、コイル15が巻回されるコア16とを備えて構
成されている。
【0042】各ロータ13は、樹脂に磁石をインサート
成形することで形成され、ロータかなおよび異方性磁石
からなるロータ磁石を備えて構成されている。このロー
タ13は、その両端部に突出するほぞ部分で図示しない
地板および輪列受に支持されている。なお、各ロータ1
3は、内蔵電池18で作動される駆動回路からの駆動パ
ルスを、コイル15に流すことによって所定の回転周期
で回転する。
【0043】通常時刻駆動用ステップモータ5のロータ
13には、輪列50を構成する五番車54が噛み合って
おり、これにより、ロータ13の回転が輪列50に伝達
されるようになっている。
【0044】つまり、前述のロータ13の回転は、五番
車54、四番車53、三番車52、二番車51、日の裏
車56、筒車(図示略)からなる輪列50を介して減速
されて伝達される。この伝達された回転によって、二番
車51に嵌装されている分針22および筒車に嵌装され
ている時針21が駆動されるようになっている。
【0045】一方、ロータ13の回転は、五番車54を
介して小秒車55にも減速されて伝達され、これによ
り、当該小秒車55に取り付けられている秒針23が駆
動されるようになっている。
【0046】また、1/5秒クロノグラフ用ステップモ
ータ6のロータ13には、輪列60を構成する1/5秒
クロノグラフ第1中間車61が噛み合っており、これに
より、ロータ13の回転が輪列60に伝達されるように
なっている。
【0047】つまり、このロータ13の回転は、1/5
秒クロノグラフ第1中間車61、1/5秒クロノグラフ
第2中間車62および秒クロノグラフ車63からなる輪
列60に減速されて伝達される。この伝達された回転に
よって、1/5秒クロノグラフ車63に嵌装されている
1/5秒クロノグラフ針24が駆動するようになってい
る。この1/5秒クロノグラフ針24は、60秒で一回
転するように設定されている。ここで、1/5秒クロノ
グラフ車24は、前述の二番車51と同軸上に配置され
ている。つまり、時針21、分針22、1/5秒クロノ
グラフ針24は、同軸上に配置されている。
【0048】さらに、分クロノグラフ用ステップモータ
7のロータ13には、輪列70を構成する分クロノグラ
フ中間車71が噛み合っており、これにより、ロータ1
3の回転が輪列70に伝達されるようになっている。
【0049】つまり、このロータ13の回転は、分クロ
ノグラフ中間車71および分クロノグラフ車72からな
る輪列70に減速されて伝達される。この伝達された回
転によって、分クロノグラフ車72に嵌装されている分
クロノグラフ針25が駆動するようになっている。ここ
で、分クロノグラフ針25は、30分で一回転するよう
に設定されている。
【0050】アラーム用ステップモータ8のロータ13
には、輪列80を構成するアラーム中間車81が噛み合
っており、これにより、ロータ13の回転が輪列80に
伝達されるようになっている。
【0051】つまり、このロータ13の回転は、アラー
ム中間車81およびアラーム分車82、アラーム日の裏
車83、分クロノグラフ車(図示略)からなる輪列80
に減速されて伝達される。この伝達された回転によっ
て、アラーム時針26、アラーム分針27が駆動するよ
うになっている。
【0052】ここで、図2,3に示すように、各ステッ
プモータ5〜8の各端部を近接する他のステップモータ
5〜8の各端部と結び、さらに各ステップモータ5〜8
のコア16を通る閉じた領域区分線100を設定し、時
計1の平面をその領域区分線100の内側である内側領
域101と、外側である外側領域102とに区分けした
際に、前記各輪列50〜80は内側領域101に配置さ
れている。
【0053】なお、ステップモータ5〜8の各端部と
は、本実施形態では、平面位置において、コア16およ
びステータ14を連結する連結ピン部分である。
【0054】また、外側領域102には、電気素子であ
るIC91、水晶振動子92、歩度緩急用コンデンサ9
3、アラーム用昇圧コイル94、アラーム用トランジス
タ95が配置されている。これらの各電気素子は、図4
に示すような回路基板(回路ブロック)90上に実装さ
れている。
【0055】また、外側領域102には、前記Aボタン
3、Bボタン4によって作動されるスイッチレバー4
1,42と、リューズの巻真43の移動によって作動さ
れるおしどり45、かんぬき46等が配置されている。
なお、巻真43には、つづみ車、小鉄車など、針合わせ
用の歯車が設けられている。
【0056】また、ボタン形電池18は、その平面にお
ける大部分が外側領域102に位置するように配置され
ている。具体的には、電池18は、外側領域102にお
いて巻真43およびステップモータ7で囲まれたスペー
ス111に配置されている。また、巻真43を挟んで電
池18の反対側であって、外側領域102において巻真
43およびステップモータ8で囲まれたスペース112
に、IC(CMOS−IC)91、かんぬき46、スイ
ッチレバー42が配置されている。このため、IC91
は、図5にも示すように、スイッチレバー42やかんぬ
き46に平面位置が重なるように配置されている。
【0057】各ステップモータ5〜8のうち、通常時刻
駆動用ステップモータ5と、1/5秒クロノグラフ用ス
テップモータ6とは、地板1a上において、巻真43の
反対側の端部側(文字盤20における9時位置)に配置
されている。そしてこれらの各モータ5,6は、その各
コア16の延長線の交差角度が約60度程度となるよう
な向きに配置されている。すなわち、各ステップモータ
5,6は、一端側を地板1aの外周端に近接して配置
し、他端側を地板1aの外周端から内側に離れて配置し
ている。
【0058】また、各ステップモータ5〜8のうち、分
クロノグラフ用ステップモータ7およびアラーム用ステ
ップモータ8は、駆動する指針25〜27が他の指針2
1〜24に比べて短く、ステップモータ5,6に比べて
出力トルクが小さくてよいため、コイル15の巻数を少
なくでき、コア16の長さも短くされている。この長さ
寸法の短い各ステップモータ7,8は、前記電池18や
IC91にほぼ隣接して配置されており、文字盤20に
おいて12時および6時位置に、かつ地板1aの外周端
に沿って配置されている。従って、各ステップモータ5
〜8は、3時−6時を結ぶ線を挟んでほぼ上下対象に配
置されている。
【0059】各ステップモータ5〜8がこのように配置
されているため、ステップモータ5の外周側およびステ
ップモータ6の外周側にスペース113、114が確保
されている。そして、一方のスペース113に、水晶振
動子92および緩急用コンデンサ93が配置され、他方
のスペース114に、アラーム用昇圧コイル94および
アラーム用トランジスタ95が分散配置されている。
【0060】従って、時計1において、モータ5〜8や
各輪列50〜80以外の主な部品である電気素子、スイ
ッチレバー41,42,かんぬき46、電池18は、モ
ータ5〜8の外周側に形成される外側領域102におけ
る分散された各スペース111〜114に、各々分散さ
れて配置されている。これにより、重量バランスやレイ
アウト的なバランスなどが向上されている。
【0061】また、各ステップモータ5〜8は、図5,
6に示すように、厚さ寸法(ムーブメントにおいて各輪
列の軸方向の寸法)が略同じになるように巻数などが設
定されている。そして、これらの各ステップモータ5〜
8は、厚さ方向の位置がほぼ同じになるように配置され
ている。
【0062】さらに、各電気素子も、厚さ方向の位置が
各ステップモータ5〜8と同じ位置に配置されている。
より具体的には、各電気素子の厚さ寸法は、各ステップ
モータ5〜8の厚さ寸法以下に設定されているため、ス
テップモータ5〜8の上端レベル(文字盤20側の方
向:矢印A方向の端面位置)および下端レベル(裏蓋側
の方向:矢印B方向の端面位置)よりも各電気素子が突
出しないように配置されている。
【0063】なお、電気素子において、水晶振動子92
および昇圧コイル94は、各ステップモータ5〜8とほ
ぼ同じ厚さ寸法である。また、アラーム用トランジスタ
95は各モータ5〜8の約半分の高さ寸法であり、コン
デンサ93は各モータ5〜8の約1/3の高さ寸法であ
り、IC91は各モータ5〜8の約1/4の高さ寸法で
ある。従って、電気素子の中では、IC91が最も薄い
構造となっている。
【0064】さらに、回路基板90はポリイミドやポリ
エステルなどのプラスチック等からなるフレキシブル基
板で構成されている。このため、通常は、図7(A)に
示すように、平らな裏蓋30に沿って配置されるが、図
7(B)に示すように、裏蓋30の外周側が文字盤側に
湾曲されている場合には、その湾曲に沿って回路基板9
0も湾曲することができるようになっている。
【0065】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果が得られる。
【0066】(1) モータ5〜8に沿って形成される領域
区分線100で区画される2つの領域101,102の
うち、内側領域101に輪列50〜80を配置し、外側
領域102に基板90に実装された電気素子を配置した
ので、電気素子を輪列から離して配置することができ
る。このため、電気素子の公差が大きいため、寸法のば
らつきがあっても、電気素子が輪列50〜80に接触し
て停止することを確実に防止でき、時計体を確実に駆動
できる。
【0067】これにより、公差の大きな汎用的な電気素
子を利用することができ、部品コストを低減でき、安価
な電子時計1を提供することができる。
【0068】さらに、各モータ5〜8の保有トルクを最
小限に抑えることができるため、モータ5〜8の消費電
力を低減でき、これにより長時間の駆動つまり電子時計
1の長寿命化を実現することができる。
【0069】その上、輪列50〜80と電気素子とが離
れているので、電気素子を回路基板90に実装して組み
立てる際の組立寸法精度が、電気素子と輪列50〜80
との接触に影響することがなく、組立寸法精度の許容値
を大きくできるため、組立施工性つまり生産性を向上す
ることができる。
【0070】(2) 電気素子は、駆動部のない、各ステッ
プモータ5〜8のコイル15に隣接配置しているので、
ステップモータ5〜8に非常に近接して配置することが
できる。このため、各部品間の隙間を最小限に抑えるこ
とができ、ムーブメントの平面寸法を最小限に抑えるこ
とができて電子時計1を小型化できる。さらに、輪列5
0〜80、ステップモータ5〜8、電池18、電気素子
の各平面位置を異ならせたので、時計体(ムーブメン
ト)の厚さ寸法の増加を抑えることができ、時計を薄型
化できる。
【0071】(3) 電気素子の中でも最も薄いIC91を
スイッチレバー42やかんぬき46といった薄板状の部
材に平面位置を重ねて配置したので、厚さ寸法の増加を
抑えつつ、平面寸法をより小型化することができる。
【0072】(4) ステップモータ5〜8や電池18、電
気素子などを地板1aの外周に沿って偏り無く配置した
ので、重量バランスを均一化できる。特に、各電子素子
や電池18を、分散して配置される各スペース111〜
114に配置したので、重量バランスやレイアウトのバ
ランスを向上することができる。
【0073】(5) 電気素子の中で長さ寸法が最も長い水
晶振動子92と、最も小さいコンデンサ93とを一方の
スペース113に配置し、長さ寸法がこれらの中間にあ
る昇圧コイル94とアラーム用トランジスタ95とをス
ペース114に配置して分散配置したので、各スペース
113,114を略同じ大きさにすることができ、バラ
ンスを向上できる。さらに、水晶振動子92をステップ
モータ5のコア16と略平行にかつ長手方向に沿って配
置したので、スペース効率を向上できる。
【0074】(6) 電気素子をステップモータ5〜8の外
周側に配置したので、電気素子とモータ5〜8とが平面
上で重なることがない。このため、回路基板90におい
ても、ステップモータ5〜8や輪列50〜80が配置さ
れる部分を開口することができ、これらの部品と回路基
板90との干渉を無くすことができるため、より一層の
薄型化を実現できる。
【0075】なお、本発明は前述の実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良等は本発明に含まれるものである。
【0076】例えば、駆動モータとしては、電磁式のス
テップモータ5〜8に限らず、静電モータでもよいし、
ピエゾモータでもよい。
【0077】さらに、前記実施形態では、物理情報表示
部材である指針等で実現される付加機能として、クロノ
グラフ機能とアラーム機能との2つの機能を組み込んで
いたが、一方の機能のみを組み込んでもよい。
【0078】さらに、付加機能としては、年、月、日、
曜日等を表示するカレンダー機能、他の国や地域の時刻
を表示するワールドタイム機能、タイマー機能、高度
計、気圧計、温度計、水深計、電池の充電(残存)電力
量の測定機能、電波時計等における受信電波強度の測定
機能等も適宜選択して組み込むことができる。
【0079】また、駆動モータの数や配置場所に関して
も、組み込む付加機能の数などに応じて適宜設定すれば
よい。すなわち、駆動モータは2つ以上設ければよく、
領域区分線100はこれらの駆動モータの数や配置場所
に応じて設定すればよい。
【0080】さらに、前記外側領域102に配置する電
気素子としては、前記実施形態のものに限らず、その時
計において必要となる電気素子の種類などに応じて適宜
設定すればよい。
【0081】物理情報表示部材としては、前記実施形態
のような指針に限らず、円板、円環状や円弧形状のもの
を用いてもよい。
【0082】また、通常時刻表示用指針としては、最小
限、時針および分針を備えていればよく、秒針や曜日等
のカレンダー機能は適宜組み込めばよい。
【0083】また、駆動モータの電源としては、交換可
能なボタン形電池18に限らず、充電式の電池を内蔵さ
せたり、発電機を内蔵させてもよく、実施に当たって適
宜選択すればよい。
【0084】さらに、電子時計1としては、クロノグラ
フ時計等の腕時計に限らず、例えば、懐中時計、置き時
計、クロック等の各種時計でもよい。
【0085】指針等の物理情報表示部材は、前記実施形
態のように輪列等の動力伝達手段を介して駆動されるも
のに限らず、モータ軸に直接取り付けられてダイレクト
駆動されるものでもよい。また、モータ5〜8からの動
力を伝達する動力伝達手段としては、輪列に限らず、摩
擦車、ベルト(タイミングベルト等)及びプーリ、チェ
ーン及びスプロケットホイール、ラック及びピニオン、
カムなどを利用したものでもよく、本発明を適用する電
子時計の種類、例えば腕時計や置き時計、掛け時計等に
応じて適宜設定すればよい。
【0086】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
時計用ムーブメントを薄型化および小型化できるととも
に、時計体の駆動を確実に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における電子時計を示す正
面図である。
【図2】本実施形態の電子時計の要部を示す平面図であ
る。
【図3】本実施形態の電子時計の要部を示す平面図であ
る。
【図4】本実施形態の電子時計の回路基板を示す平面図
である。
【図5】本実施形態の電子時計の電気素子およびモータ
を示す断面図である。
【図6】本実施形態の電子時計の電気素子およびモータ
を示す断面図である。
【図7】本実施形態の電子時計の回路基板の配置構造を
示す概略図である。
【符号の説明】
1 電子時計 1a 地板 2 リューズ 5 通常時刻駆動用ステップモータ 6 1/5秒クロノグラフ用ステップモータ 7 分クロノグラフ用ステップモータ 8 アラーム用ステップモータ 13 ロータ 14 ステータ 15 コイル 16 コア 18 電池 20 文字盤 21 時針 22 分針 23 小秒針 24 1/5秒クロノグラフ針 25 分クロノグラフ針 26 アラーム時針 27 アラーム分針 30 裏蓋 41,42 スイッチレバー 43 巻真 45 おしどり 46 かんぬき 50 輪列 51 二番車 52 三番車 53 四番車 54 五番車 55 小秒車 56 日の裏車 60 輪列 61 1/5秒クロノグラフ第1中間車 62 1/5秒クロノグラフ第2中間車 63 秒クロノグラフ車 70 輪列 71 分クロノグラフ中間車 72 分クロノグラフ車 80 輪列 81 アラーム中間車 82 アラーム分車 83 アラーム日の裏車 90 回路基板 91 IC 92 水晶振動子 93 コンデンサ 93 緩急用コンデンサ 94 アラーム用昇圧コイル 95 アラーム用トランジスタ 100 領域区分線 101 内側領域 102 外側領域 111〜114 スペース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 幸司 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2F001 AA01 AA02 AB01 AF00 AG01 AG05 AG08 AG16

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の駆動モータと、これらの各モータ
    により駆動される物理情報表示部材と、回路基板に実装
    された電気素子と、駆動モータに対して駆動エネルギー
    を供給する電源と、を備える電子時計において、 各駆動モータを通るとともに、各駆動モータの近接する
    各端部同士を結ぶ領域区分線を定義し、電子時計の平面
    をこの領域区分線で囲まれた内側領域と、領域区分線の
    外側の外側領域との2つの領域に区分した際に、 前記電気素子は前記外側領域に配置され、かつ前記物理
    情報表示部材は前記内側領域に配置されていることを特
    徴とする電子時計。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子時計において、 前記物理情報表示部材は、指針と、この指針に前記駆動
    モータの動力を伝達する動力伝達手段と、で構成されて
    いることを特徴とする電子時計。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の電子時
    計において、 前記複数の駆動モータのうち、少なくとも1つの駆動モ
    ータは、通常時刻駆動用のモータであり、その他のモー
    タは付加機能駆動用のモータであることを特徴とする電
    子時計。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電子時計において、 前記通常時刻駆動用モータで駆動される通常時刻表示用
    指針と、付加機能駆動用モータで駆動される付加機能表
    示用指針とを備え、これらの各指針は時計体中心に配置
    される指針および中心以外に配置される副針により構成
    されていることを特徴とする電子時計。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載の電子時
    計において、 前記付加機能駆動用モータによって実現される付加機能
    は、クロノグラフ機能およびアラーム機能の少なくとも
    一方であることを特徴とする電子時計。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の電子時
    計において、 前記複数の駆動モータは、時計の厚さ方向の位置が互い
    に同一となる高さ位置に配置されていることを特徴とす
    る電子時計。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の電子時計において、 前記電気素子は、時計の厚さ方向の位置が前記各駆動モ
    ータと同一となる高さ位置に配置されていることを特徴
    とする電子時計。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の電子時
    計において、 前記電気素子は、少なくともIC、水晶振動子、コンデ
    ンサを有していることを特徴とする電子時計。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の電子時計において、 前記電気素子のうち、ICはスイッチ類と平面的に重な
    る位置に配置され、他の電気素子は、スイッチ類と平面
    的に重ならない位置に配置されていることを特徴とする
    電子時計。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9に記載の電子
    時計において、 前記電気素子は、さらにアラーム用昇圧コイルとアラー
    ム用トランジスタとを有し、前記水晶振動子およびコン
    デンサと、アラーム用昇圧コイルおよびアラーム用トラ
    ンジスタとは、分散して配置されていることを特徴とす
    る電子時計。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の電
    子時計において、 前記回路基板はフレキシブル基板で構成され、電気素子
    が配置された外周部分の全部又は一部が、湾曲又は屈曲
    されていることを特徴とする電子時計。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の電
    子時計において、 前記各駆動モータは、ステップモータであることを特徴
    とする電子時計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101642140B1 (ko) * 2015-02-05 2016-07-25 주식회사 레드아이 시간관리 개선형 아날로그 시계

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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