JPS6020634Y2 - 液体供給装置 - Google Patents

液体供給装置

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JPS6020634Y2
JPS6020634Y2 JP8459879U JP8459879U JPS6020634Y2 JP S6020634 Y2 JPS6020634 Y2 JP S6020634Y2 JP 8459879 U JP8459879 U JP 8459879U JP 8459879 U JP8459879 U JP 8459879U JP S6020634 Y2 JPS6020634 Y2 JP S6020634Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
nozzle
supply device
liquid supply
valve
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Expired
Application number
JP8459879U
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English (en)
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JPS563896U (ja
Inventor
博 木藤
文男 大杉
富和 加藤
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用潤滑油などの液体を注入容器に供給
する液体供給装置に係り、特に供給装置内に設けられて
いる開閉弁によるシール面と該開閉弁の先端に設けられ
ているノズルで構成される室内に真空装置に通ずる真空
引き管を配設することによって、前記室(ノズル内壁)
に過剰に付着残留している液体を系外に排出せしめ、か
つ所要時間内に排出しえなかった微量の残留液体をノズ
ル端面の斜形状に形成せしめられた頂部に捕捉するよう
にした液垂れ防止機構を有する液体供給装置に関するも
のである。
従来、自動車用潤滑油などの液体を注入容器に供給する
供給装置としては第1図に示されるごとく、円筒状胴部
21の中心部に上下動可能に設けられている開閉弁22
を圧縮エアー供給管23から室Aに供給されるエアーに
よって上方に持上げ、円筒状胴部21の室Bに液体供給
装置24から供給されている液体を下端に設けられてい
る液体流出口25から注入容器(図示なし)に供給する
ようにした構造のものが使用されている。
しかしながら、上記のような液体供給装置においては、
自動車用潤滑油を供給する注入容器のような限られた小
さな供給口に見合うシンプルな液体流出口を形成するこ
とは困難であり、仮に形成が可能であったとしても構造
が複雑となることは避けることはできない。
また、開閉弁のシール面に付着した液体を完全に除去す
ることとは不可能であって、注入液体の無駄及び液体供
給装置とその可動範囲の全域にわたる液垂れ用の受は皿
などの付属容器を具備する必要があり、作業能率も著し
く低下させる大きな欠点を有するものである。
本考案の目的は、上記従来技術に基づく液体供給装置の
問題点に鑑み、自動車用潤滑油などの注入容器の供給口
形状を変更することなく既存の独立した技術である開閉
弁機構と真空装置による真空吸引システムを併合するこ
とによって、上記欠点を排除し、不都合を無くした優れ
た液体供給装置を提供せんとするものである。
また、本考案の他の目的は、液体の流動作用を利用した
液垂れ防止機構を有する液体供給装置を提供するもので
ある。
さらに、本考案の他の目的は、従来技術のような供給液
体の無駄を無くし、かつ無駄防止のための高価な付帯設
備を必要とせず、作業能率の向上を図りえる液体供給装
置を提供するものである。
本考案の上記目的は、円筒状胴部の中心部に設けられて
いる開閉弁の操作によって前記円筒状胴部に充満されて
いる液体を液体流出口から注入容器に供給するようにし
た液体供給装置において、前記液体流出口の先端に注入
容器の供給口に合致するノズルを設け、該ノズルの端面
を斜形状に形成し、その頂部内側に前記開閉弁の操作に
応答して起動する真空装置に通ずる真空引き管の先端を
その開口面を前記ノズルの内壁に向けて配設したことを
特徴とする液体供給装置によって遠戚される。
以下、本考案になる液体供給装置の一実施例を添付図面
に従って詳細に説明する。
第2図は本考案の液体供給装置の断面図を示すものであ
る。
第2図において、1は銅板製材料から構成されている円
筒状胴部であって、該円筒状胴部1の中央よりやや上部
に形成されているフランジ2を境にして、上方側壁に圧
縮エアー供給管3が設けられ、下方側壁に液体供給管4
が接続されており、その下端には液体流出口5が開口さ
れている。
この液体流出口5の先端には液体注入容器Xの供給口Y
に合致するノズル6がボルト7によって取付けられてお
り、該ノズル6の端面ば斜形状8に形成されているとと
もにその頂部9の内側には後述する開閉弁13の操作に
応答して起動する真空装置10に通ずる真空引き管11
の先端が、その開口面をノズル6の内壁に向けて配設さ
れている。
前記ノズル6の端面に形成される斜形状8傾斜角は5°
〜60°の範囲において有効であり、特に10’〜50
°の範囲が残留液体の捕集を速める目的において最も優
れている。
また、前記円筒状胴部1の中心部には前記フランジ2に
支持され、上方にピストン12が形成されている開閉弁
13が前記液体流出口5に設けられているシール材14
に当接するよう配設されており、この開閉弁13のピス
トン12と円筒状胴部1の頂面15との間には該開閉弁
13の復帰を促すためのスプリング16が介在されてい
る。
尚、17はフランジ2と開閉弁13及び円筒状胴部1と
ピストン12との気密性を保持するためのシール材であ
って、18は開閉弁13の上限を規制し、液体の流出量
を調整するためのストッパーである。
上記のように構成された液体供給装置において、該液体
供給装置のノズル6を注入容器Xの供給口Yにセットし
、供給開始信号を外部作動スイッチ(図示なし)によっ
て与えられると自動切換弁(図示なし)が作動して圧縮
エアー供給管3から圧力エアーが供給され、ピストン1
2とフランジ2によって構成される室Aに充満されると
同時に円筒状胴部1上部に形成されている室Cに介装さ
れているスプリング16の力に打ち勝ち、開閉弁13が
上方に持ち上げられて開閉弁13とシール材14との間
が開放状態となる。
これによって液体供給管4から円筒状胴部1内に供給さ
れている液体の圧力によってノズル6から注入容器Xに
液体が流出する。
液体の定量供給後、前記自動切換弁(図示なし)が作動
して圧縮エアー供給管3への圧縮エアーの供給が停止さ
れて室Aが開放状態となり、室Aの圧力が低下されると
同時に室Cに設けられているスプリング16の力によっ
て開閉弁13が下方に押されてその先端がシール材14
に当接して液体の注入容器Xへの供給が停止される。
この時ノズル6の内壁に付着残留している液体はノズル
6の端面に形成されている斜形状8の頂部9に流下して
捕捉されると同時に他の自動切換弁(図示なし)が作動
して真空装置10が起動される。
この真空装置の起動によって、頂部9に捕捉されている
液体を真空引き管11を介して吸引して系外に排出する
また微量に付着残留している液体は徐々に斜形状8の頂
部9に流下して捕捉される。
該斜形状8は液体供給装置を長時間使用しない場合の液
体の垂れを防止する目的において非常に有効である。
以上、詳細に説明したごとく、本考案の液体注入装置に
おいては、既存の独立した技術であるところの開閉弁機
構と真空装置による真空引きによる払拭きシステムを有
効に結合させたもので、開閉弁のシール面及びノズル内
壁に付着残留する液体を効果的に回収除去することがで
き、これによって高価な液体の無駄を排除することが可
能であるとともに液体供給装置とその可動範囲にわたる
液垂れ用受は皿の付属設備を全く必要としなくなった。
また液体の供給から回収除去まで連続的に行うことが可
能になったことから作業能をより向上させることができ
る。
さらに本考案の液体供給装置においては、ノズル端面を
斜形状に形成するとともにその頂部内側に開閉弁の操作
に応答して起動する真空装置に通ずる真空引き管の先端
をその開口面をノズル内壁に向けて配設したからノズル
内に付着残留している液体は確実に捕捉することができ
ることはもとより、液体供給装置を長時間使用しない場
合の液垂れを確実に防止することができる効果を有する
また、本考案の液体供給装置は、注入容器の供給口の形
状、大きさ等の違いに対しても該液体供給装置に設けら
れているノズルの形状を変更することにより対応が可能
であるため、比較的廉価に改造することができ、類似の
液体供給容器に容易に利用することができる。
本考案の液体供給装置においては、ノズルを円筒状胴部
の下端に開口されている液体流出口に設けた構成によっ
て説明したが、本考案の技術思想によれば樹脂材料等に
よってノズルを円筒状胴部に一体的に形成することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の液体供給装置の断面図、第2図は本考案
の液体供給装置の断面図である。 1・・・・・・円筒状胴部、2・・・・・・フランジ、
3・・・・・・圧縮エアー供給管、4・・・・・・液体
供給管、5・・・・・・液体流出口、6・・・・・・ノ
ズル、7・・・・・・ボルト、8・・・・・・斜形状、
9・・・・・・頂部、10・・・・・・真空装置、11
・・・・・・真空引き管、12・・・・・・ピストン、
13・・・・・・開閉弁、14・・・・・・シール材、
16・・・・・・スプリング、17・・・・・・シール
材、18・・・・・・ストッパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状胴部の中心部に設けられている開閉弁の操作によ
    って前記円筒状胴部に充満されている液体を液体流出口
    から注入容器に供給するようにした液体供給装置におい
    て、前記液体流出口の先端に注入容器の供給口に合致す
    るノズルを設け、該ノズルの端面を斜形状に形成し、該
    ノズル端面の頂部内側に前記開閉弁の操作に応答して起
    動する真空装置に通ずる真空引き管の先端をその開口面
    を前記ノズルの内壁に向けて配設したことを特徴とする
    液体供給装置。
JP8459879U 1979-06-19 1979-06-19 液体供給装置 Expired JPS6020634Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8459879U JPS6020634Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19 液体供給装置

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JP8459879U JPS6020634Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19 液体供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS563896U JPS563896U (ja) 1981-01-14
JPS6020634Y2 true JPS6020634Y2 (ja) 1985-06-20

Family

ID=29317794

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JP8459879U Expired JPS6020634Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19 液体供給装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58145897U (ja) * 1982-03-25 1983-09-30 マツダ株式会社 注液ガンの液滴下防止装置
JPS58194200U (ja) * 1982-06-18 1983-12-23 関東自動車工業株式会社 液体注入装置

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JPS563896U (ja) 1981-01-14

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