JPS60207094A - インコアフランジ交換装置 - Google Patents
インコアフランジ交換装置Info
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- JPS60207094A JPS60207094A JP59063491A JP6349184A JPS60207094A JP S60207094 A JPS60207094 A JP S60207094A JP 59063491 A JP59063491 A JP 59063491A JP 6349184 A JP6349184 A JP 6349184A JP S60207094 A JPS60207094 A JP S60207094A
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- guide tube
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は原子炉の中性子計測関係設備に係り、特に中性
子計測管の下端支持用のイノコアフランジを交換する際
にそのインコアフランジを設けているインコア案内管を
炉心から封水するようにしたインコアフランジ交換装置
の改良に関する。
子計測管の下端支持用のイノコアフランジを交換する際
にそのインコアフランジを設けているインコア案内管を
炉心から封水するようにしたインコアフランジ交換装置
の改良に関する。
従来よく知られているように、原子炉では炉心計装機器
として燃料棒間隙部で中性子検出を行なう中性子計測・
Uを複数設けている。この中性子計測管は消耗部品であ
り、一定期間毎に交換しているが、その配置上の特殊性
がち関連機器が複雑な構成となっており、中性子計測管
の交換のみならず、関連機器の交換作業にも比較的面倒
な手間を要している。
として燃料棒間隙部で中性子検出を行なう中性子計測・
Uを複数設けている。この中性子計測管は消耗部品であ
り、一定期間毎に交換しているが、その配置上の特殊性
がち関連機器が複雑な構成となっており、中性子計測管
の交換のみならず、関連機器の交換作業にも比較的面倒
な手間を要している。
即ち、中性子計測′臂は燃料棒と同様に炉心の上部格子
と下部のコアプレート間に挟入される一/Jメ、燃料棒
が上部格子の格子間隙に区画配置されるのに対し、中性
子計測管はさらに燃料棒の間隙に配置される必要から上
部格子の交差部に位置せざるを得ない。つまり中性子計
測・ぼけ上部格子の上方から隠れた配置となるため、そ
の引上げや据付けの際は、上部格子の格子間隙を介して
の昇降移動と、その上部格子の格子交差部への横移動と
が必要である。当然、中性子計測管の下端側を挿入支持
する下端支持機構の受部も上部格子の交差部によって上
方から隠れた配置となる。
と下部のコアプレート間に挟入される一/Jメ、燃料棒
が上部格子の格子間隙に区画配置されるのに対し、中性
子計測管はさらに燃料棒の間隙に配置される必要から上
部格子の交差部に位置せざるを得ない。つまり中性子計
測・ぼけ上部格子の上方から隠れた配置となるため、そ
の引上げや据付けの際は、上部格子の格子間隙を介して
の昇降移動と、その上部格子の格子交差部への横移動と
が必要である。当然、中性子計測管の下端側を挿入支持
する下端支持機構の受部も上部格子の交差部によって上
方から隠れた配置となる。
中性子計測′Uの下端をそのような隠れた位置に案内す
るため、一般に中性子計測管の下端支持機構としては炉
心下部のコアプレートから原子炉圧力容器を貫通して垂
下するインコア案内管を設け、このインコア案内f#の
下端に取付けたスプリングリール即ち弾性索体を導出し
、その索体の先端を中性子計測・Uの下端に接続してお
き、中性子計測管に伴なわせて索体も引上げ、交換した
中性子計測管の再装着時はこの索体をガイドにして、イ
ンコア案内管に中性子計測管の下端を導入するようにし
ている。
るため、一般に中性子計測管の下端支持機構としては炉
心下部のコアプレートから原子炉圧力容器を貫通して垂
下するインコア案内管を設け、このインコア案内f#の
下端に取付けたスプリングリール即ち弾性索体を導出し
、その索体の先端を中性子計測・Uの下端に接続してお
き、中性子計測管に伴なわせて索体も引上げ、交換した
中性子計測管の再装着時はこの索体をガイドにして、イ
ンコア案内管に中性子計測管の下端を導入するようにし
ている。
インコア案内管には、中性子計測管の下端部を当接支持
する受座を形成したインコアフランジを0リングを介し
て接合しているのが一般的である。
する受座を形成したインコアフランジを0リングを介し
て接合しているのが一般的である。
このインコアフランジの受座は鋭部仕上げとし、中性子
計測管の下端部と密着させ、この部分で炉水の漏れを防
止しているが、酸化物付着等に対する浄化のため経年的
にインコアフランジ、Oリング等の交換が必要となる。
計測管の下端部と密着させ、この部分で炉水の漏れを防
止しているが、酸化物付着等に対する浄化のため経年的
にインコアフランジ、Oリング等の交換が必要となる。
そして、このようなインコアフランジの交換時は原子炉
圧力容器内とインコア案内管とを一旦遮断し、炉水の排
出防止を図る必要が生じる。この場合、従来では中性子
計測管引上げ後、シール用管体をスプリングリールの先
端に装着し、スプリングリールをガイドとしてインコア
案内管に導入したシール用管体の挿入端からスプリング
リールを取外し、その状態でインコアフランジ、0リン
グ等を交換し、しかる後、再度スプリングリールをシー
ル用管体に装着して、さらに前記同様の操作でシール用
管体と中性子計測管とを交換するようにしている。
圧力容器内とインコア案内管とを一旦遮断し、炉水の排
出防止を図る必要が生じる。この場合、従来では中性子
計測管引上げ後、シール用管体をスプリングリールの先
端に装着し、スプリングリールをガイドとしてインコア
案内管に導入したシール用管体の挿入端からスプリング
リールを取外し、その状態でインコアフランジ、0リン
グ等を交換し、しかる後、再度スプリングリールをシー
ル用管体に装着して、さらに前記同様の操作でシール用
管体と中性子計測管とを交換するようにしている。
、したがって、従来ではインコアフランジの交換に要す
るインコア案内管のシール装置4の取付け、取外し等の
作業が面倒で、かつ多くの手間を費やしている。
るインコア案内管のシール装置4の取付け、取外し等の
作業が面倒で、かつ多くの手間を費やしている。
ところで、発明者らは、中性子計測管の交換を容易にす
るため、例えば特公昭53−39555号等に示す如く
中性子計測管を斜降させる据付ガイドを設け、炉上から
の操作のみで中性子計測管を着脱し、従来のスプリング
リールを不要とする技術を提案しており、このような技
術と合致するスプリングリールを用いないインコアフラ
ンジ交換装置を検討してきた。
るため、例えば特公昭53−39555号等に示す如く
中性子計測管を斜降させる据付ガイドを設け、炉上から
の操作のみで中性子計測管を着脱し、従来のスプリング
リールを不要とする技術を提案しており、このような技
術と合致するスプリングリールを用いないインコアフラ
ンジ交換装置を検討してきた。
本発明の目的は、原子炉上方から、インコア案内管を容
易、かつ確実に封水することができ、構成が簡単で操作
の迅速化が図れるインコアフランジ交換装置を提供する
ことにある。
易、かつ確実に封水することができ、構成が簡単で操作
の迅速化が図れるインコアフランジ交換装置を提供する
ことにある。
本発明は、上記目的を達成するため、原子炉の炉心下部
に位置するコアプレートから中性子計測管下部挿入用の
インコア案内管が原子炉圧力容器を貫通して垂下し、こ
のインコア案内管の下端部に中性子計測管の下端支持機
構 ジを着脱可能に取付け、前記インコアフランジ交換の際
、前記中性子計測管に代えて炉心部に装着したシール装
置によって前記インコア案内管を封水するようにしたイ
ンコアフランジ交換装置において、前記シール装置は、
上部格子に水平方向の位置決めをして着脱可能に装着さ
れた支持装置と、この支持装置からサポート棒を介して
中性子計測管取外し後のインコア案内・gと同軸心位置
の上方所定高さ部位に吊下されたシリンダと、原子炉圧
力容器に上方から導入され前記サポート棒に沿って延在
して前記シリンダの両端部に液圧を作用させるホースと
、前記シリンダ内に挿入支持され、その下端突出部が前
記インコア案内管に挿脱可能に挿入されるピストンロッ
ドと、このピストンロッドの下端突出部外周に膨縮可能
に取付けられ前記インコア案内管の内部と原子yPEE
力容器内部とを遮蔽するシール部材とを具備する構成と
している。
に位置するコアプレートから中性子計測管下部挿入用の
インコア案内管が原子炉圧力容器を貫通して垂下し、こ
のインコア案内管の下端部に中性子計測管の下端支持機
構 ジを着脱可能に取付け、前記インコアフランジ交換の際
、前記中性子計測管に代えて炉心部に装着したシール装
置によって前記インコア案内管を封水するようにしたイ
ンコアフランジ交換装置において、前記シール装置は、
上部格子に水平方向の位置決めをして着脱可能に装着さ
れた支持装置と、この支持装置からサポート棒を介して
中性子計測管取外し後のインコア案内・gと同軸心位置
の上方所定高さ部位に吊下されたシリンダと、原子炉圧
力容器に上方から導入され前記サポート棒に沿って延在
して前記シリンダの両端部に液圧を作用させるホースと
、前記シリンダ内に挿入支持され、その下端突出部が前
記インコア案内管に挿脱可能に挿入されるピストンロッ
ドと、このピストンロッドの下端突出部外周に膨縮可能
に取付けられ前記インコア案内管の内部と原子yPEE
力容器内部とを遮蔽するシール部材とを具備する構成と
している。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
まず、適用するインコアフランジの構成を第1図および
第2図によって説明する。
第2図によって説明する。
原子炉圧力容器1内には、上部格子1aが下方のコアプ
レート2に対向して架設されている。このコアプレート
2に形成された貫通孔3にインコア案内管4の上端部が
装着されてお9、このインコア案内管4の下端部は、原
子炉圧力容器1の下底のベッセルを貫通して垂下してい
る。このインコア案内管4の下端部に取付フランジ4a
が形成されており、この取付フランジ4aにインコアフ
ランジ4bがOリング4cを挾んでボルト4dによって
連結されている。なお、インコアフランジ4bの内周部
にはテーバ状の受座4eが形成されており、中性子計測
管Aの下端シールド面aがこの受座4eに着座すると、
炉水圧によりセルフシールドされ、炉水の漏洩が防止さ
れる。
レート2に対向して架設されている。このコアプレート
2に形成された貫通孔3にインコア案内管4の上端部が
装着されてお9、このインコア案内管4の下端部は、原
子炉圧力容器1の下底のベッセルを貫通して垂下してい
る。このインコア案内管4の下端部に取付フランジ4a
が形成されており、この取付フランジ4aにインコアフ
ランジ4bがOリング4cを挾んでボルト4dによって
連結されている。なお、インコアフランジ4bの内周部
にはテーバ状の受座4eが形成されており、中性子計測
管Aの下端シールド面aがこの受座4eに着座すると、
炉水圧によりセルフシールドされ、炉水の漏洩が防止さ
れる。
次にインコアフランジ交換装置を第3図〜第5図によっ
て説明する。
て説明する。
上部格子la上には位置決め用の支持装置としての上板
5が着脱可能に上方から嵌着しである。
5が着脱可能に上方から嵌着しである。
この上板5は、千面略三角形状をなし、図示しないロー
ブ掛止用のアイボルト6および補助ロープ掛止用のアイ
ボルト7とがその上面に突設し、原子炉上方から吊下操
作できるようにしである。上板5の両側には、上部格子
1aの直交する1対の格子板IA、IBに跨る1対のフ
ォーク8A。
ブ掛止用のアイボルト6および補助ロープ掛止用のアイ
ボルト7とがその上面に突設し、原子炉上方から吊下操
作できるようにしである。上板5の両側には、上部格子
1aの直交する1対の格子板IA、IBに跨る1対のフ
ォーク8A。
8Bがボルトにより突設され、また上板5の先端部5A
には両路子板IA、IBの交差部に挟着するガイドロッ
ド9が溶接により垂設されており、これらの両フォーク
8A、8Bおよびガイドロッド9により上板5が上部格
子1aに位置決めされている。なお、フォーク8A、’
8Bはその位置が上板5に対して調節可能となっている
。
には両路子板IA、IBの交差部に挟着するガイドロッ
ド9が溶接により垂設されており、これらの両フォーク
8A、8Bおよびガイドロッド9により上板5が上部格
子1aに位置決めされている。なお、フォーク8A、’
8Bはその位置が上板5に対して調節可能となっている
。
上板5の上部間隙間に配置する部位5Bには1対のホー
ス【0が、夫々ホース保持具[1によって平行に固定さ
れている。このホース[0の上端は図示しない炉上のポ
ンプにノンリターン方式のクイック継手を介して接続さ
れている。一方、上板5に形成きれた貫通孔【2にサポ
ート棒13の上端部が溶接等によって固着されている。
ス【0が、夫々ホース保持具[1によって平行に固定さ
れている。このホース[0の上端は図示しない炉上のポ
ンプにノンリターン方式のクイック継手を介して接続さ
れている。一方、上板5に形成きれた貫通孔【2にサポ
ート棒13の上端部が溶接等によって固着されている。
このサポート棒[3は、上板5を上部格子1aの交差部
に位置決めした状態で、下端側がインコア案内管4と同
一軸心上に配置するように、折曲傾斜部L3aを有する
ものとされている。このサポート棒[3に各ホース[0
がホース保持具I4によって複数個所止着され、これに
よりホース【0はサポート棒【3に沿って垂下している
。
に位置決めした状態で、下端側がインコア案内管4と同
一軸心上に配置するように、折曲傾斜部L3aを有する
ものとされている。このサポート棒[3に各ホース[0
がホース保持具I4によって複数個所止着され、これに
よりホース【0はサポート棒【3に沿って垂下している
。
サポート棒【3の下端部にはフランジ[5が固着されて
おり、このフランジ」5にはシリンダ【6の上端部がボ
ルト17によって突設しておる。なお、このフランジ[
5およびシリンダ【6間の水密を保持するため、これら
フランジ【5およびシリンダ【6間には0リング【8が
装着されている。このシリンダ」6はインコア案内管4
と同一軸心に沿い、インコア案内管4に上方から臨んで
いる。
おり、このフランジ」5にはシリンダ【6の上端部がボ
ルト17によって突設しておる。なお、このフランジ[
5およびシリンダ【6間の水密を保持するため、これら
フランジ【5およびシリンダ【6間には0リング【8が
装着されている。このシリンダ」6はインコア案内管4
と同一軸心に沿い、インコア案内管4に上方から臨んで
いる。
シリンダ【6内には、ピストン19部にピストンリング
加を嵌着したピストンロッドるが昇降自在に挿入されて
おり、このピストン加によって区画された上シリンダ室
21および下シリンダ室22に前記1対のホース10が
夫々連通孔10a、lObを介して接続されている。ピ
ストンロッド乙の摺接したシリンダi6の下端部には、
そのピストンロッドるおよびシリンダ16間の水密を保
持するためOリング屑が装着されており、またピストン
ロッドおには上昇時の上限位置を規制するためのワッシ
ャδおよびナツト加が装着されている。
加を嵌着したピストンロッドるが昇降自在に挿入されて
おり、このピストン加によって区画された上シリンダ室
21および下シリンダ室22に前記1対のホース10が
夫々連通孔10a、lObを介して接続されている。ピ
ストンロッド乙の摺接したシリンダi6の下端部には、
そのピストンロッドるおよびシリンダ16間の水密を保
持するためOリング屑が装着されており、またピストン
ロッドおには上昇時の上限位置を規制するためのワッシ
ャδおよびナツト加が装着されている。
ナツト冗より下方のピストンロッドおけテーパ状をなし
て半径を漸減し、ピストンロッド乙の下端部は小径部n
に形成されている。この小径部nには、インコア案内管
4の上端開口と略同径のガイドリングあが一体に周設さ
れている。ピストンロッド路の下端部には、大径部およ
び小径部が交互に繰返された表面蛇腹状の弾性シール部
材、例えばゴム製シール筒29が装着されている。ピス
トンロッドおのシール筒29から下方突出部分にはガイ
ドロッド加が同軸的に螺合され、このガイドロッド加は
シール筒29側に締込むことによってシール筒四を圧縮
し、そのシール筒29の大径部分がインコア案内管4に
圧入する径大な状態に膨んでいる。なお、このガイドロ
ッド30は止めねじ31によって回り止めされている。
て半径を漸減し、ピストンロッド乙の下端部は小径部n
に形成されている。この小径部nには、インコア案内管
4の上端開口と略同径のガイドリングあが一体に周設さ
れている。ピストンロッド路の下端部には、大径部およ
び小径部が交互に繰返された表面蛇腹状の弾性シール部
材、例えばゴム製シール筒29が装着されている。ピス
トンロッドおのシール筒29から下方突出部分にはガイ
ドロッド加が同軸的に螺合され、このガイドロッド加は
シール筒29側に締込むことによってシール筒四を圧縮
し、そのシール筒29の大径部分がインコア案内管4に
圧入する径大な状態に膨んでいる。なお、このガイドロ
ッド30は止めねじ31によって回り止めされている。
次に作用を説明する。
まず、炉底外部において、交換すべき新たなインコアフ
ランジ、0リング等を準備するとともに、既設のインコ
アフランジ4bには排水管を取付けて排水準備をしてお
く。そして、炉上がら把持具を降下させ、中性子計測管
Aを把持させた後、巻上げてインコア案内管4から抜外
し、炉外に取出して炉心横の機器ビット32に一時保管
する。その後、炉上からシール装置を巻降してインコア
案内管4内をシールする。この場合、まず上部格子1a
の格子間隙を通して、ピストンロッド乙を上昇状態に保
持したシリンダ[6を降下させ、上板5のガイドロッド
9の下端が上部格子1aの上縁に接近した高さで降ド動
作を一旦停止させる。この状態ではシリンダ[6および
シール筒四の軸心はインコア案内管4の軸心とは一致し
ない。次にシール装置全体を水平移動して、ガイドロッ
ド9を上部格子1aの交差部上に位置させるとともに、
各フォーク8人、8Bを格子板IA、IB上に位置させ
る。これによって、シリンダ[6およびシール筒四はイ
ンコア案内管4と軸心が一致する。そこで再、びシール
装置を降下させ、上板5をガイドロッド9およびフォー
ク8A、8Bを介して上部格子1aの一交差部に配置固
定する。
ランジ、0リング等を準備するとともに、既設のインコ
アフランジ4bには排水管を取付けて排水準備をしてお
く。そして、炉上がら把持具を降下させ、中性子計測管
Aを把持させた後、巻上げてインコア案内管4から抜外
し、炉外に取出して炉心横の機器ビット32に一時保管
する。その後、炉上からシール装置を巻降してインコア
案内管4内をシールする。この場合、まず上部格子1a
の格子間隙を通して、ピストンロッド乙を上昇状態に保
持したシリンダ[6を降下させ、上板5のガイドロッド
9の下端が上部格子1aの上縁に接近した高さで降ド動
作を一旦停止させる。この状態ではシリンダ[6および
シール筒四の軸心はインコア案内管4の軸心とは一致し
ない。次にシール装置全体を水平移動して、ガイドロッ
ド9を上部格子1aの交差部上に位置させるとともに、
各フォーク8人、8Bを格子板IA、IB上に位置させ
る。これによって、シリンダ[6およびシール筒四はイ
ンコア案内管4と軸心が一致する。そこで再、びシール
装置を降下させ、上板5をガイドロッド9およびフォー
ク8A、8Bを介して上部格子1aの一交差部に配置固
定する。
しかる後、ホース[0の一方を介してシリンダ【6の上
シリンダ室21に加圧水を供給し、ピストンロッド路を
押下げてガイドロッド(9)およびシール筒四をインコ
ア案内管4内に挿入する。シール筒四の大径部分の外径
を予めガイドロッド30の締込みにより、インコア案内
管4に圧入する径に設定しておけば、インコア案内管4
はこのシール筒29の圧入によって上下シール状態とな
る。なお、ピストンロッド23は、ガイドリング薦がイ
ンコア案内管4の上端開口部の段状部分に当接する位置
で停止する。
シリンダ室21に加圧水を供給し、ピストンロッド路を
押下げてガイドロッド(9)およびシール筒四をインコ
ア案内管4内に挿入する。シール筒四の大径部分の外径
を予めガイドロッド30の締込みにより、インコア案内
管4に圧入する径に設定しておけば、インコア案内管4
はこのシール筒29の圧入によって上下シール状態とな
る。なお、ピストンロッド23は、ガイドリング薦がイ
ンコア案内管4の上端開口部の段状部分に当接する位置
で停止する。
その後、炉底において排水管を介してインコア案内管4
下部の排水を行ない、排水管取外し後、インコアフラン
ジ4bおよび0リング4Cを新たなものと交換する。
下部の排水を行ない、排水管取外し後、インコアフラン
ジ4bおよび0リング4Cを新たなものと交換する。
なお、その後は新たに装着したインコアフランジ4bに
排水管を接続してパルプ閉状態にする一方、炉上ではシ
リンダ16の下シリンダ室nへの加圧水供給によりピス
トンロッドるを引上げてシール筒四をインコア案内管4
から抜外す。しかる後シール装置を巻上げ、巻上げ完了
後は、再び中性子計測管Aを装着すればよい。なお、こ
の中性子計測管Aの装着時は例えば特公昭53−395
5号に示す如く、中性子計測管Aをスライド式に傾斜ガ
イドを介してインコア案内管4内に挿入する装着装置等
を用いればよく、この場合も、スプリングリール等の使
用を省略することができる。
排水管を接続してパルプ閉状態にする一方、炉上ではシ
リンダ16の下シリンダ室nへの加圧水供給によりピス
トンロッドるを引上げてシール筒四をインコア案内管4
から抜外す。しかる後シール装置を巻上げ、巻上げ完了
後は、再び中性子計測管Aを装着すればよい。なお、こ
の中性子計測管Aの装着時は例えば特公昭53−395
5号に示す如く、中性子計測管Aをスライド式に傾斜ガ
イドを介してインコア案内管4内に挿入する装着装置等
を用いればよく、この場合も、スプリングリール等の使
用を省略することができる。
なお、中性子計測管装着後は、インコアフランジ4bの
受座4eに中性子計測管Aの下端シールド面aが密接状
態で着座し、インコアフランジ4b部がシール状態とな
るので、排水した後、排水管を取外せばよい。
受座4eに中性子計測管Aの下端シールド面aが密接状
態で着座し、インコアフランジ4b部がシール状態とな
るので、排水した後、排水管を取外せばよい。
このような実施例の構成によれば、スズリングリールを
用いてインコア案内管のシール装置を炉の上下で相互関
係を維持しつつ巻上げ、巻降す面倒な作業を省略するこ
とができ、インコアフランジ4bおよびOIJング4c
の交換が迅速に行なえ、しかも工程数を減少することが
でき、操作の簡便化が図れる。特にスプリングリールを
中性子計測管とシール装置との間でねじ式に連結、取外
して交換するような煩雑な作業を要する従来の装置を用
いる必要なく、炉上から穏れた位置でもインコア案内管
4のシールを可能としたので、インコアシリンダ4bの
交換作業は著しく簡便になる。
用いてインコア案内管のシール装置を炉の上下で相互関
係を維持しつつ巻上げ、巻降す面倒な作業を省略するこ
とができ、インコアフランジ4bおよびOIJング4c
の交換が迅速に行なえ、しかも工程数を減少することが
でき、操作の簡便化が図れる。特にスプリングリールを
中性子計測管とシール装置との間でねじ式に連結、取外
して交換するような煩雑な作業を要する従来の装置を用
いる必要なく、炉上から穏れた位置でもインコア案内管
4のシールを可能としたので、インコアシリンダ4bの
交換作業は著しく簡便になる。
また、シール筒四を圧入する手段として、シリンダ16
に加圧水を作用させピストンロッド乙を圧下する構成を
用いたので、シール筒四のインコア案内管4への圧入度
合を予めガイドロッド刃の締付けにより大きく設定する
ことができる。スプリングリールの引張シカ等でシール
装置を押込むような従来の手段では索体切断等の可能性
からシール性に限界があったのに対し、シール性能も向
上することができる。
に加圧水を作用させピストンロッド乙を圧下する構成を
用いたので、シール筒四のインコア案内管4への圧入度
合を予めガイドロッド刃の締付けにより大きく設定する
ことができる。スプリングリールの引張シカ等でシール
装置を押込むような従来の手段では索体切断等の可能性
からシール性に限界があったのに対し、シール性能も向
上することができる。
さらに、シール装置の位置決めは、支持装置としての上
板5の固定位置を基準として、シール目標とするインコ
ア案内管4の位置を予めサポート棒13に設定しておく
ことで十分高精度に保持することができる。即ち、イン
コア案内管4が上部格子1aの交差部下方にあることは
予め判っているので、上板5のガイドロッド9の装着さ
れる交差部にシリンダ[6の軸心が一致するように1サ
ポート棒E3を折曲形成することは比較的容易である。
板5の固定位置を基準として、シール目標とするインコ
ア案内管4の位置を予めサポート棒13に設定しておく
ことで十分高精度に保持することができる。即ち、イン
コア案内管4が上部格子1aの交差部下方にあることは
予め判っているので、上板5のガイドロッド9の装着さ
れる交差部にシリンダ[6の軸心が一致するように1サ
ポート棒E3を折曲形成することは比較的容易である。
なお、前記実施例ではサポート棒【3の折曲傾斜部13
aを直線段状に曲成したが、本発明はそのようなものに
限らず、曲線的に折曲するなど種々変形することができ
るのは勿論である。
aを直線段状に曲成したが、本発明はそのようなものに
限らず、曲線的に折曲するなど種々変形することができ
るのは勿論である。
以上のように、本発明に係るインコアフランジ交換装置
によれば、インコアフランジ上部のインコア案内管のシ
ール装置を、上部格子に水平方向の位置決めをして着脱
可能に装着された支持装置と、この支持装置からサポー
ト棒を介して中性子計測管取外し後のインコア案内管と
同軸心位置の上方所定高さ部位に吊下されたシリンダと
、このシリンダに挿入され液圧によりインコア案内管に
挿入されるピストンロンドと、このピストンロンドに膨
m可能に取付けられたシール部材とを具備し、炉上から
の操作により、シリンダを上部格子によって位置決めし
、シリンダへの加圧作用でインコア案内管をシールでき
るようにしたので、従来のスプリングリールを用いて炉
底側からの関連操作を不要とし、容易、迅速かつ確実に
炉水遮蔽作用を施すことができ、インコアフランジの交
換作業の能率を向上することができる等の効果を奏する
。
によれば、インコアフランジ上部のインコア案内管のシ
ール装置を、上部格子に水平方向の位置決めをして着脱
可能に装着された支持装置と、この支持装置からサポー
ト棒を介して中性子計測管取外し後のインコア案内管と
同軸心位置の上方所定高さ部位に吊下されたシリンダと
、このシリンダに挿入され液圧によりインコア案内管に
挿入されるピストンロンドと、このピストンロンドに膨
m可能に取付けられたシール部材とを具備し、炉上から
の操作により、シリンダを上部格子によって位置決めし
、シリンダへの加圧作用でインコア案内管をシールでき
るようにしたので、従来のスプリングリールを用いて炉
底側からの関連操作を不要とし、容易、迅速かつ確実に
炉水遮蔽作用を施すことができ、インコアフランジの交
換作業の能率を向上することができる等の効果を奏する
。
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は原子炉全
体を示す断面図、第2図はインコアフランジ部を示す拡
大断面図、第3図はシール装置部を示す断面図、第4図
は第3図のff −IV @に沿う平面図、第5図は第
3図のV部拡大図である。 ■・・・原子炉圧力容器、1a山上部格子、2山コアプ
レート、4山インコア案内管、4b山インコアフランジ
、4c・・・0リング、訃・・上板(支持装置)、to
・・ホース、13山サポート棒、16山シリンダ、n・
・・ピストンロンド、四・・・シール筒(弾性シール部
材)、入山中性子計測管。 出願人代理人 波 多 野 久 第1図
体を示す断面図、第2図はインコアフランジ部を示す拡
大断面図、第3図はシール装置部を示す断面図、第4図
は第3図のff −IV @に沿う平面図、第5図は第
3図のV部拡大図である。 ■・・・原子炉圧力容器、1a山上部格子、2山コアプ
レート、4山インコア案内管、4b山インコアフランジ
、4c・・・0リング、訃・・上板(支持装置)、to
・・ホース、13山サポート棒、16山シリンダ、n・
・・ピストンロンド、四・・・シール筒(弾性シール部
材)、入山中性子計測管。 出願人代理人 波 多 野 久 第1図
Claims (1)
- 1、原子炉の炉心下部に位置するコアプレートから中性
子計測管下部挿入用のインコア案内゛Uが原子炉圧力容
器を貫通して垂下し、このインコア案内管の下端部に中
性子計測・Uの上端部支持用インコアフランジを着脱可
能に取付け、前記インコアフランジ交換の際、前記中性
子計測・aに代えて炉心部に装着したシール装置によっ
て前記インコア案内管を封水するようにしたインコアフ
ランジ交換装置において、前記シール装置は、上部格子
に水平方向の位置決めをして着脱可能に装着された支持
装置と、この支持装置からサポート棒を介して中性子計
測管取外し後のインコア案内管と同軸心位置の上方所定
高さ部位に吊下されたシリンダと、原子炉圧力容器に上
方から導入され前記サポート棒に沿って延在して前記シ
リンダの両端部に液圧を作用させるホースと、前記シリ
ンダ内に挿入支持され、その下端突出部が前記インコア
案内管に挿脱可能に挿入されるピストンロンドと、この
ピストンロンドの下端突出部外周に膨縮可能に取付けら
れ前記インコア案内管の内部と原子p圧力容器内部とを
遮蔽するシール部材とを具備してなることを特徴とする
インコアフランジ交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59063491A JPS60207094A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | インコアフランジ交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59063491A JPS60207094A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | インコアフランジ交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60207094A true JPS60207094A (ja) | 1985-10-18 |
Family
ID=13230766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59063491A Pending JPS60207094A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | インコアフランジ交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60207094A (ja) |
-
1984
- 1984-03-31 JP JP59063491A patent/JPS60207094A/ja active Pending
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