JP3943803B2 - 液体注入装置 - Google Patents
液体注入装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3943803B2 JP3943803B2 JP2000137153A JP2000137153A JP3943803B2 JP 3943803 B2 JP3943803 B2 JP 3943803B2 JP 2000137153 A JP2000137153 A JP 2000137153A JP 2000137153 A JP2000137153 A JP 2000137153A JP 3943803 B2 JP3943803 B2 JP 3943803B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- tank
- injection
- gun
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両のパワーステアリング用オイルリザーバのような液体リザーバにオイル等の液体を注入するために用いられる液体注入装置に関し、特に、液体リザーバの注入口に密着させ得る注入ガンと、この注入ガンに選択的に連通可能に接続される真空管路及び液体供給管路とを備え、真空管路には注入ガンを通して液体リザーバ内を減圧し得る真空ポンプを接続し、液体供給管路には注入ガンを通して液体リザーバに液体を供給する液体ポンプを接続し、液体リザーバ内を減圧した状態で、該リザーバに液体を注入するようにしたものの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝる液体注入装置は、例えば実公平6−3837号公報に開示されているように、既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のものでは、液体リザーバに液体を注入した後の注入ガンをガン受け具に受けさせ、注入ガンに残留した液体をこのガン受け具に排出させ、再び注入ガンを液体リザーバの位置へ移動する間に、注入ガンから液垂れしないようにしているが、ガン受け具に溜まった液体は、気泡を多く含む使用不可のものとして処分しており、このような処分は不経済である。
【0004】
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、ガン受け具に溜まった液体を回収、脱泡して使用可能なものにし、正規の液体と共に液体リザーバに注入し得るようにした、経済的な前記液体注入装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための装置】
上記目的を達成するために、本発明は、液体リザーバの注入口に密着させ得る注入ガンと、この注入ガンに選択的に連通可能に接続される真空管路及び液体供給管路とを備え、真空管路には注入ガンを介して液体リザーバ内を減圧し得る真空ポンプを接続し、また液体供給管路には注入ガンを介して液体リザーバに液体を供給し得る液体ポンプを接続し、液体リザーバ内を減圧した状態で、該リザーバに液体を注入するようにした液体注入装置において、液体タンク及び脱泡液体タンク間を結ぶと共に、該液体タンク内の液体を脱泡液体タンクに供給する1次液体ポンプを設けた1次液体供給管路と、前記脱泡液体タンク及び注入ガン間を結ぶと共に、脱泡液体タンク内の液体を注入ガンを通して液体リザーバに液体を供給し得る2次液体ポンプを設けた2次液体供給管路とで前記液体供給管路を構成し、前記脱泡液体タンクと、液体リザーバに液体を注入した後の注入ガンを受容するガン受け具との間を、そのガン受け具に溜まった液体を一時的に溜める回収液体タンクを途中に設けた液体回収管路により接続し、前記回収液体タンクよりも下流側の前記液体回収管路には、始業前の注入ガンの試し打ち時にその吐出液体を受ける始業点検用具に一端が連なる補助回収管路の他端を接続し、前記脱泡液体タンク及び真空管路間を脱泡管路により接続し、前記ガン受け具から前記液体回収管路を通して前記回収液体タンクに回収された液体、並びに始業前の試し打ちにより始業点検用具に溜まった液体を前記液体回収管路を通して前記脱泡液体タンクに戻すと共に、前記真空ポンプの発生負圧を脱泡管路を通して前記脱泡液体タンクに導入することにより、該脱泡液体タンク内の液体から脱泡させるようにしたことを第1の特徴とする
前記液体供給管路は後述する本発明の実施例中のオイル供給管路5に対応する。また1次液体供給管路は1次オイル供給管路5Aに、2次液体供給管路は2次オイル供給管路5Bに、液体タンクはオイルタンク6に、脱泡液体タンクは脱泡オイルタンクに、1次液体ポンプは1次オイルポンプ8Aに、2次液体ポンプは2次オイルポンプ8Bにそれぞれ対応する。
【0006】
この第1の特徴によれば、液体リザーバへの液体注入後、注入ガンからガン受け具に排出された残留液体は、液体回収管路を通して回収液体タンクに一時的に溜め、そこから更に液体回収管路を通して脱泡液体タンクに回収し、2次液体ポンプから供給された正規の液体と合流させる。そこで、真空管路から負圧を脱泡液体タンクに導入して、脱泡液体タンク内を減圧することによってこれら液体から脱泡させるので、回収された液体も正規の液体と同様に気泡を含まない良質な液体とすることができる。したがって、2次液体ポンプの作動時には、上記回収液体を正規の液体と共に注入ガンを通して液体リザーバに無駄なく注入することが可能となり、極めて経済的である。しかも、脱泡液体タンクの減圧には、液体リザーバへの液体供給に先立って行う液体リザーバの真空引きに使用される真空ポンプが利用されるので、脱泡専用の真空ポンプは不要であり、装置を安価に提供することができる。
【0007】
また始業前の注入ガンの試し打ちにより、始業点検用具に溜まった液体も液体回収管路を通して、ガン受け具の液体と同様に脱泡液体タンクに回収させ、且つ脱泡させることができるので、2次液体ポンプの作動時には、上記回収液体も正規の液体と共に注入ガンを通して液体リザーバに無駄なく注入することが可能となる。
【0008】
また本発明は、上記特徴に加えて、前記1次液体ポンプから前記脱泡液体タンクに供給されたオイルが所定量に達したときに該1次液体ポンプの作動を停止させることを第2の特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、添付図面に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
【0010】
図1は本発明に係る液体注入装置の流体回路図、図2は自動車組立ラインにおけるパワーステアリング用オイル注入ステーションの斜視図である。
【0011】
図2において、自動車組立ライン上のパワーステアリング用オイル注入ステーションにはオイル注入ロボットRが設置されており、このオイル注入ロボットRは、該ステーションに台車に乗って搬入されてくる自動車Cのパワーステアリング用リザーバReにオイルを注入すべく、その注入口に密着させる注入ガン1を備えている。またオイル注入ロボットRに近接して、床F上に第1及び第2支柱P1、P2が立設されており、第1支柱P1の上端には、注入ガン1の休止時、それを受容するガン受け具21が設けられ、第2支柱P2の上端には始業点検用具22が設けられる。この始業点検用具22は、始業時、こゝで注入ガン1からオイルを吐出させて、その吐出具合や、吐出オイル中の気泡の有無等をチェックするためのものである。
【0012】
次に図1において、注入ガン1は圧力センサ2を備えている。この注入ガン1のノズル1aには、切換弁3及び配管ジョイント部4を介してオイル供給管路5が接続される。オイル供給管路5は、オイルタンク6及び脱泡オイルタンク7間を結ぶ1次オイル供給管路5Aと、脱泡オイルタンク7及び配管ジョイント部4間を結ぶ2次オイル供給管路5Bとから構成なっており、1次オイル供給管路5Aには、オイルタンク6側から電動式の1次オイルポンプ8A、ストレーナ9及び開閉弁10が順次直列に介裝される。また2次オイル供給管路5Bには、脱泡オイルタンク7側から開閉弁11、電動式の2次オイルポンプ8B、手動開閉弁12、切換弁13、流速調整弁14及び手動開閉弁15が順次介裝される。
【0013】
また2次オイル供給管路5Bには、手動開閉弁12及び流速調整弁14間を迂回する減速回路16が接続され、この減速回路16には手動開閉弁17、切換弁18及び流速調整弁19が直列に介裝され、この流速調整弁19は、前記流速調整弁14よりも設定流速が低くなるように調整される。したがって、上記2個の切換弁13,18を選択的に開放することにより、通常の流量でオイル供給する場合には、流速調整弁14を通過させ、小流量でオイルを供給する場合には、流速調整弁19側を通過させればよい。
【0014】
脱泡オイルタンク7にはフロートスイッチ20が設けられる。このフロートスイッチ20は、1次オイルポンプ8Aから脱泡オイルタンク7に供給されたオイルが所定量に達したとき警報器(図示せず)を作動すると共に、1次オイルポンプ8Aの作動を停止するようになっている。
【0015】
また注入ガン1のノズル1aには、切換弁23と配管ジョイント部24を介して真空管路25が接続されており、この配管ジョイント部24及び真空ポンプ26間を結ぶ真空管路25には、真空ポンプ26側からフィルタ27、真空タンク28、開閉弁29、フィルタ30及び手動開閉弁31が順次直列に介裝される。
【0016】
上記開閉弁29及び真空タンク28間の真空管路25には、脱泡オイルタンク7に連なる脱泡管路33が接続され、この脱泡管路33に開閉弁32が介裝される。
【0017】
さらに注入ガン1のノズル1aには、切換弁34と配管ジョイント部35を介して空気管路36が接続され、この空気管路36には、手動開閉弁37及び切換弁38が設けられ、その切換弁38によって空気管路36はコンプレッサ39と大気開放口40に選択的に接続されるようになっている。
【0018】
前記ガン受け具21に、第1支柱P1(図2参照)を貫通する回収管路41を介して脱泡オイルタンク7が接続され、回収管路41には、ガン受け具21側からエジェクタポンプ42、回収オイルタンク43、開閉弁44及びストレーナ45が順次直列に介裝される。回収オイルタンク43には、フロートスイッチ50が設けられており、該タンク43に所定量のオイルが溜まると、図示しない警報器を作動するようになっている。
【0019】
また上記開閉弁44とストレーナ45との間の回収管路41に、前記第2支柱P2(図2参照)を貫通して前記始業点検用具22に一端が連なる補助回収管路51の他端が接続され、この補助回収管路51には開閉弁52が介裝される。
【0020】
前記真空タンク28内の底部と脱泡オイルタンク7とはドレン管路55で接続され、このドレン管路55には、真空タンク28側から開閉弁56及びドレンセパレータ57が順次直列に介裝される。真空タンク28にはフロートスイッチ58が設けられており、内部に溜まったオイルが所定量に達したとき図示しない警報器を作動するようになっており、その場合、真空タンク28を大気に開放してから開閉弁56を開放すれば、該真空タンク28内のオイルをドレンセパレータ57を介して脱泡オイルタンク7に排出することができる。ドレンセパレータ57では気液の分離が行われる。
【0021】
次に、この実施例の作用について説明する。
【0022】
脱泡オイルタンク7には、1次オイルポンプ8Aの作動によりオイルタンク6から汲み上げられたオイルが予め所定量蓄えられており、また真空タンク28内は、真空ポンプ26の作動により予め所定の真空状態に保持されている。
【0023】
台車Dに乗ってパワーステアリング用オイル注入ステーションに到達した自動車Cのパワーステアリング用オイルリザーバReにオイルを注入するに当たっては、先ず、真空管路25の開閉弁29及びドレン管路55の開閉弁56を閉じる一方、脱泡管路33の開閉弁32を開き、真空タンク28内の負圧を脱泡管路33を経て脱泡オイルタンク7内に作用させることにより、その内部を減圧して、脱泡オイルタンク7に貯留するオイルから脱泡させる。
【0024】
こうしてからロボットRに注入ガン1を、自動車Cのパワーステアリング用オイルリザーバReの注入口に押し当てさせる。
【0025】
次に、2次オイル供給管路5Bの開閉弁12,15,17及び切換弁13を開くと共に切換弁18を閉じる。また脱泡管路33の開閉弁32及びドレン管路55の開閉弁56を閉じると共に、真空管路25の開閉弁29を開放する。さらに空気管路36の手動開閉弁37を開き、切換弁38により空気管路36を大気開放口40に連通させる。
【0026】
上記の状態から、先ず、注入ガン1の3個の切換弁3,23,34のうち、真空管路25に接続する切換弁23のみ開放する。すると、真空タンク28の負圧が真空管路25を経て、注入ガン1からパワーステアリング用オイルリザーバReの内部に伝達し、その内部を所定の減圧状態にする。そしてパワーステアリング用オイルリザーバRe内の負圧が所定値に達すると、その状態が圧力センサ2によって検知される。
【0027】
そこで、真空管路25に接続する前記切換弁23を閉じると共に、2次オイル供給管路5Bに接続する切換弁3を開放し、2次オイルポンプ8Bを作動すると、脱泡オイルタンク7内の既に脱泡されたオイルを、2次オイル供給管路5B及び切換弁3を介して減圧状態のオイルリザーバReの内部にスムーズに注入することができる。このオイルの注入の開始から所定時間が経過すると、切換弁13を閉じると共に、切換弁18を開いて、今度は減速回路16を介して低速でオイルの注入を行い、オイルリザーバReからのオイルの溢れ出しを防ぐ。そして、規定量のオイルの注入に伴う圧力の上昇を圧力センサ2が検知すると、2次オイルポンプ8Bが作動を停止され、切換弁3が閉鎖される。
【0028】
パワーステアリング用オイルリザーバReへのオイルの注入を終えると、ロボットRに注入ガン1を素早くガン受け具21に移させる。続いて、真空管路25に接続する切換弁23を閉じ、空気管路36に接続する切換弁34を開くと共に、切換弁38により空気管路36をコンプレッサ39に接続する。すると、コンプレッサ39から圧送された高圧空気が空気管路36を経て、注入ガン1に達し、そのノズル1aに残留したオイルをガン受け具21内に吹き飛ばす。こうしてガン受け具21の底部に溜まったオイルは、エジェクタポンプ42により吸引されて回収オイルタンク43に運ばれる。
【0029】
また始業時には、ロボットRに始業点検用具22において注入ガン1を、パワーステアリング用オイルリザーバReへのオイル注入時と同様に作動させて、ノズル1aからオイルを吐出させ、その吐出具合や、その吐出オイル中の気泡の有無等をチェックする。このとき始業点検用具22に溜まったオイルは、補助回収管路51の開閉弁52を開くことにより脱泡オイルタンク7へと流下させる。
【0030】
こうして脱泡オイルタンク7に回収されたオイルは、1次オイルポンプ8から供給されたオイルタンク6のオイルと合流するが、前述のように、真空タンク28の負圧を脱泡オイルタンク7に作用させたとき、その回収オイル中に含まれる気泡も分離して、真空タンク28に吸入されるので、脱泡オイルタンク7に貯留するオイルの良品質を確保することができる。しかも、脱泡オイルタンク7の減圧には、液体リザーバReへの液体供給に先立って行う液体リザーバReの真空引きに使用される真空ポンプ26及び真空タンク28が利用されるので、脱泡専用の真空ポンプは不要であり、装置の低廉化を図ることができる。
【0031】
以後、自動車組立ラインにおいて、同様な操作が繰返され、各自動車Cのパワーステアリング用オイルリザーバReに良質のオイルを素早く注入することができると共に、注入ガン1から排出された残留オイルや、始業点検のために吐出させたオイルを無駄なく回収、脱泡して、有効利用することができる。
【0032】
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、マスタシリンダ用オイルリザーバへのオイル注入や、エンジン用冷却水リザーバへの冷却水注入に本発明装置を使用することもできる。
【0033】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、脱泡液体タンクと、液体リザーバに液体を注入した後の注入ガンを受容するガン受け具との間を、そのガン受け具に溜まった液体を一時的に溜める回収液体タンクを途中に設けた液体回収管路により接続し、その回収液体タンクよりも下流側の液体回収管路には、始業前の注入ガンの試し打ち時にその吐出液体を受ける始業点検用具に一端が連なる補助回収管路の他端を接続し、脱泡液体タンク及び真空管路間を脱泡管路により接続し、ガン受け具から液体回収管路を通して回収液体タンクに回収された液体、並びに始業前の試し打ちにより始業点検用具に溜まった液体を液体回収管路を通して脱泡液体タンクに戻すと共に、真空ポンプの発生負圧を脱泡管路を通して脱泡液体タンクに導入することにより、脱泡液体タンク内の液体から脱泡させるようにしたので、注入ガンからガン受け具に排出された残留液体、並びに始業前の注入ガンの試し打ちにより始業点検用具に溜まった液体を、気泡を含まない良質の液体として、正規の液体と共に液体リザーバに無駄なく注入することが可能となり、極めて経済的である。しかも、脱泡液体タンクの減圧には、液体リザーバへの液体供給に先立って行う液体リザーバの真空引きに使用される真空ポンプが利用されるので、脱泡専用の真空ポンプは不要であり、装置を安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る液体注入装置の流体回路図。
【図2】 自動車組立ラインにおけるパワーステアリング用オイル注入ステーションの斜視図。
【符号の説明】
1・・・・注入ガン
5・・・・液体供給管路(オイル供給管路)
5A・・・1次液体供給管路(1次オイル供給管路)
5B・・・2次液体供給管路(2次オイル供給管路)
6・・・・液体タンク(オイルタンク)
7・・・・脱泡液体タンク(脱泡オイルタンク)
8A・・・1次液体ポンプ(1次オイルポンプ)
8B・・・2次液体ポンプ(2次オイルポンプ)
21・・・ガン受け具
22・・・始業点検用具
25・・・真空管路
26・・・真空ポンプ
33・・・脱泡管路
41・・・回収管路
43・・・回収液体タンク(回収オイルタンク)
51・・・補助回収管路
Claims (2)
- 液体リザーバの注入口に密着させ得る注入ガン(1)と、この注入ガン(1)に選択的に連通可能に接続される真空管路(25)及び液体供給管路(5)とを備え、真空管路(25)には注入ガン(1)を介して液体リザーバ内を減圧し得る真空ポンプ(26)を接続し、また液体供給管路(5)には注入ガン(1)を介して液体リザーバに液体を供給し得る液体ポンプ(8B)を接続し、液体リザーバ内を減圧した状態で、該リザーバに液体を注入するようにした液体注入装置において、
液体タンク(6)及び脱泡液体タンク(7)間を結ぶと共に、該液体タンク(6)内の液体を脱泡液体タンク(7)に供給する1次液体ポンプ(8A)を設けた1次液体供給管路(5A)と、前記脱泡液体タンク(7)及び注入ガン(1)間を結ぶと共に、脱泡液体タンク(7)内の液体を注入ガン(1)を通して液体リザーバに液体を供給し得る2次液体ポンプ(8B)を設けた2次液体供給管路(5B)とで前記液体供給管路(5)を構成し、前記脱泡液体タンク(7)と、液体リザーバに液体を注入した後の注入ガン(1)を受容するガン受け具(21)との間を、そのガン受け具(21)に溜まった液体を一時的に溜める回収液体タンク(43)を途中に設けた液体回収管路(41)により接続し、前記回収液体タンク(43)よりも下流側の前記液体回収管路(41)には、始業前の注入ガン(1)の試し打ち時にその吐出液体を受ける始業点検用具(22)に一端が連なる補助回収管路(51)の他端を接続し、前記脱泡液体タンク(7)及び真空管路(25)間を脱泡管路(33)により接続し、前記ガン受け具(21)から前記液体回収管路(41)を通して前記回収液体タンク(43)に回収された液体、並びに始業前の試し打ちにより始業点検用具(22)に溜まった液体を前記液体回収管路(41)を通して前記脱泡液体タンク(7)に戻すと共に、前記真空ポンプ(26)の発生負圧を脱泡管路(33)を通して前記脱泡液体タンク(7)に導入することにより、該脱泡液体タンク(7)内の液体から脱泡させるようにしたことを特徴とする、液体注入装置。 - 請求項1記載の液体注入装置において、
前記1次液体ポンプ(8A)から前記脱泡液体タンク(7)に供給されたオイルが所定量に達したときに該1次液体ポンプ(8A)の作動を停止させることを特徴とする、液体注入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000137153A JP3943803B2 (ja) | 2000-05-01 | 2000-05-01 | 液体注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000137153A JP3943803B2 (ja) | 2000-05-01 | 2000-05-01 | 液体注入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001315899A JP2001315899A (ja) | 2001-11-13 |
JP3943803B2 true JP3943803B2 (ja) | 2007-07-11 |
Family
ID=18644974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000137153A Expired - Fee Related JP3943803B2 (ja) | 2000-05-01 | 2000-05-01 | 液体注入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3943803B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100387507C (zh) * | 2004-10-14 | 2008-05-14 | 株洲市自强油气储运设备制造有限公司 | 一种液动卸槽潜油泵鹤管的卸槽、扫舱系统 |
KR101707471B1 (ko) * | 2016-06-10 | 2017-02-16 | 주식회사 진성이앤지 | 차량용 액주입 시스템 및 그 제어 방법 |
CN106241714A (zh) * | 2016-09-19 | 2016-12-21 | 中国海洋石油总公司 | 一种便携式注油系统 |
-
2000
- 2000-05-01 JP JP2000137153A patent/JP3943803B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001315899A (ja) | 2001-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU710495B2 (en) | Engine coolant changing apparatus | |
US5593596A (en) | System and method for collecting cutting fluid liquid and chips | |
TW200718480A (en) | Drainage pipe cleaning method and drainage pipe cleaning device | |
KR101161947B1 (ko) | 공구 세정 장치 | |
US8926847B1 (en) | Garnet extraction system and method for using the same | |
JP3943803B2 (ja) | 液体注入装置 | |
US8246840B1 (en) | Method and apparatus for changing a diesel engine fuel filter | |
US20100133206A1 (en) | Garnet extraction system and method for using the same | |
JP5321404B2 (ja) | 工作機械の工具洗浄装置 | |
CN114345644A (zh) | 光刻胶输送系统 | |
KR101772034B1 (ko) | 소형 이젝터를 구비한 선박건조용 잔수배출장치 | |
KR101907062B1 (ko) | 브레이크액 교환 장치 | |
CN210852724U (zh) | 报废小型机动车预处理平台 | |
CN211542912U (zh) | 喷印设备的喷墨头供墨系统 | |
CN208231419U (zh) | 一种数控机床切削液回收装置 | |
JP4280356B2 (ja) | 脱気装置 | |
JP3028181B2 (ja) | 冷却液充てん装置 | |
JP4495020B2 (ja) | レンズ研削加工装置の研削水処理装置 | |
JP2000146099A (ja) | 液体吸引装置 | |
JP7493884B2 (ja) | 吸引車 | |
JPH0315673Y2 (ja) | ||
JP5074931B2 (ja) | 車両用冷却液再生装置 | |
JPH09226891A (ja) | 廃油集中処理装置 | |
JP3040205B2 (ja) | 吸排気装置 | |
KR200412940Y1 (ko) | 이동식 유압유 플러싱 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060517 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060517 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060718 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061101 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070314 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070406 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |